JP2010113461A - 情報端末、データ復元方法及びデータバックアップ方法 - Google Patents

情報端末、データ復元方法及びデータバックアップ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】設定情報を効率的に復元することを目的とする。
【解決手段】携帯電話機10は、一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する設定情報記憶部11と、設定情報のバックアップデータをメモリカードCから取得する取得部14と、取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する算出部15と、算出されたデータ構造に基づいて、バックアップデータからの復元方法を設定項目毎に決定する決定部16と、決定された復元方法に基づいて、バックアップデータを用いて、設定情報記憶部11に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する復元部17と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、バックアップデータを用いて設定情報を復元する情報端末、データ復元方法及びデータバックアップ方法に関する。
従来から、バックアップデータを用いて情報端末の設定情報を復元する技術が知られている。例えば、下記特許文献1には、バックアップされた携帯電話機の機器設定データを異なる機種がダウンロードして記憶するデータダウンロード方法が記載されている。具体的には、バックアップサーバが、データを要求した携帯電話機の機種の仕様に合わせてバックアップデータの各項目の値を変換し、変換されたデータをその携帯電話機に送信する。携帯電話機は、受信したバックアップデータを所定の記憶領域に上書きする。
特開2003−218782号公報
一般的には、設定情報の復元方法は設定項目毎に区々である。これは、データの記憶形式が設定項目毎に異なるからである。例えば、単に特定の値を上書きすればよい場合もあれば、復元前後でデータの個数が変わる場合もある。上記特許文献1には、特定の値を上書き更新する手法については記載されているが、この手法だけでは複雑な構造を持つ設定情報を復元することは困難である。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、設定情報を効率的に復元することが可能な情報端末、データ復元方法及びデータバックアップ方法を提供することを目的とする。
本発明の情報端末は、一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する記憶手段と、設定情報のバックアップデータを外部の記録媒体から取得する取得手段と、取得手段により取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する算出手段と、算出手段により算出されたデータ構造に基づいて、バックアップデータからの復元方法を設定項目毎に決定する決定手段と、決定手段により決定された復元方法に基づいて、バックアップデータを用いて、記憶手段に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する復元手段と、を備える。
また、本発明のデータ復元方法は、一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する記憶手段を備える装置におけるデータ復元方法であって、設定情報のバックアップデータを外部の記録媒体から取得する取得ステップと、取得ステップにおいて取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する算出ステップと、算出ステップにおいて算出されたデータ構造に基づいて、バックアップデータからの復元方法を設定項目毎に決定する決定ステップと、決定ステップにおいて決定された復元方法に基づいて、バックアップデータを用いて、記憶手段に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する復元ステップと、を含む。
このような情報端末及びデータ復元方法によれば、復元に用いるバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造が算出され、算出されたデータ構造に基づいて復元方法が設定項目毎に決定される。このように復元方法を設定項目毎に決定することで、設定情報の構成が複雑であってもその設定情報を効率的に復元できる。
本発明の情報端末では、算出手段により算出される設定情報のデータ構造が、各設定項目のデータ構造が可変であるか固定であるかを示す情報を含み、決定手段が、データ構造が可変である設定項目については、記憶手段に記憶されている設定情報内の設定項目に対し、情報端末上の値を削除した後に値を追加することで復元すると決定し、データ構造が固定である設定項目については、記憶手段に記憶されている設定情報内の設定項目に対し、情報端末上の値を上書きすることで復元すると決定することが好ましい。
