JP4135848B2 - ポジ型レジスト組成物 - Google Patents

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポジ型レジスト組成物、さらに詳しくは、波長200nm以下の活性光、特にArFエキシマレーザー光に対して透明性が高く、かつ高解像性を有すると共に、レジストパターン形状、耐ドライエッチング性及び基板との密着性に優れるレジストパターンを形成しうる化学増幅型のポジ型レジスト組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
これまで化学増幅型レジストの基材樹脂成分としては、KrFエキシマレーザー光(248nm)に対する透明性が高いポリヒドロキシスチレンやこれの水酸基を酸解離性の溶解抑制基で保護したものが用いられてきた。
しかしながら、今日では、半導体素子の微細化はますます進み、ArFエキシマレーザー光(193nm)を用いたプロセスの開発が精力的に進められている。
【0003】
ArFエキシマレーザー光(193nm)を用いるプロセスでは、ポリヒドロキシスチレンのようなベンゼン環を有する樹脂は、この光に対して透明性が不十分であるという欠点を有している。このような欠点を克服するために、これまでベンゼン環を有さず、かつ耐ドライエッチング性に優れる樹脂として、エステル部にアダマンタン骨格を有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される単位を主鎖に有する樹脂(以下単に「アクリル酸エステル樹脂」と称す)が多数提案されている(特許第2881969号公報、特開平5−346668号公報、特開平7−234511号公報、特開平9−73173号公報、特開平9−90637号公報、特開平10−161313号公報、特開平10−319595号公報及び特開平11−12326号公報など)。
【0004】
これらのアクリル酸エステル樹脂を用いたポジ型レジストは、2.38重量%のテトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液である標準現像液で現像可能であり、さらにArFエキシマレーザー光に対する透明性、耐ドライエッチング性及び基板に対する密着性において、ある程度満足すべき結果が得られている。
【0005】
しかしながら、現在の半導体素子分野においては、さらに超微細のパターンが要求され、150nm以下や100nm付近の解像度が必要とされるようになってきたが、このような要求に対しては、もはや上記の効果では不十分となってきている。
【0006】
そして、このような高解像性のレジストパターンを良好な形状で得るためには、レジスト膜厚の薄膜化(従来の膜厚:約500nm、現在の要望される膜厚:300〜400nm)や基材樹脂中における酸解離性の溶解抑制基含有アクリルエステル単位部分(例えば2‐メチルアダマンチルメタクリレート)の増大などが必要である。
【0007】
しかしながら、薄膜化が進めばドライエッチング時の膜減りが速くなるので、耐ドライエッチング性をいっそう向上させる必要があるし、酸解離性の溶解抑制基含有アクリルエステル単位部分を増大させると疎水性が大きくなるため、基板との密着性が劣化するという問題が生じる。また、レジストパターンサイズが微細になると良好な形状のレジストパターン形成も困難になる。
このため、解像性の向上に伴い、耐ドライエッチング性及び基板との密着性をより向上させると共に、良好なレジストパターン形状を得ることが要求されるようになったが、この要求を満たしたポジ型レジスト組成物は知られていない。
【0008】
ところで、[「ジャーナル・オブ・フォトポリマー・サイエンス・アンド・テクノロジー(J.Photopolym.Sci.Tech.)」,第12巻,第3号,第487〜492ページ(1999年)]には、5‐アクリロイルオキシ‐6‐ヒドロキシノルボルナン‐2‐カルボキシル‐6‐ラクトンを基材樹脂のモノマーに用いたArF用のネガ型の化学増幅型レジストが記載されている。
【0009】
しかしながら、未露光部がアルカリ可溶性で露光部が架橋反応によりアルカリ不溶化し、レジストパターンを形成するネガ型レジストと、未露光部がアルカリ不溶性で露光部がアルカリ可溶化し、レジストパターン形成するポジ型レジストとは、そのパターン形成機構が全く異なるものであるため、このようなネガ型レジストをそのままポジ型レジストに適用しても、上記の問題点を解決することはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような事情のもとで、波長200nm以下の活性光、特にArFエキシマレーザー光に対して透明性が高く、かつ高解像性を有すると共に、レジストパターン形状、耐ドライエッチング性及び基板との密着性に優れるレジストパターンを形成しうる化学増幅型のポジ型レジスト組成物を提供することを目的としてなされたものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記の優れた機能を有するポジ型レジスト組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、基材樹脂として、ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をエステル部分にもつアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される単位を主鎖に有する樹脂を用いた上、アミン成分を併用し、かつ特定の混合溶剤を用いることにより、その目的を達成しうることを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0012】
すなわち、本発明は、(A)ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をもつエステル部分を有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される構成単位を含む主鎖有し酸の作用によりアルカリに対する溶解性が増大する基材樹脂成分
(B)露光により酸を発生する酸発生剤成分
(C)(A)成分に基づき0.01〜0.2重量%の範囲の、第二級及び第三級低級脂肪族アミンの中から選ばれた少なくとも1種のアミン成分、及び
(D)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートと乳酸エチルの中から選ばれた少なくとも1種とγ‐ブチロラクトンとの混合溶剤
を含有してなるポジ型レジスト組成物を提供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明においては、基材樹脂成分(A)として、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される構成単位を主鎖に有する重合体又は共重合体を用いるが、このものは酸の作用によりアルカリに対する溶解性が増大するものでなければならない。
【0014】
ここで、アクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される構成単位を主鎖に有する重合体又は共重合体とは、一般式(V)
【化10】
Figure 0004135848
(式中のRは水素原子、メチル基又はエチル基である)
で表わされる構成単位からなる主鎖を有する重合体又は共重合体である。
【0015】
そして、このものは併用される酸発生剤成分(B)が放射線の作用を受けて発生する酸によりアルカリに対する溶解性が増大するという性質を有することが必要である。このような性質は、アクリル酸又はメタクリル酸から誘導される構成単位中のカルボキシル基の水酸基を酸解離性の溶解抑制基で保護し、アルカリ不溶性とすることによって付与される。このような構成単位をもつ重合体又は共重合体は、酸発生剤成分(B)から発生する酸の作用により、溶解抑制基が脱離し、アルカリ可溶性に変わる結果、レジスト層の露光部はアルカリ可溶性となるが、未露光部はアルカリ不溶性のまま残り、ポジ型のレジストパターンが形成される。
【0016】
この溶解抑制基としては、これまでの化学増幅型ポジ型レジストにおいて知られている溶解抑制基の中から任意のものを適宜選択して用いることができる。
そのような溶解抑制基としては、例えば第三級アルキル基、テトラヒドロピラニル基、テトラヒドロフラニル基のような環状エーテル基、1‐エトキシエチル基、1‐メトキシプロピル基のようなアルコキシアルキル基などが挙げられるが、特に第三級アルキル基が好ましい。
【0017】
この第三級アルキル基としては、tert‐ブチル基、tert‐アミル基などの分岐状アルキル基や2‐メチルアダマンチル基、2‐エチルアダマンチル基、1‐メチルシクロヘキシル基、1‐エチルシクロヘキシル基などの環状第三級アルキル基を挙げることができる。
【0018】
この環状第三級アルキル基は、アクリル酸エステルのエステル部分と結合する炭化水素基が単環式又は多環式の飽和炭化水素基である。これらの中でも2‐メチルアダマンチル基、2‐エチルアダマンチル基耐ドライエッチング性に優れ、高解像性のレジストパターンが得られるので好ましい。
【0019】
なお、2‐メチル又はエチルアダマンチル基を有するアクリル酸エステル単位は、一般式(IV)
【化11】
Figure 0004135848
(式中のRは前記と同じ意味をもち、R´はメチル基又はエチル基である)
で表わすことができ、この中のR´として特に好ましいのはメチル基である。
【0020】
そして、本発明における基材樹脂成分(A)は、ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルのエステル部分に有する構成単位を有するものであることが必要である。
