JP2000512218A - 全方向に傾斜可能なz軸駆動アーム - Google Patents

全方向に傾斜可能なz軸駆動アーム

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Abstract

(57)【要約】 傾斜可能なエレベータが開示されている。堅固なフレーム(12)は、ベース(14)と、このベース(14)から上方へと延在する構造的に堅固な構造(18)と、この構造の上端部に対して取り付けられたフランジ(22)と、を備えている。フランジ(22)は、全体的に、ベース(14)に対して平行である。移動可能とされた昇降構造(10)は、堅固なフレーム(12)に対して、伸縮可能に取り付けられている。昇降構造(10)は、互いに離間して全体的に平行に配置された上下プレート(26,28)を備えている。上下プレート(26,28)間にわたって延在しこれら上下プレートに対して全方向性ジョイント(36,38)を介して連結された、全体的に互いに平行とされた、少なくとも3つのロッド(30)が設けられている。モータシステム(40)は、ベース(14)に対して堅固に支持されている。各ロッド(30)は、上下プレート(26,28)に対して互いに独立に移動可能である。R方向移動・θ方向移動・Z方向移動を行うロボットアーム(66)を、エレベータ(10)に対して取り付けることができる。センサ(96)を付設するとともにマイクロプロセッサ制御を使用することにより、傾いたワークピースを、容易にピックアップすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 全方向に傾斜可能なZ軸駆動アーム発明の属する技術分野 本発明は、ロボットアーム機構を上下に移動させるのに有効であるとともにロ ボットアーム機構を傾斜させ得るようなエレベータに関するものである。発明の背景 対象物を位置決めしたり配置したりするためにロボットアームを使用すること は、周知である。一般に、アームは、従来からの円筒座標系において、Z方向移 動、R方向移動、および、θ方向移動を行う。直線移動を行い得ることは、半導 体ウェハの処理に際しては非常に重要である。直線移動が可能であることにより 、処理ステージが行われる作業ステーションへと、半導体ウェハを正確に配置す ることが可能とされる。アームの先端における端部部材(端部エフェクタ、end effector)すなわち機械ハンドを、R方向移動させることすなわち直線移動させ ることは、様々な方式で行われてきた。 一例として、この目的のために、伸縮式アームが使用されている。そのような 構造においては、ある1つのスライド可能な部材が、他の部材に適合的に組み合 わされており、それによって、アームの直線状延出が可能とされている。 より標準的には、互いに等しい長さのリンクを有した2つのリンクアームが、 この目的のために使用されている。これらリンクは、第1リンクの先端が第2リ ンクの基端に対して回転可能に取り付けられているようにして、互いに連結され ている。両リンクは、ベルト駆動機構を使用している。ベルト駆動機構は、第1 リンクに対しての第2リンクの回転比i2,1が2/1となるために、また、端部 材と、ロボットアームの先端側リンクと、の間の回転比i3,2が1/2となるた めに設けられている。i2,1が2/1でありかつi3,2が1/2である場合には、 第1リンクに対しての端部部材の回転比i3,1は、結果的に、2/1×1/2す なわち1となり、直線移動が得られる。3リンクアームの場合には、米国特許明 細書第5,064,340号に開示されているように、第3リンクと第2リンク との間の回転比が1/1であって、他の比は上記と同様である。この状況におい ては、i2,1は2/1であり、i3,2は1/1であり、i4,3は1/2である。こ れにより、i4,1が1であることが保証され、直線移動が得られる。 1988年2月10日付で公開された英国特許出願公開明細書第219348 2号には、一方のリンクの先端が他方のリンクの基端に対して回転可能に取り付 けられているような長さの異なる2つのリンクを備えたウェハ取扱アームが開示 されている。この場合、ハンドは、先端側リンクの先端に一体的に組み付けられ ており、先端側リンクは、カムに対して固定されたベルト駆動機構を使用してお り、これにより、ほぼ直線的な移動が得られている。 同じ長さの2つのリンクが設けられている二等辺三角形のタイプのリンク機構 であって先端側リンクの先端に対して機械ハンドが回転するようなものも、また 、公知である。2つのリンクどうしの間の角度が、他端の回転中心どうしを結ぶ 線に対して各リンクがなす角度の2倍の速さで変化するようにして、プーリとベ ルトとが設けられている。この連結によって、モータシャフトから、基端側リン クの基端部への、直接的な駆動が得られる。