JP2010530589A - 電子文書の統合的な共有 - Google Patents

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Abstract

複数のユーザがコンピュータネットワーク上で電子文書を共有することを可能にするオンライン・サービス。各ユーザは、自身の証明書を指定した後にオンライン・サービスにアクセスすることができ、その後、当該ユーザに固有のユーザ・インタフェースを閲覧することができる。ユーザ・インタフェースは、ナビゲーション・ペインおよびワーク・ペインなどの複数のペインを含むことができる。ナビゲーション・ペインは、当該ユーザが所有するファイルをリストすることができ、当該ユーザが他のユーザと共有しているファイルもリストすることができる。ユーザは、ナビゲーション・ペイン内のファイルを選択して、ワーク・ペイン内で当該ファイルのコンテンツを閲覧することができる。ユーザは、ファイルを選択して他のユーザと共有することもでき、共有されたファイルは、自動的に他のユーザのインタフェースに現れる。ユーザはさらに、システムに登録されていないユーザとファイルを共有することができ、当該未登録のユーザは、一般的なインタフェースを介してファイルにアクセスすることができるか、または登録してその後ファイルを閲覧することができる。

Description

本発明は、電子文書の統合的な共有に関する。
インターネットの利用が拡大することによって、コンピュータのユーザはますます、自身の電子文書またはファイルを、当該ユーザから地理的に離れたリモート・コンピュータ・サーバに格納するようになっている。コンピュータネットワークが広範囲に利用される前は、コンピュータのユーザは一般に自身のファイルをディスク、すなわち、コンピュータ内部のハード・ディスクまたはコンピュータから分離可能なフロッピー(登録商標)もしくは外部ディスクに格納していた。
ネットワークがより普及するにつれて、コンピュータのユーザが、コンピュータがネットワーク上で接続可能なサーバにファイルを格納する傾向が高まった。ファイルをリモート・サーバに格納することは、ユーザに幾つかの利益をもたらす。例えば、ユーザは、自身のファイルのバックアップ・コピーをリモート・サーバに格納することができる。コンピュータがクラッシュしたり、洪水や火災などの災害が発生したりしても、ユーザは自身のデータ・ファイルを取り戻すことができる。自身のファイルをサーバに格納したユーザはまた、自身のファイルに複数の場所からアクセスすることができ、ディスクを携帯する必要がない。例えば、ユーザは、インターネット接続を用いて任意のコンピュータから自身のファイルにアクセスすることができる。
自身のファイルをリモート・サーバに格納するユーザは、自身のファイルに他のユーザがアクセスしたり自身のファイルを修正することを防ぐセキュリティ手段を設けたいことがある。ファイルをリモート・コンピュータ・サーバに格納するユーザは、納税申告書などの機密情報を含むファイルを格納することがある。ファイルへの不正アクセスを防ぐために、リモート・サーバは各ユーザにユーザ名とパスワードを割り当てることができる。サーバに格納した各ファイルに特定のユーザ名を関連付けることができ、ユーザがファイルへのアクセス権を得るために、ファイルに対応するユーザ名とパスワードの入力をユーザに求めることができる。
反対に、自身のファイルをリモート・コンピュータ・サーバに格納するユーザは、他のユーザが自身のファイルにアクセスできるようにしたいこともある。第1のユーザは、当該第1のユーザのユーザ名とパスワードを第2のユーザと共有することによって、第2のユーザが当該第1のユーザのファイルにアクセスできるようにすることができる。あるいは、第2のユーザに別のユーザ名とパスワードを与えることもでき、第1のユーザは、当該第1のユーザのファイルへのアクセスが第2のユーザに与えられるようにサーバを構成することもできる。
コンピュータネットワーク上で動作するオンライン・サービスは、複数のユーザがアーチファクト(artifact)−ワード・プロセッシング・アプリケーションまたはスプレッドシート・アプリケーションで使用するために作成された電子文書など−を互いに共有し、これらのアーチファクトへのアクセスを通して共同作業する能力を強化することができる。当該サービスは、1人または複数の他のユーザとのアーチファクトの共有を簡略化する機能を取り込み、共有されたアーチファクトへの簡略化されたアクセスを通した共同作業を容易にすることができる。
一態様では、オンライン・サービスは、当該オンライン・サービスのユーザにユーザ・インタフェースを提供することができる。共有データに対する操作を容易にするため、ユーザ・インタフェースは、ユーザ自身のアーチファクトを、他のユーザが当該第1のユーザと共有している他のアーチファクトと統合的に提示することができる。一部の実施形態では、ユーザ・インタフェースは、外観と機能をユーザの特定の好みにカスタマイズすることが可能な複数のペインを備えることができる。第1のペインは、ユーザが利用可能なアーチファクトのリストを提示することができ、このリストはそのユーザのアーチファクトを含み、当該ユーザと共有されている他のユーザのアーチファクトも含むことができる。第2のペインは、選択されたアーチファクトのコンテンツを提示することができ、ユーザがアーチファクトにアクセスすることを可能にすることができる。第3のペインは、編集履歴、アーチファクトに関するユーザのコメント、または他のメタデータなどのアーチファクトに関連する他の情報を提示することができる。
別の態様では、第1のユーザは、1つまたは複数のアーチファクトを第2のユーザと共有することができる。第1のユーザが、あるアーチファクトを第2のユーザと共有した後、本サービスは自動的に、当該アーチファクトを、アーチファクトのリスト形式で第2のユーザのインタフェース内に提示することができる。第2のユーザが第1のユーザのアーチファクトにアクセスすると、第2のユーザ自身のアーチファクトが第2のユーザに提示されるときと同じように、第2のユーザに対して、当該アーチファクトのコンテンツを第2のユーザのインタフェース内に提示することができる。
一部の実施形態では、第1のユーザが、あるアーチファクトを第2のユーザと共有することを選択することができ、当該第2のユーザはオンライン・サービスの加入者(subscriber)でなくともよい。第2のユーザは、ウェブ・ページなどの一般的なインタフェースを介して、共有アーチファクトにアクセスすることができる。第2のユーザは、オンライン・サービスの加入者になることを選択することもできる。第2のユーザが加入者になる場合は、第1のユーザまたは第2のユーザによる更なるアクションを全く必要とせずに、共有アーチファクトを第2のユーザのインタフェースに自動的に表示することができる。この共有アーチファクトを、当該第2のユーザと共有している他のアーチファクト、および当該第2のユーザによって作成されたアーチファクトと併せて表示することができる。
以上が、添付の特許請求の範囲によって定義される本発明の非限定的な要約である。
添付の図面は、縮尺通りに描かれるようには意図されていない。図面中、様々な図に図示されている同一またはほぼ同一の各構成要素は同様の番号で表されている。明確にするために、一部の図面においてはラベルを付していない構成要素もある。
ユーザがオンライン・サービスを介してアーチファクトにアクセスしアーチファクトを共有する、コンピュータネットワークを示す概略図である。 ワークスペース内に含まれるアーチファクトを提示する第1のユーザのインタフェースを示す概略図である。 アーチファクトのコンテンツを提示している第1のユーザのインタフェースを示す概略図である。 第1のユーザがアーチファクトを他のユーザと共有できるようにするパネルを提示している第1のユーザのインタフェースを示す概略図である。 第1のユーザが第2のユーザと共有するワークスペースを提示している第2のユーザのインタフェースを示す概略図である。 第1のユーザが第2のユーザと共有するアーチファクトのコンテンツを提示している第2のユーザのインタフェースを示す概略図である。 第2のユーザが共有アーチファクトに関するコメントを入力でき、第1のユーザによって入力されたコメントを閲覧できる第3のパネルを当該第2のユーザのインタフェース内に提示している第2のユーザのインタフェースを示す概略図である。 コンピュータ読取可能媒体に格納される、アーチファクトに関する情報のデータベースを示す図である。 コンピュータ読取可能媒体に格納される、ユーザに関する情報のデータベースを示す図である。 第1のユーザが当該第1のユーザのインタフェース内の第2のユーザの文書にアクセスするプロセスを示すフローチャートである。 第1のユーザが第2のユーザとアーチファクトを共有し、当該アーチファクトが第2のユーザのインタフェース内に表示されるプロセスを示すフローチャートである。 第1の登録済みのユーザが第2の未登録のユーザとアーチファクトを共有するプロセスを示すフローチャートである。