この場合、各設定項目のデータ構造が可変であるか固定であるかによって復元方法が一律に決定されるので、設定情報の復元処理が簡単化される。その結果、設定情報をより効率的に復元できる。
本発明の情報端末では、決定手段が、バックアップデータに含まれていない設定項目については該設定項目の値を維持すると決定することが好ましい。
この場合には、バックアップデータに含まれない設定項目の値に対して消去や変更などが実行されないので、情報端末のユーザは既存の設定をそのまま利用できる。
本発明の情報端末では、決定手段が、復元方法を示す復元方法情報をバックアップデータに書き込み、復元手段が、決定手段により書き込まれた復元方法情報に基づいて設定情報の各設定項目を復元することが好ましい。
この場合、復元方法を示す復元方法情報が一旦バックアップデータに書き込まれるので、復元手段はそのバックアップデータのみを利用して設定情報を復元できる。
本発明の情報端末は、上述した情報端末の設定情報を復元するためのバックアップデータを生成するバックアップ生成手段と、バックアップ生成手段により生成されたバックアップデータを外部の記録媒体に記憶するバックアップ記憶手段と、を備える。
また、本発明のデータバックアップ方法は、情報端末におけるデータバックアップ方法であって、上述した情報端末の設定情報を復元するためのバックアップデータを生成するバックアップ生成ステップと、バックアップ生成ステップにおいて生成されたバックアップデータを外部の記録媒体に記憶するバックアップ記憶ステップと、を含む。
このような情報端末及びデータバックアップ方法によれば、上述したような設定情報の効率的な復元を実現するバックアップデータを生成して保存することが可能になる。
このような情報端末、データ復元方法及びデータバックアップ方法によれば、バックアップデータに対応する設定情報のデータ構造が算出され、そのデータ構造に基づいて復元方法が設定項目毎に決定されるので、設定情報を効率的に復元できる。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る情報端末を携帯電話機に適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜4を用いて、実施形態に係る携帯電話機の構成を説明する。図1は携帯電話機の機能構成を示す図である。図2は携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。図3は設定情報のデータ構造(階層構造)の例を示す図である。図4はバックアップデータの例を示す図である。
携帯電話機10は、通話機能やメール送受信機能などを有する移動通信端末である。もちろん、携帯電話機10が有する機能はこれらに限定されるものではない。携帯電話機10は、これら各種機能を制御するために用いられる設定情報を記憶している。携帯電話機10は、この設定情報を外部の記録媒体にバックアップし、バックアップされたデータを用いて自機内の設定情報を復元することが可能である。
携帯電話機10は、設定情報を復元するために、設定情報記憶部11、バックアップ生成部(バックアップ生成手段)12、バックアップ記憶部(バックアップ記憶手段)13、取得部(取得手段)14、算出部(算出手段)15、決定部(決定手段)16、及び復元部(復元手段)17を機能的構成要素として備えている。
携帯電話機10は、図2に示すように、オペレーティングシステムやアプリケーションプログラムなどを実行するCPU101と、ROM及びRAMで構成される主記憶部102と、メモリなどで構成される補助記憶部103と、図示しない移動体通信網を介してデータ通信を行う通信制御部104と、文字入力用のキーで構成される操作部105と、液晶モニタ及びスピーカで構成される出力部106と、スロットに挿し込まれた記録媒体(例えばメモリカードなど)に対してデータを読み書きするための外部インタフェース107とを備えている。携帯電話機10の各機能は、CPU101及び主記憶部102の上に所定のソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で、通信制御部104を動作させ、主記憶部102及び補助記憶部103に対してデータの読み書きを実行することで実現される。
図1に戻って、設定情報記憶部11は、一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する部分である。設定情報は、携帯電話機10のメール機能や通話機能などの各種機能を制御するために用いられる情報であり、一又は複数のファイルとして記憶される。携帯電話機10は、予め搭載されている機能を実行する場合に、設定情報中の必要な項目を読み出し、読み出した値に基づいて各種処理を行う。
