JP4141145B2 - データダウンロード方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯通信端末内のメモリに格納されるデータを待避および復元する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話機は、機器内で使用される様々なデータを記憶するメモリを有している。機器内のメモリに記憶されるデータには、発信履歴や着信履歴などの履歴データ、電話帳データなどの個人情報データ、携帯電話機の機器設定情報である機器設定データなどがある。機器設定データとは、例えば、着信音の音量や液晶画面の濃度など携帯電話機の使用環境を設定するデータである。これらのデータは、ユーザが携帯電話機のボタンとメニューを使用して設定作業を行うことにより、携帯電話機内のメモリに記憶される。また、履歴データは、ユーザが操作を行う毎に自動的に記憶されている。このように携帯電話機のメモリには様々なデータが記憶されている。
【0003】
近年、携帯電話機は非常に多くのデータを記憶することが可能であり、電話帳データだけでも、数百件分のデータを記憶することができる携帯電話機がある。この大量のデータが不慮の事故などによって消失してしまった時のために、携帯電話機とパーソナルコンピュータを接続ケーブルで接続し、携帯電話機のメモリ内のデータをパーソナルコンピュータ内のハードディスクに保存したり、外付けのメモリ装置に保存し、データが消失した際には外部に保存していたデータを用いて携帯電話機のメモリに記憶されていたデータを復帰させる技術が提供されている。そして、上述した技術を用いて、電話帳データや電子メールデータなどのデータのバックアップ行うシステムが販売されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述したシステムでは、バックアップされるデータ以外のデータ、例えば、機器設定データが携帯電話機から消失すると、、ユーザは再度設定をおこない、データをメモリに記憶させなおす必要があった。このデータの設定作業はユーザにとって多大な負担となる。例えば、ユーザがデータ設定の作業を行う際には、携帯電話機の操作部が使用される。しかし、携帯電話機の操作部は0から9までのテンキーの他、わずかな種類の操作子しか設けられていない。この少ない操作子は、上述した各種設定や文字列を入力するには不向きなものであり、ユーザが上述した各種設定を行うには非常に手間と時間がかかっていた。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザによるデータの再設定の手間を削減するデータバックアップ方法、データダウンロード方法、携帯通信端末、プログラムおよび記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、情報を記憶するローカル記憶部を備えた携帯通信端末の設定状態を示す機器設定情報と当該機器設定情報の前記ローカル記憶部における記憶位置を特定するための特定情報をバックアップするリモート記憶部を備えたバックアップサーバ装置が、バックアップされたデータを要求するデータ要求を第1の通信路を介して前記携帯通信端末から受信するデータ要求受信ステップと、前記データ要求を受信した前記バックアップサーバ装置が、前記リモート記憶部から前記携帯通信端末の機器設定情報と特定情報とを読み出す情報読み出しステップと、前記バックアップサーバ装置が、前記機器設定情報がインデックスであるか否かを判定する機器設定情報判定ステップと、前記バックアップサーバ装置が、前記情報判定ステップにて前記機器設定情報がインデックスであると判定した場合に、前記機器設定情報が指し示すコンテンツを要求するコンテンツ要求を前記第1の通信路とは異なる第2の通信路を介して前記機器設定情報が指し示す指定サーバ装置へ送信するコンテンツ要求送信ステップと、前記バックアップサーバ装置が、前記指定サーバ装置から前記第2の通信路を介して送信される前記コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、前記バックアップサーバ装置が、前記機器設定情報と前記特定情報および前記コンテンツ受信ステップにて受信したコンテンツを、前記第1の通信路を介して通信可能な前記携帯通信端末へ送信する情報送信ステップと、前記携帯通信端末が、前記バックアップサーバ装置から前記第1の通信路を介して送信される前記機器設定情報と前記特定情報および前記コンテンツを受信する情報受信ステップと、前記携帯通信端末が、前記機器設定情報および前記コンテンツを前記特定情報で特定される前記ローカル記憶部の前記記憶位置に記憶させる情報格納ステップとを有することを特徴とするデータダウンロード方法を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。ただし、本発明は、係る実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内で任意の態様を含む。
[1.第1実施形態]
[1−1.実施形態の全体構成]
図1は、本発明の第1実施形態に係るバックアップシステムの全体構成を示すブロック図である。図1において、携帯電話機100は、図示を省略したユーザが所有する携帯電話機であり、移動パケット通信網200のパケット通信サービスおよび図示を省略した移動電話網の通話サービスを受けることができる。本実施形態では、複数ユーザのデータのバックアップが許容されているが、図面が繁雑となるのを避けるために、図1では、一つの携帯電話機100のみが例示されている。
【0012】
移動パケット通信網200は、移動体データ通信サービスを提供する通信網であり、携帯電話機とLAN(Local Area Network)やインターネットといった他のネットワークとの接続を行うものである。移動パケット通信網200には、PDC移動パケット通信システム(PDC−P:Personal Digital Cellular Packet data communication system)が用いられており、無線基地局(BS:Base Station)201、パケット加入者系処理装置(PPM:Packet Processing Module)202、移動通信サービス制御装置(M−SCP:Mobile Service Control Point)203およびパケット関門中継処理装置(PGW:PacketGateWay)204とを備えている。移動パケット通信網200には、広範な地域で移動パケット通信を行えるようにするため、複数の無線基地局およびパケット加入者系処理装置が備えられているが、図面が煩雑になるのを避けるために、図1では一つの無線基地局201およびパケット加入者系処理装置202のみが例示されている。
【0013】
無線基地局201は、自局が形成する無線ゾーン内の携帯電話機100と無線通信を行うものであり、パケット加入者処理装置202に接続されている。パケット加入者系処理装置202は、無線基地局201を介して携帯電話機100とパケットの送受信を行うものであり、パケット関門中継処理装置204に接続されている。携帯電話機100がパケット通信を行う場合、パケット加入者処理装置202は、携帯電話機100の認証を行い正当な携帯電話機と認めた場合には、パケット関門中継処理装置204に対して回線接続処理を行う。移動通信サービス制御装置203は、携帯電話機100の位置情報、携帯電話機のユーザのサービス情報を記憶する網内データベース機能を有し、位置登録、発着信、ハンドオーバ時等に無線回線制御、呼処理等を行うものであり、パケット関門中継処理装置204に接続されている。パケット関門中継処理装置204は、インターネット300などの他網と相互接続するための装置である。パケット関門中継処理装置204は、他網からの携帯電話機100へのパケット着信時に、移動通信サービス制御装置203が有する位置情報へアクセスして、携帯電話機100の存在するエリアを管理しているパケット加入者系処理装置202へパケットをルーティングする。また、パケット関門中継処理装置204は、移動パケット通信網内で使用される通信プロトコルとインターネットで使用される通信プロトコルの相互変換を行う。
【0014】
移動パケット通信網200とインターネット300は接続されており、移動パケット通信網200とインターネット300は、携帯電話機100とインターネット300に接続されたWWW(World Wide Web)サーバを通信可能に接続する。
【0015】
バックアップサーバ400は、携帯電話機100に記憶されているデータのバックアップを行うものであり、インターネット300に接続されている。バックアップサーバ400は、携帯電話機100に記憶されているデータをバックアップするための記憶領域を携帯電話機のユーザ毎に有している。
【0016】
有料コンテンツサーバ501および無料コンテンツサーバ502は、携帯電話機100からの要求に応じて着信メロディや待ち受け画面などのコンテンツを表すデータを提供するサーバであり、インターネット300に接続されている。有料コンテンツサーバ501は、コンテンツを表すデータの提供に際し料金を必要とするサーバであり、無料コンテンツサーバ502は、コンテンツを表すデータの提供を無料で行うものである。コンテンツを表すデータを携帯電話機に提供するサーバは多数存在するが、図面が煩雑になるのを防ぐため、図1では一つの無料コンテンツサーバと一つの有料コンテンツサーバのみが例示されている。
【0017】
[1−1−1.携帯電話機の構成]
図2は、携帯電話機100の構成を例示するブロック図である。携帯電話機100は、CPU(Central Processing Unit)101と、CPU101に接続されたROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)104、キー入力部105、表示部106および無線通信部107とを有している。
【0018】
ROM102は、読み出し専用メモリであり、携帯電話機100の各部の制御を行う制御プログラム、EEPROM104に記憶されたデータをバックアップするアプリケーションプログラム、バックアップサーバ400にバックアップされた携帯電話機100のデータをダウンロードするアプリケーションプログラム、コンテンツサーバからコンテンツを表すデータをダウンロードするアプリケーションプログラムなどが格納されている。また、ROM102には、バックアップサーバ400とパケット通信を行うためにバックアップサーバ400のIPアドレスおよびポート番号が格納されている。
