JP4146765B2 - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、FH−OFDM(Frequency Hopping - Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調方式を採用したセルラシステムにおける受信装置および受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
OFDM変調方式は、マルチパス干渉に強い高速伝送技術として注目されている。特に、使用するOFDMサブキャリア(搬送波)周波数を時々刻々と周波数軸上でホッピングさせるFH−OFDM変調方式は、周波数ダイバーシチ効果が得られる将来有望な高速無線伝送技術として注目され、3GPP(3rd Generation Partnership Project)においても導入が検討されている。
【0003】
一般に、FH−OFDM変調方式を採用したセルラシステムのセルエッジやセクタエッジ(すなわち、同一の周波数帯域を用いている近隣の通信エリア付近)では、隣接セルの基地局から送信された信号(干渉信号)の影響により、受信装置(例えば、移動局装置)が自セルの基地局装置から送信された信号(所望信号)を受信する性能が劣化することがある。
【0004】
このため、従来、例えば特許文献1に示す技術が提案されている。この文献で開示された移動局装置では、複数のアンテナを用いて受信したデータに対してアダプティブアレイアンテナ処理を行い、隣接セルからの信号(つまり、干渉信号)を除去するための重み付けを受信データに対して行い、重み付けされた受信データを合成することで、所望信号の受信品質の向上、ひいては受信性能の向上を図っている。この移動局装置では、隣接セルの基地局装置が、フレーム毎およびサブキャリア毎に自セルの基地局装置と同じ信号を送信したり異なる信号を送信したりするのに対応し、重み付けに用いられる重み付け係数(以下「重み」と言う)をフレーム毎に変更する。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−251270号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、一般にFH−OFDM変調方式では、データが、周波数ホッピング(FH)パタンに従ってOFDMシンボル毎に異なるサブキャリアにマッピングされ送信されるのに対して、上記従来の移動局装置では、重みの変更がフレーム毎に行われている。このため、従来の移動局装置においては、受信データの重み付けに用いられる重みが適切でないことがあり、受信データから干渉成分を適切に除去することが困難であり、データ受信性能の向上に一定の限界がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、FH−OFDM方式に基づいて送信されたデータから干渉成分を適切に除去し、データ受信性能を向上させることができる受信装置および受信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信装置は、自セルの周波数ホッピングパタンに従ってOFDMシンボル毎に異なるサブキャリアにマッピングされたデータを複数のアンテナを介して受信する受信手段と、受信されたデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出する検出手段と、受信データの重み付けに用いられる重み付け係数の算出方法を、前記検出手段の検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定する設定手段と、設定された算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出する算出手段と、算出された重み付け係数を用いて、受信データの重み付けを行う重み付け手段と、を有する構成を採る。
【0009】
この構成によれば、受信されるデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルから干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出し、受信データの重み付けに用いられる重み付け係数を算出する方法を、検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定し、設定された算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出するため、OFDMシンボル毎に適切な重み付け係数を用いて受信データの重み付けを行うことでき、受信データから干渉成分を適切に除去することができ、データ受信の性能、特にセルエッジ付近でのデータ受信性能を向上させることができる。
【0010】
