JP4141397B2 - アナログデジタル変換装置 - Google Patents

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本発明は、信号変換技術に関し、特に、アナログ信号をデジタル信号に変換するアナログデジタル変換装置に関する。
入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換するための回路の例として、パイプライン型ADコンバータがある(例えば、特許文献1参照)。パイプライン型ADコンバータは、低ビットのアナログデジタル変換を行う信号変換ユニットを複数段接続したものであり、それぞれの信号変換ユニットにより段階的にAD変換を行う。また、減算増幅出力部を含む信号変換ユニットの出力を入力へ帰還することにより、同じ信号変換ユニットにより複数回AD変換を行うサイクリック型ADコンバータも提案されている。
特開平9−275342号公報
一般に、システムLSIに搭載されるアナログ回路ブロックは、決まった仕様に沿って設計がなされる。そのため、仕様の異なるアナログ回路ブロックを開発する場合は、再設計が必要となる。アナログ回路ブロックの設計・開発は、配置配線、論理検証、試作、評価など多くの工程を要し、数ヶ月にも渡る開発期間が必要となる場合もあるため、システムLSI開発のボトルネックとなっていた。アナログデジタル変換回路も例外ではなく、特に、近年目覚しい発展を遂げている画像や通信などの分野においては、より高速かつ高精度のAD変換回路への要求が高まっており、AD変換回路の開発期間を短縮する技術が求められている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用性の高いAD変換装置を提供することにある。
本発明のある態様は、アナログデジタル変換装置に関する。このアナログデジタル変換装置は、入力アナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するAD変換回路と、前記AD変換回路の出力をアナログ信号に変換するDA変換回路と、前記入力アナログ信号から前記DA変換回路の出力信号を減算する減算回路と、を含む信号変換ユニットと、前記入力アナログ信号の入力元又は前記信号変換ユニットの出力信号の出力先を切り替えるための切替手段と、を備えることを特徴とする。
切替手段を設けることにより、信号変換ユニットの配置レイアウトを変更することなく、信号変換ユニットの信号の入力元又は出力先を自在に組み合わせて使用することができるので、様々な仕様に沿ったアナログデジタル変換装置を実現することができる。したがって、汎用性の高いAD変換装置を提供することができる。
信号変換ユニットは、前記減算回路の出力信号を増幅する増幅回路を更に含んでもよい。これにより、信号変換ユニットの出力信号を用いて更に下位のビットのデジタル信号を得る場合に、変換精度を向上させることができる。
信号変換ユニットは、前記入力アナログ信号として、該信号変換ユニットの出力信号と、該信号変換ユニットの外部の回路からの信号との、いずれを入力するかを切り替えるスイッチ部を含んでもよい。これにより、信号変換ユニットを複数回循環使用してAD変換を行うことが可能となり、回路面積を低減することができる。また、循環数を任意に設定可能であるから、設計の自由度が高まる。
切替手段は、前記信号変換ユニットに隣接する複数の回路の中から前記入力元又は前記出力先を選択可能であってもよい。例えば、信号変換ユニットの上下左右に隣接する回路の中から入力元又は出力先を選択可能とするために、信号変換ユニットの上下左右の4辺に切替手段が配置されてもよい。これにより、より設計の自由度が高まる。入力元又は出力先は、他の信号変換ユニットであってもよいし、その他任意の回路であってもよい。
アナログデジタル変換装置は、前記信号変換ユニットを複数備え、それぞれの前記信号変換ユニットに対して、前記切替手段が設けられてもよい。複数の信号変換ユニットは、直線状に配置されてもよいし、複数行かつ複数列にアレイ配置されてもよい。
前記切替手段は、前記入力元又は前記出力先と前記信号変換ユニットとを接続するための配線エリアであってもよい。配線工程において、配線により物理的に信号の入力元又は出力先を選択してもよい。
前記切替手段は、スイッチ素子であってもよい。トランジスタなどのスイッチ素子を設けることにより、電気的に信号の入力元又は出力先を選択してもよい。これにより、動的な切替制御も可能となり、AD変換装置の汎用性がより高まる。