本発明者は、複数のユーザがアーチファクトを共有すること、および当該アーチファクトを共同で編集するか、当該アーチファクトに共同でアクセスすることを容易にすることによって、オンライン・サービスが、当該サービスのユーザに著しく改善されたエクスペリエンスを提供することができることを認識している。オンライン・サービスは、コンピュータネットワークを介してアクセス可能な記憶媒体を提供することができ、そこで、オンライン・サービスのユーザは自身のアーチファクトを格納することができる。オンライン・サービスのユーザを当該オンライン・サービスに登録することができ、当該サービスの使用料の支払いを当該ユーザに要求することができる。しかし、使用料の支払いは本発明を限定するものではない。登録済みユーザに対して、ユーザ名などの識別子(identifier)を割り当てることができ、例えばパスワードを用いて当該ユーザを当該サービスに対して認証することを要求することができる。
各ユーザは複数のアーチファクトを有する、または所有することができる。アーチファクトは、任意の単位の電子情報とすることができ、任意の種類の電子文書または文書の集合を含む。アーチファクトの例には、限定ではなく、ワード・プロセッシング文書、スプレッドシート、電子メール・メッセージ、メモ、およびリストが含まれる。アーチファクトには、文書の集合、または文書をその内部で編成することができるコンテナも含まれる。例えば、「フォルダ」は、他のアーチファクトを含むことがある1つのアーチファクトである。さらに、「ワークスペース」は、他のアーチファクトを含むことがある1つのアーチファクトである。
オンライン・サービスは、ユーザがアーチファクトにアクセスして共有することを容易にするユーザ・インタフェースを、各ユーザに提供することができる。オンライン・サービスで認証した後、ユーザに、当該ユーザによってまたは当該ユーザのためにカスタマイズされたユーザ・インタフェースを提示することができる。ユーザのインタフェースは、各ペインが異なる情報を持つ複数のペインを有することができる。ユーザは、これらの異なるペインの数、種類、サイズ、および位置を選択することによって、ユーザのインタフェースの外観をカスタマイズすることができる。ユーザはさらに、ユーザのインタフェースの色または全体のテーマを選択することができる。
ユーザのインタフェースは、当該ユーザが所有するアーチファクトの全てをリストするナビゲーション・ペインを含むことができる。アーチファクトの所有権(ownership)をオンライン・サービスによって決定することができる。例えば、アーチファクトの作成者が所有者になることがある。ナビゲーション・ペインは、あるユーザが、当該ユーザに利用可能なアーチファクトの全てを編成することを可能にすることができる。例えば、ユーザは、ワークスペース内の同じトピックに関するアーチファクトをグループ化することができ、その結果、当該ユーザは、そのトピックに関する全てのアーチファクトを容易に見つけることができる。
ユーザは、自身が所有するアーチファクトを他のユーザと共有することができる。ユーザは、アーチファクトを共有した他のユーザ(「受け手(recipient)」と称する)が、共有されたアーチファクトを閲覧(view)および/または編集(edit)することができるように、アクセスコントロールリストによって共有を制御することができる。ユーザはさらに、受け手がそのアーチファクトを他のユーザとさらに共有することが可能かどうかを制御することができる。
ユーザが、あるアーチファクトを他のユーザと共有すると、当該アーチファクトを受け手のインタフェースのナビゲーション・ペインに表示することができる。各ユーザの自身のアーチファクトおよび共有アーチファクトを、ナビゲーション・ペイン上に一緒に表示することができ、あるいは別々の位置に表示することができる。
本発明者は、アーチファクトをこのように提示することが、オンライン・サービスを共同で使用する際のユーザ・エクスペリエンスを改善することを認識している。ユーザがアーチファクトを別のユーザと共有することを選択すると、共有アーチファクトは、受け手のインタフェース内に自動的に現れる。したがって、受け手は、共有するユーザのアーチファクトを自身のワークスペースに手動で追加するという負担から解放される。アーチファクトが受け手のワークスペース内に現れた後、受け手は、自身のアーチファクトの組織階層内でこの共有アーチファクトを配置したい場所を選択することができ、あるいは受け手は、このアーチファクトを自身のワークスペースから削除することを選択することができる。
本発明の実施形態によるオンライン・サービスがなければ、アーチファクトを共有するユーザは、自身のアーチファクトをウェブ・ページなどの公共の場所で利用可能にする必要があるであろう。ユーザは次いで、他のユーザに、例えばインターネット・アドレスを提供することによって当該アーチファクトを配置した場所を通知しなければならないであろう。共有アーチファクトにアクセスしたいユーザは、共有アーチファクトの場所を覚えるか記憶しなければならないであろう。受け手は、共有アーチファクトをブックマークするか、アーチファクトの場所を電子メール・メッセージに保存するか、またはアーチファクトの場所を紙に書き留めるか、あるいは後でアーチファクトを見つけることができるようにするための他の何らかのアクションをとることがある。ユーザが大量のアーチファクトを多数のユーザと共有する場合、状況は急速に手に負えないこととなる。
対照的に、本オンライン・サービスは、共有アーチファクトを受け手のナビゲーション・ペインに自動的に追加することができ、さらに、本オンライン・サービスは、受け手が共有アーチファクトを自分の好きなように編成することを可能にする。さらに、共有アーチファクトは、当該アーチファクトに当該アーチファクトが格納されるコンテキストでアクセスすることによって引き起こされる混乱を生じることなく表示される。例えば、アーチファクトを、他のフォルダと他のアーチファクトとを含むディレクトリ構造内のフォルダに格納することができる。当該他のフォルダとファイルは、受け手には無関係なものとすることができる。アーチファクトの表現を受け手のインタフェースのコンテキストで提示することは、アーチファクトを当該アーチファクトが記憶されるコンテキストで提示することによって引き起こされ得る混乱を生じることなく、アーチファクトを提示することを可能にする。
別の例として、受け手は、受け手自身が所有するアーチファクトに関連付けられた共有アーチファクトにアクセスすることで、受け手自身が所有するアーチファクトの使用するタスクの完了に際して、他のユーザによって共有される情報を容易に使用することができる。アーチファクトの位置または所有者に基づいて共有アーチファクトに別個のインタフェースを介してアクセスしなければならない先行技術のシステムと対照的に、本発明の実施形態にしたがって共有アーチファクトが受け手のインタフェースのコンテキストに統合されると、この共有アーチファクトへのアクセスには、より少ないウィンドウまたは他のインタフェースのみが関与する。この複雑性を低減することは、複数のアーチファクトが複数のユーザ間で共有される共同システムにとって特に望ましい可能性がある。
ユーザのインタフェースは、ユーザがそのエリアを介してアーチファクトにアクセスすることができるかまたは他の機能を実行することができる、他のエリアを有することもできる。あるユーザが共有または所有しているアーチファクトの統合的な提示を提供することによって、当該ユーザは、共有アーチファクトが関与する機能、または当該ユーザが所有するアーチファクトと共有アーチファクトを統合する機能をより簡単に実行することができる。
例えば、ユーザのインタフェースはアーチファクトのコンテンツを表示するワーク・ペインを有することができ、ユーザはナビゲーション・ペインとワーク・ペインとを同時に閲覧することができる。あるユーザがナビゲーション・ペインから、あるアーチファクトを選択すると、当該アーチファクトのコンテンツがワーク・ペインに表示される。したがって、アーチファクトは、そのユーザのインタフェースのコンテキストで表示される。
アーチファクトに含まれる情報がどのように表示されるかは、アーチファクトの種類に依拠し得る。例えば、選択されたアーチファクトがワークスペースまたはフォルダである場合、ワーク・ペインは、当該ワークスペースまたは当該フォルダ内に含まれるアーチファクトの表現を表示することができる。この情報をリスト形式で提示すること、アイコンとして提示すること、または任意の他の適切な方法で提示することができる。選択されたアーチファクトが、ワード・プロセッシング文書などの事務文書(office document)である場合、ワーク・ペインは、当該文書のコンテンツをWYSIWYG形式で表示することができる。
本発明の実施形態によるオンライン・サービスは、ユーザのアカウントを作成することができる。アカウントを作成することによって、オンライン・サービスがユーザを識別することが可能になり、その結果、オンライン・サービスはアクセスコントロール機構を実装することができる。例えば、アカウントを作成する態様は、共有アーチファクトへのアクセスが対象の受け手にのみ提供されるようにサービスがユーザをセキュアに識別することを可能にする、ユーザ名およびパスワードなどの証明書を確立することでもよい。
