JP4141434B2 - ディスクトレイ装置、記録再生装置、及びディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法 - Google Patents

ディスクトレイ装置、記録再生装置、及びディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディスクトレイ装置、記録再生装置、及びディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法に関し、より詳細には、ディスク型記録媒体である光ディスクを搬送して、光ディスクへの情報の書き込みや情報の読み出しを行うようにしたディスクトレイ装置と、そのディスクトレイ装置を備えた記録再生装置、及びそのディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法に関する。
CDやDVDなどの光を用いて情報記録/再生を行う光ディスクが普及している。また、大容量光ディスクとしてBD(blu-ray disk)及びHD(High Definition DVD)が市場に登場し、今後普及すると考えられている。このような光ディスクに情報を書き込んだり、情報を読み出したりする装置として、ディスクトレイ装置が供されている。ディスクトレイ装置は、ディスクをセットするトレイを有し、そのトレイがローディングされて所定位置に光ディスクを搬送することで、ディスクトレイ装置が備える光ピックアップにより、光ディスクへの情報の書き込みや情報の読み出しを実行することができる。
図7はディスクトレイ装置の光ピックアップを含む要部構成の一例を説明するためのブロック図で、図中、2は光ディスク41を保持するためのターンテーブル、3は光ディスク41を回転駆動するスピンドルモータ、4は光ピックアップ、4aは光源から出射する光ビームLを集光する対物レンズ、4bは対物レンズ4aをトラッキング方向・フォーカシング方向に駆動するアクチュエータ、21は光ピックアップ4を光ディスク41の径方向に移動させる粗動モータ、22は粗動モータ21の駆動制御を行う粗動モータ駆動制御部、23は光ピックアップ4にて得られる各種信号を処理する信号処理部、24は光ピックアップ4のアクチュエータ4bに対する駆動制御を行う光ピックアップ駆動制御部、25はスピンドルモータ3の駆動制御を行うモータ駆動制御部、26は信号処理部23,光ピックアップ駆動制御部24,粗動モータ駆動制御部22,モータ駆動制御部25と信号の授受を行って制御処理を行うドライブ・コントローラ、41は情報記録媒体である光ディスクである。
ディスクトレイ装置において、光ディスク41の記録面に記録されている信号は、光ピックアップ4によって読み取られ、また光ピックアップ4によって、光ディスク41の記録面に信号が記録される。この記録された信号を正確に読み取り、または信号を書き込むためには、RF信号のジッターを最良値にする必要があり、このため、光ピックアップ4が備える対物レンズ4aと光ディスク41の記録面との距離と角度を適切に保ちつつ、対物レンズ4aにより集光された光ビームLを、光ディスク41に照射する必要がある。
高速で回転する光ディスク41の記録面と対物レンズ4aとの間の距離を一定の距離に保ち続けるために、公知のように、光ピックアップ4のアクチュエータ4bによって対物レンズ4aを上下に駆動することによるフォーカスサーボを行うようになっている。アクチュエータ4bの上下制御範囲はわずかなものであるため、光ディスク41を装着するターンテーブル2の高さ、傾き、取り付け精度、または光ディスク41の反りなどが要因で、アクチュエータ4bのみでは対応しきれない不具合が生じる。従って、アクチュエータ4bに加えて、光ディスク41のチルトを調整するためのチルト調整機構が設けられている。
光ピックアップ4の対物レンズ4aの光軸と、光ディスク41の記録再生面とのチルトを調整するために、例えば、光ピックアップ4を光ディスク41の半径方向に角度調整自在に取り付けて、チルトセンサによって光ディスク41のチルトを検出し、その検出信号に従って光ピックアップの角度を変更して、正確に信号を読み取りまたは書き込みができるように制御する構成のものがある。ここでは、光ディスク41の半径方向のチルト、すなわちラジアルチルトを自動調整できる機構が供される。
