JP4140301B2 - ダイレクトプリントシステムおよびダイレクトプリント対応型電子カメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子カメラからプリンタに画像を直接送信し、その画像をプリンタにてプリントするダイレクトプリントシステムおよびそのダイレクトプリント対応型の電子カメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子カメラで撮影された画像をユーザ自身がプリントする場合、メモリカード等に記録された画像をパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)に転送してからプリンタに出力するのが一般的である。パソコンに画像を転送するには、メモリカードリーダを用いたり、あるいはカメラとパソコンをケーブル接続する必要がある。パソコンを用いる利点は、画像データに加工を施したり、そのプリンタに適合したドライバソフトウェアを用いることで、プリントレイアウト等の指定がきめ細かく行えるという点である。しかし、その一方で、いちいちパソコンを起動させなくてはならず、また面倒な操作も必要となり、プリンタへの出力までに手間がかかるという欠点がある。このため、プリントにあたって特に画像を加工することのないユーザ(殆どがそうである)や、パソコンにあまり詳しくないユーザは、パソコンを用いずにカメラから直接プリンタに画像を出力してプリントする方が手間いらずでよい。そこで、例えばプリンタにメモリカードスロットを装備させたり、カメラとプリンタをケーブル接続してダイレクトにプリントできるようにする試みがある。このようにカメラとプリンタとを直接接続してプリントを行う方式を、ダイレクトプリントと呼ぶ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなダイレクトプリントで問題となるのは、プリントレイアウトである。カメラには使用するプリンタに適合したドライバソフトウェアがインストールされているわけではないから、カメラからプリントレイアウトを細かく指示することはできない。カメラからプリンタに送る情報は、プリントに供する画像データと、若干のプリント指定項目と、プリント開始の指示だけである。このため、プリントレイアウトはプリンタの仕様のみによって決まるといってよく、使用するプリンタによってプリントレイアウトが異なることもしばしばある。しかも如何なるレイアウトになるかは実際にプリントしてみるまで分からないため、例えば必要以上に余白が多かったり、画像の一部が欠けていたり、ユーザにとって意図しないプリント結果となることが少なくない。
【0004】
本発明の目的は、ユーザの意図しないレイアウトでのプリントを防止したダイレクトプリントシステムおよびダイレクトプリント対応型電子カメラを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1〜6の発明は、撮影済みのデジタル画像を電子カメラからプリンタに直接送信し、その画像をプリンタにてプリントするダイレクトプリントシステムに適用される。
プリンタは、電子カメラから送信される画像に関する情報に基づいてプリントレイアウトを決定し、そのプリントレイアウトに応じたパラメータを当該画像のプリントに先立って電子カメラに送信し、電子カメラは、送られてきたパラメータと、当該画像のメイン画像に対応する小型の画像とに基づいてプリントレイアウト図を作成し、そのプリントレイアウト図を表示する。
特に請求項2の発明は、プリンタから送信されるパラメータが、画像の相対的な縦横サイズと、画像の縦横サイズに対するプリント用紙の相対的な縦横サイズと、プリント用紙に対する画像の位置を表す縦横の座標とを含むものである。
請求項3の発明は、上記パラメータを全て整数値で表すようにしたものである。
請求項4の発明は、小型の画像と、パラメータに基づいて作成されるプリント用紙枠とがパラメータに基づく位置関係でプリントレイアウト図として表示されるようにしたものである。
請求項5の発明は、電子カメラがレイアウト変更操作に応じてパラメータを変更してプリンタに送り返し、プリンタが、カメラから送り返されたパラメータに基づいてプリントレイアウトを再設定するようにしたものである。
請求項6の発明において、電子カメラの操作手段は、プリントレイアウト図の表示後に小型の画像のプリント用紙に対する相対的な位置座標の変更を指示することが可能とされ、操作手段の操作によって変更した位置座標がプリンタに送信される。プリンタは、カメラから送信された位置座標に基づいてプリントレイアウトを再設定する。