アナログデジタル変換装置は、前記スイッチ素子のオンオフを制御する切替制御手段を更に備えてもよい。前記切替制御手段は、該アナログデジタル変換装置に要求される性能に基づいて、前記スイッチ素子のオンオフを制御してもよい。スイッチ素子のオンオフにより、信号変換ユニットの組み合わせや接続順序などを自在に変更することができるので、様々な仕様に対応することができる。また、アナログデジタル変換装置が搭載された機器の動作モードなどに応じて、アナログデジタル変換装置の性能を動的に変更することができる。
前記切替制御手段は、前記スイッチ素子のオンオフを制御することにより、使用されない信号変換ユニットが生じた場合は、その信号変換ユニットへの電力の供給を低減させてもよい。使用されない信号変換ユニットへの電力の供給を遮断してもよい。これにより、AD変換装置の消費電力を低減することができる。
本発明によれば、汎用性の高いAD変換装置を提供することができる。
(第1の実施の形態)
本実施の形態のAD変換装置は、低ビットのアナログデジタル変換を行う信号変換ユニットを複数行かつ複数列にアレイ配置した構成を有する。信号変換ユニットを直線状に配置するだけでなく、それらをアレイ配置することにより、レイアウトの自由度が高まり、様々な仕様に柔軟に対応可能なレイアウトを実現することができる。また、個々の信号変換ユニットとして、既に動作が確認済みのIP(Intellectual Property)を利用し、それらをアレイ配置して自在に組み合わせることにより、要求された仕様に沿ったAD変換装置を設計することができるので、設計・開発に要する期間、コストなどを大幅に削減することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る信号変換ユニット10の構成を示す。この信号変換ユニット10は、パイプライン型AD変換装置の構成単位であり、以下、「パイプライン型AD変換ユニット10」と呼ぶ。パイプライン型AD変換ユニット10は、第1増幅回路11、AD変換回路12、DA変換回路13及び減算増幅回路16を含む。減算増幅回路16は、減算回路14及び第2増幅回路15を含む。
入力端子18に入力されたアナログ信号Vinは、AD変換回路12に入力され、所定のビット数のデジタル信号に変換される。このデジタル信号は、エンコーダ17及びDA変換回路13に出力される。DA変換回路13は、AD変換回路12から出力されたデジタル信号をアナログ信号に変換する。このとき、DA変換回路13はアナログ信号を2倍に増幅して減算回路14に出力する。第1増幅回路11は、入力アナログ信号Vinをサンプルホールドし、2倍に増幅して減算回路14に出力する。第1増幅回路11及びDA変換回路13の増幅率は任意でよく、2倍に限るものではない。第1増幅回路11は設けなくてもよく、その場合、DA変換回路13はアナログ信号を増幅せずに減算回路14に出力する。減算回路14は、第1増幅回路11より出力されるアナログ信号から、DA変換回路13より出力されるアナログ信号を減算する。第2増幅回路15は、減算回路14の出力アナログ信号を2倍に増幅して出力する。第2増幅回路15の増幅率は、任意であり2倍に限るものではない。例えば、AD変換回路12がデジタル信号を2ビット取り出す場合は、第1増幅回路11と第2増幅回路15とにより全体で4倍に増幅されるのが好ましい。第2増幅回路15の出力は、出力端子19を介して外部へ出力され、例えば次段のAD変換ユニットに入力される。
図2は、第1の実施の形態に係る信号変換ユニット20の構成を示す。この信号変換ユニット20は、サイクリック型AD変換装置の構成単位であり、以下、「サイクリック型AD変換ユニット20」と呼ぶ。サイクリック型AD変換ユニット20は、図1に示したパイプライン型AD変換ユニット10の構成に加えて、入力信号を切り替えるスイッチ素子SW1及びSW2を更に備える。スイッチ素子SW1がオンでスイッチ素子SW2がオフのときは、入力端子18に入力されたアナログ信号VinがAD変換回路12及び第1増幅回路11に入力され、パイプライン型AD変換ユニット10と同様の動作によりデジタル信号が取り出される。ここで、スイッチ素子SW1をオフに、スイッチ素子SW2をオンにすると、第2増幅回路15の出力アナログ信号がAD変換回路12及び第1増幅回路11に帰還され、再びサイクリック型AD変換ユニット20によりAD変換が行われる。こうして、複数回サイクリックにAD変換が行われ、最終的に、第2増幅回路15の出力は、出力端子19を介して外部へ出力され、例えば次段のAD変換ユニットに入力される。サイクリック型AD変換ユニット20により最下位ビットまでAD変換される場合は、第2増幅回路15の出力は、外部へ出力されなくてもよく、その場合、出力端子19は設けなくてもよい。サイクリック型AD変換ユニット20は、循環数を制御することにより性能を変えることができるので、AD変換装置にサイクリック型AD変換ユニット20を設けることにより設計の自由度が増す。
