JP4134060B2 - コンロッドの表裏判別装置 - Google Patents

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Description

本発明は、コンロッドの表裏を判別する表裏判別装置の改良に関する。
エンジンの構成部品であるコンロッドの製造・搬送工程において、作業上の関係から、コンロッドの表裏やサイズ(機種)を判別する必要が生じることがある。
たとえば、特許文献1では、持ち上げ機構によって起立状態のコンロッド(ワーク)を持ち上げ、その持ち上げ機構の動作に連動してスライドするスライドユニットがコンロッドの姿勢をガイドし、コンロッドを所定の位置まで上昇させた後で測定ユニットによってコンロッドの表裏を判別する技術が開示されている。
特開平5−104404号公報(段落0004、図1)
しかしながら、特許文献1の技術では、コンロッドの上昇距離が長いことなどから、測定に要する時間が長くかかってしまう。また、上方にある押圧板によってコンロッドをガイドするため、短いコンロッドが混ざっていると上昇の途中で脱落してしまい、工程ラインの動作を停止せざるを得なくなってしまう。
さらに、スライドユニットに対するストッパピンの切り換え装置が必要になるなど、構造が複雑化するという問題もある。また、コンロッドに関して、表裏は判別できても、サイズを判別することはできない。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、構造が簡単で、コンロッドの表裏やサイズの判別を短時間で行い、また、短いコンロッドが混ざっていても脱落しないコンロッドの表裏判別装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に係る本発明は、ロッド部の両端に大端部および小端部を有し、表と裏でスラスト方向の基準位置からの距離が異なる表裏判別部を備えたコンロッドが、搬送機によって大端部を上位とした直立状態で搬送され、その搬送されてきたコンロッドを受取位置において直立状態のまま受け取り、前記表裏判別部の位置を測定することでそのコンロッドの表裏を判別する表裏判別装置であって、基台と、前記受取位置において大端部の軸受部に挿通する挿通部、および、小端部を支持する爪部を有し、前記爪部を上方移動させて前記爪部と前記挿通部により前記コンロッドを挟持するチャック機構と、前記基台上に設置され、前記チャック機構を回転移動させる動力を発生する駆動部と、前記チャック機構と前記駆動部とを連結し、前記駆動部の動力により、前記コンロッドを挟持した前記チャック機構を前記コンロッドが略水平状態になるように移動させるリンク機構と、前記基台上に設置され、前記表裏判別部の位置を測定する位置測定器と、前記位置測定器と接続され、前記位置測定器から受信した測定結果に基づいてそのコンロッドの表裏を判別する判別手段とを備えていることを特徴とする。
これにより、チャック機構は、搬送機によって直立状態で搬送されてきたコンロッドを、搬送機の受取位置において、その直立状態のまま、大端部の軸受部に挿通する挿通部と小端部を支持する爪部によって挟持する。そして、駆動部が、リンク機構を介してチャック機構を回転運動させ、チャック機構に挟持されたコンロッドを略水平状態にする。次に、位置測定器が、略水平状態になったコンロッドの表裏判別部の位置を測定し、その測定結果から判別手段がコンロッドの表裏を判別する。
請求項2に係る本発明は、前記リンク機構と接続され、前記コンロッドが前記略水平状態になるときに前記受取位置に近接するように揺動可能な揺動アームと、前記揺動アームの、前記受取位置に対応する位置に設けられたシャッタ部材と、をさらに備え、前記駆動部が、前記リンク機構を動かすことで、前記コンロッドが前記略水平状態になるまで前記チャック機構を回転移動させると同時に前記受取位置より後に続くコンロッドの進行を遮るように構成されたことを特徴とする。
これにより、駆動部は、リンク機構を介して、チャック機構を回転移動させると同時に、揺動アームを揺動させる。そして、チャック機構によって挟持されたコンロッドが略水平状態になったときに、揺動アームに取り付けられたシャッタ部材が、搬送機の受取位置に移動し、受取位置より後に続くコンロッドの進行を遮る。
