JP4147457B2 - 分包機の錠剤分割器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、薬剤を分包する分包機に使用され、使用頻度の低い錠剤を一包服用毎に主として手撒きで分配するための錠剤分割器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
一般に、病院や薬店等においては、散剤や錠剤などの薬剤を所定量毎に分包する分包機が使用されている。該分包機は、例えば、図6のように、薬剤を分包紙に所定量ずつ分包する包装部101と、所定量毎に分割された薬剤を包装部101にホッパー102を介して順次供給する分割部100とを備え、分割部100には、錠剤を所定量毎に分配するための錠剤分割器103が設けられている。
【0003】
従来、この錠剤分割器としては、図7のように、上方から錠剤を投入するための投入口と下方に錠剤を排出するための排出口とを有する錠剤収納部50が所定の方向(X軸方向)に列をなして並設された上部錠剤マス51と、該上部錠剤マス51の下方に配置された移動板52とを備えている。該移動板52は、上部錠剤マス51の各排出口に対応して複数の孔53を有している。
そして、投入口から錠剤を投入する際には、図7(イ)のように、両孔53間の遮蔽部54が排出口の下方に位置するように移動板52をX軸方向一方側にスライドさせて各排出口を一斉に閉口させる閉状態とし、投入された錠剤を排出口から下方に排出する際には、図7(ロ)のように、各孔53が排出口の下方に位置するように移動板52をX軸方向他方側にスライドさせて排出口を一斉に開口させる開状態とする。
【0004】
尚、移動板52の下方には、上部錠剤マス51の錠剤収納部50に対応した錠剤収納部60を有する下部錠剤マス61が設けられており、上部錠剤マス51から下方に排出された錠剤は、分割状態を維持したまま下部錠剤マス61の各錠剤収納部60に一斉に収納される。また、該下部錠剤マス61の下方所定位置には図示しないホッパーが設けられ、下部錠剤マス61をスライドさせて錠剤収納部60を順次ホッパーの上方に位置させ、その位置において錠剤収納部61の底蓋62を開けることにより、分割された錠剤をホッパーを介して順次包装部101に供給していく。
【0005】
このように、下部錠剤マス61の上方に移動板52を介して配設された上部錠剤マス51は、下部錠剤マス61から順次所定量の錠剤を包装部101に供給している間に、次回の錠剤を所定量毎に分配して下部錠剤マス61に再び移送する準備を行うために使用され、主として、いわゆる手撒き式(手動分割式)のものにおいて使用される。
【0006】
しかしながら、上記従来の錠剤分割器103においては、移動板52を水平にスライドさせることによって排出口を開閉させる構成なるため、移動板52の各遮蔽部54は、開状態においては各排出口の下方に位置する一方、閉状態では排出口間に形成された区画壁部55の下方に位置することが必要となる。従って、排出口のX軸方向の長さL1、及び区画壁部55のX軸方向の長さL2を、共に移動板52における遮蔽部54のX軸方向の長さと略等しくすることが必要となり、上部錠剤マス51においてデッドスペースとなっている区画壁部55をX軸方向に圧縮して錠剤分割器103を小型化することには限界があった。
【0007】
それゆえに本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされ、錠剤収納部間のデッドスペースを削減することによって分包機の錠剤分割器を小型化することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決すべくなされたものであり、本発明は、一包服用毎に錠剤を分配するための錠剤分割器であって、上方から錠剤を投入するための投入口と下方に錠剤を排出するための排出口とを有する錠剤収納部が所定の方向に列をなして並設され、該所定の方向に並設された各錠剤収納部の下方には、平面視において前記所定の方向に移動することにより排出口を開閉させるシャッター板がそれぞれ配置され、該シャッター板の上面は、シャッター板が排出口を閉口させる閉状態と排出口を開口させる開状態の双方の姿勢において、開状態に移動させる方向側が上で閉状態に移動させる方向側が下となるよう下傾斜した傾斜面のみから形成され、且つシャッター板は、その上面が前記下傾斜を保持したまま閉状態と開状態との間で移動するよう構成されており、前記シャッター板は、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となることを特徴としている。
