JP4139564B2 - 予め組み立てられた電気スプライスコンポーネント - Google Patents
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Description
(技術分野)
本明細書に記載された本発明は、中電圧および高電圧の電気ケーブルをスプライスする技術に関する。特に、本発明は、中電圧および高電圧の電気ケーブルをスプライスするために用いられる、予め組み立てられた電気スプライス要素(コンポーネント)である。
【0002】
(背景技術)
中電圧および高電圧の電気ケーブルは一般に、様々な材料製の数個の同心層によって囲繞された中心にある銅またはアルミニウム製の導線から構成される。具体的には、中心導線は一般に絶縁層によって囲繞され、次にこれは、導体シールド層および外側保護ジャケットによって囲繞される。絶縁層の材料およびサイズは、中心導線に必要な絶縁が達成されるように選択される。シールド層は、電気的にグラウンドレベルに保たれ、一般に、短絡が発生するときには短絡電流に耐えることができるように設計される導体層である。導体シールドは、通常、シールドワイヤ層から構成される。外側ジャケットは、機械的衝撃に対する保護をケーブルに与え、湿気または水がスプライス内に入るのを妨げる。
【0003】
配電ネットワークを築くときに、中電圧または高電圧のケーブルの端を一緒にスプライスする必要があることが多い。スプライスは、何十年にもわたって行ってきたやり方で行われる。第1に、異なるケーブル層の各々のある長さが、スプライスされる端に隣接して除去され、各層の一部が露出されるようにする。次に、中心導線が、公知のねじ型のまたはクリンプ式のコネクタを使用して接続される。最後に、スプライスの領域上に元々のケーブルの電気構成を再構築する必要がある。すなわち、スプライスには、中心導線上の絶縁層と、導体シールドと、外側保護ジャケットとが設けられなければならない。
【0004】
現在、絶縁層、導体シールドおよび外側保護ジャケットは一般に、材料の複数の層をスプライスに個別に設置するか、または、スプライス上の同時設置のために2つ以上の層を単一のスリーブに組み込む多層要素を使用することによって、再構築される。これらの層は、機械的に拡張し支持コア上に置かれるエラストマー材料から形成されることが好ましい。次いで、拡張したスリーブは、スプライスの前に1つのケーブルの端にわたって動くことができ、次いで、設置のためにスプライス上に容易に戻ることができる。次いで、スリーブを完成したスプライス上に置いた後に、支持コアを取り除くことができ、そのため、スリーブはスプライス上へ弾性的に収縮する。
【0005】
支持コアはいくつかの形態のいずれを取ってもよい。たとえば、支持コアは、予め伸長された要素から引かれて、次いでケーブルから取り除くために部分に裂くことができるチューブから構成されてもよい。そのような配列は、たとえば、ドイツ特許公開公報第30 01 158号(S.A.des Cableries)の図2に示されている。代替アプローチは、欧州特許第0 702 444号(Fournier)に見ることができる。さらに別の型の支持コアは、米国特許第3,515,798号(3M)または欧州特許第0 101 472号(3M)またはドイツ特許公開公報第37 15 915号(3M)または米国特許第5,589,667号(3M)に記載されているように、らせん状に巻かれたシステムであり、徐々に取り除かれ、それによって、システムは収縮することができる。
【0006】
たとえば絶縁層と導体シールド層とを再構築することができる多層エラストマースリーブを提供することが知られている。スリーブ内に、導体シールドの断絶点で避けられずに発生する電気応力の領域を滑らかにするための追加応力制御要素を含むことも知られている。
【0007】
エラストマー多層スリーブ(絶縁層と導体層とを具備する)をスプライス上に設置した後に、導体シールドを提供するスリーブの部分は、2つのケーブル端の露出された導体シールド層に電気的に接続されなければならない。これは、通常、追加導体層を多層スリーブ全体上に置くことによって達成される。追加導体層は一般に、たとえば、金属ブレードから形成され、これは、多層スリーブ全体上に、さらに、両ケーブル端で導体シールド層の露出された部分上に延在する。この目的には、銅ブレードが使用されるのがもっとも好ましい。信頼のおける接続のために、導体ブレードがケーブルシールド層の露出された部分に重なり合ってこれに接触する点で、一定力のばね等のばねコネクタが導体ブレードに加えられる。一定力のばねは、導体ブレードと、短絡から生じるであろう電流に耐えることができるケーブルのシールドと、の間に確実で永久的な電気接触を確立するという利点を有する。経験により、特に短絡の場合には、たとえばブレード上に置かれたエラストマーゴムスリーブによって、導体ブレードとケーブルシールドとの間に十分な電気接触が提供されないことが示されているため、一定力のばねを使用することは重要である。