また、例えば、前記設定手段が、被干渉サブキャリアが検出された場合、当該被干渉サブキャリアに対して隣接セルからの干渉を除去可能な重み付け係数を算出する第1の算出方法(例えば、MMSE(Minimum Mean Square Error)合成用の重み算出方法)を設定し、被干渉サブキャリアでないサブキャリアに対しては前記第1の算出方法よりも演算量が小さい第2の算出方法(例えば、MRC(Maximal Ratio Combining)用の重み算出方法)を設定する場合、受信データのOFDMシンボルが隣接セルからの干渉を受けたときには受信データから干渉成分を除去する能力を向上させることができるとともに、受信データのOFDMシンボルが隣接セルからの干渉を受けていないときには重み付け係数の算出に要する演算量を削減しながらダイバーシチ効果を得て受信性能を高めることができる。
【0011】
本発明の受信装置は、上記構成において、自装置がハンドオーバ状態であることを検出するハンドオーバ検出手段をさらに有し、前記設定手段は、前記ハンドオーバ検出手段の検出結果に基づいて算出方法の設定を行う、構成を採る。
【0012】
この構成によれば、例えば、自装置がハンドオーバ状態であるときのみ各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行い、ハンドオーバ状態でないとき、干渉を除去可能な重み付け係数を算出する算出方法より演算量が少ない算出方法に固定することができ、重み付け係数の算出に要する演算量を削減することができるとともに算出方法の設定のための制御を簡略化することができる。
【0013】
本発明の受信装置は、上記構成において、受信データの重要度に関する情報を取得する重要度取得手段をさらに有し、前記設定手段は、取得された重要度情報に基づいて算出方法の設定を行う、構成を採る。
【0014】
この構成によれば、例えば、受信データが重要なデータであるときのみ各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行い、受信データが重要なデータでないときは干渉を除去可能な重み付け係数を算出する算出方法より演算量が少ない算出方法に固定することができ、重み付け係数の算出に要する演算量を削減することができるとともに算出方法の設定のための制御を簡略化することができる。
【0015】
本発明の受信装置は、上記構成において、受信データのチャネルに関する情報を取得するチャネル情報取得手段をさらに有し、前記設定手段は、取得されたチャネル情報に基づいて算出方法の設定を行う、構成を採る。
【0016】
この構成によれば、例えば、受信データのチャネルが制御チャネルのときのみ各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行い、受信データのチャネルがデータチャネルのときは干渉を除去可能な重み付け係数を算出する算出方法より演算量が少ない算出方法に固定することができ、重み付け係数の算出に要する演算量を削減することができるとともに算出方法の設定のための制御を簡略化することができる。
【0017】
本発明の受信装置は、上記構成において、前記算出手段が実行可能な最大演算量および前記算出手段によって実行されている実行中演算量を取得する演算量取得手段と、取得された最大演算量および実行中演算量に基づいて、所定の算出方法の対象となるサブキャリアを決定するシンボル決定手段と、をさらに有し、前記設定手段は、決定されたサブキャリアを対象とする算出方法が前記所定の算出方法となるような算出方法の設定を行う、構成を採る。
【0018】
この構成によれば、例えば、実行されている実行中演算量が実行可能な最大演算量を超えない範囲でできるだけ多くのサブキャリアを、干渉を除去可能な重み付け係数を算出する算出方法の対象として決定し、決定されたサブキャリアに対する重み付けに用いられる重み付け係数を算出するときに当該算出方法を実行することができる。
【0019】
本発明の受信方法は、自セルの周波数ホッピングパタンに従ってOFDMシンボル毎に異なるサブキャリアにマッピングされたデータを複数のアンテナを介して受信する受信ステップと、受信したデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出する検出ステップと、受信データの重み付けに用いられる重み付け係数の算出方法を、前記検出ステップでの検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定する設定ステップと、設定した算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出する算出ステップと、算出した重み付け係数を用いて、受信データの重み付けを行う重み付けステップと、を有するようにした。
【0020】