設定情報は、例えば図3に示すような階層構造を成している。第1階層はルートノードであり、このルートノード下に全ての情報が配置される。第2階層は、各種設定情報を束ねるノード(図3では「データ種別(設定情報)」と表示)であり、この下に様々な設定情報が配置される。なお、第2階層には、他のノード(例えば、携帯電話機10の遠隔制御時に使用されるノード)も配置されるが、図3では他のノードについては省略している。第3階層には、下位ノードを機能(例えばメール機能、通話機能、ブラウザ設定機能など)毎に束ねるためのノードが配置される(図3では「機能A」「機能B」と表示)。第4階層には、各機能の設定項目を示すノードが配置される。そして、第5階層以下には、各設定項目の値を示すノードが配置される。なお、設定項目の値は可変である。第1〜第4階層までは固定であり、後述する復元処理によって初期化又は更新されることはない。第5階層以下のノードが復元により初期化又は更新される。
図3において「(可変)」で示されるノード(以下では「可変表示ノード」という)は、その下の階層にノードが0個以上存在すること、すなわちその下の階層のデータ構造が可変であることを示している。例えば、ノード「項目j」の下層の可変表示ノードは、ノード「項目j」の下に、ノード「値j1」及び「値j2」の組が0個以上存在することを示している。以下では、このように個数が定まらないノードを動的ノードともいう。
これに対して、第5階層のノードが可変表示ノードでないということは、第5階層以下のデータ構造が固定されていることを示している。例えば、ノード「項目i」の下には、ノード「値i1」及び「値i2」が常に一つずつ存在する。以下では、このように固定されているノードを静的ノードともいう。
このように、第5階層以下のノードが、配置が可変である動的ノード、又は配置が固定された静的ノードになり得る。なお、図3では可変表示ノードが第5階層にのみ表されているが、所望のデータ構造に合わせて、第5階層以下の任意の位置に可変表示ノードを配置してもよい。
バックアップ生成部12は、携帯電話機10の設定情報を復元するためのバックアップデータを生成する部分である。具体的には、バックアップ生成部12は、設定情報記憶部11に記憶されている設定情報を読み出し、読み出した設定情報に基づいて、図4に示すようなXML形式のバックアップデータを生成する。図4において、設定情報の各設定項目のデータは、アイテム(Item)タグにより表現される。Itemタグ内のソース(Source)タグは設定項目などのノードの位置を示し、データ(Data)タグは設定項目に対応する値を示す。図4に示されている設定項目のうち、Sourceタグが「ルート/…/項目a11」、「ルート/…/項目a12」を示しているものが動的ノードであり、Sourceタグが「ルート/…/項目b」を示しているものが静的ノードである。バックアップ生成部12は、生成したバックアップデータをバックアップ記憶部13に出力する。
バックアップ記憶部13は、バックアップ生成部12により生成されたバックアップデータを外部の記録媒体に記憶する部分である。本実施形態では、携帯電話機10及び他の情報端末(例えばパーソナルコンピュータ)に差し込み可能なメモリカードCが外部記録媒体に相当する。もっとも、メモリカードCはあくまでも一例である。バックアップ記憶部13は他の記録媒体にバックアップデータを記憶してもよいし、ネットワークを介して設定情報預かりサーバ(図示せず)にバックアップデータを記憶してもよい。
以下では、上述した携帯電話機10のバックアップ処理により、設定情報記憶部11内の設定情報がバックアップデータとしてメモリカードCに記憶されていることを前提とする。
取得部14は、設定情報のバックアップデータを外部の記録媒体から取得する部分である。取得部14は、ユーザから入力された復元指示に基づいて、外部インタフェース107を介してメモリカードCからバックアップデータを読み出す。取得部14は取得したバックアップデータを算出部15に出力する。
算出部15は、取得部14により取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する部分である。算出部15は、入力されたバックアップデータを解析して、バックアップされた設定情報の階層構造を算出する。例えば、算出部15は、バックアップデータのソースタグ及びデータタグに基づいて、図3に示されるような階層構造を算出する。算出部15は、算出した階層構造を示すデータを決定部16に出力する。
決定部16は、算出部15により算出されたデータ構造(階層構造を示すデータ)に基づいて、バックアップデータからの復元方法を設定項目毎に決定する部分である。
