JP4144391B2 - 演奏データ処理装置及びプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子楽器のような外部演奏装置に接続される演奏データ処理装置を外部演奏装置により制御可能に動作させる演奏データ処理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、MIDIキーボード等の外部演奏装置と接続されて動作する電子楽器等の演奏データ処理装置において、当該外部演奏装置から演奏データ処理装置を制御可能にしたものは、例えば、特許文献1により提案されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平8−234731号公報。
【0004】
この従来技術によれば、16個有るMIDIチャンネルのうちの特定チャンネルのノートイベントを演奏データ処理装置(電子楽器)の制御コマンドに割当て、演奏データ処理装置は、特定チャンネルのノートイベントを受信すると、割り当てられた制御コマンドを実行するようになっている。
【0005】
しかしながら、このような従来技術によると、特定チャンネルが制御コマンドに割り当てられてしまっているので、この特定チャンネルを通常の演奏処理に用いることができないという不都合がある。これに対して、ノートイベント等の演奏データを制御コマンドに割り当てず、専用の制御コマンドを外部演奏装置が出力できるようにすることも考えられるが、外部演奏装置の構成が複雑になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この発明の目的は、このような事情に鑑み、外部演奏装置に接続される演奏データ処理装置を動作させる際に、外部演奏装置から演奏データ処理装置を容易に制御することができる演奏データ処理システム、特に、特別な制御機能を外部演奏装置に設けずに、しかも、通常の演奏操作に支障をきたすことなく、演奏データ処理装置を制御可能にする演奏データ処理システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明の第1の特徴に従うと、外部演奏装置(EM)からの演奏データ(Dm)の処理が可能な演奏データ処理装置(PC)であって、外部演奏装置(EM)から演奏データ(Dm)を受信する演奏データ受信手段(10pr;P5)と、演奏データ受信手段により受信された演奏データ(Dm)を構成する要素データ(各ノートイベント)が所定の組合わせ(Dcm)であるか否かを判別する組合わせ判別手段(DS;P6)と、組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データ(Dcm)に基づいて、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能を実行する機能実行手段(CM;P8)と、組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データ(Dns)に対応する通常処理を実行する通常処理手段(VP;P9)と、通常処理手段により通常処理が実行される演奏データ(Dns)を外部演奏装置(Em)へと返送する返送処理手段(10ps;P10)とを具備する演奏データ処理装置(PC)〔請求項1〕、並びに、外部演奏装置(EM)からの演奏データ(Dm)の処理が可能な演奏データ処理装置として機能するコンピュータ(PC)に、外部演奏装置(EM)から演奏データ(Dm)を受信する演奏データ受信ステップ(P5)と、演奏データ受信ステップで受信された演奏データ(Dm)を構成する要素データ(各ノートイベント)が所定の組合わせ(Dcm)であるか否かを判別する組合わせ判別ステップ(P6)と、組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データ(Dcm)に基づいて、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能を実行する機能実行ステップ(P8)と、組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データ(Dns)に対応する通常処理を実行する通常処理ステップ(P9)と、通常処理ステップで通常処理が実行される演奏データ(Dns)を外部演奏装置(Em)へと返送する返送処理ステップ(P10)とから成る手順を実行させる演奏データ処理プログラム〔請求項3〕が提供される。なお、括弧書きは、後述する実施例において対応する参照記号又は用語を表わす。
【0008】