この方法によれば、受信するデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルから干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出し、受信データの重み付けに用いられる重み付け係数を算出する方法を、検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定し、設定した算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出するため、OFDMシンボル毎に適切な重み付け係数を用いて受信データの重み付けを行うことでき、受信データから干渉成分を適切に除去することができ、データ受信の性能、特にセルエッジ付近でのデータ受信性能を向上させることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、受信されるデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出し、受信データの重み付けに用いられる重み付け係数を算出する方法を、検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定することである。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施の形態に係る移動局装置の構成を示すブロック図である。
【0024】
図1に示す移動局装置100は、2本のアンテナ102−1、102−2、2つの受信RF(Radio Frequency)部104−1、104−2、2つのGI(Guard Interval)除去部106−1、106−2、2つのシリアルパラレル変換(S/P)部108−1、108−2、2つのFFT(Fast Fourier Transform)部110−1、110−2、N個の重み付け部112−1、…、112−N、N個の合成部114−1、…、114−N、パラレルシリアル変換(P/S)部116、復調部118、チャネル推定部120、重み付け制御部122、重み算出部124、SIR(Signal to Interference Ratio)算出部126、チャネル識別部128、データ重要度検出部130、ハンドオーバ検出部132、被干渉サブキャリア検出部134、演算量余裕度検出部136、およびMMSE受信サブキャリア決定部138を有する。
【0025】
また、重み算出部124は、MMSE合成用重み算出部140およびMRC用重み算出部142を有する。
【0026】
なお、便宜上、本実施の形態で説明する移動局装置100は、2本のアンテナ102−1、120−2を有し、これら2本のアンテナにそれぞれ対応する2つの受信RF部104−1、104−2、2つのGI除去部106−1、106−2、2つのS/P部108−1、108−2、および2つのFFT部110−1、110−2を有するものとしたが、移動局装置100の構成はこれに限定されない。例えば、3本以上(例えば、K本)のアンテナを有し、K本のアンテナにそれぞれ対応するK個の受信RF部、K個のGI除去部、K個のS/P部、およびK個のFFT部を有する構成であっても良い。
【0027】
また、本実施の形態では、セル毎に、PN系列等のランダムな系列に基づいてFHパタンを生成する場合を例にとって説明する。
【0028】
受信RF部104−1、104−2は、自セルの基地局装置から送信されたデータをアンテナ102−1、102−2を介してそれぞれ受信し、アンテナ102−1、102−2の受信データに所定の受信処理(アナログデジタル変換やダウンコンバート等)をそれぞれ施す。ここで、基地局装置から送信されたデータは、自セルのFHパタンに従って、OFDMシンボル毎に異なる一つ以上のサブキャリアにマッピングされたデータである。
【0029】
GI除去部106−1、106−2は、受信RF部104−1、104−2からの受信処理後の受信データからGIをそれぞれ除去する。
【0030】
S/P部108−1、108−2は、GI除去部106−1、106−2からのGI除去後の受信データをそれぞれシリアルパラレル変換する。
【0031】
FFT部110−1、110−2は、S/P部108−1、108−2からの受信データに高速フーリエ変換処理をそれぞれ施し、サブキャリア毎の受信データをN個の重み付け部112−1〜112−Nおよびチャネル推定部120にそれぞれ出力する。
【0032】
N個の重み付け部112−1〜112−Nは、N個のサブキャリアにそれぞれ対応する。また、重み付け制御部122から各OFDMシンボルのサブキャリア毎に入力された重みを用いて、FFT部110−1、110−2から入力された受信データに対して重み付けを行う。
【0033】
N個の合成部114−1〜114−Nは、N個の重み付け部112−1〜112−Nにそれぞれ対応する。また、対応する重み付け部112から入力された重み付け後の受信データをそれぞれ合成する。
【0034】
P/S部116は、合成部114−1〜114−Nからの合成後の受信データをパラレルシリアル変換する。
【0035】