請求項7〜10の発明に係るダイレクトプリント対応型電子カメラは、撮影済みのデジタル画像をプリンタに直接送信するとともに、プリンタから送られてくるプリントレイアウトに関するパラメータを受信する通信手段と、受信したパラメータと、当該画像のメイン画像に対応する小型の画像とに基づいてプリントレイアウト図を作成するレイアウト図作成手段と、作成されたプリントレイアウト図を表示する表示手段とを備える。
請求項8の発明は、小型の画像と、パラメータに基づいて作成されるプリント用紙枠とがパラメータに基づく位置関係でプリントレイアウト図として表示されるようにしたものである。
請求項9の発明は、レイアウト変更操作に応じてパラメータを変更する変更手段を更に備え、変更されたパラメータをプリンタに送り返すようにしたものである。
請求項10の発明においては、操作手段は、プリントレイアウト図の表示後に小型の画像のプリント用紙に対する相対的な位置座標の変更を指示することが可能とされる。
【0006】
【発明の実施の形態】
図1〜図8により本発明の一実施の形態を説明する。
図1は電子カメラ10とプリンタ20とをケーブル接続したダイレクトプリントシステムを、図2および図3はカメラ10およびプリンタ20の制御系の構成をそれぞれ示す。
【0007】
電子カメラ10は、撮影レンズ11の透過光束を受光して光電変換する固体撮像素子(図2ではCCD)12を有し、CCD12はタイミングジェネレータ13を介して駆動制御される。CCD12の光電変換出力は、A/D変換器14でデジタル画像信号に変換され、画像処理回路15にて画像処理され、さらに圧縮伸張回路16で所定形式(例えば、JPEG形式)に圧縮された後、カードインターフェース17を介してメモリカードMCに記録される。
【0008】
SDRAM18は、画像信号を一時的に保存したり、各処理時のデータを保存するメモリ、ROM19は処理プログラムや定数値が予め格納されるメモリ、MPU(以下、カメラMPU)1Aは、ROM19に格納されたプログラムに従って各回路を制御するマイクロプロセッサである。カメラMPU1Aには入力として種々の操作ボタン1Bが接続されている。これらの操作ボタン1Bは、撮影時や画像観賞時に操作するボタンに加えて、後述するダイレクトプリント処理で用いるボタンも含む。
【0009】
1DはLCDパネル(液晶モニタ)であり、例えばカメラの背面に設けられる。LCDパネル1Dは、カメラMPU1Aの指示によりビデオ表示回路1Cを介して駆動され、上記SDRAM18に保存された画像やメモリカードMCに記録された画像を画面に表示する(図4)。また本実施形態では、後述するようにダイレクトプリントにおけるプリントレイアウト図もLCDパネル1Dに表示可能とされる。
【0010】
カメラ10にはまた、プリンタインターフェース1Eが備わっており、プリンタケーブル30を介してプリンタ20に直接接続可能とされる。ダイレクトプリントをサポートするプリンタが接続された場合は、カメラ10から直接プリンタ20に画像を送ってプリントさせることができる。
【0011】
一方、プリンタ20は、図3に示すようにカメラ接続用のインターフェース21を有し、カメラ10から送られてきた画像データはSDRAM22に一時保存される。保存された画像データは、伸張回路23で伸張されて再度保存され、プリントに際してプリンタエンジン24に送られる。プリンタエンジン24は、送られてきた画像をプリンタ用紙にプリントする。MPU(以下、プリンタMPU)25は、ROM26に格納されているプログラムに従って上記各回路を制御したり、プリントに供せられる画像データに対して色処理等を施すマイクロプロセッサである。
なお、伸張回路23を持たないプリンタでは、プリンタMPU25が画像の伸張を行う。
【0012】
ダイレクトプリント機能は、カメラ10かプリンタ20にいわゆるファームウェアとして実装される。以下の説明では、カメラ10に搭載されたファームウェアによりカメラ10がプリンタ20を制御する方式について述べる。
【0013】
図5はカメラMPU1AとプリンタMPU25とによって行われるダイレクトプリント処理の一例を示している。
カメラ10とプリンタ20とが接続されると、カメラMPU1Aは接続されたプリンタ20に対してそのプリンタ20に関する情報を要求する(ステップS101)。プリンタMPU25はその要求を受けて自身のプリンタ情報を送信する(ステップS201,S202)。カメラMPU1Aは、プリンタ情報を受信してプリンタ20がダイレクトプリントをサポートしているか否かを確認し(ステップS102,S103)、サポートしていなければ「ダイレクトプリント不能」の旨のメッセージを表示して終了する(ステップS116)。
【0014】
なお、ダイレクトプリントをサポートしないプリンタは、機種によっては上記カメラ10からの情報要求に対して何ら応答しない可能性がある。これは、ダイレクトプリントとPCプリント(パソコンによるプリント)とで通信プロトコルが異なることに起因する。この場合はステップS102における情報受信は不能となり、カメラMPU1Aは、上述と同様にダイレクトプリント不能と判断してその旨を表示する(ステップS116)。
