JP4141621B2 - 再剥離性接着剤及びそれを使用した親展情報記録シート - Google Patents

再剥離性接着剤及びそれを使用した親展情報記録シート Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、再剥離性接着剤及びそれを使用した親展情報記録シートに関する。さらに詳しくは、機械的安定性が高く、水性塗工時の作業性に優れた再剥離性接着剤、及び面質が優れた親展情報記録シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常の環境下では粘着性及び接着性が非常に低く、圧力を加えることによって接着力が発現するタイプの再剥離性接着剤を、紙や合成紙等の支持体の両面又は片面に担持させたシートの需要が高まってきている。該シートの使用例としては、親展性が必要な個人情報を、該シートの再剥離性接着剤担持面に印字した後、再剥離可能な状態で接着させ、通常のはがきと同様にして受取人に送付し、受取人が剥離して親展情報を読み取る、親展はがきシステムが代表的なものである。
【0003】
上記親展情報記録シートには通常、親展性が必要な個人情報を印字する以外に、罫線や画像などをオフセット方式やグラビア方式等の各種の方式で印刷する。それゆえ、再剥離性接着剤層には、印字や印刷に対する適性が備わっていることが要求される。また、親展情報記録シート同士の接着が可能である一方、タック性が極めて低いことが要求される。さらに、上記親展情報記録シートの支持体には安価で廃棄容易な紙が好んで用いられるので、再剥離性接着剤層にはセルロースの様な親水性の物質に対するアンカーリング力が備わっていることが望ましい。
【0004】
再剥離性接着剤層を形成する再剥離性接着剤としては、天然ゴムにメタクリル酸メチルやスチレン等の不飽和モノマーをグラフト化した、天然ゴム誘導体が用いられる。この理由は、該誘導体が高度の自着力を持ち、互いに接触させて圧力を加えると接着性が発現する一方、タック性が低いという特徴を持つためである。また、グラフト化によって、分子の極性が増大し、親水性の物質に対するアンカーリング力が増大することも、この理由である。該誘導体のみを支持体上に担持させただけでは、印字や印刷に対する適性が不足したり、ブロッキングが発生し易くなるので、通常は充填剤等を適宜組み合わせた混合物を再剥離性接着剤とし、これを含む再剥離性接着剤層を支持体上に担持させて親展情報記録シートとしている。この再剥離性接着剤層を支持体上に担持させる方法は、経済性及び安全性などから、エマルジョンタイプの天然ゴム誘導体と充填剤等を混合し、水性塗工する方法が一般的である。
【0005】
ところが、上記の再剥離性接着剤を水性塗工する際には、送液系において凝集物が発生しやすく、ポンプの目詰まりや、凝集物の堆積によりろ過が困難になること等の問題がある。それゆえ、ポンプを分解して凝集物を定期的に除去したり、メッシュの径を大きくしたりするなどの対策をとる必要が有った。さらに、送液系に於いて発生した再剥離性接着剤の凝集物が支持体上に付着し、親展情報記録シートの商品価値を低下させてしまうという問題もあった。これらの問題は、天然ゴム誘導体エマルジョンの機械的安定性の低さに起因するものである。
【0006】
一般的に高分子エマルジョンの機械的安定性を向上させる方法としては、従来から直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムや脂肪酸のアルカリ金属塩に代表されるアニオン系界面活性剤、あるいはポリオキシエチレンアルキルフェノールエーテルに代表されるノニオン系界面活性剤を添加することが知られている。また、ポリ酢酸ビニルの様に、高分子保護コロイドを用いて合成されるエマルジョンは、この高分子保護コロイドによって機械的安定性が高まることが知られていた。
【0007】
ところが、不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを含む再剥離性接着剤に、界面活性剤を使用した場合、機械的安定性を満足なレベルまで向上させることが難しかった。一方、高分子保護コロイドを使用した場合、対象となるエマルジョンによって機械的安定性向上効果が異なるという特徴があり、該再剥離性接着剤については現在のところ、添加によって満足な機械的安定性向上効果を与える高分子保護コロイドが見出されていなかった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、機械的安定性を十分に向上させることにより、水性塗工時の作業性に優れた再剥離性接着剤を提供すると共に、それを使用した面質に優れた親展情報記録シートを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため検討した結果、本発明の再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを発明するに至った。本発明の再剥離性接着剤とは、少なくとも不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体のエマルジョンと充填剤とを含有する混合物に、部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加することにより構成されるものである。なお、本発明において、部分ケン化型ポリビニルアルコールのケン化度は89%以下であ、重合度は1000以上であることが望ましい。さらに、部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量は、天然ゴム誘導体エマルジョンの重量固形分100部に対して2部以上30部以下であることが好ましい。天然ゴムにグラフト化される不飽和モノマーについては、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルから選ばれる少なくとも1種類以上であることが望ましく、この不飽和モノマー量は、天然ゴム誘導体エマルジョンの重量固形分100部あたり10部以上40部以下であることが望ましい。また、本発明の親展情報記録シートとは、本発明の再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を支持体上に担持させることにより構成されるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の機械的安定性が高い再剥離性接着剤は、部分ケン化型ポリビニルアルコールが他の水溶性高分子に比べて、不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴムエマルジョンに対し、非常に強力な保護コロイド作用を示すことを見出したことによって得られた。
【0011】