しかし、一部の事例では、第1のユーザがアーチファクトを、オンライン・サービスに登録されておらず従ってアカウントまたは関連する証明書を有さない第2のユーザと共有したいことがある。したがって、オンライン・サービスは、サービスに加入しておらず、そのため証明書を有さないユーザとのアーチファクトの共有をサポートすることができる。第1のユーザは、電子メールアドレスによって第2のユーザの識別(identity)を示すことができ、オンライン・サービスは、電子メールをそのアドレスに送信することによってアーチファクトが共有されたことをその第2のユーザに通知することができる。第2のユーザによって受信された電子メールは、メッセージを含むことができ、共有アーチファクトにアクセスするための指示または命令を含むことができ、代替または追加として、第2のユーザがアーチファクトにアクセスできるウェブアドレスを含むことができる。第2のユーザは、自身のユーザ・インタフェースにアクセスするための証明書を受け取って、登録ユーザになることを選択することもできる。第2のユーザが登録すると、第2のユーザはその後、インタフェースにアクセスするための自身の証明書を使用してオンライン・サービスにアクセスすることができ、そして共有アーチファクトが、第1または第2のユーザによる追加のアクションを必要とせずに、自動的に第2のユーザのナビゲーション・ペインにリストされる。
図1は、ユーザがオンライン・サービスを使用してアーチファクトにアクセスして共有することを図示している。オンライン・サービスは、インターネットなどのコンピュータネットワーク110に接続されるサーバ150にホストされる。ユーザは、コンピュータネットワーク110に接続された他のコンピュータからオンライン・サービスにアクセスすることができる。例えば、第1のユーザ125は、コンピュータ120を使用してコンピュータネットワーク110にアクセスすることができ、第2のユーザ135は、コンピュータ130を使用してコンピュータネットワーク110にアクセスすることができる。ユーザは特定のコンピュータを使用することに限定されることはなく、第1のユーザ125または第2のユーザ135は、コンピュータ140を使用してコンピュータネットワーク110にアクセスすることもできる。コンピュータネットワーク110を使用することによって、第1のユーザ125および第2のユーザ135は、サーバ150に格納されたアーチファクトを閲覧および編集することができる。
本発明の実施形態によるオンライン・サービスは、ユーザに関する情報およびアーチファクトに関する情報を格納するデータベース160を含むことができる。この情報を、ユーザに対して作成されたアカウントに基づいて編成することができる。例えば、データベース160は、第1のユーザ125が所有するアーチファクトをリストしてこれらのアーチファクトに関する情報を格納する、第1のエントリ170を有することができる。第2のエントリ180は、第2のユーザ135が所有するアーチファクトに関する同様の情報を提供することができる。第1のユーザ125に対するアカウントが作成されると第1のエントリ170が作成され、第2のユーザ135に対するアカウントが作成されると第2のエントリ180が作成される。
さらに、データベース160は、オンライン・サービスの管理に使用される他の情報を格納することができる。例えば、データベース160は、オンライン・サービスの加入者であるユーザに関する情報、およびアーチファクト自体の電子コピーを含めアーチファクトに関する他の情報を含むことができる。
図1は、オンライン・サービスの実装形態の簡略化された例を提供している。オンライン・サービスを実装するために使用される具体的な構成要素は本発明には重要ではない。サーバ150は、他のネットワーク・コンピュータによってアクセス可能であって当該他のネットワーク・コンピュータに情報を提供することが可能な、任意の1つまたは複数のコンピュータ化された装置とすることができる。サーバ150を、当技術分野で公知なようにウェブ・サービスを実装するためのハードウェアおよびソフトウェアを使用して実装することができるが、任意の適切なハードウェアおよび/またはソフトウェアを使用してもよい。同様に、データベース160は、特定のコンピュータ読取可能媒体に格納された編成済み情報を表すことができる。当該媒体の種類および位置は本発明には重要ではない。
動作に際して、第1のユーザ125は、オンライン・サービスにコンピュータ120からアクセスし、ユーザ名およびパスワードなどの証明書を用いて自身をオンライン・サービスに対して認証することができる。認証の後、オンライン・サービスは、第1のユーザ125がコンピュータ120のディスプレイ上で閲覧することができる第1のユーザのインタフェースを提示することができる。このようなインタフェースを作成するために、サーバ150は、当該インタフェースを、コンピュータ120によって表示可能な形式でレンダリングすることができる。その具体的な形式は本発明には重要ではない。一例として、コンピュータ120が、HTTPページを表示するウェブ・ブラウザで構成されることがあり、サーバ150は、インタフェースを1つまたは複数のHTTPページとしてレンダリングすることがある。ブラウザ・ベースのインタフェースを使用することによって、ユーザは、そのようなブラウザをサポートする任意のコンピュータから、サーバ150上のアーチファクトにアクセスすることができる。しかし、任意の適切な形式を使用して、ユーザのコンピュータとオンライン・ウェブ・サービスとの間で情報を交換することもある。
図2は、第1のユーザ125に提示できるユーザ・インタフェース200の例を図示している。ユーザ・インタフェース200は、1つまたは複数の種類の情報をユーザに提示することができ、当該ユーザ・インタフェース200は、オンライン・サービスとの対話中に1つまたは複数の種類のコマンドまたは他の情報をユーザから受信することができる。当該インタフェースは、ユーザがアーチファクトを操作して共同で対話することを可能にする情報を提示することができる。一部の実施形態では、当該インタフェースを、各ペインがユーザに提示される情報のサブセットと当該ユーザがアクセス可能なコマンド・オブジェクトとを含む、1つまたは複数のペインとして編成することができる。
ユーザ・インタフェース200は、ヘッダ・ペイン210を含むことができる。ヘッダ・ペイン210は、オンライン・サービスおよび第1のユーザ125に関する一般的な情報を含むことができる。ヘッダ・ペイン210はオンライン・サービスのロゴ211を含むことができる。ヘッダ・ペイン210は、ユーザが検索を実行できるようにする検索ボックス212を含むこともできる。検索ボックス212を用いて、ユーザは自身のアーチファクトのコンテンツを検索すること、他のユーザのアーチファクトのコンテンツを検索すること、またはインターネットの検索などの他の検索を実行することができる。ヘッダ・ペイン210はまた、第1のユーザ125に関する名前、ユーザ名、または他の情報213を表示することができ、コンピュータの後のユーザが第1のユーザ125のアーチファクトにアクセスできないようにユーザが認証をキャンセルできるようにするアイコンまたは他のコントロール214を表示することができる。
ユーザ・インタフェース200はナビゲーション・ペイン220を含むこともできる。ナビゲーション・ペイン220は、第1のユーザ125に、当該第1のユーザ125がアクセス可能なアーチファクトに関する情報を提示することができる。アーチファクトのリストをユーザに提示する方法は本発明の特徴を限定するものではなく、アーチファクトを任意の適切な方法で提示することができる。ナビゲーション・ペイン220は、第1のユーザ125が所有するアーチファクトを提示することができ、他のユーザが所有し第1のユーザ125が共有しているアーチファクトを提示することもできる。図2では、第1のユーザ125が所有するアーチファクトは、「マイ・ファイル・アンド・リスト(My files and lists)」225というタイトルのリスト、および「マイ・ワークスペース(My workspase)」230というタイトルのリストで提示される。第1のユーザ125が共有するアーチファクトは、「自分と共有(Shared with me)」240というタイトルの別のリストで提示される。リスト225、リスト230、およびリスト240内に含まれるアーチファクトは、別個に提示する必要はなく、代わりに1つのリストに結合するか、他の任意の適切な方法で提示してもよい。
図示される実施形態では、リスト「マイ・ファイル・アンド・リスト」225は、アーチファクトを表示していない。リスト225は空であることがあり、またはリスト225は、リスト230およびリスト240用により多くのスペースを作るために表示されないアーチファクトを含むこともある。リスト225が空でない場合は、第1のユーザは、リスト225を選択することによって、または他の任意の適切な方法によって、リスト225のコンテンツをナビゲーション・ペイン220に表示することができる。
