JP2015139032A - 無線lan接続方法、バックアップデータ・ダウンロード方法、および電話システム - Google Patents

無線lan接続方法、バックアップデータ・ダウンロード方法、および電話システム Download PDF

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Abstract

【課題】無線端末が無線アクセスポイントに対して極めて高いセキュリティ性を確保しつつ容易に接続可能とする。
【解決手段】無線アクセスポイント20が、自己の記憶部24に予め登録されているSSIDを含むビーコン信号の送信を停止し、無線端末10が、自己の端末記憶部12に予め登録されているSSIDを含むプローブリクエストを送信し、無線アクセスポイント20が、無線端末10からのプローブリクエストに応じて、SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送し、無線端末10が、無線アクセスポイント20から返送されたプローブレスポンスに応じて、SSIDの接続設定情報に基づき無線アクセスポイントと無線LAN接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LAN通信技術に関し、特に無線端末を電話制御装置の電話端末として収容する場合などに用いられて、無線アクセスポイントと無線端末とを接続設定情報に基づいて無線LANで接続するための無線LAN接続技術、およびこの無線LAN接続技術を利用したバックアップデータのダウンロード技術に関する。
ボタン電話システムやPBXシステムなどの電話システムでは、主装置やPBXの内線電話端末として、電話システム専用のコードレス電話機や一般的なスマートフォンなどの携帯通信端末からなる無線端末を収容する場合がある。このような場合には、電話制御装置と無線アクセスポイントとを有線LAN回線で接続するとともに、無線アクセスポイントと無線端末との間を無線LAN回線で接続する無線LAN通信システムを用いる構成が考えられる。
通常、無線LAN通信システムでは、SSID(Service Set Identifier)と呼ばれる識別子を用いて、無線アクセスポイントさらには無線LAN回線を識別するものとなっている。実際の無線LAN接続時には、まず、無線端末が自己のSSIDと一致するSSIDを含むビーコン(Beacon)を送信している無線アクセスポイントを選択し、その無線アクセスポイントとの間で認証、アソシエーション、および暗号鍵生成を含む無線LAN接続処理のための各手順を行った後、得られた鍵情報を用いた暗号化方式に基づき、無線アクセスポイントとの間でデータ通信を開始する。
したがって、無線端末の接続設定時、接続相手となる無線アクセスポイントと一致するSSIDと暗号化キー(パスワード)との組を含む接続設定情報を、予め設定しておく必要があるが、より高いセキュリティ性を得るため暗号化キーのビット数も増加する傾向にあり、接続設定情報の設定作業が非常に繁雑である。
従来、このような接続設定情報の設定作業を容易とすることを目的として、無線アクセスポイントと無線端末にWPS(Wi-Fi Protected Setup)規格が導入されつつある(例えば、非特許文献1など参照)。このWPS規格では、PINコード方式とプッシュボタン方式が提案されている。
「Wi-Fi Protected Setup」, http://ja.wikipedia.org/wiki/Wi-Fi_Protected_Setup
WPS規格で提案されているPINコード方式とプッシュボタン方式の2つの方式のうち、PINコード方式は、無線端末のPINコードを無線APに入力する必要があり、従来の設定作業と比較するといくらか容易にはなったものの未だ作業が繁雑である。
一方、プッシュボタン方式は、無線アクセスポイントのボタンを押すだけで、無線端末に対する識別情報の設定を含む一連の接続設定処理が完了するため、設定作業自体は極めて容易である。
しかしながら、ビジネスシーンで用いられる電話システムを考えた場合、無線アクセスポイントは、居室の壁や天井などの高所や配線が張り巡らされた場所など、手が届きにくい場所に取り付けられている場合が多く、また、一ユーザが自分の無線端末の接続設定を行うために、各ユーザで共用している無線アクセスポイントのボタンを押下すること自体が困難であり抵抗感を感じる場合も多い。さらに、当然であるが接続される無線端末がWPS規格に対応している必要もある。
したがって、電話システムで用いる無線LAN通信システムに対して、このようなWPS規格を適用するには、解決しなければならない多くの問題があり、実際に適用することは難しい。
また、コードレス電話機などの無線端末では、通常使用している無線端末が故障したとき、代替無線端末をスムーズに使用開始するために、ユーザが電話制御装置に接続されているバックアップサーバに対して、無線端末に設定している電話帳、着信音、短縮ダイヤルなどの個別情報や、無線アクセスポイントへの接続時に用いるSSIDを含む接続設定情報をバックアップしておくことが多い。
しかしながら、バックアップしておいたユーザ情報や接続設定情報を代替無線端末にダウンロードしようとしても、代替無線端末には、バックアップサーバや電話制御装置に接続するための無線アクセスポイントに関する接続設定情報が登録されていないため、代替無線端末が無線アクセスポイントに接続することができない。