本発明の再剥離性接着剤は、不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体のエマルジョンと充填剤等とを含有する系に、ケン化度が89%以下である部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加することによって得られる。この添加方法に付いては、天然ゴム誘導体エマルジョンと充填剤等との混合物に部分ケン化型ポリビニルアルコール水溶液を加える方法の他、部分ケン化型ポリビニルアルコール水溶液と充填剤等との混合物に天然ゴム誘導体エマルジョンを加える方法、天然ゴム誘導体エマルジョンに部分ケン化型ポリビニルアルコール水溶液を加えてから充填剤等を加える方法等、特に制約は無い。
【0013】
本発明のケン化度が89%以下である部分ケン化型ポリビニルアルコールは、天然ゴム誘導体エマルジョンに対する機械的安定性向上効果が特に優れることが分かった。また、重合度が1000以上である部分ケン化型ポリビニルアルコールは、天然ゴム誘導体エマルジョンに対する機械的安定性向上効果が特に優れることが分かった。さらに、ケン化度が89%以下で、かつ重合度が1000以上である部分ケン化型ポリビニルアルコールは非常に良好な機械的安定性向上効果が得られ、さらに好ましくはケン化度が82%以下で、かつ重合度が1700以上である部分ケン化型ポリビニルアルコールは卓越した機械的安定性向上効果が得られる。機械的安定性向上効果は、部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量が多いほど向上し、天然ゴム誘導体エマルジョンの重量固形分100部に対して2部以上であれば好ましい機械的安定性向上効果が得られる。しかし、部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量が30部を超えると、再剥離性接着剤の接着力が低下する傾向を増すので、良好な接着力を保つためには、30部以下であることが望ましい。
【0014】
天然ゴムにグラフト化する不飽和モノマーとしては、具体的にアクリロニトリル、スチレン、メタクリル酸メチル、塩化ビニリデン、無水マレイン酸、アクリルアミド、ビニルピロリドン、ジメチルアクリルアミドやメタクリル酸グリシジルなどが挙げられる。この中でも、ホモポリマー生成などの副反応が起こりにくく、グラフト化反応が確実に進行することから、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルから選ばれる少なくとも1種類以上を利用することが特に好ましい。機械的安定性は、グラフト化される不飽和モノマーの量が多いほど向上し、天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対して10部以上であれば好ましい機械的安定性が得られる。しかし、グラフト化される不飽和モノマーの量が40部を超えると、再剥離性接着剤の接着力が低下する傾向を増すので、良好な接着力を保つためには、40部以下であることが望ましい。
【0015】
本発明の再剥離性接着剤に用いられる充填剤としては、接着力の制御、印刷適性の付与、バインダー能力の増強、ブロッキングの防止、増粘等を目的として、種々のものが利用可能である。具体的には、シリカ、カオリン、タルク、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化チタン等の無機顔料、デンプン粒子、メラミン樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂粒子、プラスチックピグメントなどの有機顔料、あるいは、メチルセルロースやカルボキシメチルセルロース等の水溶性高分子、さらにはポリスチレンやアクリル系樹脂等の有機エマルジョンが等が挙げられる。
【0016】
本発明の再剥離性接着剤には、必要により帯電防止剤、分散剤、防腐剤、酸化防止剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、消泡剤、保水剤などの助剤を添加し、目的の機能を発現させることができる。
【0017】
本発明の面質に優れた親展情報記録シートは、本発明で得られる再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を支持体上に担持させることによって得られる。本発明の面質に優れた親展情報記録シートに用いられる支持体としては、紙や不織布、合成紙、金属フィルム、ポリエステルフィルム、あるいはレジンコート紙等のシートや、これらを貼り合わせて得られる複合シートを用いることができるが、再剥離性接着剤層を担持させ易いこと、コスト的に有利なことから、紙を用いることが好ましい。この紙は、木材パルプと填料を主成分として構成される。木材パルプとしては、LBKP、NBKPなどの化学パルプ、GP、PGW、RMP、TMP、CTMP、CMP、CGPなどの機械パルプ、DIPなどの古紙パルプ等のパルプを含み、必要に応じて従来公知の填料やバインダーおよびサイズ剤や定着剤、歩留まり向上剤、カチオン化剤、紙力増強剤などの各種添加剤を1種以上用いて混合し、長網抄紙機、円網抄紙機、ツインワイヤー抄紙機などの各種装置で支持体となる紙の製造が可能であり、酸性、中性、アルカリ性で抄造できる。
【0018】
本発明の面質に優れた親展情報記録シートは、本発明で得られる再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を、支持体の両面又は片面に担持させることによって得られる。この再剥離性接着剤層を担持させる方法については、安全性及び経済性等から、水性塗工による方法が適している。
本発明の親展情報記録シートに用いられる支持体上に、再剥離性接着剤層を担持させる方法としては、例えば、各種ブレードコーター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコーター、ロッドブレードコーター、コンマコーター、スムージングコーター、落下カーテンコーター、スライドコーターなどの各種装置をオンマシンあるいはオフマシンで用いることができる。また、グラビア等の方法での印刷方式によっても可能である。
【0019】
本発明の再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を担持させる量は、必要とする特性が得られれば特に制約されることは無いが、コストや印刷適性等を考慮すると、片面3〜20g/m2であり、好ましくは片面3.5〜15g/m2であり、更に好ましくは、片面4〜10g/m2が望ましい。
【0020】
【実施例】
以下、実施例により本発明を詳しく説明するが、本発明の内容は、実施例に限られるものではない。なお、実施例中の部数は重量基準で示している。
【0021】
参考例1