この発明の第2の特徴に従うと、外部演奏装置(EM)からの演奏データ(Dm)の処理が可能な演奏データ処理装置(PC)であって、外部演奏装置(EM)から演奏データ(Dm)を受信する演奏データ受信手段(10pr;P5)と、演奏データ受信手段により受信された演奏データ(Dm)を構成する要素データ(各ノートイベント)が所定の組合わせ(Dcm)であるか否かを判別する組合わせ判別手段(DS;P6)と、組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データ(Dcm)に基づいて、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能を実行する機能実行手段(CM;P8)と、組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データ(Dns)に対応する通常処理を実行する通常処理手段(VP;P9)と、外部演奏装置(Em)が、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能に対応した機器であるときには(P2=YES→P3)、組合わせ判別手段による組合わせ判別機能を無効にする判別無効手段(P6=NO→P9及びP6=YES→P7=NO→P9等)とを具備し、通常処理手段(VP;P9)は、判別無効手段により組合わせ判別機能が無効にされたときは、演奏データ受信手段により受信された演奏データ(Dm)に対応する通常処理を実行する演奏データ処理装置(PC)〔請求項2〕、並びに、外部演奏装置(EM)からの演奏データ(Dm)の処理が可能な演奏データ処理装置として機能するコンピュータ(PC)に、外部演奏装置(EM)から演奏データ(Dm)を受信する演奏データ受信ステップ(P5)と、演奏データ受信ステップで受信された演奏データ(Dm)を構成する要素データ(各ノートイベント)が所定の組合わせ(Dcm)であるか否かを判別する組合わせ判別ステップ(P6)と、組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データ(Dcm)に基づいて、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能を実行する機能実行ステップ(P8)と、組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データ(Dns)に対応する通常処理を実行する通常処理ステップ(P9)と、外部演奏装置(Em)が、この演奏データ処理装置(PC)の所定の機能に対応した機器であるときには(P2=YES→P3)、組合わせ判別ステップ(DS;P6)での組合わせ判別機能を無効にする判別無効ステップ(P6=NO→P9及びP6=YES→P7=NO→P9等)とから成り、通常処理ステップでは、判別無効ステップで組合わせ判別機能が無効にされたときは、演奏データ受信ステップで受信された演奏データ(Dm)に対応する通常処理を実行する手順を実行させる演奏データ処理プログラム〔請求項4〕が提供される。
【0009】
〔発明の作用〕
この発明による演奏データ処理システムにおいては(請求項1〜4)、パーソナルコンピュータ等の演奏データ処理装置(PC)は、電子楽器等の外部演奏装置(Em)から演奏データ(Dm)を受信し(10pr;P5)、受信した演奏データ(Dm)が外部演奏装置(Em)での演奏操作に基づく本来の演奏データ(Dns)である場合は(P6→NO)、この演奏データ(Dns)に対応した通常処理を実行する(VP;P9)。この際、受信演奏データ(Dm)を構成する複数の要素データが所定の組合わせ(Dcm)であった場合には(P6→YES)、本来の演奏データ(Dns)に対応した処理は実行せず、演奏データ処理装置(PC)の所定の機能を実行するよう制御する(CM;P8)。
【0010】
すなわち、外部演奏装置(Em)側で、例えば、最低音を押しながら最高音を押す等の、普段の演奏ではあり得ない特殊な操作をすると、この特殊操作に基づき所定の要素データの組合わせを有する演奏データ(Dcm)が生成されるので、この演奏データ(Dcm)を受けた演奏データ処理装置(PC)は、これを特定のコマンドと認識して(P6→YES)は、当該特定コマンドに対応する所定機能の動作をする(CM;P8)。また、通常の演奏操作時に生成される演奏データ(Dns)に対しては、通常の演奏操作と判定して(P6→NO)当該通常の操作に対応した演奏処理の動作をする(VP;P9)。従って、通常の演奏処理(VP;P9)には支障をきたさずに演奏データ処理装置(PC)の所定機能を実行させることができる。
【0011】
この発明の第1の特徴による演奏データ処理システムにおいては(請求項1,3)、さらに、本来の演奏データ(Dns)に対応してなされる処理には、受信された当該演奏データ(Dns)を外部演奏装置(EM)へと返送する処理(10ps;P10)が含まれ、要素データが所定の組合わせである演奏データ(Dcm)を受信した場合(P6→YES)は、このような返送処理を行わない。従って、この発明によれば、さらに、外部演奏装置(EM)においては、通常は、演奏データ(Dns)が返送されることで、楽音発生等の演奏処理がなされるが、所定の組合わせの場合には(P6→YES)演奏データ(Dcm)が返送されないことから、不要な演奏処理がなされることがない。