復調部118は、パラレルシリアル変換後の受信データを復調して復調データを生成する。
【0036】
チャネル推定部120は、FFT部110−1、110−2から入力された受信データに基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎にチャネル推定を行い、チャネル推定結果をSIR算出部126、MMSE合成用重み算出部140、およびMRC用重み算出部142に出力する。
【0037】
被干渉サブキャリア検出部134は、自セルのFHパタンに関する自セルFHパタン情報および隣接セルのFHパタンに関する隣接セルFHパタン情報を取得する。また、隣接セルFHパタンを自セルFHパタン情報と比較することにより、受信データがマッピングされるサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受けるサブキャリア(以下「被干渉サブキャリア」と言う)を、OFDMシンボル毎に検出する。換言すれば、受信データにおいて、時間軸上のある位置で自セルおよび隣接セルの両方によって重複使用されるサブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出し被干渉サブキャリアとする。被干渉サブキャリア検出結果は、重み付け制御部122、SIR算出部126、および演算量余裕度検出部136に報告される。
【0038】
なお、被干渉サブキャリア検出部134は、例えば、自セルの基地局装置が上位レイヤで隣接セルFHパタン情報をシグナリングする場合、このシグナリングされた隣接セルFHパタン情報を取得しても良い。また、例えば、隣接セルの基地局装置から送信されたデータを受信することでFHパタンを自ら推定しても良い。
【0039】
演算量余裕度検出部136は、被干渉サブキャリア検出部134から被干渉サブキャリア検出結果の報告を受ける。また、重み算出部124が実行可能な演算量の最大値Cmaxおよび重み算出部124が実行している演算量の現在値Cusedを取得する。また、MMSE合成用重みを算出するときに重み算出部124のMMSE合成用重み算出部140が要する1シンボルあたりの演算量RmmseおよびMRC用重みを算出するときに重み算出部124のMRC用重み算出部142が要する1シンボルあたりの演算量Rmrcを取得する。
【0040】
演算量余裕度検出部136は、取得されたこれらの数値を用いて、次の(式1)に従って演算量余裕度M(Mは整数)を算出する。ここで、演算量余裕度Mは、MMSE合成用重み算出の対象とすることが可能なOFDMシンボル毎のサブキャリア数を示す。
M=(Cmax−Cused)/(Rmmse−Rmrc) …(式1)
【0041】
SIR算出部126は、チャネル推定部120のチャネル推定結果に基づいて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎のSIRを算出する。
【0042】
MMSE受信サブキャリア決定部138は、演算量余裕度検出部136からの演算量余裕度MおよびSIR算出部126からの各OFDMシンボルのサブキャリア毎のSIRに基づいて、OFDMシンボル毎に、SIRが低い順にM個のサブキャリアを、MMSE合成用重み算出対象のサブキャリア(以下「MMSE受信サブキャリア」と言う)として決定し、その他のサブキャリアをMRC用重み算出対象のサブキャリア(以下「MRC受信サブキャリア」と言う)として決定する。この決定結果は、重み付け制御部122に報告される。
【0043】
チャネル識別部128は、受信データのチャネルに関する通信中チャネル情報に基づいて、通信中のチャネルが制御用チャネルであるかデータチャネルであるかを識別し、チャネル識別の結果を重み付け制御部122に報告する。この通信中チャネル情報は、移動局装置100の上位レイヤにて判別される情報(例えば、該当するチャネルの受信タイミング、使用されている拡散コード、使用されているサブキャリアなどの情報)に基づいて、移動局装置100の上位レイヤにて生成され、チャネル識別部128およびデータ重要度検出部130に通知される情報である。
【0044】
データ重要度検出部130は、通信中チャネル情報に基づいて、受信データの重要度を検出し、重要度検出の結果を重み付け制御部122に報告する。なお、データの重要度は、使用されているチャネルやデータの中身によって異なる。例えば、一般に、制御チャネルはデータチャネルに比較して重要度が高い。なぜなら、制御チャネルの受信を誤ってしまうと、その後のデータチャネルの受信に失敗してしまうからである。また、例えば、一般に、再送データは初回送信データよりも重要度が高い。
【0045】
ハンドオーバ検出部132は、受信データの転送状態を示す情報の通知を移動局装置100の上位レイヤから受けて、移動局装置100がハンドオーバ状態であるか否かを検出し、このハンドオーバ検出の結果を重み付け制御部122に報告する。受信データの転送状態は,制御チャネルを用いて通知される.