よって、無線アクセスポイントに関する接続設定情報をバックアップサーバにバックアップしておいても、結局、バックアップサーバに設定用PCを接続して、無線アクセスポイントに関する接続設定情報を確認し、その接続設定情報を従来と同様に代替無線端末に設定する必要があり、煩雑な設定作業を軽減することはできない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、無線アクセスポイントとの無線LAN接続のために設定の面倒な識別情報を含む接続設定情報を無線端末に操作入力しなくても、無線端末が無線アクセスポイントに対して極めて高いセキュリティ性を確保しつつ容易に接続できる無線LAN接続技術、およびこの無線LAN接続技術を利用することにより、予めバックアップしておいたバックアップデータを、高いセキュリティ性の下で容易に代替の無線端末にダウンロードすることができ、元の無線端末の使用環境を代替の無線端末で、安全かつ容易に復元することが可能なバックアップデータ・ダウンロード技術を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、本発明にかかる無線LAN接続方法は、無線LANシステムで用いられる無線アクセスポイントと無線端末とを、SSIDを含む接続設定情報に基づいて無線LAN接続するための無線LAN接続方法であって、前記無線アクセスポイントが、自己の記憶部に予め登録されている前記SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するステップと、前記無線端末が、自己の端末記憶部に予め登録されている前記SSIDを含むプローブリクエストを送信するステップと、前記無線アクセスポイントが、前記無線端末からの前記プローブリクエストに応じて、前記SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送するステップと、前記無線端末が、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続するステップとを備えている。
また、本発明にかかる上記無線LAN接続方法の他の構成例は、前記無線端末が、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記無線アクセスポイントを介してバックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードするステップをさらに備えている。
また、本発明にかかるバックアップデータ・ダウンロード方法は、無線アクセスポイントを介して無線LAN接続した無線端末を内線電話端末として収容する電話制御装置で用いられ、バックアップサーバに予め保存されているバックアップデータを前記無線端末にダウンロードするためのバックアップデータ・ダウンロード方法であって、前記無線アクセスポイントが、自己の記憶部に予め登録されている初期設定用SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するとともに、当該記憶部に予め登録されている通常運用用SSIDを含むビーコン信号の送信を開始するステップと、前記無線端末が、予め自己の端末記憶部に登録されている前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストを送信するステップと、前記無線アクセスポイントが、前記無線端末からの前記プローブリクエストに応じて、前記初期設定用SSIDを用いた無線通信を許可するためのプローブレスポンスを返送するステップと、前記無線端末が、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記初期設定用SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続するステップと、前記無線端末が、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記無線アクセスポイントを介して前記電話制御装置と接続し、当該電話制御装置からバックアップサーバのアドレスを取得するステップと、前記無線端末が、前記アドレスに基づき前記無線アクセスポイントを介して前記バックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードするステップとを備えている。
また、本発明にかかる上記バックアップデータ・ダウンロード方法の一構成例は、前記無線端末は、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記電話制御装置に代えて当該無線アクセスポイントから前記バックアップサーバのアドレスを取得するようにしたものである。
また、本発明にかかる電話システムは、無線アクセスポイントを介して無線LAN接続した無線端末を内線電話端末として収容する電話制御装置と、前記無線端末で用いる各種情報をバックアップデータとして保存するバックアップサーバとを備える電話システムであって、前記無線アクセスポイントは、自己の記憶部に予め登録されている初期設定用SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するとともに、当該記憶部に予め登録されている通常運用用SSIDを含むビーコン信号の送信を開始し、前記無線端末からの前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストに応じて、前記初期設定用SSIDを用いた無線通信を許可するためのプローブレスポンスを返送し、前記無線端末は、予め自己の端末記憶部に登録されている前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストを送信し、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記初期設定用SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続し、この無線LAN接続後、前記無線アクセスポイントを介して前記電話制御装置と接続し、当該電話制御装置からバックアップサーバのアドレスを取得し、前記アドレスに基づき前記無線アクセスポイントを介して前記バックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードするようにしたものである。