図8は、従来の光ディスクドライブ装置の一例を示している。この装置においては、光ディスク41をクランパー30とターンテーブル2間にチャッキングし、ターンテーブル2をスピンドルモータ3により回転させる。
スピンドルモータ3は、メインシャーシ27により固定支持されている。またサブシャーシ28の一端は、軸28aによりメインシャーシ27に連結され、サブシャーシ28が光ディスク41の半径方向に傾斜可能に支持される。また、サブシャーシ28の他端は、支持部材29によりメインシャーシ27に対して昇降自在に支持され、サブシャーシ28の他端を高さ調節機構51により昇降させて、サブシャーシ28の傾きを調節する。
また、ガイド軸52は、サブシャーシ28上に固定され、光ピックアップ4をガイド軸52により光ディスク41の半径方向に移動自在に支持し、光ピックアップ4を搬送機構53により移動させる。搬送機構53は、例えば、図7の粗動モータ21及び粗動モータ駆動制御部22に該当する。
また、光ディスク41の傾きを検出するチルトセンサ4cが、光ピックアップ4に付設されている。
ここでは、光ピックアップ4を光ディスク41の半径方向に移動させつつ、光ピックアップ4による光ディスク41への記録もしくは再生を行うと同時に、光ディスク41のチルト量をチルトセンサ4cにより検出し、検出した光ディスク41のチルト量に応じてサブシャーシ28の傾きを高さ調節機構51により調節して、光ピックアップ4の傾きを調節する。これにより、光ピックアップ4から出射されたレーザ光が、光ディスク41の記録面に垂直に照射され、チルト量が補正される。
上記のようなラジアルチルトの補正機構によって、光ディスク41のラジアル方向(半径方向)のチルトを補正することができる。
上記のような光ディスクのチルト補正に関し、例えば、特許文献1には、光ディスクの記録面のチルトを上記のようなチルトセンサにより検出しつつ、その検出した光ディスクのチルト量に応じて光ピックアップからのレーザ光軸の傾きを調節し、光ピックアップから出射されたレーザ光を光ディスクの記録面に垂直に入射させてチルト量を補正する技術が開示されている。
一方、光ピックアップ4の移動方向と直交方向、すなわち光ディスクのタンジェンシャル方向では、ディスクトレイ装置の製造時に、光ディスクの傾きが最適になるように予め調整しておく。
この場合、例えば、メインシャーシ27に取り付けたターンテーブル2の傾きを調整できるビス等の高さ調整手段を予め設けておき、RF信号のジッター値が最良となるようにその高さ調整手段を調整し、メインシャーシ27に対するターンテーブルの傾きを変えることによって、光ディスクのタンジェンシャル方向の傾きを調整するようにしていた。
タンジェンシャル方向の傾き調整は製造時に行われ、製品の出荷後はタンジェンシャルの調整を行うことはなく、上記のラジアルチルトの補正を行いながら、光ディスク41に対する記録/再生を行うようにしている。
特開平9−7207号公報
上述のように、光ディスクのタンジェンシャル方向の調整において、従来は、メインシャーシ上に設けたターンテーブルの高さを調整する高さ調整手段を設け、RF信号のジッター値が最良となるようにその高さ調整手段を調整し、ターンテーブルの傾きを最適にしていた。
しかしながら、上記のようなターンテーブルの傾きを調整する構成の場合、例えば、カートリッジに収容されたBD(ブルーレイディスク)等を適用する場合に不具合が生じる。BDのカートリッジがディスクトレイ装置にセットされ、トレイがローディング動作を行うと、下方に傾いていたメインシャーシが上方に変位してBDに接近し、メインシャーシ上に設置されているターンテーブルがBDのディスク媒体の中央孔部に係合して、カートリッジに内蔵されたクランパーとの間で、ディスク媒体をチャッキングする。
このときに、カートリッジの高さは、メインシャーシに設けられているカートリッジステイによって位置決めされる。すなわち、メインシャーシには、その所定の位置に所定の高さを持ったカートリッジステイが設けられ、光ディスクのチャッキング時にメインシャーシが変位した際に、トレイに設けられた貫通孔を通じてカートリッジステイがカートリッジ背面に当接し、トレイ上におけるカートリッジの高さ方向の位置を位置決めする。すなわち、チャッキング時において、カートリッジは、メインシャーシとの関係において、常に一定の高さになるように制御される。
