JP4145616B2 - 遠隔制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーンなどの産業用機器を無線で遠隔操作するための遠隔制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ホイスト式クレーンを操作するための制御装置は、クレーンから吊り下げられたケーブルの先端に接続された有線ペンダントスイッチタイプのものが主流であった。操作者は、この有線ペンダントスイッチタイプの制御装置を操作する場合、クレーンとともに移動しなければならないため、操作性があまり良くなかった。また、クレーンの移動中にケーブルが、床の上に置かれた他のものに当たって傷付き、断線やショートなどが発生することがあった。
【0003】
そこで、上記の問題を解決する手段として、ホイスト式クレーンを無線で遠隔操作する遠隔制御装置が開発されている。遠隔制御装置からの制御信号(電波)を受信する受信装置は、ホイスト式クレーンの近傍に取り付けられ、受信した制御信号に応じてホイスト式クレーンを制御する。また、遠隔制御装置は、ホイスト式クレーンだけでなくタワークレーンなど各種産業用機器の制御用として採用されている。
【0004】
遠隔制御装置には、微弱電波タイプのものと、特定小電力タイプのものとがある。特定小電力タイプの遠隔制御装置は、送信出力が10mW以下で、遮断物が無ければ受信装置との交信距離が数kmにもなる。また、対ノイズ性・通達性に優れている。さらに、電波法施行規則は、複数の遠隔制御装置によって、それぞれ異なる産業用機器を操作しても各機器が誤動作しないように、遠隔制御装置用の特定小電力無線設備おける連続送信可能な電波として40波のチャネル(周波数)を割り当てるとともに、同一チャネルの使用による機器の誤動作を防ぐために、キャリアセンスを義務づけている。また、遠隔制御装置及び受信装置は、一対になるように(ペアとなるように)固有の呼出符号または呼出名称(以下、アドレスと称する。)が付与され、送信時には、固有のアドレスを送信する。なお、キャリアセンスとは、データを送信する前に、その周波数チャネルを他局が使用しているか否かをキャリアの有無を検出することで判断し、空きチャネルを検出する機能である。
【0005】
特定小電力タイプの遠隔制御装置には、以上のような特徴があるので、工事現場のように、タワークレーンなど複数の産業用機器を遠隔制御装置で操作しなければならない場合などに利用されることが多い。
【0006】
従来の遠隔制御装置は、電源が投入されるとまずキャリアセンスを実行するように設定されており、また、キャリアセンスする無線チャネル数を設定することが可能であった。例えば、従来の遠隔制御装置では、40波のチャネルを所定数のチャネルにグループ化して、任意のグループのチャネルについて順次キャリアセンスを行うグループ内自動選択モードなどを設定可能であった。上記の自動選択モードでは、空きチャネルを検出すると、直ちにそのチャネルで電波の送信を行うように設定されている。また、受信装置は、ペアの遠隔制御装置以外から送信された電波を、妨害波とみなすように設定されている。
【0007】
ビルなどが密集して電波状態の悪い場所では、遠隔制御装置に自動選択モードで空きチャネルを検出させて制御信号を送信しても、タワークレーンなど高い位置に設置された機器用の受信装置を制御できないことがあった。これは、前記のように、特定小電力無線局の交信距離は、遮断物が無ければ数kmとなるため、受信装置には、遠方の遠隔制御装置からの電波(妨害波)が届くが、地上側の遠隔制御装置には密集したビルなどの陰となって電波が届かないためである。
【0008】
図7は、従来の遠隔制御装置及び受信装置の動作を説明するための概念図である。図7(A)に示したように遠方の遠隔制御装置111が、ある周波数チャネルf1を使用してペアの受信装置112を制御している。このチャネルf1の制御信号が遠隔制御装置101に届かない場合、遠隔制御装置102はスタートチャネルf1からキャリアセンスを開始し、このチャネルf1を空きチャネルと判断して、ペアの受信装置102に対してチャネルf1で制御を開始する。一方、受信装置102は、遠隔制御装置111から発信されたチャネルf1の電波を先に妨害波として受信している。そのため、遠隔制御装置101は、自動選択モードを行って空きチャネルと判断したチャネルf1で制御信号を送信しても、受信装置102を制御できないことがあった。
【0009】
そこで、上記の問題を解決する方法として、マニュアルシフト機能を備えた遠隔制御装置が開発されている(例えば、非特許文献1参照。)。この遠隔制御装置は、所定の操作をマニュアル(手動)で行うことによってキャリアセンスを開始するチャネルを変更できるので、上記の問題を解決することができる。
【0010】