請求項3に係る本発明は、前記位置測定器が、前記略水平状態のコンロッドの下方から前記表裏判別部の位置を測定するように配置されたことを特徴とする。
これにより、位置測定器は、略水平状態のコンロッドの下方から表裏判別部の位置を測定する。
請求項4に係る本発明は、前記チャック機構は、前記爪部と一体に動く被測定部を有し、前記表裏判別装置は、さらに、前記判別手段と接続され、前記略水平状態のコンロッドにおける前記被測定部の水平位置を測定する水平位置測定器を、備え、前記判別手段は、前記水平位置測定器から受信した測定結果に基づいて、そのコンロッドのサイズを判別することを特徴とする。
これにより、水平位置測定器は略水平状態のコンロッドにおける被測定部の水平位置を測定し、その測定結果から判別手段がコンロッドのサイズを判別する。
請求項1に係る本発明によれば、チャック機構がコンロッドを受け取るときの特別な機構が不要となり、構造が簡単となる。また、コンロッドを、受け取り姿勢から90度回転させるだけで表裏判別できるので、迅速で正確な表裏判別を行うことができる。さらに、短いコンロッドが混ざっていても、脱落することがない。
請求項2に係る本発明によれば、チャック機構と、揺動アームに取り付けられたシャッタ部材とを、1つの駆動部の動力により動かすことができるので、構造が簡単となる。
請求項3に係る本発明によれば、位置測定器を簡易かつ安定的に設置することができ、また、表裏判別部の位置を容易に測定することができる。
請求項4に係る本発明によれば、コンロッドの表裏を判別するときに、同時にサイズも判別することができる。
本発明に係るコンロッドの表裏判別装置について、図面を参照しながら説明する。
まず、図1を参照しながら、表裏判別装置の構成について説明する。図1は、コンロッドを支持するときの表裏判別装置100の様子を表わした側面図である。なお、表裏判別装置100は、コンロッドCと搬送機1以外の各構成の全体を指すものである。
コンロッドCは、エンジンの構成部品で、加工等の作業の対象となるものであり、大端部、ロッド部および小端部から構成される。コンロッドCは、特に図示していないが、ロッド部において、表と裏でスラスト方向の基準位置(たとえば大端部や小端部におけるスラスト方向の側面)からの距離が異なる表裏判別部を備えている。
すなわち、表裏判別部は、大端部や小端部におけるスラスト方向の側面に対するロッド部の凹み度合いによって実現してもよいし、また、ロッド部に部分的な突起部を設けることなどにより実現してもよい。
なお、本実施形態において、大端部と小端部のそれぞれのスラスト方向の側面は略同一平面上にあるものとし、表裏判別部は、大端部のスラスト方向の側面C1に対するロッド部の凹み度合いにより実現しているものとする。
搬送機1は、コンロッドCを搬送するものであり、スプロケット24およびチェーン25を含んで構成される。ここでは、スプロケット24が図1の時計回りに回転することで、チェーン25が右方に移動する。このチェーン25の移動にともなって、チェーン25によって大端部の下部で支持されているコンロッドCが、大端部を上位とした直立状態で右方へ移動する。
なお、搬送機1は、コンロッドCを直立状態で搬送できるものであれば、ウォーキングビーム、ベルトコンベア、チェーンコンベアなど、いずれの搬送方式のものでもよい。
搬送機1によって図1の右方向に搬送されてくるコンロッドCの行き先箇所(受取位置)に、チャック(支持)機構2が配置されている。チャック機構2は、支持板3、基準ピン(挿通部)4、クランプ動作部5、チャック爪(爪部)6、スライド片(被測定部)7および検出器8を備えて構成される。
支持板3は、コンロッドCを支持する板である。
基準ピン4は、コンロッドCの大端部の貫通孔に挿通し、コンロッドCを支持する部品である。なお、ここでは、コンロッドCは、大端部に貫通孔を有しているものとしているが、大端部の端側半分が分離されたものであってもよく、その場合、基準ピン4は、大端部の本来貫通孔である部分(軸受部)に挿通するようになる。
クランプ動作部5は、コンロッドCをクランプするためにチャック爪6を図1の上方へ引き付ける装置であり、たとえばエアシリンダである。