【0009】
この構成にあっては、シャッター板は、開状態において錠剤収納部間に位置することになるが、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となるので、排出口と排出口との間の部分における所定の方向の長さが、排出口自体の所定の方向の長さよりも短くなる。
【0010】
特に、シャッター板は、所定の曲率を有するガイド溝に沿ってスライドすることが好ましく、開状態において円滑に且つ容易に起立した姿勢をとることができる。
【0011】
また、ガイド溝は円弧状に設けられ該ガイド溝をガイドとしてシャッター板は円弧状の軌跡を描きながらスライドすることにより排出口を閉じた閉状態と排出口を開口させた開状態とを採る構成であることが好ましい。
【0012】
さらに、シャッター板の上面は、ガイド溝の形状に対応して凹状に湾曲した曲面となっていることが好ましい。
【0013】
また、前記所定の方向と直交する方向に錠剤収納部の列が複数列設けられ、全ての錠剤収納部の排出口が一斉に開閉することが好ましく、一度に錠剤を下方に排出することができる。
【0014】
さらに本発明の錠剤分割器は、所定の方向に対で設けられた横壁片によって錠剤収納部が形成され、複数の錠剤収納部が隣の錠剤収納部を構成する横壁片間に形成された空間部を介して所定の方向に列をなして並設され、錠剤収納部を構成する横壁片の間の下端に、錠剤収納部の上端に形成された投入口から投入された錠剤を排出させる排出口を有し、平面視において前記所定の方向に移動することにより排出口を開閉させるシャッター板が各排出口にそれぞれ配置され、前記シャッター板は、排出口を閉口させる閉状態と、所定の曲率を有するガイド溝に沿ってスライドし平面視において所定方向に移動して前記空間部に位置することによって排出口を開口させる開状態とを採るよう構成され、該シャッター板の上面は、閉状態と開状態の双方の姿勢において、開状態に移動させる方向側が上で閉状態に移動させる方向側が下となるよう下傾斜した傾斜面のみから形成され、且つシャッター板は、その上面が前記下傾斜を保持したまま閉状態と開状態との間で移動するよう構成されており、前記シャッター板は、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となることを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の分包機の錠剤分割器の一実施形態について図1乃至図3を参酌しつつ、錠剤が投入される錠剤収納部1が所定の方向(X軸方向)に列をなして並設された分割器本体2と、錠剤収納部1の下方にそれぞれ設けられて錠剤収納部1の排出口1bを開閉するためのシャッター板3とを備えた錠剤分割器について説明する。
【0016】
前記分割器本体2は、錠剤収納部1の列が、X軸方向と直交する方向(Y軸方向)に複数列設けられている。即ち、分割器本体2には、同一の錠剤収納部1が、縦方向(X軸方向)と横方向(Y軸方向)とに複数行、複数列、整列配置され、分割器本体2は全体として平面視長方形あるいは正方形を呈している。
【0017】
分割器本体2は、略90度の扇状片4をX軸方向に沿って直線状に連設して形成した縦壁部5がY軸方向に所定間隔毎に並設されると共に、各扇状片4がそれぞれY軸方向に一対の横壁片6で連結されることにより形成されている。そして、一対の扇状片4と一対の横壁片6とから、上下に貫通した平面視略矩形の錠剤収納部1が形成されている。従って、錠剤収納部1は、その上端に錠剤が投入される投入口1aを有し、その下端に錠剤が排出される排出口1bを有する。