【0008】
最後に、外側保護ジャケットは、スプライス全体の上に置かれなければならず、それによって、ケーブルジャケット代替物として作用する。外側ジャケットは一般に、スプライスの確立前にケーブル端の一方に置かれる予め伸長されたチューブを使用することによって設置される。最後の作用として、この外側保護ジャケットは、接続全体上で収縮する。外側ジャケットは、湿気がスプライスに入るのを防ぐのに適切な封止力を提供するように、選択される。
【0009】
スプライス自体の上で直接収縮する多層スリーブは、既に、従来の技術に対する進捗を示すが、これは、たとえば、上述の応力制御要素、実際のスプライス上にファラデー遮蔽を提供する電極、絶縁層および導体シールド層等の数個の要素を単一のユニットに組み合わせることができるからである。したがって、上述の方法は、中電圧または高電圧のケーブルの完全スプライスを設立するために、加えるべき要素の数を既に大幅に減少している。
【0010】
中電圧および高電圧のケーブルがスプライスされる方法をさらに簡略化するよう試みられている。次のステップとして、導体ブレードとケーブルジャケット代替物とが多層要素上へ置かれ、スプライスを形成するときに個別に加えられなければならない要素の数をさらに減少する構成が展開されている。しかし、スプライスに加えるために単一の支持コアに導体ブレードと保護ジャケットとが組み込まれるときでさえ、一定力のばねをを加えることによってブレードとケーブルのシールド層との間に良好且つ永久的な接触を確立する必要がある。これは実行されなければならない追加ステップであり、排除することができるのであれば、それが望ましい。しかし、後述されるように、一定力のばねは信頼のおける接触に必要であるが、これを加えることは容易には達成されないため、このステップを除去することは困難である。
【0011】
上述のスプライス方法は、たとえば、ドイツ特許公開公報第30 27 097号(Siemens)の図面から理解することができる。この参考文献の図1は、要素を収縮する前のスプライス部分を通る断面図を示し、スプライスを完成するのに必要な部品の多くを例示する。ケーブル導線3はケーブル絶縁体4で囲繞され、ケーブル絶縁体4はシールド5、追加シールドワイヤ6およびケーブルジャケット7によって覆われる。導線は、コネクタ2で他方のケーブル端(図示せず)にクリンプされる。多層スリーブ10は、ファラデー遮蔽として作用する内側電極12と、絶縁層11と、支持コア17上に置かれた外側導体シールド15、16とを含み、支持コア17は、スリーブ全体が接続上に収縮するように取り外すことができるらせんから構成される。さらに、追加導体シールド18と第2の支持コアが示され、これらの上に外側ケーブルジャケット代替物20が置かれる。
【0012】
しかし、ドイツ公報第30 27 097号の図1は、ケーブルのシールド5、6とスプライスのシールド15、16、18との間の良好且つ永久的な電気接触のためのいずれの手段を表さない。したがって、一定力のばねは示されていない。
【0013】
しかし、一定力のばねは、一定力のばねの使用を特に良好に描く米国特許第5,028,742号(3M)から最良に理解することができる。この参考文献の図3において、典型的に準備されたケーブル端が、導線14、絶縁層16、導体シールド18および保護ジャケット20を備えて示される。この特定の参考文献において、実際のケーブル接続は、上述とは別の手段によって確立される。しかし、一定力のばね24の使用によってケーブルのシールド18に装着されるストリップ26、28の形態で、導体ブレードが使用されるのが見られる。完全な接続は図5で見ることができ、これは、主に、一定力のばね24の適切な使用を示すが、そのような接続は、ドイツ公報第30 27 097号の図1に描かれた接続とは異なる。
【0014】
