JP4141176B2 - 吸収式冷凍機の下胴およびその利用装置 - Google Patents

吸収式冷凍機の下胴およびその利用装置 Download PDF

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    • Y02B30/62Absorption based systems

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吸収式冷凍機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示したように、高温再生器1、低温再生器2と凝縮器3を内蔵した上胴4、蒸発器5と吸収器6を内蔵した下胴7、低温熱交換器8、高温熱交換器9、吸収液ポンプ10、冷媒ポンプ11などを冷媒管と吸収液管とで連結し、冷温水管12が連結された蒸発器5内の蒸発器伝熱管群12Aで冷却または加熱した水を図示しない空調負荷に冷温水管12を介して循環供給し、冷暖房などを行うための吸収式冷凍機が周知である。
【0003】
吸収式冷凍機の効率は、吸収液の循環量を減少させることでも、高温再生器1で加熱する吸収液の量が減少するので改善される。しかし、吸収液の循環量が減少すると、吸収器6に散布する濃吸収液の総散布量が減少する。そして、吸収器6内に設置した伝熱管の伝熱性能は管外に供給する吸収液の量に大きく依存するので、従来の吸収器伝熱管群13Aの構成では吸収器6の性能低下は免れない。
【0004】
例えば、吸収液の循環量を30%減少させると、吸収器伝熱管群13Aが同じ構成であれば吸収液伝熱管1本当たりの吸収液散布量は30%減少し、伝熱管の伝熱性能は大きく低下する。そのため、吸収器伝熱管1本当たりの吸収液の散布量を確保し、且つ、その減少した吸収液に蒸発器5で蒸発した冷媒蒸気を吸収するためには、例えば図5(B)に示したように縦長の管群にする必要があった。
【0005】
しかし、レイアウト上の都合や、装置をトラックなどに載せて納入する際には道路交通法などの制約を受けることになるので、装置の高さには上限があるのが実情であり、伝熱面積を確保するために横広の管群とすると共に、散布量の減少に伴う性能低下を補うために余分な伝熱管を搭載する必要があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、効率を改善するために吸収液の循環量を減らしても、吸収器伝熱管1本当たりの散布量を減らすことなく、且つ、吸収器の高さも大きくする必要のない装置構成を提供する必要があり、それが解決すべき問題点であった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記従来技術の課題を解決するため、ブラインが内部を流れる蒸発器伝熱管群が配置された蒸発器と、前記蒸発器の左右両側にはそれぞれ前記蒸発器に連通状態に、第1の吸収器伝熱管群が配置された第1の吸収器及び第2の吸収器伝熱管群が配置された第2吸収器が内蔵され、冷媒を蒸発分離して再生器から供給される吸収液濃度の高い吸収液が前記第1の吸収器伝熱管群に散布され、冷媒を吸収して前記第1の吸収器伝熱管群の下に滴下した吸収液が前記第2の吸収器伝熱管群に散布され、前記第1の吸収器伝熱管群と前記第2の吸収器伝熱管群の内部を流れる冷却水は、前記第1の吸収器伝熱管群から前記第2の吸収器伝熱管群へと流れるようにした吸収式冷凍機の第1の構成の下胴と、
【0008】
前記第1の構成の下胴において、第1の吸収器伝熱管群と第2の吸収器伝熱管群との間に蒸発器伝熱管群を設置するようにした第2の構成の下胴と、
【0009】
前記第1の構成の下胴において、内側に蒸発器伝熱管群を設置し、その周囲に吸収器伝熱管群を設置するようにした第3の構成の下胴と、
【0010】
冷媒と吸収液の循環が可能に前記第1〜第3何れかの構成の下胴を、冷媒管と吸収液管を介して低温再生器と凝縮器が収納された上胴と高温再生器とに連結するようにした吸収式冷凍機と、
を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
本発明の第1の実施形態を主に図1に基づいて説明する。なお、理解を容易にするため、この図1においても前記図4・図5において説明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付した(他の実施形態の場合も同じ)。
【0012】
図1に示した第1の構成の下胴7は、蒸発器5と、その両側に配置された第1の吸収器6Aと第2の吸収器6Bとに内部が3分割されている。