【0012】
この発明の第2の特徴による演奏データ処理システムにおいては(請求項2,4)、さらに、外部演奏装置(Em)が所定の機能に対応した機器の場合(P2・YES→P3)、組合わせ判別(DS;P6)を無効にして(省略して)、受信された演奏データ(Dm)の要素データが所定の組合わせであるか否かに拘わらず(P6・NO→P9及びP6・YES→P7・NO→P9等)、当該演奏データ(Dm)に対応する通常処理を実行する(VP;P9)。従って、この発明によれば、さらに、所定機能に非対応の外部演奏装置(EM)であっても、特殊組合わせの演奏データ(Dcm)を所定機能実行コマンドとみなすことで、所定機能の実行(CM;P8)を指示することができるようにすると共に、独自に所定機能実行コマンドの送信(M4)が可能な所定機能に対応した外部演奏装置(EM)については、演奏データ(Dcm)の要素データがどんな組合わせでも本来の演奏データ(Dns)と判定して通常処理(P9)を行うことで、処理工程を簡単にすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
〔システムの概要〕
図1は、この発明の一実施例による演奏データ処理システムのハードウエア構成ブロック図を示す。この演奏データ処理システムは、演奏データ処理装置PC及び外部演奏装置EMから成り、この例では、外部演奏装置EMには電子楽器が用いられる。また、演奏データ処理装置には演奏情報処理機能を有するパーソナルコンピュータPCが用いられ、その演奏情報処理機能には、演奏データの一致判定などの演奏データに対応した処理機能がある。なお、何れの装置PC,EMも、通信機能を備え、通信ネットワークCNを介してサーバコンピュータSV等の外部の情報処理装置と通信可能である。
【0014】
外部演奏装置(電子楽器)EMは、図1下部に示すように、中央処理装置(CPU)1m、ランダムアクセスメモリ(RAM)2m、読出専用メモリ(ROM)3m、外部記憶装置4m、演奏検出回路5m、パネル検出回路6m、表示回路7m、音源回路8m、効果回路9m、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)インターフェース(MIDII/F)10m、通信インターフェース(通信I/F)11mなどを備え、これらの装置1m〜11mはバス12mに接続されている。
【0015】
CPU1mは、所定のソフトウエア・プログラムに従いタイマ13mによるクロックを利用してユーザ演奏に伴う各種処理を行う。RAM2mは、各種処理に際して必要なデータやパラメータを記憶するためのワーク領域として用いられ、ROM3mは各種処理のための制御プログラムや制御パラメータを記憶している。外部記憶装置4mには、ハードディスクドライブ(HDD)の外に、コンパクトディスク・リード・オンリィ・メモリ(CD−ROM)、フレキシブルディスク(FD)、光磁気(MO)ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、半導体メモリ等の外部記録媒体が利用され、必要な楽曲データや制御プログラムなどが記録することができる。
【0016】
演奏検出回路5mは、これに接続される鍵盤等の演奏操作子14mのユーザによる演奏操作内容を検出してCPU1の演奏処理機能部に導入し演奏データを生成するのに用いられる。なお、外部演奏装置(電子楽器)EMの形態は、鍵盤楽器に限らず、弦楽器タイプ、管楽器タイプ、打楽器タイプ等の形態でもよい。パネル検出回路6mは、これに接続されるスイッチ等の設定操作子15mによる操作内容を検出してCPU1の設定処理機能部に導入し外部演奏装置EMの動作状態を設定するのに用いられる。また、表示回路6は、これに接続されるディスプレイ16mをCPU1からの指令に従って制御し、装置EMの動作状態や設定内容を表示するのに用いられる。
【0017】
音源回路(ソフトウエアを含む)8m及びDSP(ディジタル信号処理器)等を含む効果回路9mは、ユーザ演奏や楽曲データ自動演奏による演奏データに基づく楽音信号を生成し、D/A変換器やアンプ、スピーカを含むサウンドシステム17mは、両回路8m,9mと共に楽音生成部を構成し、効果回路9mからの楽音信号に基づく楽音を発音する。
【0018】
MIDII/F10mは、演奏データ処理装置PC等の他のMIDI機器と通信するためのインターフェースである。また、通信I/F11mにはインターネットやLANなどの通信ネットワークCNを通じてサーバコンピュータSV等の外部装置と交信することができる。通信I/F11m及び通信ネットワークCNは、有線のものに限らず無線でもよい。また、双方を備えていてもよい。
【0019】