上記のような構成において、タンジェンシャルチルトを調整するときに、従来のようにターンテーブルの傾きを調整する構成では、一定位置に位置決めされるカートリッジの内部で、ターンテーブルの傾きが変化することになる。すなわち、上述のようにカートリッジの位置は、メインシャーシに設けられたカートリッジステイによって位置決めされ、またターンテーブルも同じメインシャーシ上に設けられているため、ターンテーブルの傾きを調整してしまうと、カートリッジ内部で光ディスクが相対的に傾くことになる。
特にBDでは、カートリッジの内部は、それほど大きな許容空間は存在しないため、相対的に傾いたターンテーブル上のディスク媒体が、カートリッジ内部に接触することによって、データの記録/再生のエラーが生じたり、あるいはディスク媒体自体を損傷することもあり得る。
従って、BD等のカートリッジタイプのディスクを使用するディスクトレイ装置において、光ディスクのタンジェンシャル方向のチルト補正を行うためにメインシャーシ上のターンテーブルの傾きを調整する構成では、カートリッジ内部で光ディスクが相対的に傾いて、不具合が生じるという課題がある。
また、上記特許文献1においては、チルトセンサによって光ディスクのラジアルチルトを補正する構成が記載されているものの、上記のようなタンジェンシャルチルトの補正に関わる課題については、なんら記載されていない。
本発明は、上述のごとき実状に鑑みてなされたものであり、光ピックアップにより光ディスクに対する情報の記録/再生を行うディスクトレイ装置において、カートリッジタイプの光ディスクを用いた場合でも、光ディスクのタンジェンシャル方向の調整を不具合が生じることなく高精度に行うことができるようにしたディスクトレイ装置、記録再生装置、及びディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、第1の技術手段は、光ディスクをチャッキングするためのターンテーブルと、光ディスクを排出可能な排出位置とチャッキングを行うチャッキング位置との間で光ディスクを搬送するトレイと、チャッキング位置で光ディスクに光ビームを照射して光ディスクに対する情報の書き込み及び/または情報の読み出しを行う光ピックアップと、トレイの搬送動作に応じて変位するメインシャーシと、光ピックアップが取り付けられ、メインシャーシ上で動作可能に軸支されたサブシャーシとを有し、メインシャーシは、ターンテーブルを備え、チャッキング位置でターンテーブルが光ディスクをチャッキングできるようにメインシャーシが変位するように構成され、サブシャーシは、揺動動作によって光ピックアップが光ディスクの半径方向に傾くように構成されたディスクトレイ装置において、ディスクトレイ装置は、光ディスクのタンジェンシャル方向のチルトを補正するために、サブシャーシの傾きを調整するためのサブシャーシ傾き調整手段を備え、サブシャーシは、揺動動作を行うための揺動軸となる2つのチルト支点軸を有し、メインシャーシは、サブシャーシのチルト支点軸を支持する2つのチルト支点ホルダを有するとともに、サブシャーシ傾き調整手段として、メインシャーシのチルト支点ホルダ設置面に対するチルト支点ホルダの高さをそれぞれ変更する2つのチルト支点軸高さ変更手段を備えることを特徴としたものである。
の技術手段は、第の技術手段において、チルト支点軸高さ変更手段は、チルト支点ホルダの高さを変更可能に構成されたビスであることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1または第2の技術手段において、メインシャーシは、サブシャーシの揺動動作を制御するためのチルトモータ及びチルトモータによって回動制御されるチルトカムを有し、サブシャーシは、チルトカムの回動に応じて揺動し、光ピックアップのラジアルチルトが調整可能に構成されていることを特徴としたものである。