また、本発明にかかる上記電話システムの一構成例は、前記無線端末が、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記電話制御装置に代えて当該無線アクセスポイントから前記バックアップサーバのアドレスを取得するようにしたものである。
本発明によれば、無線アクセスポイントとの無線LAN接続のために設定の面倒な識別情報を含む接続設定情報を無線端末に操作入力しなくても、無線端末が無線アクセスポイントに対して極めて高いセキュリティ性を確保しつつ容易に接続することができ、無線LAN接続の接続設定時における作業負担を大幅に軽減することができる。
第1の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの構成を示すブロック図である。 無線端末に予め登録されている接続設定情報例である。 無線アクセスポイントに登録される接続設定情報例である。 第1の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの初期接続処理を示すシーケンス図である。 無線端末に登録された接続設定情報例である。 第2の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの初期接続処理を示すシーケンス図である。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかる無線LANシステム1およびこの無線LANシステム1が適用される電話システム2について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの構成を示すブロック図である。
この無線LANシステム1は、1つ以上の無線端末10と、無線LAN回線を介して無線端末10を接続する1つ以上の無線アクセスポイント20とから構成されている。
電話システム2は、電話回線L1を介して電話網NWと接続するとともに、有線LAN回線からなる通信回線L2を介して無線アクセスポイント20および1つ以上の内線電話端末50と接続する電話制御装置30と、通信回線L2を介して電話制御装置30および無線アクセスポイント20と接続するバックアップサーバ40とから構成されている。
なお、本実施の形態において、電話網NWは、IP電話網、公衆電話網(PSTN)、ISDN電話網など、一般的な電話網であればよい。また、内線電話端末50は、通信回線L2ではなく、専用の内線伝送路を介して電話制御装置30に接続されていてもよい。
本発明は、このような無線LANシステム1を電話システム2に適用した形態において、無線端末10を新規に設置し、または代替の無線端末10に置換する場合に、これら新たな無線端末10で用いる接続設定情報や個別情報をバックアップサーバ40からダウンロードするため、新たな無線端末10に予め登録されているSSIDに基づき無線アクセスポイント20と無線LAN接続するようにしたものである。また、この際、無線アクセスポイント20から当該SSIDを含むビーコンの送信を停止しておくようにしたものである。
[無線端末]
次に、図1を参照して、無線LANシステム1で用いられる無線端末10について詳細に説明する。
無線端末10は、無線LAN通信機能を有する、コードレス電話機、スマートフォン、携帯電話などの携帯通信端末からなり、無線LAN回線を介して無線アクセスポイント20と無線LAN接続する機能を有している。
この無線端末10には、主な機能部として、無線制御部11、端末記憶部12、および電話機能部13が設けられている。
無線制御部11は、無線LAN通信用の無線モジュールからなり、自己の端末記憶部12に予め登録されているSSIDを含むプローブリクエストを送信する機能と、このプローブリクエスト(Plobe Request)に対して無線アクセスポイント20から返送されたプローブレスポンス(Plobe Response)に応じて、当該SSIDの接続設定情報に基づき無線アクセスポイント20との間で、当該接続設定情報で指定されている暗号化方式に応じた規定の無線LAN接続処理を実行することにより、無線アクセスポイント20と無線LAN接続する機能と、無線LAN接続後、無線アクセスポイント20から当該SSIDを含むビーコンを一定時間にわたり受信できなくても無線LAN接続を継続する機能とを有している。
また、無線制御部11は、無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、当該無線アクセスポイント20を介して電話制御装置30と接続し、当該電話制御装置30からバックアップサーバ40のアドレスを取得する機能と、このアドレスに基づき無線アクセスポイント20を介してバックアップサーバ40と接続し、当該バックアップサーバ40に保存されているバックアップデータをダウンロードする機能と、当該バックアップデータに含まれている接続設定情報を電話システム2の各無線アクセスポイントと接続するための接続設定情報として端末記憶部12に設定する機能と、当該バックアップデータに含まれている個別情報を電話システム2の内線電話端末として動作する際に用いる個別情報として端末記憶部12に設定する機能とを有している。
