JP2000347915A - ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法 - Google Patents

ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法

Info

Publication number
JP2000347915A
JP2000347915A JP11153782A JP15378299A JP2000347915A JP 2000347915 A JP2000347915 A JP 2000347915A JP 11153782 A JP11153782 A JP 11153782A JP 15378299 A JP15378299 A JP 15378299A JP 2000347915 A JP2000347915 A JP 2000347915A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
data
management system
file
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11153782A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Anai
喜文 穴井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11153782A priority Critical patent/JP2000347915A/ja
Publication of JP2000347915A publication Critical patent/JP2000347915A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ユーザ側において、受け取ったドキュメントを
操作するためのソフトウェアを持たずとも、ドキュメン
トのデータ操作を可能にしたドキュメントファイルの配
布ができるようにすること。 【解決手段】ドキュメント保管手段41にドキュメントを
保管し、またそのドキュメントのデータ操作をするため
のオブジェクトプログラムをオブジェクトプログラム保
管手段42に保管し、ドキュメントファイル生成手段22に
より、ユーザクライアント30からの所望ドキュメントの
取り出し要求に従いその要求されたドキュメントを取り
出しこれにそのドキュメントのデータ操作をするための
オブジェクトプログラムを一体化して実行可能なオブジ
ェクト形態のドキュメントファイルにしこれをファイル
送信手段23によりユーザクライアント30に渡す構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオブジェクト指向環
境下におけるドキュメント管理システムにおいて、管理
しているドキュメントをユーザ側に提供するに際して、
ユーザ側でそのドキュメントの操作用のアプリケーショ
ンプログラムを持たずともデータ操作可能にするドキュ
メント管理システムおよびドキュメント管理システムの
ドキュメント提供方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的にドキュメント管理システムで
は、管理する対象としてのドキュメントは、文書やイメ
ージ、CAD(コンピュータ設計支援)データ等であ
り、これらをファイルもしくはDB(データベース)内
部のデータとして保持している。また、オブジェクト指
向環境下では永続オブジェクトとして管理することもあ
る。
【0003】ここで、永続オブジェクトとは、データ部
とデータを操作するメソッド部とからなるものであっ
て、他のオブジェクトより操作されることにより存続す
るものであり、それ故、永続オブジェクトを操作するオ
ブジェクトは永続オブジェクトのメソッドを知っている
必要があり、永続オブジェクト自身においては、他のオ
ブジェクトにより操作されなければデータの操作はでき
ない仕組みとなっているものである。
【0004】すなわち、オブジェクト指向システムは、
アプリケーションの生成、オペレーティングシステムの
構築、データの保存に対して固有のソリューションを提
供する。オブジェクト指向システムで用いるオブジェク
トは、オブジェクト指向プログラミング言語で書かれた
モジュールで、プログラムの開発を簡素化するために他
のオブジェクトが使用できるコードが入っている。ま
た、オブジェクトにはデータを保持し、オブジェクト内
部でデータの操作あるいは報告を行うために呼び出す手
順のセットが入っている。
【0005】オブジェクト指向システムで用いることが
できるドキュメントとしては複合文書でも良く、この場
合の複合文書としてはテキストオブジェクトやグラフィ
ックオブジェクトのような他のアプリケーションが生成
したオブジェクトから構成されたもので良い。
【0006】ドキュメント管理システムにおける管理対
象としてのこれらのドキュメントは、ユーザからの要求
に応じ、管理サーバからユーザクライアントヘ転送さ
れ、ユーザにおけるデータの利用がなされ、また、ユー
ザ自身の必要によるデータの更改などの操作が加えられ
た場合には、その後、再度管理サーバヘ転送、保管され
る。
【0007】ところで、上記の過程におけるユーザクラ
イアントでは、データの変更をしたり、追加や削除な
ど、更改操作を行ったり、データを利用したりするため
には、このデータの持つファイル属性に対応したソフト
ウェア、すなわち、このデータを取り扱うことのできる
アプリケーションが必要となる。
【0008】例えば、特定CADアプリケーションで作
成されたCADデータならばそのCADの拡張子を持つ
そのCAD独自のファイル形式のデータとなっており、
また、特定ワードプロセッサアプリケーションで作成さ
れたデータファイルならば、その特定ワードプロセッサ
アプリケーションの拡張子を持つそのアプリケーション
独自のファイル形式のデータとなっており、また、特定
表計算アプリケーションで作成されたデータファイルな
らば、その特定表計算アプリケーションの拡張子を持つ
そのアプリケーション独自のファイル形式のデータとな
っているという具合で、アプリケーション毎の独自の形
式であり、独自の世界をつくっているためである。
【0009】そのために、他のアプリケーションでは互
換性が無い場合が多いことから、データを利用したり、
変更や編集などをするためには、そのデータを作成した
時に使用したソフトウエアが必要となる。
【0010】また、同じアプリケーションであってもバ
ージョンが変わると互換性が無い場合もある。そのた
め、データを利用したり、データを改変するためには、
そのデータを作成した時に使用したソフトウエアが必要