例えば、上記の場合において、遠隔制御装置101に4つのチャネルf1からf4まで順にスキャンしてキャリアセンスを行う自動選択モードが設定されている場合について説明する。図7(A)に基づいて説明した条件の場合、マニュアルシフト機能を用いてキャリアセンスを開始するスタートチャネルをチャネルf1からチャネルf2へ変更する。図7(B)に示したように、遠隔制御装置101は、チャネルf2からキャリアセンスを開始するが、チャネルf2が空きチャネルで未使用であるため、チャネルf2を用いて受信装置102を制御することができる。
【0011】
【非特許文献1】
「特定小電力(PT)無線遠隔制御装置 ハンディテレコン PT−29 Aタイプ 取扱説明書」,株式会社エニー,p.13(2)操作と機能3
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の遠隔制御装置は、充電池を電源として備えていた。遠隔制御装置は、電池の消耗を抑えるためにオートパワーオフ機能を備えており、操作スイッチの操作が無い状態で予め設定された所定時間が経過すると、自動的に電源がオフされるようになっていた。また、安全を重視する操作者は、遠隔制御装置で産業用機器の操作を行わない時には、誤動作防止のためにこまめに電源を切っていた。
【0013】
しかしながら、従来の遠隔制御装置では、マニュアルシフト機能を用いてキャリアセンスの開始チャネルを変更しても、電源を切って所定の時間(例えば、2秒)が経過すると、再度電源を入れた際にスタートチャネルが初期状態にリセットされてしまう。そのため、電波状態が以前のままであれば、電源を再投入して使用する際に、マニュアルシフト機能の設定を再度行わなければならないという問題があった。
【0014】
そこで、本発明は、上記の問題を解決して、遠隔制御装置で受信できない妨害波を受信装置が受信していても、容易に未使用のチャネルを設定して受信装置を制御できる遠隔制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0016】
(1)キャリアセンスを実行して空きチャンネルを検出する遠隔制御装置であって、
電源のオン/オフを切り換える電源切換手段と、
操作入力を受け付ける操作手段と、
複数のチャンネルのうち1つの空きチャンネルを用いて、対となる受信装置に対して操作信号を送信する送信手段と、
前記電源切換手段によって電源がオンされたときに、スタートチャンネルから所定の順番でチャンネル周波数領域ごとにキャリアの有無を検出する受信手段と、
前記電源切換手段がオンされてからの前記操作手段の操作履歴を記憶する記憶手段と、
前記電源切換手段によって電源がオフに切り換わるときに、前記操作履歴が無い場合または電源切換手段が長押しされた場合には、前記所定の順番に沿って前記スタートチャンネルの位置を1つシフトさせて記憶手段に記憶させる制御手段と、
を備えていることを特徴とする。
【0017】
受信装置があるチャネルの妨害波を受信しているが、遠隔制御装置がその妨害波を受信できないために、キャリアセンスを行った際にその妨害波のチャネルを選択して制御信号を送信することがある。この場合、遠隔制御装置は受信装置を制御できないが、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを変更すると、空きチャネルを選択することができて、この問題を解決することができる場合がある。遠隔制御装置は、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを電源オフ中も記憶しているので、例えばオートパワーオフ機能によって電源がオフとなっても、電源を再度オンすると、変更したスタートチャネルからキャリアセンスを開始することができる。したがって、キャリアセンスの際に、すぐに空きチャネルを選択・設定することができる。
また、受信装置が接続された産業用機器には、通常、遠隔制御装置からの電波を正常に受信しているかを表示する表示灯が設置されている。つまり、電源をオンしてキャリアセンスを実行して通信チャネルを決定した後に、この表示灯を確認した時に表示が無ければ、遠隔制御装置の入力手段から制御命令を入力して制御を試みなくても、このチャネルでは制御できないことがわかり、電源をオフすることが可能となる。したがって、電源オンした後に何も操作せずに電源をオフすることで、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを容易に変更して、受信装置を制御することが可能となる。また、操作者は、遠隔制御装置の入力手段から何らかの入力をした状態で電源をオフした場合、スタートチャネルを変更しないように設定しておくと、キャリアセンスを開始するスタートチャネル変更するか否かを簡単な操作で決定することができる。
【0020】
)スタートチャネルの設定状態を表示する表示手段を備え、
前記制御手段は、スタートチャネルが初期設定されたチャネルの時と、それ以外の時と、で表示内容を変更させる。
【0021】
この構成においては、操作者は、スタートチャネルが初期設定されたチャネルであるか、それ以外のチャネルであるかを容易に把握することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