【0019】
EEPROM104は、電源電圧が切れてもその内容が消えず、電気的な操作によって後から書き換えることが可能なメモリであり、電話帳データなどの個人情報データおよび携帯電話機100の使用環境設定データである機器設定データを記憶する。CPU101は、ROM102から制御プログラム、EEPROM104から個人情報データおよび機器設定データなどを読み出し、RAM103を作業エリアとして携帯電話機100の各部の制御を行う。
【0020】
表示部106は、図示を省略した液晶ディスプレイを有しており、携帯電話機100の操作を行うためのメニュー画面やメッセージ画面、通話に係わる情報およびパケット通信に係わる情報などを表示する。無線通信部107は、無線基地局201と無線通信を行うものであり、CPU101からの制御により通話およびデータ通信を行う。CPU101は、この無線通信部107を用いることで、移動パケット通信網200およびインターネット300を介してインターネット300に接続されたWWWサーバと通信を行うことができる。
【0021】
キー入力部105は、図示を省略した数字キー、メニューキー、カーソルキーおよび電源キーなどを有しており、メニュー操作や通話のための指示がユーザによって入力される。CPU101は、この入力を把握し、ユーザからの指示に応じて携帯電話機100の各部を制御する。
【0022】
また、CPU101は、キー入力部105にされたユーザの操作に応じて、ROM102に格納されている各種アプリケーションプログラムを読み出し実行する。キー入力部105において、コンテンツを表すデータをダウンロードする指示がされると、CPU101は着信メロディや待ち受け画面のコンテンツを表すデータをダウンロードするアプリケーションプログラムをROM102から読み出して実行し、有料コンテンツサーバ501または無料コンテンツサーバ502からコンテンツを表すデータをダウンロードする。また、ユーザの操作によってキー入力部105からEEPROM104に記憶されているデータのバックアップ指示、またはバックアップサーバ400に記憶されているバックアップデータのダウンロード指示がCPU101へ供給されると、CPU101は、ROM102から指示に応じてEEPROM104に記憶されたデータをバックアップするアプリケーションプログラム、またはバックアップサーバ400にバックアップされた携帯電話機100のデータをダウンロードするアプリケーションプログラムを読み出し実行する。
【0023】
図3は、EEPROM104に記憶されているデータをバックアップするアプリケーションプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU101は、通信部107を制御し移動パケット通信網200との間でパケット通信を可能とする(ステップSA1)。次に、CPU101は、表示部106を制御して、携帯電話機100のユーザに対し図4に示すユーザIDの入力を促すユーザID入力画面の表示を行う(SA2)。ユーザIDとは、バックアップサーバのサービスを受けることができるユーザを識別する番号である。次にCPU101は、キー入力部105にユーザIDの入力完了を示すキー入力がされたか否かを判断する(SA3)。キー入力部105にてユーザID入力完了を示すキー入力がされない場合は(SA3:NO)、CPU101は、ユーザID入力完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0024】
キー入力部105にてユーザID入力完了を示すキー入力がされた場合は(SA3:YES)、CPU101は、表示部106を制御して、図5に示すパスワードの入力を促すパスワード入力画面の表示を行う。(SA4)。このパスワードは、バックアップデータの機密保護などのためにバックアップサーバ利用者の確認に用いられる符号である。次にCPU101は、キー入力部105にパスワードの入力完了を示すキー入力がされたか否かを判断する(SA5)。キー入力部105にてパスワード入力完了を示すキー入力がされない場合は(SA5:NO)、CPU101は、パスワード入力完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0025】
キー入力部105にてパスワード入力完了を示すキー入力がされた場合は(SA5:YES)、CPU101は、キー入力部105から入力されたユーザIDおよびパスワードを内包するバックアップ要求を生成し、通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する。(SA6)。
【0026】
バックアップ要求送信後、CPU101は、通信部107がバックアップ要求に応じた判定通知を受信しCPU101へ供給するのを待つ(SA7:NO、SA8:NO)。判定通知を待つ処理において、判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SA7:NO、SA8:YES)、CPU101は表示部106を制御して、図6に示すバックアップに失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SA9)。通信部107が判定通知を受信し、判定通知がCPU101へ供給された場合(SA7:YES)は、次に判定通知の内容がバックアップを行うことが可能であることを示すか否かを判断する(SA10)。判定通知の内容がバックアップを行うことができないという内容である場合は(SA10:NO)、CPU101は表示部106を制御して、図6に示すバックアップに失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SA9)。判定通知がバックアップを行うことが可能であるという内容の場合は(SA10:YES)、CPU101は、EEPROM104に記憶されているデータを読み出す。データのバックアップを行うアプリケーションプログラムには、EEPROM104に記憶される各情報をEEPROM104のどのアドレスの位置に記憶するかがプログラミングされており、CPU101がEEPROM104からデータを読み出す際には、このプログラミングされたアドレス情報を基にデータが読み出される。CPU101は、EEPROM104に記憶されているデータを読み出した後、通信部107を制御して各データが記憶されている位置を示すアドレス情報と読み出したデータとを移動パケット通信網200へ送信する(SA11)。
【0027】
データ送信後、CPU101は、通信部107がバックアップ結果を示す通知を受信しCPU101へバックアップ結果を示す通知を供給するのを待つ(SA12:NO、SA13:NO)。CPU101は、バックアップ結果を示す通知を待つ処理において、バックアップ結果を示す通知を受信することなく所定の時間が経過した場合(SA12:NO、SA13:YES)は、表示部106を制御して、図6に示すバックアップに失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SA9)。通信部107がバックアップ結果を示す通知を受信しバックアップ結果を示す通知がCPU101へ供給された場合は(SA12:YES)、受信したバックアップ結果を示す通知の内容が成功か否かを判断する(SA14)。バックアップ成功を示す通知を受信した場合(SA14:YES)は、CPU101は、表示部106を制御して、図7に示すバックアップに成功した旨のメッセージ画面の表示を行う(SA15)。バックアップに失敗した旨の通知を受信した場合(SA14:NO)は、CPU101は、表示部106を制御して、図6に示すバックアップに失敗した旨のメッセージの表示を行う(SA9)。
【0028】
次に、バックアップサーバ400にバックアップされた携帯電話機100のデータをダウンロードする処理について説明する。図8は、携帯電話機100において、バックアップサーバ400に記憶されているバックアップデータを携帯電話機100へダウンロードするアプリケーションプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU101は、通信部107を制御し移動パケット通信網200との間でパケット通信を可能とする(ステップSB1)。次にCPU101は、表示部106を制御して、図9に示すユーザIDの入力を促すユーザID入力画面の表示を行う。(SB2)。次にCPU101は、キー入力部105にてユーザIDの入力完了を示すキー入力がされたか否かを判断する(SB3)。キー入力部105にてユーザID入力完了を示すキー入力がされない場合は(SB3:NO)、CPU101は、ユーザID入力完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0029】
キー入力部105にてユーザID入力完了を示すキー入力がされた場合は(SB3:YES)、CPU101は、表示部106を制御して、図10に示すパスワードの入力を促すパスワード入力画面の表示を行う(SB4)。次にCPU101は、キー入力部105にパスワードの入力完了を示すキー入力がされたか否かを判断する(SB5)。キー入力部105にてパスワード入力完了を示すキー入力がされない場合は(SB5:NO)、CPU101は、パスワード入力完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0030】
キー入力部105にてパスワード入力完了を示すキー入力がされた場合は(SB5:YES)、CPU101は、キー入力部105から入力されたユーザIDとパスワードを内包するダウンロード要求を生成し、通信部107を制御して生成したダウンロード要求を移動パケット通信網200へ送信する(SB6)。
【0031】
ダウンロード要求後、CPU101は、通信部107がダウンロード要求に応じた判定通知を受信しCPU101へ供給するのを待つ(SB7:NO、SB8:NO)。判定結果を待つ処理において、判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SB7:NO、SB8:YES)、CPU101は、表示部106を制御して、図11に示すダウンロードを失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SB9)。
【0032】