端末記憶部12は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、電話システム2の各無線アクセスポイント20と無線LAN接続するための接続設定情報を記憶する機能と、電話機能部13で用いる電話帳、着信音、短縮ダイヤルなどの個別情報を記憶する機能とを有している。このうち、接続設定情報は、無線端末10の工場出荷時や設置工事者が設置工事開始時に、予め設定用PCにより端末記憶部12に登録するものであり、各無線端末10に共通して同じ内容の接続設定情報が登録される。
図2は、無線端末に予め登録されている接続設定情報例である。ここでは、SSIDごとに、暗号化方式、暗号キー(パスワード)、ビーコン有無などの情報が組として登録されている。例えば、SSID「INI−AP」は、初期設定用の接続設定情報であり、暗号化方式「WPA2−PSK(AES)」、暗号キー「12345678」、ビーコン有無「なし」がそれぞれ登録されている。
これら接続設定情報のうち、SSID、暗号化方式、および暗号キーは、無線アクセスポイント20との無線LAN接続処理における、認証、アソシエーション、および暗号鍵生成の各処理で用いられる。また、ビーコン有無については、無線LAN接続後、無線アクセスポイント20から当該SSIDを含むビーコンを一定時間にわたり受信できなくても無線LAN接続を継続するか否かの判断に用いられる。なお、無線端末10が各無線アクセスポイント20間をハンドオーバーする場合には、無線アクセスポイント20ごとに別個の接続設定情報が端末記憶部12に登録される。
電話機能部13は、無線制御部11を介して接続された電話制御装置30との間で、呼制御メッセージや音声データをやり取りすることにより、電話制御装置30の内線電話端末として動作して音声通話を実現する機能と、端末記憶部12に登録されている電話帳、着信音、短縮ダイヤルなどの個別情報を用いて、各種の電話サービスを提供する機能とを有している。
[無線アクセスポイント]
次に、図1を参照して、無線LANシステム1で用いられる無線アクセスポイント20について詳細に説明する。
無線アクセスポイント20は、無線LAN通信機能を有する一般的な無線基地局からなり、無線LAN回線を介して無線端末10と無線LAN接続する機能を有している。
この無線アクセスポイント20には、主な機能部として、無線制御部21、ネットワーク制御部22、中継処理部23、および記憶部24が設けられている。
無線制御部21は、無線LAN通信用の無線モジュールからなり、電源投入時または自己の記憶部24に登録されている接続設定情報の変更時など、通信開始時に実行される初期設定時、記憶部24に登録されている接続設定情報のうち、ビーコン要を示す接続設定情報については当該SSIDを含むビーコンを送信し、ビーコン不要を示す接続設定情報については当該SSIDを含むビーコンの送信を停止する機能とを有している。
また、無線制御部21は、無線端末10から送信されたプローブリクエスト(Plobe Request)に応じて、当該プローブリクエストに含まれるSSIDと、自己の記憶部24に予め登録されている接続設定情報のSSIDとを比較する機能と、両SSIDの一致に応じて当該SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンス(Plobe Response)を返送する機能と、プローブレスポンス送信後、当該SSIDの接続設定情報に基づき無線端末10との間で、当該接続設定情報で指定されている暗号化方式に応じた規定の無線LAN接続処理を実行することにより、無線端末10と無線LAN接続する機能とを有している。
ネットワーク制御部22は、有線LAN通信用の通信I/F回路からなり、通信回線L2を介して接続された電話制御装置30やバックアップサーバ40との間でデータ通信を行うことにより、各種データを送受信する機能を有している。
中継処理部23は、ブリッジ機能やルータ機能を有する通信処理回路からなり、無線制御部21とネットワーク制御部22との間を中継接続する機能を有している。
記憶部24は、半導体メモリなどの記憶装置からなり、無線端末10と無線LAN接続するための接続設定情報を記憶する機能を有している。接続設定情報は、無線アクセスポイント20の工場出荷時や設置工事時あるいはメンテナンス時に、設定用PCにより記憶部24に登録される。
図3は、無線アクセスポイントに登録される接続設定情報例である。ここでは、SSIDごとに、暗号化方式、暗号キー(パスワード)、ビーコン要否、参照可否などの情報が組として登録されている。例えば、SSID「INI−AP」は、初期設定用の接続設定情報であり、暗号化方式「WPA2−PSK(AES)」、暗号キー「12345678」、ビーコン要否「不要」、参照可否「不可」がそれぞれ登録されている。また、SSID「TEL−AP1」は、通常運用用の接続設定情報であり、暗号化方式「WPA−PSK(TKIP)」、暗号キー「ABCD0001」、ビーコン要否「要」、参照可否「可」がそれぞれ登録されている。
これら接続設定情報のうち、SSID、暗号化方式、および暗号キーは、無線端末10との無線LAN接続処理における、認証、アソシエーション、および暗号鍵生成の各処理で用いられる。また、ビーコン要否については、無線アクセスポイント20の通信開始時に、ビーコン送信の要否判断に用いられる。本実施の形態では、無線端末10のダウンロード処理を含む初期設定に用いるSSID「INI−AP」については、ビーコンの送信を停止するため、接続設定情報のビーコン要否には「不要」が設定されている。
これにより、SSID「INI−AP」を含むビーコンが無線アクセスポイント20から送信されなくなるため、第三者に対してSSID「INI−AP」の存在を隠すことができる。このため、第三者によるビーコンから取得したSSIDを用いた不正行為を抑制することができ、無線端末10の無線LAN接続処理において極めて高いセキュリティ性を得ることが可能となる。
[第1の実施の形態の動作]