まず、本発明の概要を説明する。本発明の実施形態に係る遠隔制御装置は、マニュアルシフト機能を備えており、キャリアセンスを開始するチャネル(周波数)を変更できる。また、マニュアルシフト機能によってスタートチャネルを変更すると、このスタートチャネルを記憶手段で記憶しているので、電源をオフしてからしばらくしてオンしても、電源をオフする前に変更したチャネルからキャリアセンスを開始できる。さらに、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置は、キャリアセンス時にチャネルの自動選択モードを設定した場合、電源をオフ・オンする毎に、キャリアセンスを開始するチャネルを別のチャネルに変更するように設定できる。
【0023】
これにより、遠隔制御装置は、キャリアセンスを行って設定したチャネルで受信装置の接続された産業用機器を制御できずに、マニュアルシフト機能によりチャネルを設定後に遠隔制御装置の電源を切って再投入した際にも、ペアの受信装置を制御可能なチャネルをキャリアセンスの際に、すぐに選択・設定することができる。また、キャリアセンスを行って設定したチャネルで、受信装置の接続された産業用機器を制御できない場合において、遠隔制御装置の電源を切って再投入することでチャネルを変更できるので、ペアの受信装置を制御可能なチャネルを、キャリアセンスの際にマニュアルシフト機能を設定することなく、容易に選択・設定することができる。
【0024】
以下、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置の詳細について、図を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施形態に係る遠隔制御装置及び受信装置の構成を示したブロック図である。この構成においては、産業用機器であるタワークレーン3に受信装置2が接続されている。受信装置2は、制御信号サーチを行って遠隔制御装置1からの制御信号を待ち受けている。
【0025】
遠隔制御装置1はキャリアセンスを行って空きチャネルを選択して、受信装置2へタワークレーン3の動作を制御する制御信号を無線で送信する。ここで、制御信号とは、制御器の操作スイッチの状態を送信する信号のことである。受信装置は制御信号を受信すると、制御信号通りに受信装置のリレーをオン/オフさせる。例えば、操作スイッチがすべてオフの状態のときは、すべてオフの制御信号を送信することで、確実に受信装置のリレーをオフさせる。また、操作者が右旋回の操作スイッチを操作した場合は、タワークレーン3を右旋回させる制御信号を受信装置2へ送信する。
【0026】
なお、遠隔制御装置1及び受信装置2は、特定小電力機器であり、連続送信可能な電波として割り当てられた40波のチャネルのうちの1波により通信を行う。また、受信装置2は、遠隔制御装置1へは信号を送信しない。
【0027】
本発明の遠隔制御装置1は、電源をオンすると、まずキャリアセンスを行い通信に用いるチャネルを選択する。また、遠隔制御装置1は、1波のチャネルについてキャリアセンスを複数回行う固定チャネルモード、40波のチャネルを所定数のチャネル毎にグループ化して、任意のグループについて自動的に順次キャリアセンスを行うグループ内自動選択モード、40波のチャネルについて自動的に順次キャリアセンスを行う全チャネル自動選択モードなどを設定することができる。例えば、グループ内自動選択モードでチャネルf1〜チャネルf5を含むグループが設定された場合、遠隔制御装置1は、スタートチャネルf1からf1→f2→f3→f4→f5→f1→f2→・・・という順番にキャリアセンスを行う。また、上記のように複数のチャネルについてキャリアセンスを行う自動選択モードでは、空きチャネルを検出すると、直ちにそのチャネルを選択してキャリアの送信を行うように設定されている。
【0028】
遠隔制御装置1は、入力部11、制御部12、記憶部13、表示部14、通信部15、及びアンテナ16を備えている。
【0029】
入力部11は、電源開閉手段である電源スイッチ11aと、複数のスイッチから成る操作スイッチ11bによって構成されている。操作者は、電源スイッチ11aを操作することで、遠隔制御装置1の電源をオン・オフすることができる。また、操作スイッチ11bを操作することで、受信装置に接続されたタワークレーン3を制御することができる。なお、制御部12が、電源スイッチ11a及び操作スイッチ11bの操作を監視しており、操作者が電源スイッチ11aから電源オフの操作を行うと、制御部12は後述する所定の処理を実行してから、遠隔制御装置1全体の電源をオフする。
【0030】
制御部12は、CPUなどの半導体素子によって構成され、遠隔制御装置1の各部を制御する。また、遠隔制御装置1がキャリアセンスを行う際には、通信部15が受信した所定のチャネルのキャリアレベルを確認する。
【0031】
記憶部13は、不揮発性メモリ(EEPROM)によって構成され、キャリアセンスを開始するチャネルや遠隔制御装置1の制御プログラムを記憶する。
【0032】