チャック爪6は、コンロッドCの小端部をチャックするための部品である。
スライド片7は、クランプ動作部5によってチャック爪6と一体動作するものであり、コンロッドCの長さを判別するために用いられる部品である。
検出器8は、コンロッドCが支持板3に当接していることを検出する装置であり、たとえば、発した光がコンロッドCによって反射して戻ってきたか否かを検出する光電管などにより実現することができる。
続いて、表裏判別装置100における、その他の構成について説明する。
チャック機構2の下部には、固定板12が固着されている。固定板12は、連結ピン13を介して駆動シリンダ(駆動部)9と連結している。また、固定板12は、支軸11によって回動自由に支持されている。さらに、支軸11は、基台23に設置された回転中心部26に回動自由に支持されている。
なお、固定板12および連結ピン13が、特許請求の範囲における「リンク機構」に相当する。
駆動シリンダ9は、たとえばエアシリンダであり、連結ピン13を押す、または、引く動作を行う。駆動シリンダ9の後端部(図1の右端部)には、駆動シリンダ9による連結ピン13の右方向移動動作のストッパとして、ストッパボルト18が設けられている。
駆動板10は、連結ピン13に連結されており、支軸11によって回動自由に支持されている。
リンク部材14は、連結ピン13に連結され、また、節27を介して揺動アーム15と接続され、可動状態とされている。
また、揺動アーム15は、節27を介してリンク部材14と接続され、支点ピン16を支点として揺動自在となっている。
シャッタ部材17は、揺動アーム15に取り付けられており、図1の状態から下降し、搬送機1の受取位置に移動したときに、図1におけるその左側、つまり、後に続くコンロッドCが右方向へ進行するのを遮る。
位置測定器19は、その上方に移動してきて略水平状態となったコンロッドCの表裏判別部の位置を測定するものである。位置測定器19は、昇降動作部20および測定子21から構成され、基台23の上に設置されている。位置測定器19は、略水平状態のコンロッドの下方から前記表裏判別部の位置を測定するように基台23上に設置することで、簡易かつ安定的に設置することができる。
昇降動作部20は、測定子21を上下動させる装置である。
測定子21は、先端部分がコンロッドCのロッド部の表裏判別部と接触することでその位置を測定する接触式センサであるが、赤外線の反射などを利用してコンロッドCの表裏判別部の位置を測定する非接触式センサであってもよい。
水平位置測定器22は、図1のように、基台23上の位置測定器19の右方に設置されている。水平位置測定器22は、チャック機構2がその左方に移動してきたときに、スライド片7の水平位置を測ることで、間接的にコンロッドCの縦方向(大端部の中心と小端部の中心を通る直線の方向)の長さを測るものである。水平位置測定器22は、位置測定器19と同様、先端部が左方に移動してスライド片7と接触する接触式のものであってもよいし、また、赤外線の反射などを用いた非接触式のものであってもよい。
また、位置測定器19および水平位置測定器22は、外部に設置されたマイクロコンピュータなどの判別手段(不図示)に接続される。判別手段(不図示)は、位置測定器19による測定結果からコンロッドCの表裏を判別し、また、水平位置測定器22による測定結果からコンロッドCのサイズや機種を判別する機能を有する。
次に、表裏判別装置100の動作について説明する。
図1において、搬送機1によって大端部を上位とした直立状態で右方向へ搬送されるコンロッドCが、支持板3に面着する。そのとき、基準ピン4が、コンロッドCの大端部の貫通孔に挿通する。
そして、検出器8は、コンロッドCが支持板3に面着したことを検出する。そうすると、クランプ動作部5によってチャック爪6が上方移動し、基準ピン4とチャック爪6で挟み込む形でコンロッドCをクランプする。
なお、コンロッドCをクランプする場合の、チャック爪6と小端部との様子は図2(説明は後記)および図3(説明は後記)に示す通りであり、チャック爪6は、小端部において周囲よりも少しへこんでいる下端中央部分をひっかける。
