JP4144620B2 - ウインドウ表示制御装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

ウインドウ表示制御装置およびそのプログラム記録媒体 Download PDF

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この発明は、表示画面上に表示されるウインドウの表示を制御するウインドウ表示制御装置およびそのプログラム記録媒体に関する。
従来、GUI(グラフィカルユーザインターフェイス)システムにおける入出力方法の典型的な例としては、表示画面全体にデスクトップと呼ばれるベース画面が表示され、このデスクトップ上に配置されたアイコンをマウスの移動操作に応じてデスクトップ上を移動するマウスポインタによって指示すると、そのアイコンに対応する目的プログラムを起動させるようにしている。このプログラムの起動によってデスクトップ上には矩形のウインドウが表示される。ここで、ウインドウ、アイコン、ウインドウ内のデータは、何んらかのデータと関連付けられ、これらはオブジェクトと呼ばれているが、このオブジェクトのサイズを変更する場合には、マウスのドラッグ操作によって行っていた。
この場合、マウスのドラッグ操作はオブジェクトの枠にマウスポインタを合わせたのち、マウスポインタをONしたままマウスを移動させると、それと共にオブジェクト枠が移動し、これによってオブジェクトが所望のサイズに変更された時点で、マウスポインタをOFFするようにしていた。このようにオブジェクトサイズを変更する場合には、正確にマウスポインタをオブジェクト枠に合わせるという面倒な位置合わせが必要であると共に、マウスを移動させる作業場所を確保しておかなければならず、操作性の低下を招いていた。一方、アイコンと、そのアイコンをクリックすることによって起動されるプログラムに関連したウインドウは、別々に表示されると共に、それらは同一プログラムを表現しているにも拘らず、その表示形態が著しく異なることにより視覚的あるいは概念的な混乱を招く原因となっていた。
本発明の課題は、アイコンとウインドウとの変換をスムーズに行なえるようにすることである。
本発明は、表示画面上にその表示領域内部に所定の表示データの表示されるウインドウを表示させるウインドウ表示制御装置であって、前記表示画面上に表示されるアイコンに対する表示サイズ拡大の指示操作により、そのアイコンの表示サイズを順次拡大変更する表示サイズ変更手段と、前記アイコンの表示サイズが所定サイズ以上に拡大された際に、そのアイコンをそのアイコンに対応するウインドウに変換して対応するファイルをオープンする変換手段と、前記変換手段で変換されたウインドウを前記表示画面上に表示すると共に、そのウインドウ内に前記オープンされたファイルの表示データを表示させる表示制御手段と、を具備し、前記表示サイズ変更手段は、前記ウインドウへの変換後においても継続して前記表示サイズの拡大指示が行なわれた際は、その変換されたウインドウの表示サイズを順次拡大変更し、前記表示制御手段は、その拡大変更されたウインドウ内に前記表示データを表示することを特徴とする。
本発明によれば、表示画面上に表示されるアイコンに対する表示サイズの拡大指示操作によりそのアイコンの表示サイズを拡大する際に、その表示サイズに応じてそのアイコンを、そのアイコンに対応するファイルのウインドウに自動的に変換して表示するようにしたので、アイコンからウインドウへのスムースな変更処理、アイコンとウインドウとの対応関係を明確にした上でのウインドウを開くことができる。
(第1実施形態)
