JP2009164870A - コンテンツ管理方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のコンテンツサーバをそのまま利用してユーザごとのコンテンツ管理を実現するコンテンツ管理方法および装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置S1−Smと任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができるクライアント装置C1−Cnとがネットワークに接続されたコンテンツ管理装置は、ネットワーク内のコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別の仮想コンテンツリスト情報とを有し、仮想コンテンツリストをクライアント装置へ公開することでユーザからのコンテンツ配信要求を受け付ける仮想サーバ手段VSと、コンテンツ配信要求を該当するサーバ装置へ送信し、当該コンテンツを当該サーバ装置から受信する仮想クライアント手段(VC)と、を有し、仮想サーバ手段は仮想クライアント手段が受信したコンテンツをユーザの仮想コンテンツリスト情報に従って要求元のクライアント装置へ転送する。
【選択図】図1

Description

本発明はネットワーク環境においてユーザ別のコンテンツ管理を可能にするコンテンツ管理方法および装置に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(PC)だけでなく、家庭内のテレビ、ハードディスクレコーダ、ゲーム機などの家電機器を有線あるいは無線LANで接続するホームネットワーク環境が普及しつつある。特に、DLNA(Digital Living Network Alliance)は、家電機器がデジタルコンテンツを共有する上で必要な技術仕様、実装ガイドラインを定めており(たとえば、非特許文献1参照)、ホームネットワーク環境の業界標準となっている。
DLNAは、家庭内のネットワーク環境で使用されることを前提としており、ネットワークに接続されたデジタルメディアプレーヤ(DMP:Digital Media Player)によって、デジタルメディアサーバ(DMS:Digital Media Server)に格納されている任意のコンテンツを再生することが可能である。
さらに、ネットワークにおいて映像や音楽などのコンテンツを扱うUPnP−AV(Universal Plug and Play Audio/Video)規格では、ユーザがコンテンツ検索や個々のコンテンツオブジェクトに関する詳細な情報を得るためのコンテントディレクトリサービス(CDS:Content Directory Service)を規定している(たとえば、非特許文献2参照)。CDSを用いることで、タイプの異なるコンテンツを統一的に列挙してコンテンツリストを提供することも可能となる。このCDSを利用することで、DMSに格納されたコンテンツを途中まで視聴し、後でその続きから視聴することができる機能も提案されている。
このようなホームネットワーク環境において、あるコンテンツを複数のユーザが個別に視聴する場合には1つ問題が生じる。たとえば、ハードディスクレコーダに保存されているコンテンツをあるユーザが途中まで視聴した後、そのコンテンツを視聴していない他のユーザが再生しようとすると、先のユーザが視聴した続きから再生されてしまう。
このような問題を解決するために、特許文献1には、ユーザ毎にコンテンツの視聴管理を行うAVサーバ装置が提案されている。
DLNA Overview and Vision Whitepaper 2007 (URL: http://www.homeelectronics.jp/whitepaper/3.pdf) ContentDirectoryV1.0 For UPnPTM Version 1.0, June 25, 2002 (URL: http://www.upnp.org/standardizeddcps/documents/ContentDirectory1.0.pdf) 特開2007−158854号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術では、ユーザ毎にコンテンツの視聴管理を行うAVサーバ装置を用意する必要があり、このサーバにアクセスした場合のみに当該ユーザ別のコンテンツ管理が行われる。言い換えれば、この機能を持たないサーバではユーザ別のコンテンツ管理を行うことができない。
そこで、本発明の目的は、既存のクライアント/サーバシステムをそのまま利用してユーザごとのコンテンツ管理を実現するコンテンツ管理方法および装置を提供することにある。
本発明のコンテンツ管理装置は、コンテンツを格納した少なくとも1つのサーバ装置と任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができる少なくとも1つのクライアント装置とがネットワークに接続されたシステムにおけるコンテンツ管理装置であって、