図3は、従来のAD変換装置30の構成を示す。AD変換装置30は、図1に示したパイプライン型AD変換ユニット10を直線状に接続した構造を有する。ここで、例として、それぞれのパイプライン型AD変換ユニット10は、100MS/s(メガサンプル毎秒)の速度で3ビットのデジタル信号を取り出す能力を有するものとする。この場合、AD変換装置30は、冗長ビットを考慮すると、理論上、100MS/sで9ビットのAD変換を行う能力を有する。冗長ビットは、AD変換の精度を向上させるために、パイプライン型AD変換装置における2段目以降の信号変換ユニットにおいて、または、サイクリック型AD変換ユニットを複数回循環させて使用する場合における2回目以降のAD変換において、前段又は前回のAD変換において得られたビットのうち下位のビットを再度AD変換により得るものである。ここでは、冗長ビットを1ビットとしているので、2、3、4段目のパイプライン型AD変換ユニット10では、3−1=2ビットのデジタル信号が得られることになる。したがって、全体では、3+2+2+2=9ビットのデジタル信号が得られる。以下、AD変換装置の性能について言及するときには、個々のパイプライン型AD変換ユニット又は帰還しない場合のサイクリック型AD変換ユニットが100MS/sで動作すると仮定し、冗長ビットを1ビットとして総ビット数の理論値を算出するものとする。
図4は、本実施の形態のAD変換装置40の構成を示す。AD変換装置40は、図1に示したパイプライン型AD変換ユニット10又は図2に示したサイクリック型AD変換ユニット20を、複数列かつ複数行にアレイ配置した構造を有する。図4では、4つのパイプライン型AD変換ユニット10又はサイクリック型AD変換ユニット20を、2行2列にアレイ配置した例を示しているが、もちろん、3行以上又は3列以上にアレイ配置してもよい。また、パイプライン型AD変換ユニット10とサイクリック型AD変換ユニット20の組合せは任意であってよく、例えば、2つのパイプライン型AD変換ユニット10と2つのサイクリック型AD変換ユニット20を組み合わせてもよい。また、サイクリック型AD変換ユニット20を、循環使用せずに1回だけ使用し、パイプライン型AD変換ユニット10として機能させてもよい。
図3に示した従来のパイプライン型AD変換装置30は、パイプライン型AD変換ユニット10が、信号の流れに沿って直線状に配置されていたが、本実施の形態のAD変換装置40ように、AD変換ユニットを2次元的にアレイ配置することにより、周囲に配置された他の回路との配線やレイアウトなどを柔軟に設計することができ、仕様の変更などがあった場合であっても、周囲の回路を含めた大掛かりな設計変更を強いられることなく、柔軟に対応することができる。
図5(a)は、図4に示したAD変換装置40において、パイプライン型AD変換ユニット10a及び10bを接続し、パイプライン型AD変換ユニット10c及び10dを接続した例を示す。パイプライン型AD変換ユニット10の性能を、100MS/sで3ビットとすると、このAD変換装置40は、理論上、クロックを同期して2系統の構成にした場合は、100MS/sで5ビットのデジタル信号を得る2系統のAD変換装置として機能し、クロックを逆相にしてインターリーブ動作させた場合は、200MS/sで5ビットのデジタル信号を得る1系統のAD変換装置として機能する。
図5(b)は、図4に示したAD変換装置40において、パイプライン型AD変換ユニット10a、10b、10c、及び10dを、入力側から、10c、10a、10b、10dの順に接続した例を示す。このAD変換装置40は、図3に示した従来のAD変換装置30と同様に、理論上、100MS/sで9ビットのデジタル信号を得るAD変換装置として機能する。
図6(a)は、図4に示したAD変換装置40において、サイクリック型AD変換ユニット20a及び20bを接続し、サイクリック型AD変換ユニット20c及び20dを接続した例を示す。この例では、サイクリック型AD変換ユニット20a及び20cを1回循環使用し、サイクリック型AD変換ユニット20b及び20dを2回循環使用する。ここで、1回循環使用するとは、サイクリック型AD変換ユニット20の出力信号を1回入力に帰還させて循環使用することを意味しており、同じサイクリック型AD変換ユニット20を合計2回使用することになる。このAD変換装置40は、クロックを同期して2系統の構成にした場合は、理論上、33MS/sで11ビットのデジタル信号を得る2系統のAD変換装置として機能し、クロックを逆相にしてインターリーブ動作させた場合は、理論上、66MS/sで11ビットのデジタル信号を得る1系統のAD変換装置として機能する。