メタクリル酸メチルを25%グラフト化した、濃度50%の天然ゴム誘導体エマルジョン200部(重量固形分100部)に、撹拌下、濃度50%の小麦デンプンの水分散体160部(重量固形分80部)、及び濃度12%のシリカの水分散体333部(重量固形分40部)を徐々に添加して調製した母液693部に、部分ケン化型ポリビニルアルコール(ケン化度95% 重合度500)の濃度8%水溶液62.5部(重量固形分5部)を撹拌しながら添加し、濃度を20%に調整後、325メッシュの金網でろ過してから、マグネチックスタラーで12時間撹拌して、再剥離性接着剤を得た。この再剥離性接着剤を100gビーカーに取り、面質視認用のメチレンブルー1%水溶液を0.2g混合した後、縦30cm、横25cm、坪量90g/m2の上質紙に、バーコーターで重量固形分で4〜5g/m2の量で担持させ、100℃で乾燥させて、親展情報記録シートを得た。
【0022】
参考例2
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0023】
参考例3
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1400に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0024】
参考例4
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1700に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0025】
参考例5
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を2000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0026】
実施例6
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールのケン化度を89%に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0027】
実施例7
実施例6で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0028】
実施例8
実施例6で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1400に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0029】
実施例9
実施例6で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1700に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0030】
実施例10
実施例6で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を2000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0031】
実施例11
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールのケン化度を82%に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0032】
実施例12
実施例11で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0033】
実施例13
実施例11で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1400に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0034】
実施例14
実施例11で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1700に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0035】
実施例15
実施例11で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を2000に変更した以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0036】
実施例16 実施例7で用いたメタクリル酸メチルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを5%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0037】
実施例17 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを10%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0038】
実施例18 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを15%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0039】
実施例19 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを20%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0040】
実施例20 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを30%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0041】
実施例21 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを40%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0042】
実施例22 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸メチルを50%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0043】
実施例23 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、メタクリル酸グリシジルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0044】