次に、図4を参照して、本実施の形態にかかる無線LANシステム1および電話システム2の動作について説明する。図4は、第1の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの初期接続処理を示すシーケンス図である。
ここでは、代替の無線端末10が無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、バックアップサーバ40から予めバックアップしてあったバックアップデータをダウンロードする場合を例として説明する。
図4の初期接続処理において、まず、無線アクセスポイント20の無線制御部21は、電源投入に応じた通信開始時に実行される初期設定時において、記憶部24に予め登録されている接続設定情報をそれぞれ読み出し、これら接続設定情報のうち、ビーコン要否が「要」を示す接続設定情報については、当該接続設定情報に設定されているSSIDを含むビーコンの送信を開始し、ビーコン要否が「不要」を示す接続設定情報については、当該接続設定情報に設定されているSSIDを含むビーコンの送信を停止する(ステップ100)。
図3の例では、SSID「INI−AP」のビーコン要否が「不要」となっているため、SSID「INI−AP」を含むビーコンの送信は停止される。また、SSID「TEL−AP1」のビーコン要否が「要」となっているため、SSID「TEL−AP1」を含むビーコンの送信が開始される。
この後、無線端末10の無線制御部11は、電源投入に応じて(ステップ110)、端末記憶部12に予め登録されている接続設定情報を読み出し、当該接続設定情報に設定されているSSID「INI−AP」を含むプローブリクエストを送信する(ステップ111)。
無線制御部21は、無線端末10から送信されたプローブリクエストに応じて、当該プローブリクエストに含まれるSSID「INI−AP」を記憶部24に予め登録されている接続設定情報と比較し、接続設定情報のSSID「INI−AP」と一致することから、当該SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送する(ステップ112)。
無線制御部11は、無線アクセスポイント20から返送されたプローブレスポンスに応じて、当該SSID「INI−AP」の接続設定情報に基づき無線アクセスポイント20との間で、当該接続設定情報で指定されている暗号化方式、ここではWPA2−PSK(AES)に応じた規定の無線LAN接続処理を実行することにより、無線アクセスポイント20と無線LAN接続する(ステップ113)。
この後、無線制御部11は、無線LAN接続した無線アクセスポイント20を介して電話制御装置30へ、バックアップサーバ40のアドレスを要求するためのアドレス要求を送信する(ステップ120)。
このアドレス要求に応じて、電話制御装置30は、内部の記憶部に設定されているバックアップサーバ40のアドレス(IPアドレス)を含むアドレス応答を、無線アクセスポイント20を介して無線端末10へ返送する(ステップ121)。
次に、無線制御部11は、電話制御装置30からのアドレス応答に含まれるアドレスに基づいて、無線LAN接続した無線アクセスポイント20を介してバックアップサーバ40へ、ダウンロードデータのダウンロード要求を送信する(ステップ122)。
このダウンロード要求に応じて、バックアップサーバ40は、ダウロード要求で指定されたバックアップデータを読み出し(ステップ123)、このバックアップデータを含むダウンロード応答を、無線アクセスポイント20を介して無線端末10へ返送する(ステップ124)。
続いて、無線制御部11は、バックアップサーバ40からのダウンロード応答に含まれているバックアップデータのうちから元の無線端末10で使用していた接続設定情報を取得し、代替の無線端末10で使用する新たな接続設定情報として端末記憶部12へ登録する(ステップ125)。
図5は、無線端末に登録された接続設定情報例である。これにより、代替の無線端末10の端末記憶部12には、図5に示すように、各無線アクセスポイント20の接続設定情報が登録され、これ以降、無線端末10が電話制御装置30の内線電話端末として動作する場合には、復元された接続設定情報のSSID、例えばSSID「TEL−AP1」やSSID「TEL−AP2」が用いられる。したがって、元の無線端末10と同様に、代替の無線端末10が各無線アクセスポイント20間をハンドオーバーすることができ、広い範囲にわたって代替の無線端末10で通話することが可能となる。
また、無線制御部11は、バックアップデータのうちから元の無線端末10で使用していた、電話帳、着信音、短縮ダイヤルなどの個別情報を取得し、代替の無線端末10で使用する新たな個別情報として端末記憶部12へ登録し(ステップ126)、一連の初期接続処理を終了する。
このようにして、元の無線端末10からバックアップサーバ40にバックアップしておいた接続設定情報および個別情報が、代替の無線端末10にダウンロードされてリストアされることになり、元の無線端末10の使用環境が、代替の無線端末10で復元されることになる。
[第1の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線アクセスポイント20が、自己の記憶部24に予め登録されているSSIDを含むビーコン信号の送信を停止し、無線端末10が、自己の端末記憶部12に予め登録されているSSIDを含むプローブリクエストを送信し、無線アクセスポイント20が、無線端末10からのプローブリクエストに応じて、SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送し、無線端末10が、無線アクセスポイント20から返送されたプローブレスポンスに応じて、SSIDの接続設定情報に基づき無線アクセスポイントと無線LAN接続するようにしたものである。