モータシャフトに対して同軸とされ た固定プーリ回りにおいて、ベルトは、2つのリンクの回転中心を次々とプーリ 回りに通過する。プーリとベルトとの他の構成においては、第2リンクが機械ハ ンドに対して回転可能に連結されている他のプーリの回転がもたらされる。 他の装置においては、二等辺三角形タイプのリンク機構は、互いに対向してお り、機械ハンドは、双方の先端側リンクの両先端に対して回転可能に取り付けら れている。両基端リンクの両基端は、通常は適切なギヤ機構を介して、単一のモ ータ回転シャフトによって、反対の回転方向に回転される。結果的に、蛙の脚の ようなタイプの動きが得られる。この場合、二等辺三角形のタイプのリンク結合 は、二等辺三角形の各リンク間の角度が他端の回転中心どうしの連結線に対して 各リンクがなす角度の2倍の速さで変化するように、他のリンクを制御するため の手段として機能する。 特別の作業のためのより良好な配置を可能とするために、ロボットアーム機構 を全体的に傾斜できた方が望ましいというような状況は、多く見られる。想定さ れるある1つの特別の状況は、カセットからの半導体ウェハの取出(アンローデ ィング)である。典型的な半導体ウェハ用カセットは、互いに離間しつつ上下方 向に並べた状態で複数の半導体ウェハを搭載している。各ウェハは、通常、周縁 部において細い係止棚によって保持されており、ウェハ表面のうちの大部分は、 非接触状態とされていて、コンタミネーションや他の問題が避けられるようにな っている。通常、複数のウェハが、カセット内に機械的に導入される。場合によ っては、カセット内において、1つまたは複数のウェハが、整列配置からずれて しまう可能性がある。すなわち、斜めとなってしまう可能性がある。その場合に は、周縁部の一部が径方向反対側部分よりも、高い位置の棚に乗り上げてしまう こととなる。そのような場合、現在半導体産業において使用されているロボット アームでは、修正することができず、斜めとなったウェハを、処理のために持ち 上げたり搬送したりすることができない。この結果、生産性が損なわれることと なる。また、複数のウェハがカセット内に適正に導入されたにしても、カセット が使用されている場合には、つまり、ロボットアームによる採取位置へと次なる 半導体ウェハを移動させるために例えばカセットを上方移動させた場合には、こ のような上方移動によるはずみで、1つまたは複数の半導体ウェハがある係止棚 から外れてしまう可能性があり、その場合には、半導体ウェハは、一方のエッジ においてはもとの係止棚上に保持されているものの他方のエッジが下方位置の係 止棚に乗ってしまい別の半導体ウェハの表面上に接触した状態となってしまう。 従来技術においては、この種の問題点に関する適切な解決手段が、得られていな い。発明の開示 本発明は、上記のような問題点の1つまたは複数を克服するためになされたも のである。 本発明のある実施形態においては、端部部材(端部エフェクタ、end effector )をR方向移動・θ方向移動・Z方向移動させるロボットアーム機構を備えたワ ークピース取扱システムにおける改良が開示されている。ロボットアーム機構は 、エレベータの移動軸に沿った直線移動が可能であるように、エレベータ上に取 り付けられている。これは、アーム機構の全体的なZ方向移動をもたらす。改良 点として、移動軸に対してのすべての方向に関してエレベータを全体的に傾斜さ せるための全方向性傾斜手段を具備している。 本発明の他の実施形態においては、傾斜可能なエレベータが開示されている。 堅固なフレームは、ベースと、このベースから上方へと延在する構造的に堅固な 構造と、この構造の上端部に対して取り付けられたフランジと、を備えている。 フランジは、全体的に、ベースに対して平行である。移動可能とされた昇降構造 が、堅固なフレームに対して、伸縮可能に取り付けられている。昇降構造は、互 いに離間して全体的に平行に配置された上下プレートを備えている。上下プレー ト間にわたって延在しこれら上下プレートに対して全方向性ジョイントを介して 連結された、全体的に互いに平行とされた、3つのロッドが設けられている。固 定的に配置されたモータシステムは、ベースによって堅固に支持されている。各 ロッドは、上下プレートに対して互いに独立に移動可能である。本発明のさらに 他の実施形態においては、R方向移動・θ方向移動・Z方向移動を行うロボット アームが、エレベータに対して取り付けられる。 本発明のまた別の実施形態においては、カセットや類似物から、位置ズレを起 こしているワークピースをピックアップする(採取する)ための方法が開示され る。この方法においては、上記のようなエレベータに加えて、位置ズレを検出す るセンサであるとともに、端部部材の動きやエレベータの傾斜を制御するための コンピュータコントローラに対して情報を伝送し得るセンサが端部部材上に付設 されたエレベータに対して取り付けられたロボットアームを使用する。