表示部14は、LED及び7セグメントLEDによって構成され、操作者に伝達する内容を表示する。
【0033】
通信部15は、受信装置2を制御する信号を搬送する所定のチャネルの電波を出力する。また、遠隔制御装置1がキャリアセンスを行う際には、所定のチャネルの電波に含まれるキャリアを検出する。
【0034】
アンテナ16は、所定のチャネルの電波を送信する。また、遠隔制御装置1がキャリアセンスを行う際には、所定のチャネルの電波を受信する。
【0035】
受信装置2は、アンテナ21、通信部22、制御部23、記憶部24、リレー部25、及び表示部26を備えている。
【0036】
アンテナ21は、特定小電力無線局に割り当てられたチャネルの電波を受信する。
【0037】
通信部22は、予め設定された受信周波数の電波を順番に受信する。また、ペアの遠隔制御装置1からのアドレスが受信データに含まれていて、制御部23から受信するチャネルを固定する指示を受けると、そのチャネルの電波を受信する。
【0038】
制御部23は、受信装置2の各部を制御する。
【0039】
記憶部24は、受信装置2の制御プログラムを記憶する。また、操作者によって予め設定された内容を記憶する。
【0040】
リレー部25は、複数のリレースイッチによって構成され、タワークレーン3の動作を制御するために、制御部23からの指示に応じてリレースイッチがオン・オフされる。
【0041】
表示部26は、LEDや表示灯によって構成され、遠隔制御装置1からの制御信号を正常に受信していることや、操作者に伝達する内容などを表示する。
【0042】
次に、本発明の遠隔制御装置及び受信装置の動作について説明する。本発明の実施形態に係る遠隔制御装置は、前記のように、マニュアルシフト機能(チャネルシフト操作とも言う。)を備えており、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを手動で変更できる。例えば、グループ内自動選択モードでチャネルf1〜チャネルf5を含むグループが設定された場合、遠隔制御装置1では、スタートチャネルがf1→f2→f3→f4→f5→f1→f2→・・・という順番に変更される。なお、この場合、チャネルf1が初期設定値である。
【0043】
また、遠隔制御装置1では、スタートチャネルを記憶部13で記憶しているので、マニュアルシフト機能を設定すると、電源をオフしてからしばらくしてオンしても、電源をオフする前に変更したチャネルからキャリアセンスを開始できる。
【0044】
さらに、遠隔制御装置1は、電源として図外の充電池を備えている。また、遠隔制御装置1は、電池の消耗を抑えるためにオートパワーオフ機能を備えており、入力部11の操作スイッチ11bの操作が無い状態で予め設定された所定時間が経過すると、自動的に電源をオフする。
【0045】
遠隔制御装置1は、具体的には、以下のような動作を行う。図2は、本発明の遠隔制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。図3は、本発明の遠隔制御装置とペアの受信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【0046】
遠隔制御装置1の制御部12は、電源スイッチ11aが操作されて電源がオンされると、記憶部13に格納された前回のスタートチャネルの読み出しを行う (s1)。続いて、制御部12は、入力部11からチャネルシフト操作が行われたか否かを確認する(s2)。操作者は、通常、最初に電源オンした際にはチャネルシフト操作を行わないので、続いて、制御部12は、操作者がスタートチャネルを初期値に戻すチャネルシフトリセット操作を行ったか否かを判定する(s5)。操作者は、通常、最初に電源オンした際にはチャネルシフトリセット操作を行わないので、次に制御部12は、スタートチャネルが初期設定されたチャネルか否かを判定する(s7)。
【0047】
制御部12は、スタートチャネルが初期設定されたチャネルの場合、表示部14の7セグメントLEDに「c」を表示させる(s8)。そして、制御部12は、キャリアセンスを行い、ステップs1で記憶部13から読み出したスタートチャネルから順に、空いているチャネルを検索して、空チャネルを選択する(s10)。
【0048】
一方、ステップs7において、制御部12は、スタートチャネルが初期設定されたチャネル以外の場合、表示部14の7セグメントLEDに「c.」を表示させる(s9)。そして、制御部12は、キャリアセンスを行い、ステップs1で記憶部13から読み出したスタートチャネルから順に、空いているチャネルを検索して、空チャネルを選択する(s10)。続いて、制御部12は、操作スイッチ11bが操作されずにすべてオフである状態を伝達する制御信号を、通信部15及びアンテナ16を介して受信装置2へ送信する(s11)。
【0049】