スプライス接続上に置かれる多層スリーブは、様々な形態を有することができる。多層スリーブの例は、欧州特許第0 435 569号(3M)に記載されている。支持コア20に内側電極18を有する成形多層本体10が置かれ、クリンプまたはねじ型コネクタ、2つの応力制御要素14、16、絶縁層12および外側導体シールド11上にファラデー遮蔽を確立する。この要素は、ケーブル接続上に置かれ、次いで、上述のように、他の要素(導体ブレード、一定力のばねおよび保護ジャケット等)でさらに覆われる。
【0015】
別の多層スリーブ構成が国際特許出願第WO95/31845号(3M)に記載されており、これは、応力制御要素がないことにより、先のものとは異なる。絶縁材料自体が応力制御を提供するため、これは可能である。
【0016】
より小型のシステムが欧州特許第0 393 495号(Pirelli)に、特に図7、9に記載されている。この参考文献は、上に多層スリーブ3’が置かれる支持コア19を示す。コア19上に、ケーブルジャケット代替物21も置かれる。ケーブルジャケット代替物21は長さがより長いため、ジャケット代替物21は両端でそれ自体の上に折り返される。多層スリーブ3’とケーブルジャケット代替物21との間に、導体層、一般にブレード16が置かれる。
【0017】
欧州特許第0 393 495号に示されたものに類似したスプライスアセンブリ用の設置方法が、たとえば冷収縮スプライス24CSJ用Alcatel/Euromoldの指示マニュアルに記載されている。この指示マニュアルはドイツ語であるが、組立方法は図面から明瞭に理解することができる。指示書の1〜3頁は、ケーブル端の準備を示す。特に2頁に、どのようにシールドワイヤ(Schirmdrahte)が露出され、外側ケーブルジャケット上に折り返されるかを見ることができる。5頁に、どのように完全スプライス本体(Muffengehause)が一方のケーブル端上(右へ)に動き、ケーブルジャケット代替物の一部用に追加本体が他方の端上(左へ)に動くかが描かれている。中心導線の接続は、6頁に示されるように確立され、この場合、ファラデー遮蔽は、7頁に示されるように異なる方法で確立される。スプライス本体は、8頁に示されるように、接続上に動き、支持コア(この場合は2つのチューブから構成される)は取り除かれ、そのため、9、10頁に示されるようにシステム全体が収縮する。11頁は、ブレードが折り返すことによって取り除かれなければならず、一定力のばね(Rollfeder)が、ケーブル端の導体シールドワイヤに部分的に加えられることから見られる限り、明白な特徴を示す。これを行うために、別個の要素として供給される一定力のばねが外側端で開口し、一定力のばねを部分的にほどくことによって、本質的に1回の回転がケーブルに加えられる。次いで、11頁の下の図に示されるように、銅ブレードが、一定力のばねのこの単一層の上に、さらにケーブルの上に、折り返される。次いで、そのような一定力のばねがブレード上でさらにほどかれ、そのため、確実な電気接触のために端でブレードがケーブルに押圧される。この結果を達成するために、ブレードの一部が開かれなければならず、そのため、一定力のばねの上部層を銅ブレードの頂部に置くことができることを理解しなければならない。したがって、過程の最後で下記の構成が得られる。すなわち、折り返されたケーブルシールドワイヤを備えたケーブルであって、これに一定力のばねのほぼ単一の層が加えられ、この単一層は、転移点で開口されなければならない銅ブレード上によって覆われ、構成全体は次いで、銅ブレード上に加えられる一定力のばねの追加層が来るケーブルである。最終ステップとして、12頁に示されるように、ケーブルジャケット代替部分がスプライスの2つの端上に加えられ、それによってブレードの先に露出された部分を覆う。
【0018】
上述から見られるように、一定の力のばねを適用することは、一般に、導体ブレードが多層スリーブの一部として適用されるときでさえ、困難でやっかいである。そのため、一定の力のばねを含むすべての要素(コンポーネント)を、1回の動作で適用することができることが望まれている。
【0019】
(発明の開示)