図6(b)は、図4に示したAD変換装置40において、サイクリック型AD変換ユニット20a、20b、20c、及び20dを、入力側から、20c、20a、20b、20dの順に接続した例を示す。図6(a)の場合と同様に、サイクリック型AD変換ユニット20a及び20cを1回循環使用し、サイクリック型AD変換ユニット20b及び20dを2回循環使用すると、このAD変換装置40は、初段のサイクリック型AD変換ユニット20cの1回目のAD変換で3ビット、以降は1+2+3+3=9回のAD変換で2ビットずつデジタル信号を得るので、理論上、33MS/sで21ビットのデジタル信号を得るAD変換装置として機能する。
このように、AD変換ユニットを縦横にアレイ配置したレイアウトを用いることで、レイアウトを変更することなく、配線を変えるだけで、異なる仕様のAD変換装置を比較的容易に実現することができる。これにより、汎用性の高いAD変換装置を実現することができる。AD変換ユニットがアレイ配置された回路構成をIPライブラリに登録しておき、将来のLSI設計において利用可能としてもよい。
(第2の実施の形態)
本実施の形態では、信号変換ユニットのそれぞれに、入力元又は出力先を切り替えるための切替手段を設けておく。これにより、レイアウトを変更することなく、信号変換ユニットを自在に組み合わせて、必要な仕様に沿ったAD変換装置を実現することができる。本実施の形態では、切替手段として、隣接する他の信号変換ユニットや、他の回路との配線のための領域を設けておき、製造時の配線工程で必要な配線を組んで、仕様に沿ったAD変換装置を実現する技術を提案する。
図7は、本実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット50の構成を示す。本実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット50は、図1に示した第1の実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット10の構成に加えて、入力元を切り替えるための入力切替部72及び出力先を切り替えるための出力切替部74を備える。入力切替部72及び出力切替部74は、パイプライン型AD変換ユニット50と他の回路との接続するための配線を設ける領域であってもよく、配線工程において必要な箇所が配線され、信号の入力元及び出力先が決定される。図7の例では、入力切替部72は、2つの入力元を選択可能な配線エリアを有しており、出力切替部74は、2つの出力先を選択可能な配線エリアを有しているが、3以上の入力元又は出力先を選択可能としてもよい。例えば、四方に隣接する他の信号変換ユニットの中から信号の入力元又は出力先を選択するために、パイプライン型AD変換ユニット50の4辺のそれぞれに入力切替部72及び出力切替部74を設けてもよい。
図8は、本実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット60の構成を示す。本実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット60は、図2に示した第1の実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット20の構成に加えて、信号の入力元を切り替えるための入力切替部72及び信号の出力先を切り替えるための出力切替部74を備える。図8では、2系統の入力元が選択可能となっており、それぞれの入力系統に対して、外部から信号を入力するか、帰還された信号を入力するかを選択するためのスイッチ素子SW1及びSW2が用意されている。別の例では、スイッチ素子SW1及びSW2は共用とし、図7に示したパイプライン型AD変換ユニット50の場合と同様の形態で、入力切替部72及び出力切替部74を設けてもよい。また、更に別の例では、スイッチ素子SW2a及びSW2bを共用としてもよい。
図9(a)は、本実施の形態のAD変換装置42の構成を示し、図9(b)は、本実施の形態のAD変換装置44の構成を示す。図9(a)に示したAD変換装置42は、図7に示したパイプライン型AD変換ユニット50又は図8に示したサイクリック型AD変換ユニット60を、2行2列のマトリクス状に配置した構造を有する。図9(b)に示したAD変換装置44は、パイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60を、2つ直線状に配置した構造を有する。本実施の形態では、パイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60は、2次元的にアレイ配置されてもよいし、直線状に配置されてもよい。図9(a)及び図9(b)に示した例では、入力切替部72及び出力切替部74を、パイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60の4辺に設けた例を示している。このような構成によれば、パイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60を直線状又は2次元的にアレイ配置したときに、上下左右に隣接する他のパイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60との間で信号の入力元又は出力先を自由に切り替えることが可能となるので、より設計の柔軟性が高まる。