これによ り、位置ズレを起こしたワークピースを、適切にピックアップすることができる 。 本発明は、位置ズレを起こしたすなわち傾いた半導体ウェハあるいは他のワー クピースを、処理のために、ロボットアーム機構によってピックアップして搬送 し得るような装置および方法を提供する。ロボットアーム機構の従来的なコンピ ュータ制御の使用は、端部部材からのセンサ入力と組み合わせることができる。 これによって、ロボットアーム機構のR方向移動・θ方向移動・Z方向移動、お よび、Z軸に対してのエレベータの傾斜が可能とされ、ピックアップが達成され る。この結果、駆動時間が短縮され、半導体処理や他の操作に関するスループッ トが向上する。図面の簡単な説明 本発明は、添付図面を参照することによって、より明瞭に理解されるであろう 。図面においては、同様の部材が同じ符号で示されている。 図1は、本発明の実施形態によるエレベータ構造を示す側断面図であって、外 方に突出したモードが二点鎖線で示されている。 図2は、図1に示す装置の一部を拡大して示す側断面図であって、エレベータ を傾斜させるために使用されているモータのうちの1つが示されている。 図3は、センサを有したロボットアーム機構が取り付けられた状態における、 図1に示すエレベータの、収縮状態と拡張状態との双方を概略的に示す図である 。 図4は、本発明の実施形態において有効なエレベータ構造の下部構造を詳細に 示す、部分的に拡大した側断面図である。 図5は、図4と同様の図であるが、図4に示された各部材を詳細に図示するた めに、個々の部材が個別的に側面図や平面図で示されている。発明の詳細な記述 本発明は、少なくとも本発明の概念は、様々な状況において有効であるけれど も、本発明は、特に半導体ウェハといった格別のワークピースをその処理に際し て配置するために使用するためのロボットアーム機構に関して使用することを念 頭において構成されている。したがって、以下の説明においては、ウェハや端部 部材等といったその産業分野において標準的な用語を使用する。しかしながら、 本発明は、それに限定されるものではないこと、また、半導体ウェハ以外の他の ワークピースを本発明によって採取したり配置したりできること、さらに、ロボ ットアーム機構以外の装置を本発明のエレベータに対して取り付け得ること、に 注意されたい。 本発明のより明瞭な理解のために、「ベルト」、「ベルト手段」、「プーリ」 、および、「プーリ手段」は、時には、ギヤとして参照されることに注意された い。また、「ベルト」および「ベルト手段」は、歯付きのものや歯の付いていな いもの、チェイン、織物ベルト、編込ベルト、等のように、幅広い意味で使用さ れていることを理解されたい。ベルトおよびベルト手段は、天然材料や合成材料 、有機材料、無機材料、ポリマー、複合体、あるいは、金属といったように、任 意の適切な材料から構成することができる。同様に、「プーリ」および「プーリ 手段」は、歯付きのものや歯の付いていないもの、また、ベルトに対して明確に 係合するものや摩擦によってのみ係合するものといったように、幅広い意味で使 用されていることを理解されたい。プーリおよびプーリ手段についても、天然材 料や合成材料、有機材料、無機材料、ポリマー、複合体、あるいは、金属といっ たように、任意の適切な材料から構成することができる。これらを考慮した上で 、本発明の以下の詳細な説明が与えられている。「ロッド」という用語が、管状 部材を包含していることについても注意されたい。 図1は、本発明による、全方向的に傾斜可能な調節可能エレベータ構造10を 、全体的に示している。このエレベータは、収縮した状態(実線)と拡張した状 態(二点鎖線)との双方が示されている。 エレベータ構造10は、2つの主要部から構成されている。とりわけ、その一 方は、堅固なフレーム12である。このフレーム12は、全体的に平面状の上面 16を有したベース14と、構造の上端部20を有するとともに平面16から上 端部20に向けて全体的に直交的に上方伸張した堅固な鉛直構造18と、構造の 上端部20に対して取り付けられていて平面16に対して全体的に平行であるフ ランジ22と、を備えている。 エレベータ10の他の要素は、可動昇降構造24であり、これは、堅固なフレ ーム12に対して、突出自在に取り付けられている。可動昇降構造24は、フラ ンジ22の孔25を通って、上下移動する。可動昇降構造24は、上プレート2 6と、上プレート26に対して全体的に平行とされかつ離間配置された下プレー ト28と、同一平面上には位置しておらず直線的でありかつ全体的に平行とされ た少なくとも3つの部材30と、を備えている。各部材30は、それぞれ、上方 端部32および下方端部34を有している。