【0021】
これまで、ラクトン環を有するアクリル酸エステル樹脂として、例えばγ‐ブチロラクトン‐3‐イルメタクリレートと2‐メチルアダマンチルメクリレートとの共重合体を用いたレジスト組成物が提案されているが(特開平10−319595号公報)、このようなアクリル酸エステルの側鎖にそれぞれラクトン基とアダマンチル基のような橋かけ飽和多環式炭化水素基を有する樹脂は、耐ドライエッチング性や密着性が不十分であり、本発明において用いることはできない。
【0022】
これに対し、ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をもつエステル部分を有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導された構成単位を含む樹脂は、基板との密着性と耐ドライエッチング性をより向上させる効果を示す。
したがって、少なくとも1つのラクトン環をもつ橋かけ飽和多環式炭化水素基から形成されたエステル部分を有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導された構成単位を含む樹脂を用いることが必要である。
【0023】
橋かけ飽和多環式炭化水素基としては、これまでArF用の化学増幅型レジストに用いられているものであればよく、特に限定されないが、ノルボルナンから水素原子を除いた残基、すなわちノルボルニル基が耐ドライエッチング性に優れる点で好ましい。
【0024】
本発明において、基材樹脂成分(A)に導入される上記ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をエステル部分に有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される構成単位としては、例えば一般式(I)
【化12】
Figure 0004135848
(式中のRは前記と同じ意味をもつ)
で表わされる構成単位を挙げることができる。この式中のRとしては、特にメチル基が好ましい。なお、この一般式における飽和多環式炭化水素基とオキシカルボニル基又はラクトン基との隔離した結合手による結合は、それぞれ前者の任意の炭素原子に結合している水素原子1個が除かれた位置で結合していることを示す。以下同じ。
【0025】
この一般式(I)で表わされる構成単位としては、例えば一般式(II)
【化13】
Figure 0004135848
(式中のRは前記と同じ意味をもつ)
で表わされる単位、好ましくは式(II−a)
【化14】
Figure 0004135848
で表わされる構成単位表わされる構成単位を挙げることができる。
これらの一般式(I)で表わされる構成単位は、基材樹脂成分(A)中に1種導入されていてもよいし、2種以上導入されていてもよい。
【0026】
本発明においては、基材樹脂成分(A)として、前記の一般式(I)で表わされる構成単位と一般式(IV)で表わされる構成単位を含む共重合体からなる基材樹脂が好ましい。中でも前記の一般式(II)で表わされる構成単位と一般式(IV)で表わされる構成単位を含む共重合体からなる樹脂より好ましい。特に前記の式(II−a)で表わされる構成単位と一般式(IV)表わされる構成単位を含む共重合体からなる樹脂が好ましい。
【0027】
本発明においては、このような共重合体における一般式(I)で表わされる構成単位は、少なくとも30モル%を含むものが好ましい。中でも一般式(I)で表わされる構成単位30〜70モル%、好ましくは40〜60モル%と、一般式(IV)で表わされる構成単位70〜30モル%、好ましくは60〜40モル%からなる共重合体は、高解像性及びレジストパターン形状に優れ、好適である。
【0028】
また、本発明においては、この基材樹脂成分(A)として、前記の各構成単位を形成するモノマーに、これまで化学増幅型のポジ型レジストとして公知の耐ドライエッチング性向上基や酸解離性の溶解抑制基を有するアクリル酸誘導体、メタクリル酸誘導体、アクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸などのアルカリ可溶性とするためのエチレン性二重結合を有するカルボン酸、アクリル樹脂の製造に用いられる公知のモノマーなどを必要に応じ、適宜組み合わせ、共重合させて用いることができる。
【0029】