実施例24 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、スチレンを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0045】
実施例25 実施例7で用いた天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、アクリロニトリルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0046】
実施例26 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で2部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0047】
実施例27 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で10部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0048】
実施例28 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で15部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0049】
実施例29 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で20部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0050】
実施例30 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で30部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0051】
実施例31 ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量を、メタクリル酸メチル25%グラフト化天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対し、重量固形分で40部とした以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0052】
比較例1
部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加しなかった事以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0053】
比較例2
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、ポリオキシエチレンオクチルフェノールエーテル(HLB13.1)を用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0054】
比較例3
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムを用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0055】
比較例4
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、完全ケン化型ポリビニルアルコール(重合度500,ケン化度98%以上)を用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0056】
比較例5 比較例4で用いた完全ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1000に変更した以外は比較例4と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0057】
比較例6 比較例4で用いた完全ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1400に変更した以外は比較例4と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0058】
比較例7 比較例4で用いた完全ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を1700に変更した以外は比較例4と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0059】
比較例8 比較例4で用いた完全ケン化型ポリビニルアルコールの重合度を2000に変更した以外は比較例4と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0060】
比較例9
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、リン酸エステル化デンプンを用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0061】
比較例10
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、メチルセルロースを用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0062】
比較例11
参考例1で用いた部分ケン化型ポリビニルアルコールの代わりに、カゼインを用いた以外は参考例1と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0063】
比較例12 実施例7で用いたメタクリル酸メチルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンの代わりに、不飽和モノマーのグラフト化を施していない天然ゴムエマルジョンを用いた以外は実施例7と同様にして、再剥離性接着剤及び親展情報記録シートを得た。
【0064】
(機械的安定性の評価)
上記参考例1〜5、実施例〜31および比較例1〜12で得られた再剥離性接着剤の機械的安定性の評価は、JIS K6392に記されている方法に準じて、再剥離性接着剤に煎断力を加え、全重量固形分あたりの凝集物の発生量(mg/g)を定量することにより行った。荷重は98N(10キログラム重)、液温は50℃である。また、凝集物の採取はJIS Z8801の標準網ふるい177μmではなく、325メッシュの金網により行った。評価結果は表1から表4に示す。数値が小さいほど機械的安定性が良好である。
【0065】
(親展情報記録シートの面質及び接着力の評価)