以下、図1〜図6を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図1は、ウインドウ表示の可能なオブジェクト処理装置の全体構成を示したブロック図である。CPU1は各種プログラムにしたがってこのオブジェクト処理装置の全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置2はオペレーティングシステムや各種アプリケーションプログラム、データベース、文字フォントデータ等が予め格納されている記憶媒体3やその駆動系を有している。この記憶媒体3は固定的に設けたもの、もしくは着脱自在に装着可能なものであり、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されている。また、記憶媒体3内のプログラムやデータは、必要に応じてCPU1の制御により、RAM4にロードされる。更に、CPU1は通信回線等を介して他の機器側から送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒体3に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒体に格納されているプログラム、データを通信回線等を介して使用することもできる。また、CPU1にはその入出力周辺デバイスである入力装置5、表示装置6、印刷装置7がバスラインを介して接続されており、入出力プログラムにしたがってCPU1はそれらの動作を制御する。入力装置5は文字列データ等を入力したり、各種コマンドを入力するキーボード、マウス等のポインティングデバイスを有している。なお、表示装置6は液晶表示装置やCRT表示装置あるいはプラズマ表示装置等であり、また印刷装置7は熱転写やインクジェットなどのノンインパクトプリンタあるいはドットインパクトプリンタである。
ここで、この第1実施形態の特徴部分であるオブジェクトサイズ変更処理の基本事項について説明しておく。オブジェクトとはウインドウ、アイコン、図形、画像、文字フォント等であり、拡大/縮小対象となる表示画面上のデータである。ここで、オブジェクト内の任意の位置にマウスカーソルを合わせると、CPU1はそのオブジェクトをサイズ変更対象として特定する。つまり、オブジェクト枠にマウスカーソルを正確に合わせなくてもCPU1はマウスカーソルがオブジェクト内のいずれかの位置に含まれていることを条件にそのオブジェクトをサイズ変更対象として特定するようにしている。また、CPU1はマウスの左ボタン/右ボタンのいずれが押下されたかを判別し、この判別結果に基づいてオブジェクトサイズの拡大処理あるいは縮小処理を起動させる。この場合、左ボタン押下で拡大処理、右ボタン押下で縮小処理を起動させるが、このようなサイズ変更処理は左ボタンあるいは右ボタンが押し続けられている時間経過と共に徐々に(段階的に)行われる。すなわち、ボタンが押し続けられている継続操作の間、オブジェクトのサイズをその継続操作時間と共に徐々に拡大あるいは縮小変更させるサイズ変更処理が行われる。そして、ボタンを離してその継続操作を解除すると、CPU1はサイズ変更処理を停止させ、その時のサイズを変更サイズとして確定する。
次に、オブジェクトサイズ変更処理を図2、図3に示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能を実現するためのプログラムは、読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶媒体3に格納されており、CPU1はこのプログラムコードにしたがった動作を逐次実行する。図4、図5は矩形のオブジェクト(ウインドウ、図形など)のサイズが変更される様子を具体的に示したもので、図4はオブジェクトサイズを拡大する場合、図5は縮小する場合である。いま、マウスの左ボタンを押下すると、図2のフローチャートが実行される。先ず、マウスカーソルの現在位置を取得し、その指示位置はオブジェクト上にあるかを判別する(ステップA1)。ここで、図4(A)に示すようにマウスカーソルがオブジェクト内のいずれかの位置にあれば、そのオブジェクトをサイズ変更対象として特定するが、マウスカーソルがオブジェクトから外れていれば、その他の処理に移行する。