図3に示したように、受信装置2は、複数のチャネルを選択して受信する自動選択モードが設定されている場合、予め設定された複数のチャネルの電波を所定の周期で順番に受信してペアの遠隔制御装置からのアドレスを確認する制御信号サーチを行う(s21)。制御部23は、アドレスデータがペアの遠隔制御装置1のものでない場合、このチャネルの電波を妨害波とみなして、受信するチャネルを切り替える(s22)。そして、切り替えたチャネルについてs21の処理を行う。
【0050】
また、ステップs21において、制御部23は、アドレスデータがペアの遠隔制御装置1のものである場合、リレー部25の所定のリレースイッチをオンさせて表示部26の表示灯を点灯させる(s23)。そして、制御部23は、遠隔制御装置1から送信されるキャリアを受信して、そのレベルを確認する(s24)。制御部23は、ステップs24において、キャリアが受信できない場合、リレー部25の所定のリレースイッチをオフさせて表示部26の表示灯を消灯させてから(s27)、ステップs21の処理を行う。また、キャリアを連続して受信できる状態であると、遠隔制御装置1からの制御信号を待ち受ける(s25)。
【0051】
制御部23は、遠隔制御装置1からの制御信号を受信すると、その信号の内容に応じてリレー部25のリレースイッチを開閉して、タワークレーン3を動作させる(s26)。そして、ステップs24の処理を行う。
【0052】
図2に示したように、制御部12は、制御信号を送信すると(s11)、電源スイッチのオフ操作が有るか否かを確認する(s12)。これは、操作者がタワークレーン3の制御を完了した場合などに、電源スイッチをオフすることがあるからである。制御部12は、操作者が電源スイッチを操作したことを検出すると、遠隔制御装置1の電源をオフして(s15)、処理を終了する。
【0053】
一方、ステップs12において、制御部12は、電源スイッチのオフ操作が無い場合には、入力部11の操作があったか否かを確認する(s13)。操作者が受信装置2を介してタワークレーン3の動作を制御するために入力部11を操作した場合、制御部12は、入力部11の操作に応じて制御信号を通信部15及びアンテナ16を介して受信装置2へ送信し(s11)、ステップs12以降の処理を行う。
【0054】
また、ステップs13において、制御部12は、操作者からの入力部11の操作が無い場合、入力部11からの操作が無い状態が予め設定された所定時間以上経過したか否かを判定する(s14)。制御部12は、所定時間が経過している場合、遠隔制御装置1の電源をオフして(s15)、処理を終了する。
【0055】
一方、ステップs14において、所定時間が経過していない場合、制御部12は、操作スイッチ11bが操作されずにすべてオフである状態を伝達する制御信号を、通信部15及びアンテナ16を介して受信装置2へ送信する(s11)。そして、ステップs12以降の処理を行う。
【0056】
ここで、ステップs11において、遠隔制御装置1の制御部12は、制御信号を受信装置2に対して送信したにも拘わらず、受信装置を制御できないことがある。これは、制御部12が、他の遠隔制御装置が使用しているチャネルfを、キャリアセンスを行った際に受信しなかったために空きチャネルと判断して、このチャネルfを使用するように設定したためである。この時、ペアの受信装置2は、他の遠隔制御装置から送信された上記チャネルfの電波を妨害波とみなすため、受信装置2の表示部26の表示灯は点灯せず、遠隔制御装置1から受信装置2を介してタワークレーン3を操作(制御)できない。しかし、遠隔制御装置1から送信する電波を別のチャネルに変更すると、受信装置2を制御できることがある。遠隔制御装置1は、一端電波を送信すると他のチャネルに変更することができない設定になっており、送信する電波を別のチャネルに手動で変更するマニュアルシフト操作を行うためには、電源を入れ直す必要がある。
【0057】
そのため、操作者は、遠隔制御装置1の電源スイッチを操作して電源をオフする操作を行う(s12)。制御部12は、電源スイッチの操作を検出すると、遠隔制御装置1の電源をオフして(s15)、処理を終了する。
【0058】
遠隔制御装置1の制御部12は、電源スイッチ11aが操作されて電源が再度オンされると、記憶部13に格納された前回のスタートチャネルの読み出しを行う(s1)。続いて、制御部12は、入力部11からチャネルシフト操作が行われたか否かを確認し(s2)、入力部11からチャネルシフト操作の入力があると、キャリアセンスのスタートチャネルを1チャネルシフトする(s3)。そして、制御部12は、記憶部13にシフトしたスタートチャネルを書き込んで記憶させる(s4)。続いて、制御部12は、上記のステップs7と、ステップs8またはs9の処理を行い、スタータチャネルを1チャネルシフトしたチャネルから順に、空いているチャネルを検索して、空チャネルを選択する(s10)。
【0059】
制御部12は、制御信号を送信すると(s11)、電源スイッチの操作が有るか否かを確認する(s12)。制御部12は、操作者が電源スイッチを操作したことを検出すると、遠隔制御装置1の電源をオフして(s15)、処理を終了する。
【0060】