上記のアクリル酸誘導体としては、例えばアクリル酸tert‐ブチル、アクリル酸テトラヒドロピラニル、アクリル酸テトラヒドロフラニル、アクリル酸1‐メチルシクロヘキシル、アクリル酸1‐メチルアダマンチル、アクリル酸エトキシエチル、アクリル酸エトキシプロピル、アクリル酸と2‐ヒドロキシ‐3‐ピナノンとのエステルなどのカルボキシル基の水酸基を酸解離性置換基で保護したアクリル酸エステル、あるいはアクリル酸アダマンチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸ナフチル、アクリル酸ベンジル、アクリル酸3‐オキソシクロヘキシル、アクリル酸ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、アクリル酸トリシクロデカニル、アクリル酸とテルピネオールとのエステル、アクリル酸と3‐ブロモアセトンとのエステルなどのカルボキシル基の水酸基を酸非解離性置換基で保護したアクリル酸エステルなどが挙げられる。また、メタクリル酸誘導体としてはこれらのアクリル酸誘導体に対応するメタクリル酸の誘導体を挙げることができる。
【0030】
また、エチレン性二重結合を有するカルボン酸としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、マレイン酸、フマル酸などが挙げられる。
アクリル樹脂の製造に用いられる公知のモノマーの例としては、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸イソプロピル、アクリル酸n‐ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸n‐ヘキシル、アクリル酸オクチル、アクリル酸2‐エチルヘキシル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2‐ヒドロキシエチル、アクリル酸2‐ヒドロキシプロピルなどのアクリル酸アルキルエステル及び対応するメタクリル酸アルキルエステルなどを挙げることができる。
【0031】
なお、基材樹脂成分(A)は、相当するアクリル酸エステルモノマーをアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)のようなラジカル重合開始剤を用いる公知のラジカル重合により容易に製造することができる。
【0032】
一方、本発明組成物における露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)としては、従来化学増幅型レジストにおける酸発生剤として公知のものの中から任意のものを適宜選択して用いることができる。この酸発生剤の例としては、ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロホスフェート、(4‐メトキシフェニル)フェニルヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、ビス(p‐tert‐ブチルフェニル)ヨードニウムトリフルオロメタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、(4‐メトキシフェニル)ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、(p‐tert‐ブチルフェニル)ジフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート、ビス(p‐tert‐ブチルフェニル)ヨードニウムノナフルオロブタンスルホネート、トリフェニルスルホニウムノナフルオロブタンスルホネートなどのオニウム塩、なかでもフッ素化アルキルスルホン酸イオンをアニオンとするオニウム塩が好ましい。
【0033】
この酸発生剤成分(B)は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。その配合量は、基材樹脂成分(A)100重量部に対し、0.5〜30重量部、好ましくは1〜10重量部の範囲で選ばれる。この配合量が0.5重量部未満ではパターン形成が十分に行われないし、30重量部を超えると均一な溶液が得られにくく、保存安定性が低下する原因となる。
【0034】
本発明のポジ型レジスト組成物は、前記の基材樹脂成分(A)及び酸発生剤成分(B)を有機溶剤に溶解させて溶液として用いられる。この際用いる有機溶剤としては、上記の両成分を溶解し、均一な溶液とすることができるものであることが必要である。
【0035】
本発明においては、この有機溶剤として、特にプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート及び乳酸エチルの中から選ばれる少なくとも1種とγ‐ブチロラクトンとの混合溶剤を用いるのが有利である。この場合、混合割合としては、前者と後者の重量比が70:30ないし95:5の範囲になるように選ばれる。
【0036】