いま、マウスカーソルがオブジェクト上にあれば、そのオブジェクトを一段落拡大する処理が行われる(ステップA2)。この場合、矩形のオブジェクトを構成する四辺が所定ドット単位分均等に拡大される(図4(B)参照)。そして、この拡大処理によってオブジェクトのいずれの辺が表示画面の端部に達したかを調べ(ステップA3)、達していなければ、左ボタンが継続操作されていることを条件に(ステップA4)、再びオブジェクトの四辺を1段階拡大する処理に戻る(ステップA2)。図4(C)はこのような段階的な拡大処理が繰り返されることによって元のオブジェクトの四辺が数段階均等に拡大された状態を示しているが、この場合、オブジェクトの上辺、左辺が表示画面の端部に達するため、ステップA3でそのことが検出され、ステップA5に進み、左ボタンが継続操作されていることを条件に、表示画面端に達していない方向にオブジェクトを1段階拡大する処理が行われる(ステップA6)。この場合、図4(D)に示すように、オブジェクトの右辺、下辺のみが所定ドット単位分拡大される。そして、次のステップA7に進み、四方の表示画面端に達したかを調べ、達していなければ、左ボタンの継続操作を条件に(ステップA5)、拡大処理が繰り返される(ステップA6)。ここで、図4(D)の状態から図4(E)の状態まで拡大されると、オブジェクトの下辺も表示画面の端部に達する。この場合、オブジェクトの右辺のみが拡大されてゆき、最終的に図4(F)に示す如くオブジェクトの四辺全てが表示画面端に達すると、拡大処理は自動停止されてステップA8に進み、その時のサイズがオブジェクトの変更サイズとして確定される。このように左ボタンが継続操作されている間、オブジェクトは表示画面サイズに達するまで1段階ずつ拡大されるが、表示画面サイズに達する前に左ボタンを離してその継続操作を解除すると(ステップA4、A5)、その時点で拡大処理は停止され、その時のサイズがオブジェクトの変更サイズとして確定される(ステップA8)。そして、そのオブジェクトがウインドウである場合には、そのサイズの変更されたウインドウに対応するファイルとして記憶された内容を表示データに変換し、その変換された表示データをそのウインドウ枠内に表示させる処理を行なう(ステップA9)。尚、このウインドウ枠内への表示データの表示処理は、ウインドウ枠が順次拡大される毎に順次行なっても良い。
一方、マウスの右ボタンが押下されると、図3のフローチャートが実行される。先ず、マウスカーソルの現在位置を取得し、マウスカーソルがオブジェクト上にあるかを判別し(ステップB1)、オブジェクトから外れていればその他の処理に以降するが、図5(A)に示すようにオブジェクト上に有れば、マウスカーソルによって指示されたオブジェクト内の指示位置を特定し、その指示位置に収束する方向へオブジェクトを1段階(所定ドット単位分)縮小する処理が行われる(ステップB2)。ここで、図6(A)に示すようにオブジェクト内を5つの領域に区分、すなわち中央部分の領域A、左上部分の領域B、左下部分の領域C、右上部分の領域D、右下部分の領域Eに区分したものとすると、マウスカーソルの指示位置がこの5つの領域A〜Eのいずれに属するかを特定し、その領域に応じてオブジェクトの縮小方向を決定する。すなわち、各領域A〜Eには図6(A)に示すような縮小方向が定義されている。
つまり、中央部の領域Aが指示位置であれば、矩形オブジェクトの周辺全てが指示位置に収束する方向へ移動するような縮小方向が定義され、左上部の領域Bが指示位置であれば、下辺と右辺、左下部の領域Cが指示位置であれば、上辺と右辺、右上部の領域Dが指示位置であれば、下辺と左辺、右下部の領域Eが指示位置であれば、上辺と左辺が指示位置に収束する方向へ移動するような縮小方向が定義されている。ここで、図5(A)は右下部領域Eがマウスカーソルの指示位置である場合で、この場合には、図5(B)に示すように矩形オブジェクトの上辺と左辺が指示位置に収束する方向へ所定ドット単位分均等に移動したような1段階縮小が行われる。なお、図6(B)はその他の領域が指示位置である場合で、(1)は中央部領域Aが指示位置である場合、(2)は左上部領域Bが指示位置である場合、(3)は右上部領域Dが指示位置である場合で、(1)の場合には四辺、(2)の場合には下辺と右辺、(3)の場合には下辺と左辺が指示位置に収束する方向へ所定ドット単位分均等に移動したような1段階縮小が行われる。