【0018】
また、図1のように、一方の横壁片6は扇状片4の一端部に固定され、他方の横壁片6は扇状片4の中途部に固定されている。従って、他方の横壁片6と、隣の錠剤収納部1における一方の横壁片6との間には空間部7が形成され、該空間部7と他方の横壁片6及び一方の横壁片6とが、分割器本体2における錠剤収納部1間の区画壁部に相当し、いわゆるデッドスペースとなる部分である。
【0019】
一方、シャッター板3は、後述する閉状態において横壁片6の直下に位置すると共に、一対の扇状片4間を平面視においてX軸方向に移動可能に配置され、平面視においてX軸方向に移動して空間部7に位置することによって排出口1bを開口させる。具体的には、各扇状片4にはその円弧状の底辺に沿って略90度円弧状のガイド溝8が形成されており、該ガイド溝8をガイドとして各シャッター板3は円弧状の軌跡を描きながらスライドすることにより、図1(イ)の如く排出口1bを閉口させる閉状態と、図1(ロ)の如く排出口1bを開口させる開状態とを採る。従って、シャッター板3は、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となる。尚、Y軸方向両端に位置する両扇状片4にのみガイド溝8を形成してもよい。
【0020】
また、シャッター板3は、閉状態においてもX軸方向一方側が下方となるように僅かに傾斜した状態にある。更に、シャッター板3の上面3aは、ガイド溝8の形状に対応して、Y軸まわりに凹状に湾曲した曲面となっている。
【0021】
また、Y軸方向に並設された複数のシャッター板3は、第一の連結部材によって相対移動不可の状態に連結一体化されている。また、X軸方向に列をなして並設された複数のシャッター板3は、複数の駆動源から個別に駆動力を受けて同期して開閉するように構成されていてもよいが、第二の連結部材によって相対運動可能な状態に連結されることにより、一つの駆動源からの駆動力によって一斉に開閉動作をとる。以下具体的に説明する。
【0022】
Y軸方向に並設された複数のシャッター板3は、各シャッター板3をY軸方向に貫通する連結棒9(第一の連結部材)によって相対運動不可の状態に連結一体化されて一斉に開閉動作をとる。連結棒9はX軸方向に間隔をおいて二本配置され、該二本の連結棒9は共にガイド溝8に係入している。従って、Y軸方向に並設された複数のシャッター板3は、連結棒9がガイド溝8内をガイド溝8の長手方向に沿ってスライドすることにより一斉に開閉動作をとり、これによってY軸方向に並設された複数の錠剤収納部1の排出口1bは一斉に開閉する。
【0023】
具体的には、二本の連結棒9のうち、一方の連結棒9の一端部は、Y軸方向一端に位置する扇状片4から外方に突出し、X軸方向に伸びたリンク棒10(第二の連結部材)に回転自在に支持されている。このように、X軸方向に列をなして並設された複数のシャッター板3は、リンク棒10によってX軸方向に相対運動可能な状態に連結されている。従って、リンク棒10の高さは、図1に二点鎖線にて示しているように、シャッター板3の開閉動作に伴って上下に変化する。
【0024】
そして、各行毎に設けられた連結棒9のうち一つの行における連結棒9は、その他端部がY軸方向他端に位置する扇状片4から外方に突出していて、その他端部の外周面にはシャッター開閉ピン11が当接している。該シャッター開閉ピン11は、モータ12(例えばステッピングモータ)により駆動されて、図3の如く、モータ12の駆動軸13を支点として所定角度範囲を振り子の如く回動する。このシャッター開閉ピン11が図3(ロ)の如く二点鎖線の状態から実線の状態まで一方の連結棒9を押圧することによって、Y軸方向に連結一体化された複数のシャッター板3はガイド溝8に沿って押し上げられて一斉に開状態となり、シャッター開閉ピン11が図3(イ)の如く逆方向に回動すると、複数のシャッター板3はその自重によりガイド溝8に沿って下降して閉状態に戻る。尚、シャッター板3を閉状態側に付勢するバネ等の付勢手段を設けてもよい。
【0025】