決定部16は、設定項目を示す第4階層ノードの子孫ノード(第5階層以下のノード)が動的ノードであれば、その設定項目については、設定情報記憶部11に記憶されている設定情報内の第5階層以下のノード(携帯電話機10上の値)を一旦削除してからノード(値)を追加すると決定する。また、その子孫ノードが静的ノードであれば、設定情報記憶部11に記憶されている設定情報内の第5階層以下の各ノードの値(携帯電話機10上の値)を上書きすると決定する。図3を用いて一例を示すと、設定項目「項目i」の子孫ノードは可変表示ノードではないので、決定部16は、設定情報記憶部11内の設定項目「項目i」について、下位ノード「値i1」及び「値i2」に対応する値を上書きすると決定する。これに対して、設定項目「項目j」の子孫ノードは可変表示ノードなので、決定部16は、設定情報記憶部11内の設定項目「項目j」について、一以上の動的ノード「値j1」及び「値j2」を一旦削除してから追加すると決定する。
次に、決定部16は、バックアップデータを構成するXMLタグの一部を復元処理用のタグ(復元方法情報)に変換する。具体的には、決定部16は、図4に示されるItemタグを置換(Replace)タグ又は追加(Add)タグに変換する。ItemタグからReplaceタグ又はAddタグへの書換えは、携帯電話機10の設定状態に基づいて設定項目毎に決定された復元方法に基づく。すなわち、決定部16は、第5階層以下のノードを一旦削除してから追加すると決定した場合(第5階層以下のノードが動的ノードの場合)には、該当するノードのItemタグをAddタグに書き換える。また、第5階層以下の各ノードの値を上書きすると決定した場合(第5階層以下のノードが静的ノードの場合)には、決定部16は該当するノードのItemタグをReplaceタグに書き換える。
図4の例に沿って説明すると、決定部16は、Sourceタグで示されるノード位置が「ルート/…/項目a11」であり、Dataタグで示される値が「可変表示される項目a11の値」であるItemタグをAddタグに書き換える。また、決定部16は、ノード位置が「ルート/…/項目a12」であり、Dataタグで示される値が「可変表示される項目a12の値」であるItemタグも同様にAddタグに書き換える。更に、決定部16は、Sourceタグで示されるノード位置が「ルート/…/項目b」であり、Dataタグで示される値が「固定項目bの値」であるItemタグをReplaceタグに書き換える。
最後に、決定部16は上記のように書き換えた(復元方法情報を書き込んだ)バックアップデータを復元部17に出力する。
復元部17は、決定部16により決定された復元方法に基づいて、バックアップデータを用いて、設定情報記憶部11に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する部分である。
復元部17は、入力されたバックアップデータに記述されている設定項目のデータを復元する。復元する設定項目に対してAddタグが指定されていれば、復元部17は、設定情報記憶部11に記憶されている該当設定項目の値を一旦削除し、その後にバックアップデータ内に記述されている値を追加する。具体的には、復元部17はバックアップデータの可変表示ノードの記述をコピーし、コピーしたノードをバックアップデータ内の可変表示ノードの前段に兄ノードとして置く。続いて、復元部17はコピーしたノードに対応する設定情報記憶部11内の可変表示ノードに対して削除コマンド(Deleteコマンド)を実行することで、設定情報記憶部11内の可変表示ノードを削除する。そして、復元部17は追加コマンド(Addコマンド)を実行することで、バックアップデータ内に記述されている可変表示ノード及びその子孫ノード(値)を設定情報記憶部11内の設定情報に追加する。
一方、復元する設定項目に対してReplaceタグが指定されていれば、復元部17は、設定情報記憶部11内の該当設定項目の値を、バックアップデータ内に記述されている値で上書きする。
場合によっては、携帯電話機10に記憶可能な設定情報と、バックアップデータとして抽出された設定情報との間で、階層構造や設定可能な値の範囲などが異なる場合がある。階層構造が双方で異なる場合の復元手法は、下記に示すようにいくつか考えられる。
ある設定項目が携帯電話機10に記憶可能であるがバックアップデータ中に存在しない場合には、復元部17は既に記憶されている値をそのまま維持してもよいし、その設定項目に対してデフォルト値を設定することで初期化してもよい。また、ある設定項目がバックアップデータ中に存在するが携帯電話機10に記憶できない場合には、復元部17はその設定項目についての復元処理を省略すればよい。また、ある設定項目についてバックアップデータ内の値が携帯電話機10の設定可能範囲外である場合には、復元部17はその設定項目に対してデフォルト値を設定することで初期化してもよい。
次に、図5を用いて、図1に示す携帯電話機10のバックアップ処理を説明するとともに本実施形態に係るデータバックアップ方法について説明する。図5は携帯電話機のバックアップ処理を示すフローチャートである。