図1に戻り、前記のようにコンロッドCがクランプされると、駆動シリンダ9が作動し、連結ピン13を右方に引っ張る。これにより、連結ピン13、固定板12およびチャック機構2が支軸11を中心に時計回りに90度回転し、表裏判別装置100は図2に示す状態となる。
また、このチャック機構2の90度回転動作のとき、リンク部材14と揺動アーム15は、その接続部分である節27が下方へ移動するように動く。これによって、揺動アーム15に取り付けられたシャッタ部材17は、搬送機1の受取位置に移動し、受取位置より左方のコンロッドCが右方へ進行するのを遮る。
なお、チャック機構2などの時計回りの回転動作が90度で停止するのは、駆動シリンダ9の内部ピストン(不図示)がストッパボルト18に当接するためであるが、固定板12などの一部が基台23に当接することなどにより停止するようにしてもよい。
以下、図2および図3を参照しながら、表裏判別装置100の動作の続きについて説明する。図2は、コンロッドの表裏を判別するときの表裏判別装置の様子を表わした側面図である。図3は、図2の表裏判別装置を上方から見た場合の上面図である。
チャック機構2が図2および図3に示す位置まで回転移動すると、位置測定器19の昇降動作部20が作動し、測定子21が上昇移動する。測定子21は、上昇移動し、支持板3の間隙を挿通して、その先端がコンロッドCのロッド部まで達し、表裏判別部の位置、つまり高さを測定する。
前記したように、コンロッドCは、表と裏で、ロッド部の表裏判別部の位置が異なっているので、判別部(不図示)は、位置測定器19が測定した表裏判別部の位置に基づいて、コンロッドCの表裏を判別することができる。
また、前記表裏判別と同時に、水平位置測定器22がスライド片7の水平位置を測定することで、コンロッドCの縦方向の長さを間接的に測定することができる。つまり、スライド片7はチャック動作部5によってチャック爪6と一体動作するので、スライド片7の水平位置を測定すれば、コンロッドCをチャックするチャック爪6の位置がわかり、したがって、判別部(不図示)は、水平位置測定器22が測定したスライド片7の水平位置に基づいて、コンロッドCのサイズを判別することができる。
なお、コンロッドCが機種ごとに縦方向の長さが異なっている場合は、その縦方向の長さからコンロッドCの機種を特定することができる。
続いて、図4を参照しながら、表裏判別装置100の動作の続きについて説明する。図4は、(a)が図2におけるコンロッドC周辺の部分図であり、(b)が(a)においてチャック爪6がコンロッドCのチャックを開放した場合の部分図である。
図4(a)に示した状態で、コンロッドCの表裏判別および縦方向の長さ測定が完了すると、クランプ動作部5が作動し、チャック爪6が図4(a)の左方向に移動してコンロッドCに対するチャックを開放する(図4(b)の状態)。
そして、図4(b)に示すように、チャック爪6によるコンロッドCのチャック開放後は、図示しないロボットなどによってコンロッドCが次工程へと搬送される。
なお、その際、コンロッドCの表裏状態やサイズ(機種)が不適当なものであった場合は、図示しないロボットなどによってコンロッドCをNGシュート(不適当なコンロッドCの集積所)に移動するようにしてもよい。そうすれば、長さの短いコンロッドCが混ざっていても、工程ラインを停止することなく、迅速な対応を図ることができる。
このように、本実施形態に係る表裏判別装置100によれば、基準ピン4とチャック爪6でコンロッドCをクランプするので、長さの短いコンロッドCが混ざっていても脱落することがない。
また、チャック機構2とシャッタ部材17を駆動シリンダ9のみで移動させるので、構造が簡単である。
さらに、コンロッドCを、受け取り姿勢から90度回転させるだけで表裏判別できるので、迅速で正確な表裏判別を行うことができる。
また、コンロッドCは、表裏判別をしたときに略水平方向を向いているので、次工程へ楽に移動させることができる。
さらに、位置測定器19が基台23に対して直立に設置されていることで、位置測定器19を簡易かつ安定的に設置することができ、また、表裏判別部の位置を容易に測定することができる。