通信部107が判定通知を受信し、判定通知がCPU101へ供給された場合(SB7:YES)は、CPU101は、ダウンロードを許可されたか否かを判断する(SB10)。CPU101は、ダウンロードを許可しない旨の通知が供給された場合(SB10:NO)、表示部106を制御して図11に示すダウンロードを失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SB9)。
【0033】
CPU101は、ダウンロードを許可する旨の通知が供給された場合(SB10:YES)、データおよびデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報を送信するよう要求するデータ要求を生成し通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する(SB11)。CPU101は、データ要求送信後、通信部107からデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報又はデータ送信終了通知が供給されるのを待つ(SB12:NO、ステップSB13:NO、ステップSB14:NO)。通信部107がデータを受信することなく所定の時間が経過した場合は(SB12:NO、SB13:NO、SB14:YES)、データのダウンロードに失敗したとして、CPU101は、表示部106を制御して、図11に示すダウンロードを失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SB9)。通信部107がデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報を受信しCPU101へ受信したデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報が供給された場合は(SB12:YES)、CPU101は、受信したデータをデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報に基づいてEEPROM104に記憶し(SB15)ステップSB12へ戻る。通信部106がデータ送信終了通知を受信した場合は(SB12:NO、SB13:YES)、ダウンロードに成功したとして、CPU101は、表示部106を制御して、図12に示すダウンロードに成功した旨のメッセージ画面の表示を行う(SB16)。
【0034】
[1−1−2.バックアップサーバの構成]
図13は、バックアップサーバ400の構成を例示するブロック図である。バックアップサーバ400は、CPU401と、CPU401に接続されたROM402、RAM403、データ記憶部404および通信部405とを有している。
【0035】
ROM402は、読み出し専用メモリであり、バックアップサーバ400の各部の制御を行う制御プログラムが格納されている。CPU401は、ROM402から制御プログラムを読み出し、RAM403を作業エリアとして制御プログラムを実行し、バックアップサーバ400の各部の制御を行う。
【0036】
データ記憶部404は、受信したバックアップデータを保存するためのものであり、図示を省略したハードディスク装置を有している。携帯電話機100から送信されたEEPROM104内のデータはこのハードディスク装置に記憶される。通信部405は、インターネット300とのインターフェースである。CPU401は、通信部405を用いることでインターネット300および移動パケット通信網200を介し、移動パケット通信網200のサービスを利用可能な携帯電話機と通信することができる。CPU401は、携帯電話機100からのバックアップ要求または、ダウンロード要求に応じて以下の処理を行う。
【0037】
図14は、バックアップサーバ400におけるバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。まずCPU401は、バックアップを要求してきた携帯電話機100のユーザがバックアップのサービスを受けることが可能な者であるか判定を行う(ステップSC1)。この判定は、バックアップ要求に内包されているユーザIDおよびパスワードを用いて行われる。データ記憶部404に予め記憶されたユーザIDおよびパスワードの組み合わせと、受信したユーザIDおよびパスワードの組み合わせが一致した場合にユーザIDとパスワードを送信してきた携帯電話機100のユーザはバックアップを行う資格があると判定する。CPU401は、バックアップ要求を送信してきた携帯電話機100のユーザがバックアップのサービスを受けることができない者であると判定した場合は(SC1:NO)、バックアップサービスを受けられない旨の通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SC2)。
【0038】
CPU401は、バックアップの要求をしてきた携帯電話機100のユーザが、バックアップサービスを受けることができる者であると判定した場合は(SC1:YES)、バックアップを受けられる旨の通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SC3)。次にCPU401は、通信部405がバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信しCPU401へ供給するのを待つ(SC4:NO、SC5:NO)。通信部405がバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信することなく所定の時間が経過した場合は(SC4:NO、ステップSC5:YES)、バックアップ処理を終了する。通信部405がバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信しCPU401へバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報が供給された場合は(SC4:YES)、CPU401は、供給されたバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とをデータ記憶部404に記憶させる(SC6)。次にCPU401は、データの保存に成功した旨の通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SC7)。
【0039】
次にダウンロード処理について説明する。図15は、バックアップサーバにおけるダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。まずCPU401は、ダウンロードを要求してきた携帯電話機100のユーザがダウンロードのサービスを受けることが可能である正当なユーザであるか判定を行う(ステップSD1)。この判定は、バックアップ時と同様にダウンロード要求に内包されているユーザIDおよびパスワードを用いて行われる。CPU401は、ダウンロード要求を判定し携帯電話機100のユーザがダウンロードのサービスを受けることができないユーザであると判定した場合は(SD1:NO)、ダウンロードを許可しない旨の通知を生成し、通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SD2)。CPU401は、ダウンロード要求を判定し、携帯電話機100のユーザが、ダウンロードサービスを受けることができる者であると判定した場合は(SD1:YES)、ダウンロード許可通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SD3)。
【0040】
次に、CPU401は、通信部405がデータ要求を受信しCPU401へ供給するのを待つ(SD4:NO、SD5:NO)。通信部405がデータ要求を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SD4:NO、SD5:YES)、CPU401は、ダウンロード処理を終了する。通信部405がデータ要求を受信しCPU401へデータ要求を供給した場合(SD4:YES)は、CPU401は、データ記憶部404に記憶されているバックアップデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを読み出し、通信部405を制御して読み出したデータをインターネット300へ送信する(SD6)。
【0041】
図16は、データ記憶部404に記憶されたバックアップデータを送信する処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU401は、データポインタの初期化を行う(ステップSE1)。データポインタとは、何番目の項目番号のデータを送信するかを示すポインタである。次にCPU401は、データポインタが示す項目番号のデータがインデックスデータであるかを判断する(SE2)。データポインタが示す項目番号のデータがインデックスデータである場合は(SE2:YES)、インデックスデータが示すサイトが有料であるかを判断する(SE3)。インデックスデータが示すコンテンツサーバが無料である場合は(SE3:NO)、CPU401は、コンテンツ要求を生成し通信部405を制御してコンテンツ要求をインターネット300へ送信する(SE4)。インデックスデータが示すコンテンツサーバが有料である場合は(SE3:YES)、CPU401は、携帯電話機100の電話番号を含むコンテンツ要求生成し通信部405を制御してコンテンツ要求をインターネット300へ送信する(SE5)。次に、CPU401は、通信部405がコンテンツサーバからコンテンツを表すデータを受信しCPU401へ供給するのを待つ(SE6:NO)。通信部405がコンテンツサーバからコンテンツを表すデータを受信し、CPU401へ受信したコンテンツを表すデータを供給した場合は(SE6:YES)、受信したコンテンツを表すデータと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを、通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SE7)。コンテンツを表すデータを送信後、CPU401は、バックアップデータを全て送信したかを判断する(SE9)。全てのバックアップデータを送信し終えていない場合は(SE9:NO)、データポインタを+1し(SE10)ステップSE2へ戻る。データポインタが示す項目番号のデータがインデックスデータでない場合は(SE2:NO)、バックアップされている実データと携帯電話機100におけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを送信し(SE8)、バックアップデータを全て携帯電話機100へ送信したかを判断する(SE9)。バックアップデータを全て送信した場合(SE9:YES)、CPU401は、データ送信終了通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SE11)。