本発明は、一定力のばねを含むすべてのスプライス用要素(コンポーネント)を単一の支持コア上へ組み込むことができる中電圧および高電圧のケーブル用の予め組み立てられた電気スプライス要素(コンポーネント)である。この方法において、1部品のみが一つのケーブル端部に移動せしめられる必要があり、これは、ケーブルの中心導線間で接続が確立した後に、接続部上を移動して、単一のステップで収縮する。本発明は、それによって、上述のようにスプライスの構成全体を確立し、導体の編組とケーブルシールドとの間の良好な電気接続を確実にする。さらに、システム内に、構成の端部で湿気が入るのをさらに保護するマスチックの層を含むことも可能である。好ましくは、支持コアは、上述のらせん状に巻かれたコア等の半径方向に折り畳み可能なシステムである。たとえば、Alcatel/Euromold製品指示書に示されたような取り外し可能なチューブは一般に、除去するために大きい長手方向力を必要とし、一定力のばねによって完全に阻止されることがあるため、半径方向に折り畳み可能なシステムが好ましい。一定力のばね自体は、支持コアの除去時に、確実な接続を提供するために、収縮することができるように、寸法および表面に対して選択されなければならない。特に、ばねがケーブル上へ収縮するとき、ばねの回転(巻き)が互いの障害となることはできない。
【0020】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の好適な実施形態が図1〜9に示される。図1は、予め組み立てられたスプライスアセンブリ(pre−assembled splice assembly)10を示し、スプライスのすべての必須要素(コンポーネント)が共通支持コア12に設けられている。様々な要素の一部は、要素の配列を明瞭に見ることができるように、図面から取り除かれている。支持コア12は、らせん状に巻かれた半径方向に折り畳み可能なコイルから構成され、その端14はコア12の内側部分を通り、そのため、端14を長手方向に引くと、コア12は徐々に取り除かれ、それによって全体構成がケーブル接続上に収縮する。他の型のコアは、除去するために高い長手方向力が必要であり、下記に記載される一定の力のばねの位置を崩壊させる可能性があるか、または、一定の力のばねの半径方向の圧縮力によって除去が阻止される可能性があるため、半径方向に折り畳み可能な支持コア(collapsible support cores)が好ましい。コア12の好適な構成は、米国特許第3,515,798号(3M)、欧州特許第0 101 472号(3M)、ドイツ特許公開公報第37 15 915号(3M)および米国特許第5,589,667号(3M)に記載されている。
【0021】
図1のスプライスアセンブリ10において、2つの押出成形された層、すなわち、絶縁層16とシールド層18とを使用する。層16、18は、個別に、1つずつ支持コア12に置かれてもよく、または、共押出法によって製造されてもよい。押出成形された層16、18の上に、銅ブレード20が同軸的に配列される。ブレード20は、押出成形された層16、18の各端上に突出し、それによって、押出成形された層16、18の両端に隣接する領域24にある支持コア12の外表面22に直接接触させる。2つの一定の力のばね26が、領域24内の銅ブレード20に加えられる。ばね26は、スプライスの長手方向に比較的小さい幅を有し、幅は5〜50mmの範囲であってもよく、10〜20mmの範囲が好ましい。ばね26は、2つの押出成形された層16、18と同様に、支持コア12上に適用される前には、拡張せしめられている。したがって、押出成形された層16、18、ブレード20およびばね26の内径は、拡張前には、システムが適用されるケーブルおよび/またはケーブル接続部の直径よりも小さい。これらの一定力のばね26は、拡張段階でのばね26の巻きが互いの障害にならないように選択されるが、支持コア12の除去時に、一定力のばね26全体が、下記に詳述される適切な運動によって直径を減少することができるように設計される。
【0022】
銅ブレード20の端に隣接して2つのマスチック層28がある。マスチック層28は、水または湿気に対して必要な封止を提供することができ、コア12の除去時に減少した直径まで収縮することができる(がさらなる弾性を有する必要はない)ように選択される。ケーブルジャケット代替物(交替物)30が、すべての要素(コンポーネント)の上に置かれる。ケーブルジャケット代替物30は、拡張エラストマーチューブであり、他のすべての要素を覆うように支持コア12に置かれる。
【0023】