【0013】
中央部に位置する蒸発器5には冷温水管12が連結された蒸発器伝熱管群12Aが配置され、第1の吸収器6Aには冷却水管13が連結された第1の吸収器伝熱管群13Aが配置され、第2の吸収器6Bには冷却水管13が連結された第2の吸収器伝熱管群13Bが配置されている。
【0014】
なお、第1の吸収器6Aに設けた第1の吸収器伝熱管群13Aと第2の吸収器6Bに設けた第2の吸収器伝熱管群13Bは、前記図5(B)に示した吸収器伝熱管群13Aを上下に二分割した形態と略同一である。
【0015】
第1の吸収器6Aの上部には吸収液散布器6aが設けられ、低温再生器2において冷媒を蒸発分離し、低温熱交換器8を経由して供給される吸収液濃度の高い濃吸収液が、吸収器伝熱管群13Aの上に散布できるように構成されている。
【0016】
第1の吸収器6Aの下部には吸収液ポンプ21が介在する吸収液管22が連結され、第1の吸収器6Aの底に溜まった吸収液を第2の吸収器6Bの吸収器伝熱管群13Bの上に吸収液散布器6bから散布できるように構成されている。
【0017】
また、吸収液ポンプ21の吸い込み側と吐出側とは差圧調節可能なオリフィス23が介在するバイパス管24により連結され、吸収液ポンプ21のキャビテーションの防止が図られている。
【0018】
上記構成の下胴7においては、冷却水管13を介して供給される冷却水に放熱して吸収式冷凍機の凝縮器3で凝縮して供給され、蒸発器5の底に溜まった冷媒液が冷媒ポンプ11の運転により蒸発器5内に設けられた冷温水管群12Aの上に冷媒液散布器5aから散布され、冷温水管12を介して供給され、冷温水管群12A内を流れている冷温水から熱を奪って蒸発する。
【0019】
蒸発器5で蒸発した冷媒蒸気は、蒸発器5の両側に設けられた第1の吸収器6Aと第2の吸収器6Bに入り、吸収液散布器6a、6bから散布される吸収液により速やかに吸収される。
【0020】
すなわち、第1の吸収器6A内には吸収器伝熱管群13Aが配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群13Aおよび第1の吸収器6Aの器内全体が冷却されている。
【0021】
そして、そこには低温再生器2において冷媒を蒸発分離し、低温熱交換器8で放熱して温度を下げた吸収液濃度の高い濃吸収液が吸収液散布器6aから散布されるので、第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液の温度は低下し、蒸発器5で蒸発して入ってくる冷媒蒸気は第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液に速やかに吸収される。
【0022】
一方、第2の吸収器6B内には吸収器伝熱管群13Bが配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群13Bおよび第2の吸収器6Bの器内全体も冷却されている。
【0023】
そして、そこには第1の吸収器6Aにおいて冷媒を吸収して滴下し、底に溜まった吸収液が吸収液ポンプ21の運転により吸収液散布器6bから散布されるので、蒸発器5で蒸発して入ってくる冷媒蒸気は第2の吸収器6B内に散布された吸収液に速やかに吸収され、吸収液濃度が低下して滴下し、第2の吸収器6Bの底に溜まった稀吸収液は吸収液ポンプ10により高温再生器1に送られる。
【0024】
図1に例示した構成の下胴7は、図4に示した構成の吸収式冷凍機の下胴とし、吸収液の循環量を、例えば従来より30%減少させて効率と改善する運転を行う際にも、吸収液伝熱管群13A、13Bにおいては伝熱管1本当たりの吸収液の散布量が減ることがないので、伝熱管の伝熱性能が低下することもない。また、下胴7の高さが異常に高くなることもない。
【0025】
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態を主に図2に基づいて説明する。
図2に示した第2の構成の下胴7においては、蒸発器5が中心部に設けられ、その外側に第1の吸収器6Aが設けられ、さらにその外側に第2の吸収器6Bが設けられており、その他の構成は前記図1に示した第1の実施形態の下胴7と同様に構成されている。
【0026】
すなわち、中央部に位置する蒸発器5には冷温水管12が連結された図示しない蒸発器伝熱管群が配置され、第1の吸収器6Aには冷却水管13が連結された図示しない第1の吸収器伝熱管群が配置され、第2の吸収器6Bには冷却水管13が連結された図示しない第2の吸収器伝熱管群が配置されている。
【0027】
