JP4133952B2 - 予定外ガス種の検出機能を有するガス燃焼器具 - Google Patents
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Description
地域や施設によって、家庭や職場に供給されるガス種が相違するために、ガス燃焼器具の利用者が移転すると、ガス燃焼器具に予定外ガス種が供給される状態で運転することが起こりえる。
ガス燃焼器具で予定外ガス種を燃焼すると、ガス種による熱量の相違に起因して、予定外の燃焼現象が生じる。予定外の燃焼現象が持続すると、ガス燃焼器具が過熱して損傷する等の不具合が生じる可能性がある。そこで、予定外ガス種が燃焼している場合には、それを早期に検出し、燃焼停止等の必要な措置を施すことができるガス燃焼器具が必要とされている。
たとえば、特許文献1や特許文献2に、予定外ガス種を燃焼したためにガス燃焼器具が過熱する現象を検出し、予定外ガス種の燃焼を停止する技術が開示されている。
また特許文献3に、ガス燃焼器具に供給されているガス種を判別できるセンサを利用することによって、予定外ガス種の燃焼を防止するガス燃焼器具が開示されている。
しかしながら、ガス燃焼器具の運転中に器具内温度を監視し続ける場合、供給ガス流量が少ない燃焼状態かも知れず、あるいは、供給ガス流量が多い燃焼状態かも知れず、予定したガス種を燃焼している正常時に起こりえる器具内温度や温度上昇速度は一定でない。そこで異常燃焼か正常燃焼かを判別する閾値を設定するにあたっては、正常燃焼時に起こりえる最高器具内温度や最高温度上昇速度以上に設定しておかなければならない。このために、閾値を高く設定せざるを得ず、その分、予定外ガス種を燃焼していることが遅れて検出されるという問題がある。
また同一形式のガス燃焼器具でも、予定しているガス種毎に閾値を的確に設定しなければならない。予定ガス種と予定外ガス種の組合せ数は多大であり、ガス種毎に最適な閾値を決定するのはひどく煩雑である。
特許文献3の技術では、供給ガス種を判別することができる高価なガス種判別センサを必要とすることから、廉価なガス燃焼器具には採用するのが難しい。
本発明は、高価なガス種判別センサを必要とせず、しかも閾値決定の困難性や煩雑性を有しない技術を実現する。
本発明のガス燃焼器具は、予定外ガス種を燃焼していることを検出できるものであり、ガス燃焼器具内の温度に関する指標を計測する手段と、点火から所定時間の間はバーナに所定流量のガスを供給する手段と、点火後にバーナに所定流量のガスを供給している間に計測した温度指標を記憶しておく手段と、今回点火後にバーナに所定流量のガスを供給している間に計測した温度指標と、その記憶手段に記憶されている温度指標を比較し、比較結果に基づいて、予定外ガス種の燃焼であるのか否かを判定する手段とを備えている。
点火後に計測した指標を記憶しておくという場合、直前1回の計測値を記憶しておくことに限られない。直近複数回の測定値を平均した値を記憶しておいてもよい。
(その作用と効果)
本発明のガス燃焼器具では、点火から所定時間(例えば数十秒)の間は、所定流量のガスを燃焼する。この間は、操作者またはガス燃焼器具のコントローラが、それと異なるガス流量を指示していても、所定流量のガスを燃焼する。点火直後の燃焼は不安定であることがあり、点火から所定時間の間は、燃焼を安定させるのに適した所定流量のガスを燃焼させることが、多くのガス燃焼器具で有効である。
本発明のガス燃焼器具では、点火直後に所定流量のガスを燃焼している間に計測した温度指標を記憶しておく手段を備えている。温度指標には様々な指標を採りえ、点火から一定の時間が経過した時(所定流量のガスを燃焼している間である)の温度自体、前記の時における器具内温度と室温の差等が採りえる。
記憶手段に記憶しておいた温度指標は、その後の点火(特許請求の範囲の今回点火)時に計測される温度指標と比較される。正確には、今回点火後にバーナに所定流量のガスを供給している間に計測した温度指標と、記憶手段に記憶されている温度指標(前回点火後に計測した温度指標が記憶されている)を比較する。
両指標は、点火直後に所定流量のガスを燃焼している間に計測した温度指標であり、燃焼しているガス流量が等しいことが保証されている。ガス種に変更がない限り、ほぼ同じ温度指標が計測されるはずの条件にある。ほぼ同じ指標が計測されるはずであるのにも係わらず、大きく異なる指標が計測されれば、前回運転時と今回運転時の間にガス種が変化したと結論することができる。