演奏データ処理装置(パーソナルコンピュータ)PCも、図1上部に示すように、外部演奏装置EMとほぼ同様のハードウエア構成を有し、演奏データ処理装置PCは、CPU1p、RAM2p、ROM3p、外部記憶装置4p、検出回路6p、表示回路7p、MIDII/F10p、通信I/F11p、バス12p、タイマ13p、設定操作子15p、ディスプレイ16pなどを備え、音源回路8p、効果回路9p及びサウンドシステム17pから成る楽音生成部は、必要に応じて設けることができる。また、これらの構成要素は、同一番号の参照記号が付記された外部演奏装置EMの構成要素に対応し、これらと同様の機能を有する。
【0020】
演奏データ処理装置PCは、CPU1pによる制御の下で、特に、一致判定などの通常イベント処理や所定機能の実行などに関わる演奏データ処理を含む各種処理を行うことができる。このため、演奏データ処理プログラム等の制御プログラムがROM3p又は外部記憶装置4pに記憶されており、この演奏データ処理プログラムには、通常イベント処理プログラムや所定機能プログラムなどのサブプログラムが含まれる。
【0021】
なお、演奏データ処理装置PCの検出回路6pは、これに接続されるマウスや文字キーボード等の操作子15pの操作内容を検出してCPU1pの操作入力処理機能部に導入し処理装置PCの動作状態を設定するのに用いられる。また、MIDII/F10pには、MIDIケーブルMCを介して外部演奏装置EMのMIDII/F10mに接続され、両装置PC,EMは、I/F10p,10mを介して必要な情報をMIDI形式で送受し合い、連係動作をすることができる。
【0022】
また、演奏データ処理装置PC及び外部演奏装置EMの各種処理に利用される制御プログラムや各種データは、外部記憶媒体(4p,4m)から、或いは、通信I/F11p,11mを介してサーバコンピュータSVなどの外部装置から、演奏データ処理装置PC及び外部演奏装置EM本体に供給してもよい。
【0023】
〔システムの機能〕
図2は、この発明の一実施例による演奏データ処理システムの主要な機能を概略的に表わす機能ブロック図である。ここで、図2を用いて、この演奏データ処理システムの概要を説明しておく。電子楽器等の外部演奏装置Emからの演奏データDmは、パーソナルコンピュータ等の演奏データ処理装置PCの受信手段10prで受信された後、判別手段DSにおいて、外部演奏装置Emでの(1)演奏操作に基づく本来の演奏データDnsであるか(2)特殊な操作に基づくデータDcmであるかが判別される。前者(1)の場合は、通常処理手段VPにて、本来の演奏データDnsに対応した通常処理が実行され、後者(2)の場合、即ち、受信演奏データDmを構成する複数の要素データが特殊な所定の組合わせDcmをもつ場合には、本来の演奏データDnsに対応した処理は実行せず、機能実行手段CMにて所定機能演奏データ処理装置PCの所定の機能が実行される。
【0024】
以下、図2について、より詳細に説明する。この演奏データ処理システムでは、外部演奏装置EMは、電源のオンにより外部演奏装置EMはMIDI受信部10mrが動作可能になる。また、演奏データ処理装置PCは、電源をオンするか、演奏データ処理プログラムが動作している状態で所定機能プログラムを起動することにより、所定機能のオン/オフを管制する所定機能起動部STの機能が立ち上がり、MIDI送信部10psを介して、所定機能がオン(作動可能)になったことを表わす所定機能オンコマンドとローカルオフを指示するローカルオフコマンドCfとを外部演奏装置EMのMIDI受信部10mrに送信する。
【0025】
外部演奏装置EMでは、通常、演奏操作子14mの演奏操作に応じて生成されるノートデータDntが音源8mに供給されるようになっている。ここで、上述のように、演奏データ処理装置PCから両コマンドを受けた場合、外部演奏装置EMは、所定機能オンコマンドの確認により、処理装置PCと連係可能な動作状態となってMIDI送信部10msが能動化され、ローカルオフコマンドCfに従って、ノートデータDntを音源8mに供給しないようにセットされる。
【0026】
外部演奏装置EMがこのように処理装置PCとの連係可能な動作状態であるときに、演奏操作子14mをユーザが操作すると、この操作に応じてノートイベント等のMIDIイベントデータDmが生成され、このMIDIイベントデータDmは、MIDI送信部10msを介して演奏データ処理装置PCに送信される。なお、このデータDmは上述のローカルオフにより音源8mには供給されない。
【0027】
演奏データ処理装置PCでは、MIDI送信部10prが、外部演奏装置EMから発信されたMIDIイベントデータDmを受け取り、これをイベント判別部DSに手渡す。イベント判別部DSは、演奏装置EMからの発信MIDIイベントデータDmを解析し、当該発信MIDIイベントデータDmが略同時の複数のイベントであるときには、当該イベントの組合わせが、予め定められた特別の組合わせであるかどうかを判別する。この組合わせは、通常の演奏においては有り得ないような所定の組合わせであり、「特殊組合わせ」と呼ばれる。この特殊組合わせには、例えば、演奏操作子14mの最低音と最高音或いはこれらの音に隣接する音を同時に発生させるようなイベントの組合わせなどが採用される。