図2は、図1に示されたケーブルスプライスアセンブリ10の右端の拡大図を提供する。図2は銅ブレード20の構成をより詳細に示すが、銅ブレード20に一定力のばね26が加えられ、マスチック層28は銅ブレード20の右側に置かれ、すべての要素がケーブルジャケット代替物30によって覆われる。支持コア12の端のみが、端ストリップ14とともに、ケーブルジャケット代替物30を越えて突出し、端ストリップ14は、らせん状に巻かれたコア12を引くために使用される。
【0024】
図3は、同様に、図1に示されたケーブルスプライスアセンブリ10の左側部分を示す。しかし、より良い理解のため、実際にコア12を除去する前に、ケーブル接続部(図示せず)上に既にケーブルスプライスアセンブリ10が動かされた構成で、ケーブルスプライスアセンブリ10は示されている。図3の左側にケーブル32の断面が見られ、ケーブル導線34がケーブル絶縁体36およびケーブルシールド38に囲繞され、ケーブルシールド38は一般にケーブル絶縁体36の外側導体層または半導体層40を含み、ケーブル絶縁体36はケーブルシールドワイヤ42の構成に直接接触し、ケーブルシールドワイヤ42は、短絡電流に耐えることができるように選択される。ケーブルシールドワイヤ42は、次いで、必要な環境的および機械的保護を提供するケーブルジャケット44によって囲繞される。
【0025】
図3において、支持コア12は切り取られており、実際の接続部に近接したケーブルシールドワイヤ42が示される。スプライス用ケーブル32を準備するために、上述のように、ケーブル導線34から様々な層を取り除き、ケーブルシールドワイヤ42をケーブルジャケット44に折り返すことが必要である。マスチック層28、銅ブレード20および一定力のばね26は、先の図面と同様に示されている。
【0026】
図4〜6は、ケーブル32に適用する間のスプライスアセンブリ10の動作を例示する。図4〜6は、スプライスアセンブリ10および準備されたケーブル32の両方を通る断面図であり、スプライスアセンブリ10がケーブル32上へ収縮するときにスプライスアセンブリ10の断面がどのように変化するかを示す。図4は、図3の4−4に対応する断面図である。先に示したように、ケーブル導線34は、絶縁体36、ケーブルシールドワイヤ42およびケーブルジャケット44によって囲繞される。ケーブルシールドワイヤ42がケーブルジャケット44の外側に折り返されているのを見ることができる。ケーブルスプライス10も支持コア12上に示され、該支持コア12上に銅ブレード20が置かれて、一定力のばね26およびケーブルジャケット代替物30によって囲繞される。図4の拡張した構成において、一定力のばね26は、約1.75回転(巻き、turns)を有するように示される。
【0027】
図5、6は、スプライスアセンブリ10全体がケーブル32上へ収縮する方法を例示する。図5は、図4と同一の断面図でケーブルを示すが、支持コア12がスプライスアセンブリ10の対応部分から取り除かれた直後であるのに対し、図6は、収縮過程が完了した後の構成を示す。図5において、銅ブレード20は一定力のばね26によって囲繞され、この構成では3回転(巻き)を有する。エラストマーチューブの全断面が収縮過程の間中、本質的に同一のままであるため、ケーブルジャケット代替物30は厚さがやや拡大している。
【0028】
変化する構成は図6にさらに例示され、すべての要素が収縮しており、そのため、銅ブレード20が折り返されたシールドワイヤ42に直接接触する。銅ブレード20は、5回転の一定力のばね26によって囲繞され、ケーブルジャケット代替物30はさらなる厚さを得た。銅ブレード20と折り返されたシールドワイヤ42とは、一定力のばね26の力によって互いに密に接触することを考慮に入れなければならない。
【0029】
図4〜6は、異なる要素(コンポーネント)が異なる収縮過程を示すために、かなり変わった挙動(動作)でスプライスアセンブリ10が収縮する方法を示している。銅ブレード20は、個別の平らな銅ワイヤから構成され、その寸法は本質的に同一のままであるが、図6の最終構成においてワイヤが互いに重なり合うように、アセンブリ10が収縮するときに一緒により近接して動く。一定力のばね26は、この構成に示されるように、回転の数がおよそ1.75回転(巻き)から5回転(巻き)に変わるように、それ自体で回転するときに、完全に異なる新しい挙動で収縮する。当然ながら、これらの数は特定の設計にしたがって変わることができるが、収縮過程は、機械的腕時計のばねの回転と同様に、ばねがそれ自体に戻るときと常に同一であることが当業者には理解される。したがって、上記に説明されたように、この収縮過程が可能であるばね構成を選択し、ばね26が巻き上がるときにばねの異なる層が互いに障害となるのを防ぐことが必要である。さらに、ケーブルジャケット代替物30は、収縮の第3の方法、すなわちエラストマー要素のよく知られた収縮を示し、エラストマーチューブの断面は本質的に同一であるため、物品の厚さは徐々に増加する。