これにより、無線アクセスポイント20との無線LAN接続のために設定の面倒な識別情報を含む接続設定情報を無線端末10に設定用PCから操作入力しなくても、無線端末10が無線アクセスポイント20に対して極めて高いセキュリティ性を確保しつつ容易に接続することができ、無線LAN接続の接続設定時における作業負担を大幅に軽減することができる。
また、本実施の形態は、無線端末10が、無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、無線アクセスポイント20を介してバックアップサーバ40と接続し、バックアップサーバ40に保存されているバックアップデータをダウンロードするようにしたので、予めバックアップサーバ40にバックアップしておいたバックアップデータを、高いセキュリティ性の下で容易に代替の無線端末10にダウンロードすることができ、元の無線端末10の使用環境を代替の無線端末10で、安全かつ容易に復元することが可能となる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態にかかる無線LANシステム1およびこの無線LANシステム1が適用される電話システム2について説明する。
第1の実施の形態では、バックアップサーバ40のアドレスを無線端末10が電話制御装置30から取得する場合を例として説明した。本実施の形態では、バックアップサーバ40のアドレスを無線端末10が無線アクセスポイント20から取得する場合について説明する。
本実施の形態において、無線端末10の無線制御部11は、無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、電話制御装置30に代えて当該無線アクセスポイント20からバックアップサーバ40のアドレスを取得する機能を有している。
また、無線アクセスポイント20の無線制御部21は、中継処理部23およびネットワーク制御部22を介して電話制御装置30からバックアップサーバ40のアドレスを取得する機能を有している。
本実施の形態にかかるその他の構成については、第1の実施の形態と同様であり、ここでの詳細な説明は省略する。
[第2の実施の形態の動作]
次に、図6を参照して、本実施の形態にかかる無線LANシステム1および電話システム2の動作について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかる無線LANシステムおよび電話システムの初期接続処理を示すシーケンス図である。
ここでは、代替の無線端末10が無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、バックアップサーバ40から予めバックアップしてあったバックアップデータをダウンロードする場合を例として説明する。なお、無線端末10に予め登録されている接続設定情報は、前述した図2と同様とし、無線アクセスポイント20に登録される接続設定情報は、前述した図3と同様とする。
図6の初期接続処理において、まず、無線アクセスポイント20の無線制御部21は、電源投入に応じた通信開始時に実行される初期設定時において、記憶部24に予め登録されている接続設定情報をそれぞれ読み出し、これら接続設定情報のうち、ビーコン要否が「要」を示す接続設定情報については、当該接続設定情報に設定されているSSIDを含むビーコンの送信を開始し、ビーコン要否が「不要」を示す接続設定情報については、当該接続設定情報に設定されているSSIDを含むビーコンの送信を停止する(ステップ200)。
図3の例では、SSID「INI−AP」のビーコン要否が「不要」となっているため、SSID「INI−AP」を含むビーコンの送信は停止される。また、SSID「TEL−AP1」のビーコン要否が「要」となっているため、SSID「TEL−AP1」を含むビーコンの送信が開始される。
続いて、無線制御部21は、中継処理部23およびネットワーク制御部22を介して電話制御装置30へ、バックアップサーバ40のアドレスを要求するためのアドレス要求を送信する(ステップ201)。
このアドレス要求に応じて、電話制御装置30は、内部の記憶部に設定されているバックアップサーバ40のアドレス(IPアドレス)を含むアドレス応答を、無線アクセスポイント20へ返送する(ステップ202)。
無線制御部21は、ネットワーク制御部22および中継処理部23を介して電話制御装置30からのアドレス応答を受信し、アドレス応答に含まれるバックアップサーバ40のアドレスを記憶部24に保存する(ステップ203)。
この後、無線端末10の無線制御部11は、電源投入に応じて(ステップ210)、端末記憶部12に予め登録されている接続設定情報を読み出し、当該接続設定情報に設定されているSSID「INI−AP」を含むプローブリクエストを送信する(ステップ211)。
無線制御部21は、無線端末10から送信されたプローブリクエストに応じて、当該プローブリクエストに含まれるSSID「INI−AP」を記憶部24に予め登録されている接続設定情報と比較し、接続設定情報のSSID「INI−AP」と一致することから、当該SSID「INI−AP」を用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送する(ステップ212)。
無線制御部11は、無線アクセスポイント20から返送されたプローブレスポンスに応じて、当該SSID「INI−AP」の接続設定情報に基づき無線アクセスポイント20との間で、当該接続設定情報で指定されている暗号化方式、ここではWPA2−PSK(AES)に応じた規定の無線LAN接続処理を実行することにより、無線アクセスポイント20と無線LAN接続する(ステップ213)。