また、コンロッドCの表裏判別と同時に、コンロッドCのサイズを測定することができ、それによって、コンロッドCの機種を特定することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこれらに限定されるものではない。たとえば、コンベアの受取位置にコンロッドの検出器を設置し、シャッタ部材にコンロッドが当接しているときはコンベアを停止するようにしてもよい。また、コンベアのライン数は、4つでなくても、3つ以下または5つ以上であってもよい。さらに、表裏判別部は、ロッド部でなくても、大端部や小端部に設けてあってもよい。その他、具体的な構成について、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
コンロッドを支持するときの表裏判別装置の様子を表わした側面図である。 コンロッドの表裏を判別するときの表裏判別装置の様子を表わした側面図である。 図2の表裏判別装置を上方から見た場合の上面図である。 (a)は、図2におけるコンロッド周辺の部分図であり、(b)は、(a)において、チャック爪がコンロッドのチャックを開放した場合の部分図である。
符号の説明
1 コンベア
2 チャック機構
4 基準ピン
6 チャック爪
7 スライド片
9 駆動シリンダ
12 固定板
13 連結ピン
14 リンク部材
15 揺動アーム
17 シャッタ部材
19 位置測定器
22 水平位置測定器
23 基台
100 表裏判別装置
C コンロッド

Claims (4)

  1. ロッド部の両端に大端部および小端部を有し、表と裏でスラスト方向の基準位置からの距離が異なる表裏判別部を備えたコンロッドが、搬送機によって大端部を上位とした直立状態で搬送され、その搬送されてきたコンロッドを受取位置において直立状態のまま受け取り、前記表裏判別部の位置を測定することでそのコンロッドの表裏を判別する表裏判別装置であって、
    基台と、
    前記受取位置において大端部の軸受部に挿通する挿通部、および、小端部を支持する爪部を有し、前記爪部を上方移動させて前記爪部と前記挿通部により前記コンロッドを挟持するチャック機構と、
    前記基台上に設置され、前記チャック機構を回転移動させる動力を発生する駆動部と、
    前記チャック機構と前記駆動部とを連結し、前記駆動部の動力により、前記コンロッドを挟持した前記チャック機構を前記コンロッドが略水平状態になるように移動させるリンク機構と、
    前記基台上に設置され、前記表裏判別部の位置を測定する位置測定器と、
    前記位置測定器と接続され、前記位置測定器から受信した測定結果に基づいてそのコンロッドの表裏を判別する判別手段と、を備えた
    ことを特徴とするコンロッドの表裏判別装置。
  2. 前記リンク機構と接続され、前記コンロッドが前記略水平状態になるときに前記受取位置に近接するように揺動可能な揺動アームと、
    前記揺動アームの、前記受取位置に対応する位置に設けられたシャッタ部材と、をさらに備え、
    前記駆動部が、前記リンク機構を動かすことで、前記コンロッドが前記略水平状態になるまで前記チャック機構を回転移動させると同時に前記受取位置より後に続くコンロッドの進行を遮るように構成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のコンロッドの表裏判別装置。
  3. 前記位置測定器は、前記略水平状態のコンロッドの下方から前記表裏判別部の位置を測定するように配置された
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコンロッドの表裏判別装置。
  4. 前記チャック機構は、前記爪部と一体に動く被測定部を有し、
    前記表裏判別装置は、さらに、前記判別手段と接続され、前記略水平状態のコンロッドにおける前記被測定部の水平位置を測定する水平位置測定器を、備え、
    前記判別手段は、前記水平位置測定器から受信した測定結果に基づいて、そのコンロッドのサイズを判別する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のコンロッドの表裏判別装置。
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