となる場合もある。
【0011】従って、複数種類のドキュメントを扱うド
キュメント管理システムでは、取り扱うデータの形式に
合ったソフトウエア(そのデータの拡張子を持つファイ
ルを処理可能なアプリケーションソフトウエア)がそれ
ぞれ必要であり、各種ファイル形式データを扱うならば
それらを処理を可能なアプリケーションソフトウェアが
それぞれ必要となることに加え、転送されてきたドキュ
メントに応じた各種ソフトウェアを起動することが必要
となる。
【0012】そして、ドキュメントに応じたソフトウェ
アを起動する代表的な方法としては、ドキュメントファ
イルの命名規則による方法がある。これを利用するに
は、あらかじめドキュメントファイル名の一部文字列
(一般的には、ファイル名におけるエクステンション部
分の文字列)と起動するソフトウェアの対応付けを行
い、設定しておくことが必要となる。
【0013】もう一つの代表的な方法として、mime
(Multipurpose Internet MailExtensions)−typ
eによる方法がある。これはドキュメントファイルのへ
ッダ部分に、起動するソフトウェアの種別(mime−
type)の情報を記述しておく方法である。この場合
も、記述したmime−typeと、起動するソフトウ
ェアの対応付けを行い、設定しておくことが必要とな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
ドキュメント管理システムでは、管理する対象としての
ドキュメントは、文書やイメージ、CADデータ等であ
り、これらをファイルもしくはDB(データベース)内
部のデータとして保持している。そして、これらのドキ
ュメントはそれぞれの作成に使用したアプリケーション
に依存する独自世界の仕組みを反映した構造を持ってい
るために、それぞれのドキュメントに対応した各種アプ
リケーションソフトウェアを持っている必要があり、ま
た、ドキュメントに応じた起動ソフトウェアの設定が必
要で、ユーザクライアントの管理設定は煩雑であった。
【0015】また、ドキュメント管理システムに保存さ
れているデータの作成時点で使用したソフトウェアのバ
ージョンと、現在設定してあるソフトウエアのバージョ
ンとの間でのデータ互換性の有無により、正常にデータ
操作が行えないこともあった。
【0016】そこで、この発明の目的とするところは、
上記課題を解決し、ドキュメント管理システムから提供
されたドキュメントをそのドキュメント用のアプリケー
ションソフトウエアを持たずとも、ユーザ側で利用して
データ操作をできるようにするドキュメント管理システ
ムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供
方法を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のように構成する。
【0018】[1] すなわち、第1には本発明は、ド
キュメントを保管すると共に、また、そのドキュメント
のデータ操作をするためのオブジェクトプログラムを保
管し、ユーザクライアントからの所望ドキュメントの取
り出し要求に従い、その要求されたドキュメントを取り
出し、これにそのドキュメントのデータ操作をするため
のオブジェクトプログラムを一体化して実行可能なオブ
ジェクト形態のドキュメントファイルにしてユーザクラ
イアントに渡すようにした。そのため、ユーザクライア
ント側では要求したドキュメントについて、これにその
ドキュメントのデータ操作をするためのオブジェクトプ
ログラムが一体化されて実行可能なオブジェクト形態と
なったドキュメントファイルを受け取るので、当該ユー
ザクライアント側ではその受け取ったドキュメントファ
イル中のドキュメントをデータ操作することができるよ
うになる。
【0019】すなわち、ドキュメントのデータを操作す
るためにはそのドキュメントを扱うことのできるオブジ
ェクトプログラムが必要であるが、本発明では、ユーザ
クライアントに渡すドキュメントファイルにはそのドキ
ュメントのデータ操作用のオブジェクトプログラムが一
体化された実行可能なオブジェクト形態になっているの
で、確実にドキュメントを操作することができるように
なる。
【0020】また、本システムでは、ユーザクライアン
トに渡されてデータ操作されたドキュメントを含むドキ
ュメントファイル(実行可能なオブジェクト形態)をユ
ーザクライアントから受けると、この実行可能なオブジ
ェクト形態のドキュメントファイルを分解し、ドキュメ
ントのみをドキュメント管理システムのドキュメント保
管手段に更新記憶できるようにしている。
【0021】当然のことながら、実行可能なオブジェク
ト形態のドキュメントファイルのまま管理することも可
能である。
【0022】すなわち、管理サーバであるドキュメント
管理システムでは、保管するドキュメントのデータ操作
用のオブジェクトプログラムも保管し、ドキュメントを
ユーザクライアントに渡す場合にはその渡すドキュメン
トと、そのドキュメントのデータ操作用のオブジェクト
プログラムとを一体化して、実行可能なオブジェクト形
態のドキュメントファイルにするようにしたことで、ユ
ーザクライアント(ユーザ側のコンピュータ)では受け
取ったドキュメントに適合したアプリケーションを持っ
ていなくとも、実行可能なオブジェクト形態のドキュメ
ントファイルの持つオブジェクトプログラムの実行によ
り、ドキュメントのデータ操作が可能になる。従って、
受け取ったドキュメントは、必ず、データ操作できるこ
とになり、使い勝手の良い、ドキュメント管理システム
となる。また、ユーザクライアント側でデータ操作する
ことにより、内容の変更されたドキュメントはオブジェ
クトプログラムが一体化された実行可能なオブジェクト
形態のドキュメントファイルでドキュメント管理システ
ムに戻されるが、ドキュメント管理システムではこれを
ドキュメントとオブジェクトプログラムに分離し、ドキ
ュメントは更新記憶して保管し直す。そのため、最新の
内容のドキュメントとして管理することができるように
なる。
【0023】[2] 第2には本発明は、管理サーバで
保管するドキュメントのデータ操作用のオブジェクトプ
ログラムと認証コードも保管し、ドキュメントをユーザ
クライアントに渡す場合にはその渡すドキュメントと、
そのドキュメントのデータ操作用のオブジェクトプログ
ラムおよび認証コードおよび認証コードを利用したユー
ザの認証のための機能を実現するプログラムとを一体化
して、実行可能なオブジェクト形態のドキュメントファ
イルにするようにしたことで、ユーザクライアントでは
受け取ったドキュメントに適合したアプリケーションを
持っていなくとも、実行可能なオブジェクト形態のドキ