【0042】
[1−2.実施形態の動作]
[1−2−1.バックアップ動作]
図17は、携帯電話機100のEEPROM104に記憶されているデータをバックアップする時の動作を例示するシーケンス図である。以下、この図を参照してバックアップ時の動作について説明する。ただし、バックアップサーバ400は、図示しない電源が入れられ、携帯電話機100からの通信を受信可能な状態であり、図示しない入力装置により予めユーザID、パスワードおよび携帯電話機100の電話番号が登録されているものとする。また、携帯電話機100は、ユーザがメニュー操作を行いバックアップ用プログラムがROM102から読み出され、携帯電話機100と移動データ通信網の間のコネクションが確立し、移動パケット通信網200を使用可能な状態であるとする。
【0043】
また、携帯電話機100を所有するユーザのユーザIDは「ABC1234」であり、このユーザが使用するパスワードは「XXYY12」、携帯電話機100の電話番号は「090−****−△△△△」であるとする。また、EEPROM104にはユーザの操作によって図18に示される機器設定データが記憶されているとする
【0044】
まず、携帯電話機100のユーザは、ユーザID「ABC1234」とパスワード「XXYY12」を入力要求の画面に従って入力する。ユーザがパスワードを入力し終えたことを示す操作が行われた時点で入力されたユーザIDとパスワードを内包するバックアップ要求が生成され、携帯電話機100からバックアップサーバ400へ送信され、バックアップサーバ400により受信される(ステップS100)。
【0045】
このバックアップ要求を受信したバックアップサーバ400では、バックアップ要求に内包されたユーザIDおよびパスワードと予めデータ記憶部404に登録されているユーザIDおよびパスワードを用いてバックアップ要求が正当なものであるか否かが判定される。この動作例では、ユーザが入力したユーザID「ABC1234」とユーザIDに対応したパスワード「XXYY12」が登録されていることから、バックアップサーバ400では、「携帯電話機100のユーザはバックアップを行う資格を有する」と判定した旨の判定通知が生成される。
【0046】
この判定通知は、バックアップサーバ400から携帯電話機100へ送信され、携帯電話機100により受信される(S101)。判定通知を受信した携帯電話機100では、判定通知の内容が、「バックアップを行う資格を有する」という内容であることから、データをバックアップするためにEEPROM104に記憶されているデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報の送信が行われる。携帯電話機100からEEPROM104内に記憶されたデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報がバックアップサーバ400へ送信され、バックアップサーバ400にて受信される(S102)。この動作例では、携帯電話機100からはデータの項目名、データ種別、パラメータ又はインデックスデータ、データの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とが送信される。データ種別がパラメータの場合は実データが送信され、データ種別がインデックスデータの場合は実データではなく、データのダウンロード元を示すデータが送信される。データ種別がパラメータである着信音量の場合は、項目名「着信音量」、データ種別「パラメータ」、データ「5」、データを記憶する位置を示すアドレス情報「0x00」が送信される。データ種別がインデックスである「待ち受け画面(1)」の場合は、項目名「待ち受け画面(1)」、データ種別「インデックス」、有料/無料の区別を含むデータ「http://www.aaa.com/aaa.gif、無料」、データを記憶する位置を示すアドレス情報「0x10」が送信される。
【0047】
バックアップデータを受信したバックアップサーバ400では、受信したバックアップデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報がデータ記憶部404に記憶される。図19は、データ記憶部404の内容を例示するデータフォーマット図である。図19に示すように、送信されたデータは、ユーザ毎に、「項目名」、「データ種別」、「データ」および「アドレス情報」が記憶される。
【0048】
携帯電話機100ではバックアップすべき全てのデータが送信されると、データ送信終了通知が生成されバックアップサーバ400へ送信される(S103)。送信されたデータ送信終了通知は、バックアップサーバ400にて受信される。
【0049】
データ送信終了通知を受信したバックアップサーバ400では、バックアップが正常に行われたことを通知するバックアップ結果通知が生成され携帯電話機100へ送信される。バックアップサーバ400から送信されたバックアップ結果通知は、携帯電話機100にて受信される(S104)。
【0050】
[1−2−2.ダウンロード動作]
図20は、バックアップサーバ400に記憶されたバックアップデータを携帯電話機100にダウンロードしEEPROM104に記憶する時の動作を例示するシーケンス図である。以下、この図を参照してダウンロード時の動作について説明する。ただし、バックアップサーバには上述のバックアップ動作により、バックアップデータが記憶されているものとする。
【0051】
まず、携帯電話機100のユーザは、ユーザID「ABC1234」とパスワード「XXYY12」を入力要求の画面に従って入力する。ユーザがパスワードを入力し終えたことを示す操作が行われた時点でユーザIDとパスワードを内包するダウンロード要求が携帯電話機100からバックアップサーバ400へ送信され、バックアップサーバ400により受信される(ステップS200)。
【0052】
このダウンロード要求を受信したバックアップサーバ400では、バックアップ要求に内包されたユーザIDおよびパスワードと予めデータ記憶部404に登録されているユーザIDおよびパスワードを用いてダウンロード要求が正当なものであるか否かが判定される。この動作例では、ユーザが入力したユーザID「ABC1234」とユーザIDに対応したパスワード「XXYY12」が登録されていることから、バックアップサーバ400では、「携帯電話機100のユーザはダウンロードを行う資格を有する」と判定した旨の判定通知が生成される。
【0053】
この判定通知は、バックアップサーバ400から携帯電話機100へ送信され、携帯電話機100により受信される(S201)。判定通知を受信した携帯電話機100では、判定通知の内容が、「ダウンロードを行う資格を有する」という内容であることから、データをダウンロードするためのデータ要求が生成され、携帯電話機100からバックアップサーバ400へ送信される。送信されたデータ要求は、バックアップサーバ400にて受信される(S202)。
【0054】
データ要求を受信したバックアップサーバ400では、データ記憶部404に記憶されているデータのうち、ユーザIDに対応したデータが読み出され携帯電話機100へ送信される。データ種別がパラメータの場合は実データが送信される。データ種別がパラメータである着信音量の場合は、項目名「着信音量」、着信音量「5」、データを記憶する位置を示すアドレス情報「0x00」が送信される(S203)。他のデータ種別がパラメータである「バイブレータ設定」、「待ち受け画面選択」のデータも「着信音量」と同様にバックアップサーバ400から実データとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報が携帯電話機100へ送信される。
【0055】
データ種別がインデックスであり、コンテンツが無料で提供されたデータである場合は、まず、バックアップサーバ400においてインデックスデータが示すコンテンツを要求するコンテンツ要求が生成され、無料コンテンツサーバ502へ送信され、無料コンテンツサーバ502にて受信される(S204)。コンテンツ要求を受信した無料コンテンツサーバ502では要求されたコンテンツを表すデータがバックアップサーバ400へ送信され、バックアップサーバ400にて受信される(S205)。無料コンテンツサーバ502からのコンテンツを表すデータを受信したバックアップサーバ400では、受信したコンテンツを表すデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報が携帯電話機100へ送信され、携帯電話機100にて受信される(S206)。
【0056】
次にデータ種別がインデックスであり、コンテンツが有料で提供されたデータである場合は、まず、バックアップサーバ400においてインデックスデータが示すコンテンツを要求するコンテンツ要求が生成される。このコンテンツ要求は携帯電話機100の電話番号を内包している。このコンテンツ要求はバックアップサーバ400から有料コンテンツサーバ501へ送信され、有料コンテンツサーバ501にて受信される(S207)。電話番号を内包したコンテンツ要求を受信した有料コンテンツサーバ501では送信された電話番号をもとに、この電話番号を有する携帯電話機100のユーザに対する課金処理が行われる。コンテンツ要求を受信した有料コンテンツサーバ501では要求したコンテンツを表すデータがバックアップサーバ400へ送信され、バックアップサーバ400にて受信される(S208)。有料コンテンツサーバ501からのコンテンツを表すデータを受信したバックアップサーバ400では、受信したコンテンツを表すデータとデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報が携帯電話機100へ送信され、携帯電話機100にて受信される(S209)。バックアップサーバ400から全てのバックアップデータが送信されると、バックアップサーバ400ではデータ送信終了通知が生成され携帯電話機100へ送信される。バックアップサーバ400からのデータを受信した携帯電話機100では、受信したデータが携帯電話機100内に記憶される。