両指標を比較する方式であるために、予め閾値を設定しておく必要がない。閾値を適値に設定する困難性や煩雑性から解放される。
ガス燃焼器具が新品である場合には、前回の温度指標が存在しない。その代用(初期値)として、工場出荷時に標準的データを記憶しておいてもよい。標準的データを初期値に記憶しておくと、使用開始時から予定外ガス種で使用し始める事態まで検出することができる。移転に伴って予定外ガス種が利用され始めることを検出するためには、初期値を記憶しておく必要はない。
ガス燃焼器具の燃焼運転を短時間中断して再度点火するような場合、直前の燃焼運転による余熱によって器具内温度が室温よりも高い状態で再点火することがある。このような場合には、記憶手段に温度指標が記憶されている前回の運転条件と、それと比較する今回の運転条件が大きく相違することがある。それを無視して比較すると、予定ガス種が燃焼しているのか予定外ガス種が燃焼しているのかを誤判定する可能性がある。
本発明のガス燃焼器具によると、点火時におけるガス燃焼器具内の温度と室温がほぼ同じであるときにのみ判定手段を作動させることによって、誤判定を防止することができる。
予定外ガス種の燃焼であると判定した時にガスの供給を再開不能に遮断する手段が付加されていることが好ましい。ここでいう再開不能とは、一般消費者ではガスの燃焼を再開できないことをいう。訓練を受けたサービスマンが、ガス燃焼器具に対して予定外のガス種に適応するための処理をするまでは燃焼を再開させられないことをいう。
(その作用と効果)
ガスの供給が再開不能に遮断されれば、使用者はガス種の間違いという重度のエラーが発生したことを知ることができる。のみならず、通常のリセット操作が利かないので、無理に使用し続けることが防止される。
(一つの好ましい手段)
予定外ガス種の燃焼であると判定したときに、その判定結果を記憶するエラー記憶手段と、エラー記憶手段に予定外ガス種の燃焼が記憶されていると、ガス燃焼器具の運転を禁止する手段を備えていることが好ましい。
(その作用と効果)
上記手段が付加されているガス燃焼器具によると、電源のON/OFF操作を繰り返しても、予定外ガス種を利用している場合には、再点火を禁ずるために、以後の誤使用を禁じて器具の損傷を防ぐことができる。
(形態1)指標とする温度上昇幅は、所定流量のガスを燃焼する運転の終了時の、器具内温度と室温の温度差である。
(形態2)指標(温度上昇幅)は、点火の度に最新のものに更新して記憶しなおす。
(形態3)予定外ガス種の燃焼と判断した場合は、ガス燃焼器具の運転を強制的に停止して表示装置にエラーコード等の情報を表示する。
(形態4)表示装置にエラーコード等の情報を表示した場合、操作パネルからはエラー解除ができない構成とし、サービスマン等がガス燃焼器具にガス種の変更処理を施した上でリセット処理をしない限り再点火できないようにする。
燃焼中は、温風用ファン23の回転によって、吸気口12から絶えず空気が吸引されている。この結果、燃焼ケース22の上部から排出された燃焼ガスと吸気口12から吸引された空気が、仕切り板15と燃焼ケース22の間で混合され、程良い温度に調整された混合空気となる。
また、温風用ファン23の回転によって吸気口12から吸引された空気が仕切り板15と16で仕切られた通風路を通って前方に回りこみ、本体ケース10と仕切り板15の間を下方に流れて本体ケース10の前板11を冷却する。前板11を冷却した空気は、その後、仕切り板15の下部の隙間を通って温風用ファン23に吸込まれ、上流側から来る混合空気とさらに混合される。このようにして混合された混合空気は暖房に適度な温度の温風となる。温風は温風用ファン23の回転によって温風吹出口17に導かれ、温風吹出口17から吹出される。
なお、室温検出用サーミスタ26が、吸気口12付近で燃焼ガスの熱影響を受けない位置に、図示省略のブラケットを介して取り付けられている。
前記コントローラ40には、燃焼状態監視手段41と、暖房運転制御手段42と、強制燃焼手段43と、予定外ガス検出手段44と、異常処理手段45と、表示制御手段46が設けられている。
温風用ファン23の回転数を制御し、ガス流量制御弁38を制御する。