そのほか、上記の有機溶剤と併用できる溶剤として、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、メチルイソアミルケトン、2‐ヘプタノンなどのケトン類や、エチレングリコール、エチレングリコールモノアセテート、ジエチレングリコール、ジエチレングリコールモノアセテート、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノアセテート、ジプロピレングリコール、又はジプロピレングリコールモノアセテートのモノメチルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエーテル、モノブチルエーテル又はモノフェニルエーテルなどの多価アルコール類及びその誘導体や、ジオキサンのような環式エーテル類や、乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル、ピルビン酸メチル、ピルビン酸エチル、メトキシプロピオン酸メチル、エトキシプロピオン酸エチルなどのエステル類を挙げることができる。
【0037】
本発明においては、レジストパターン形状、引き置き経時安定性などを向上させるために、必要に応じて第二級低級脂肪族アミンや第三級低級脂肪族アミンを含有させることができる。この第二級や第三級アミンの例としては、トリメチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ジ‐n‐プロピルアミン、トリ‐n‐プロピルアミン、トリペンチルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミンなどが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
これらのアミンは、基材樹脂成分(A)に対して0.01〜0.2重量%の範囲で用いられる。
【0038】
本発明組成物には、さらに所望により混和性のある添加剤、例えばレジスト膜の性能を改良するための付加的樹脂、塗布性を向上させるための界面活性剤、溶解抑制剤、可塑剤、安定剤、着色剤、ハレーション防止剤などを添加含有させることができる。
【0039】
本発明組成物の使用方法としては、従来のホトレジスト技術のレジストパターン形成方法が用いられるが、好適に行うには、まずシリコンウエーハのような支持体上に、該レジスト組成物の溶液をスピンナーなどで塗布し、乾燥して感光層を形成させ、これに例えばArF露光装置などにより、ArFエキシマレーザー光を所望のマスクパターンを介して照射し、加熱する。次いでこれをアルカリ現像液、例えば0.1〜10重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液を用いて現像処理する。このようにして、マスクパターンに忠実なパターンを得ることができる。
また、本発明組成物は、特にArFエキシマレーザーに有用であるが、それより短波長のF2レーザー、EUV(極紫外線)、VUV(真空紫外線)、電子線、X線、軟X線などの放射線に対しても有効である。
【0040】
【発明の効果】
本発明組成物は、化学増幅型であって、波長200nm以下の活性光、特にArFエキシマレーザー光に対して透明性が高く、かつ高解像性を有すると共に、レジストパターン形状、耐ドライエッチング性及び基板との密着性に優れるレジストパターンを形成することができる。したがって、ArFエキシマレーザー光を光源とする化学増幅型のポジ型レジストとして、超微細加工が要求される半導体素子などの製造に好適に用いられる。
【0041】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳細に説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
【0042】
実施例
式(IV−a)及び式(II−a)
【化16】
Figure 0004135848
で表わされる単位を、モル比50:50の割合で含む重量平均分子量14,000の共重合体100重量部、トリフェニルスルホニウムトリフルオロメタンスルホネート1.5重量部及びトリエタノールアミン0.1重量部をプロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート630重量部とγ‐ブチロラクトン70重量部の混合溶媒に溶解してポジ型レジスト溶液を得た。
次いで、このレジスト溶液をスピンナーを用いてシリコンウエーハ上に塗布し、ホットプレート上で140℃(pre bake)で90秒間乾燥することにより、膜厚400nmのレジスト層を形成した。次いで、ArF露光装置(ニコン社製)により、ArFエキシマレーザー光(193nm)を選択的に照射したのち、130℃、90秒間加熱(PEB)処理し、次いで2.38重量%テトラメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で30秒間パドル現像したのち、30秒間水洗して乾燥した。
このような操作で形成されたレジストパターンの限界解像度は140nmのラインアンドスペースパターンが1:1に形成された。
その際の露光時間(感度)をmJ/cm2(エネルギー量)単位で測定したところ、130mJ/cm2であり、そして150nmのラインアンドスペースが1:1のパターン形状は垂直性に優れ、良好なレジストパターンであった。