ユーザが操作部105を介してバックアップ指示を入力すると、バックアップ生成部12が設定情報記憶部11に記憶されている設定情報に基づいてバックアップデータを生成する(ステップS01、バックアップ生成ステップ)。続いて、バックアップ記憶部13が、生成されたバックアップデータをメモリカードCなどの外部記録媒体に記憶する(ステップS02)。これにより、設定情報がバックアップデータとして保存される。
次に、図6を用いて、図1に示す携帯電話機10の復元処理を説明するとともに本実施形態に係るデータ復元方法について説明する。図6は携帯電話機の復元処理を示すフローチャートである。
ユーザが操作部105を介して復元指示を入力すると、取得部14がメモリカードCからバックアップデータを読み出す(ステップS11、取得ステップ)。続いて、算出部15が、読み出されたバックアップデータを解析して、バックアップされた設定情報の階層構造を算出する(ステップS12)。
続いて、決定部16が算出された階層構造に基づいて、設定項目毎に復元方法を決定する(ステップS13、決定ステップ)。具体的には、決定部16は、各設定項目(第4階層ノード)について第5階層以下のノードが動的ノードか静的ノードかを判定し、動的ノードであればノードの削除及び追加により復元し、静的ノードであればノードの値を上書きすることで復元すると決定する。続いて、決定部16はバックアップデータ内のタグを一部書き換える(ステップS14、決定ステップ)。具体的には、決定に基づいてItemタグをAddタグ又はReplaceタグに書き換える。
そして最後に、復元部17が、書き換えられたバックアップデータを用いて、設定情報記憶部11内の設定情報を復元する(ステップS15、復元ステップ)。
以上説明したように、本実施形態によれば、バックアップデータに対応する設定情報のデータ構造が算出され、算出されたデータ構造に基づいて復元方法が設定項目毎に決定される。このように復元方法を設定項目毎に決定することで、図3に示すように設定情報の構成が複雑であってもその設定情報を効率的に復元できる。
また、本実施形態によれば、各設定項目のデータ構造が可変であるか固定であるかによって復元方法が一律に決定されるので、設定情報の復元処理が簡単化される。その結果、設定情報をより効率的に復元できる。
また、本実施形態によれば、バックアップデータに含まれない設定項目の値に対する消去や変更を実行しないことも可能である。この場合、情報端末のユーザは既存の設定をそのまま利用できる。
また、本実施形態によれば、復元方法情報が一旦バックアップデータに書き込まれるので、復元部17はそのバックアップデータを参照さえすれば設定情報を復元できる。
また、本実施形態によれば、設定情報の効率的な復元するためのバックアップデータを生成して保存することが可能である。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で以下のような様々な変形が可能である。
上記実施形態では、取得部14がメモリカードCからバックアップデータを取得したが、取得部14は他の種類の記録媒体からバックアップデータを取得してもよい。例えば、取得部14は、ネットワークを介して設定情報預かりサーバ(図示せず)に接続し、そのサーバ内の記憶装置に記憶されているバックアップデータを受信してもよい。この場合、サーバ内の記憶装置が外部の記録媒体に相当する。また、取得部14は、メモリカードCを装着したクライアント端末から無線通信や赤外線通信などによりバックアップデータを受信してもよい。
これに関連し、上記実施形態では決定部16がバックアップデータ内のXMLタグの一部を書き換えたが、設定情報預かりサーバからバックアップデータを受信する際には、設定情報預かりサーバがその書換えを予め実行してもよい。この場合、図6におけるステップS14の処理は省略される。決定部16は、例えば上記メモリカードCから読みだしたバックアップデータや、メモリカードCを装着した他のクライアント端末から受信したバックアップデータを利用するときのみ、そのバックアップデータに上記Addタグ又はReplaceタグを書き込む。これにより、クライアント同士でデータを受け渡しする場合においても、クライアントから出力されたバックアップデータからクライアントに送信する復元用データへの読替えを実行するサーバを利用する場合の出力フォーマットと同一のフォーマットを利用できる。
図3に示した設定情報のデータ構造、及び図4に示したバックアップデータの構成は、それぞれ一例に過ぎない。これらとは異なる形式の設定情報及びバックアップデータを使用してもよい。例えば、上記実施形態では復元する設定項目が可変であるか固定であるかを可変表示ノードの存否で判定したが、可変か固定かを示す属性値を各ノードに定義し、その属性値に基づいて設定情報のデータ構造を算出してもよい。また、可変の設定項目と固定の設定項目とでファイルを分けてもよいし、階層化してサブツリー又はレイヤで可変と固定とを分けてもよい。