上記参考例1〜5、実施例〜31および比較例1〜12で得られた親展情報記録シートの面質の評価は、再剥離性接着剤の撹拌時に生成した凝集物の付着状態を判定することにより行った。その結果を表1から表4に示す。凝集物の付着が肉眼で認められない場合を○、1〜2個の凝集物の付着が認められる場合を△、3個以上の付着が認められる場合を×で示す。また、親展情報記録シートの接着力は、日本エーディーエム社製の圧着シーラー(MS9100)を用いて、シートを3つ折りにして接着させたあと、JIS K6854に準じたT型剥離試験を行って評価した。再剥離に好適な0.5〜0.7N/25mmの接着力を得ることが可能な場合を○、最も強い圧力を加えても、0.3〜0.5N/25mmの接着力しか得られない場合を△、最も強い圧力を加えても、ほとんど接着しない場合を×で示す。なお、接着力の測定は株式会社東洋精機製作所製の試験器ストログラフE−Sを用いた。
【0066】
【表1】
Figure 0004141621
メタクリル酸メチルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを使用した系に部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加した実施例である。
【0067】
【表2】
Figure 0004141621
ケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールを天然ゴム誘導体エマルジョンの固形分100部に対して5部添加した実施例である。略号はMMA:メタクリル酸メチル、GMA:メタクリル酸グリシジル、St:スチレン、AN:アクリロニトリルである。
【0068】
【表3】
Figure 0004141621
メタクリル酸メチルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンにケン化度89%、重合度1000の部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加した実施例である。
【0069】
【表4】
Figure 0004141621
比較例12以外はメタクリル酸メチルを25%グラフト化した天然ゴム誘導体エマルジョンを使用した比較例である。比較例1から12まで、接着力は全て○、面質は全て×である。略号はA:完全ケン化型ポリビニルアルコール、B:リン酸エステル化デンプン、C:部分ケン化型ポリビニルアルコール、DBS:ドデシルベンゼンスルホンサン酸ナトリウム、MC:メチルセルロース、PEO:ポリエチレンオクチルフェノールエーテルである。
【0070】
表1から表4の結果より明らかなように、少なくとも不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体のエマルジョンと充填剤とを含有する再剥離性接着剤に、部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加した再剥離性接着剤の機械的安定性は、部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加していない再剥離性接着剤より優れていることが分かる。ケン化度が89%以下である部分ケン化型ポリビニルアルコールは、ケン化度が89%より高い部分ケン化型ポリビニルアルコールと比較して機械的安定性向上効果が優れていることが分かる。また、重合度が1000以上の部分ケン化型ポリビニルアルコールは、重合度が1000より低い部分ケン化型ポリビニルアルコールと比較して機械的安定性向上効果が優れていることが分かる。参考例1〜5及び実施例〜15より、ケン化度が89%以下で且つ重合度が1000以上である部分ケン化型ポリビニルアルコールの機械的安定性向上効果は特に優れており、さらにはケン化度が82%以下で且つ重合度が1700以上である部分ケン化型ポリビニルアルコールの機械的安定性向上効果は卓越していることが分かる。
【0071】
部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量は、天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対して2部以上であれば、良好な機械的安定性向上効果が得られることが分かる。一方、部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量が、天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対して30部を超えると接着力が非常に小さくなってしまう。
【0072】
グラフト化される不飽和モノマーは、メタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルから選ばれる少なくとも1種以上であると、良好な機械的安定性が得られることが分かる。この不飽和モノマーの量は、天然ゴム誘導体エマルジョンの重量固形分100部に対して10部以上であると、良好な機械的安定性が得られることが分かる。一方、40部を超えると、接着力が非常に弱くなってしまう。
【0073】
本発明の再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を支持体上に担持させて得られる親展情報記録シートは、面質に優れていることが分かる。
【0074】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、機械的安定性が高く水性塗工時の作業性に優れた再剥離性接着剤を得ることができる。また、面質の優れた親展情報記録シートを得ることができる。

Claims (6)

  1. 少なくとも不飽和モノマーをグラフト化した天然ゴム誘導体のエマルジョンと充填剤とを含有する再剥離性接着剤に、ケン化度が89%以下である部分ケン化型ポリビニルアルコールを添加することを特徴とする再剥離性接着剤。
  2. 部分ケン化型ポリビニルアルコールの重合度が1000以上であることを特徴とする請求項記載の再剥離性接着剤。
  3. 部分ケン化型ポリビニルアルコールの添加量が、天然ゴム誘導体エマルジョンの重量固形分100部あたり2部以上30部以下であることを特徴とする、請求項1または2記載の再剥離性接着剤。
  4. 不飽和モノマーがメタクリル酸メチル、スチレン、アクリロニトリルから選ばれる少なくとも1種類以上である、請求項1乃至のいずれか1項記載の再剥離性接着剤。
  5. グラフト化される不飽和モノマーの量が、天然ゴムエマルジョンの重量固形分100部に対して10部以上40部以下である、請求項1乃至のいずれか1項記載の再剥離性接着剤。
  6. 支持体の両面又は片面に、請求項1乃至のいずれか1項記載の再剥離性接着剤を含む再剥離性接着剤層を担持させたことを特徴とする親展情報記録シート。
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