【0015】
一方、プリンタがダイレクトプリントをサポートしている場合、カメラMPU1Aはメニューを表示してユーザの画像選択操作を待つ(ステップS104)。ユーザはプリントしたい画像をカメラ側で選択し、選択されるとカメラMPU1Aはその選択された画像データをプリンタ20に送る(ステップS105)。ここでいう画像データとは、画像そのものを形成するデータと、画像の解像度や撮影データ等の付随情報とを含むものである。
【0016】
プリンタMPU25は、画像を受け取ると、受け取った画像のサイズと、現在セットされているプリント用紙のサイズ、さらにはドット密度(dots/inch)の情報からデフォルトのプリントレイアウトを決定し、そのプリントレイアウト情報をカメラ10に送り返す(ステップS204〜S206)。その際、「画像受け取り完了」の旨の情報も同時に送る。あるいは、この時点では受け取り完了のメッセージを返すだけで、カメラ10からプリントレイアウト情報を送るよう指示されたときに初めてプリントレイアウト情報を送り返すようにしてもよい。
【0017】
プリンタ20が送るプリントレイアウト情報は、例えば図6に示すようなものである。すなわち、カメラ10から送られた画像データおよびプリンタ20のドット密度(dots/inch)に基づいて算出した画像の横および縦の相対的なサイズa,bと、その画像に対するプリント用紙の相対的な横と縦のサイズA,Bと、プリント用紙の位置を基準とした(画像の位置を基準としてもよい)相対的な画像の位置座標X,Yの6つのパラメータがプリントレイアウト情報である。サイズは相対的なものでよいから全て整数値で表すことができ、絶対的な数値で表すよりも大幅に情報量を減らすことができる。したがって情報の送受信が速やかに行え、ユーザにストレスを感じさせることはない。
【0018】
ここで、カメラ10は上記ステップS105で画像データを送信するようにしたが、この時点ではプリントレイアウトの決定に必要な情報(付随情報)のみを送るにとどめ、画像そのものを含むデータは、後にユーザがプリント実行操作を行ったときに送るようにしてもよい。
【0019】
カメラMPU1Aは、プリンタ20から送られてきた上記プリントレイアウト情報(6つのパラメータa,b,A,B,X,Y)を受信し、これらに基づいてプリントレイアウト図を作成する(ステップS107,S108)。そして、作成されたプリントレイアウト図をLCDパネル1Dに表示する(ステップS109)。
【0020】
最も簡単なプリントレイアウト図としては、例えば図7に示すように、用紙枠51の中に画像枠52を配置しただけのものでよい。用紙枠51とはプリント用紙の輪郭を表す矩形の枠で、その縦横比はB:Aとなる。画像枠52とは画像の輪郭を表す矩形の枠で、その縦横比はb:aとなる。また用紙枠51と画像枠52との相対的な縦横の寸法比はそれぞれB:b,A:aとなり、画像枠52の用紙枠51内における位置はX,Yに応じたものとなる。
【0021】
単なる画像枠に代えて、図8に示すように用紙枠51内にサムネイル画像53を表示するようにしてもよい。すなわち、カメラ20は撮影後の処理において、メインの画像とは別に小型のサムネイル画像を作成し保存するのが一般的であり、そのサムネイル画像を用いてプリントレイアウト図を作成してもよい。この場合も用紙枠51とサムネイル画像53の縦横比は上記6つのパラメータに応じたものとなる。サムネイル画像53の縦横サイズが一定であっても、用紙枠の大きさを変えることで種々の用紙サイズ(例えば、A4やB5)に対応可能である。またカメラ10が汎用の解像度変換回路を備えていれば、サムネイル画像53のサイズを適宜調整して表示することも可能であり、大きさが限られたLCDパネル上に種々のレイアウト表示が行える。サムネイル画像を使用せず、メインの画像を解像度変換してプリントレイアウト表示用の画像を作成してもよい。これによれば、時間はかかるが画質が選べるという利点がある。
【0022】
ユーザは、上記のようにして表示されたプリントレイアウト図を見ることで、プリント用紙内の画像の占める割合および位置を瞬時に把握できる。画像枠に代えてサムネイル画像等の画像が表示されていれば、よりプリント結果に近い表示状態で確認が行える。ここで、画像は必ずしも用紙内に収まるとは限らず、画像の縦横一方あるいは双方とも用紙に収まり切らない場合もある。この場合は画面の一部のみがトリミングされてプリントされるわけであるが、レイアウト図に画像が表示されていれば、その画像のいずれの部分がプリントされるかが瞬時に分かり、プリントの可否を迷うことなく決定できる。ユーザは、表示されたレイアウトで問題なければプリント実行の操作を行い、気に入らなければプリントキャンセルの操作を行う。
