JP4140225B2 - プラズマディスプレイ装置の解体方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイ装置の解体方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、廃棄される家電製品のほとんどはシュレッダー処理されて、産業廃棄物として安定型処分場に廃棄されてきた。
【0003】
しかし、近年、処分場の容量不足が深刻化してきており、またそれに加え、有害物質による環境汚染が問題となっている。例えば、テレビのブラウン管には鉛入りガラスが多く使用されているが、廃棄されるブラウン管に含まれる鉛は毎年2万トンで、その多くが安定型処分場に埋め立てられている。しかし、安定型処分場には雨水が自然の状態で浸透し、排水施設も無いため、有害物質である鉛が拡散する恐れがあることが認識されるようになってきており、従来の処理方法の見直しが迫られている。
【0004】
テレビのブラウン管については、ブラウン管ガラスをカレット化(ガラス小片)して、再びブラウン管に再利用する例(特開平9−193762号公報等)が、知られている。また、ブラウン管をフェースプレート部・ファンネル部と材質毎に分離し、カレット化する方法に関する例(特開平5−185064号公報等)が知られている。
【0005】
ブラウン管ガラスの再利用のためには、パネルガラスと鉛入りのファンネルガラスに区分けして処理する必要がある。これは、パネルガラスに鉛が所定量以上混入すると、ブラウニング現象が生じるため、鉛の混入したガラスはパネルガラスの原料としては再利用できなくなるためである。そのためにまず、パネル部とファンネル部に分離する工程があるが、これには、位置を規定して切断する方法(特開平9−115449号公報)や、パネル部とファンネル部を接合するフリットガラスを溶解して分離する方法(特開平7−45198号公報)が提案されている。
【0006】
フリットガラスで融着されたファンネル部とパネル部を分離する技術としては、例えば特開平5−151898号公報、特開平7−029496号公報、特開平9−200654号公報、特開平9−200657号公報などの公報に開示された熱処理時の熱歪みを利用してファンネル部とパネル部を分離するような技術が知られている。
【0007】
一方、近年、フロントパネル表示装置が、ブラウン管と比較して、奥行きが薄く、また軽量であることから、次世代のフラットディスプレイとして注目を浴びている。
【0008】
フロントパネル表示装置の一種である電界放熱型電子源ディスプレイ(FED)についても、ブラウン管と同様に再利用の技術が知られている。例えば特開2000−310955号公報には、FEDのフェースプレート、リアプレートを分離することにより、構成要素であるフェースプレート、リアプレート、枠、スペーサを回収し、再利用する例が記述されている。
【0009】
フラットパネル表示装置には、上記FEDに匹敵するディスプレイとして、プラズマディスプレイ装置が注目されている。図4(a),(b)に一般的なプラズマディスプレイ表示装置の主要部であるプラズマディスプレイパネルの一例を示す。
【0010】
プラズマディスプレイパネルは、フロントパネル110とバックパネル120とからなり、通常バックパネル120側には、放電によって生じた熱を効率よく外部に廃熱することを目的として、アルミニウムのような金属からなる板状のシャーシ130が接着剤(図示せず)、熱伝導シート134等を介して接着されている。シャーシ130には、プリント配線基板など(図示略)が固定され、プリント配線基板とプラズマディスプレイパネルとは、ケーブル131等で接続されている。
【0011】
また、フロントパネル110とバックパネル120の外周端縁部は、ガス放電用空間を形成するために、低融点ガラスからなるシール材132によりシールされており、両基板間に形成される密閉空間104には、ガス導入管126を通して、300Torr〜500Torr(40〜66.6kPa)程度の圧力で希ガス(ヘリウム及びキセノンの混合ガス)が封入されて構成されている。
【0012】
さらに図5にプラズマディスプレイパネル部を詳しく示している。フロントパネル110は、フロントパネルガラス111の対向面(バックパネルと対向する側の面)に、表示電極対112a,112bが形成され、それを覆うように誘電体ガラスからなる誘電体層113とMgOからなる保護層114とが形成された構成である。
【0013】