ュメントファイルの持つオブジェクトプログラムの実行
により、認証結果が正しければドキュメントのデータ操
作を可能にする。従って、受け取ったドキュメントは、
正規のユーザの場合、必ず、データ操作できることにな
り、安全で使い勝手の良い、ドキュメント管理システム
となる。
【0024】また、ドキュメントファイル生成機能手段
と認証コード管理手段とを持たせ、ユーザクライアント
(ユーザ側のコンピュータ)からの要求対応のドキュメ
ントを、オブジェクトプログラムと一体化する際に、そ
の処理をする手段(ドキュメントファイル生成機能手
段)には、認証コードを管理している認証コード管理手
段から、ユーザクライアントに対応した認証コードを取
出し、オブジェクトプログラムと認証コードとをまとめ
て実行可能なドキュメントファイルにする際、当該使用
された認証コードを認証コード管理手段で管理できるよ
うにするための使用状況管理機能を持たせ、データ操作
したドキュメントを含む認証コード情報付のオブジェク
トプログラムをユーザクライアントから受け取った場合
には、それに含まれる認証コードと、認証コード管理手
段で管理している使用情報と照合して一致する場合にの
み、ドキュメント部分を更新記録してドキュメントの保
管手段に保管するようにしたので、正規ユーザでないユ
ーザからのドキュメントは排除され、管理外のドキュメ
ントを排除できる安全なシステムを構築できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明は、管理サーバの管理する
ドキュメントを取り出し、そのドキュメントのデータ操
作を行うにあたり、ドキュメントとそのドキュメントの
データ操作をするためのプログラムファイルとを一体化
した実行可能形式のファイル形態を持つことにより、ユ
ーザ側のコンピュータにおいて取り込んだドキュメント
を扱うことのできるソフトウェアを自身で用意しておく
ことを必要とせず、受け取ったドキュメントのデータ操
作を実行可能にするものであり、以下、本発明の実施例
について、図面を参照して説明する。はじめに本発明の
基本的な考え方を説明する。
【0026】(本発明の原理)本発明では、ドキュメン
ト管理システムに保存するドキュメントを、コンピュー
タ上で実行可能なオブジェクト形態にするようにした点
に特徴を有する。本発明システムでは、データはドキュ
メント内部に永続オブジェクトとして保持され、さらに
データを操作するメソッドを備えた構成でドキュメント
ファイルを配布する構成としている。
【0027】ここで、永続オブジェクはデータ部とデー
タを操作するメソッド部とからなるものであるが、本発
明システムにおける永続オブジェクトは、内部に持つ永
続オブジェクトを自分自身で操作することができる仕組
みを備えている。
【0028】すなわち、通常の永続オブジェクトの場
合、構成はデータ部とデータを操作するメソッド部とか
らなるもので、他のオブジェクトより操作されることに
より存続するものであって、それ故に永続オブジェクト
を操作するオブジェクトは永続オブジェクトのメソッド
を知っている必要があり、永続オブジェクト自身におい
ては、他のオブジェクトにより操作されなければデータ
の操作はできない仕組みとなっている。
【0029】これに対して、本発明システムにおける永
続オブジェクは、内部に持つ永続オブジェクトを自分自
身で操作することができる仕組みを備える実行可能型の
ものであって、この実行可能型永続オブジェクトは永続
オブジェクト内部に実行メソッド(“main
( )”)と実行可能な永続オブジェクトを作成するメ
ソッドを持たせ、自分自身が実行されたとき、内部から
永続オブジェクトを取り出し、また、保持すると云う機
能を持たせることで実現できる。これにより、データを
加工したり、利用したりすることができるようになる。
【0030】この実行可能なオブジェクト形態となった
ドキュメントは、ユーザからの要求に応じ、管理サーバ
からユーザクライアントヘファイル転送される。転送さ
れてきたドキュメントは、自分自身が実行されたとき、
内部から永続オブジェクトを取り出し、また、保持する
と云う機能を持たせた実行可能型永続オブジェクト形態
であることから、クライアントでは、特別なソフトウェ
アや設定を必要とせず、このオブジェクトを実行するだ
けでデータの操作が可能となる。
【0031】ここで使用するドキュメントの実行可能な
オブジェクトファイルの内部構成を図1(a)に、ま
た、その動作フローを図1(b)に示す。通常のオブジ
ェクトプログラムには他のオブジェクトによりインスタ
ンス化され、使用されるオブジェクトプログラムと、実
行メソッド(一般的なOSで標準的に使用されているj
ava言語の“main( )”メソッド相当)を備
え、コンピュータ上で起動、実行することができるオブ
ジェクトプログラムがある。
【0032】通常、データの保存などに使用される永続
オブジェクトは、インスタンス化されたオブジェクトを
そのままの形で保存するものであり、他のオブジェクト
から操作される。永続オブジェクトを操作するオブジェ
クトは永続オブジェクトの構成を知っている必要があ
り、永続オブジェクト自身においては他のオブジェクト
により操作されなければインスタンス化することもデー
タの操作を行うことも不可能である。
【0033】これに対し、本発明システムで使用するド
キュメントのオブジェクトファイルの構造は図1に示す
ように、実行メソッド4を備えたオブジェクトプログラ
ム2と、永続オブジェクト3の二つを併せ持つ。
【0034】オブジェクトプログラム2は実行メソッド
4と自身内部からデータである永続オブジェクトを取出
し、再度保存するメソッド5を備えた自身のオブジェク
トを取り扱う。永続オブジェクト3はドキュメントを取
り扱う部分であり、ドキュメントデータ9を解釈し読み
書きできるメソッド7、8を備えている。
【0035】このオブジェクト形態となったドキュメン
トファイルの動作を図1(b)のフローに従って説明す
る。このドキュメントファイルをコンピュータ上で起動
すると、まず実行メソッド4が呼び出され(ステップS
10)、永続オブジェクトの取込み保存メソッド5を通
じてドキュメントファイル内部の永続オブジェクト3を
取出す(ステップS11)。
【0036】さらに、取出された永続オブジェクト内部
からデータを読み出すためのメソッド7を呼び出し、ド
キュメントデータを読み込む(ステップS12)。読み
込んだデータをデータ表示・書き換えメソッド6を通じ
て人間が理解できる形でコンピュータ画面上に表示する
(ステップS13)。
【0037】表示されたデータに対し加えられた変更
は、データ表示・書き換えメソッド6により取り込ま
れ、永続オブジェクト内部にデータを書き込むためのメ
ソッド8により永続オブジェクト内部のドキュメントデ