この後、無線制御部11は、無線LAN接続した無線アクセスポイント20へ、バックアップサーバ40のアドレス要求を送信する(ステップ220)。
このアドレス要求に応じて、無線アクセスポイント20は、内部の記憶部に保存されているバックアップサーバ40のアドレス(IPアドレス)を含むアドレス応答を、無線端末10へ返送する(ステップ221)。
次に、無線制御部11は、電話制御装置30からのアドレス応答に含まれるアドレスに基づいて、無線LAN接続した無線アクセスポイント20を介してバックアップサーバ40へ、ダウンロードデータのダウンロード要求を送信する(ステップ222)。
このダウンロード要求に応じて、バックアップサーバ40は、ダウロード要求で指定されたバックアップデータを読み出し(ステップ223)、このバックアップデータを含むダウンロード応答を、無線アクセスポイント20を介して無線端末10へ返送する(ステップ224)。
続いて、無線制御部11は、バックアップサーバ40からのダウンロード応答に含まれているバックアップデータのうちから元の無線端末10で使用していた接続設定情報を取得し、代替の無線端末10で使用する新たな接続設定情報として端末記憶部12へ登録する(ステップ225)。
これにより、代替の無線端末10の端末記憶部12には、図5に示すように、各無線アクセスポイント20の接続設定情報が登録され、これ以降、無線端末10が電話制御装置30の内線電話端末として動作する場合には、復元された接続設定情報のSSID、例えばSSID「TEL−AP1」やSSID「TEL−AP2」が用いられる。したがって、元の無線端末10と同様に、代替の無線端末10が各無線アクセスポイント20間をハンドオーバーすることができ、広い範囲にわたって代替の無線端末10で通話することが可能となる。
また、無線制御部11は、バックアップデータのうちから元の無線端末10で使用していた、電話帳、着信音、短縮ダイヤルなどの個別情報を取得し、代替の無線端末10で使用する新たな個別情報として端末記憶部12へ登録し(ステップ226)、一連の動作を終了する。
このようにして、元の無線端末10からバックアップサーバ40にバックアップしておいた接続設定情報および個別情報が、代替の無線端末10にダウンロードされてリストアされることになり、元の無線端末10の使用環境が、代替の無線端末10で復元されることになる。
[第2の実施の形態の効果]
このように、本実施の形態は、無線端末10の無線制御部11が、無線アクセスポイント20と無線LAN接続した後、電話制御装置30に代えて無線アクセスポイント20からバックアップサーバ40のアドレスを取得するようにしたものである。
これにより、無線アクセスポイント20から無線端末10へバックアップサーバ40のアドレスが通知されるため、新たな無線端末10の初期接続処理ごとに無線端末10から電話制御装置30へアドレス要求を行う必要がなくなる。このため、電話制御装置30に対する処理負担を軽減できる。
[実施の形態の拡張]
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
また、各実施の形態では、バックアップサーバ40からダウンロードしたバックアップデータにより、元の無線端末10の接続設定情報を代替の無線端末10で復元した後、無線端末10が電話制御装置30の内線電話端末として動作する場合には、復元された接続設定情報のSSIDを用いる場合について説明したが、初期設定処理に用いたSSID「INI−AP」を、そのまま電話制御装置30の内線電話端末として動作する場合にも使用してもよい。また、バックアップデータの接続設定情報を復元せず、初期設定処理に用いたSSID「INI−AP」を、そのまま電話制御装置30の内線電話端末として動作するためのSSIDとして使用してもよい。
また、各実施の形態では、無線端末10に予め登録されているSSID「INI−AP」を、バックアップデータのダウンロードに使用する場合を例として説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、図4において、SSID「INI−AP」を用いて、無線端末10が無線アクセスポイント20と接続した後(ステップ113)、無線端末10の無線制御部11が無線アクセスポイント20に対してSSIDを要求するSSID要求を送信し、これに応じて、無線アクセスポイント20の無線制御部21が自己の記憶部24のSSID「TEL−AP1」を含むSSID応答を返送して、新たなSSID「TEL−AP1」を無線端末10へ提示してもよい。
これにより、無線端末10がこのSSID応答に含まれるSSID「TEL−AP1」を用いて、ステップ111−113と同様の処理を実行することにより、新たなSSID「TEL−AP1」を用いた新たな無線LAN接続を確立し、これ以降、この新たな無線LAN接続を用いてステップ120−124を実行することができる。
このように、無線端末10にSSID設定用のSSID「INI−AP」を予め登録しておき、無線端末10を無線アクセスポイント20に対して新規に接続する初期接続処理に、このSSID「INI−AP」を用いて、実際の運用に用いるSSID「TEL−AP1」を無線アクセスポイント20から取得することにより、無線アクセスポイント20との無線LAN接続のために設定の面倒な識別情報を含む接続設定情報を無線端末10に操作入力しなくても、無線端末10が無線アクセスポイント20に対して極めて高いセキュリティ性を確保しつつ容易に接続することができ、無線LAN接続の接続設定時における作業負担を大幅に軽減することができる
1…無線LANシステム、2…電話システム、10…無線端末、11…無線制御部、12…端末記憶部、13…電話機能部、20…無線アクセスポイント、21…無線制御部、22…ネットワーク制御部、23…中継処理部、24…記憶部、30…電話制御装置、40…バックアップサーバ、50…内線電話端末、L1…電話回線、L2…通信回線、NW…電話網。