上記実施形態では情報端末として携帯電話機10を示したが、情報端末の種類は限定されない。例えば、携帯情報端末(Personal Digital Assistant;PDA)や、据置型あるいは携帯型のパーソナルコンピュータといった様々な情報端末に本発明を適用できる。
実施形態に係る携帯電話機の機能構成を示す図である。 図1に示す携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。 設定情報のデータ構造の例を示す図である。 バックアップデータの例を示す図である。 図1に示す携帯電話機のバックアップ処理を示すフローチャートである。 図1に示す携帯電話機の復元処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10…携帯電話機(情報端末)、11…設定情報記憶部(記憶手段)、12…バックアップ生成部(バックアップ生成手段)、13…バックアップ記憶部(バックアップ記憶手段)、14…取得部(取得手段)、15…算出部(算出手段)、16…決定部(決定手段)、17…復元部(復元手段)、C…メモリカード(外部の記録媒体)。

Claims (7)

  1. 一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する記憶手段と、
    前記設定情報のバックアップデータを外部の記録媒体から取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出されたデータ構造に基づいて、前記バックアップデータからの復元方法を前記設定項目毎に決定する決定手段と、
    前記決定手段により決定された復元方法に基づいて、前記バックアップデータを用いて、前記記憶手段に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する復元手段と、
    を備える情報端末。
  2. 前記算出手段により算出される設定情報のデータ構造が、前記各設定項目のデータ構造が可変であるか固定であるかを示す情報を含み、
    前記決定手段が、データ構造が可変である設定項目については、前記記憶手段に記憶されている設定情報内の設定項目に対し、情報端末上の値を削除した後に値を追加することで復元すると決定し、データ構造が固定である設定項目については、前記記憶手段に記憶されている設定情報内の設定項目に対し、情報端末上の値を上書きすることで復元すると決定する、
    請求項1に記載の情報端末。
  3. 前記決定手段が、前記バックアップデータに含まれていない設定項目については該設定項目の値を維持すると決定する、
    請求項1又は2に記載の情報端末。
  4. 前記決定手段が、前記復元方法を示す復元方法情報を前記バックアップデータに書き込み、
    前記復元手段が、前記決定手段により書き込まれた復元方法情報に基づいて前記設定情報の各設定項目を復元する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報端末。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報端末の設定情報を復元するための前記バックアップデータを生成するバックアップ生成手段と、
    前記バックアップ生成手段により生成されたバックアップデータを前記外部の記録媒体に記憶するバックアップ記憶手段と、
    を備える情報端末。
  6. 一又は複数の設定項目から構成される設定情報を記憶する記憶手段を備える装置におけるデータ復元方法であって、
    前記設定情報のバックアップデータを外部の記録媒体から取得する取得ステップと、
    前記取得ステップにおいて取得されたバックアップデータに対応する設定情報のデータ構造を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出されたデータ構造に基づいて、前記バックアップデータからの復元方法を前記設定項目毎に決定する決定ステップと、
    前記決定ステップにおいて決定された復元方法に基づいて、前記バックアップデータを用いて、前記記憶手段に記憶されている設定情報の各設定項目を復元する復元ステップと、
    を含むデータ復元方法。
  7. 情報端末におけるデータバックアップ方法であって、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報端末の設定情報を復元するための前記バックアップデータを生成するバックアップ生成ステップと、
    前記バックアップ生成ステップにおいて生成されたバックアップデータを前記外部の記録媒体に記憶するバックアップ記憶ステップと、
    を含むデータバックアップ方法。
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