ータ9に保存される(ステップS14)。最後に永続オ
ブジェクトの取込み保存メソッド5により実行中のオブ
ジェクトファイル自身のオブジェクトプログラム2部分
を取出し、変更された永続オブジェクト3と併せて新た
な実行可能なオブジェクト形態のドキュメントファイル
を作成する(ステップS15)。
【0038】以上のような実行可能なオブジェクト形態
のドキュメントを、ドキュメント管理システムで保持し
使用することにより、ユーザクライアント上にドキュメ
ントに対応したソフトウェアを用意しておく必要がなく
なり、また、その設定が不要となるなど、使い勝手の良
いドキュメント管理システムを構築することができる。
【0039】上記原理を用いた本発明に係わるドキュメ
ント管理システムについて説明する。
【0040】(実施例1)図2は、本発明に係わるドキ
ュメント管理システムの一実施例を示す構成図である。
図に示すように、このドキュメント管理システムは、ド
キュメントを管理する管理サーバ20と、当該管理サー
バ20で保存されている保管ドキュメント41及び当該
ドキュメントに対応したオブジェクトプログラム42、
また、このシステムを使用するユーザクライアント(ユ
ーザ側のコンピュータ)30と、ユーザが種々の操作指
示を入力するキーボードやマウス、操作内容やドキュメ
ントデータ等を表示するためのコンソールなどの入出力
装置40で構成されている。
【0041】また、上記管理サーバ20は、ユーザクラ
イアント30からの要求を受けて、保管ドキュメント4
1を検索する検索機能部21と、要求されたドキュメン
トを保管ドキュメント41から取出し、オブジェクトプ
ログラム42と一体化することにより、実行可能なオブ
ジェクト形態のドキュメントファイル(前述の実行可能
な永続オブジェクト)43を生成するドキュメントファ
イル生成機能部22と、この生成したドキュメントファ
イル43をユーザクライアント23へ転送するファイル
送信機能部23と、ユーザクライアント30で生成され
た新しい実行可能なオブジェクト形態のドキュメントフ
ァイル44をユーザクライアント30から受け取るファ
イル受信機能部24と、受け取ったドキュメントファイ
ル44からドキュメントデータを取出すドキュメントフ
ァイル分解機能部25と、取出したドキュメントデータ
を保管する保存機能部26とを備えている。
【0042】また、ユーザクライアント30は、ユーザ
が行ったドキュメントの検索指示を管理サーバ20へ伝
える検索機能部31と、検索結果であるドキュメントを
管理サーバ20へ要求し、ドキュメントファイル43を
管理サーバ20から受け取るドキュメント要求機能部3
2と、ドキュメントファイル43を起動・実行し、入出
力装置40を通じたデータの更改をドキュメントファイ
ル43内部のデータ書込み機能へ伝えることで新しいド
キュメントファイル44を生成するデータ表示・更新機
能部33と、生成された実行可能なオブジェクト形態の
新しいドキュメントファイル44を管理サーバ20へ送
信し、登録要求を行うドキュメント登録機能部34とを
備えて構成されている。
【0043】次に、上記のような構成の本装置の動作に
ついて説明する。
【0044】ユーザがキー操作する等して、検索要求が
入出力装置40に入力されると、この入出力装置40で
は当該入力された検索要求をユーザクライアント30に
与える。これにより、ユーザクライアント30ではその
検索機能部31が機能して管理サーバ20のドキュメン
ト検索機能部21へ前記検索要求を伝える。
【0045】すると、この検索要求を受けた当該管理サ
ーバ20のドキュメント検索機能部21は検索要求内容
対応に保管ドキュメント41を検索する。
【0046】そして、その検索結果は管理サーバ20の
ドキュメント検索機能部21に渡され、当該ドキュメン
ト検索機能部21ではこれをユーザクライアント30に
渡す。ユーザクライアント30ではその検索機能部31
が当該管理サーバ20から受け取った検索結果を入出力
装置40に出力して表示させる。
【0047】ユーザは、入出力装置40に表示された検
索結果より、所望のものを選択すべく入出力装置40を
操作する。すると、この選択指示情報は入出力装置40
よりユーザクライアント30に与えられ、当該ユーザク
ライアント30では選択指示情報にて指示される選択ド
キュメントが何であるかの情報をドキュメント要求機能
部32が管理サーバ20に伝達する。管理サーバ20で
は、この情報をドキュメントファイル生成機能部22へ
伝達する。
【0048】すると、これを受けたドキュメントファイ
ル生成機能部22では保管ドキュメント41より該当す
るドキュメントを取出し、オブジェクトプログラム42
と一体化して、実行可能なドキュメントファイル43を
生成する。
【0049】そして、ファイル送信機能部23はこの生
成した実行可能なドキュメントファイル43をデータ表
示・更新機能部33へ転送する。データ表示・更新機能
部33では、ファイル送信機能部23から受け取ったド
キュメントファイル43を実行することで、入出力装置
40へデータ表示を行う。
【0050】ユーザが入出力装置40を介してデータの
更改操作を行うと、この操作情報はドキュメントファイ
ル43内部のデータ書込み機能に伝達され、当該機能に
よって新しいドキュメントファイル44が生成される。
生成されたドキュメントファイル44は、ドキュメント
登録機能部34によってドキュメントファイル受信機能
部24に転送される。
【0051】そして、このドキュメントファイル受信機
能部24に転送されたドキュメントファイル44は、ド
キュメントファイル分解機能部25によりドキュメント
データとオブジェクトプログラムに分解された後、保存
機能部26によりドキュメントデータのみが保管ドキュ
メント41へ保管されることになる。
【0052】このように、この実施例では、ドキュメン
トを保管すると共に、また、そのドキュメントのデータ
操作をするためのオブジェクトプログラムをドキュメン
トとは別に用意して保管し、ユーザクライアント30か
らのドキュメント要求時に、要求されたドキュメントを
取り出し、これにそのドキュメントのデータ操作をする
ためのオブジェクトプログラムを一体化して実行可能な
オブジェクト形態のドキュメントファイルにしてユーザ
クライアントに渡すようにした。そのため、ユーザクラ
イアント30側では要求したドキュメントについて、こ
れにそのドキュメントのデータ操作をするためのオブジ
ェクトプログラムが一体化されて実行可能なオブジェク
ト形態のドキュメントファイルの形式で受け取るので、
当該ユーザクライアント30側ではその受け取ったドキ
ュメントを操作することができるようになる。
【0053】すなわち、ドキュメントのデータを操作す
