JP4145349B1 - ビーズ通し器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビーズ供給部20、搬送路30、ビーズ押出部40、誘導針50を保持する保持部70を有し、保持部70は誘導針50を吸着保持する複数のマグネット群とこれらを保持する保持体72と備え、通常時に誘導針50を吸着保持する第1のマグネット群74と、誘導針50との離間距離を調節する離間距離調節機構76を具備し、通常は第1のマグネット群74に誘導針50を吸着保持させ、ビーズ押出部40と誘導針50の間にビーズBが貯留された際は、離間距離調節機構76により誘導針50との離間距離を短縮させて、第1のマグネット群74に代えて誘導針50を吸着保持し、ビーズBを誘導針50の他端部側に先送りする第2のマグネット群78と、により構成されている。
【選択図】図1
Description
本実施形態にかかるビーズ通し器10は、図1に示すように、ビーズ供給部20に収容されたビーズBを搬送路30に供給した後、ビーズ押出部40により搬送路30に沿って押し出したビーズBを誘導針50を介して挿通用糸60に挿通させるためのものであり、簡単にしかも連続的に挿通用糸60にビーズBを挿通させることが可能な構成を有している。
本実施形態におけるビーズ流入路24は搬送路30の延長方向に対して平面視で直交する状態で連結されているので、流入路24からのビーズBはビーズBに形成された挿通孔BHが搬送路30の延長軸線に沿った状態で搬送路30に供給されることになる。
このようにビーズ押出部40におけるロッド42の先端部44の当初位置を調整するビーズ押出部先端位置決め手段として、本実施形態においては後述するガイド板36にストッパ46を所定位置で保持するための保持片34を設けている。保持片34は、図4に示すようにガイド板36に形成した凹溝(図示せず)にスライド可能に嵌入する凸部34Aを有し、スライド板36の表面上をロッド42の径方向に移動自在に配設されている。このようにガイド板36に取り付けられた保持板34により、ストッパ46がガイド板36に密着する状態と離反する状態とを任意に切り替えすることができる。
本実施形態における弾発材38の長さ寸法は、ストッパ46が搬送路30側に位置するガイド板36の搬送路30側の面(内側面)に当接した状態において、ガイド板36の外側面から係止部45までの離間距離と同じ寸法となるように形成されている。
本実施形態においては、第1のマグネット群74および第2のマグネット群78はそれぞれ一箇所につき2つの磁石Mにより構成されている。また、本実施形態においては、2枚の板状に形成された磁石M,Mをへの字状に配列させたことにより、誘導針50を磁石M,Mどうしが当節している部分(への字の屈曲部分)に吸着することができる。このようにして誘導針50を吸着保持することで誘導針50の待機位置を、搬送路30からのビーズBの挿通孔BHに挿通させやすい状態にした所定の位置を維持することができる。
まず、保持片34をガイド板36の上側部分からストッパ46を保持することが可能な位置まで下降させ、保持片34によりビーズ押出部40のストッパ46をガイド板36から離反させた状態で保持する。これによりロッド42の先端部44の位置が搬送路30とビーズ供給部20の流入路24との合流点にセットされる。このように先端部44により合流入部24との合流点を閉塞することで、ビーズ供給部20に供給されたビーズBが、不意に搬送路30に供給されることを防止することができる。
搬送路30の終端部には挿通用糸60が取り付けられた誘導針50が搬送路30の延長方向の中心軸に対して下方側に傾斜する状態で待機している。傾斜部32によりビーズBの上側がビーズBの搬送側に向かって倒れこんだ状態となるように姿勢を変化させ、挿通孔BHの中心軸が誘導針50の軸線にほぼ一致することになる。すなわちビーズBの挿通孔BHが誘導針50に円滑に挿通され、挿通用糸60に挿通されることとなる。ビーズ押出部40の先端部44は平面視形状が凹状に形成されているので、ビーズBを誘導針50に押し付ける際に、先端部44が誘導針50と干渉することがなく、誘導針50の待機姿勢を崩してしまうおそれはない。
誘導針50に挿通させたビーズBを挿通用糸60に順次送り出す際の動作について、図7を参照しながら詳細に説明する。誘導針50は第1のマグネット群74により複数個所で吸着保持されているので、誘導針50に挿通させたビーズBは、図7に示すように誘導針50の先端部位置と第1のマグネット群74の一方の磁石74Aとの間で貯留されることになるが、第1のマグネット群74と第2のマグネット群78を保持する保持部70が具備する離間距離調節機構76を用いて、第1のマグネット群74に代えて第2のマグネット群78により誘導針50を吸着保持させれば、図8に示すように、第1のマグネット群74の一方の磁石74Aでせき止められていたビーズBの一部を第2のマグネット群78一方の磁石78Aの吸着位置まで先送りすることができる。