前記ネットワークでアクセス可能なコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別のコンテンツリスト情報とを有し、前記仮想コンテンツリストを前記クライアント装置へ公開することで任意のクライアント装置を通して任意のユーザからコンテンツ配信要求を受け付ける仮想サーバ手段と、
前記コンテンツ配信要求を当該要求対象のコンテンツを格納するサーバ装置へ送信し、当該要求対象コンテンツを当該サーバ装置から受信する仮想クライアント手段と、
を有し、前記仮想サーバ手段は前記仮想クライアント手段が受信した要求対象コンテンツを前記ユーザのコンテンツリスト情報に従って前記要求元のクライアント装置へ転送することを特徴とする。
本発明によれば、既存のクライアント/サーバシステムをそのまま利用してユーザごとのコンテンツ管理を実現することができる。
1.一実施形態
1.1)システム構成
図1は本発明の一実施形態によるコンテンツ管理システムの概略的構成を示すブロック図である。ここでは、1つあるいは複数のサーバ装置S1−Smと、1つあるいは複数のクライアント装置C1−Cnと、仮想サーバ100と、がネットワークに接続されているものとする(m,nは1以上の整数)。仮想サーバ100は装置単体としてネットワークに接続されていてもよいが、後述するようにネットワークに接続されたルータやスイッチングハブなどの中継装置あるいはクライアント装置に実装されていてもよい。
サーバ装置S1−SmはコンテンツM1−Mmをそれぞれ格納し、各コンテンツの内容を示すコンテンツリストをネットワークに公開している。クライアント装置C1−Cnは、ユーザの操作によって、サーバにコンテンツ配信要求を行い、当該サーバからコンテンツを受信して再生する機能を有する。ここでは、複数のユーザU1−Ukがクライアント装置C1を使用する場合を例示する。
なお、複数のユーザが利用する場合、仮想サーバ100は現在操作しているユーザを識別する必要があるが、このユーザ識別には種々の既存の方式を採用することができる。たとえば、クライアント装置に、指紋などの生体認証用あるいはパスワード認証用の入力機能を設けてもよい。このように構成することで、他のユーザに視聴情報、再生情報などが閲覧されることがないので、ユーザのプライバシー保護を図ることができる。他の方法として、仮想サーバ100がユーザ別の仮想コンテンツリストV−LISTを公開し、ユーザリストから自分のユーザ名を指定することでユーザ識別を行うことも可能である。
仮想サーバ100は、仮想コンテンツリストV−LISTおよび仮想クライアントVCを有し、サーバおよびクライアントとしてネットワークに接続する。クライアントとしては、利用可能なサーバ装置S1−Smからそれらのコンテンツリストを収集する。サーバとしては、収集されたコンテンツリストを用いて仮想コンテンツリストV−LISTを作成しクライアントに公開する。仮想サーバ100は予め定められた数のユーザを登録できるようにしておけば、ユーザ名の登録によってユーザ識別を容易に行うことができる。仮想サーバ100は、ユーザU1−Ukの各々がアクセス可能な仮想コンテンツリストとユーザごとの仮想コンテンツリスト情報(以下、メタデータという。)とを対応付けて格納することで、ユーザ別のコンテンツ管理を可能にしている。
1.2)システム動作
まず、仮想サーバ100が起動すると、仮想クライアントVCはネットワーク上の利用可能なサーバ装置S1−SmからコンテンツリストLIST1−LISTmを収集する(ステップS1)。続いて、仮想サーバ100は、収集したコンテンツリストLIST1−LISTmを用いてユーザ別に仮想コンテンツリストV−LISTを生成し格納する。その際、ユーザ別のメタデータを仮想コンテンツリストV−LISTと関連づけて格納してもよい。各ユーザのメタデータは当該ユーザの各コンテンツに対するアクセス関連情報であり、たとえば各ユーザが各コンテンツにアクセスした履歴情報や各コンテンツを途中まで視聴した場合にはその視聴位置情報などを含むことができる。ユーザは仮想コンテンツリストV−LISTを参照することで所望のコンテンツにアクセスすることができる。
たとえばユーザU1がクライアント装置C1を用いてサーバ装置S1にあるコンテンツM1(たとえばビデオ)の配信要求を行ったものとする(ステップS2)。このコンテンツ配信要求を受けると、仮想サーバ100は仮想クライアントVCを用いて当該サーバ装置S1へ当該コンテンツの配信要求を送信する(ステップS3)。コンテンツ配信要求を受けたサーバ装置S1は、対応するコンテンツを仮想クライアントVCへ配信する(ステップS4)。