点火に続く強制燃焼状態(所定ガス流量での燃焼状態)が終了したら、暖房運転制御手段42は、暖房運転レベルと室温とに応じて、ガス流量制御弁38の開度と、ガスバーナ21の火力調整と、温風用ファン23の回転数(回転速度)を制御する。すなわち、低レベルのときは小火力・小風量とされ、高レベルのときは大火力・大風量とされる。
・予定外ガス検出手段44が検出する器具内温度に関する指標は、点火後に所定時間(例えば60秒)の間、所定流量で供給したガスを燃焼したことによって、器具内温度が上昇した温度とする。具体的には、点火後に60秒間、燃焼を安定させるために100%の開度でガスを供給して燃焼した運転の終了時において、器具内温度検出用サーミスタ25で計測される温度と室温検出用サーミスタ26で計測される温度の温度差とする。サーミスタ26によって計測される室温は、点火時のものとせず、点火後一定時間(例えば60秒)経過後に計測される温度とするのが好ましい。サーミスタ26が正確な室温を計測するまでには、60秒程度の送風を必要とする場合があるからである。短時間燃焼運転を中断してから燃焼運転を再開するような場合、先の燃焼運転の余熱によって室温以上にサーミスタ26が加熱されていることがある。このような場合でも、送風再開後60秒程度経過すれば、サーミスタ26が室温にまで冷却され、正確な室温を測定できるようになる。
点火後に所定時間が経過すると、それ以降のガス流量は決まっていない。設定温度と室温の差に応じてガス流量が制御されるので、前回運転時のガス流量と今回運転時のガス流量が一致することが保証されなくなる。したがって、点火後に所定時間以上が経過した時点で計測した温度指標を、比較のために記憶しておくことは適当でない。
・温度比較手段48は、今回の運転時に得られた器具内温度に関する指標と、前回の運転時に計測して記憶しておいた指標との差を算出する。そして、両指標の差が所定範囲外になった場合に、予定外ガス種の燃焼と判断する。たとえば、13Aの都市ガスの使用が予定されているガス燃焼器具を13Aの都市ガスが供給される地域で使用していれば、前回の温度指標には正常な温度上昇幅が記憶されている。その後に移転がおこなわれ、LPGが供給されている地域で使用されれば、都市ガスで燃焼させた場合よりも熱量が大きいため、ガス燃焼器具の内部温度の上昇幅は顕著に大きくなる。したがって、点火後に所定時間が経過した時の器具内温度の上昇幅を、前回運転時と今回運転時で比べ、その差が閾値を超えていれば、予定外ガスが種燃していると判断することができる。なお、前回運転時の指標は、直前1回のものに限る必要はなく、直近複数回の平均であってもよい。
ガス燃焼器具の燃焼運転を短時間停止した直後に再度点火するような場合、器具内の温度が下がりきっていない状態で再点火するために、再点火後の温度上昇幅は小さくなる。この場合にも予定外ガス検出機能が作動すると、予定ガスが燃焼しているのにもかかわらず、予定外ガスを燃焼していると誤判定することがある。誤判定を防止するには、点火時の器具内温度検出用サーミスタ25と室温検出用サーミスタ26の検出温度差が大きければ、予定外ガス検出機能を作動させないことが好ましい。
さて電源がONになると、まず、不揮発メモリに保存されている当該ガス燃焼器具のエラー履歴に予定外ガス種エラーが記録されていないかどうかを調べる(ステップS2)。予定外ガス種エラーが記録されているときは、予定外ガスに対して未対策と判断し、表示装置37に予定外ガス種エラーを再表示し処理を終える(ステップS4)。この状態では電源OFF以外の操作は受け付けない。通常の利用者が、操作パネル30を操作してエラーを解除することができない。サービスマン等がガス種の変更に必要な処理を施さない限り、不揮発メモリに保存されている予定外ガスエラーの記録を消去することができない。サービスマンは、ガス種の変更に必要な処理をガス燃焼器具に施したあと、操作パネルの操作スイッチの3つ以上を同時に操作したり、あるいは前板11を開けてコントローラ40に用意されているメインテナンススイッッチを操作することによって、予定外ガスエラーの記録を消去することができる。
予定外ガス種エラーが記録されていなければ、使用者は暖房運転スイッチ31をONにすることができる(ステップS6)。次に、サーミスタ25を介して器具内温度の初期値を取得し、ハイリミ温度A00として記憶する(ステップS12)。