Claims (6)

  1. 無線LANシステムで用いられる無線アクセスポイントと無線端末とを、SSIDを含む接続設定情報に基づいて無線LAN接続するための無線LAN接続方法であって、
    前記無線アクセスポイントが、自己の記憶部に予め登録されている前記SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するステップと、
    前記無線端末が、自己の端末記憶部に予め登録されている前記SSIDを含むプローブリクエストを送信するステップと、
    前記無線アクセスポイントが、前記無線端末からの前記プローブリクエストに応じて、前記SSIDを用いた無線LAN通信を許可するためのプローブレスポンスを返送するステップと、
    前記無線端末が、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続するステップと
    を備えることを特徴とする無線LAN接続方法。
  2. 請求項1に記載の無線LAN接続方法において、
    前記無線端末が、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記無線アクセスポイントを介してバックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードするステップをさらに備えることを特徴とする無線LAN接続方法。
  3. 無線アクセスポイントを介して無線LAN接続した無線端末を内線電話端末として収容する電話制御装置で用いられ、バックアップサーバに予め保存されているバックアップデータを前記無線端末にダウンロードするためのバックアップデータ・ダウンロード方法であって、
    前記無線アクセスポイントが、自己の記憶部に予め登録されている初期設定用SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するとともに、当該記憶部に予め登録されている通常運用用SSIDを含むビーコン信号の送信を開始するステップと、
    前記無線端末が、予め自己の端末記憶部に登録されている前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストを送信するステップと、
    前記無線アクセスポイントが、前記無線端末からの前記プローブリクエストに応じて、前記初期設定用SSIDを用いた無線通信を許可するためのプローブレスポンスを返送するステップと、
    前記無線端末が、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記初期設定用SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続するステップと、
    前記無線端末が、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記無線アクセスポイントを介して前記電話制御装置と接続し、当該電話制御装置からバックアップサーバのアドレスを取得するステップと、
    前記無線端末が、前記アドレスに基づき前記無線アクセスポイントを介して前記バックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードするステップと
    を備えることを特徴とするバックアップデータ・ダウンロード方法。
  4. 請求項3に記載のバックアップデータ・ダウンロード方法において、
    前記無線端末は、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記電話制御装置に代えて当該無線アクセスポイントから前記バックアップサーバのアドレスを取得することを特徴とするバックアップデータ・ダウンロード方法。
  5. 無線アクセスポイントを介して無線LAN接続した無線端末を内線電話端末として収容する電話制御装置と、前記無線端末で用いる各種情報をバックアップデータとして保存するバックアップサーバとを備える電話システムであって、
    前記無線アクセスポイントは、自己の記憶部に予め登録されている初期設定用SSIDを含むビーコン信号の送信を停止するとともに、当該記憶部に予め登録されている通常運用用SSIDを含むビーコン信号の送信を開始し、前記無線端末からの前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストに応じて、前記初期設定用SSIDを用いた無線通信を許可するためのプローブレスポンスを返送し、
    前記無線端末は、予め自己の端末記憶部に登録されている前記初期設定用SSIDを含むプローブリクエストを送信し、前記無線アクセスポイントから返送された前記プローブレスポンスに応じて、前記初期設定用SSIDの接続設定情報に基づき前記無線アクセスポイントと無線LAN接続し、この無線LAN接続後、前記無線アクセスポイントを介して前記電話制御装置と接続し、当該電話制御装置からバックアップサーバのアドレスを取得し、前記アドレスに基づき前記無線アクセスポイントを介して前記バックアップサーバと接続し、当該バックアップサーバに保存されているバックアップデータをダウンロードする
    ことを特徴とする電話システム。
  6. 請求項5に記載の電話システムにおいて、
    前記無線端末は、前記無線アクセスポイントと無線LAN接続した後、前記電話制御装置に代えて当該無線アクセスポイントから前記バックアップサーバのアドレスを取得することを特徴とする電話システム。
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