仮想クライアントVCがサーバ装置S1からコンテンツを受信すると、仮想サーバ100は当該コンテンツの配信要求を行ったユーザU1の仮想コンテンツリストV−LISTおよび当該ユーザU1のメタデータを参照し、クライアント装置C1へ当該コンテンツを配信する(ステップS5)。こうして、ユーザU1は、クライアント装置C1を通して所望のコンテンツを自分のメタデータに従って視聴することができる。たとえば、前回途中まで視聴したときには、当該視聴位置情報がメタデータとして保存されているので、次回ユーザU1が同じコンテンツを視聴しようとすると、前回視聴した続きから視聴することができる。
この同じコンテンツを他のユーザU2が初めて視聴しようと配信要求を行うと、上述したステップS2−S4に従って当該コンテンツがサーバ装置S1から仮想クライアントVCへ配信される。仮想クライアントVCがサーバ装置S1からコンテンツを受信すると、仮想サーバ100は当該コンテンツの配信要求を行ったユーザU2の仮想コンテンツリストおよびメタデータを参照し、クライアント装置C1へ当該コンテンツを配信する(ステップS5)。したがって、ユーザU2は、クライアント装置C1を通して、ユーザU1の視聴とは関係なく、ユーザU1と同じコンテンツを自分のメタデータに従って(すなわち最初から)視聴することができる。
1.3)効果
上述したように、ユーザは、ネットワークに接続されたサーバ装置S1−Smが公開したコンテンツリストLIST1−LISTmと同様に、仮想サーバVSが公開したユーザ別の仮想コンテンツリストV−LISTを参照し、所望のコンテンツを自分の仮想コンテンツリスト情報に従って視聴することができる。その際、クライアント装置C1は、サーバ装置S1−Smの場合と同様に、仮想サーバ100にアクセスしてコンテンツを受信するのであり、サーバ装置S1−Smは、クライアント装置C1−Cnの場合と同様に、仮想クライアントVCへコンテンツを配信するのである。
したがって、本実施形態による仮想サーバ100をネットワークに接続しても、ネットワークに接続されたクライアント装置C1−Cnおよびサーバ装置S1−Smの既存のクライアント/サーバシステムには何ら変更を加える必要がない。すなわち、既存のコンテンツサーバをそのまま利用してユーザごとのコンテンツ管理を実現することが可能となる。
1.4)仮想サーバの実装場所
仮想サーバ100はネットワーク内に実装されていればよく、特に既存のクライアント/サーバシステムとは別のネットワーク通信機器に実装されることが望ましい。
図2(A)〜(C)は、本実施形態における仮想サーバの実装例をそれぞれ示すネットワーク図である。
図2(A)に示すように、ネットワークに接続可能な専用装置20に仮想サーバ100を実装することが好ましい。すなわち、ルータ10(あるいはスイッチングハブ)、サーバ11およびクライアント12からなるネットワークに、仮想サーバ100を実装した専用装置20をケーブル接続するだけで本実施形態を構成することができる。言い換えれば、専用装置20がコンテンツ管理装置として機能し、既存のクライアント/サーバシステムを全く変更することなく、本実施形態によるコンテンツ管理システムを構成することができるという利点がある。
また、図2(B)に示すように、ルータ10に仮想サーバ100を実装しても、既存のクライアント/サーバシステム(たとえばDLNA機器接続環境)を全く変更することなく、本実施形態によるコンテンツ管理システムを構成することができる。仮想サーバ100をルータ10に実装することで、たとえば宅内ネットワークを複雑化せずにコンテンツ管理を行うことができる。さらに、図2(C)に示すように、クライアント装置に仮想サーバ100を実装することも可能である。
2.実施例
2.1)コンテンツ管理システム
図3は本発明の一実施例によるコンテンツ管理システムの概略的構成図である。ここでは、宅内ネットワーク200のルータにコンテンツ管理装置210が内蔵され、コンテンツサーバとしてDMS220が、クライアントとしてDMP230が宅内ネットワーク200に接続されているものとする。DMS220はコンテンツを蓄積したハードディスクレコーダやネットワーク型ハードディスクなどであり、DMP230はコンテンツを再生できるテレビ、PC、ネットワークメディアプレーヤ、オーディオシステムなどである。
ルータに内蔵されたコンテンツ管理装置210は、ユーザ別の仮想コンテンツリストV−LISTおよびメタデータを格納したメモリ211、仮想DMSおよび仮想DMPを実現するためのプログラムを格納したプログラムメモリ212、これらのプログラムを実行して仮想DMSおよび仮想DMPを実現する制御部213、および、宅内ネットワーク200に接続するためのインタフェース214を有する。制御部213は、仮想DMSおよび仮想DMPを実現するためのプログラムを実行することができるCPU等のプログラム制御プロセッサである。なお、制御部213およびインタフェース214はルータの制御部およびインタフェースであってもよい。