の技術手段は、第1ないし第のいずれか1の技術手段におけるディスクトレイ装置を備え、ディスクトレイ装置により搬送される光ディスクに対する情報の記録と、光ディスクに記録された情報の再生を行うことを特徴としたものである。
の技術手段は、第または第の技術手段におけるディスクトレイ装置のサブシャーシのタンジェンシャルチルトを調整するためのタンジェンシャルチルトの調整方法において、光ピックアップが備える対物レンズとチルト支点軸高さ変更手段の一方との距離と、対物レンズとチルト支点軸変更手段の他方との距離との比に従って、2つのチルト支点軸高さ変更手段の調整量を決定することにより、対物レンズと光ディスクとの距離を変えることなく、光ディスクのタンジェンシャルチルトの調整を行うことを特徴としたものである。
本発明によれば、光ピックアップにより光ディスクに対する情報の記録/再生を行うディスクトレイ装置において、カートリッジタイプの光ディスクを用いた場合でも、光ディスクのタンジェンシャル方向の調整を不具合が生じることなく高精度に行うことができるようにしたディスクトレイ装置、記録再生装置、及びディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法を提供することができる。
以下に本発明の実施形態を添付された図面を参照しながら具体的に説明する。なお、実施形態を説明するための全図において、同様の機能を有する部分には同じ符号を付けその繰り返しの説明は省略する。
図1は、本発明のディスクトレイ装置の構成例を示す斜視概略図である。図1において、1はベースシャーシ、2はブルーレイディスク(BD)等の光ディスクを保持して回転させるターンテーブル、3はターンテーブルの回転を制御するスピンドルモータ、4は光ディスクの記録再生層に光スポットを形成して、データの書き込み及び読み出しを行う光ピックアップ、5はブルーレイディスクのカートリッジを開閉させるためのシャッター開閉機構である。
さらに図1において、10は光ディスクを搬送するためのトレイ、11は光ディスクを押さえるための第1の押さえレバー、12は同じく光ディスクを押さえるための第2の押さえレバー、13は縦置き時にベアディスクを保持するためのディスクホルダー、14はトレイの移動に応じてクランパー(図示せず)を変位させるためのトレイカム部である。
図1は、トレイ10がメインシャーシ1の内部にローディングされた状態を示している。ベースシャーシ1上に設けられているトレイ搬送機構が動作することにより、矢印A方向にトレイ10が引き出されて、ユーザが光ディスクをセットすることができる。
そして再びトレイ搬送機構を動作させると、トレイ10とともに光ディスクがベースシャーシ1の内部にローディングされる。光ディスクを排出するときは、再度トレイ10を矢印A方向に引き出す。
図2は、光ディスクのカートリッジ40をトレイ10に装着してローディングしたときの状態を示す図である。図2の状態では、カートリッジ40は、シャッター開閉機構5が備えるオープナーの作用によって、カートリッジ背面(ディスク媒体の記録再生面)側のシャッターが開放されている。
図1及び図2のディスクトレイ装置は、上記のようなカートリッジタイプのディスクのみならず、ベアディスクにも対応可能になっている。実際には、図1のベースシャーシ1に対して、図示しないクランパープレートが取り付けられ、クランパープレートに設けられたクランパーが動作することにより、ローディングされたベアディスク、もしくは上面(ディスク媒体のレーベル面)が開放されたカートリッジディスクを、ターンテーブル2との間でクランプ(チャッキング)する。この状態で、光ピックアップ4による光ディスクへのデータの書き込みや光ディスクからのデータの読み込みを行うことができる。すなわち、トレイ10は、光ディスクを排出可能な排出位置と、光ディスクのチャッキング位置を行うチャッキング位置との間で光ディスクを搬送するものといえる。
また、光ディスクの前面が非開口のカートリッジタイプを用いる場合は、トレイカム部14がクランパー動作機構に当接してもクランパーの変位が止められて、カートリッジ内部の光ディスクのチャッキングが阻害されないように構成されている。この場合は、カートリッジに内蔵されているクランパーとターンテーブル2とによって光ディスクがチャッキングされる。