リスト「マイ・ワークスペース」230は、第1のユーザ125が所有する3つのアーチファクトを提示する。当該アーチファクトは、「ワークスペース(workspace)」231、「06/07学年(School year 06/07)」232、および「ハウス・リモデル(House remodel)」233である。本例では、アーチファクト「06/07学年」232は、第1のユーザ125により選択されており、選択されたことを示すように強調されている。リスト「マイ・ワークスペース」230は、第1のユーザ125が新しいアーチファクトを作成すること、アーチファクトを削除すること、およびアーチファクトの編成を容易にするための他の操作を実行することを可能にするコントロールを提示することができる。例えば、コントロール「新規ワークスペース(New workspace)」234によって、第1のユーザ125は新しいアーチファクトを作成することができ、コントロール「Recycle bin(ごみ箱)」250によって、第1のユーザ125はアーチファクトを削除するかアーチファクトをリストから除去することができる。
図示された例では、リスト「自分と共有」240は、第1のユーザ125が共有している、他のユーザ所有のアーチファクトを提示する。2つの共有アーチファクトは「ワークスペース1(Workspace 1)」242と「ワークスペース2(Workspace 2)」243である。第1のユーザ125が、これらの共有アーチファクトの名前を提供することがあり、あるいは当該名前は、それらを共有しているユーザによって与えられることもある。「自分と共有」リスト240は、アーチファクトを共有しているユーザ、ユーザに与えられた許可(例えば、閲覧許可、編集許可など)、または共有アーチファクトに関する他の任意の情報など、共有アーチファクトに関する他の情報を提示することができる。
ユーザ・インタフェース200はワーク・ペイン260も含むことができる。ワーク・ペイン260は、選択されたアーチファクトのコンテンツに関する情報を提示することができる。アーチファクト内の情報がどのように表示されるかは、アーチファクトの種類に依拠し得る。例えば、選択されたアーチファクトが「ワークスペース」またはフォルダである場合、ワーク・ペイン260は、当該ワークスペースまたはフォルダ内に含まれるアーチファクトの表現を表示することができる。この情報を、リストの形式で提示すること、アイコンとして提示すること、または他の任意の適切な方法で提示することができる。選択されたアーチファクトがワード・プロセッシング文書などの事務文書である場合、ワーク・ペイン260は文書のコンテンツをWYSIWYG形式で表示することができる。
図2では、第1のユーザ125は、ナビゲーション・ペイン220内のアーチファクト「06/07学年」232を選択しており、したがってアーチファクト「06/07学年」232のコンテンツがワーク・ペイン260に提示される。アーチファクト「06/07学年」232は、他のアーチファクトを含むワークスペースであり、したがってワーク・ペイン260は、当該ワークスペース内に含まれるアーチファクトを提示することができる。例えば、図2に示されるように、ワーク・ペイン260はワークスペース内に含まれるアーチファクトのリスト263を提示することができる。このリストは、名前(name)、サイズ(size)、最終更新日(last modification date)、および他の任意の有用な情報などの、含まれているアーチファクトに関する情報を含むことができる。リスト263はアーチファクト「06/07学年」232内に含まれる3つのアーチファクトを提示し、当該3つのアーチファクトの名前は「サイエンス・ノート(Science notes)」265、「クラス・スケジュール(Class schedule)」266、および「教師の連絡先リスト(Teacher contact list)」267である。ワーク・ペイン260は、第1のユーザ125が提示されているアーチファクトを修正できるようにするコントロール262を提示することもできる。コントロール262は、提示されているアーチファクトの種類とともに変化する。例えば、ワークスペースのアーチファクトに対して、コントロール262は「<アーチファクト>を新規作成(New)」、「<アーチファクト>を追加(add)」、「<アーチファクト>を削除(delete)」、および他の任意の関連する操作を含むことができる。
ユーザは、ワーク・ペイン260に提示されたリスト263からアーチファクトを選択して当該アーチファクトのコンテンツを閲覧することができる。図3は、ユーザがワーク・ペイン260からアーチファクト「サイエンス・ノート」265を選択した後の図2のユーザ・インタフェースを示す。ワーク・ペイン360はアーチファクト「サイエンス・ノート」265のタイトル361を表示することができる。アーチファクト「サイエンス・ノート」265はワード・プロセッシング文書であり、ワーク・ペイン360はワード・プロセッシング文書を編集するのに適したコントロール362を提示することができる。ワーク・ペイン360は、アーチファクト「サイエンス・ノート」265のコンテンツ363をWYSISYG形式で提示することもでき、ユーザはアーチファクトのコンテンツ363を編集することができる。
アーチファクト「サイエンス・ノート」265を閲覧または編集した後、第1のユーザ125は再度、図2に示されるようなワークスペース「06/07学年」232のコンテンツを閲覧することができる。第1のユーザ125は次いで、アーチファクト「06/07学年」232を他のユーザと共有することを選択することができる。
ユーザがアーチファクトを共有する具体的な機構は、本発明には重要ではない。一例として、ユーザは、アイコンなどのアーチファクトの表現を、当該アーチファクトを共有するユーザの表現にドラッグすることによって、共有すべきアーチファクトと当該アーチファクトを共有するユーザとに関する情報をダイアログ・ボックスに入力することによって、または他の任意の適切な手段によって、アーチファクトを共有することができる。
アーチファクトの共有をもたらす、ユーザによるコマンド・シーケンスの別の例として、図4は、第1のユーザ125がワークスペース「06/07学年」232を他のユーザと共有するためにコントロール462を選択した後のワーク・ペイン460を示す。ワーク・ペイン460は、第1のユーザ125がアーチファクト「06/07学年」232を他のユーザと共有するために使用できるコントロール群463を提示する。コントロール464では、第1のユーザ125は、アーチファクト「06/07学年」232の編集を許可する他のユーザをリストすることができる。第1のユーザ125は、ユーザ名、電子メールアドレス、または他のユーザを識別するための他の任意の手段によって、他のユーザを指定することができる。コントロール465では、第1のユーザ125は同様に、アーチファクト「06/07学年」232の閲覧を許可する他のユーザをリストすることができる。別のコントロール466によって、第1のユーザ125は、アーチファクト「06/07学年」232を共有している他のユーザに送信すべきメッセージを指定することができる。他のコントロールを使用して、アーチファクト「06/07学年」232をどのように共有するかを指定することも可能である。例えば、共有ユーザは、アーチファクトを他のユーザとさらに共有することを許可され、またはアーチファクトを他のユーザと共有することを禁止されることがある。第1のユーザ125が、アーチファクト「06/07学年」232をどのように共有するかに関する情報の入力を完了すると、第1のユーザ125は、コントロール469を選択して当該プロセスを完了することができ、またはコントロール468を選択して当該プロセスをキャンセルすることができる。第1のユーザ125が当該プロセスを完了すると、電子メール・メッセージなどのメッセージを、当該アーチファクトを共有しているユーザに送信することができ、そして当該アーチファクトを、他のユーザのインタフェースのナビゲーション・ペイン内に自動的に表示することができる。
図示される実施形態では、ユーザによって入力された情報は、オンライン・サービスによってキャプチャされ、第2のユーザが共有アーチファクトへのアクセスを与えられていることを示す情報を、データベース160(図1)などに記録するために使用される。オンライン・サービスは次いでこの情報を使用して、共有アーチファクトへのアクセスを提供し、共有アーチファクトの表現を含む適切なインタフェースを各受け手に提示する。このような実施形態では、各受け手に通知する電子メールはオンライン・サービスによって送信されるが、当該電子メールは、共有を開始したユーザによって、または他の任意の適切なソースから送信されてもよい。