一方、バックパネル120は、バックパネルガラス121の対向面(フロントパネルと対向する側の面)に、アドレス電極122がパターン形成され、それを覆うようにバック誘電体123が形成され、さらにその上に隔壁124が形成され、隔壁124同士の間にはRGBの蛍光体層125が形成された構成である。
【0014】
隔壁124によって区切られた空間部が発光領域(放電セル)となり、蛍光体層125は、この放電セル毎に塗布されている。また、隔壁124とアドレス電極122とは同一方向に形成されており、表示電極対112a,112bはアドレス電極122と直交している。
【0015】
このプラズマディスプレイパネルは、表示する画像データに基づいてアドレス電極122と表示電極112aとの間にアドレスパルスを印加した後、対をなす表示電極112a及び表示電極112bとの間に維持パルスを印加することによって、放電セルにおいて選択的に維持放電を起こす。これにより、維持放電がされた放電セルでは、紫外線が発生し、その紫外線で励起されたRGBの各色蛍光体層125から可視光が放出されて、画像が表示される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプラズマディスプレイ装置は特殊な構造であり、従来の処理方法での処理は不可能である。特に、プラズマディスプレイ表示装置の主要部であるプラズマディスプレイパネルは、ガラスを主要な構成材料とする2枚の基板、すなわちフロントパネルとバックパネルとがシール材により接合されている構造を有し、さらにプラズマディスプレイ装置は、点灯による発熱を効率よく外部へ放出するために、金属製の放熱装置がパネルと接合して配設している。
【0017】
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、廃棄されるプラズマディスプレイ装置の解体を、容易にかつ短時間で行い、しかも再生を有効に行うための方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために本発明は、非表示面であるバックパネル及び表示面であるフロントパネルを内部に空間を形成するようにシール材により接着しかつ前記空間に希ガスを封入するガス導入管を有するパネル部と、前記バックパネルに接着剤を介して接着した放熱装置とを有するプラズマディスプレイ装置の解体方法であって、前記放熱装置と前記パネル部とを分離する第一分離工程と、この第一分離工程の後に前記バックパネルと前記フロントパネルを分離する第二分離工程とを有し、かつ前記第二分離工程は、前記パネル部のガス導入管を通じて圧縮空気を吹き込むことによってパネル部の内部を加圧してシール材部分をはがすことにより、バックパネルとフロントパネルを分離する工程であることを特徴とする解体方法である。
【0019】
【発明の実施の形態】
すなわち、本発明においては、非表示面であるバックパネル及び表示面であるフロントパネルを内部に空間を形成するようにシール材により接着しかつ前記空間に希ガスを封入するガス導入管を有するパネル部と、前記バックパネルに接着剤を介して接着した放熱装置とを有するプラズマディスプレイ装置の解体方法であって、前記放熱装置と前記パネル部とを分離する第一分離工程と、この第一分離工程の後に前記バックパネルと前記フロントパネルを分離する第二分離工程とを有し、かつ前記第二分離工程は、前記パネル部のガス導入管を通じて圧縮空気を吹き込むことによってパネル部の内部を加圧してシール材部分をはがすことにより、バックパネルとフロントパネルを分離する工程であることを特徴とする。
【0020】
上記構成によれば、プラズマディスプレイ装置の解体を短時間で自動化できる。また、解体装置の全長を短くでき、その結果リサイクル率が向上し、環境保全、資源の有効活用に役立つという作用効果が得られる。
【0021】
以下、本発明の一実施の形態による解体方法について、図面を用いて詳細に説明する。ここでは、図4に示すような、バックパネルとフロントパネルが、シール材によってシールされ、バックパネルにバックパネルの熱の放熱目的とした金属製の放熱装置としてのシャーシが接着されたプラズマディスプレイ装置を解体処理する場合を一例として説明を行う。
【0022】
図1はプラズマディスプレイ装置の解体方法の一例に関する全体構成を示したフローチャートである。図1において、1は廃棄ディスプレイをシャーシ付きパネルとその他のプリント基板や金属、ガラス等の部分とに分離する前処理工程、2はシャーシ付きパネルのシャーシ部とパネル部とを分離するシャーシ分離工程、3はガラス粉砕工程である。
【0023】
以下、図1を用いてプラズマディスプレイ表示装置の解体方法について、詳細に説明する。