るためにはそのドキュメントを扱うことのでできるオブ
ジェクトプログラムが必要であるが、本発明では、ユー
ザクライアントに渡すドキュメントファイルにはそのド
キュメントのデータ操作用のオブジェクトプログラムが
一体化されて実行可能なオブジェクト形態になっている
ので、確実にドキュメントを操作することができるよう
になる。
【0054】また、本システムでは、ユーザクライアン
トに渡されてデータ操作されたドキュメントファイル
(実行可能なオブジェクト形態)をユーザクライアント
30から受けると、この実行可能なオブジェクト形態の
ドキュメントファイルを分解し、ドキュメントのみを保
管ドキュメント41に登録するようにしている。
【0055】当然のことながら、実行可能なオブジェク
ト形態のドキュメントファイルのまま管理することも可
能である。
【0056】すなわち、この実施例は、管理サーバでは
保管するドキュメントのデータ操作用のオブジェクトプ
ログラムも保管し、ドキュメントをユーザクライアント
に渡す場合にはその渡すドキュメントと、そのドキュメ
ントのデータ操作用のオブジェクトプログラムとを一体
化して、実行可能なオブジェクト形態のドキュメントフ
ァイルにするようにしたことで、ユーザクライアントで
は受け取ったドキュメントに適合したアプリケーション
を持っていなくとも、実行可能なオブジェクト形態のド
キュメントファイルの持つオブジェクトプログラムの実
行により、ドキュメントのデータ操作が可能になる。従
って、受け取ったドキュメントは、必ず、データ操作で
きることになり、使い勝手の良い、ドキュメント管理シ
ステムとなる。
【0057】以上の実施例1のシステムは、受け取った
ドキュメントは、ユーザクライアント側で必ずデータ操
作できるようにしたものであるが、セキュリティが問題
になるシステムでは、そのための対策を講じる必要があ
る。その例を次に、実施例2として説明する。
【0058】(実施例2)図3は、セキュリティを完備
させた本発明の実施例2に係わるドキュメント管理シス
テムの一実施例を示す構成図である。この構成は、実施
例1の構成に認証コード管理部45を追加した点、そし
て、オブジェクトプログラム42にその認証を行う機能
を追加した点が異なる。さらに云えば、実行可能なオブ
ジェクト形態のドキュメントファイルを生成する機能部
22に認証コードを埋め込む機能と、ドキュメント保存
時のドキュメントファイル分解機能部25に認証を行う
機能を追加してある。
【0059】また、管理サーバ20の持つドキュメント
ファイル生成機能部22には、実施例1の場合と同様
に、ユーザクライアント30からの要求に応じて保管ド
キュメント41よりドキュメントを取出し、オブジェク
トプログラム42と一体化する機能を持たせてあるが、
この一体化するオブジェクトプログラム42は、この実
施例2の場合、認証を行う機能が追加されたオブジェク
トプログラムである。
【0060】同時に、ドキュメントファイル生成機能部
22は、認証コードを管理している認証コード管理部4
5から、ユーザクライアント30に対応した認証コード
を取出し、認証を行う機能が追加されたオブジェクトプ
ログラムと取り出したドキュメントと認証コードとをま
とめて実行可能なドキュメントファイル43を生成する
構成となっている。なお、この時に使用される認証コー
ドは、認証コード管理部45において使用状況が管理さ
れる。
【0061】また、ユーザクライアント上でドキュメン
トを変更した場合に、実施例1の場合と同様、ドキュメ
ントの内容が変更された実行可能ドキュメントファイル
44として当該実行可能ドキュメントファイル44がユ
ーザクライアント30側から管理サーバ20におけるド
キュメント分解機能部25に送られてくることになる
が、この実行可能ドキュメントファイル44が送られて
くると、当該ドキュメント分解機能部25は当該実行可
能ドキュメント44を、ドキュメントとオブジェクトプ
ログラム分解するが、このとき、ドキュメントファイル
内部の認証コードと認証コード管理部45の使用状況と
照合し、その結果、照合できるドキュメントは保管ドキ
ュメント41に保存するようにし、照合できないドキュ
メントは保管ドキュメント41に保存しないように制御
して、システム管理外のドキュメントは登録されないよ
うにしている。
【0062】このような構成において、ユーザがキー操
作する等して、検索要求が入出力装置40に入力される
と、この入出力装置40では当該入力された検索要求を
ユーザクライアント30に与える。これにより、ユーザ
クライアント30ではその検索機能部31が機能して管
理サーバ20のドキュメント検索機能部21へ前記検索
要求を伝える。
【0063】すると、この検索要求を受けた当該管理サ
ーバ20のドキュメント検索機能部21は検索要求内容
対応に保管ドキュメント41を検索する。
【0064】そして、その検索結果は管理サーバ20の
ドキュメント検索機能部21に渡され、当該ドキュメン
ト検索機能部21ではこれをユーザクライアント30に
渡す。ユーザクライアント30ではその検索機能部31
が当該管理サーバ20から受け取った検索結果を入出力
装置40に出力して表示させる。
【0065】ユーザは、入出力装置40に表示された検
索結果より、所望のものを選択すべく入出力装置40を
操作する。すると、この選択指示情報は入出力装置40
よりユーザクライアント30に与えられ、当該ユーザク
ライアント30では選択指示情報にて指示される選択ド
キュメントが何であるかの情報をドキュメント要求機能
部32が管理サーバ20に伝達する。管理サーバ20で
は、この情報をドキュメントファイル生成機能部22へ
伝達する。
【0066】すると、これを受けた管理サーバ20のド
キュメントファイル生成機能部22は、ユーザクライア
ント30からの要求対応のドキュメントを、保管ドキュ
メント41より取出し、オブジェクトプログラム42と
一体化する。この一体化するオブジェクトプログラム4
2は、認証を行う機能が追加されたオブジェクトプログ
ラムである。
【0067】同時に、ドキュメントファイル生成機能部
22は、認証コードを管理している認証コード管理部4
5から、ユーザクライアント30に対応した認証コード
を取出し、認証を行う機能が追加されたオブジェクトプ
ログラムと取り出したドキュメントと認証コードとをま
とめて実行可能なドキュメントファイル43を生成す
る。この時、使用された認証コードは認証コード管理部
45において使用状況が管理される。
【0068】このようにして管理サーバ20の持つドキ
ュメントファイル生成機能部22にて生成された実行可
能なドキュメントファイル43は、ファイル送信機能部
23により、当該管理サーバ20からユーザクライアン
ト30に転送される。
【0069】ユーザクライアント30ではデータ表示・