図4の例では、第1のユーザ125は、アーチファクト「06/07学年」232を、電子メールアドレス「Robin@yahoo.com」を有するユーザと共有した。本例では、この電子メールは第2のユーザ135の電子メールアドレスとすることができる。図5は、第2のユーザ135がアーチファクト「06/07学年」232の共有の後に当該第2のユーザのユーザ・インタフェースにアクセスすると表示される、第2のユーザ135のユーザ・インタフェースの例を示す。第2のユーザのインタフェースは、第2のユーザの名前またはユーザ名513を示すヘッダ・ペイン510を有することができる。第2のユーザのインタフェースは、当該第2のユーザが所有するアーチファクトと当該第2のユーザが共有するアーチファクトとを提示するナビゲーション・ペイン520を有することもできる。前述のように、アーチファクトは、リスト「マイ・ファイル・アンド・リスト」525、リスト「マイ・ワークスペース」530、およびリスト「自分と共有」540として提示される。オンライン・サービスは、第2のユーザのユーザ・インタフェースに共有アーチファクトを含めるための第2のユーザ135によるアクションを必要とせずに、アーチファクト「06/07学年」542を含むリスト「自分と共有」540を有するユーザ・インタフェースを、自動的にレンダリングすることができる。
第2のユーザのユーザ・インタフェース500はワーク・ペイン560を有することもできる。上述のように、第2のユーザ135は、自身のアーチファクトの1つを、リスト「マイ・ワークスペース」530から選択することによって、ワーク・ペイン560内の自身のアーチファクトのコンテンツを閲覧することができる。第2のユーザ135は、自身が共有するアーチファクトのコンテンツを、自身の「自分と共有」リスト540から閲覧することもできる。図4の例では、第2のユーザ135は、自身のナビゲーション・ペイン520内のアーチファクト「06/07学年」542を選択した。次いでアーチファクト「06/07学年」542のコンテンツが、第2のユーザのインタフェース500のワーク・ペイン560内に提示される。したがって、アーチファクト「06/07学年」542の共有は、第2のユーザのインタフェース500のコンテキストに統合される。第2のユーザ135は、アーチファクト「06/07学年」542が第1のユーザ125によって所有されているにも関わらず、自身のユーザ・インタフェースのコンテキストから離れる必要なくアーチファクト「06/07学年」542のコンテンツを閲覧することができる。第2のユーザ135は、自身が共有しているアーチファクトを、自身の所有するアーチファクトと同じ方法で閲覧することができる。
第2のユーザ135は、アーチファクト「サイエンス・ノート」565のコンテンツを閲覧するために、ワーク・ペイン560からアーチファクト「サイエンス・ノート」565を選択することができる。図6は、第2のユーザ135がアーチファクト「サイエンス・ノート」565を選択した後の、第2のユーザのインタフェース600の例を示す。アーチファクト「サイエンス・ノート」565のコンテンツが、第2のユーザのインタフェース600のワーク・ペイン660内に提示される。前述のように、アーチファクト「サイエンス・ノート」565の共有が、第2のユーザのインタフェース600のコンテキストに統合されるため、第2のユーザ135は、アーチファクトのコンテンツを閲覧するために、自身のユーザ・インタフェースのコンテキストから離れる必要がない。
アーチファクト「サイエンス・ノート」565のコンテンツを編集する際、第2のユーザ135は、アーチファクトに対する変更を第1のユーザ125と議論したいことがある。オンライン・サービスは、ユーザがオンライン・チャットの形式でユーザのインタフェースのコンテキストでアーチファクトについて議論することを可能にする。オンライン・チャットによって、ユーザはコメントを入力することができ、当該コメントは自動的かつ即座に他のユーザのインタフェースに表示される。他のユーザは同様に、他の全てのユーザが見るためのコメントを入力することができる。図7は、第2のユーザ135がアーチファクト「サイエンス・ノート」565について他のユーザと議論する1つの可能な実施形態を示す。ユーザ・インタフェース700から、第2のユーザ135は、コントロール701を使用してアーチファクト「サイエンス・ノート」565について議論し始めることができる。コントロール701の選択に応答して、ユーザ・インタフェース700は、第2のユーザ135がコメントを入力して他のユーザのコメントを読むことができる、別のパネル702を提示することができる。例えば、パネル702はコントロール703を含むことができ、第2のユーザ135は、当該コントロール703によってアーチファクト「サイエンス・ノート」565に関するコメントを入力することができる。第2のユーザ135がコメントを入力した後、第2のユーザのコメントを、アーチファクト「サイエンス・ノート」565について議論している他のユーザのユーザ・インタフェースに自動的かつ即座に表示することができる。第2のユーザ135は、他のユーザによる最近のコメントをパネル702で閲覧することもできる。例えば、ボックス704は、ユーザ名「Francis(フランシス)」を有するユーザによるコメントを示し、ボックス705は、ユーザ名「ロビン(Robin)」を有するユーザによるコメントを示す。パネル702は、アーチファクト「サイエンス・ノート」565の議論に関連する他のコントロールを含むこともできる。例えば、コントロール706によって、ユーザはアーチファクト「サイエンス・ノート」565に関する以前のコメントを閲覧することができる。
本発明の実施形態によるオンライン・サービスは、ユーザおよびアーチファクトに関する情報を任意の適切な方法で格納することができる。例えば、オンライン・サービスは、コンピュータ読取可能媒体に格納されるデータベース160(図1)などのデータベース内に、情報を格納することができる。図8は、アーチファクトに関する情報を格納するデータベース810を含むコンピュータ読取可能媒体800の例を示す。データベース810の各行はアーチファクトに対応し、データベース810の各列はアーチファクトに関する情報の項目(item)を表す。例えば、列821は、オンライン・サービスに格納された各アーチファクトを一意に識別するアーチファクト識別番号を含むことができる。図示されていないが、代替または追加として、アーチファクトを識別し、その位置を定義し、またはアーチファクトが関与する操作をオンライン・サービスが実行できるようにするための他の情報を含むこともできる。列822は、アーチファクトを作成または所有するユーザによって指定されるアーチファクトの名前を含むことができる。
データベース810内の情報は、アーチファクトへのアクセスを許可すべき1人または複数のユーザと、各ユーザに許可されるアクセス・レベルとを定義することもできる。例えば、列823は、アーチファクトを所有するユーザの一意の識別番号を含むことができる。アーチファクトの所有者をオンライン・サービスによって決定することができる。例えば、アーチファクトを作成したユーザが、アーチファクトの所有者になることがある。列824は、アーチファクトの閲覧および編集の許可を有する1人または複数のユーザのリストを含むことができる。列825は、アーチファクトの閲覧許可のみを有する1人または複数のユーザのリストを含むことができる。他の列は、列826によって示されるように、アーチファクトに関する他の情報を格納することができる。行831は、図2に示される、第1のユーザ125が所有するワークスペースアーチファクト232を表す。第1のユーザ125は、図4に示されるようにワークスペースアーチファクト232を第2のユーザ135と共有したので、第2のユーザ135の一意の識別番号が列824に表示される。行832、833、および834は、図2に示されるようにワークスペースアーチファクト232に含まれ、第1のユーザ125によって所有される3つのアーチファクト(それぞれ265、266、および267)を表す。行835は、図5に示されるように第2のユーザ135が所有するアーチファクト532を表す。
図8に図示される実施形態では、ユーザは一意の識別番号によって識別される。ユーザを識別する方法、およびどのように識別情報が格納されサービスによってアクセスされるかは、本発明において重要ではない。しかし、一部の実施形態では、ウェブ・サービスは、当該サービスの登録済みのユーザ、ならびに登録されていないが他のユーザとアーチファクトを共有しているユーザに関する情報を保持することができる。
図9は、ユーザに関する情報を格納するデータベース910を含むコンピュータ読取可能媒体900の例を示す。データベース910の各行はユーザに対応し、データベース910の各列はユーザに関する情報の項目を表す。例えば、列921は、オンライン・サービスの各ユーザを一意に識別するユーザ識別番号を含むことができる。列922は、ユーザの実名またはユーザ名を含むことができる。列923は、ユーザの第1の電子メールアドレスを含むことができ、列924は、ユーザの第2の電子メールアドレスを含むことができる。列925によって示されるように、他の列はユーザに関する他の情報を格納することができる。
例えば列926は、当該サービスがサービスへのアクセスを求めるユーザを一意に識別することを可能にする情報、および/またはシステムへのアクセスを求めるユーザにそのアクセスを与えることを許可することを当該サービスが検証することを可能にする情報を格納することができる。列926に格納される情報を、例えば、ユーザに割り当てたパスワードに対して行われるハッシュ関数または他の暗号関数として導出することができる。しかし、証明書情報を生成または格納する特定の機構は本発明を限定するものではない。