【0046】
重み付け制御部122は、被干渉シンボル検出部134から報告された被干渉サブキャリア検出結果に基づいて、MMSE合成およびMRCのいずれか一方を各OFDMシンボルのサブキャリア毎に選択し、重み付け部112−1〜112−Nによって用いられる重みを算出する方法を、当該選択された合成方法に対応する重み算出方法に設定する。この設定を行うとき、重み付け制御部122は、MMSE合成用重み算出部140およびMRC用重み算出部142のうち、選択された合成方法に対応する算出方法を実行する算出部に対して、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み算出を指示する。
【0047】
上記のMMSE合成は、隣接セルから受けた干渉を除去したいときに有効な合成方法の一つであり、MMSE合成用の重み算出方法は、隣接セルから受けた干渉を除去可能な重みを算出する方法である。また、上記のMRCは、受信ダイバーシチ効果を得たいときに有効な合成方法の一つであり、MRC用の重み算出方法が重みを算出するときに要する演算量は、MMSE合成用の重み算出方法のそれよりも少ない。
【0048】
したがって、例えば、重み付け制御部122は、各OFDMシンボルの被干渉サブキャリアに対してMMSE合成を選択する一方、各OFDMシンボルの被干渉サブキャリア以外のサブキャリアに対してはMRCを選択する。
【0049】
ここで、合成方法の選択についてより具体的に説明する。図2は、重み付け制御部122での合成方法の選択について説明するための図である。ここでは、図2(A)に示すように、移動局装置100がセルA(自セル)に在圏しかつセルB(隣接セル)とのセルエッジ付近に位置している場合について説明する。なお、ここでは、1つのOFDMシンボルを、当該OFDMシンボルがマッピングされたサブキャリア毎に細分化したものを「シンボル」と言う。
【0050】
この場合、移動局装置100は、セルAの基地局装置150aからの信号(セルA信号)のOFDMシンボルだけでなくセルBの基地局装置150bからの信号(セルB信号)のOFDMシンボルをも含むデータを受信する。各基地局装置150a、BSbはランダムにFHパタンを決めているため、図2(B)に示すように、セルAおよびセルBのFHパタンが衝突することがある。つまり、移動局装置100にとっての所望信号であるセルA信号における特定のOFDMシンボルにおける少なくとも一つのシンボルが、セルB信号から干渉を受けた状態で受信されることになる。
【0051】
そこで、重み付け制御部122では、図2(C)に示すように、セルB信号から干渉を受けるシンボルに対しては、受信データからその干渉成分を除去するためにMMSE合成する。一方、セルB信号から干渉を受けないシンボルに対しては、必ずしもMMSE合成を行う必要がないため、MMSE合成用の重み算出方法より必要な演算量が少なくかつ受信ダイバーシチ効果が得られるMRCを行う。
【0052】
このように、受信データのうち被干渉サブキャリアに対してMMSE合成が選択される一方、被干渉サブキャリア以外のサブキャリアに対してはMRCが選択され、選択された合成方法に対応する算出方法が実行されるように、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に算出方法設定が行われるため、隣接セルからの干渉を除去する必要があるときには受信データから干渉成分を除去する能力を向上させることができるとともに、隣接セルからの干渉を除去する必要性が低いときには重み算出に要する演算量を削減しかつ受信ダイバーシチ効果を得ることができる。
【0053】
また、重み付け制御部122は、MMSE受信サブキャリア決定部138から報告された決定結果に基づいて、M個のMMSE受信サブキャリアに対する重み付けに用いられる重みを算出する方法がMMSE合成用の算出方法となるように、各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行う。
【0054】
すなわち、上記のとおり、SIRの低い順に、演算量の現在値Cusedが最大値Cmaxを超えない範囲でできるだけ多くのサブキャリアがMMSE受信サブキャリアに、OFDMシンボル毎に決定されているため、OFDMシンボル毎に、重み算出部124の演算処理能力が許す限り多くのサブキャリアに対してMMSE合成を行うことが可能になる。
【0055】
また、重み付け制御部122は、チャネル識別部128から報告されたチャネル識別結果に基づいて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行う。より具体的には、通信中のチャネルが制御チャネルであることをチャネル識別結果が示しているとき、重み付け制御部122は、被干渉サブキャリア検出結果に基づく各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法設定を行う。一方、通信中のチャネルがデータチャネルであることをチャネル識別結果が示しているとき、重み付け制御部122は、MRC用の重み算出方法に固定する。
【0056】