更新機能部33がこれを受け取る。そして、データ表示
・更新機能部33では、ファイル送信機能部23から受
け取ったドキュメントファイル43を実行することで、
入出力装置40へデータ表示を行う。
【0070】ユーザが入出力装置40を介してデータの
更改操作を行うと、データ表示・更新機能部33の機能
により、この操作情報はドキュメントファイル43内部
のデータ書込み機能に伝達され、データ更新された新し
いドキュメントファイル44が当該機能によって生成さ
れることになるが、それに先立ち、データ表示・更新機
能部33ではオブジェクトプログラム42に追加された
認証を行う機能により、ドキュメントファイル内部の認
証コードの入力要求がユーザになされる。そして、これ
に応答して、ユーザが正しい認証コードを入力すること
で認証機能はデータの操作を可能にすべく、データ表示
・更新機能部33を機能させる。
【0071】これにより、ユーザは入出力装置40の操
作によるデータの操作を可能にする。尚、セキュリティ
維持のため、正しい認証コードが入力されなければ、デ
ータの操作はできないようにしてある。
【0072】従って、正しい認証コードをユーザが入力
して認証が正しく行われると、データ表示・更新機能部
33はユーザが入出力装置40を介してデータの更改操
作を行った結果の操作情報をドキュメントファイル43
内部のデータ書込み機能に伝達して、この結果、データ
更新された新しいドキュメントファイル44が当該機能
によって生成されることになる。
【0073】生成されたドキュメントファイル44は、
ドキュメント登録機能部34によってドキュメントファ
イル受信機能部24に転送される。そして、ドキュメン
トファイル受信機能部24からドキュメント分解機能部
25に渡され、当該ドキュメント分解機能部25はユー
ザクライアント上で変更されたこの実行可能ドキュメン
トファイル44を分解する。その際、ドキュメントファ
イル内部の認証コードと認証コード管理部45の使用状
況情報とが照合され、照合できたドキュメントについて
は保管ドキュメント41に保存され、照合できないドキ
ュメントについては保管ドキュメント41に保存されな
い。従って、システム管理外のドキュメントは排除され
て登録されないようになる。
【0074】以上のように、この実施例2の発明は、管
理サーバでは保管するドキュメントのデータ操作用のオ
ブジェクトプログラムと認証コードも保管し、ドキュメ
ントをユーザクライアントに渡す場合にはその渡すドキ
ュメントと、そのドキュメントのデータ操作用のオブジ
ェクトプログラムおよび認証コードおよび認証コードを
利用したユーザの認証のための機能を実現するプログラ
ムとを一体化して、実行可能なオブジェクト形態のドキ
ュメントファイルにするようにしたから、ユーザクライ
アントでは受け取ったドキュメントに適合したアプリケ
ーションを持っていなくとも、実行可能なオブジェクト
形態のドキュメントファイルの持つオブジェクトプログ
ラムの実行により、認証結果が正しければドキュメント
のデータ操作を可能にする。従って、受け取ったドキュ
メントは、正規のユーザの場合、必ず、データ操作でき
ることになり、安全で使い勝手の良い、ドキュメント管
理システムとなる。
【0075】また、ユーザクライアントからの要求対応
のドキュメントを、オブジェクトプログラムと一体化す
る際に、ドキュメントファイル生成機能部22は、認証
コードを管理している認証コード管理部45から、ユー
ザクライアントに対応した認証コードを取出し、オブジ
ェクトプログラムと認証コードとをまとめて実行可能な
ドキュメントファイル43にする際、当該使用された認
証コードを認証コード管理部45で管理できるようにす
るための使用状況管理機能を持たせ、データ操作したド
キュメントを含む認証コード情報付のオブジェクトプロ
グラムをユーザクライアントから受け取った場合には、
それに含まれる認証コードと、認証コード管理部45で
管理している使用情報と照合して一致する場合に、ドキ
ュメント部分を更新記録して保管ドキュメントに保管す
るようにしたので、正規ユーザでないユーザからのドキ
ュメントは排除され、正規ユーザからの変更済みドキュ
メントは保管ドキュメントに保管することができて、管
理外のドキュメントを排除できる安全なシステムを構築
できる。
【0076】以上のように、この実施例では、オブジェ
クト形態のドキュメントに認証機能を持たせるとともに
認証コードを埋め込み、この認証コードを使用してコン
ピュータ上での実行時と、管理システムへの登録時に認
証を行うようにしたことから、ユーザクライアント側で
は受け取ったドキュメントは、データ操作できると共
に、ドキュメントを管理する管理サーバ側では管理シス
テム外でのドキュメントの流通、管理外ドキュメントの
流入を防ぐ機能を持つことになり、セキュリティ機能を
有する使い勝手の良いドキュメント管理システムを構築
できるようになる。
【0077】なお、本発明は上述した実施例に限定され
るものではなく、要旨を変更しない範囲内で適宜変形し
て実施可能である。また、本発明における実施例に記載
した手法は、コンピュータに実行させることのできるプ
ログラムとして、磁気ディスク(フロッピー(登録商
標)ディスク、ハードディスクなど)、光ディスク(C
D−ROM、DVDなど)、半導体メモリなどの記録媒
体に格納して頒布することもできる。
【0078】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
管理しているドキュメントに対応したソフトウェアのバ
ージョンやデータの互換性を問題とせず、従来必要であ
ったクライアント側の設定を必要としないドキュメント
管理システムを構築することができる。また、認証コー
ドを利用し、セキュリティを高めたドキュメント管理シ
ステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための図であって、実行可能
なオブジェクト形態ドキュメントの内部構成と動作フロ
ーとを示す図。
【図2】本発明を説明するための図であって、ドキュメ
ント管理システムの全体構成を示す機能ブロック図。
【図3】本発明を説明するための図であって、認証機能
を持たせたドキュメント管理システムの全体構成を示す
機能ブロック図。
【符号の説明】
20…管理サーバ、21…検索機能部、22…ドキュメ
ントファイル生成機能部、23…ファイル送信機能部、
24…ファイル受信機能部、25…ドキュメントファイ
ル分解機能部、26…ドキュメントデータを保管する保
存機能部、30…ユーザクライアント、31…検索機能
部、32…ドキュメント要求機能部、33…データ表示
・更新機能部、34…ドキュメント登録機能部、40…