回転体84の長手側の先端部位置と取手88との離間距離L1は、ロッド42の先端部44が搬送路30の終端側の傾斜部32の位置でビーズBを押し出して誘導針50に挿通させることができる寸法に形成されている。一方回転体84の短手側の先端部位置と取手88との離間距離L2は、ロッド42の先端部44が流入部24と搬送路30との合流部分となるように形成されている。
以上のように回転体84を回転させることによってビーズ押出部40の搬送路30内における往復動動作を操作する方式によれば、一定速度でビーズ押出部40の往復動動作を制御することができるため好都合である。
さらには、誘導針50を保持する保持部70は誘導針50に対して図6〜図10に示すように上側にセットする形態に限定されるものではなく、誘導針50を適切の吸着保持することができれば、下側や横側にセットしても良い。
12 支持台
20 ビーズ供給部
22 ビーズ投入部
24 流入路
30 搬送路
32 姿勢変更部
34 突出入片
36 ガイド板
38 弾発材
40 ビーズ押出部
42 ロッド
44 先端部
45 係止部
46 ストッパ
48 突出部
50 誘導針
60 挿通用糸
70 保持部
72 保持体
74 第1のマグネット群
74A,74B、78A,78B 磁石
76 離間距離調節機構
76A 保持ロッド
76B ストッパ
76C 付勢部材
78 第2のマグネット群
80 ギア体
82 回転軸
84 回転体
86 凹凸部
88 取手
90 ゴム板
B ビーズ
BH 挿通孔
Claims (4)
- ビーズを供給するビーズ供給部と、
前記ビーズ供給部に連通し、前記ビーズをビーズ挿通用糸の一端部が装着された誘導針に向けて搬送する搬送路と、
前記搬送路に供給された前記ビーズを1つずつ押し出て前記誘導針に挿通させるビーズ押出部と、
前記誘導針を保持する保持部と、を有するビーズ通し器であって、
前記保持部は、前記誘導針を吸着保持する複数のマグネット群と該複数のマグネット群の一部を保持する保持体とを有し、
前記複数のマグネット群は、
前記誘導針との離間距離が一定となるように維持され、通常時には前記誘導針を吸着保持する第1のマグネット群と、
前記誘導針との離間距離を調節する離間距離調節機構を具備し、通常時においては前記第1のマグネット群に前記誘導針を吸着保持させ、前記ビーズ押出部と前記誘導針の端部との間に前記ビーズが貯留された際には、前記離間距離調節機構により前記誘導針との離間距離を短縮させることにより、前記第1のマグネット群に代えて前記誘導針を吸着保持することで、前記第1のマグネット群と前記誘導針の前記搬送路側端部との間に貯留されたビーズを前記誘導針の他端部側に先送り可能とする第2のマグネット群と、により構成されていることを特徴とするビーズ通し器。 - 前記離間距離調節機構は、
前記保持体に挿通され、先端部に前記第2のマグネット群が保持された保持ロッドと、
前記保持ロッドの他端側に形成されたストッパと、
前記ストッパと前記保持体との間に配設され、前記ストッパ位置を前記誘導針および前記保持体から離反する方向に付勢する付勢部材と、により構成されていることを特徴とする請求項1記載のビーズ通し器。 - 前記誘導針は、前記ビーズ押出部により前記ビーズが前記搬送路内で押し出される方向に対して軸線が傾斜する配置となるように前記保持体により保持されていて、
前記搬送路の前記誘導針側端部には、前記ビーズの中心孔の軸線と前記誘導針の軸線とが平行となるように前記ビーズの姿勢を傾斜させるための姿勢変更部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のビーズ通し器。 - 前記ビーズ供給部から前記搬送路に最初のビーズが供給される際に、前記搬送路への前記最初のビーズの進入を防止するため、前記ビーズ供給部と前記搬送路との合流部分に前記ビーズ押出部の先端位置を待機させることが可能なビーズ押出部先端位置決め手段を有していることを特徴とする請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載のビーズ通し器。
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