【0023】
カメラMPU1Aは、ユーザによる操作がなされると(ステップS110)、その操作に応じた信号、つまりプリント実行信号またはキャンセル信号をプリンタ20に送るとともに(ステップS111)、キャンセル信号であった場合にはステップS112からステップS104に戻って次の画像選択を待つ。プリンタMPU25は、カメラ10からのプリント実行信号またはキャンセル信号を受信し(ステップS208)、プリント実行信号であればプリントを指示し(ステップS209→ステップS210)、プリントが完了するとプリント完了信号をカメラ10に送る(ステップS211)。プリント完了信号を受信したカメラMPU1Aは、プリント完了のメッセージをLCDパネル1Dに表示する(ステップS114,S115)。
【0024】
一方、カメラ10からの入力信号がキャンセル信号であった場合、プリンタMPU25は、プリントを指示せずにステップS209からステップS203に戻って待機する。このように、ユーザがプリントレイアウト図を見てプリントしたくないと判断した場合は、プリントキャンセルの操作を行うことで、カメラ10からキャンセル信号がプリンタ20に送られ、プリンタ20はプリントを行わない。したがって、ユーザの意図しないレイアウトでの不所望なプリントが防止でき、用紙やインクの無駄が防止できる。
なお、図5の処理手順は単に一例を示しただけであり、これに限定されるものではない。
【0025】
以上の実施形態において、カメラMPU1Aおよびプリンタインターフェース1Eが通信手段を、カメラMPU1Aがレイアウト図作成手段および変更手段を、ビデオ表示回路1CおよびLCDパネル1Dが表示手段をそれぞれ構成する。
【0026】
上述した実施形態のカメラは、プリントレイアウトの確認は行えるがプリントレイアウトの変更はできない。そこで、カメラにプリンレイアウトの変更機能を付加した例を以下に示す。
【0027】
まず上述したパラメータであるX,Yを変更可能なプリンタを用いた場合を考える。ユーザは、カメラにて表示されたプリントレイアウト図を見て画像の位置が気に入らない場合、X,Yを変更する操作を行う。例えばカメラに設けられている4方向ボタンを利用して、レイアウト図における画像枠あるいはサムネイル画像を用紙枠に対して縦横に相対移動させ、意図する位置に移動させてから所定の操作を行うと、カメラMPUが移動後のX,Yを求め、その結果をプリンタに送信する。プリンタMPUは、その送信データに基づいてプリントレイアウトを変更し、しかる後に印刷する。これによりユーザの意図に応じて画像を用紙内の任意の位置にプリントできる。
【0028】
画像の向き(回転角)を変更できるようにしてもよい。これも4方向ボタン等を利用して、レイアウト図における画像の回転角と回転方向を変更し、所定の操作を行うと、カメラMPUが変更データをプリンタに送信する。プリンタMPUは、その送信データに基づいて画像の向きを決め、しかる後に印刷する。これは、例えば用紙の向きを変えずに縦長の画像を横長に配置したい(画像を90度回転させたい)ような場合に有効である。プリントの向きを90度変えることは、プリントの際にメモリ内に格納された画像データのスキャン方向を変えるだけで簡単に実現できる。また同様にして画像の縦横比を変えずに縦横サイズを変更できるようにしてもよい。
【0029】
なお、上記の実施形態では、プリントレイアウト情報にプリント方向(縦方向または横方向)に関するパラメータは含まれていないが、通常はプリント方向のパラメータは不要である。すなわち、プリントレイアウト図における画像の方向を予め決めておき、それを基準に用紙枠の縦横の長さを決めれば、その用紙枠のサイズからプリント方向が簡単に判別できるので、カメラ側でプリント方向を認識する必要はない。ただし、例えばハガキのように固有の縦横方向を持つ用紙の場合は、上記6つの情報に加えてプリント方向に関するパラメータが必要となる。カメラは、そのパラメータからプリント方向を判断し、プリントレイアウト図における用紙枠の縦横比を決定する。
【0030】
以上では、カメラに搭載されたファームウェアによりカメラがプリンタを制御する方式について説明したが、逆にプリンタがカメラを制御する方式でも上述の機能を実現できる。ただし、この場合もプリントレイアウト図の作成はカメラ側で行う必要がある。プリンタ側で作成したレイアウト図では、カメラの表示形態に適合しないおそれがあるからである。つまり、表示を行う側の機器がその表示に供せられるレイアウト図を作成する必要がある。