各部材30は、上プレート26から 下プレート28までにわたって延在している。部材30の各々は、両プレート2 6,28に対して、全体的に直交している(厳密に言えば、傾斜時には直交しな い)。一般に、同一平面上に位置していないこれら部材は、上プレート26およ び下プレート28回りにおいて、実質的に等間隔で配置されている。 複数の上部全方向性ジョイント36が、上プレート26に支持されている。上 部全方向性ジョイント36の数は、直線延在部材30の数に等しい。上部全方向 性ジョイント36の各々は、直線延在部材30のうちの対応する1つのものの上 方端部32を、上プレート26に対して、全方向的に揺動可能に取り付けるため に、設けられている。同様に、下プレート28には、複数の下部全方向性ジョイ ント38が支持されている。下部全方向性ジョイント38の数は、直線延在部材 30の数に等しい。下部全方向性ジョイント38の各々は、直線延在部材30の うちの対応する1つのものの下方端部34を、下プレート28に対して、全方向 的に揺動可能に取り付けるために、設けられている。 図2に示すように、一般に、ベース14には、モータ手段40が、支持されて いる。モータ手段40は、各直線延在部材30を、ベース14に対して接近離間 する方向に、他の直線延在部材30とは独立に駆動するために機能する。好まし いモータ手段は、3つの個別のモータを備えている。そのうちの1つが、図2に おいて、符号42で示されている。各モータは、それぞれに設けられたベルト・ プーリ構成44を介して動作するものであって、ベース14およびフランジ22 に対して回転可能に取り付けられているボールネジ46を回転させる。ブラケッ ト52が、直線延在部材30に対して取り付けられていて、このブラケット52 は、張出アーム54を備えている。張出アーム54には、ネジ対応構造57(あ るいは、ネジ追従構造、ネジフォロワ構造、thread follower structure)付き の孔56が形成されている。ネジ対応構造57は、例えば、ボールネジ46に対 して係合するような、ボールネジベアリングであったり(好ましい)、あるいは 、係合ネジ山であったりする。これにより、モータ42の起動力に基づくボール ネジ46の回転によって、ブラケット52が、モータ42の回転方向によって決 まる方向に移動することとなる。この移動により、直線延在部材30の直線移動 が引き起こされる(これによって、すべてのモータが同時に動作しない場合には 、上プレート26および下プレート28の傾斜が引き起こされる)。より複雑な プーリ/ベルト構成、および、適切なギヤ、および/または、クラッチ機構を備 えた単一モータを、上記構成に代えて使用することもできる。 本発明によるエレベータ構造10は、一般に、図3に示すように、物品位置決 め装置60と組み合わせて使用することが有効である。物品位置決め装置60は 、昇降構造24に対して、一般には、上プレート26に対してあるいは下プレー ト28に対して、適切に取り付けることができる。図示の例においては、装置6 0は、上プレート26に対して取り付けられている。典型的には、物品位置決め 装置60は、ロボットアーム装置の特性を有したものである。図示例示された特 別の装置は、前アーム64に対して回転可能に連結された端部部材62を備えて いる。前アーム64は、基端アーム66に対して回転可能に連結されており、基 端アーム66は、支柱68に対して、軸69回りに回転可能に連結されている。 支柱68は、Z軸移動をもたらし得るよう、従来技術によって、鉛直駆動可能と することができる。軸69回りにおいて、R方向移動(直線移動)とθ方向移動 (回転移動)との双方をもたらすような、適切な従来型駆動手段を設けることも できる。端部部材62は、従来と同様に、半導体ウェハや類似物のピックアップ に有効な真空式採取手段を備えている。すべての部材は、一般にはコンピュータ 回路(図示せず)のような制御手段によって、従来と同様に制御される。 適切な位置測定センサシステム70は、a)ワークピースに対して平行な端部 部材62の先端から長さ方向に前方側へと第1信号(例えば、光信号、あるいは 、音信号)を伝送するための信号伝送手段と、b)衝突する入射信号を代理する 信号をもたらすための信号検出手段(例えば、光信号検出器、あるいは、音信号 検出器)と、c)ワークピースからの第1信号の反射によって引き起こされるエ ネルギーを収集しかつ信号検出手段に対してそのようなエネルギーを伝送するた めのエネルギー収集伝送手段と、を備えることができる。あるワークピースから の第1信号の反射エネルギーの有無を検知するための制御手段に対して、信号を 伝送するために、現状信号伝送手段が設けられている。 