このように、シャッター板3は、Y軸方向に並設された複数が一まとまりとなって、即ち一行を一単位として開閉動作をとると共に、リンク棒10によって連結棒9が連結されることによって各行のシャッター板3が一斉に開閉動作をとるのである。即ち、一つの駆動源によって全てのシャッター板3が一斉に開閉動作をとる。
【0026】
以上のように構成された錠剤分割器にあっては、シャッター板3が開状態において閉状態よりも起立した姿勢となるので、区画壁部のX軸方向の長さL2を排出口1bのX軸方向の長さL1よりも短くすることができる。即ち、従来のように移動板52を水平姿勢を保ったまま水平に移動させて排出口1bを開閉させる構成に比して、区画壁部のX軸方向の長さL2を短くすることができるのである。この区画壁部は錠剤分割器においてデッドスペースであるため、区画壁部を短くすることによって錠剤分割器のX軸方向の長さを短いものにすることができる。換言すれば、錠剤分割器を従来と同様の大きさとした場合に、錠剤収納部1の数を多くすることができる。
【0027】
また、円弧状のガイド溝8に沿ってシャッター板3がスライドする構成としているため、円滑に且つ簡単な機構によりシャッター板3を移動させて起立した姿勢とすることができる。更に、連結棒9及びリンク棒10を設けて全てのシャッター板3を一つのモータ12等の駆動源によって一斉に移動させるようにしているので、各シャッター板3の開閉動作の同期をとることが容易であるうえに、構造も簡素となり、低コストに製造することができる。
【0028】
尚、本実施形態では、シャッター板3の開状態において排出口1bが全開となる構成としているが、収納する錠剤が排出口1bから排出される程度の開口面積を有する半開状態であってもよい。半開状態とする構成では、全開状態とする構成に比して、区画壁部のX軸方向の長さを更に短縮することができる。また、半開状態とする場合、図4のように、開状態において、シャッター板3の上面3aが傾斜していれば、錠剤がシャッター板3上を滑って確実に排出口1bから排出することができる。
【0029】
また、上記実施形態では連結棒9がガイド溝8に係入する構成であったが、シャッター板3が直接ガイド溝8に係入する構成であってもよい。
【0030】
更に、シャッター板3は一枚構成に限られず、例えば、図5のように互いに接離して排出口1bを開閉させる二枚構成の、いわゆる両開きタイプのシャッター板3としてもよい。
【0031】
また、ガイド溝8の形状も円弧状に限られず、連続的に変化する曲率を有するものなど、所定の曲率を有していればよい。更に、開状態においてシャッター板3が略垂直の姿勢となるようにしてもよい。
【0032】
また、錠剤収納部1の列は、少なくとも一列あればよい。
【0033】
尚、Y軸方向に並設された複数のシャッター板3を第一の連結部材としての連結棒9によって相対運動不可の状態に連結一体化したが、複数のシャッター板3ではなく、Y軸方向に並設された複数の錠剤収納部1の排出口1bをまとめて下方から覆って閉口するようにY軸方向に伸びた一枚のシャッター板3を使用することによって、Y軸方向に並設された複数の錠剤収納部1の排出口1bをこの一枚のシャッター板3で一斉に開閉するように構成してもよい。
【0034】
更に、横壁片6を曲面状に形成するなど、横壁片6や扇状片4の形状も適宜設計変更可能である。
【0035】
尚、本発明の錠剤分割器は、手で所定量の錠剤を錠剤収納部1に個々に投入するいわゆる手撒き式の分包機に好適であるが、例えば錠剤分割器の上方に、錠剤収納部1に錠剤を所定量ずつ投入するための錠剤自動振り撒き装置を備えた分包機にも適用可能である。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、シャッター板が開状態において閉状態よりも起立した姿勢となるので、従来のように一枚の移動板が水平に移動する構成に比して、錠剤収納部間のデッドスペースを削減できて分包機の錠剤分割器を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における錠剤分割器の要部断面図であり、(イ)はシャッター板が閉状態であり、(ロ)はシャッター板が開状態である。