【0028】
イベント判別部DSは、このような判別の結果、発信MIDIイベントデータDmを構成する略同時の複数のイベント(要素データ)が、特殊組合わせではなく、通常の演奏であり得る組合わせであれば、イベント判別部DSは、このMIDIイベントデータDmを、外部演奏装置EMの演奏操作子14mの通常の演奏操作に基づく通常MIDIイベントDnsであると判別し、この通常MIDIイベントデータDnsを通常イベント処理部VPに送る。そして、通常イベント処理部VPは、この演奏データ処理装置PCの通常イベントプログラムに従い、通常MIDIイベントデータDnsに基づく通常イベント処理を実行する。
【0029】
通常イベント処理部VPは、例えば、通常イベントプログラムが演奏データの一致判定機能を有していれば、通常イベント処理として一致判定機能を実行する。すなわち、通常MIDIイベントデータDnsを所定の模範ソングデータと比較して所定ソングの演奏が正しく出来たか否かを判定する。なお、この一致判定機能には、併せて、伴奏パートに関してMIDIイベント(以下、「補助MIDIイベント」と呼ぶ)Dacを生成する伴奏機能を含ませることができる。
【0030】
一方、イベント判別部DSにおいて、イベントの組合わせが特殊組合わせであると判別された場合には、当該同時イベントDcmを、演奏データ処理装置PCにおいて所定機能を実行させるための所定機能実行コマンドとみなして、発信MIDIイベントデータDmから抽出し、当該同時イベントDcmに対応する所定機能実行コマンドをコマンド処理部CMに送る。所定機能実行コマンドとしては、例えば、上述した一致判定機能を始動又は停止させるスタート/ストップ機能がある。そして、コマンド処理部CMは、このコマンドに対応する所定機能を実行する。このようにして、外部演奏装置から所定機能の実行を制御することができるとともに、当該機能に対して演奏データを提供することができる。
【0031】
さて、イベント判別部DSは、通常のMIDIイベントと判定した場合には、さらに、通常MIDIイベントデータDnsをMIDI送信部10psにも送って、これを外部演奏装置EMに返送させる。また、MIDI送信部10psは、必要に応じて、通常イベント処理部VPで生成された補助(伴奏パート)MIDIイベントDacをも受け取り、外部演奏装置EMに返送する。つまり、演奏データ処理装置PCから外部演奏装置EMに返信される返送MIDIイベントデータDpは、通常MIDIイベントデータDnsであるか、或いは、通常MIDIイベントデータDnsに補助MIDIイベントDacを加えたものである。
【0032】
外部演奏装置EMは、演奏データ処理装置PCから返送されてきたMIDIイベントデータDpをMIDI受信部10mrで受け取り、さらに、音源8mに手渡す。この返送MIDIイベントデータDpには、ローカルオフコマンドCfによるセット動作で音源8mに供給されなかったユーザ演奏によるMIDIイベントデータDnsが含まれる。これにより、ユーザの演奏操作に基づく演奏データが処理装置PC経由で音源8mに供給されることになる。
【0033】
一方、演奏データ処理装置PCで特殊組合わせと判定された場合は、特殊組合わせに該当するMIDIイベントDcmが外部演奏装置EMへと返送されないので、不要な楽音発生を防ぐことができる。(但し、特殊組合わせの複数MIDIイベントを或る時間差を持って発生させた場合は、最初のMIDIイベントが発生した時点では未だ特殊組合わせと判定されないので、この最初のMIDIイベントの楽音は発生されることになる。)
【0034】
なお、演奏データ処理装置PCにおいて、電源をオフしたり所定機能プログラムを終了する操作等によって所定機能をオフしたときは、所定機能起動部STは、ローカルオンコマンドCnをMIDI送信部10psを介して外部演奏装置EMのMIDI受信部10mrに送信する。外部演奏装置EMは、このローカルオンコマンドCnの受信によりローカルオンにリセットされ、演奏操作子14mの演奏操作で生成されるノートデータDntを音源8mに供給可能として、演奏装置EM単独で演奏を行う通常状態に復帰する。
【0035】
〔動作フロー例〕
図3は、この発明の一実施例による演奏データ処理システムの動作例を概略的に表わすフローチャートである。演奏データ処理装置PC及び外部演奏装置EMは、図3の動作フローに従い、大略、図2の主要機能ブロック図で説明した機能を実行する。この動作フローでは、演奏データ処理装置PCは、外部演奏装置EMが所定機能に対応しているか否かに応じて異なる動作過程を経るようにした点で、図2で言及しなかった動作を呈する。なお、図3中の“※”印は、外部演奏装置EMが所定機能対応機器の場合に採り得る動作ステップ乃至経路を表わす。
【0036】