また、制御部12は、ステップs2において、入力部11からチャネルシフト機能を設定する入力が無い場合、操作者がチャネルシフトリセット操作を行ったか否かを判定する(s5)。制御部12は、操作者がチャネルシフトリセット操作を行っていない場合、次にステップs7の処理を行う。一方、ステップs5において、操作者がチャネルシフトリセット操作を行った場合、制御部12は、スタートチャネルを初期値にリセットする(s6)。そして、ステップs4の処理を行う。
【0061】
このように、本発明の遠隔制御装置1では、マニュアルシフト操作によってキャリアセンスのスタートチャネルが1チャネルシフトされると、制御部12が記憶部13にこのチャネルを書き込んで記憶させ、電源が再投入されると、記憶部13に格納された前回のスタートチャネルの読み出しを行う。したがって、遠隔制御装置1の電源が、例えばオートパワーオフ機能によってオフとなっても、電源を再度オンすると、変更したスタートチャネルからキャリアセンスを開始することができ、すぐに空いているチャネルを設定することができる。
【0062】
なお、表示部14に表示させるスタートチャネルの状態として、チャネル番号を表示させるようにしても良い。
【0063】
次に、本発明の遠隔制御装置の別の機能について説明する。本発明の遠隔制御装置1は、グループ内自動選択モードや全チャネル自動選択モードを設定した場合、マニュアルシフト機能を設定しなくても、電源をオフ・オンする毎に、キャリアセンスを開始するチャネルを変更するように設定できる。
【0064】
遠隔制御装置1は、具体的には、以下のような動作を行う。図4は、本発明の遠隔制御装置の別の機能を説明するためのフローチャートである。なお、遠隔制御装置1の制御部12は、記憶部13に格納された前回のスタートチャネルの読み出しを行うと、図2に示したステップs2〜s9の処理を行ってからキャリアセンスを行うが、説明を簡略化するために処理の説明を省略している。
【0065】
遠隔制御装置1の制御部12は、操作者によって電源スイッチ11aが操作されて電源がオンされると、記憶部13に格納された前回のスタートチャネルの読み出しを行う(s31)。制御部12は、所定の処理を実行後に、設定されたモードに応じてキャリアセンスを行い、チャネルが空いていると判断すると、そのチャネルを選択する(s32)。
【0066】
受信装置2は、前記の通り図3に基づいて説明した動作を行う。この時、遠隔制御装置1の制御部12は、他の遠隔制御装置が使用しているチャネルを、キャリアセンスを行った際に受信しなかったために空きチャネルと判断して、このチャネルを使用するように設定した。しかし、ペアの受信装置は他の遠隔制御装置からの制御電波を妨害波として受信していることがある。この場合、遠隔制御装置1は、受信装置2を介してタワークレーン3を操作(制御)できず、受信装置2の表示部26の表示灯は点灯しない。
【0067】
操作者は、受信装置2の表示部26の表示灯が点灯しないことを確認すると、操作スイッチ11bを操作せずに電源スイッチ11aを操作して電源をオフする。なお、遠隔制御装置1の制御部12は、電源スイッチ11a以外の操作スイッチ11bが操作されると、操作の履歴を記憶部13に記憶させる。
【0068】
遠隔制御装置1の制御部12は、電源スイッチ11aの操作を検出すると(s33)、記憶部13の操作履歴を読み出して、他の操作スイッチ11bの操作があるか否かの確認する(s34)。制御部12は、他の操作スイッチ11bの操作があった場合、そのまま電源をオフする(s35)。一方、制御部12は、ステップs34において、他の操作スイッチ11bの操作が無かった場合、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを1チャネルシフトする(s36)。そして、制御部12は、記憶部13へ1チャネルシフトしたスタートチャネルを記憶させ(s37)、遠隔制御装置1の電源をオフして処理を終了する(s35)。
【0069】
このように、遠隔制御装置1では、電源投入後に電源スイッチ11a以外の他の操作スイッチ11bを操作せずに、電源スイッチ11aを操作して電源をオフすると、1チャネルシフトされたチャネルが次に電源を投入した際にキャリアセンスを開始するスタートチャネルとして記憶される。したがって、遠隔制御装置1の電源スイッチ11aを操作して、次に電源をオンした際には、別のチャネルである1チャネルシフトしたチャネルからキャリアセンスが開始される。また、マニュアルシフト機能を設定することなくスタートチャネルを容易に変更して、受信装置を制御することができる。さらに、操作者は、遠隔制御装置1の操作スイッチ11bから何らかの入力をした状態で電源を遮断した場合、スタートチャネルを変更しないように設定しておくと、キャリアセンスを開始するスタートチャネル変更するか否かを簡単な操作で決定することができる。
【0070】