図9の例では、行931および932で識別されるユーザは、証明書情報とともに示されている。行933で識別されるユーザは、名前も証明書情報も有しない。行933で識別されるユーザはオンライン・サービスに登録されていないため、行933ではこの情報を省略することができる。それでも、オンライン・サービスは、そのユーザに対して、当該ユーザが共有しているアーチファクトへのアクセスを提供することができる。後に当該ユーザが登録した場合、サービスは当該ユーザに証明書情報などの追加の情報を関連付けることができる。
図10は、オンライン・サービスがユーザにアーチファクトのコンテンツを当該ユーザのインタフェースのコンテキストで提示するプロセスを示す。図10では逐次的な順序の動作を示してあるが、一部の動作を別の順序で実行してもよく、そのため、実際の順序は異なる実施形態では異なるものとすることができる。したがって、処理の順序は本発明を限定するものではない。
ブロック1010で、オンライン・サービスはユーザに、ナビゲーション・ペインとワーク・ペインとを含むユーザ・インタフェースを提示する。インタフェースの例は図2および図3に示されているが、当該インタフェースは必ずしもこの外観を有する必要はなく、任意の適切なインタフェースを提示することができる。ナビゲーション・ペインは、当該ユーザが所有する少なくとも1つのアーチファクトと、別のユーザが当該ユーザと共有している少なくとも1つのアーチファクトとを提示することができる。これらのアーチファクトを、名前のリストとして、アイコンのリストとして、または他の任意の適切な表現によってユーザに提示することができる。
ブロック1020で、当該ユーザは、自身が所有するアーチファクトを選択する。当該ユーザは、マウスを使用してアーチファクトの表現をクリックすることによって、キーボードを使用することによって、またはアーチファクトを選択するための他の任意の適切な方法を使用することによって、アーチファクトを選択することができる。ブロック1030で、オンライン・サービスは、ブロック1020で選択されたアーチファクトのコンテンツをワーク・ペインに提示する。上述のように、アーチファクトのコンテンツの提示する方法は、選択されたアーチファクトの種類に依拠する。ブロック1040で、当該ユーザは、別のユーザが当該ユーザと共有しているアーチファクトを選択する。当該ユーザは、自身のアーチファクトと同様に共有アーチファクトを選択することができる。例えば、共有アーチファクトは当該ユーザのナビゲーション・ペインに提示されるので、当該ユーザは、共有アーチファクトを当該ユーザ自身のインタフェースから直接選択することができ、したがって、共有アーチファクトは当該ユーザのインタフェースに組み込まれる。ブロック1050で、オンライン・サービスはブロック1040で選択されたアーチファクトのコンテンツをワーク・ペインに提示する。当該ユーザはしたがって、共有アーチファクトを当該ユーザ自身のインタフェースのワーク・ペインで閲覧することができ、共有アーチファクトを閲覧するために当該ユーザのインタフェースを離れる必要がない。
図11は、オンライン・サービスの第1のユーザが、アーチファクトをオンライン・サービスの第2のユーザと共有するプロセスを示す。図11では逐次的な順序の動作を示しているが、一部の動作を別の順序で実行してもよく、そのため、実際の順序は異なる実施形態では異なるものとすることができる。したがって、処理の順序は本発明を限定するものではない。
ブロック1110で、第1のユーザは、第2のユーザと共有するために当該第1のユーザ自身が所有するアーチファクトを当該第1のユーザ自身のインタフェースから選択する。このブロックは、共有するアーチファクトを選択することと、アーチファクトを共有するユーザを選択することと、第2のユーザが受け取るアクセス・レベルを選択することと、アーチファクトを第2のユーザと共有することに関する他の任意の情報を指定することとを含むことがある。例えば、第2のユーザは、共有アーチファクトの閲覧のみを許可されることがあり、あるいは共有アーチファクトを閲覧して編集することが可能であることもある。図4は、共有するアーチファクトを第1のユーザが選択できるようにし、アーチファクトを共有するユーザと、第2のユーザが有するアクセス・レベルとを示すインタフェースの一例を示すが、任意の適切なインタフェースを使用することができる。
ブロック1120で、オンライン・サービスは、第2のユーザがオンライン・サービスにアクセスする際に用いる任意のコンピュータに、共有アーチファクトを含むユーザ・インタフェースのレンダリングを伝達することができる。このインタフェースを任意の適切な方法で伝達することができる。例えば、これを、以前に提示したインタフェースに対する更新を提供することによって伝達することができ、または第2のユーザが次にオンライン・サービスにアクセスするときに、第2のユーザに送信されるインタフェースの記述(description)に組み込むことができる。インタフェースをどのように伝達するかに関わらず、共有アーチファクトを、第2のユーザのインタフェースに自動的に表示することができる。
図5には、共有アーチファクトが「06/07学年」542であるインタフェースの例が図示されているが、任意の適切なインタフェースを使用することができる。第1のユーザが第2のユーザとアーチファクトを共有しているとき、第2のユーザが当該第2のユーザ自身のインタフェースを閲覧している場合、共有アーチファクトは、当該第2のユーザが当該第2のユーザのインタフェースを閲覧している間に当該第2のユーザのインタフェースに自動的に追加される。第1のユーザが第2のユーザとアーチファクトを共有しているとき、第2のユーザが当該第2のユーザのインタフェースを閲覧していない場合、共有アーチファクトは、第2のユーザが当該第2のユーザのインタフェースに次にアクセスしたときに当該第2のユーザのインタフェースに自動的に表示される。ブロック1130で、第2のユーザは、第2のユーザのインタフェースのコンテキストにおいて、共有アーチファクトを選択して当該共有アーチファクトのコンテンツを閲覧する。インタフェースの例が図5に図示されているが、任意の適切なインタフェースを使用することもできる。
図12は、オンライン・サービスに登録された第1のユーザが、オンライン・サービスに登録されていない第2のユーザとアーチファクトを共有するプロセスを示す。図12では逐次的な順序の動作を示してあるが、一部の動作を別の順序で実行してもよく、そのため、実際の順序は異なる実施形態では異なるものとすることができる。したがって、処理の順序は本発明を限定するものではない。
ブロック1210で、オンライン・サービスに登録されたユーザが、オンライン・サービスに登録されていない第2のユーザと共有するために、当該第1のユーザが所有するアーチファクトを当該第1のユーザのインタフェースから選択する。図11のブロック1110では第2のユーザがオンライン・サービスに登録されており、ブロック1210では第2のユーザがオンライン・サービスに登録されていないことを除けば、ブロック1210はブロック1110と同様である。ブロック1110では、第1のユーザは、識別番号またはユーザ名などのオンライン・サービスの特徴を識別することによって、第2のユーザを識別することができる。ブロック1210では、第1のユーザは、電子メールアドレスなどの異なる識別特徴を用いて第2のユーザを識別しなければならないことがある。
ブロック1220で、第2のユーザに、第1のユーザが第2のユーザとアーチファクトを共有したことを通知する。第2のユーザに送信される電子メール・メッセージなど、通知のための任意の適切な方法を使用することができる。通知は、第1のユーザの識別、共有されているアーチファクト、第2のユーザが共有アーチファクトにどのようにアクセスできるかを記述した命令、および第2のユーザがどのようにオンライン・サービスに登録できるかを記述した命令などの任意の関連情報を含むことができる。通知は、共有トランザクションを一意に識別するトークンを含むこともできる。トークンは、番号、文字のシーケンス、または共有トランザクションを一意に識別するために使用可能な他のものとすることができる。
一部の実施形態では、第2のユーザは即座に共有アーチファクトにアクセスすることができることがある。他の実施形態では、第2のユーザは、共有アーチファクトにアクセスするためにオンライン・サービスに登録する必要があることがある。ブロック1230で、第2のユーザはオンライン・サービスに登録する。登録の方法は本発明を限定するものではないので、任意の適切な登録の方法を使用することができる。図示される実施形態では、登録の結果、第2のユーザはユーザ名と証明書情報を有することとなる。