位置検出センサシステム70は、ピックアップすべきウェハが適正に配置され ているかどうかを検出するために、あるいは、配置ズレを起こしていないかどう かまたいくらか傾斜していないかどうかを検出するために、端部部材62上に設 けることができる。後者の例においては、エレベータ構造10は、端部部材62 上の真空ピックアップを、ウェハの適正なピックアップを行い得るように位置合 わせするために、物品位置決め装置60の全体を傾斜させるよう、使用すること ができる。その後、エレベータ構造10の傾斜は、モータ手段40を使用して、 予備位置合わせのためのチャックに対しての搬送のために、および/または、半 導体処理操作においてウェハ処理ステーションに対しての搬送のために、ウェハ を適正配置とし得るよう、調整することができる。図3においては、物品位置決 め装置60は、2つの位置で示されている。1つの位置は、ロッド68とエレベ ータ10との双方が完全に引き込まれた状態に対応するものであり、他の位置は エレベータ10と物品位置決め装置60とが少なくとも部分的に伸張された状態 に対応するものである。 位置決め装置60は、図示実施形態において上プレート26によって支持され ている、底部62を有している。物品位置決め装置60は、フランジ22に形成 された全体的には中央に位置している孔25を通して、上プレート26の上方へ と、上側に延出している。図4および図5に示す特別の実施形態においては、こ の例においては円形とされているフランジ22回りにおいて等間隔に配置された 、ボールネジ/ブラケット/直線延在部材からなる3つの組合せ体のうちの、1 つが示されている。構造に対しての堅固さは、堅固な鉛直構造18によってもた らされている。鉛直構造18は、図示の実施形態においては、堅固でありかつべ ース14・フランジ22間に取り付けられた3つのチューブを備えている。 図4に示すように、第1メンブラン84に対しては、空気圧式シリンダ86が 取り付けられている。第2メンブラン82に対しては、ボルト79によって、フ ランジ92が堅固に取り付けられている。圧力シリンダ86が駆動されたときに は、シリンダロッド89は、フランジ92に対して、圧力を印加する。フランジ 92は、この力を、第2メンブラン82に対して伝達する。その結果、ボルト7 9によってエレベータ10の底部に対して堅固に取り付けられている第2メンブ ラン82が、上方にたわむ。同時に、第1メンブラン84は、下方にたわむ傾向 がある。 メンブラン82,84の変形を制御するために、他の機構が設けられている。 フランジ85は、第1メンブラン84の下方において第1メンブラン84から離 間配置されている。構造88が、フランジ92に対して、構造88の上端部93 において取り付けられている。構造88は、第1メンブラン84を非接触状態で 挿通しているとともに、底部が、フランジ85に対して取り付けられている。調 整機構87は、位置決めされるべきフランジ85を、第1メンブラン84に対し て、接近または離間させることができる。したがって、フランジ85と第1メン ブラン84との間のギャップ81は、シリンダロッド89の移動を決定し、これ により、第1および第2メンブラン84,82の変形度合いが決定される。 より一般的に、本発明が、ワークピース取扱システムに関連していること、す なわち、ワークピースのピックアップおよび搬送のために設けられた端部部材6 2のR方向移動、θ方向移動、および、Z方向移動をもたらすロボットアーム機 構を備えた昇降と位置決めの組合せ装置に関連していることは、理解されるであ ろう。ロボットアーム機構は、ロボットアーム機構を全体的にZ方向移動させる よう、エレベータ構造10の移動軸に沿った直線移動を可能とするために、エレ ベータ構造10上に取り付けられている。本発明の改良例においては、移動軸6 9に対して、可動昇降構造24の床および天井を全方向的に傾斜させるための、 全方向性の傾斜手段を備えている。 本発明においては、上記のような装置を使用することで、離間して積層方向に 並べられた複数のワークピースのうち、水平方向から位置ズレを起こしている全 体的に平面状のワークピースをピックアップするための方法を、提供する。基本 的に、端部部材は、ワークピースの近傍に移動する。端部部材62上のセンサ7 0が、ピックアップに先立って、各ワークピースの整列具合を測定する。ワーク ピースが1つでも位置ズレを起こしている場合には、位置ズレの程度が測定され 、図2および図3に示すコンピュータ制御手段96に対して伝送される。コンピ ュータ制御手段96は、位置ズレを起こしているワークピースをピックアップし 得るように端部部材62を位置合わせするために、モータ手段40および物品位 置決め装置を制御するために使用されている。この場合、モータ手段40は、ワ ークピースを所望の水平配向に位置決めするように再度制御される。