また、重み付け制御部122は、ハンドオーバ検出部132から報告されたハンドオーバ検出結果に基づいて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行う。より具体的には、移動局装置100がハンドオーバ状態であることをハンドオーバ検出結果が示しているとき、重み付け制御部122は、被干渉サブキャリア検出結果に基づく各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法設定を行う。一方、移動局装置100がハンドオーバ状態であることをチャネル識別結果が示していないとき、重み付け制御部122は、MRC用の重み算出方法に固定する。
【0057】
また、重み付け制御部122は、データ重要度検出部130から報告された重要度検出結果に基づいて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法の設定を行う。より具体的には、受信データが重要なデータであることを重要度検出結果が示しているとき、重み付け制御部122は、被干渉サブキャリア検出結果に基づく各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法設定を行う。一方、受信データが重要なデータであることを重要度検出結果が示していないとき、重み付け制御部122は、MRC用の重み算出方法に固定する。
【0058】
なお、重み付け制御部122は、移動局装置100がハンドオーバ状態であることをハンドオーバ検出結果が示しかつ受信データが重要なデータであることを重要度検出結果が示しているときに被干渉サブキャリア検出結果に基づく各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法設定を行い、ハンドオーバ状態であることをハンドオーバ検出結果が示していないときまたは受信データが重要なデータであることを重要度検出結果が示していないときにMRC用の重み算出方法に固定しても良い。
【0059】
このように、チャネル識別結果、ハンドオーバ検出結果、および重要度検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎の算出方法設定を行うことにより、隣接セルからの干渉を除去する必要性が低いときにMMSE合成用の重み算出方法を実行せずMMSE合成用の重み算出方法より少ない演算量を要するMRC用の重み算出方法に固定することができる。さらに、重み付け制御部122での設定制御動作を簡略化することができる。
【0060】
なお、MMSE受信サブキャリアの決定結果、チャネル識別結果、ハンドオーバ検出結果、および重要度検出結果のうちのいずれか一つの情報に基づく算出方法設定が選択的に行われても良く、いずれか二つ以上の情報の組み合わせに基づく算出方法設定が行われても良い。
【0061】
ここで、MMSE合成用の重み算出方法およびMRC用の重み算出方法ならびにこれらの重み算出方法がそれぞれ要する演算量について説明する。MMSE合成用の重みは次の(式2)で算出される。また、MRC用の重みは次の(式3)で算出される。
W=R−1P …(式2)
W=P …(式3)
ここで、Rは自己相関行列(受信データの自己相関を取ることで生成される行列)であり、Pは相互相関ベクトル(受信データと既知信号の相互相関を取ることで生成されるベクトル)である。
【0062】
上記(式2)のR−1においては逆行列演算が必要になるのに対して、上記(式3)においてはR行列の算出およびR行列の逆行列演算が必要ではないため、MRC用の重み算出方法を用いたときはMMSE合成用の重み算出方法を用いたときと比較して演算量を削減することが可能となる。
【0063】
また、重み付け制御部122は、MMSE合成用重み算出部140から入力された、アンテナ毎およびサブキャリア毎の重みを重み付け部112−1〜112−Nに出力する。
【0064】
MMSE合成用重み算出部140は、重み付け制御部122からの指示に従って、チャネル推定部120からのチャネル推定結果に基づいて、隣接セルからの干渉を除去可能なアンテナ毎およびサブキャリア毎の重みをOFDMシンボル単位で算出し、重み付け制御部122に出力する。
【0065】
MMSE合成用重み算出部140は、重み付け制御部122からの指示に従って、チャネル推定部120からのチャネル推定結果に基づいて、受信ダイバーシチ効果が得られるアンテナ毎およびサブキャリア毎の重みをOFDMシンボル単位で算出し、重み付け制御部122に出力する。
【0066】
次いで、上記構成を有する移動局装置100において、重み付け制御部122が算出方法を設定するときの動作について説明する。図3は、重み付け制御部122での算出方法設定動作の一例を説明するためのフロー図である。
【0067】
まず、ステップS1000では、ハンドオーバ検出部132から報告されたハンドオーバ検出結果に基づいて、ある一つのOFDMシンボル(設定対象OFDMシンボル)を受信しているときの移動局装置100がハンドオーバ状態であるか否かを判断する。この判断の結果として、移動局装置100がハンドオーバ状態である場合(S1000:YES)はステップS2000に進み、移動局装置100がハンドオーバ状態でない場合(S1000:NO)はステップS6000に進む。
【0068】