(1)前処理工程
廃棄されたプラズマディスプレイ装置は、まず前処理工程1に送られる。ここでは、プラズマディスプレイ表示装置の筐体からプラズマディスプレイパネル部分を取り出し、それに付随する配線、プリント基板、金属、ガラスなどの除去が行われ、シャーシ付きパネル11のみが取り出される。なお、ここで分離された筐体を構成するガラス、金属、あるいはプリント基板などは、それぞれ洗浄等の簡単な処理のあと、再生工程に送られる。
(2)シャーシ分離工程
フロントパネルとバックパネルからなるプラズマディスプレイパネルとアルミシャーシからなるシャーシ付きパネル11は、シャーシ分離工程2へ送られ、パネル部12とシャーシ130に分離される。
【0024】
シャーシ付きパネル11は、まず熱風循環炉の中で加熱され、熱風循環炉中で、シャーシ固定装置、パネル固定装置に固定し、物理的な引き剥がし力を加えることによって、分離が行われる。熱風循環炉による加熱は、シャーシとパネルとを接着している接着剤の接着力の低下を目的に行われ、140℃以上にすることが望ましい。
【0025】
なお、熱風循環炉の他に、ホットプレートなどの加熱装置を利用しても、同様に分離することが可能である。また、金属製のシャーシに通電を行い、通電によって生じる抵抗によってシャーシを加熱し、その熱を用いて分離することも可能である。さらに、アルコールなどの溶剤中にパネルを浸漬させることにより、接着剤を溶剤に溶解させて分離する方法でもパネル部12とシャーシ130との分離は可能である。
【0026】
なお、分離されたシャーシは、そのまま利用されるか、再び溶融し、シャーシ等の原料として再生される。
(3)ガラス粉砕工程
パネル部12をガラス粉砕機にかけ、膜付きカレットガラス21にする。ここで、膜付きカレットガラス21とは、プラズマディスプレイ装置の構成要素である誘電体、電極、隔壁、蛍光体などが固着したカレットガラスを言う。
【0027】
膜付きカレットガラス21は、そのままの状態でガラス窯に投入するなどして、ガラス等の原料として再生することができるが、ガラスの品質をより向上させるために、一般的なブラスト洗浄機を用いたガラス洗浄工程4において、膜面除去を行ってもよい。ブラスト洗浄機は、ブロワーからなる低圧空気供給手段と、研掃材供給手段と、研掃材噴射ノズルと、カレット送りスクリューとから構成されている。
【0028】
このブラスト洗浄機では、カレットが送りスクリューによって送られ、カレット相互の摩擦と衝突、及びガラスビーズとカレットガラス粉末とを含んだ低圧エヤーがカレットに吹き付けられることにより、カレット表面に塗布または付着していた蛍光体、誘電体、電極等無機粉体23の部材は除去・洗浄される。
【0029】
分類された部材の内、ガラス微粉末、金属粉末はエヤーを用いたサイクロン方式によりダストストッカーへ回収される。所定メッシュのフィルターを通過したカレットガラス粉末とガラスビーズはガラスビーズストッカーへ研掃材としてエヤー搬送され再利用される。洗浄済みのガラスカレット22は再利用カレットボックスへ収納されリサイクルされる。
【0030】
図2、図3は本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の解体方法に関する全体構成を示したフローチャートである。図2において、1は廃棄ディスプレイをシャーシ付きパネルとその他の部分とに分離する前処理工程、2はシャーシ付きパネルのシャーシ部とパネル部とを分離するシャーシ分離工程、5はパネル部をフロントパネルとバックパネルとに分離するガラス分離工程、6はそれぞれフロントパネル、バックパネルの膜面除去工程である。
【0031】
以下、図2、図3を用いて本発明のプラズマディスプレイ表示装置の解体方法について、詳細に説明する。
(1)前処理工程
廃棄されたプラズマディスプレイ装置は、まず前処理工程1に送られる。ここでは、図1に示す例と同様、プラズマディスプレイ装置の筐体からプラズマディスプレイパネル部分を取り出し、それに付随する配線、プリント基板、電源などの除去が行われ、シャーシ付きパネル11のみが取り出される。
(2)シャーシ分離工程
フロントパネルとバックパネルからなるパネル部及びアルミシャーシからなるシャーシ付きパネル11は、シャーシ分離工程2へ送られ、図1に示す例と同様にして、パネル部12とシャーシ130に分離される。
(3)ガラス分離工程