入出力装置、41…保管ドキュメント、42…オブジェ
クトプログラム、43…実行可能なオブジェクト形態の
ドキュメントファイル、44…ドキュメント内容の変更
された新しい実行可能なオブジェクト形態のドキュメン
トファイル、45…認証コード管理部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドキュメントを管理し、ユーザからの要求
    を受けるとその要求を受けたドキュメントをユーザに提
    供するようにしたドキュメント管理システムにおいて、 提供するドキュメントはそのドキュメント自身がコンピ
    ュータ上で実行可能な形態を持つべく、ドキュメントの
    データとこのデータを操作するソフトウエアを備える構
    成のドキュメントファイルに生成処理するドキュメント
    ファイル生成手段と、 この生成したドキュメントファイルをユーザ側に与える
    手段とを備え、ドキュメントファイルに含まれるドキュ
    メントのデータ操作をドキュメントの提供を受けたユー
    ザ側コンピュータにおいて実行可能な形式で提供するこ
    とを特徴とするドキュメント管理システム。
  2. 【請求項2】オブジェクト指向環境下におけるドキュメ
    ント管理システムであって、ドキュメントを管理し、ユ
    ーザからの要求を受けるとその要求を受けたドキュメン
    トをユーザに提供するようにしたドキュメント管理シス
    テムにおいて、 提供するドキュメントはそのドキュメント自身がコンピ
    ュータ上で実行可能なオブジェクト形態を持つべく、自
    身の内部に永続オブジェクトとして保持したデータとこ
    のデータを操作するメソッドを備える構成のドキュメン
    トファイルに生成処理するドキュメントファイル生成手
    段と、 この生成したドキュメントファイルをユーザ側に与える
    手段とを備え、 ドキュメントファイル自身が保持したドキュメントのデ
    ータ操作をドキュメントの提供を受けたユーザ側コンピ
    ュータにおいて実行可能な形式で提供するようにしたこ
    とを特徴とするドキュメント管理システム。
  3. 【請求項3】オブジェクト形態のドキュメントをデータ
    の取出し時に生成し、保存時には分解して別個に保存す
    る構成であることを特徴とする請求項1または2いずれ
    か1項記載のドキュメント管理システム。
  4. 【請求項4】前記実行可能な形態のドキュメントファイ
    ルに、認証機能を持たせるとともに認証コードを埋め込
    み、ユーザ側のコンピュータ上での実行時と、ユーザ側
    コンピュータから管理システムへ送り戻されたドキュメ
    ントファイルを管理システムに保存する際に認証を行う
    構成とし、管理システム外でのドキュメントの流通、管
    理外ドキュメントの流入を防止することを特徴とする請
    求項1または2いずれか1項記載のドキュメント管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】オブジェクト指向環境下におけるドキュメ
    ント管理システムのドキュメント提供方法として、 管理されるドキュメント自身がコンピュータ上で実行可
    能なオブジェクト形態を持ち、自身の内部に永続オブジ
    ェクトとして保持したデータとこのデータを操作するメ
    ソッドを備えることにより、自らが保持したデータ操作
    をドキュメントの提供を受けたユーザ側コンピュータに
    おいて実行可能とすることを特徴とするドキュメント管
    理システムのドキュメント提供方法。
  6. 【請求項6】ドキュメントを保管すると共に、そのドキ
    ュメントのデータ操作をするためのオブジェクトプログ
    ラムを保管し、ユーザクライアントからの所望ドキュメ
    ントの取り出し要求を受けると、その要求されたドキュ
    メントを保管ドキュメント中から取り出し、これにその
    ドキュメントのデータ操作をするためのオブジェクトプ
    ログラムを、前記保管してあるオブジェクトプログラム
    中から取り出して一体化することにより、実行可能なオ
    ブジェクト形態のドキュメントファイルとし、これをユ
    ーザクライアントに渡すことを特徴とするドキュメント
    管理システムのドキュメント提供方法。
  7. 【請求項7】前記実行可能な形態のドキュメントファイ
    ルに、認証機能を持たせるとともに認証コードを埋め込
    み、ユーザ側のコンピュータ上での処理実行時と、ユー
    ザ側コンピュータから管理システムへ送り戻されたドキ
    ュメントファイルを管理システムに保存する際に認証を
    行うことにより、管理システム外でのドキュメントの流
    通、管理外ドキュメントの流入防止することを特徴とす
    る請求項5または6いずれか1項記載のドキュメント管
    理システムのドキュメント提供方法。
JP11153782A 1999-06-01 1999-06-01 ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法 Pending JP2000347915A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153782A JP2000347915A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11153782A JP2000347915A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000347915A true JP2000347915A (ja) 2000-12-15

Family

ID=15570032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11153782A Pending JP2000347915A (ja) 1999-06-01 1999-06-01 ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000347915A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099302A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書変換サービス方法、文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099314A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099303A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099424A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099263A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体、情報処理装置及び情報処理システム