図3及び図4は、トレイの進退動作とそれに伴うメインシャーシの動作を説明するための図で、図3は、トレイのローディング動作の途中で光ディスクのチャッキングが行われていない状態を示す側面概略図、図4は、トレイのローディングが完了して光ディスクがチャッキングされている状態を示す側面概略図である。図3及び4において、6はターンテーブル2が取り付けられたスピンドルモータ3が設置されるメインシャーシ(トラバースシャーシ)、7はカートリッジディスクを支持するためのカートリッジステイ、30は光ディスクをクランプするクランパー、31はクランパーを動作させるためのクランパーレバー、32はクランパー及びクランパーレバーを搭載したクランパープレート、33はクランパーレバーがクランパープレートに対して回動可能に支持されるクランパーレバー支持軸、40は光ディスクを収容するカートリッジ、41は光ディスクである。
図3及び図4では、光ピックアップ4を搭載し、メインシャーシ6に対してチルト可能に設けられているサブシャーシの図示を省略している。サブシャーシの具体的な構成は、後述して説明する。
トレイ10がベースシャーシ1から引き出されて、カートリッジ40がトレイ10にセットされ、トレイ10が再度ベースシャーシ1の内部に移動するとき、図3に示すように、トレイ10に設けられているトレイカム部14が、クランパーレバー31のトレイ奥側端部に当接する。そしてさらにトレイ10が進行していき(矢印B方向)、所定のローディング位置に到達すると、図3に示すようにクランパーレバー31が、クランパーレバー支持軸33の周りを回動し、クランパー30がトレイ10の方向に変位する。
そして同時に、トレイ10の移動により図3のようにトレイ10から離れる方向に離間していたメインシャーシ6が、ローディング完了時には図4に示すようにトレイ10の方向に変位する。
こうして、図4に示すローディング完了時には、ターンテーブル2とクランパー30との間で光ディスク41がクランプされ、チャッキング動作が完了する。
光ディスク41のチャッキングを解除してトレイ10を引き出すときには、トレイカム部14によるクランパーレバー31への作用が解除され、クランパーレバー31がばねの付勢力によって元に戻ろうとし、クランパー30が光ディスク41から離脱して変位する。また、トレイ10によってカートリッジ40を排出するときには、メインシャーシ6がトレイ10から離脱する方向に変位し、カートリッジ40の搬送を妨げないようにしている。
なお、図3及び図4に示す光ディスクは、カートリッジの前面及び背面に開口を有するタイプ、もしくは、前面が開口され背面がシャッター機構により開閉可能なタイプであり、クランパー30によって光ディスク41をチャッキングすることができる。このとき、ブルーレイディスクのように背面がシャッター機構を有する場合は、図1に示すシャッター開閉機構5によって、トレイ10の移動に応じたシャッターの開閉が行われる。
ベアディスクを用いる場合も、上記と同様に、クランパーレバー31とメインシャーシ6の動作によって、クランパー30によって光ディスク41のチャッキングを行うことができる。また、前面が非開口のカートリッジタイプを用いる場合は、トレイカム部14がクランパー動作機構に当接しても、クランパー30の変位が止められて、光ディスク41のチャッキングが阻害されないように構成されている。この場合は、カートリッジに内蔵されているクランパーとターンテーブル2とによって光ディスク41がチャッキングされる。
図3及び図4に示すように、メインシャーシ6には、カートリッジディスクを支持するためのカートリッジステイ7が設けられている。カートリッジディスクを用いた場合、メインシャーシ6がトレイ10の方向に変位して光ディスク41のチャッキングが行われるとき、カートリッジステイ7の頂部がカートリッジ40の背面側に当接し、カートリッジ40が所定位置に位置決めされる。カートリッジステイ7は、トレイ10に設けられた貫通孔を通して進退する。このとき図3の状態では、トレイ10の背面側にその頂部が隠れた状態で維持されるが、図4の状態でメインシャーシ6が変位すると、カートリッジステイ7の頂部がその貫通孔を通してトレイ10の上面側に出てくる。これにより、カートリッジ40が所定位置で位置決めされる。