先ず、演奏データ処理装置PCは、電源オンや、演奏データ処理プログラムが動作している状態で所定機能プログラムを起動したとき等の最初の段階で、外部演奏装置EMに対する開始コマンドとして、所定機能のオンを表わす所定機能オンコマンドとローカルオフコマンドCfとを送信する(ステップP1)。
【0037】
これに対して、外部演奏装置EMは、所定機能対応機器の場合、これらの開始コマンドを受信し、所定機能オンコマンドを自動的に返送することができる(ステップM1)。すなわち、外部演奏装置EMには、機種によって所定機能オンコマンドを認識できるものとできないものとがあり、所定機能オンコマンドの認識可能な外部演奏装置EMの場合は、当該所定機能オンコマンドを演奏データ処理装置PCへと返送して所定機能の実行を正式に指示する。
【0038】
一方、認識不能の外部演奏装置EMの場合には、このコマンドを無視してそのまま以下のステップに進む。何れの場合も、その後は、受信したローカルオフコマンドCfに基づいてローカルオフに設定し(ローカルオフを認識不能な外部演奏装置はあまり無い)、ユーザの演奏操作に基づく演奏データDntを音源8mに供給しないようにセットする(ステップM2)。
【0039】
一方、演奏データ処理装置PCは、開始コマンドの送信(M1)の後、外部演奏装置EMから所定機能オンコマンドを受信したか否かを判断する(ステップP2)。ここで、外部演奏装置EMから返送される所定機能オンコマンドを受信すれば(P2→YES)、外部演奏装置EMが所定機能に正式に対応したものであると判定する(ステップP3)。逆に、当該所定機能オンコマンドを受信しない場合は(P2→NO)、所定機能に非対応であると判定する(ステップP4)。
【0040】
次いで、外部演奏装置EMにおいて、ユーザが演奏操作子14mを操作すると、この操作に基づき生成されるMIDIイベントデータDmが演奏データ処理装置PCに送信される(ステップM3)。演奏データ処理装置PCは、このMIDIイベントデータDmを受信し(ステップP5)、受信したMIDIイベントデータDmが特殊組合わせのイベントであるか否かを判別する(ステップP6)。ここで、特殊組合わせと判定されると(P6→YES)、さらに、所定機能対応/非対応の判定(P3/P4)に基づいて、外部演奏装置EMが所定機能に非対応の演奏装置であるか否かを識別する(ステップP7)。
【0041】
演奏データ処理装置PCにおいて、上述した対応/非対応識別ステップ(P7)で、外部演奏装置EMが所定機能に非対応の機器(P4判定)であると分かったときは(P7→YES)、判定された特殊組合わせに応じて所定機能実行コマンドを特定した上、当該コマンドに対応する所定の機能を実行する(ステップP8)。そして、このコマンド処理の実行後、外部演奏装置EMからの受信〔所定機能対応の外部演奏装置EM(P3)に対してはステップP5及びステップP8、所定機能非対応の外部演奏装置EM(P4)に対してはステップP5〕を待機する状態にリターンする。
【0042】
また、外部演奏装置EMが所定機能に対応する演奏装置である場合、図3で※印が付記された破線のステップM4に示すように、演奏操作子14mの操作ステップM3の前後で(図3ではステップM3の後)、外部演奏装置EMからの受信を待機している演奏データ処理装置PCに所定機能実行コマンドを送信することができる。これに対して、演奏データ処理装置PCは、この所定機能実行コマンドを受信することができ、所定機能実行コマンドを受信した場合には所定機能実行ステップP8に進む。この所定機能実行ステップP8においては、図3のP8枠内に括弧書きで示すように、受信した所定機能実行コマンドに従って所定機能を実行する。
【0043】
外部演奏装置EMは、所定機能に対応している機器の場合は所定機能実行コマンドを送信することができるが、非対応の機器では送信することができない。このため、この例では、外部演奏装置EMが所定機能非対応の演奏装置であっても所定機能実行を指示できるように、特殊組合わせのMIDIイベントDcmを受信した場合は、所定機能実行コマンドとみなすようにしている〔P6(YES)→P7(YES)→P8〕。
【0044】
また、所定機能対応の外部演奏装置EMについては、上述した所定機能実行コマンド送信ステップM4及び所定機能実行ステップP8の動作により、特殊組合わせのMIDIイベントDcmを所定機能実行コマンドとみなす必要も無いことから、次に説明するように、どのような組合わせであったとしても通常のMIDIイベントと判定するようにしている〔P6(YES)→P7(NO)→P9、或いは、P6(NO)→P9〕。
【0045】