また、第1の吸収器6Aの上部には図示しない吸収液散布器が設けられ、低温再生器2において冷媒を蒸発分離し、低温熱交換器8を経由して供給される吸収液濃度の高い濃吸収液が、図示しない吸収器伝熱管群の上に散布できるように構成されている。
【0028】
さらに、第1の吸収器6Aの下部には吸収液ポンプが介在する吸収液管が連結され、第1の吸収器6Aの底に溜まった吸収液を第2の吸収器6Bの図示しない吸収器伝熱管群の上に吸収液散布器から散布できるように構成されている。
【0029】
したがって、図2に示した構成の下胴7においても、吸収式冷凍機の凝縮器3で冷却水に放熱して凝縮し、蒸発器5に供給されて底に溜まった冷媒液は冷媒ポンプ11の運転により蒸発器5内に設けられた冷温水管群の上に冷媒液散布器から散布され、冷温水管12を介して供給され、冷温水管群内を流れている冷温水から熱を奪って蒸発する。
【0030】
蒸発器5で蒸発した冷媒蒸気は、蒸発器5の外側に設けられた第1の吸収器6Aに入り、吸収液散布器から散布される吸収液により速やかに吸収される。
【0031】
すなわち、第1の吸収器6A内には吸収器伝熱管群が配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群を含む第1の吸収器6Aの器内全体が冷却されている。
【0032】
そして、そこには低温再生器2において冷媒を蒸発分離し、低温熱交換器8で放熱して温度を下げた吸収液濃度の高い濃吸収液が散布されるので、第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液の温度は低下し、蒸発器5で蒸発して入ってくる冷媒蒸気は第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液に速やかに吸収される。
【0033】
また、第2の吸収器6B内には吸収器伝熱管群13Bが配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群を含む第2の吸収器6Bの器内全体も冷却されている。
【0034】
そして、そこには第1の吸収器6Aにおいて冷媒を吸収して滴下し、底に溜まった吸収液が吸収液ポンプ21の運転により散布されるので、第1の吸収器6Aで吸収されきれずに入ってくる冷媒蒸気は第2の吸収器6B内に散布された吸収液に速やかに吸収され、吸収液濃度が低下して滴下し、第2の吸収器6Bの底に溜まった稀吸収液は吸収液ポンプ10により高温再生器1に送られる。
【0035】
図2に例示した構成の下胴7においても、図4に示した構成の吸収式冷凍機の下胴とし、吸収液の循環量を、例えば従来より30%減少させて効率と改善する運転を行う際にも、各吸収液伝熱管群においては伝熱管1本当たりの吸収液の散布量が減ることがないので、伝熱管の伝熱性能が低下することもない。また、下胴7の高さが異常に高くなることもない。
【0036】
〔第3の実施形態〕
本発明の第3の実施形態を主に図3に基づいて説明する。
図3に示した第2の構成の下胴7においては、第1の吸収器6Aが中心部に設けられ、蒸発器5がその外側に設けられ、さらにその外側に第2の吸収器6Bが設けられており、その他の構成は前記図1・図2に示した第1・第2の実施形態の下胴7と同様に構成されている。
【0037】
したがって、図3に示した構成の下胴7においても、吸収式冷凍機の凝縮器3で冷却水に放熱して凝縮し、蒸発器5に供給されて底に溜まった冷媒液が冷媒ポンプ11の運転により蒸発器5内に設けられた冷温水管群の上に冷媒液散布器から散布され、冷温水管12を介して供給され、冷温水管群内を流れている冷温水から熱を奪って蒸発する。
【0038】
蒸発器5で蒸発した冷媒蒸気は、蒸発器5の両側に設けられた第1の吸収器6A、第2の吸収器6Bに入り、吸収液散布器から散布される吸収液により速やかに吸収される。
【0039】
すなわち、第1の吸収器6A内には吸収器伝熱管群が配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群を含む第1の吸収器6Aの器内全体が冷却されている。
【0040】
そして、そこには低温再生器2において冷媒を蒸発分離し、低温熱交換器8で放熱して温度を下げた吸収液濃度の高い濃吸収液が散布されるので、第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液の温度は低下し、蒸発器5で蒸発して入ってくる冷媒蒸気は第1の吸収器6A内に散布された濃吸収液に速やかに吸収される。
【0041】