また、上記レジストパターンの膜剥がれは見られず、密着性も良好であった。
さらに、耐ドライエッチング性として、ノボラック樹脂を1とした場合の単位時間当たりの膜減り量を求めたところ、1.3であった。なお、この数値は小さいほど耐ドライエッチング性が高いことを示す。
【0043】
比較例1
実施例において、共重合体として、式(IV−a)及び式(VI)
【化17】
Figure 0004135848
で表わされる単位を、モル比75:25の割合で含む重量平均分子量10,000の共重合体を用いた以外は、実施例と同様にしてポジ型レジスト溶液を調製したのち、pre bakeの温度を110℃、PEBの温度を110℃に変えた以外は、実施例と同様にしてレジストパターンを形成した。
このような操作で形成されたレジストパターンの限界解像度は180nmのラインアンドスペースパターンが1:1に形成されたが、そのパターン形状は不良であった。
また、上記レジストパターンの膜剥がれが見られ、密着性も不良であった。
さらに、耐ドライエッチング性として、ノボラック樹脂を1とした場合の単位時間当たりの膜減り量を求めたところ1.3であった。
【0044】
比較例2
比較例1において、共重合体として、式(IV−a)で表わされる単位と式(VI)で表わされる単位のモル比が50:50の共重合体を用いた以外は、比較例1と同様にしてレジストパターンを形成した。
このような操作で形成された150nmのラインアンドスペースが1:1のパターンが得られたが、そのレジストパターンの耐ドライエッチング性として、ノボラック樹脂を1とした場合の単位時間当たりの膜減り量を求めたところ1.8であった。

Claims (10)

  1. (A)ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基をもつエステル部分を有するアクリル酸エステル又はメタクリル酸エステルから誘導される構成単位を含む主鎖有し酸の作用によりアルカリに対する溶解性が増大する基材樹脂成分
    (B)露光により酸を発生する酸発生剤成分
    (C)(A)成分に基づき0.01〜0.2重量%の範囲の、第二級及び第三級低級脂肪族アミンの中から選ばれた少なくとも1種のアミン成分、及び
    (D)プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテートと乳酸エチルの中から選ばれた少なくとも1種とγ‐ブチロラクトンとの混合溶剤
    を含有してなるポジ型レジスト組成物。
  2. ラクトン環含有橋かけ飽和多環式炭化水素基がラクトン環含有ノルボルニル基である請求項1記載のポジ型レジスト組成物。
  3. 基材樹脂成分(A)が、一般式(I)
    Figure 0004135848
    (式中のRは水素原子、メチル基又はエチル基である)
    で表わされる構成単位を含む基材樹脂である請求項1又は2記載のポジ型レジスト組成物。
  4. 基材樹脂成分(A)が、一般式(I)で表わされる構成単位を少なくとも30モル%含む請求項3記載のポジ型レジスト組成物。
  5. 基材樹脂成分(A)が、一般式(II)
    Figure 0004135848
    (式中のRは水素原子、メチル基又はエチル基である)
    で表わされる構成単位を含む基材樹脂である請求項3又は4記載のポジ型レジスト組成物。
  6. 一般式(II)で表わされる構成単位が、式(II−a)
    Figure 0004135848
    で表わされる構成単位である請求項5記載のポジ型レジスト組成物。
  7. 基材樹脂成分(A)が、一般式(I)
    Figure 0004135848
    (式中のRは水素原子、メチル基又はエチル基である)
    で表わされる構成単位と、一般式(IV)
    Figure 0004135848
    (式中のRは前記と同じ意味をもち、R´はメチル基又はエチル基である)
    で表わされる構成単位からなる共重合体である請求項3記載のポジ型レジスト組成物。
  8. 基材樹脂成分(A)が、一般式(I)で表わされる構成単位30〜70モル%と一般式(IV)で表わされる構成単位70〜30モル%からなる共重合体である請求項記載のポジ型レジスト組成物。
  9. 一般式(I)で表わされる構成単位が一般式(II)
    Figure 0004135848
    (式中のRは水素原子又はメチル基である)
    で表わされる構成単位である請求項又は記載のポジ型レジスト組成物。
  10. 酸発生剤成分(B)が、フッ素化アルキルスルホン酸イオンをアニオンとするオニウム塩である請求項1ないしのいずれかに記載のポジ型レジスト組成物
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