すなわち、演奏データ処理装置PCでは、受信MIDIイベントデータDmが特殊組合わせのイベントではなく通常MIDIイベントデータDnsであるとき(P6→NO)、或いは、受信MIDIイベントデータDmが特殊組合わせイベントであっても(P6→YES)外部演奏装置EMが所定機能対応機器(P3判定)のときは(P7→NO)、通常MIDIイベントデータDnsに対して通常イベント処理を行う(ステップP9)。通常イベント処理の後は、当該MIDIイベントデータDns乃至通常イベント処理で生成した補助MIDIイベントDacを返送MIDIイベントデータDpとして外部演奏装置EMに送信する(ステップP10)。そして、このデータ送信処理の実行後、外部演奏装置EMからの受信(P5,P8)を待機する状態にリターンする。
【0046】
また、外部演奏装置EMは、演奏データ処理装置PCからの返送MIDIイベントデータDpを受信すると、このデータに基づいて音源10mを駆動し、演奏操作子14mの操作(M3)〔所定機能対応装置では、更に、所定機能実行コマンド送信(M4)〕を待機する状態にリターンする。
【0047】
なお、前述した所定機能非対応/対応ごとの処理のために、所定機能非対応の外部演奏装置EMに対応して、MIDIイベント受信ステップP5を所定機能非対応判定ステップP4のみに後続させ、所定機能対応/非対応識別ステップP7を省略して、特殊組合わせ判別ステップP6で肯定出力(YES)があると直ちに所定機能実行ステップP8に進むように構成すると共に、所定機能対応の外部演奏装置EMに対応して、所定機能対応の判定ステップP3に続いて、別個のMIDIイベント受信ステップを設け、このMIDIイベント受信ステップから直ちに通常イベント処理ステップP9に進むように構成してもよい。
【0048】
〔種々の実施態様〕
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であって、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、種々の態様で実施することができる。
【0049】
演奏データ処理装置PCが実行する通常イベント処理機能や所定機能は、例示したものに限らない。通常イベント処理機能は、外部演奏装置EMからの演奏データに対応した処理であれば何でもよい。例えば、外部演奏装置EMからの演奏データに対して、補助データ(Dac)として伴奏データを自動生成する自動伴奏や、和音進行に合わせて音高を変換する音高変換などの演奏補助機能がある。また、標準データとの一致度合いに応じた得点を楽しむ等の音楽ゲーム機能もあり、単なる演奏データ(Dns)の記憶機能を含む。また、所定機能についても、これら通常イベント処理機能のスタート/ストップ機能だけでなく、演奏データ処理装置PC自体が備える楽曲データに基づいて外部演奏装置EMの楽音生成部(8m−9m−17m)で自動演奏させる際のスタート/ストップ機能や、複数の演奏データ処理項目から実行したい演奏データ機能を順次選択するなど、演奏データ処理装置PCが有する演奏データ処理機能に関する設定や制御の機能であれば何でもよい。
【0050】
特殊組合わせとしては、例示したものに限らない。また、特殊組合わせを複数用意しておき、それぞれ異なる機能に対応させても良いし、複数の特殊組合わせを1つの機能に対応させてもよい。特殊組合わせのパターンをユーザ設定可能としてもよいし、特殊組合わせと対応させる機能をユーザ設定可能としてもよい。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば(請求項1〜4)、演奏データ処理装置は、外部演奏装置から演奏データを受信し、当該演奏データに従って、外部演奏装置での演奏操作に基づく本来の演奏データに対応した通常処理を実行すると共に、受信した演奏データを構成する複数の要素データが所定の組合わせであった場合には、本来の演奏データに対応した処理は実行せず、演奏データ処理装置の所定の機能を実行するように制御しているので、通常の演奏処理には支障をきたさずに演奏データ処理装置の所定機能を実行させることができる。
【0052】
また、この発明の更なる特徴によれば(請求項1,3)、さらに、演奏データに対応した処理を行う場合は、受信した演奏データを外部演奏装置へと返送する処理を行い、受信した複数の演奏データが所定の組合わせであったときには、当該返送処理を行わないようにしているので、通常は、演奏データが返送されることで外部演奏装置において演奏処理(楽音発生等)がなされるが、所定の組合わせの場合には、演奏データが返送されないことから、外部演奏装置において不要な演奏処理がなされることがない。また、この発明の更なる別の特徴によれば(請求項2,4)、さらに、外部演奏装置が独自に所定機能実行コマンドを送信可能な所定機能対応機器の場合には、組合わせ判別を無効にして(省略して)、受信された演奏データが所定の組合わせであるか否かに拘わらず、当該演奏データに対応する通常処理を実行するようにしているので、所定機能対応の外部演奏装置については、演奏データがどんな組合わせでも本来の演奏データと判定して処理工程を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明の一実施例による演奏データ処理システム全体のハードウエア構成ブロック図である。