このようにして指示位置に応じてオブジェクトを1段階縮小する処理が行われると、ステップB3に進み、オブジェクトは最小サイズに達したかを調べる。すなわち、縮小後のオブジェクトサイズを取得し、このサイズと予め固定的に設定されている最小サイズとを比較することによってその判断を行い、その結果、最小サイズに達していなければ、マウスの右ボタンが継続操作されていることを条件に(ステップB4)、指示位置が変化したかを調べる(ステップB5)。いま、図5(C)に示すようにマウスカーソルを移動させ、その指示位置が変化したものとすると、ステップB6に進み、マウスカーソルの移動に応じて指示位置を更新すると共に、マウスカーソルの移動に応じてオブジェクトをその方向へその移動量分移動させる(ステップB7)。すなわち、図6(C)はこの場合の状態を示したもので、マウスカーソルの移動に追随してオブジェクトの移動が行われる。その後、ステップB2に戻り、更新後の指示位置が領域A〜Eのいずれにあるかを判別し、それに応じて1段階縮小処理が行われる。いま、マウスカーソルを図5(A)に示す位置から図5(C)に示す位置に移動した場合であり、この場合には、右下部領域E内での移動であるので、オブジェクトの上辺と左辺が指示位置に収束するような1段階縮小が行われる。更に、マウスカーソルを表示画面の右下隅部方向へ移動しながら右ボタンを継続操作すれば、上述と同様の動作が繰り返される結果、図5(D)、(E)に示すようにオブジェクトは右下隅部方向へ移動しながら1段階毎に縮小されることになる。このような縮小処理が繰り返されることによってオブジェクトが縮小サイズに達した場合(ステップB3)あるいは最小サイズに達する前に、右ボタンを離すことによってその継続操作が解除された場合には(ステップB4)、その時点で縮小処理は停止され、その時のサイズがオブジェクトの変更後のサイズとして確定される(ステップB8)。そして、そのオブジェクトがウインドウである場合には、そのサイズの変更されたウインドウに対応するファイルとして記憶された内容を表示データに変換し、その変換された表示データをそのウインドウ枠内に表示させる処理を行なう(ステップB9)。尚、このウインドウ枠内への表示データの表示処理は、ウインドウ枠が順次拡大される毎に順次行なっても良い。
以上のようにこの第1実施形態においては、表示画面上のオブジェクトをマウスの左ボタンあるいは右ボタンの押下によって指示するだけで、指示されたオブジェクトを時間の経過と共に徐々に拡大あるいは縮小することができるので、マウスによるドラッグ操作によらず、オブジェクトのサイズを簡単な操作によって任意に変更することが可能となり、従来のようにマウスカーソルをオブジェクト枠に正確に合わせる必要もなく、またマウスを移動させる作業場所も不要となる。この場合、マウスの左ボタンを継続的に操作している間、オブジェクトは1段階毎に拡大され、右ボタンを継続的に操作している間、オブジェクトを1段階に縮小することができるので、その拡大/縮小の選択も容易となり、またボタンの継続操作を解除すると、拡大/縮小処理が停止し、その時のサイズがオブジェクトの変更後のサイズとして確定することができる。更に、オブジェクトを拡大する場合、オブジェクトが表示画面のどの位置にあっても、表示画面を最大サイズとしてオブジェクトを拡大することができるので、オブジェクトが表示画面の隅部にあってもそれを表示画面サイズまで拡大することができる。また、オブジェクトを縮小する場合、オブジェクトはマウスカーソルの指示位置に収束する方向へ縮小されると共に、マウスカーソルの移動に追随してオブジェクトを移動することができるので、オブジェクトを縮小しながらそれを所望する位置に配置することができる。
なお、上述した第1実施形態においては、マウスボタンのホールド操作(継続操作)を例に挙げたが、拡大用のキーや縮小用のキーをホールド操作することによってその時間経過と共にオブジェクトを徐々に拡大/縮小するようにしてもよい。更に、表示画面上を入力ペンによってタッチするようにしてもよい。つまり、拡大/縮小を指示する入力デバイスは任意である。更に、ホールド操作に限らず、ワンタッチ操作で拡大/縮小の開始/停止を指示してもよい。また、この第1実施形態においては、オブジェクトの表示サイズ縮小時に、そのオブジェクト表示領域上の何処の位置が指示されたかに応じてそのオブジェクトの縮小方向を決定するようにしたが、オブジェクトの表示サイズを拡大する際に、上記同様、そのオブジェクト表示領域上の何処の位置が指示されたかに応じてそのオブジェクトの拡大方向を決定するようにしても良い。