カメラ−プリンタ間の通信手段は特に制約を受けず、実施形態のようにワイヤードでもよいし、ワイヤレス通信でもよい。またプリンタの印刷方式には種々のものがあるが、その種類は問わない。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、電子カメラがプリンタからの情報に基づいてプリントレイアウト図を作成して表示できるようにしたので、ダイレクトプリントに際して事前にプリントレイアウトを容易に確認でき、不所望なレイアウトでのプリントを回避できる。また、プリントレイアウト図を作成するのはプリンタではなく、そのレイアウト図の表示を行うカメラなので、表示上の不都合は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るダイレクトプリントシステムを示す概略図。
【図2】電子カメラの制御系を示すブロック図。
【図3】プリンタの制御系を示すブロック図。
【図4】電子カメラに設けられたLCDパネルを示す図。
【図5】ダイレクトプリントの手順を示すフローチャート。
【図6】プリントレイアウト情報(パラメータ)を説明する図。
【図7】LCDパネルに画像枠52を用いたプリントレイアウト図を表示した例を示す図。
【図8】LCDパネルにサムネイル画像53を用いたプリントレイアウト図を表示した例を示す図。
【符号の説明】
10 カメラ
1A カメラMPU
1D LCDパネル(液晶モニタ)
1E プリンタ接続用インターフェース
20 プリンタ
21 カメラ接続用インターフェース
25 プリンタMPU
51 用紙枠
52 画像枠
53 サムネイル画像
Claims (10)
- 撮影済みのデジタル画像を電子カメラからプリンタに直接送信し、その画像をプリンタにてプリントするダイレクトプリントシステムであって、
前記プリンタは、前記電子カメラから送信される画像に関する情報に基づいてプリントレイアウトを決定し、そのプリントレイアウトに応じたパラメータを当該画像のプリントに先立って前記電子カメラに送信し、
前記電子カメラは、前記送られてきたパラメータと、当該画像のメイン画像に対応する小型の画像とに基づいてプリントレイアウト図を作成し、該プリントレイアウト図を表示することを特徴とするダイレクトプリントシステム。 - 前記プリンタから送信される前記パラメータは、画像の相対的な縦横サイズと、該画像の縦横サイズに対するプリント用紙の相対的な縦横サイズと、プリント用紙に対する画像の位置を表す縦横の座標とを含むことを特徴とする請求項1に記載のダイレクトプリントシステム。
- 前記パラメータは、全て整数値で表されることを特徴とする請求項2に記載のダイレクトプリントシステム。
- 前記小型の画像と、前記パラメータに基づいて作成されるプリント用紙枠とが前記パラメータに基づく位置関係で前記プリントレイアウト図として表示されることを特徴とする請求項2または3に記載のダイレクトプリントシステム。
- 前記電子カメラは、レイアウト変更操作に応じて前記パラメータを変更して前記プリンタに送り返し、
前記プリンタは、カメラから送り返されたパラメータに基づいてプリントレイアウトを再設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイレクトプリントシステム。 - 前記電子カメラは、前記プリントレイアウト図の表示後に前記小型の画像のプリント用紙に対する相対的な位置座標の変更を指示する操作手段を有し、該操作手段の操作によって変更した位置座標をプリンタに送信し、
前記プリンタは、前記カメラから送信された位置座標に基づいてプリントレイアウトを再設定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のダイレクトプリントシステム。 - 撮影済みのデジタル画像をプリンタに直接送信するとともに、前記プリンタから送られてくるプリントレイアウトに関するパラメータを受信する通信手段と、
前記受信したパラメータと、当該画像のメイン画像に対応する小型の画像とに基づいてプリントレイアウト図を作成するレイアウト図作成手段と、
前記作成されたプリントレイアウト図を表示する表示手段とを備えることを特徴とするダイレクトプリント対応型電子カメラ。 - 前記小型の画像と、前記パラメータに基づいて作成されるプリント用紙枠とが前記パラメータに基づく位置関係で前記プリントレイアウト図として表示されることを特徴とする請求項7に記載のダイレクトプリント対応型電子カメラ。
- レイアウト変更操作に応じて前記パラメータを変更する変更手段を更に備え、前記通信手段は、前記変更されたパラメータを前記プリンタに送り返すことを特徴とする請求項7または8に記載のダイレクトプリント対応型電子カメラ。
- 前記プリントレイアウト図の表示後に前記小型の画像のプリント用紙に対する相対的な位置座標の変更を指示する操作手段を有し、該操作手段の操作によって変更した位置座標をプリンタに送信することを特徴とする請求項7または8に記載のダイレクトプリント対応型電子カメラ。
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