JP2008204344A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 自己解凍形式のデータ構造、自己解凍プログラム、およびコンピュータ
JP2010157867A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Visionere Corp 動画再生コード生成装置、動画配信システム、実行形式プログラム、同プログラムを記録した記録媒体、サーバー、及び動画再生コード生成方法
WO2014027411A1 (ja) 2012-08-16 2014-02-20 1stホールディングス株式会社 電子ドキュメント生成装置および電子ドキュメント生成用プログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003099303A (ja) * 2001-09-20 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099302A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書変換サービス方法、文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099314A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099424A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体及び情報処理装置
JP2003099263A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Ricoh Co Ltd 文書のデータ構造、記憶媒体、情報処理装置及び情報処理システム
JP2008204344A (ja) * 2007-02-22 2008-09-04 Mitsubishi Electric Information Systems Corp 自己解凍形式のデータ構造、自己解凍プログラム、およびコンピュータ
JP2010157867A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Visionere Corp 動画再生コード生成装置、動画配信システム、実行形式プログラム、同プログラムを記録した記録媒体、サーバー、及び動画再生コード生成方法
WO2014027411A1 (ja) 2012-08-16 2014-02-20 1stホールディングス株式会社 電子ドキュメント生成装置および電子ドキュメント生成用プログラム
JPWO2014027411A1 (ja) * 2012-08-16 2016-07-25 ウイングアーク1st株式会社 電子ドキュメント生成装置および電子ドキュメント生成用プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8260815B2 (en) System and method for accessing non-compatible content repositories
US8032569B2 (en) Information management system, display system, management apparatus and program
JP3460597B2 (ja) 複合文書管理システム及び複合文書の構造管理方法ならびに複合文書構造管理プログラムを格納した記録媒体
US20140040295A1 (en) Uniform Data Model and API for Representation and Processing of Semantic Data
NO332246B1 (no) Fremgangsmate for a forsinke lasing av tjener-filer under redigering.
MX2007015887A (es) Flujos de trabajos centricos de datos.
KR20120031483A (ko) 액셔너블 이메일 문서
NO331680B1 (no) Fremgangsmate for handtering av flerfil-tilstander for replikerte filer.
CN109564529A (zh) 基于符号链接的占位符
JP2006344171A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体
JP2001092794A (ja) 通信網におけるデータ対象物の共用管理
JP2000347915A (ja) ドキュメント管理システムおよびドキュメント管理システムのドキュメント提供方法
JPH1153243A (ja) コンピュータシステム及びその処理プログラムを記録した媒体
US7107272B1 (en) Independent distributed metadata system and method
JP2007034933A (ja) 文書管理システムにおける文書更新方法
JP2009301084A (ja) 情報処理装置および情報処理方法
JPH1166059A (ja) 情報処理装置、辞書管理装置、ネットワークシステム、情報処理装置の辞書管理方法、及び記録媒体
JP5397591B2 (ja) 文書管理プログラムおよび文書管理装置
JP2004094682A (ja) オフライン業務システム、業務端末及び業務サーバ
JP2011054020A (ja) プログラム、情報処理装置、情報管理装置及び情報処理システム
JP2007272777A (ja) 情報処理装置、情報処理方法
JP2006301809A (ja) データ処理システム
JP2024022404A (ja) ファイル関連情報の管理方法
JPH0883223A (ja) ファイル管理システム
Venkateshmurthy Introduction to unix and shell programming

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090512