図10(a)は、図9(a)に示したAD変換装置42のレイアウトを利用して、図5(a)に示したAD変換装置40と同様の機能を有するAD変換装置を実現した例を示す。本図のAD変換装置42では、パイプライン型AD変換ユニット50aの入力切替部72の一つに、入力アナログ信号Vinを入力するための配線が設けられ、パイプライン型AD変換ユニット50aの出力切替部74の一つとパイプライン型AD変換ユニット50bの入力切替部72の一つとが配線により接続される。同様に、パイプライン型AD変換ユニット50cの入力切替部72の一つに、入力アナログ信号Vinを入力するための配線が設けられ、パイプライン型AD変換ユニット50cの出力切替部74の一つとパイプライン型AD変換ユニット50dの入力切替部72の一つとが配線により接続される。
図10(b)は、図9(a)に示したAD変換装置42のレイアウトを利用して、図5(b)に示したAD変換装置40と同様の機能を有するAD変換装置を実現した例を示す。本図のAD変換装置42では、パイプライン型AD変換ユニット50cの入力切替部72の一つに、入力アナログ信号Vinを入力するための配線が設けられ、パイプライン型AD変換ユニット50cの出力切替部74の一つとパイプライン型AD変換ユニット50aの入力切替部72の一つとが、パイプライン型AD変換ユニット50aの出力切替部74の一つとパイプライン型AD変換ユニット50bの入力切替部72の一つとが、パイプライン型AD変換ユニット50bの出力切替部74の一つとパイプライン型AD変換ユニット50dの入力切替部72の一つとが、それぞれ配線により接続される。
図11(a)は、図9(b)に示したAD変換装置44のレイアウトを利用して、2系統のAD変換装置を実現した例を示す。この例では、サイクリック型AD変換ユニット60a及び60bを、1回循環使用する。個々のサイクリック型AD変換ユニット60が、1回につき、100MS/sで3ビットのデジタル信号を得ることができるとすると、このAD変換装置44は、クロックを同期して2系統の構成にした場合は、理論上、50MS/sで5ビットのデジタル信号を得る2系統のAD変換装置として機能し、クロックを逆相にしてインターリーブ動作させた場合は、理論上、100MS/sで5ビットのデジタル信号を得る1系統のAD変換装置として機能する。
図11(b)は、図9(b)に示したAD変換装置44のレイアウトを利用して、サイクリック型AD変換ユニット60a及び60bを直線状に接続して1系統のAD変換装置を実現した例を示す。この例では、サイクリック型AD変換ユニット60a及び60bを、1回循環使用する。個々のサイクリック型AD変換ユニット60が、1回につき、100MS/sで3ビットのデジタル信号を得ることができるとすると、このAD変換装置44は、理論上、50MS/sで9ビットのデジタル信号を得る1系統のAD変換装置として機能する。
このように、本実施の形態によれば、信号の入力元又は出力先を切り替えるための切替手段を設けておくことにより、再設計をせずに様々な使用に容易に対応可能な汎用性の高いAD変換装置を提供することができる。また、このような汎用性の高い回路をIPとして再利用することで、AD変換装置の開発期間を大幅に低減することができるとともに、開発コストを大幅に低減することができる。
所定の仕様のAD変換装置を製造するとき、まず、信号の入力元又は出力先を配線により切替可能な信号変換ユニットを複数配置した構成を有するAD変換回路のレイアウトを利用して、仕様に合った機能を実現するための信号変換ユニットの組合せを設計し、配線を決定する。そして、製造時の配線工程において、金属などにより、設計された配線を行って、各信号変換ユニットを接続する。これにより、配線の変更だけで、様々な機能を有するAD変換装置を実現することができる。また、AD変換装置の仕様変更も容易となる。
(第3の実施の形態)
本実施の形態では、信号の入力元又は出力先を切り替えるための切替手段として、スイッチ素子を設ける。これにより、AD変換装置に要求される性能に応じて、スイッチ素子をオンオフすることにより、信号変換ユニットの組合せ方や接続形態を動的に変更し、所望の性能を発現するAD変換装置を得ることができる。