また、第2の吸収器6B内には吸収器伝熱管群13Bが配置され、その内部を冷却水管13から供給される冷却水が流れているので、吸収器伝熱管群を含む第2の吸収器6Bの器内全体も冷却されている。
【0042】
そして、そこには第1の吸収器6Aにおいて冷媒を吸収して滴下し、底に溜まった吸収液が吸収液ポンプ21の運転により散布されるので、蒸発器5で蒸発して入ってくる冷媒蒸気は第2の吸収器6B内に散布された吸収液に速やかに吸収され、吸収液濃度が低下して滴下し、第2の吸収器6Bの底に溜まった稀吸収液は吸収液ポンプ10により高温再生器1に送られる。
【0043】
図3に例示した構成の下胴7においても、図4に示した構成の吸収式冷凍機の下胴とし、吸収液の循環量を、例えば従来より30%減少させて効率と改善する運転を行う際にも、各吸収液伝熱管群においては伝熱管1本当たりの吸収液の散布量が減ることがないので、伝熱管の伝熱性能が低下することもない。また、下胴7の高さが異常に高くなることもない。
【0044】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0045】
例えば、オリフィス23に代えてバイパス管24に差圧調節可能なダンパーを設けて、吸収液ポンプ21のキャビテーションの防止を図ることも可能である。
【0046】
また、第1の吸収器6Aの底に溜まっている吸収液の量を検出し、所定の範囲にあるように吸収液ポンプ21を運転することも可能である。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は第1の吸収器伝熱管群と第2吸収器伝熱管群とを備えているので、効率改善のために吸収液の循環量を減らし、且つ、各伝熱管群における伝熱管の設置本数を減らし、伝熱管1本当たりの吸収液散布量を維持して伝熱管の伝熱性能の低下防止を図っても、循環量が減少した吸収液には従来と同量の冷媒が吸収され、冷媒と吸収液の循環が維持される。しかも、吸収器の高さが異常に高くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す説明図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す説明図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示す説明図である。
【図4】本発明の下胴を利用して構成した吸収式冷凍機の一例を示す説明図である。
【図5】従来技術を示す説明図であり、(A)は十分な量の吸収液を循環させるときの下胴の構成を示す説明図、(B)は吸収液の循環量を減少させたときの下胴の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 高温再生器
1A ガスバーナ
2 低温再生器
3 凝縮器
4 上胴
5 蒸発器
5a 冷媒液散布器
6 吸収器
6A 第1の吸収器
6a 吸収液散布器
6B 第2の吸収器
6b 吸収液散布器
7 下胴
8 低温熱交換器
9 高温熱交換器
10 吸収液ポンプ
11 冷媒ポンプ
12 冷温水管
12A 蒸発器伝熱管群
13 冷却水管
13A 吸収器伝熱管群
13B 吸収器伝熱管群
21 吸収液ポンプ
22 吸収液管
23 オリフィス
24 バイパス管

Claims (4)

  1. ブラインが内部を流れる蒸発器伝熱管群が配置された蒸発器と、前記蒸発器の左右両側にはそれぞれ前記蒸発器に連通状態に、第1の吸収器伝熱管群が配置された第1の吸収器及び第2の吸収器伝熱管群が配置された第2吸収器が内蔵され、冷媒を蒸発分離して再生器から供給される吸収液濃度の高い吸収液が前記第1の吸収器伝熱管群に散布され、冷媒を吸収して前記第1の吸収器伝熱管群の下に滴下した吸収液が前記第2の吸収器伝熱管群に散布され、前記第1の吸収器伝熱管群と前記第2の吸収器伝熱管群の内部を流れる冷却水は、前記第1の吸収器伝熱管群から前記第2の吸収器伝熱管群へと流れることを特徴とする吸収式冷凍機の下胴。
  2. 第1の吸収器伝熱管群と第2の吸収器伝熱管群との間に蒸発器伝熱管群が設置されたことを特徴とする請求項1記載の吸収式冷凍機の下胴。
  3. 内側に蒸発器伝熱管群が設置され、その周囲に吸収器伝熱管群が設置されたことを特徴とする請求項1記載の吸収式冷凍機の下胴。
  4. 冷媒と吸収液の循環が可能に請求項1〜3何れかに記載の吸収式冷凍機の下胴が、冷媒管と吸収液管を介して低温再生器と凝縮器が収納された上胴と高温再生器とに連結されたことを特徴とする吸収式冷凍機。
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