【0057】
以上、説明したように、本発明の第1実施形態によれば、携帯電話機のメモリに記憶された機器設定データを復帰可能にバックアップすることが可能になる。不慮の事故などにより携帯電話機のメモリのデータが消失してしまった場合でも、容易にバックアップしたデータを復帰させることができ、手間と時間がかかるデータの再設定の作業を再度やり直す必要がなくなる
【0058】
[2.第2実施形態]
[2−1.実施形態の構成]
図21は、本発明の第2実施形態に係るバックアップシステムの全体構成を示すブロック図である。この図において、図1と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図21の構成が図1の構成と異なる点は、携帯電話機100に代えて携帯電話機100A、バックアップサーバ400に代えてバックアップサーバ400Aが設けられた点である。
【0059】
[2−1−1.携帯電話機の構成]
図22は、本発明の第2実施形態に係る携帯電話機100Aの構成を例示するブロック図である。この図において、図2と共通する部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。図22の携帯電話機100Aが図2の携帯電話機100と異なる点は、ROM102に代えてROM102Aを有し、格納された制御プログラムとアプリケーションプログラムの内容が異なる点およびSSLを使用するために、サーバ認証機関によって身元の確かな安全なサーバであると認証されたサーバのルート証明書が格納されている点である。ROM102Aに格納されたプログラムは、インターネットに接続されたサーバとデータの送受信を行う際に、信頼性の高い情報のやり取りを実現するためにSSL(Secure Sockets Layer)というOSI参照モデルのセッション層における、サーバ認証やデータの暗号化などを行うプロトコルに対応している。以下、CPU101が制御プログラムを実行することで携帯電話機100Aにより行われる処理のうち、携帯電話機100が行う処理と異なる点について説明する。
【0060】
図23は、EEPROM104に記憶されているデータをバックアップするアプリケーションプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。この図に示すように、パスワードが入力されたか否かを判断するまでの処理は、図3においてパスワードが入力されたか否かを判断する処理と同様である(ステップSF1〜ステップSF5)。
【0061】
次に、CPU101は、SSLを用いた通信を行うためサーバ証明書要求を生成し、通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する(SF6)。サーバ証明書要求とは、SSLに対応したWWWサーバへ、WWWサーバのサーバ証明書の送信を要求するものである。CPU101は、サーバ証明書要求を送信後、通信部107を介してサーバ証明書要求に応じて送信されたサーバ証明書を受信する(SF7)。サーバ証明書を受信したCPU101は、ROM102からルート証明書を読み出し、ルート証明書に内包される公開鍵を用いて、サーバの秘密鍵で暗号化されたサーバ証明書を復号化する(SF8)。サーバ証明書の復号によって、受信したサーバ証明書は正当な証明書であることが確認される。ステップSF6からステップSF8の処理によって、SSLを使用することが可能になる。ステップSF9以降の処理において、バックアップサーバ400Aへデータの送信を行う際には、バックアップサーバ400Aの公開鍵にて送信するデータは暗号化され、バックアップサーバ400Aからデータの受信を行う際には、受信したバックアップサーバ400Aの秘密鍵で暗号化されたデータはバックアップサーバ400Aの公開鍵で復号化される。
【0062】
次にCPU101は、入力されたユーザID、パスワードに加えROM102Aに格納されている電話番号を内包するバックアップ要求を生成する。第三者にユーザIDおよびパスワードを盗み見られても、バックアップ要求に電話番号が内包されていることにより、ユーザIDおよびパスワードだけでは、バックアップ要求は許可されないこととなる。CPU101は、生成したバックアップ要求を、通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する(SF9)。
【0063】
バックアップ要求送信後、CPU101は、通信部107がバックアップ要求に応じた判定通知を受信しCPU101へ供給するのを待つ(SF10:NO、SF11:NO)。判定通知を待つ処理において、判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合の処理は、図3において判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合の処理と同様である(SF11:YES、SF12)。
【0064】
通信部107が判定通知を受信し、判定通知がCPU101へ供給された場合(SF10:YES)は、次に判定通知の内容がバックアップを行うことが可能か否かを判断する(SF13)。判定通知の内容がバックアップを行うことができないという内容である場合は(SF13:NO)、図3に示す判定通知の内容がバックアップを行うことができない場合の処理と同様である。判定通知の内容がバックアップを行うことが可能であるという内容の場合は(SF13:YES)、CPU101は、EEPROM104に記憶されているデータを読み出し、通信部107を制御して読み出したデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを移動パケット通信網200へ送信する(SF14)。
【0065】
データ送信後、CPU101は、通信部107がデータパスワードを含むバックアップ結果を示す通知を受信するのを待つ(SF15:NO、SF16:NO)。バックアップ結果を示す通知を待つ処理において、バックアップ結果を示す通知を受信することなく所定の時間が経過した場合の処理は、図3においてバックアップ結果を示す通知を受信することなく所定の時間が経過した場合の処理と同様である(SF16:YES、SF12)。CPU101が、バックアップ結果を示す通知を受信した場合は(SF15:YES)、受信したバックアップ結果を示す通知の内容が成功か否かを判断する(SF17)。バックアップに失敗した旨の通知を受信した場合(SF17:NO)は、図3においてバックアップに失敗した旨の通知を受信した場合の処理と同様である(SF12)。バックアップ成功の旨の通知を受信した場合(SF17:YES)は、CPU101は、表示部106を制御して、図24に示す受信したバックアップ結果に内包されたデータパスワードを含むバックアップに成功した旨のメッセージ画面の表示を行う(SF18)。
【0066】
次に、バックアップサーバ400Aにバックアップされた携帯電話機100Aのデータをダウンロードする処理について説明する。図25は、携帯電話機100Aにおいて、バックアップサーバ400Aに記憶されているバックアップデータを携帯電話機100Aへダウンロードするアプリケーションプログラムの処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU101は、通信部107を制御し移動パケット通信網200との間でパケット通信を可能とする(ステップSG1)。次にCPU101は、表示部106を制御して、図26に示すデータパスワードの入力を促すデータパスワード入力画面の表示を行う(SG2)。次にCPU101は、キー入力部105にてデータパスワードの入力完了を示すキー入力がされたか否かを判断する(SG3)。キー入力部105にてデータパスワード入力完了を示すキー入力がされない場合は(SG3:NO)、CPU101は、データパスワード入力完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0067】
キー入力部105にてパスワード入力完了を示すキー入力がされた場合は(SG3:YES)、CPU101は、入力されたデータパスワードに加えROM102Aに格納されている電話番号を内包したダウンロード要求を生成し、通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する(SG4)。
【0068】
ダウンロード要求後、CPU101は、通信部107がダウンロード要求に応じた判定通知を受信しCPU101へ供給するのを待つ(SG5:NO、ステップSG6:NO)。判定通知を待つ処理において、判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SG5:NO、SG6:YES)、図8に示す判定通知を受信することなく所定の時間が経過した場合の処理と同様にダウンロードに失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SG7)。
【0069】
通信部107が判定通知を受信し、判定通知がCPU101へ供給された場合(SG5:YES)は、CPU101は、ダウンロードを許可されたか否かを判断する(SG8)。CPU101は、ダウンロードを許可しない旨の通知を受信した場合(SG8:NO)、CPU101は、表示部106を制御して図11に示すダウンロードを失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う(SG7)。
【0070】
CPU101は、通信部107が受信したダウンロードを許可する通知を供給された場合(SG8:YES)、ダウンロード許可通知に内包されたデータ一覧を元にして、表示部106を制御して図27に示すデータ一覧画面の表示を行う(SG9)。次にCPU101は、キー入力部105にてデータ一覧に表示されたデータの中からダウンロードを行うデータが選択されたか否かを判断する(SG10)。キー入力部105にてデータ選択完了を示すキー入力がされない場合は(SG10:NO)、CPU101は、データ選択完了を示すキー入力がされるまで待ち続ける。
【0071】
キー入力部105にてデータ選択完了を示すキー入力がされた場合は(SG10:YES)、CPU101は、通信部107を制御して選択されたバックアップデータのデータ番号を内包したダウンロード要求を生成し通信部107を制御して移動パケット通信網200へ送信する(SG11)。
【0072】