産業的な応用可能性 本発明は、昇降可能なロボットアーム構造60とともに使用するためのもので あって、多数の対象に対して有効な、とりわけ半導体ウェハ処理に対して有効な 、傾斜可能なエレベータ構造10を提供する。 本発明を本発明の特別の実施形態について説明してきたけれども、さらなる変 形が可能であること、および、この出願が、本発明の原理に従うようなすべての 変形例、使用、および、適用をも包含することまた本願の属する技術分野におけ る当業者がこの開示から想到するような事柄や本質的な特徴点に適用可能な事柄 さらには本発明の請求範囲内のものであって本発明の範疇に属する事柄をも包含 することを意図していること、は理解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トドロフ,アレキサンダー アメリカ合衆国 カリフォルニア 94086 サニーヴェール ベルナルド アヴェニ ュ 165 アパートメント 14 【要約の続き】 できる。センサ(96)を付設するとともにマイクロプ ロセッサ制御を使用することにより、傾いたワークピー スを、容易にピックアップすることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.物品をピックアップするための装置を位置決めし得るよう、全方向に傾斜可 能に調整可能なエレベータ構造であって、 全体的に平面状とされた上面を有するベースと;上端部を有するとともに前記 上面から全体的に前記上面に対して直交して前記上端部までにわたって上方へと 延在する堅固な構造と;該構造の前記上端部に対して取り付けられているととも に前記上面に対して全体的に平行とされたフランジと;を備える堅固なフレーム と、 上プレートと;該上プレートに対して全体的に平行な状態で離間配置された下 プレートと;各々が上方端部と下方端部とを有しかつ各々が前記上プレートと前 記下プレートとの間にわたって延在しさらに各々が全体的にこれら上下プレート に対して直交した、互いに同一平面上には位置せず全体的に互いに平行とされた 、少なくとも3つの直線延在部材と;前記上プレートに支持されているとともに 、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応している前記直線延 在部材の前記上方端部を前記上プレートに対して全方向的に揺動可能に取り付け るよう設けられた、複数の上部全方向性ジョイントと;前記下プレートに支持さ れているとともに、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応し ている前記直線延在部材の前記下方端部を前記下プレートに対して全方向的に揺 動可能に取り付けるよう設けられた、複数の下部全方向性ジョイントと;を備え る、移動可能かつ傾斜可能とされた昇降構造であって、前記堅固なフレームに対 して伸縮可能とされた昇降構造と、 前記ベースに対して支持されているとともに、前記直線延在部材を選択的に上 下方向に互いに独立に駆動するためのモータ手段と、 を具備することを特徴とするエレベータ構造。 2.前記モータ手段が、前記ベースによって支持されるとともに前記直線延在部 材の数と同数とされかつ各々が対応している1つの前記直線延在部材を選択的に 上下方向に駆動し得るよう該直線延在部材に対して連結されている複数の個別の モータを備えていることを特徴とする請求項1記載のエレベータ構造。 3.対応している1つの前記直線延在部材を駆動し得るような各モータの前記直 線延在部材に対しての連結には、前記ベースと前記フランジとの間に支持されて いるとともにこれらベースおよびフランジに対して回転可能とされかつ前記直線 延在部材の数と同数とされさらに各々が対応している1つの前記直線延在部材に 対して隣接して平行に配置されなおかつ対応している1つのモータによって回転 駆動され得るようにして連結された複数のボールネジと;前記直線延在部材の数 と同数とされているとともに各々が対応している1つの前記直線延在部材に対し て取り付けられかつ各々が対応している1つの前記直線延在部材からその先端部 にまで張り出すアームを有しさらに前記ボールネジの回転により前記直線延在部 材の上下方向直線移動をもたらすようにして前記ボールネジに対して係合するネ ジ対応構造を有した貫通孔を前記アームの前記各先端部に有しているような複数 のブラケットと;前記モータの数と同数とされるとともに各々が対応している1 つの前記モータによって駆動されかつ各々が対応している1つの前記ボールネジ を回転駆動し得るように該ボールネジに対して係合している複数のベルト手段と ;が使用されていることを特徴とする請求項2記載のエレベータ構造。 4.