DMS220はコンテンツを格納し、コンテンツの内容を示すコンテンツリストをネットワークに公開している。DMP230は、ユーザの操作によって、DMSにコンテンツ配信要求を行い、当該DMSからコンテンツを受信して再生する機能を有する。
コンテンツ管理装置210の仮想DMSは、上述したように複数のユーザUser1、User2・・・を識別することができ、メモリ211に保持した各ユーザのメタデータおよび仮想コンテンツリストに従ってユーザ毎にコンテンツを管理することができる。各ユーザのメタデータは、当該ユーザの各コンテンツに対するアクセス関連情報であり、たとえば各ユーザが各コンテンツにアクセスした履歴情報や各コンテンツを途中まで視聴した場合にはその視聴位置情報などを含むことができる。
なお、上述のコンテンツ管理装置210の構成は一例であって、これに限られるものではない。ここでは、仮想DMSおよび仮想DMPをソフトウエアにより実現するが、同様の機能をハードウエアで構成することも可能である。また、DMS220およびDMP230にはDLNA対応の既知の機器を用いればよく、詳細な説明については省略する。
2.2)コンテンツリスト
図4(A)はDMSが公開するコンテンツリストの一例を示す図であり、図4(B)は本実施例によるコンテンツ管理システムにおけるユーザ別の仮想コンテンツリストV−LISTの一例を示す図である。
図4(A)に示すように、DMSコンテンツリストは、DMS220に保存されているコンテンツをリスト化したものであり、ルート(Root)フォルダを頂点とし、その配下には、映像コンテンツ(Video)、音声コンテンツ(Audio)、画像コンテンツ(Image)などのコンテンツのカテゴリ別にフォルダが構成される。ここでは、Rootフォルダ301の配下にVideoフォルダ302とAudioフォルダ303が存在し、Videoフォルダ302に動画コンテンツ「1.mpg」と「2.mpg」が格納されていることを示している。
これに対して、コンテンツ管理装置210の仮想コンテンツリストV−LISTは、図2(B)に示すように、仮想DMPにより取得された宅内ネットワーク200内にあるDMSコンテンツリストに基づいてユーザ毎に作成されたものである。すなわち、Rootフォルダの直下にユーザ(User)フォルダを追加し、さらに、Userフォルダ毎に、配下にカテゴリ別のフォルダを作成するものである。ここでは、Rootフォルダ401の直下にUser1フォルダ402a、User2フォルダ402b・・・が追加され、各UserフォルダにVideoフォルダ403a,403b・・・とAudioフォルダ404a,404b・・・が構成されている。
Userフォルダは、使用するユーザの人数分用意し、ユーザごとに使用するユーザフォルダを決めておけばよい。その際、Userフォルダの追加、削除、編集などは、DMP230またはコンテンツ管理装置210の操作部(図示せず)を通して行えばよい。どのユーザがどのUserフォルダを使用するかは予め決めておき、各ユーザは自分に割り当てられたUserフォルダ内のコンテンツのみを参照するようにする。
図2(B)に示す仮想コンテンツリストV−LISTがDMP230に提供されているとする。たとえば、User1フォルダを割り当てられたユーザがコンテンツの再生を試みる場合、ユーザはDMP230を操作してRootフォルダ401からUser1フォルダ402aにアクセスする。User1フォルダ402aの配下にはVideoフォルダ403aやAudioフォルダ404aなどのジャンル別のフォルダが存在するため、その中から所望のコンテンツを選択することができる。
たとえば、「1.mpg」を選択すると、コンテンツ管理装置210の制御部213上で機能している仮想DMPはDMS220内に存在する当該コンテンツを取得し、仮想DMSは当該コンテンツを要求のあったDMP230へ配信する。したがって、DMP230ではユーザの選択したコンテンツが再生される。この際に、制御部213上の仮想DMSは、視聴情報および再生情報などユーザ個別に管理する必要のあるメタデータを更新し、これをVideoフォルダ403a内の「1.mpg」に関連付けてメモリ211に格納する。
上述の例において、User2フォルダを割り当てられた他のユーザが同じコンテンツ「1.mpg」を再生しようとした場合、当該ユーザはVideoフォルダ403b内の「1.mpg」にアクセスするため、ユーザUser1とは別のメタデータにて管理される。このように、仮想コンテンツリストV−LISTは、ユーザごとにコンテンツを別々のフォルダで管理し、かつ、ユーザ毎にコンテンツのメタデータを記憶させることで、ユーザごとに独立したコンテンツ管理が可能となる。
なお、仮想コンテンツリストV−LISTは、Userフォルダ以外のVideoフォルダやAudioフォルダには変更を加えない。したがって、User1およびUser2のVideoフォルダ403aと403b、Audioフォルダ404aと404bとは同一内容である。