登録において、第2のユーザは、第1のユーザによってアーチファクトが当該第2のユーザと共有にされたこと当該第2のユーザが示すことを可能にする情報を指定することができる。例えば、第2のユーザは、当該第2のユーザに送信された通知に含まれていたトークンを指定することができる。あるいは、第2のユーザは、電子メールアドレスなど、アーチファクトを第2のユーザと共有する際に第1のユーザが使用した識別特徴と同じ識別特徴を入力することができる。この情報は、第2のユーザによって手動で入力されることがあり、あるいは第2のユーザがリンクにアクセスした結果として自動的に、またはオンライン・サービスとのコンタクトを開始した結果として自動的に入力されることがある。
オンライン・サービスは次いで、第2のユーザのためのユーザ・インタフェースをレンダリングし、第1のユーザによって共有されているファイルを第2のユーザのインタフェースに自動的に含めることができる。ブロック1240で、第2のユーザは第2のユーザのインタフェースにアクセスする。第1のユーザによって共有されているファイルが、第2のユーザのインタフェース内に自動的に現れる。図5には共有アーチファクトが「06/07学年」542であるインタフェースの例が図示されているが、任意の適切なインタフェースを使用することもできる。第2のユーザは次いで、共有アーチファクトを選択し、共有アーチファクトのコンテンツを第2のユーザのインタフェースのコンテキストで閲覧することができる。
以上のように本発明の少なくとも1つの実施形態の幾つかの態様を説明したが、様々な変更、修正、および改善が当業者には容易に想到されることは理解されよう。
そのような変更、修正、および改善は本開示の一部であることが意図されており、本発明の精神および範囲内にあることが意図されている。したがって、上述の説明および図面は例示に過ぎない。
本発明の上述の実施形態を様々な方法のいずれかで実装することができる。例えば、実施形態を、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せを使用して実装することができる。ソフトウェアで実装するとき、ソフトウェア・コードを、単一のコンピュータ内で提供されるか複数のコンピュータ間で分散される、任意の適切なプロセッサまたはプロセッサの集合上で実行することができる。
さらに、コンピュータを、ラックマウント型コンピュータ、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、またはタブレットコンピュータなどの複数の形態のうちのいずれかで具現化することができることを理解されたい。さらにPDA(Personal Digital Assistant)、スマートフォン、または他の任意の適切なポータブル型もしくは固定型の電子装置を含め、一般にはコンピュータと見なされないが適切な処理機能を有する装置にコンピュータを組み込むことができる。
また、コンピュータは1つまたは複数の入力装置および出力装置を有することができる。これらの装置を、特に、ユーザ・インタフェースを提示することに使用することができる。ユーザ・インタフェースを提供するために使用できる出力装置の例には、プリンタまたは出力を視覚的に表現するためのディスプレイ・スクリーン、ならびにスピーカまたは出力を音声的に表現するための他のサウンド生成装置が含まれる。ユーザ・インタフェースとして使用できる入力装置の例には、キーボード、およびマウス、タッチ・パッド、デジタイジング・タブレットなどのポインティング・デバイスが含まれる。別の例として、コンピュータは、入力情報を音声認識または他の可聴形式を通して受信することができる。
そのようなコンピュータを、企業ネットワークまたはインターネットなどのローカル・エリア・ネットワークまたは広域ネットワークを含め、任意の適切な形式の1つまたは複数のネットワークによって相互接続することができる。このようなネットワークは任意の適切な技術に基づくものとすることができ、任意の適切なプロトコルに従って動作することができ、無線ネットワーク、有線ネットワークまたは光ファイバ・ネットワークを含むことができる。
また、本明細書で概説した様々な方法または処理を、様々なオペレーティング・システムまたはプラットフォームのいずれかを利用する1つまたは複数のプロセッサで実行可能なソフトウェアとしてコーディングすることができる。さらに、そのようなソフトウェアを、複数の適切なプログラミング言語、および/または従来のプログラミングツールもしくはスクリプトツールのいずれかを使用して書くことができ、当該ソフトウェアを、実行可能機械語コード、またはフレームワークもしくは仮想マシン上で実行可能な中間コードとしてコンパイルすることができる。
この観点において本発明は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のプロセッサで実行されると上述の本発明の様々な実施形態を実装する方法を実行させる1つまたは複数のプログラムでエンコードされたコンピュータ読取可能媒体(または複数のコンピュータ読取可能媒体)(例えば、コンピュータメモリ、1つまたは複数のフロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスク、光ディスク、磁気テープ、フラッシュメモリ、FPGA(Field Programmable Gate Array)内の回路構成、あるいは他の半導体装置など)として具現化することができる。1つまたは複数のコンピュータ読取可能媒体を可搬型とすることができ、それにより当該媒体に記録された1つまたは複数のプログラムを、1つまたは複数の異なるコンピュータまたは他のプロセッサにロードして、上述の本発明の様々な態様を実装することができる。
「プログラム」または「ソフトウェア」という用語は、本明細書では、上述の本発明の様々な態様を実装するようにコンピュータまたは他のプロセッサをプログラムするために使用できる任意の種類のコンピュータ・コードまたはコンピュータ実行可能命令のセットを指すように一般的な意味で使用されている。さらに、本実施形態の一態様によると、実行されると本発明の方法を実施する1つまたは複数のプログラムは、単一のコンピュータまたはプロセッサに存在する必要はなく、本発明の様々な態様を実装するための複数の異なるコンピュータまたはプロセッサ間にモジュール形式で分散させることができることを理解されたい。
コンピュータ実行可能命令は、プログラムモジュールなど、1つまたは複数のコンピュータまたは他の装置によって実行される多数の形式とすることができる。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実施するか特定の抽象データ型を実装するルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。典型的に、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態に応じて組み合わせること、または分散させることができる。
また、データ構造を任意の適切な形式のコンピュータ読取可能媒体に記憶することができる。説明を簡単にするために、データ構造を、当該データ構造内の位置によって関係付けられたフィールドを有するように示すことができる。このような関係を、フィールド間の関係を表すコンピュータ読取可能媒体内の位置をフィールドのストレージに割り当てることによって同様に達成することができる。しかし、ポインタ、タグ、またはデータ要素間の関係を確立する他の機構の使用を含め、任意の適切な機構を使用してデータ構造のフィールド内の情報間の関係を確立することができる。
本発明の様々な態様を、単独で、組合せで、または前述の実施形態では具体的には説明されていない様々な配置で使用することができ、したがってその適用において、上記の記載で説明または図面で図示された構成要素の詳細および配置構成には限定されない。例えば、ある実施形態で説明した態様を他の実施形態で説明した態様と任意の手法で組み合わせてもよい。
また、本発明を方法として具現化してもよく、その一例は提供されている。本方法の一部として実行される動作を任意の適切な方法で順序付けをすることができる。したがって、図示したものと異なる順序で動作が実行される実施形態を構成することができ、この実施形態には、例示的な実施形態において逐次的な動作として示されていても一部の動作を同時に実施することも含まれる。
「第1の」、「第2の」、「第3の」などの順序を表す言葉を請求項において使用して構成要素を修正することは、それ自体で、ある構成要素の別の構成要素に対するいかなる優先度、先行順位、または順序、あるいは方法の動作が実行される時間的順序をも暗示するものではなく、構成要素と区別するために、ある名前を有するある構成要素を(順序を表す言葉の使用を除いて)同じ名前を有する別の構成要素から区別するためのラベルとして使用しているに過ぎない。
また、本明細書で使用される表現および用語は説明のためであって限定と見なすべきではない。本明細書における「含む(including)」、「備える(comprising)」、「有する(having)」、「関与する(involving)」およびその変形の使用は、それ以降に列挙した項目、その均等物、ならびに追加の項目を包含することを意味している。

Claims (20)