昇降と物品の位置決めとの双方を行う装置であって、 全体的に平面状とされた上面を有するベースと;前記上面から全体的に前記上 面に対して直交して上端部までにわたって上方へと延在する堅固な構造と;全体 的に中央に配置された貫通孔を有しているとともに前記構造の前記上端部に対し て取り付けられかつ前記上面に対して全体的に平行とされたフランジと;を備え る堅固なフレームと、 上プレートと;該上プレートに対して全体的に平行な状態で離間配置された下 プレートと;各々が上方端部と下方端部とを有しかつ各々が前記上プレートと前 記下プレートとの間にわたって延在しさらに各々が全体的にこれら上下プレート に対して直交した、互いに同一平面上には位置せず全体的に互いに平行とされた 、少なくとも3つの直線延在部材と;前記上プレートに支持されているとともに 、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応している前記直線延 在部材の前記上方端部を前記上プレートに対して全方向的に揺動可能に取り付け るよう設けられた、複数の上部全方向性ジョイントと;前記下プレートに支持さ れているとともに、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応し ている前記直線延在部材の前記下方端部を前記下プレートに対して全方向的に揺 動可能に取り付けるよう設けられた、複数の下部全方向性ジョイントと;を備え る、移動可能とされた昇降構造であって、前記堅固なフレームに対して伸縮可能 とされた昇降構造と、 前記ベースに対して支持されているとともに、前記直線延在部材を上下方向に 互いに独立に駆動するためのモータ手段と、 前記昇降構造に支持されるとともに前記フランジの全体的に中央に配置された 前記貫通孔を通して前記上プレートよりも上方へと上方に延在している物品の位 置決め装置と、 を具備することを特徴とする装置。 5.前記昇降構造は、さらに、前記移動可能な昇降構造の底部の強度を増強する ために、前記移動可能な昇降構造の前記下プレートに対して取り付けられた強度 増強手段を備えていることを特徴とする請求項4記載の装置。 6.前記強度増強手段が、前記移動可能な昇降構造の前記底部を付勢するための 付勢手段を備えていることを特徴とする請求項5記載の装置。 7.前記付勢手段が、前記下プレートの下方において該下プレートに対して離間 配置された付勢力伝達構造と、 下部が該付勢力伝達構造に対して連結されているとともにそこから上側へと延 在し、かつ、非接触状態で前記付勢力伝達機構が前記下部を挿通しており、さら に、前記移動可能とされた昇降構造の前記底部に対して上部が取り付けられてい る取付手段と、 前記移動可能とされた昇降構造の前記底部に対して、前記下プレートから上側 へと力を作用させるための力作用手段と、 を備えていることを特徴とする請求項6記載の装置。 8.前記力作用手段が、空気圧式シリンダを備えていることを特徴とする請求項 7記載の装置。 9.前記モータ手段が、前記ベースに対して支持されているとともに前記直線延 在部材の数と同数とされかつ各々が対応している1つの前記直線延在部材を上下 方向に駆動し得るよう該直線延在部材に対して連結されている複数の個別のモー タを備えていることを特徴とする請求項8記載の装置。 10.対応している1つの前記直線延在部材を駆動し得るような各モータの前記 直線延在部材に対しての連結には、前記下プレートと前記上プレートとの間に支 持されているとともにこれら上下プレートに対して全方向的に回転可能とされか つ前記直線延在部材の数と同数とされさらに各々が対応している1つの前記直線 延在部材に対して隣接して平行に配置されなおかつ対応している1つのモータに よって回転駆動され得るようにして連結された複数のボールネジと;前記直線延 在部材の数と同数とされているとともに各々が対応している1つの前記直線延在 部材に対して取り付けられかつ各々が対応している1つの前記直線延在部材から その先端部にまで張り出すアームを有しさらに前記ボールネジの回転により前記 直線延在部材の上下方向直線移動をもたらすようにして前記ボールネジに対して 係合するネジ対応構造を有した貫通孔を前記アームの前記各先端部に有している ような複数のブラケットと;前記モータの数と同数とされるとともに各々が対応 している1つの前記モータによって駆動されかつ各々が対応している1つの前記 ボールネジを回転駆動し得るように該ボールネジに対して係合している複数のベ ルト手段と;が使用されていることを特徴とする請求項9記載の装置。 11.前記モータ手段が、前記下プレートに対して支持されているとともに前記 4直線延在部材の数と同数とされかつ各々が対応している1つの前記直線延在部 材 を上下方向に駆動し得るよう該直線延在部材に対して連結されている複数の個別 のモータを備えていることを特徴とする請求項4記載の装置。 12.