2.3)コンテンツ管理方法
図5は本発明の一実施例におけるユーザ別コンテンツリストの作成を示すフローチャートである。ここでは、図3に示すコンテンツ管理装置210の動作を説明する。
まず、コンテンツ管理装置210を起動すると(S501)、制御部213は仮想DMPおよび仮想DMSを起動し(S502)、仮想DMPは、DLNAの仕様に従って同一サブネットアドレス上を検索し、接続可能なDMSが存在するか否かを確認する(S503)。
接続可能なDMS220が存在する場合(S503:YES)、仮想DMPはDLNAの仕様に従ってDMS220からDMSコンテンツリストを取得する(S504)。DMSコンテンツリストが取得されると、仮想DMSは、取得したDMSコンテンツリストに基づいて、上述したように仮想コンテンツリストV−LISTを作成し(S505)、ユーザ毎のアクセス関連情報であるメタデータと関連づけてメモリ211に格納する(S506)。こうして作成された仮想コンテンツリストV−LISTは、DLNAの使用に従ってDMP230に配信される(S507)。
こうして各ユーザはDMP230を用いて仮想コンテンツリストV−LISTを参照し、所望のコンテンツの配信を要求することができる。
図6は本発明の一実施例によるコンテンツ管理方法を示すフローチャートである。ここでは、コンテンツ管理装置210がDMPからのコンテンツ配信要求を待っている状態にあるものとする。
あるユーザがDMP230を用いて当該ユーザの仮想コンテンツリストV−LISTを参照し、所望のコンテンツの配信を要求すると(S601:YES)、仮想DMSは仮想コンテンツリストV−LISTのアクセスされたユーザ名から当該ユーザを識別する(S602)。続いて、仮想DMSは仮想DMPを用いて、当該ユーザが要求したコンテンツを格納しているDMS220へコンテンツ配信要求を送信する(S603)。コンテンツ配信要求を受けたDMS220は、対応するコンテンツを仮想DMPへ配信する。
仮想DMPがDMS220からコンテンツを受信すると、仮想DMSは当該コンテンツの配信要求を行ったユーザのメタデータを参照し、DMP230へ当該コンテンツを転送する(ステップS604)。仮想DMSは、DMS220からの配信完了通知あるいはDMP230からの配信停止要求によってコンテンツ配信を終了するまでコンテンツの配信を継続する(S605:NO)。コンテンツ配信が終了すると(S605:YES)、仮想DMSは当該ユーザのメタデータを更新する(S606)。たとえば、コンテンツ配信完了の場合は、当該コンテンツをすべて視聴した旨の情報にメタデータを更新し、コンテンツの途中であれば、その位置情報に更新する。このようなメタデータをメモリ211に保存しておくことで、次回同じユーザが同じコンテンツを視聴しようとすると、前回視聴した続きから視聴することができる。
このようにして、本発明の一実施例によれば、ホームネットワーク内の既存のDLNA対応機器(DMS220およびDMP230)をそのまま利用してユーザごとのコンテンツ管理が可能となる。また、DMS220が複数存在しても、同様にユーザ別のコンテンツ管理が可能である。
なお、本実施例では図2(B)に示すようにコンテンツ管理装置をルータに実装した構成を一例として説明したが、コンテンツ管理装置を図2(A)に示すように専用装置に実装しても、あるいは図2(C)に示すようにクライアント装置に実装しても、図5および図6に示す同様の動作により本発明の効果を奏することは明らかである。
本発明は、ホームネットワークなどにおけるコンテンツ管理一般に適用可能である。
本発明の一実施形態によるコンテンツ管理システムの概略的構成を示すブロック図である。 (A)〜(C)は、本実施形態における仮想サーバの実装例をそれぞれ示すネットワーク図である。 本発明の一実施例によるコンテンツ管理システムの概略的構成図である。 (A)はDMSが公開するコンテンツリストの一例を示す図であり、(B)は本実施例によるコンテンツ管理システムにおけるユーザ別仮想コンテンツリストV−LISTの一例を示す図である。 本発明の一実施例におけるユーザ別コンテンツリストの作成を示すフローチャートである。 本発明の一実施例によるコンテンツ管理方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ルータ
11 サーバ
12 クライアント
100 仮想サーバ
200 宅内ネットワーク
210 コンテンツ管理装置
211 メモリ
212 プログラムメモリ
213 制御部
214 インタフェース
220 DMS
230 DMP

Claims (8)

  1. コンテンツを格納した少なくとも1つのサーバ装置と任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができる少なくとも1つのクライアント装置とがネットワークに接続されたシステムにおけるコンテンツ管理装置であって、