ステップS2000では、チャネル識別部128から報告されたチャネル識別結果に基づいて、通信中のチャネルが制御チャネルであるかデータチャネルであるかを判断する。この判断の結果として、通信中のチャネルが制御チャネルである場合(S2000:YES)は、ステップS4000に進む。一方、通信中のチャネルがデータチャネルである場合(S2000:NO)は、ステップS3000において、データ重要度検出部130から報告された重要度検出結果に基づいて、受信データが重要なデータであるか否かを判断する。
【0069】
この判断の結果として、受信データが重要なデータである場合(S3000:YES)は、ステップS4000に進み、受信データが重要なデータでない場合(S3000:NO)は、ステップS6000に進む。
【0070】
ステップS4000では、被干渉サブキャリア検出部134から報告された被干渉サブキャリア検出結果に基づいて、設定対象OFDMシンボルに被干渉サブキャリアがあるか(隣接セルからの干渉を受けているか)否かを判断する。この判断の結果として、被干渉サブキャリアがある場合(S4000:YES)は、ステップS5000に進み、被干渉サブキャリアがない場合(S4000:NO)は、ステップS6000に進む。
【0071】
ステップS5000では、MMSE受信サブキャリア決定部138で演算量余裕度に基づいて生成され報告されたMMSE受信サブキャリア決定結果に基づいて、設定対象OFDMシンボル内のサブキャリア毎の算出方法を切り替える。具体的には、MMSE受信サブキャリアに対する算出方法をMMSE合成用の重み算出方法にするとともに、設定対象OFDMシンボル内のMRC受信サブキャリアに対する算出方法をMRC用の重み算出方法にする。
【0072】
そして、ステップS6000では、設定対象OFDMシンボル内の全てのサブキャリアに対する算出方法をMRC用の重み算出方法に固定する。
【0073】
なお、上記の算出方法設定の具体的な動作は、上記のものに限定されない。例えば、ステップS1000の前に、チャネルを制御チャネルに限定するか否かを設定するステップ(チャネル設定ステップ)を行うようにしても良い。このチャネル設定ステップにおいて、チャネルを制御チャネルに限定する場合、上記と同様の動作を行う一方、チャネルを制御チャネルに限定しない場合は、ステップS1000の後のステップS2000をスキップしステップS3000に進む動作を行う。
【0074】
また、例えば、上記のチャネル設定ステップの前に、演算量余裕度検出部136で算出された演算量余裕度を参照するステップ(参照ステップ)を行うようにしても良い。この参照ステップにおいて、所定レベル以上の演算量余裕度が得られた場合、チャネル設定ステップにおいて、チャネルを制御チャネルに限定しないように動作する。一方、参照ステップにおいて、当該所定レベル以上の演算量余裕度が得られなかった場合は、チャネル設定ステップにおいて、チャネルを制御チャネルに限定するように動作する。
【0075】
すなわち、被干渉サブキャリア検出結果と、MMSE受信サブキャリアの決定結果、チャネル識別結果、ハンドオーバ検出結果、および重要度検出結果のいずれか一つ以上の情報とに基づく算出方法設定を行う場合、それぞれの情報に基づいて行われる上記の判断は、どのような順序で行われても良い。
【0076】
このように、本実施の形態によれば、被干渉サブキャリアの検出結果に基づいて、受信データの重み付けに用いられる重みを算出する方法を、MMSE合成用の算出方法およびMRC用の算出方法のいずれか一方に、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定し、当該いずれか一方の算出方法を実行することで、アンテナ毎およびサブキャリア毎の重みをOFDMシンボル単位で算出するため、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に適切な重みを用いて受信データの重み付けを行うことでき、隣接セルから受けた干渉を受信データから適切に除去することができ、データ受信の性能、特にセルエッジやセクタエッジ(すなわち、同一の周波数帯域を用いている近隣の通信エリア付近)でのデータ受信性能を向上させることができる。
【0077】
なお、本実施の形態に係る移動局装置100は、サブキャリア毎に合成のアルゴリズムを変更する構成を有するものとした。ただし、複数のサブキャリアをグループ化しグループ単位で周波数ホッピングを行うシステムの場合は、グループ毎に合成のアルゴリズムを変更する構成を有しても良い。このシステムでは、1つのグループ内の他セルからの干渉量はグループ内でほぼ一定とみなすことができるように各グループの大きさが設計されるため、グループ単位で合成のアルゴリズムを変更したとしても、システム全体としての受信性能が劣化する可能性は少ない。グループ毎に合成のアルゴリズムを変更する場合においては、アルゴリズムの変更を判断する回数がグループ数分だけで済むため、サブキャリア毎にアルゴリズムを変更する場合に比較して、判断に必要な処理を減らすことができる。