  1. ナビゲーション・ペイン(220)およびワーク・ペイン(260)を有するユーザ・インタフェース(200)を動作する方法であって、前記ユーザ・インタフェース(200)は、第1のユーザ(125)にユーザ・インタフェース(200)へのアクセスを与えるアカウントを有する前記第1のユーザ(125)によって操作され、当該方法は、
    前記第1のユーザ(125)によって所有される第1のアーチファクト(232)をリストし、前記第1のユーザ(125)と共有している第2のユーザ(135)によって所有される第2のアーチファクト(242)をリストするナビゲーション・ペイン(220)を提示するステップ(1010)と、
    前記第1のユーザ(125)によって前記第1のアーチファクト(232)が選択されたこと(1020)に応答して、前記第1のアーチファクト(232)のコンテンツを前記ワーク・ペイン(260)に提示するステップ(1030)と、
    前記第1のユーザ(125)によって前記第2のアーチファクト(242)が選択されたこと(1040)に応答して、前記第2のアーチファクト(242)のコンテンツを前記ワーク・ペイン(260)に提示するステップ(1050)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1または第2のアーチファクトは、ワークスペース(232)であり、前記第1または第2のアーチファクトのコンテンツを提示するステップは、前記ワークスペース(232)内に含まれるアーチファクトのリスト(263)を提示することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1または第2のアーチファクトは、ワード・プロセッシング文書(265)であり、前記第1または第2のアーチファクトのコンテンツを提示するステップは、前記ワード・プロセッシング文書のコンテンツ(363)をWYSIWYG形式で提示することを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記第1のユーザは、前記ワーク・ペイン内の前記第2のアーチファクトのコンテンツを編集する権限を有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記ナビゲーション・ペイン(220)は、前記第1のアーチファクト(232)および前記第2のアーチファクト(242)を別個のリストで提示することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のユーザによってコントロール(701)が選択されたことに応答して、前記第1のユーザが前記第1のアーチファクトまたは前記第2のアーチファクトについて他のユーザと議論することを可能にするチャット・ペイン(702)を提示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 実行されると、オンライン・サービスの複数のユーザ間でアーチファクトを共有するオンライン・サービスの一部としてユーザのコンピュータを動作させるための方法を実行するコンピュータ実行可能命令がエンコードされたコンピュータ読取可能な媒体あって、前記方法は、
    ユーザからの入力に応答して、ユーザ・インタフェース(200)上のアーチファクトのリスト(230)から少なくとも1つのアーチファクト(232)を識別し、別のユーザと共有されるアーチファクトを識別する情報(463)を、前記オンライン・サービスに提供するステップ(1110)と、
    前記サービスから受信した情報に応答して、前記ユーザ・インタフェース(500)上の前記アーチファクトのリスト(540)内に少なくとも1つの共有アーチファクト(542)を表示するステップ(1120)と、
    前記アーチファクトのリスト(230)において選択されたアーチファクト(232)を識別する入力を、前記ユーザから受信するステップ(1020、1040)と、
    前記選択されたアーチファクト(232)を前記オンライン・サービスに伝達するステップと、
    前記オンライン・サービスから受信した情報に応答して、前記選択されたアーチファクト(232)のコンテンツを前記ユーザ・インタフェース(200)に表示するステップ(1030、1050)と
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能な媒体。
  8. 前記選択されたアーチファクト(232)のコンテンツを表示するステップは、前記選択されたアーチファクトのコンテンツをワーク・ペイン(260)に表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記アーチファクトのリスト(230)を表示するステップは、前記アーチファクトのリストをナビゲーション・ペイン(220)に表示するステップをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記ワーク・ペイン(260)と前記ナビゲーション・ペイン(220)は、同時に提示されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 前記選択されたアーチファクトは、ワークスペース(232)であり、前記アーチファクトのコンテンツを表示するステップは、前記ワークスペースに含まれるアーチファクトのリストを表示することを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  12. 前記選択されたアーチファクトは、ワード・プロセッシング文書(265)であり、前記アーチファクトのコンテンツを表示するステップは、前記ワード・プロセッシング文書のコンテンツ(363)をWYSIWYG形式で表示することを含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  13. 前記選択されたアーチファクト(232)は、前記アーチファクトを選択した前記ユーザによって所有されていることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  14. 前記選択されたアーチファクト(232)は、前記アーチファクトを選択した前記ユーザによって所有されておらず、前記アーチファクトを選択した前記ユーザによって共有されていることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  15. 前記選択されたアーチファクトのコンテンツを表示するための前記コンピュータ実行可能命令は、ウェブ・ブラウザを備えることを特徴とする請求項7に記載の方法。
  16. 実行されると、オンライン・サービスのユーザ間でアーチファクトを共有するための方法を実行するコンピュータ実行可能命令がエンコードされたコンピュータ読取可能な媒体であって、第1のユーザは前記オンライン・サービスに登録されており、第2のユーザは前記オンライン・サービスに登録されておらず、前記方法は、
    前記第1のユーザ(125)からの入力(463)に応答して、第2のユーザ(135)と共有する少なくとも1つのアーチファクト(232)を選択するステップ(1210)と、
    前記第1のユーザ(125)によって前記少なくとも1つのアーチファクト(232)が前記第2のユーザ(135)と共有されているという通知を、前記第2のユーザ(135)に送信するステップ(1220)と、
    前記第2のユーザ(135)を前記オンライン・サービスに登録するステップと(1230)と、
    前記第2のユーザからの入力に応答して、前記第1のユーザから追加の入力を必要とせずに前記少なくとも1つのアーチファクト(232)にアクセスするステップ(1240)と
    を含むことを特徴とするコンピュータ読取可能媒体(150)。
  17. 前記第2のユーザ(135)は、電子メール・メッセージによって通知されることを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記電子メール・メッセージは、前記第2のユーザ(135)が前記オンライン・サービスに登録する前に前記少なくとも1つのアーチファクト(232)のコンテンツを閲覧することができるウェブ・ページへのリンクを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 登録するステップは、前記第2のユーザ(135)に対するデータベース・エントリ(933)を作成するステップをさらに含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  20. 登録するステップは、前記第2のユーザ(135)を、前記少なくとも1つのアーチファクト(232)へのアクセスを有するユーザのリストに追加するステップをさらに含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
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