なお、遠隔制御装置1では、電源投入後に電源スイッチ11a以外の他の操作スイッチ11bが操作された場合でも、例えば電源スイッチ11aを所定時間押し下げた状態にして電源をオフしてから再度オンする再起動動作を行うと、電源をオフする際に、次に電源を投入した際にキャリアセンスを開始するスタートチャネルとして1チャネルシフトしたチャネルが記憶されるように設定しても良い。これにより、操作スイッチ11bを操作した場合でも、電源スイッチ11aをオフ・オンすることで、簡単にキャリアセンスを開始するスタートチャネルを変更できる。また、電源スイッチ11aを所定時間押し下げた状態にして電源をオフする代わりに、リセットスイッチを設けて、このスイッチを操作すると、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを変更できるようにしても良い。
【0071】
次に、本発明の遠隔制御装置のさらに別の機能について説明する。本発明の遠隔制御装置1は、特定の操作者以外が使用できないように、電源投入時にパスワードを入力することで操作が可能になるように設定できる。
【0072】
従来の遠隔制御装置には、キースイッチ(鍵スイッチ)を備えており、キーをスイッチ部に差し込むことで、遠隔制御装置を操作できるようになるものがあった。しかしながら、遠隔制御装置はコードレスであるため、落下させてしまいキーの挿入部を破損させてしまうことがあった。また、操作者が、キーを紛失させてしまうこともあった。そのため、遠隔制御装置を操作できなくなるという問題があった。このような問題に対して本発明の遠隔制御装置1は、キーの挿入部を設けることなく、操作スイッチ11bを操作してパスワードを入力することで、通常の操作を実行可能になるため、上記のような問題を解決することができる。
【0073】
遠隔制御装置1は、具体的には、以下のような動作を行う。図5は、本発明の遠隔制御装置のさらに別の機能を説明するためのフローチャートである。遠隔制御装置1の制御部12は、操作者によって電源スイッチ11aが操作されて電源がオンされると、記憶部13に格納されたパスワードの読み出しを行う(s41)。続いて、制御部12は、パスワードの入力を促すために表示14の7セグメントLEDに「P」「A」「S」「S」という表示をさせる(s42)。
【0074】
操作者は、入力部11の操作スイッチ11bを操作して、予め設定したパスワードを入力する。制御部12は、パスワードの入力を検出すると(s43)、記憶部13から読み出したパスワードと一致するか照合を行う(s44)。制御部12は、パスワードが一致すると、キャリアセンスなど通常の起動動作を行う (s45)。一方、制御部12はパスワードが不一致の場合、エラーモードとなり表示部14の7セグメントLEDにエラー表示「P」を表示させて(s46)、処理を終了する。なお、エラーモードになった場合、電源を入れ直すことで遠隔制御装置1に、ステップs41からの処理を実行させることができる。
【0075】
このように、本発明の遠隔制御装置は、パスワードを設定することができるので、特定の操作者以外が使用できないようにすることができる。なお、遠隔制御装置1がスピーカを備えた構成の場合、制御部12が音声によってパスワードの入力を促すようにしても良い。
【0076】
次に、本発明の遠隔制御装置のさらに別の機能について説明する。図6は、本発明の遠隔制御装置の機能を説明する概念図である。本発明の遠隔制御装置1は、設定を切り替えることで、種類の異なる受信装置を制御することができる。すなわち、図6に示したように、従来の遠隔制御装置51は受信装置52と、遠隔制御装置61は受信装置62と、遠隔制御装置71は受信装置72と、それぞれペアに設定されている。遠隔制御装置51、受信装置52、遠隔制御装置61、及び受信装置62は、同じ種類の制御コードを用いて制御を行うので、アドレスの設定を変えることで、ペアを変更することが可能であった。しかし、遠隔制御装置71及び受信装置72は、使用する制御コードが異なるため、アドレスの設定を変更しても、種類の異なる遠隔制御装置51,61や受信装置52,62とペアを変更できなかった。
【0077】
このような問題に対して、本発明の遠隔制御装置1は、異なる種類の受信装置52,62,72を制御するために、複数の制御コードを設定できるようになっており、記憶部13で上記の複数の制御コードを記憶している。したがって、従来の遠隔制御装置51,61,71を誤って破損させた場合や生産中止になった場合でも、本発明の遠隔制御装置1の制御コード及びアドレスの設定を切り替えることで、従来の遠隔制御装置の代用品として、従来の受信装置52,62,72とペアに設定することができる。
【0078】
≪実施形態に記載された発明≫
なお、上記実施形態には、特許請求の範囲に記載した発明の他に、以下のような発明も開示している。
【0079】
(1)複数のチャネルのうち1つの空きチャネルを用いて対となる受信装置に対して操作信号を送信する送信手段と、
電源オン時に、上記複数のチャネルを順次受信して空きチャネルを検出するキャリアセンスを実行する受信手段と、
キャリアセンスを開始するチャネルであるスタートチャネルを電源オフ中も不揮発に記憶する記憶手段と、
電源オン時に、再起動操作がされた時、上記スタートチャネルとして別のチャネルを上記記憶手段に記憶させる制御手段と、を備えた遠隔制御装置。