次に、ステップS14にて強制燃焼(点火を含む)を開始する。強制燃焼状態では、着火検出後から所定時間(本例では60秒)の間は、所定のガス流量で燃焼する。この状態で60秒経過するまで待ち(ステップS16)、60秒経過したらサーミスタ26を介して室温を取得し、現在室温認識値B60として記憶する(ステップS18)。
次に、得られたハイリミ温度A00と現在室温認識値B60との差が3℃以下かどうかを判断する(ステップS20)。差が3℃より大きなときは、燃焼停止後に間をおかずに再点火した場合等でその温度指標を比較の基礎にしても意味がない。すなわち直前使用時の余熱が残っていると判断して予定外ガス種検出を行わないこととし、ステップS40に処理を移すことで通常燃焼が開始され、運転開始処理は終わる。
一方、ハイリミ温度A00と現在室温認識値B60との差が3℃以内のときは、引き続いて予定外ガス種検出のための処理手順が実行される。
次に、温度変化量(温度上昇幅ともいう)Cを算出する。温度変化量Cはハイリミ温度A60と現在室温認識値B60との差である。代わりにハイリミ温度A60とハイリミ温度A00の差としてもよい。両者はほぼ等しい。
次に、前回運転時に計測して記憶しておいた温度変化量(温度上昇幅ともいう)Dを不揮発メモリから読み出す(ステップS28)。
次に、今回の温度変化量Cと前回の温度変化量Dの差の絶対値が、閾値(本例では20℃)を超えているかどうかを調べる(ステップS30)。差の絶対値が閾値20℃を超えていないときは異常なし(予定外ガス種燃焼ではない)と判断し、今回計測した温度変化量Cを前回温度変化量Dとして記憶しなおし(ステップS38)、前回の計測値を更新する。その後にステップS40に処理を移すことで通常燃焼が開始され、運転開始処理は終わる。
さらに、表示装置37にエラーコードを表示し(ステップS34)、不揮発メモリに予定外ガス種エラーを記憶して(ステップS36)処理を終える。エラー履歴は、操作パネルからの通常のリセット操作によっては消去できない。サービスマン等がガス燃焼器具にガス種の変更処理を施した上でリセット処理しない限り、不揮発メモリに記憶された予定外ガス種エラーは消去されない。
器具本体の内部温度上昇に関する指標には、温度上昇幅に代えて、温度上昇率を用いることもできる。さらに送風用ファンの回転速度の上昇幅や上昇率を用いることもできる。予定外ガス種燃焼のために器具内部が異常に温度上昇するとそれに伴って送風温度も高くなる。すると空気が膨張して軽くなるために送風機の負荷が減少する。このとき、送風機の駆動モータの能力が一定であると、送風機の回転数が上がる。この回転数変化を利用するのである。なお、回転数の上昇幅と温度の上昇幅の双方を利用して、予定外ガス種の検出を二重チェックすることで検出精度を高めることも可能である。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 :本体ケース
12 :吸気口
13 :エアフィルタ
17 :温風吹出口
21 :ガスバーナ
22 :燃焼ケース
23 :温風用ファン
25 :サーミスタ(器具内温度検出用)
26 :サーミスタ(室温検出用)
30 :操作パネル
35 :報知ランプ
37 :表示装置
40 :コントローラ
Claims (3)
- ガス燃焼器具であり、
ガス燃焼器具内の温度に関する指標を計測する手段と、
点火から所定時間の間はバーナに所定流量のガスを供給する手段と、
点火後にバーナに所定流量のガスを供給している間に計測した温度指標を記憶しておく手段と、
今回点火後にバーナに所定流量のガスを供給している間に計測した温度指標と、前記記憶手段に記憶されている温度指標を比較し、その比較結果に基づいて、予定外ガス種の燃焼であるのか否かを判定する手段を備えており、
点火時におけるガス燃焼器具内の温度と室温がほぼ同じであるときにのみ、前記判定手段を作動させることを特徴とするガス燃焼器具。 - 予定外ガス種の燃焼であると判定した時にガスの供給を再開不能に遮断する手段が付加されている請求項1のガス燃焼器具。
- 予定外ガス種の燃焼であると判定したときに判定結果を記憶するエラー記憶手段と、
エラー記憶手段に予定外ガス種の燃焼が記憶されていると、ガス燃焼器具の運転を禁止する手段を備えている請求項2のガス燃焼器具。
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