パネル部12は、ガラス分離工程5へ送られ、フロントパネルとバックパネルの分離が行われる。図2においては、パネル部12のフロントパネルとバックパネルを接合している封着フリットの内側に、バックパネル側より、超鋼の切削バイト135によりV字状の溝を深さ1.5〜2.5mm程度に切削加工し、また、フロントパネル側からも、同様に切削加工を行う例を示しているが、本発明においては、図3に示す方法により分離を行う。
(4)膜面除去工程
フロントパネル13及びバックパネル14は膜面除去工程6へ送られる。ここでは、必要に応じてバックパネル上に付着した蛍光体を真空吸引した後、ノズル140から研掃材をガラス基板面に対して噴射するブラスト洗浄によって、フロントパネル13及びバックパネル14のガラス基板上にある銀、銅、アルミニウムなどからなる電極、鉛、ビスマスなどからなる誘電体、隔壁が除去され、ガラス板15と無機粉体16に分離される。
【0032】
除去した無機粉体16は、鉛、銀などに再生され、ガラス板15は、そのまま再生されるか、ガラス粉砕工程3によりガラスカレット22に加工され、ガラス原料として再生される。
【0033】
ブラスト以外の膜面除去の方法として、例えば回転ブラシでガラス面を研磨して除去する方法、誘電体などの軟化点付近に加熱することによって溶解させて物理的に除去する方法、エッチング液中へ浸せきして膜物質を溶解させて除去する方法などを用いてもよい。
【0034】
図3(a)〜(c)はガラス分離工程の本発明による実施の形態を示す図である。本発明では、フロントパネルとバックパネルの分離の際に、ガス導入管126を除去せず、図3(a)のようにガス導入管126の先端部を切断してガス導入管126を切断したパネル部17に加工する工程を有する。
【0035】
このようにして加工されたパネル部17の切断部の先端部133を図3(b)のように圧縮空気製造装置31と接続し、先端部133を通して圧縮空気を吹き込むことによってパネル部17の内部を加圧し、その力を利用するところである。
【0036】
シール材132としてのフリットは、通常酸化鉛を主成分としたガラスであるが、ガラス基板と比べて強度が弱いため、上記方法で、図3(c)のようにシール材132部分のみがはがれ、容易にフロントパネルとバックパネルを分離することが可能である。
【0037】
なお、フロントパネルとバックパネルの分離の方法として、フリット溶融温度付近までパネルを加熱することによって行ってもよい。この場合、シャーシ分離工程を行わずに加熱を行うことも可能である。その場合、ガラス分離工程での加熱によって、シャーシ分離を同時に行うことができ、工程短縮に効果がある。
【0038】
【発明の効果】
以上のように本発明の解体方法によれば、プラズマディスプレイ装置の解体を短時間で自動化でき、また解体工程の全長を短くできる。その結果、リサイクル率が向上し、環境保全、資源の有効活用に役立ち、地球環境保護に大きく貢献できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラズマディスプレイ装置の解体方法の一例に関する全体構成を示すフローチャート
【図2】 本発明の実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の解体方法に関する全体構成を示すフローチャート
【図3】 (a)〜(c)は本発明のプラズマディスプレイ装置の解体方法に関する詳細を示す構成図
【図4】 (a)は一般のプラズマディスプレイ装置を示す概略構成図
(b)はA部を拡大して示す断面図
【図5】 プラズマディスプレイパネルを示す斜視図
【符号の説明】
1 前処理工程
2 シャーシ分離工程
3 ガラス粉砕工程
4 ガラス洗浄工程
5 ガラス分離工程
6 膜面除去工程
11 シャーシ付きパネル
12 パネル部
13 フロントパネル
14 バックパネル
130 シャーシ
132 シール材

Claims (1)

  1. 非表示面であるバックパネル及び表示面であるフロントパネルを内部に空間を形成するようにシール材により接着しかつ前記空間に希ガスを封入するガス導入管を有するパネル部と、前記バックパネルに接着剤を介して接着した放熱装置とを有するプラズマディスプレイ装置の解体方法であって、前記放熱装置と前記パネル部とを分離する第一分離工程と、この第一分離工程の後に前記バックパネルと前記フロントパネルを分離する第二分離工程とを有し、かつ前記第二分離工程は、前記パネル部のガス導入管を通じて圧縮空気を吹き込むことによってパネル部の内部を加圧してシール材部分をはがすことにより、バックパネルとフロントパネルを分離する工程であることを特徴とするプラズマディスプレイ装置の解体方法。
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