【図2】 同錠剤分割器の平面図であって、錠剤分割器の各行毎に図1のP−P断面をとって示したものである。
【図3】 図2のB−B断面図であって、(イ)はシャッター板が閉状態のときを、(ロ)はシャッター板が開状態のときをそれぞれ示している。
【図4】 他の実施形態における錠剤分割器の要部断面図。
【図5】 他の実施形態における錠剤分割器の要部断面図。
【図6】 分包機の一例を示す斜視図。
【図7】 従来の錠剤分割器の要部断面図であって、(イ)は移動板が閉状態の場合を、(ロ)は移動板が開状態の場合をそれぞれ示している。
【符号の説明】
1…錠剤収納部、1a…投入口、1b…排出口、2…分割器本体、3…シャッター板、3a…上面、4…扇状片、5…縦壁部、6…横壁片、7…空間部、8…ガイド溝、9…連結棒(連結部材)、10…リンク棒(連結部材)、11…シャッター開閉ピン、12…モータ(駆動源)、13…駆動軸
Claims (6)
- 一包服用毎に錠剤を分配するための錠剤分割器であって、
上方から錠剤を投入するための投入口(1a)と下方に錠剤を排出するための排出口(1b)とを有する錠剤収納部(1)が所定の方向に列をなして並設され、該所定の方向に並設された各錠剤収納部(1)の下方には、平面視において前記所定の方向に移動することにより排出口(1b)を開閉させるシャッター板(3)がそれぞれ配置され、該シャッター板(3)の上面(3a)は、シャッター板(3)が排出口(1b)を閉口させる閉状態と排出口(1b)を開口させる開状態の双方の姿勢において、開状態に移動させる方向側が上で閉状態に移動させる方向側が下となるよう下傾斜した傾斜面のみから形成され、且つシャッター板(3)は、その上面(3a)が前記下傾斜を保持したまま閉状態と開状態との間で移動するよう構成されており、
前記シャッター板(3)は、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となることを特徴とする分包機の錠剤分割器。 - シャッター板(3)は、所定の曲率を有するガイド溝(8)に沿ってスライドする請求項1記載の分包機の錠剤分割器。
- ガイド溝(8)は円弧状に設けられ該ガイド溝(8)をガイドとしてシャッター板(3)は円弧状の軌跡を描きながらスライドすることにより排出口(1b)を閉じた閉状態と排出口(1b)を開口させた開状態とを採る構成である請求項2記載の分包機の錠剤分割器。
- シャッター板(3)の上面(3a)は、ガイド溝(8)の形状に対応して凹状に湾曲した曲面となっている請求項2または請求項3記載の分包機の錠剤分割器。
- 前記所定の方向と直交する方向に錠剤収納部(1)の列が複数列設けられ、全ての錠剤収納部(1)の排出口(1b)が一斉に開閉する請求項1ないし請求項4の何れかに記載の分包機の錠剤分割器。
- 所定の方向に対で設けられた横壁片(6)によって錠剤収納部(1)が形成され、複数の錠剤収納部(1)が隣の錠剤収納部(1)を構成する横壁片(6)間に形成された空間部(7)を介して所定の方向に列をなして並設され、錠剤収納部(1)を構成する横壁片(6)の間の下端に、錠剤収納部(1)の上端に形成された投入口(1a)から投入された錠剤を排出させる排出口(1b)を有し、平面視において前記所定の方向に移動することにより排出口(1b)を開閉させるシャッター板(3)が各排出口(1b)にそれぞれ配置され、
前記シャッター板(3)は、排出口を閉口させる閉状態と、所定の曲率を有するガイド溝(8)に沿ってスライドし平面視において所定方向に移動して前記空間部(7)に位置することによって排出口(1b)を開口させる開状態とを採るよう構成され、
該シャッター板(3)の上面(3a)は、閉状態と開状態の双方の姿勢において、開状態に移動させる方向側が上で閉状態に移動させる方向側が下となるよう下傾斜した傾斜面のみから形成され、且つシャッター板(3)は、その上面(3a)が前記下傾斜を保持したまま閉状態と開状態との間で移動するよう構成されており、
前記シャッター板(3)は、開状態が閉状態よりも起立した姿勢となることを特徴とする分包機の錠剤分割器。
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