図5は、メインシャーシとそのメインシャーシ上に備えられたサブシャーシとの構成例を示す図で、メインシャーシ及びサブシャーシの平面図を図5(A)に、側面図を図5(B)に示すものである。図5において、8はサブシャーシ、9はチルト支点軸、15はチルト支点ホルダ、16はチルト支点軸押さえバネ、17はチルト支点軸押さえバネホルダ、18はチルトモータ、19はチルトカム、20はチルト調整ネジ、34はガイド軸、35は粗動モータである。
光ディスク41は、図示しないクランパーとターンテーブル2間にチャッキングされ、スピンドルモータ3がターンテーブルを回転させる。スピンドルモータ3は、メインシャーシ6上に固定されている。メインシャーシ6は、上述のようにトレイ10の移動に応じて変位し、従って、ターンテーブル2の高さもメインシャーシ6とともに変位する。
サブシャーシ8は、メインシャーシ6上で揺動可能に支持される。サブシャーシ8にはメインシャーシ上で揺動動作を行うためのチルト支点軸9が、サブシャーシ8の幅方向(トレイ進退方向の直交方向)の両端2カ所に設けられ、サブシャーシ8の上面が光ディスクの半径方向に傾斜できるように構成されている。メインシャーシ6上には、サブシャーシ8の2カ所のチルト支点軸9をそれぞれ支持する2つのチルト支点ホルダ15が備えられる。
またメインシャーシ6のトレイ奥側には、サブシャーシ8を揺動動作させるためのチルトモータ18及び、チルトモータ18の動作に応じて回動するチルトカム19が設けられている。そして、サブシャーシ8のトレイ奥側の端部をチルトカム19に当接させておく。この当接部において、チルトカム19の回動に伴ってその高さが変化し、その変化に伴ってサブシャーシ8の当接部の高さが変化して、サブシャーシ8が揺動動作を行う。このような構成により、チルトモータ18を制御することによってサブシャーシ8の揺動動作を制御することができ、従ってサブシャーシ8に備えられた光ピックアップ4の光ディスクに対する傾きを制御することができる。
サブシャーシ8には、上記のように光ピックアップ4が設けられ、さらにこの光ピックアップ4を光ディスクの半径方向に移動させるためのガイド軸34が設けられる。そして粗動モータ35を制御することによって、ガイド軸34上で光ピックアップ4を光ディスク半径方向に移動させることができる。
光ピックアップ4には、光ディスクの傾きを検出する図示しないチルトセンサが付設されている。ここでは、光ピックアップ4を光ディスクの半径方向に移動させつつ、光ピックアップ4による光ディスクへの記録もしくは再生を行うと同時に、光ディスクのチルト量をチルトセンサにより検出し、検出した光ディスクのチルト量に応じてサブシャーシ8の傾きをチルトモータ18により制御することにより、光ピックアップ4のラジアル方向の傾きを調節する。これにより、光ピックアップ4から出射されたレーザ光が、光ディスク41の記録面に垂直に照射され、ラジアルチルトが補正される。また光ディスクの記録面と光ピックアップ4の対物レンズとの間の距離を一定の距離に保ち続けるために、光ピックアップ4のアクチュエータによって対物レンズを上下に駆動することによるフォーカスサーボを行う。
本実施形態では、光ピックアップ4の移動方向と直交方向、すなわち光ディスクのタンジェンシャル方向の調整を、サブシャーシ8自体の傾きを調整することにより実行することを特徴としている。
ここでは、メインシャーシ6上に設けられた2つのチルト支点ホルダ15の高さをそれぞれ調整することができるチルト調整ネジ20を設け、これら2つのチルト調整ネジ20によってサブシャーシ8のタンジェンシャル方向への傾きを調整することができる。
すなわち、タンジェンシャル方向の光ピックアップ4の傾きは、RF信号のジッター値が最良となるようにチルト調整ネジ20を調整し、サブシャーシ8自体のタンジェンシャル方向への傾きを変えることによって最適な状態に設定することができる。
上述したように、タンジェンシャルチルトを調整するときに、従来のようにターンテーブル2の傾きを調整する構成では、カートリッジステイ7によって所定位置に位置決めされるカートリッジの内部でターンテーブル2の傾きが変化することになり、相対的に傾いたターンテーブル2上の光ディスクが、カートリッジ40の内部に接触することによって、データの記録/再生のエラーが生じたり、あるいは光ディスク自体が損傷したりする。