    前記ネットワークでアクセス可能なコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別のコンテンツリスト情報とを有し、前記仮想コンテンツリストを前記クライアント装置へ公開することで任意のクライアント装置を通して任意のユーザからコンテンツ配信要求を受け付ける仮想サーバ手段と、
    前記コンテンツ配信要求を当該要求対象のコンテンツを格納するサーバ装置へ送信し、当該要求対象コンテンツを当該サーバ装置から受信する仮想クライアント手段と、
    を有し、前記仮想サーバ手段は前記仮想クライアント手段が受信した要求対象コンテンツを前記ユーザのコンテンツリスト情報に従って前記要求元のクライアント装置へ転送することを特徴とするコンテンツ管理装置。
  2. 前記仮想サーバ手段は、前記要求対象コンテンツを前記要求元のクライアント装置へ転送することで当該ユーザのコンテンツリスト情報を更新することを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ管理装置。
  3. 請求項1または2に記載のコンテンツ管理装置を実装し、前記ネットワークに接続された中継装置。
  4. 請求項1または2に記載のコンテンツ管理装置を実装したクライアント装置。
  5. コンテンツを格納した少なくとも1つのサーバ装置と任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができる少なくとも1つのクライアント装置とがネットワークに接続されたシステムにおけるコンテンツ管理方法であって、
    前記ネットワークでアクセス可能なコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別のコンテンツリスト情報とを格納手段に格納し、
    前記仮想コンテンツリストを前記クライアント装置へ公開することで任意のクライアント装置を通して任意のユーザからコンテンツ配信要求を受け付け、
    前記コンテンツ配信要求を当該要求対象のコンテンツを格納するサーバ装置へ送信し、
    前記サーバ装置から当該要求対象コンテンツを受信し、
    前記要求対象コンテンツを前記ユーザのコンテンツリスト情報に従って前記要求元のクライアント装置へ転送する、
    ことを特徴とするコンテンツ管理方法。
  6. 前記要求対象コンテンツを前記要求元のクライアント装置へ転送することで当該ユーザのコンテンツリスト情報を更新することを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ管理方法。
  7. コンテンツを格納した少なくとも1つのサーバ装置と任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができる少なくとも1つのクライアント装置とが接続されたネットワークにおけるコンテンツ管理システムであって、
    前記ネットワークでアクセス可能なコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別のコンテンツリスト情報とを有し、前記仮想コンテンツリストを前記クライアント装置へ公開することで任意のクライアント装置を通して任意のユーザからコンテンツ配信要求を受け付ける仮想サーバ手段と、
    前記コンテンツ配信要求を当該要求対象のコンテンツを格納するサーバ装置へ送信し、当該要求対象コンテンツを当該サーバ装置から受信する仮想クライアント手段と、
    を有し、前記仮想サーバ手段は前記仮想クライアント手段が受信した要求対象コンテンツを前記ユーザのコンテンツリスト情報に従って前記要求元のクライアント装置へ転送することを特徴とするコンテンツ管理システム。
  8. コンテンツを格納した少なくとも1つのサーバ装置と任意のサーバ装置から所望のコンテンツの配信を受けることができる少なくとも1つのクライアント装置とがネットワークに接続されたシステムにおいて、コンピュータを、
    前記ネットワークでアクセス可能なコンテンツをリスト化した仮想コンテンツリストとユーザ別のコンテンツリスト情報とを有し、前記仮想コンテンツリストを前記クライアント装置へ公開することで任意のクライアント装置を通して任意のユーザからコンテンツ配信要求を受け付ける仮想サーバ手段と、
    前記コンテンツ配信要求を当該要求対象のコンテンツを格納するサーバ装置へ送信し、当該要求対象コンテンツを当該サーバ装置から受信する仮想クライアント手段と、
    を有し、前記仮想サーバ手段は前記仮想クライアント手段が受信した要求対象コンテンツを前記ユーザのコンテンツリスト情報に従って前記要求元のクライアント装置へ転送するコンテンツ管理装置
    として機能させるためのプログラム。
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