【0080】
この構成においては、再起動操作を行うことで、記憶手段のスタートチャネルを変更できるので、入力手段から制御命令を入力した場合でも、マニュアル操作を行うことなく、キャリアセンスのスタートチャネルを変更できる。
【0081】
(2)請求項1乃至3、(1)のいずれかに記載の発明において、前記受信手段は、電源がオン直後に、前記入力手段からパスワードが入力されると、キャリアセンスを開始する遠隔制御装置。
【0082】
この構成においては、パスワードが入力されてから、キャリアセンスを開始するので、特定の操作者以外のパスワードを知らない人が使用できないようにすることができる。
【0083】
(3)請求項1乃至3、(1)、(2)のいずれかに記載の発明において、前記記憶手段は、対となる無線受信装置以外の異種無線受信装置用の制御コードを記憶し、
上記制御コードを読み出して異種無線受信装置を制御可能な制御手段を備えた遠隔制御装置。
【0084】
この構成においては、遠隔制御装置は種類の異なる異種無線受信装置を制御できるので、従来の遠隔制御装置を誤って破損させた場合や、従来の遠隔制御装置が生産中止になった場合でも、本発明の遠隔制御装置の設定を切り替えることで、従来の遠隔制御装置の代用品として、ペアの受信装置を介して産業用機器を操作することができる。
【0085】
【発明の効果】
本発明によれば、以下の効果が得られる。
【0086】
(1)遠隔制御装置は、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを電源オフ中も記憶しているので、例えばオートパワーオフ機能によって電源がオフとなっても、電源を再度オンすると、変更したスタートチャネルからキャリアセンスを開始することができる。これにより、キャリアセンスの際に、すぐに空きチャネルを選択・設定することができる。
【0087】
(2)電源オンした後に何も操作せずに電源をオフすることで、キャリアセンスを開始するスタートチャネルを容易に変更して、受信装置を制御することができる。また、操作者は、遠隔制御装置の入力手段から何らかの入力をした状態で電源をオフした場合、スタートチャネルを変更しないように設定しておくと、キャリアセンスを開始するスタートチャネル変更するか否かを簡単な操作で決定することができる。
【0088】
(3)操作者は、表示手段を確認することで、スタートチャネルが初期設定されたチャネルであるか、それ以外のチャネルであるかを容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る遠隔制御装置及び受信装置の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の遠隔制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図3】本発明の遠隔制御装置とペアの受信装置の動作を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の遠隔制御装置の別の機能を説明するためのフローチャートである。
【図5】本発明の遠隔制御装置のさらに別の機能を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の遠隔制御装置の機能を説明する概念図である。
【図7】従来の遠隔制御装置及び受信装置の動作を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1−遠隔制御装置
2−受信装置
3−産業用機器
11−入力部
11a−電源スイッチ
12,23−制御部
13,24−記憶部
14,26−表示部
15,22−通信部
16,21−アンテナ

Claims (2)

  1. キャリアセンスを実行して空きチャンネルを検出する遠隔制御装置であって、
    電源のオン/オフを切り換える電源切換手段と、
    操作入力を受け付ける操作手段と、
    複数のチャンネルのうち1つの空きチャンネルを用いて、対となる受信装置に対して操作信号を送信する送信手段と、
    前記電源切換手段によって電源がオンされたときに、スタートチャンネルから所定の順番でチャンネル周波数領域ごとにキャリアの有無を検出する受信手段と、
    前記電源切換手段がオンされてからの前記操作手段の操作履歴を記憶する記憶手段と、
    前記電源切換手段によって電源がオフに切り換わるときに、前記操作履歴が無い場合または電源切換手段が長押しされた場合には、前記所定の順番に沿って前記スタートチャンネルの位置を1つシフトさせて記憶手段に記憶させる制御手段と、
    を備えている遠隔制御装置。
  2. スタートチャネルの設定状態を表示する表示手段を備え、
    前記制御手段は、スタートチャネルが初期設定されたチャネルの時と、それ以外の時と、で表示内容を変更させる請求項1に記載の遠隔制御装置。
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