図12は、本実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット80の構成を示す。本実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット80は、図1に示した第1の実施の形態のパイプライン型AD変換ユニット10の構成に加えて、信号の入力元を切り替えるためのスイッチ素子76a及び76bと、信号の出力先を切り替えるためのスイッチ素子78a及び78bとを備える。図12の例では、入力切替用のスイッチ素子76が2つ、出力切替用のスイッチ素子78が2つ、設けられているが、3以上のスイッチ素子を設け、3以上の入力元又は出力先を選択可能としてもよい。
図13は、本実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット90の構成を示す。本実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット90は、図2に示した第1の実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット20の構成に加えて、信号の入力元を切り替えるためのスイッチ素子76a及び76bと、信号の出力先を切り替えるためのスイッチ素子78a及び78bとを備える。図13に示した例では、図2に示した第1の実施の形態のサイクリック型AD変換ユニット20において設けられていた、外部から信号を入力するときにオンとなるスイッチ素子SW1が、入力元切替用のスイッチ素子76と共用されている。
図14(a)は、本実施の形態のAD変換装置46の構成を示し、図14(b)は、本実施の形態のAD変換装置48の構成を示す。図14(a)に示したAD変換装置46は、図12に示したパイプライン型AD変換ユニット80又は図13に示したサイクリック型AD変換ユニット90を、2行2列のマトリクス状に配置した構造を有する。図14(b)に示したAD変換装置48は、図12に示したパイプライン型AD変換ユニット80又は図13に示したサイクリック型AD変換ユニット90を、直線状に2つ配置した構造を有する。本実施の形態のAD変換装置においては、パイプライン型AD変換ユニット50又はサイクリック型AD変換ユニット60は、2次元的にアレイ配置されてもよいし、直線状に配置されてもよい。
切替制御回路79は、信号の入力元を切り替えるためのスイッチ素子76及び信号の出力先を切り替えるためのスイッチ素子78のオンオフを制御する。例えば、切替制御回路79によりスイッチ素子76及び78のオンオフを制御することで、図14(a)に示したAD変換装置46を、図10(a)に示したAD変換装置42として機能させることもでき、図10(b)に示したAD変換装置42として機能させることもできる。また、別の接続形態とすることで、さらに異なる性能を有するAD変換装置として機能させることもできる。切替制御回路79は、スイッチ素子76及び78のオンオフを動的に制御してもよいし、静的に制御してもよい。スイッチ素子76及び78のオンオフを動的に制御する場合、切替制御回路79は、AD変換装置の速度、ビット数、精度などの性能を変更する指示を受け、信号変換ユニットの組合せや接続順などを変更して要求された性能を実現すべく、スイッチ素子76及び78のオンオフを変更してもよい。
切替制御回路79は、AD変換装置の内部に設けられてもよいし、AD変換装置が搭載された機器に設けられてもよい。切替制御回路79がAD変換装置の内部に設けられる場合は、切替制御回路79は、例えば機器の動作モードなどとスイッチ素子76及び78のオンオフとを対応づけて格納したテーブルを有してもよく、機器から動作モードなどの変更が通知されたときに、テーブルを参照してスイッチ素子76及び78のオンオフを制御してもよい。切替制御回路79が機器に設けられる場合は、切替制御回路79は、例えばCPUなどにより実現されてもよく、機器の動作モードなどに基づいてAD変換装置に要求される性能を判断し、その性能を実現すべく、スイッチ素子76及び78のオンオフを制御してもよい。
以上の構成及び動作により、スイッチ素子76及び78のオンオフによりAD変換装置の構成を変更して、動作速度、ビット数、精度などの性能を変更可能な、汎用性の高いAD変換装置を実現することができる。また、電子機器において、複数の仕様のAD変換装置を搭載する必要がある場合であっても、本実施の形態の技術を利用して、一つのAD変換装置で複数の仕様を満たすことも可能である。これにより、AD変換装置の回路面積を削減することができ、機器の小型化、軽量化、低コスト化に寄与することができる。