しかしながら、本実施形態のように、サブシャーシ8自体をタンジェンシャル方向に傾けて光ピックアップ4の傾きを調整することにより、ターンテーブル2をメインシャーシ6に対して傾ける必要がないため、光ディスクがカートリッジ40の内部で傾くことがなくなり、データの記録/再生のエラーや、ディスク媒体の損傷を確実に防止することができる。
また、上記の2カ所のチルト調整ネジ20を調整する際に、一方の調整ネジ20のみを調整したり、2つの調整ネジ20の調整量がアンバランスであったりすると、タンジェンシャルチルトの調整は可能であるものの、光ピックアップ4の対物レンズと光ディスク41との距離が変化してしまい、光ピックアップ4による光ディスクへの光スポットの形成に影響を与え、データの記録/再生特性が劣化するおそれがある。
従って、チルト調整ネジ20を使用してサブシャーシ8のチルトを調整する場合に、光ピックアップ4の高さが変化しないように、2つのチルト調整ネジ20をバランスよく調整する。具体的には、光ピックアップ4の対物レンズとそれぞれのチルト調整ネジ20までの距離の比に応じてチルト調整ネジ20による調整量を決定する。
図5の例では、光ピックアップ4の対物レンズとそれぞれのチルト調整ネジ20との距離L,Mの比L:Mは、4:6になっている。この場合に距離Lをもつチルト調整ネジ20と、距離Mをもつチルト調整ネジ20との調整量(チルト支点ホルダ15の高さの調整量)の比を4:6で行うことにより、光ピックアップ4の対物レンズの位置が変化することなく、そのタンジェンシャルチルトの調整を行うことができる。
上記L:Mの比は、光ピックアップ4とサブシャーシ8の構成に依存するため、その構成に応じてL:Mの比に従ってチルト調整ネジ20の調整を行うとよい。
上記のごとくのディスクトレイ装置を使用して、記録再生装置を提供することができる。図6は、記録再生装置の構成例を説明するための図である。記録再生装置101は、複数の記録媒体を適宜使い分けることができるように構成されている。例えば、図の例では、記録再生装置100は、BD記録再生装置101、DVD記録再生装置102、HDD記録再生装置103が備えられ、これら複数の記録媒体が選択的に使用可能となっている。また、記録再生装置100にチューナ部を設けることで、例えば、テレビ放送されたコンテンツ等を記録媒体に記録することができる。また、複数の記録媒体間でデータのダビングやムーブなどの処理も実行できる。
記録再生装置100には、ディスクタイプの記録媒体をセットするためのディスクトレイ装置が設けられ、例えば、図の例では、DVD用のディスクトレイ装置と、BD用のディスクトレイ装置が個々に設けられ、ユーザはそれぞれのディスクトレイ装置を利用して、該当する各記録媒体を記録再生装置内に搬送させることができるようになっている。これらディスクトレイ装置に上記の実施形態のごとくのディスクトレイ装置を適用することにより、カートリッジ内部のセンター位置にディスク媒体がチャッキングされ、データの記録/再生のエラーや、ディスク媒体の損傷を確実に防止することができる記録再生装置を得ることができる。
本発明のディスクトレイ装置の構成例を示す斜視概略図である。 光ディスクのカートリッジをトレイに装着してローディングしたときの状態を示す図である。 トレイのローディング動作の途中で光ディスクのチャッキングが行われていない状態を示す側面概略図である。 トレイのローディングが完了して光ディスクがチャッキングされている状態を示す側面概略図である。 メインシャーシとそのメインシャーシ上に備えられたサブシャーシとの構成例を示す図である。 記録再生装置の構成例を説明するための図である。 ディスクトレイ装置の光ピックアップを含む要部構成の一例を説明するためのブロック図である。 従来の光ディスクドライブ装置の一例を示す図である。
符号の説明