(第2実施形態)
以下、図7および図8を参照してこの発明の第2実施形態について説明する。なお、上述した第1実施形態はオブジェクトを単に拡大/縮小するようにしたが、この第2実施形態においては、オブジェクトの拡大/縮小過程でそのオブジェクトをそれに関連する他のオブジェクトに変換するようにしたものである。つまり、アイコンを拡大してゆく過程でアイコンをそれに関連するウインドウに変換したり、ウインドウを縮小する過程でウインドウをそれに関連するアイコンに変換するようにしたものである。ここで、オブジェクトの拡大/縮小はマウスのボタン操作によって指示されるが、この第2実施形態においては左右いずれのボタンが押下された際に、マウスカーソルによって指示されているオブジェクトの種類を判別し、それがアイコンであれば拡大処理、ウインドウであれば縮小処理を起動させるようにしている。そして、この拡大/縮小処理はマウスボタンが継続操作されている間、1段階毎に徐々に行われると共に、オブジェクト変換が行われたのちにおいても継続操作が行われていれば、1段階毎の拡大/縮小処理を引き続き行うようにしている。
図7はアイコンを拡大してゆく過程でアイコンがそれに関連するウインドウに変換されると共に、このウインドウが更に拡大してゆく場合を例示したものである。ここで、図7(A)に示すように表示画面上のアイコンをマウスカーソルによって指示する。図8はマウスボタン(左右いずれかのボタン)が押下された際に実行開始されるフローチャートである。先ず、マウスカーソルの指示位置がオブジェクト内の任意の位置にあるかを調べる(ステップC1)。ここで、指示位置がオブジェクト上から外れていれば、その他の処理に移行するが、オブジェクト上にあれば、そのオブジェクトの種類を判別する(ステップC2)。いま、図7(A)に示すようにオブジェクトがアイコンであれば、その指示位置にあるアイコンオブジェクトを1段階拡大する処理が行われる(ステップC3)。この場合の拡大処理は上述の第1実施形態と同様であり、オブジェクトのいずれかの辺が表示画面の端部に達した場合には、達しない方向へ拡大するようにしている。そして、次のステップC3では拡大したオブジェクトサイズと所定の第1サイズ(アイコンの最大サイズ)とを比較し、オブジェクトがアイコンの最大サイズに達したかを調べ、達していなければ、マウスボタンの継続操作を条件に(ステップC5)、1段階拡大処理が繰り返される(ステップC3)。これによってアイコンオブジェクトは徐々に拡大されてゆくが、アイコンオブジェクトがその最大サイズに達する前に継続操作が解除された場合には、拡大処理はその時点で停止され、その時のサイズがアイコンオブジェクトの変更後のサイズとして確定される。
一方、図7(B)はアイコンオブジェクトがその最大サイズまで拡大された場合の表示例を示している。このようにアイコンオブジェクトがその最大サイズまで拡大されると、ステップC7に進み、そのアイコン対応のファイルを開き、現サイズに合わせたウインドウオブジェクトをその位置に表示させる(ステップC8)。すなわち、アイコンオブジェクトがその最大サイズまで拡大されると、アイコンオブジェクトはそれに関連するウインドウオブジェクトに変換されるが、その際、ウインドウオブジェクトは変換前のアイコンオブジェクトと同一サイズ、同一位置に表示されると共に、そのウインドウのウインドウ枠内にはアイコン対応のファイルの内容が表示データに変換されて表示される。図7(C)はこの場合のウインドウ表示例を示している。この状態において、引き続きマウスボタンが継続操作されている場合には(ステップC9)、表示画面の端部に達しない方向にウインドウオブジェクトを1段階拡大する処理が行われる(ステップC10)。そして、予め決められている上限サイズに達するまで(ステップC11)、継続操作を条件に(ステップC9)、拡大処理が繰り返される(ステップC10)。ここで、上限サイズに達したときあるいは継続操作が解除されたときには、拡大処理は停止され、その時のサイズがウンドウオブジェクトのサイズとして確定される(ステップC6)。