ダウンロード要求後、CPU101は、通信部107からデータおよび携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報又はデータ送信終了通知が供給されるのを待つ(SG12:NO、SG13:NO、SG14:NO)。通信部107がデータおよび携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報又はデータ送信終了通知を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SG12:NO、SG13:NO、SG14:YES)、図8に示すデータを受信することなく所定の時間が経過した場合の処理と同様にダウンロードに失敗したとして、図11に示すダウンロードに失敗した旨のメッセージ画面の表示を行う。通信部107がデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信しCPU101へ受信したデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とが供給された場合は(SG12:YES)、図8に示すデータを受信した場合の処理と同様に受信したデータをEEPROM104に記憶し(SG15)ステップSG12へ戻る。通信部107がデータ送信終了通知を受信した場合は、(SG12:NO、SG13:YES)、ダウンロードに成功したとして、CPU101は、表示部106を制御して図12に示すダウンロードに成功した旨のメッセージ画面の表示を行う(SG16)。
【0073】
[2−1−2.バックアップサーバの構成]
図28は、本発明の第2実施形態に係るバックアップサーバ400Aの構成を例示するブロック図である。図28のバックアップサーバ400Aが図13のバックアップサーバ400と異なる点は、ROM402に代えてROM402Aを有する点と、CPU401に接続された計時部406が加えられた点である。計時部406は、日付を含む現在時刻を計時するものであり、現在時刻を表す情報をCPU401へ供給する。ROM402がROM402Aと異なるのは、ROMに格納された制御プログラムの内容とSSLを行うためにサーバ証明書を格納している点である。ROM402Aに格納されたプログラムは、データの送受信を行う際に、信頼性の高い情報のやり取りを実現するためにSSL(Secure Sockets Layer)というOSI参照モデルのセッション層における、サーバ認証やデータの暗号化などを行うプロトコルに対応している。以下、CPU401が制御プログラムを実行することでバックアップサーバ400Aにより行われる処理のうち、バックアップサーバ400が行う処理と異なる点について説明する。
【0074】
図29は、バックアップサーバ400Aにおけるバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。まず、CPU401はサーバ証明書要求を受信する(ステップSH1)。CPU401は、サーバ証明書要求受信後、サーバ証明書を送信する(SH2)。ステップSH1からステップSH2の処理によって、SSLを使用することが可能になる。ステップSH3以降の処理において、携帯電話機100Aへデータの送信を行う際には、バックアップサーバ400Aの秘密鍵にて送信するデータは暗号化され、携帯電話機100Aからデータの受信を行う際には、受信したデータはバックアップサーバ400Aの秘密鍵で復号化される。
【0075】
次に、バックアップサーバ400Aは、バックアップ要求をしてきた携帯電話機100Aのユーザがバックアップを受けることが可能な者であるか判定を行う(SH3)。この図に示すように、バックアップを要求してきた携帯電話機100Aのユーザがバックアップのサービスを受けることが可能な者であるか判定を行う処理は、図14においてバックアップを要求してきた携帯電話機100Aのユーザがバックアップのサービスを受けることが可能な者であるか判定を行う処理と同様である。
【0076】
CPU401は、バックアップの要求をしてきた者がバックアップのサービスを受けることができない者であると判定した場合は(SH3:NO)、図14においてバックアップの要求をしてきた者がバックアップのサービスを受けることができない者であると判定した場合の処理と同様の処理を行う(SH4)。CPU401は、バックアップ要求をしてきた者が、バックアップのサービスを受けることができる者であると判定した場合は(SH3:YES)、図14に示すバックアップのサービスを受けることができる者であると判定した場合の処理と同様の処理を行う(SH5)。
【0077】
次にCPU401は、通信部405がバックアップデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信するのを待つ(SH6:NO、SH7:NO)。バックアップデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信することなく所定の時間が経過した場合の処理は(SH6:NO、SH7:YES)、図14に示すバックアップデータを受信することなく所定の時間が経過した場合の処理と同様である。
【0078】
通信部405がバックアップデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを受信し、CPU401へバックアップデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とが供給された場合は(SH6:YES)、CPU401は計時部406から日付を含む時刻データを取得する(SH8)。次に、CPU401は、データ記憶部404に受信したデータとステップSH8で取得した時刻データを記憶する(SH9)。次にCPU401は、バックアップを行ったデータをダウンロードするためのデータ固有のパスワードであるデータパスワードを生成する(SH10)。データパスワードを生成後、CPU401は、ステップSH10で生成したデータパスワードを内包するデータの保存に成功した旨の通知であるデータ保存成功通知を生成し通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SH11)。
【0079】
次にダウンロード処理について説明する。図30は、バックアップサーバ400Aにおける、ダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。まずCPU401は、ダウンロードを要求してきた携帯電話機100Aのユーザがダウンロードのサービスを受けることが可能な者であるか判定を行う(ステップSJ1)。この判定は、ダウンロード要求に内包されているデータパスワードを用いて行われる。CPU401は、ダウンロードの要求をしてきた携帯電話機100Aのユーザがダウンロードのサービスを受けることができない者であると判定した場合は(SJ1:NO)、データ保存に失敗した旨の通知を生成し、通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SJ2)。CPU401は、ダウンロードの要求をしてきた者が、ダウンロードサービスを受けることができる者であると判定した場合は(SJ1:YES)、ダウンロードを許可する旨のダウンロード許可通知を生成し(SJ3)通信部405を制御してインターネット300へ送信する(SJ4)。
【0080】
次に、CPU401は、通信部405がデータ番号を含むデータ要求を受信しCPU401へ供給するのを待つ(SJ5:NO、SJ6:NO)。通信部405がデータ要求を受信することなく所定の時間が経過した場合は(SJ5:NO、SJ6:YES)、CPU401は、ダウンロード処理を終了する。通信部405がデータ要求を受信しCPU401へデータ要求を供給した場合(SJ5:YES)、CPU401は、データ記憶部404に記憶されているバックアップデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とを読み出し、通信部405を制御して、読み出したデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とをインターネット300へ送信する(SJ7)。バックアップデータを送信する処理の流れは、図16に示すバックアップデータを送信する処理の流れと同様である。
【0081】
[2−2.実施形態の動作]
[2−2−1.バックアップ動作]
図31は、本発明の第2実施形態におけるバックアップ時の動作を例示するシーケンス図である。以下、この図を参照してバックアップ時の動作について説明する。ただし、バックアップサーバ400Aは、図示しない電源が入れられ、携帯電話機100Aからの通信を受信可能な状態であり、図示しない入力装置により予めユーザID、パスワードおよび携帯電話機100Aの電話番号が登録されているものとする。また、携帯電話機100Aは、ユーザがメニュー操作を行いバックアップ用プログラムがROM102Aから読み出され、携帯電話機100Aと移動データ通信網の間のコネクションが確立し、移動パケット通信網200を使用可能な状態であるとする。
【0082】
また、携帯電話機100Aを所有するユーザのユーザIDは「ABC1234」であり、このユーザが使用するパスワードは「XXYY12」、携帯電話機100Aの電話番号は「090−****−△△△△」であるとする。また、EEPROM104内にはユーザの操作によって図18に示される機器設定データが記憶されているとする
【0083】
まず、携帯電話機100Aのユーザは、ユーザID「ABC1234」とパスワード「XXYY12」を入力要求の画面に従って入力する。ユーザがパスワードを入力し終えたことを示す操作が行われた時点で、サーバ証明書要求が携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信される(ステップS300)。送信されたサーバ証明書要求は、バックアップサーバ400Aにて受信される。バックアップサーバ400Aは、サーバ証明書要求受信後、バックアップサーバ400Aからサーバ証明書が携帯電話機100Aへ送信され、携帯電話機100Aにて受信される(S301)。バックアップサーバ400Aからのサーバ証明書を受信した携帯電話機100Aでは、ルート証明書を用いてサーバ証明書の正当性が確認される。以後、携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信されるデータは、携帯電話機100Aにてバックアップサーバ400Aの公開鍵にて暗号化され、暗号化されたデータを受信したバックアップサーバ400Aにおいて、バックアップサーバ400Aの秘密鍵にて復号化される。また、バックアップサーバ400Aから携帯電話機100Aへ送信されるデータは、バックアップサーバ400Aにてバックアップサーバ400Aの秘密鍵にて暗号化され、暗号化されたデータを受信した携帯電話機100Aにおいて、バックアップサーバ400Aの公開鍵にて復号化される。