【0030】
図7は、本発明によるケーブルスプライスアセンブリの他の実施形態を示す。図1に示された構成は、ケーブル接続部の適切な準備を必要とし、これは、応力制御半導体材料で接続部を覆うことによって行うことができる。これに対する1つの可能な選択は、応力制御マスチック材料でケーブル接続全体を覆うことである。好適な実施形態が図7に示される。アセンブリ10は、押出成形されたスリーブ層16、18下に配列された半導体マスチック46を含むことが好ましい。この構成は、一定の用途で有用であるさらなる代替として理解するべきである。適切なマスチック材料の例は、欧州特許第0 780 949号(3M)に記載されている。
【0031】
図8は、本発明によるケーブルスプライスアセンブリの他の実施形態を示す。図1〜6の実施形態との本質的な差は、2つの押出成形された層16、18を有する代わりに、成形スリーブ50が使用されることである。スリーブ50は、2つの内端に応力制御要素(コンポーネント)52が設けられ、中間に追加電極(付加電極)54が設けられ、3つの要素はすべて絶縁層56で覆われ、配列全体は、シールド層58でさらに覆われる。実際的な理由のため、そのようなスリーブを得るための最良の方法は、異なる要素を1つずつ互いの上に成形することである。これは、欧州特許第0 435 569号に記載されている。他のすべての要素は図1のものと同一である。
【0032】
図9は、幾分異なる成形スリーブが使用されるケーブルスプライスアセンブリの他の実施形態を示す。スリーブ60は、中間電極62のみと絶縁層64とから構成され、絶縁層64自体はシールド層66に覆われる。絶縁層64は、国際特許出願第WO95/31845号により詳細に記載されている応力制御を提供する特定の特性を有することが好ましい。
【0033】
図1、7、8の代替実施形態は、様々なスリーブを首尾よく使用することができることを示す。さらに、銅スリーブ20が異なる型の構成を有してもよいことを理解しなければならない。これは、本質的に、一方の側ではスリーブのシールド層と、他方の側ではケーブル32のシールドと、電気接続されなければならない。マスチック層28は、必要時に追加の(付加的な)封止を与える任意の特徴である。この型のマスチックは、たとえば、欧州特許第0 424 090号(3M)および欧州特許出願第0 780 949号(3M)に記載されている。
【0034】
一定力のばね26は、本明細書では、鋼等の適切な材料製の拡張ストリップから作られるように説明したが、これは、スリーブ20の円周全体のまわりに延在する重なり合った層または巻きでらせんに形成される。しかし、ばね26は、その構成に変化があってもよい。たとえば、ばね26の回転(巻き)の数は、広い範囲で変動可能であるが、ばね26は支持コア12の拡張状態で1〜2の間の回転(巻き)を有することが好ましい。さらに、ばね26の幅は5〜50mmの範囲で変動可能であり、10〜20mmの範囲であることが好ましい。最後に、ばね26は、重なり合った回転(巻き)でらせんの形態を取る必要はない。図10に見られるように、ばね26’は、ばね26’が設置構成にあるときに導体スリーブ20の円周全体のまわりに延在する必要がない場合が考えられる。図10は、本質的に図4に対応し、支持コア12を有するスプライスを備えた同一の準備されたケーブル32と、導体スリーブ20と、ばね26’とを示す。ケーブルジャケット代替物は図10には示されない。ばね26’は、図10では拡張状態で示され、スリーブ20の円周の180度をわずかに超えて延在するのを見ることができ、そのため、スリーブ20およびばね26’は支持コア12にしっかりと保持される。図11は、本質的に図6に対応し、設置構成にある図10のスプライスを示す。図11において、ばね26’は、収縮してスリーブ20の円周全体よりも幾分少なく覆うが、しっかりした信頼のおける電気接続を確立するのに十分なほどスリーブ20を覆うのが見られる。
【0035】