対応している1つの前記直線延在部材を駆動し得るような各モータの前記 直線延在部材に対しての連結には、前記下プレートと前記上プレートとの間に支 持されているとともにこれら上下プレートに対して全方向的に回転可能とされか つ前記直線延在部材の数と同数とされさらに各々が対応している1つの前記直線 延在部材に対して隣接して平行に配置されなおかつ対応している1つのモータに よって回転駆動され得るようにして連結された複数のボールネジと;前記直線延 在部材の数と同数とされているとともに各々が対応している1つの前記直線延在 部材に対して取り付けられかつ各々が対応している1つの前記直線延在部材から その先端部にまで張り出すアームを有しさらに前記ボールネジの回転により前記 直線延在部材の上下方向直線移動をもたらすようにして前記ボールネジに対して 係合する貫通孔を前記アームの前記各先端部に有しているような複数のブラケッ トと;前記モータの数と同数とされるとともに各々が対応している1つの前記モ ータによって駆動されかつ各々が対応している1つの前記ボールネジを回転駆動 し得るように該ボールネジに対して係合している複数のベルト手段と;が使用さ れていることを特徴とする請求項11記載の装置。 13.ワークピースをピックアップして搬送するよう設けられた端部部材をR方 向移動・θ方向移動・Z方向移動させるロボットアーム機構であるとともに、該 ロボットアーム機構の全体をZ方向移動させるために移動軸に沿った直線移動が 可能とされているエレベータ上に取り付けられているロボットアーム機構を備え た、ワークピース取扱システムにおける改良であって、 前記移動軸に対する任意の選択された方向に関して前記エレベータを全体的に 傾斜させるための全方向性傾斜手段を具備していることを特徴とするワークピー ス取扱システムにおける改良。 14.互いに離間して積層方向に並べられた複数のワークピースのうちの1つの ワークピースであって水平方向から位置ズレを起こしている全体的に平面状のワ ークピースをピックアップするための方法であって、 全体的に平面状とされた上面を有するベースと;前記上面から全体的に前記上 面に対して直交して上端部までにわたって上方へと延在する堅固な構造と;全体 的に中央に配置された貫通孔を有しているとともに前記構造の前記上端部に対し て取り付けられかつ前記上面に対して全体的に平行とされたフランジと;を備え る堅固なフレームと、 上プレートと;該上プレートに対して全体的に平行な状態で離間配置された下 プレートと;各々が上方端部と下方端部とを有しかつ各々が前記上プレートと前 記下プレートとの間にわたって延在しさらに各々が全体的にこれら上下プレート に対して直交した、互いに同一平面上には位置せず全体的に互いに平行とされた 、少なくとも3つの直線延在部材と;前記上プレートに支持されているとともに 、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応している前記直線延 在部材の前記上方端部を前記上プレートに対して全方向的に揺動可能に取り付け るよう設けられた、複数の上部全方向性ジョイントと;前記下プレートに支持さ れているとともに、前記直線延在部材の数と同数とされ、かつ、各々が、対応し ている前記直線延在部材の前記下方端部を前記下プレートに対して全方向的に揺 動可能に取り付けるよう設けられた、複数の下部全方向性ジョイントと;を備え る、移動可能とされた昇降構造であって、前記堅固なフレームに対して伸縮可能 とされた昇降構造と、 前記ベースに対して支持されているとともに、前記直線延在部材を上下方向に 互いに独立に駆動するためのモータ手段と、 前記昇降構造に支持されるとともに、前記フランジの全体的に中央に配置され た前記貫通孔を通して前記上プレートよりも上方へと上方に延在し、かつ、ワー クピースをピックアップし得るよう設けられた端部部材であって各ワークピース の配置を決定するためのセンサを有した端部部材を備え、さらに、自身の動作お よび前記モータ手段の動作を制御するためのコンピュータ制御手段であって前記 センサと情報のやりとりを行うコンピュータ制御手段を備えたている物品の位置 決め装置と、 を具備してなる昇降と物品の位置決めとの双方を行う装置を準備し、 前記端部部材をワークピースの近傍に移動させ、 ワークピースのピックアップに先立って、前記センサを使用して各ワークピー スの配置状況を測定し、 位置ズレを起こしているワークピースがある場合には、位置ズレの程度を前記 コンピュータ制御手段に伝送し、 前記コンピュータ制御手段を使用して、前記位置ズレを起こしたワークピース をピックアップし得るように前記端部部材の位置合わせを行うよう、前記モータ 手段および前記物品位置決め装置を制御することを特徴とする方法。
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