【0084】
次に、携帯電話機100Aでは、入力されたユーザIDとパスワードおよび電話番号を内包するバックアップ要求が生成され、携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信され、バックアップサーバ400Aにより受信される(S303)。
【0085】
このバックアップ要求を受信したバックアップサーバ400Aでは、バックアップ要求に内包されたユーザID、パスワードおよび電話番号と予めデータ記憶部404に登録されているユーザID、パスワードおよび電話番号を用いてバックアップ要求が正当なものであるか否かが判定される。この動作例では、ユーザが入力したユーザID「ABC1234」、ユーザIDに対応したパスワード「XXYY12」および電話番号「090−****−△△△△」が登録されていることから、バックアップサーバ400Aでは、「携帯電話機100Aのユーザはバックアップを行う資格を有する」と判定した旨の判定通知が生成される。
【0086】
この判定通知は、バックアップサーバ400Aから携帯電話機100Aへ送信され、携帯電話機100Aにより受信される(S304)。判定通知を受信した携帯電話機100Aでは、判定通知の内容が、「バックアップを行う資格を有する」という内容であることから、データをバックアップするためにEEPROM104内のデータ送信が行われる。携帯電話機100AからEEPROM104に記憶されたデータと携帯電話機100Aにおけるデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とがバックアップサーバ400Aへ送信され、バックアップサーバ400Aにて受信される(S305)。このデータ送信において、送信されるデータは第1実施形態で説明したデータと同様のデータが送信される。バックアップすべき全てのデータを送信した場合は、携帯電話機100Aにてデータ送信終了通知が生成されバックアップサーバ400Aへ送信される(S306)。送信されたデータ送信終了通知は、バックアップサーバ400Aにて受信される。
【0087】
バックアップデータを受信したバックアップサーバ400Aでは、計時部406から日付を含む時刻データがCPU401により取得される。受信したバックアップデータはデータ記憶部404に記憶される。図32は、データ記憶部404の内容を例示するデータフォーマット図である。図32に示すように、送信されたデータは、ユーザ毎に、「項目名」、「データ種別」、「データ」および「アドレス情報」が記憶される。また、本実施形態では、1ユーザにつき複数のデータのバックアップを許容している。記憶されるデータには、記憶されているデータの番号を示すデータ番号とデータがバックアップされた時刻であるバックアップ日時が記憶される。バックアップデータがデータ記憶部404に記憶された後、バックアップされたデータをダウンロードするためのパスワードであるデータパスワードが生成され、データ記憶部404に記憶される。データパスワード生成後、データパスワードを内包するバックアップが正常に行われたことを通知するバックアップ成功通知が生成され、バックアップサーバ400Aから携帯電話機100Aへ送信される(S307)。
【0088】
[2−2−2.ダウンロード動作]
図33は、本発明の第2実施形態におけるダウンロード時の動作を例示するシーケンス図である。以下、この図を参照してダウンロード時の動作について説明する。ただし、バックアップサーバ400Aには上述のバックアップ動作により、バックアップデータが記憶されているものとする。また、携帯電話機100Aのユーザは、上述のバックアップ操作により、データパスワード「2001AABB」を取得しているものとする。また、携帯電話機100Aは、上述したバックアップ動作により、すでにバックアップサーバ400Aのサーバ証明書を取得しているものとし、携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信されるデータは、携帯電話機100Aにてバックアップサーバ400Aの公開鍵にて暗号化され、暗号化されたデータを受信したバックアップサーバ400Aにおいて、バックアップサーバ400Aの秘密鍵にて復号化されるものとし、また、バックアップサーバ400Aから携帯電話機100Aへ送信されるデータは、バックアップサーバ400Aにてバックアップサーバ400Aの秘密鍵にて暗号化され、暗号化されたデータを受信した携帯電話機100Aにおいて、バックアップサーバ400Aの公開鍵にて復号化されるものとする。
【0089】
まず、携帯電話機100Aのユーザは、データパスワード「2001AABBCC」を入力要求の画面に従って入力する。ユーザがデータパスワードを入力し終えたことを示す操作が行われた時点で携帯電話機100Aの電話番号と入力されたデータパスワードを内包するダウンロード要求が生成され携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信される(ステップS400)。送信されたダウンロード要求は、バックアップサーバ400Aにより受信される。
【0090】
ダウンロード要求を受信したバックアップサーバ400Aでは、ダウンロード要求に内包されたデータパスワードとバックアップ時に登録されたデータパスワードを用いてダウンロード要求が正当なものであるか否かが判定される。この動作例では、ユーザが入力したデータパスワード「2001AABBCC」が登録されていることから、バックアップサーバ400Aでは、「携帯電話機100Aのユーザはダウンロードを行う資格を有する」と判定した旨の判定通知が生成される。
【0091】
この判定通知は、バックアップサーバ400Aから携帯電話機100Aへ送信され、携帯電話機100Aにより受信される(S401)。判定通知を受信した携帯電話機100Aでは、判定通知の内容が、「ダウンロードを行う資格を有する」という内容であることから、データをダウンロードするためのデータ要求が生成され、携帯電話機100Aからバックアップサーバ400Aへ送信される(S402)。送信されたデータ要求は、バックアップサーバ400Aにて受信される。
【0092】
データ要求を受信したバックアップサーバ400Aでは、データ記憶部404に記憶されているデータのうち、データパスワードに対応したデータと携帯電話機100Aにおいてデータの記憶位置を示すEEPROM104におけるデータの記憶位置のアドレス情報とが読み出され携帯電話機100Aへ送信される。このデータの送信は、第1実施形態と同様である。全てのバックアップデータが送信されると、バックアップサーバ400Aではデータ送信終了通知が生成され携帯電話機100Aへ送信される。送信されたデータ送信終了通知は、携帯電話機100Aにて受信される。バックアップサーバ400Aからのデータを受信した携帯電話機100Aでは、受信したデータが携帯電話機100A内に記憶される。
【0093】
以上説明したように、本発明の第2実施形態によれば、送受信するデータを暗号化するため、個人のデータに関してセキュリティを確保することが可能になる。
【0094】
[3.変形例]
上述した実施形態の説明において、「携帯電話機」は、PHS(Personal Handyphone System)端末やPDC(Personal Digital Cellular)端末、IMT−2000に準拠した携帯電話機等の概念を含む。
【0095】
また、バックアップを行う際にバックアップする項目を選択し、項目毎にバックアップを行うようにしてもよい。また、ダウンロードを行う際にもダウンロードを行う項目を選択し、項目毎にダウンロードを行うようにしてもよい。このような態様によれば、ある一部のデータだけ過去のデータに戻したい場合に、全てのデータが一括して過去のデータに戻されることがなくなりユーザの使い勝手が向上する。
【0096】
また、上述した第2実施形態において、バックアップまたはダウンロードを行う際の携帯電話機とバックアップサーバ間の通信には、SSL(Secure Socket Layer)を用いたが、TLS(Transport Layer Security)などのプロトコルを用いて送受信するデータを暗号化するようにしてもよい。もちろん、第1実施形態における通信でもSSL、TLSなどのプロトコルを用いて送受信するデータを暗号化するようにしてもよい。
【0097】
また、上述した第2実施形態において、データをバックアップする際に、携帯電話機にてデータを暗号化してからバックアップサーバへ送信し、データを受信したバックアップサーバにおいて受信したデータを復号化してからバックアップサーバのデータ記憶部に記憶しているが、バックアップサーバでは復号化を行わずに暗号化されたデータをそのまま記憶し、携帯電話機がデータをダウンロードを行う際には、暗号化されたまま記憶されているデータをダウンロードし、携帯電話機はダウンロードした暗号化されているデータを復号化してダウンロードしたデータを利用可能にEEPROMに記憶するようにしてもよい。
【0098】
また、上述した第1実施形態において、携帯電話機のユーザがバックアップまたはダウンロードを行うことが可能か否かの判定にユーザIDとパスワードを用いたが、第2実施形態と同様に携帯電話機の電話番号を加えて判定するようにしてもよい。また、これにかえて、バックアップサーバは、携帯電話機から送信されるUIM(User Identity Module:携帯電話機に使用される契約者情報を記録したICカード。契約者情報などが記録されており、携帯電話機に差し込んで利用者の識別に使用される。着脱可能であることから、複数の端末を使い分けることができる。)に記録された契約者情報などを用いて、バックアップおよびダウンロードのサービスを提供するか否かを判断するようにしてもよい。このような態様によれば、ユーザIDやパスワードを入力する手間がなくなる。
【0099】