次に、ウインドウを縮小する場合について説明する。いま、ステップC2でウインドウオブジェクトであることが判別された場合には、上述した第1実施形態と同様に指示位置に収束する方向へウインドウオブジェクトを1段階縮小する処理が行われる(ステップC12)。この結果、所定の第2サイズ(ウインドウの最小サイズ)に達したかを調べ(ステップC13)、達していなければ、継続操作を条件に(ステップC14)、縮小処理が繰り返される(ステップC12)。ここで、ウインドウオブジェクトがその最小サイズに達する前に継続操作が解除された場合には、その時点で縮小処理が停止されてその時のサイズが確定されるが(ステップC6)、最小サイズに達すると、ステップC15に進み、そのウインドウ対応のファイルを閉じると共に、ウインドウ対応のアイコンをその時のウインドウサイズにて表示する。すなわち、ウインドウオブジェクトがその最小サイズまで縮小されると、ウインドウオブジェクトはそれに関連するアイコンオブジェクトに変換されるが、その際、アイコンオブジェクトは変換前のウインドウオブジェクトと同一サイズ、同一位置に表示される。この状態において、引き続き継続操作が行われている場合には(ステップC16)、その指示位置に収束する方向にアイコンオブジェクトを1段階縮小させる(ステップC17)。そして、予め決められている下限サイズに達するまで(ステップC18)、継続操作を条件に(ステップC16)、縮小処理が繰り返される(ステップC17)。ここで、下限サイズに達したときあるいは継続操作が解除されたときには、縮小処理は停止され、その時のサイズがアイコンウインドウのサイズとして確定される(ステップC6)。
以上のようにこの第2実施形態においては、アイコンオブジェクトを拡大してゆく過程においてそれが所定サイズ以上拡大された際に、このアイコンオブジェクトをそれに対応するウインドウオブジェクトに変換し、また、ウインドウオブジェクトを縮小してゆく過程においてそれが所定サイズ以下に縮小された際に、このウインドウオブジェクトをそれに対応するアイコンオブジェクトに変換するようにしたから、第1のオブジェクトのサイズを変更するだけで、第1のオブジェクトをそれに関連する第2のオブジェクトに変換することができる。この場合、第2のオブジェクトはオブジェクト変換時における第1オブジェクトの現サイズと同一サイズに変換されるので、変換前後のオブジェクトが互いに関連するものであることを視覚的に認識することが可能となり、両者の誤認混同を防止することができる。また、上述した第1実施形態と同様に、表示画面上のオブジェクトをマウスのボタン操作によって指示するだけで、指示されたオブジェクトを時間の経過と共に徐々に拡大あるいは縮小することができるので、マウスによるドラッグ操作によらず、オブジェクトのサイズを簡単な操作によって任意に変更することが可能となり、従来のようにマウスカーソルをオブジェクト枠に正確に合わせる必要もなく、またマウスを移動させる作業場所も不要となる。このことは変換前の第1オブジェクトに限らず、変換後のオブジェクトにおいても簡単な操作によって拡大/縮小することが可能となる。
なお、上述した第2実施形態においては、アイコンオブジェクトを拡大してゆく過程でそれをウインドウオブジェクトに変換するが、その際、図8のステップC3で示したようにウインドウオブジェクトをアイコンオブジェクトの現サイズに合わせた大きさとしたが、アイコンオブジェクトの現サイズよりも大きなサイズ(例えば、予め設定されているウインドウ最小サイズ)にてウインドウを表示するようにしてもよい。また、ウインドウオブジェクトを縮小してゆく過程でそれをアイコンオブジェクトに変換するが、その際、図8のステップC15で示したようにアイコンオブジェクトをその時のウインドウオブジェクトの現サイズに合わせた大きさとしたが、ウインドウオブジェクトの現サイズよりも小さなサイズ(例えば、予め設定されているアイコン最大サイズ)にてアイコン表示するようにしてもよい。更に、アイコン、ウインドウに限らず、その他のオブジェクトであってもよく、第1オブジェクトをそれに関連する第2オブジェクトに変換するものであれば、オブジェクトの種類を特に限定するものではない。また、オブジェクトをマウスボタンによって指示するようにしたが、キーあるいは入力ペンによって指示するようにしてもよい。