本発明をより良く理解するために、支持コア12の全体を除去した後の最終構成が図12に示され、いくつかの部品は、明瞭にするために切り取られている。ケーブルジャケット代替物30は端でケーブルスプライス全体を覆い、そのため、ほとんど連続したジャケットが得られる。水および湿気に対して必要な封止を提供するために、マスチック層28が示される(図12では、収縮しているため、図1、7、8に示されるものよりも厚い)。マスチック層28は、ケーブルジャケット代替物30の力のため収縮するが、ケーブルジャケット代替物30は、単に、マスチック層28の直径を収縮させ、対応してその厚さを拡大せしめる。さらに、銅ブレード20は、折り返されたケーブルシールドワイヤ42にしっかりと接触せしめられ、銅ブレード20とケーブルシールドワイヤ42との両方は、短絡電流に耐えるのに必要な一定の力を提供する一定力のばね26で一緒に保持される。
【0036】
本発明の範囲および精神から逸脱することなく、スプライスアセンブリの複数の他の実施形態が得られることは当業者には理解される。スプライスアセンブリの要素は、図面に示されたものとは異なる組み合わせで支持コアに位置決めされることも可能である。たとえば、導体スリーブのみと一定力のばねが支持コア上に位置決めされることが所望されるかも知れない。同様に、導体スリーブと一定力のばねとケーブルジャケット代替物とが支持コア上に位置決めされる一方、他の要素(たとえば、絶縁層と導体シールド層とを有する多層スリーブ)は設置のために別個の支持コアに置かれることが所望されるかも知れない。理解されるように、本発明は多くの構成に適用可能であり、図面に示された構成は例示のみである。
【図面の簡単な説明】
本発明は下記図面を参照して、詳細に説明される。
【図1】 本発明の第1の実施形態の部分断面斜視図である。
【図2】 図1の斜視図の拡大部分である。
【図3】 図1の斜視図の拡大部分である。
【図4】 図1〜3の実施形態に関する、図3の4−4線断面図であり、装置が収縮してケーブルに接触する方法を例示する断面図である。
【図5】 図1〜3の実施形態に関する、図3の4−4線断面図であり、装置が収縮してケーブルに接触する方法を例示する断面図である。
【図6】 図1〜3の実施形態に関する、図3の4−4線断面図であり、装置が収縮してケーブルに接触する方法を例示する断面図である。
【図7】 本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図8】 本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図9】 本発明の他の実施形態の斜視図である。
【図10】 本質的に図4、6の図に対応する他のばね構成の断面図である。
【図11】 本質的に図4、6の図に対応する他のばね構成の断面図である。
【図12】 本発明に係る設置されたスプライスアセンブリの斜視図である。
Claims (8)
- 中心導線と、絶縁層と、導体シールドと、外側保護ジャケットとを有するタイプの電気ケーブルをスプライスするためのアセンブリであって、
長手方向管状支持コアと、
該支持コア上に同軸的に位置決めされた長手方向導体スリーブと、
該導体スリーブ上に位置決めされ、該導体スリーブに対して圧縮し、該支持コアが取り除かれるときに収縮して直径を減じるように構成され、これによって該導体スリーブをケーブルの導体シールドに対して圧縮する少なくとも1つのばねと、
を具備するアセンブリ。 - 前記ばねは一定の力のばねである請求項1記載のアセンブリ。
- 前記ばねは、前記導体スリーブの長手方向部分よりも小さい幅を有する請求項1記載のアセンブリ。
- 前記ばねは、本質的に、円形の断面を有し、巻きが重なり合ってらせん形状をなし、前記コアの除去時に、前記ばねは、それ自体の上に巻くように収縮する請求項2記載のアセンブリ。
- さらに、前記導体スリーブと前記ばねとの上に位置決めされた管状ケーブルジャケット交換層を具備する請求項1記載のアセンブリ。
- 前記ケーブルジャケット交換層は、前記支持コアの除去時に、より小さい直径に収縮するエラストマー材料から形成された請求項5記載のアセンブリ。
- さらに、前記支持コアと前記ケーブルジャケット交換層との間の前記導体スリーブの端部に隣接して位置決めされた適合したマスチックを具備する請求項5記載のアセンブリ。
- 前記支持コアは、半径方向に折り畳み可能である請求項1記載のアセンブリ。
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