また、上述した第1実施形態および第2実施形態において、コンテンツサーバからコンテンツを示すデータをダウンロードするために課金処理に必要な携帯電話機の電話番号をバックアップサーバからコンテンツサーバへ送信しているが、電話番号をバックアップサーバからコンテンツサーバへ送信することをユーザの許可を得てから送信するようにしてもよい。
【0100】
また、上述した第1実施形態および第2実施形態において、バックアップサーバは、有料コンテンツサーバからコンテンツを示すデータをダウンロードするために携帯電話機の電話番号を有料コンテンツサーバへ送信しているが、バックアップサーバは、有料コンテンツサーバからコンテンツを示すデータをダウンロードするために、移動パケット通信網上の課金処理機能を有したパケット関門中継処理装置を介して有料コンテンツサーバと通信を行うようにし、バックアップサーバは有料コンテンツサーバからコンテンツを示すデータをダウンロードするために、携帯電話機の電話番号をパケット関門中継処理装置へ送信するようにしてもよい。このような態様によれば、有料コンテンツサーバからコンテンツを示すデータをダウンロードした際に生ずる情報提供料を携帯電話の通話料と同時に回収することが可能となる。
【0101】
上述した第1実施形態および第2実施形態において、携帯電話機の機器設定情報がバックアップされるのは通信網上のサーバ装置であるが、機器設定情報がバックアップされるのは、携帯電話機とローカル通信可能なパーソナルコンピュータでもよい。また、携帯電話機とローカル通信可能なパーソナルコンピュータに携帯電話機の機器設定情報をバックアップする場合、携帯電話機とローカル通信可能なパーソナルコンピュータ間の通信は、接続ケーブルを用いた方法はもちろん、赤外線通信やBluetooth(登録商標)などの短距離無線通信であってもよい。
【0102】
上述した実施形態の説明において、個人情報データおよび機器設定データはEEPROMに記憶されるが、これらのデータが記憶されるのは、EEPROMに替えて携帯電話機に着脱可能な不揮発性メモリであってもよい。
【0103】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、携帯電話機のメモリに記憶されている機器設定データのバックアップおよびデータをバックアップしたサーバからデータをダウンロードして復帰させることが可能となる。したがって、不慮の事故などにより携帯電話機内の機器設定データが消失してしまった場合でも、バックアップしたデータをダウンロードすることにより機器設定データを容易に復帰させることが可能となり、機器設定データの設定作業にかかる手間や時間を短縮することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係るバックアップシステムの構成を示するブロック図である。
【図2】 同システムを構成する携帯電話機100の構成を例示するブロック図である。
【図3】 同システムを構成する携帯電話機100が行うバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 同システムを構成する携帯電話機100のバックアップ処理におけるユーザIDの入力画面を例示する図である。
【図5】 同システムを構成する携帯電話機100のバックアップ処理におけるパスワードの入力画面を例示する図である。
【図6】 同システムを構成する携帯電話機100のバックアップ処理におけるバックアップに失敗した時のメッセージ画面を例示する図である。
【図7】 同システムを構成する携帯電話機100のバックアップ処理におけるバックアップに成功した時のメッセージ画面を例示する図である。
【図8】 同システムを構成する携帯電話機100が行うダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図9】 同システムを構成する携帯電話機100のダウンロード処理におけるユーザIDの入力画面を例示する図である。
【図10】 同システムを構成する携帯電話機100のダウンロード処理におけるパスワードの入力画面を例示する図である。
【図11】 同システムを構成する携帯電話機100のダウンロード処理におけるダウンロードに失敗した時のメッセージ画面を例示する図である。
【図12】 同システムを構成する携帯電話機100のダウンロード処理におけるダウンロードに成功した時のメッセージ画面を例示する図である。
【図13】 同システムを構成するバックアップサーバ400の構成を例示するブロック図である。
【図14】 同システムを構成するバックアップサーバ400が行うバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。
【図15】 同システムを構成するバックアップサーバ400が行うダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図16】 同システムを構成するバックアップサーバ400が行うダウンロード処理におけるバックアップデータの送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図17】 同システムのバックアップ動作を例示するシーケンス図である
【図18】 同システムを構成する携帯電話機100のEEPROM104内に記憶されたデータを例示する図である。
【図19】 同システムを構成するバックアップサーバ400のデータ記憶部404に記憶されたバックアップデータを例示する図である。
【図20】 同システムのダウンロード動作を例示するシーケンス図である。
【図21】 本発明の第2実施形態に係るバックアップシステムの構成を示すブロック図である。
【図22】 同システムを構成する携帯電話機100Aの構成を示すブロック図である。
【図23】 同システムを構成する携帯電話機100Aが行うバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。
【図24】 同システムを構成する携帯電話機100Aのバックアップ処理におけるバックアップに成功した時のメッセージ画面を例示する図である。
【図25】 同システムを構成する携帯電話機100Aが行うダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図26】 同システムを構成する携帯電話機100Aのバックアップ処理におけるデータパスワードの入力画面を例示する図である。
【図27】 同システムを構成する携帯電話機100Aのバックアップ処理におけるダウンロードを行うデータを選択する画面を例示する図である。
【図28】 同システムを構成するバックアップサーバ400Aの構成を示す図である。
【図29】 同システムを構成するバックアップサーバ400Aのバックアップ処理の流れを示すフローチャートである。
【図30】 同システムを構成するバックアップサーバ400Aのダウンロード処理の流れを示すフローチャートである。
【図31】 同システムのバックアップ時の動作を例示するシーケンス図である。
【図32】 同システムのバックアップサーバ400Aのデータ記憶部404に記憶されたバックアップデータを例示する図である。
【図33】 同システムのダウンロード動作を例示する図である。
【符号の説明】
100、100A・・携帯電話機、101・・CPU、102、102A・・ROM、103・・RAM、104・・EEPROM、105・・キー入力部、106・・表示部、107・・無線通信部
200・・移動パケット通信網、201・・無線基地局、202・・パケット加入者系処理装置、203・・移動通信サービス制御装置、204・・パケット関門中継処理装置
300・・インターネット
400、400A・・バックアップサーバ、401・・CPU、402、402A・・ROM、403・・RAM、404・・データ記憶部、405・・通信部、406・・・計時部
501・・・有料コンテンツサーバ、502・・・無料コンテンツサーバ。

Claims (3)

  1. 情報を記憶するローカル記憶部を備えた携帯通信端末の設定状態を示す機器設定情報と当該機器設定情報の前記ローカル記憶部における記憶位置を特定するための特定情報をバックアップするリモート記憶部を備えたバックアップサーバ装置が、バックアップされたデータを要求するデータ要求を第1の通信路を介して前記携帯通信端末から受信するデータ要求受信ステップと、
    前記データ要求を受信した前記バックアップサーバ装置が、前記リモート記憶部から前記携帯通信端末の機器設定情報と特定情報とを読み出す情報読み出しステップと、
    前記バックアップサーバ装置が、前記機器設定情報がインデックスであるか否かを判定する機器設定情報判定ステップと、
    前記バックアップサーバ装置が、前記情報判定ステップにて前記機器設定情報がインデックスであると判定した場合に、前記機器設定情報が指し示すコンテンツを要求するコンテンツ要求を前記第1の通信路とは異なる第2の通信路を介して前記機器設定情報が指し示す指定サーバ装置へ送信するコンテンツ要求送信ステップと、
    前記バックアップサーバ装置が、前記指定サーバ装置から前記第2の通信路を介して送信される前記コンテンツを受信するコンテンツ受信ステップと、
    前記バックアップサーバ装置が、前記機器設定情報と前記特定情報および前記コンテンツ受信ステップにて受信したコンテンツを、前記第1の通信路を介して通信可能な前記携帯通信端末へ送信する情報送信ステップと、
    前記携帯通信端末が、前記バックアップサーバ装置から前記第1の通信路を介して送信される前記機器設定情報と前記特定情報および前記コンテンツを受信する情報受信ステップと、
    前記携帯通信端末が、前記機器設定情報および前記コンテンツを前記特定情報で特定される前記ローカル記憶部の前記記憶位置に記憶させる情報格納ステップと
    を有することを特徴とするデータダウンロード方法。
  2. 前記コンテンツ要求送信ステップでは、前記バックアップサーバ装置に記憶された前記携帯通信端末の使用者を一意に特定するための電話番号を前記機器設定情報が指し示す指定サーバ装置へ前記第2の通信路を介して送信し、
    前記機器設定情報が指し示す指定サーバ装置が、前記コンテンツの料金を送信された前記電話番号で特定される使用者に課金する課金ステップとを有すること
    を特徴とする請求項1に記載にデータダウンロード方法。
  3. 前記第1の通信路は、移動体通信網を用いて実現されることを特徴とする請求項1に記載のデータダウンロード方法。
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