【図2】図2は、この発明の一実施例による演奏データ処理システムの概略的な機能ブロック図である。
【図3】図3は、この発明の一実施例による演奏データ処理システムの動作例を表わすフローチャートである。
【符号の説明】
ST ローカルオン及びオフコマンドCn,Cfを発生する所定機能起動部、
DS,VP,CM イベント判別部、通常イベント処理部及びコマンド処理部、
Dnt ユーザ演奏によるノートデータ、
Dm,Dp (発信及び返送)MIDIイベントデータ,
Dns 通常MIDIイベント(本来の演奏データ)、
Dcm 特殊組合わせイベント(又は、対応する所定機能実行コマンド)、
Dac 補助(伴奏パート)MIDIイベント。
Claims (4)
- 外部演奏装置からの演奏データの処理が可能な演奏データ処理装置であって、
外部演奏装置から演奏データを受信する演奏データ受信手段と、
演奏データ受信手段により受信された演奏データを構成する要素データが所定の組合わせであるか否かを判別する組合わせ判別手段と、
組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データに基づいて、この演奏データ処理装置の所定の機能を実行する機能実行手段と、
組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データに対応する通常処理を実行する通常処理手段と、
通常処理手段により通常処理が実行される演奏データを外部演奏装置へと返送する返送処理手段と
を具備することを特徴とする演奏データ処理装置。 - 外部演奏装置からの演奏データの処理が可能な演奏データ処理装置であって、
外部演奏装置から演奏データを受信する演奏データ受信手段と、
演奏データ受信手段により受信された演奏データを構成する要素データが所定の組合わせであるか否かを判別する組合わせ判別手段と、
組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データに基づいて、この演奏データ処理装置の所定の機能を実行する機能実行手段と、
組合わせ判別手段により要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データに対応する通常処理を実行する通常処理手段と、
外部演奏装置が、この演奏データ処理装置の所定の機能に対応した機器であるときには、組合わせ判別手段による組合わせ判別機能を無効にする判別無効手段と
を具備し、
通常処理手段は、判別無効手段により組合わせ判別機能が無効にされたときは、演奏データ受信手段により受信された演奏データに対応する通常処理を実行する
ことを特徴とする演奏データ処理装置。 - 外部演奏装置からの演奏データの処理が可能な演奏データ処理装置として機能するコンピュータに、
外部演奏装置から演奏データを受信する演奏データ受信ステップと、
演奏データ受信ステップで受信された演奏データを構成する要素データが所定の組合わせであるか否かを判別する組合わせ判別ステップと、
組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データに基づいて、この演奏データ処理装置の所定の機能を実行する機能実行ステップと、
組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データに対応する通常処理を実行する通常処理ステップと、
通常処理ステップで通常処理が実行される演奏データを外部演奏装置へと返送する返送処理ステップと
から成る手順を実行させる演奏データ処理プログラム。 - 外部演奏装置からの演奏データの処理が可能な演奏データ処理装置として機能するコンピュータに、
外部演奏装置から演奏データを受信する演奏データ受信ステップと、
演奏データ受信ステップで受信された演奏データを構成する要素データが所定の組合わせであるか否かを判別する組合わせ判別ステップと、
組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせであると判別された演奏データに基づいて、この演奏データ処理装置の所定の機能を実行する機能実行ステップと、
組合わせ判別ステップで要素データが所定の組合わせでないと判別された演奏データに対応する通常処理を実行する通常処理ステップと、
外部演奏装置が、この演奏データ処理装置の所定の機能に対応した機器であるときには、組合わせ判別ステップでの組合わせ判別機能を無効にする判別無効ステップと
から成り、
通常処理ステップでは、判別無効ステップで組合わせ判別機能が無効にされたときは、演奏データ受信ステップで受信された演奏データに対応する通常処理を実行する
手順を実行させる演奏データ処理プログラム。
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