切替制御回路79は、スイッチ素子76及び78のオンオフによりAD変換装置の機能を切り替えたときに、使用されない信号変換ユニットが生じた場合は、その信号変換ユニットの各回路への電力供給を遮断するよう、信号変換ユニットを制御してもよい。具体的には、使用されない信号変換ユニットの各回路にスタンバイ信号を送り、電源をオフとしてもよい。これにより、AD変換装置の消費電力を低減することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
第1の実施の形態に係るパイプライン型AD変換ユニットの構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るサイクリック型AD変換ユニットの構成を示す図である。 従来のAD変換装置の構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るAD変換装置の構成例を示す図である。 図4に示したAD変換装置におけるAD変換ユニットの接続例を示す図である。 図4に示したAD変換装置におけるAD変換ユニットの接続例を示す図である。 第2の実施の形態に係るパイプライン型AD変換ユニットの構成を示す図である。 第2の実施の形態に係るサイクリック型AD変換ユニットの構成を示す図である。 第2の実施の形態に係るAD変換装置の構成例を示す図である。 図9に示したAD変換装置におけるAD変換ユニットの接続例を示す図である。 図9に示したAD変換装置におけるAD変換ユニットの接続例を示す図である。 第3の実施の形態に係るパイプライン型AD変換ユニットの構成を示す図である。 第3の実施の形態に係るサイクリック型AD変換ユニットの構成を示す図である。 第3の実施の形態に係るAD変換装置の構成例を示す図である。
符号の説明
10,50,80 パイプライン型AD変換ユニット、20,60,90 サイクリック型AD変換ユニット、40,42,44,46,48 AD変換装置、11 増幅回路、12 AD変換回路、13 DA変換回路、14 減算回路、15 増幅回路、16 減算増幅回路、17 エンコーダ、18 入力端子、19 出力端子、72 入力切替部、74 出力切替部、76,78 スイッチ素子、79 切替制御回路、SW1,SW2 スイッチ素子。

Claims (6)

  1. 入力アナログ信号を所定ビット数のデジタル値に変換するAD変換回路と、
    前記AD変換回路の出力をアナログ信号に変換するDA変換回路と、
    前記入力アナログ信号から前記DA変換回路の出力信号を減算する減算回路と、を含む信号変換ユニットを複数備え、
    前記信号変換ユニットのうち少なくとも一つは、前記入力アナログ信号が該信号変換ユニットの外部の回路からの信号であり、該入力アナログ信号の入力元又は該信号変換ユニットの出力信号の出力先を切り替えるスイッチ素子を有することを特徴とするアナログデジタル変換装置。
  2. 前記信号変換ユニットのうち少なくとも一つは、前記減算回路の出力信号を増幅する増幅回路を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のアナログデジタル変換装置。
  3. 前記信号変換ユニットのうち少なくとも一つは、前記入力アナログ信号として、該信号変換ユニットの出力信号と、該信号変換ユニットの外部の回路からの信号との、いずれを入力するかを切り替えるスイッチ部を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のアナログデジタル変換装置。
  4. 前記スイッチ素子は、前記信号変換ユニットに隣接する複数の回路の中から前記入力元又は前記出力先を選択可能であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のアナログデジタル変換装置。
  5. 該アナログデジタル変換装置は、前記スイッチ素子のオンオフを制御する切替制御手段を更に備え、
    前記切替制御手段は、該アナログデジタル変換装置に要求される性能に基づいて、前記スイッチ素子のオンオフを制御することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のアナログデジタル変換装置。
  6. 前記切替制御手段は、前記スイッチ素子のオンオフを制御することにより、使用されない信号変換ユニットが生じた場合は、その信号変換ユニットへの電力の供給を低減させることを特徴とする請求項5に記載のアナログデジタル変換装置。
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