オブジェクト処理装置の全体構成を示したブロック図。 マウスの左ボタン押下で実行開始されるオブジェクトサイズ拡大処理を示したフローチャート。 マウスの右ボタン押下で実行開始されるオブジェクトサイズ縮小処理を示したフローチャート。 (A)〜(F)はオブジェクトサイズが拡大されてゆく過程を示した図。 (A)〜(E)はオブジェクトサイズが縮小されてゆく過程を示した図。 (A)はオブジェクトの指示位置に応じてオブジェクトがどの方向に縮小されるかを説明するための図、(B)はその具体例を示した図、(C)はオブジェクトの指示位置が移動された場合に、それに応じてオブジェクトが移動されることを示した図。 この発明の第2実施形態において、アイコンオブジェクトを拡大する過程でそれが対応するウインドウオブジェクトに変換される様子を示したもので、(A)はアイコンオブジェクトを拡大対象として指定した状態、(B)はアイコンオブジェクトが所定サイズに拡大された状態、(C)はアイコンオブジェクトがウインドウオブジェクトに変換された状態、(D)はウインドウオブジェクトを拡大した状態を示した図。 第2実施形態においてマウスボタンが押下された際に実行開始されるフローチャート。
符号の説明
1 CPU
2 記憶装置
3 記憶媒体
4 RAM
5 入力装置
6 表示装置

Claims (2)

  1. 表示画面上にその表示領域内部に所定の表示データの表示されるウインドウを表示させるウインドウ表示制御装置であって、
    前記表示画面上に表示されるアイコンに対する表示サイズ拡大の指示操作により、そのアイコンの表示サイズを順次拡大変更する表示サイズ変更手段と、
    前記アイコンの表示サイズが所定サイズ以上に拡大された際に、そのアイコンをそのアイコンに対応するウインドウに変換して対応するファイルをオープンする変換手段と、
    前記変換手段で変換されたウインドウを前記表示画面上に表示すると共に、そのウインドウ内に前記オープンされたファイルの表示データを表示させる表示制御手段と、
    を具備し、前記表示サイズ変更手段は、前記ウインドウへの変換後においても継続して前記表示サイズの拡大指示が行なわれた際は、その変換されたウインドウの表示サイズを順次拡大変更し、前記表示制御手段は、その拡大変更されたウインドウ内に前記表示データを表示することを特徴とするウインドウ表示制御装置。
  2. コンピュータを、
    前記コンピュータの表示画面上に表示されるアイコンに対する表示サイズ拡大の指示操作により、そのアイコンの表示サイズを順次拡大変更する表示サイズ変更手段、
    前記アイコンの表示サイズが所定サイズ以上に拡大された際に、そのアイコンをそのアイコンに対応するウインドウに変換して対応するファイルをオープンする変換手段、
    前記変換手段で変換されたウインドウを前記表示画面上に表示すると共に、そのウインドウ内に前記オープンされたファイルの表示データを表示させる表示制御手段、
    として機能させるためのプログラムであって、
    前記表示サイズ変更手段は、前記ウインドウへの変換後においても継続して前記表示サイズの拡大指示が行なわれた際は、その変換されたウインドウの表示サイズを順次拡大変更し、前記表示制御手段は、その拡大変更されたウインドウ内に前記表示データを表示するよう機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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