1…ベースシャーシ、2…ターンテーブル、3…スピンドルモータ、4…光ピックアップ、4a…対物レンズ、4b…アクチュエータ、4c…チルトセンサ、5…シャッター開閉機構、6…メインシャーシ、7…カートリッジステイ、8…サブシャーシ、9…チルト支点軸、10…トレイ、11…第1の押さえレバー、12…第2の押さえレバー、13…ディスクホルダー、14…トレイカム部、15…チルト支点ホルダ、16…チルト支点軸押さえバネ、17…チルト支点軸押さえバネホルダ、18…チルトモータ、19…チルトカム、20…チルト調整ネジ、21…粗動モータ、22…粗動モータ駆動制御部、23…信号処理部、24…光ピックアップ駆動制御部、25…モータ駆動制御部、26…ドライブ・コントローラ、27…メインシャーシ、28…サブシャーシ、28a…軸、29…支持部材、30…クランパー、31…クランパーレバー、32…クランパープレート、33…クランパーレバー支持軸、34…ガイド軸、35…粗動モータ、40…カートリッジ、41…光ディスク、51…高さ調節機構、52…ガイド軸、53…搬送機構、100…記録再生装置、101…BD記録再生装置、101…記録再生装置、102…DVD記録再生装置、103…HDD記録再生装置。

Claims (5)

  1. 光ディスクをチャッキングするためのターンテーブルと、光ディスクを排出可能な排出位置と前記チャッキングを行うチャッキング位置との間で光ディスクを搬送するトレイと、前記チャッキング位置で該光ディスクに光ビームを照射して該光ディスクに対する情報の書き込み及び/または情報の読み出しを行う光ピックアップと、前記トレイの搬送動作に応じて変位するメインシャーシと、前記光ピックアップが取り付けられ、前記メインシャーシ上で動作可能に軸支されたサブシャーシとを有し、該メインシャーシは、前記ターンテーブルを備え、前記チャッキング位置で前記ターンテーブルが光ディスクをチャッキングできるように前記メインシャーシが変位するように構成され、前記サブシャーシは、前記揺動動作によって前記光ピックアップが前記光ディスクの半径方向に傾くように構成されたディスクトレイ装置において、該ディスクトレイ装置は、前記光ディスクのタンジェンシャル方向のチルトを補正するために、前記サブシャーシの傾きを調整するためのサブシャーシ傾き調整手段を備え
    前記サブシャーシは、前記揺動動作を行うための揺動軸となる2つのチルト支点軸を有し、前記メインシャーシは、前記サブシャーシのチルト支点軸を支持する2つのチルト支点ホルダを有するとともに、前記サブシャーシ傾き調整手段として、前記メインシャーシの前記チルト支点ホルダ設置面に対する該チルト支点ホルダの高さをそれぞれ変更する2つのチルト支点軸高さ変更手段を備えることを特徴とするディスクトレイ装置。
  2. 請求項1に記載のディスクトレイ装置において、前記チルト支点軸高さ変更手段は、前記チルト支点ホルダの前記高さを変更可能に構成されたビスであることを特徴とするディスクトレイ装置。
  3. 請求項1または2に記載のディスクトレイ装置において、前記メインシャーシは、前記サブシャーシの揺動動作を制御するためのチルトモータ及び該チルトモータによって回動制御されるチルトカムを有し、前記サブシャーシは、前記チルトカムの回動に応じて揺動し、前記光ピックアップのラジアルチルトが調整可能に構成されていることを特徴とするディスクトレイ装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1に記載のディスクトレイ装置を備え、該ディスクトレイ装置により搬送される光ディスクに対する情報の記録と、該光ディスクに記録された情報の再生を行うことを特徴とする記録再生装置。
  5. 請求項1または2に記載のディスクトレイ装置のサブシャーシのタンジェンシャルチルトを調整するためのタンジェンシャルチルトの調整方法において、前記光ピックアップが備える対物レンズと前記チルト支点軸高さ変更手段の一方との距離と、前記対物レンズと前記チルト支点軸変更手段の他方との距離との比に従って、前記2つのチルト支点軸高さ変更手段の調整量を決定することにより、前記対物レンズと光ディスクとの距離を変えることなく、光ディスクのタンジェンシャルチルトの調整を行うことを特徴とするディスクトレイ装置のタンジェンシャルチルトの調整方法
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