【0078】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、FH−OFDM方式に基づいて送信されたデータから干渉成分を適切に除去し、データ受信性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る移動局装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の一実施の形態に係る移動局装置における重み付け制御部による合成方法の選択について説明するための図
【図3】本発明の一実施の形態に係る移動局装置の重み付け制御部での算出方法設定動作について説明するためのフロー図
【符号の説明】
100 移動局装置
102−1、102−2 アンテナ
104−1、104−2 受信RF部
106−1、106−2 GI除去部
108−1、108−2 S/P部
110−1、110−2 FFT部
112−1、112−2、…、112−N 重み付け部
114−1、114−2、…、114−N 合成部
116 P/S部
118 復調部
120 チャネル推定部
122 重み付け制御部
124 重み算出部
126 SIR算出部
128 チャネル識別部
130 データ重要度検出部
132 ハンドオーバ検出部
134 被干渉サブキャリア検出部
136 演算量余裕度検出部
138 MMSE受信サブキャリア決定部
140 MMSE合成用重み算出部
142 MRC用重み算出部

Claims (7)

  1. 自セルの周波数ホッピングパタンに従ってOFDMシンボル毎に異なるサブキャリアにマッピングされたデータを複数のアンテナを介して受信する受信手段と、
    受信されたデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出する検出手段と、
    受信データの重み付けに用いられる重み付け係数の算出方法を、前記検出手段の検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定する設定手段と、
    設定された算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出する算出手段と、
    算出された重み付け係数を用いて、受信データの重み付けを行う重み付け手段と、
    を有することを特徴とする受信装置。
  2. 前記設定手段は、
    被干渉サブキャリアが検出された場合、当該被干渉サブキャリアに対して隣接セルからの干渉を除去可能な重み付け係数を算出する第1の算出方法を設定し、被干渉サブキャリアでないサブキャリアに対しては前記第1の算出方法よりも演算量が小さい第2の算出方法を設定する、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. 自装置がハンドオーバ状態であることを検出するハンドオーバ検出手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    前記ハンドオーバ検出手段の検出結果に基づいて算出方法の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  4. 受信データの重要度に関する情報を取得する重要度取得手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    取得された重要度情報に基づいて算出方法の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  5. 受信データのチャネルに関する情報を取得するチャネル情報取得手段をさらに有し、
    前記設定手段は、
    取得されたチャネル情報に基づいて算出方法の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  6. 前記算出手段が実行可能な最大演算量および前記算出手段によって実行されている実行中演算量を取得する演算量取得手段と、
    取得された最大演算量および実行中演算量に基づいて、所定の算出方法の対象となるサブキャリアを決定するシンボル決定手段と、をさらに有し、
    前記設定手段は、
    決定されたサブキャリアを対象とする算出方法が前記所定の算出方法となるような算出方法の設定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  7. 自セルの周波数ホッピングパタンに従ってOFDMシンボル毎に異なるサブキャリアにマッピングされたデータを複数のアンテナを介して受信する受信ステップと、
    受信したデータがマッピングされたサブキャリアのうち、隣接セルからの干渉を受ける被干渉サブキャリアを、OFDMシンボル毎に検出する検出ステップと、
    受信データの重み付けに用いられる重み付け係数の算出方法を、前記検出ステップでの検出結果に基づいて各OFDMシンボルのサブキャリア毎に設定する設定ステップと、
    設定した算出方法を用いて、各OFDMシンボルのサブキャリア毎に重み付け係数を算出する算出ステップと、
    算出した重み付け係数を用いて、受信データの重み付けを行う重み付けステップと、
    を有することを特徴とする受信方法。
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