JP4133782B2 - 電子部品実装構造及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は電子部品実装構造及びその製造方法に係り、より詳しくは、半導体チップなどが絶縁膜に埋設された状態で配線基板上に実装された電子部品実装構造及びその製造方法に関する。
実装技術のさらなる高密度化の要求から、基板上に複数の電子部品が3次元的に積層されたマルチチップパッケージが開発されている。その一例として、特許文献1には、配線基板上に複数の半導体チップが絶縁層に埋設された状態で3次元的に実装され、絶縁層を介して多層に形成された配線パターンに当該半導体チップがフリップチップ接合された構造を有する半導体装置が記載されている。
特開2001−196525号公報
しかしながら、四角形の半導体チップが層間絶縁膜(樹脂膜)に埋設された構造の半導体装置に熱ストレス(例えば−55℃〜120℃)をかけて信頼性試験を行うとき、図1に示すように、半導体チップ100の角部に隣接する層間絶縁膜(樹脂膜)102の部分から外側に向けてクラック104が直線状に発生しやすい。これは、半導体チップ(シリコン)、配線パターン(銅)及び樹脂膜の熱膨張係数の差に基づく熱応力によって伸縮が発生することにより、強度の弱い層間絶縁膜(樹脂膜)にクラックが発生するものと考えられる。
層間絶縁膜にクラックが発生すると、配線パターンが断線したり、ビアホールがオープンになったりするので、半導体装置の歩留りが低下する問題がある。
上記した特許文献1では、層間絶縁膜にクラックが発生する問題については何ら考慮されていない。
本発明は以上の課題を鑑みて創作されたものであり、配線基板上の層間絶縁膜に電子部品が埋設された構造を有する電子部品実装構造において、層間絶縁膜にクラックが発生しても実装構造の歩留りの低下が防止される電子部品実装構造及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は電子部品実装構造に係り、配線基板と、前記配線基板の上に実装され、外周に角部を有する電子部品と、前記配線基板上における前記電子部品の外周のうちの少なくとも前記角部の外側近傍に形成されたクラック防御用パターンと、前記電子部品及び前記クラック防御用パターンを被覆する絶縁膜とを有することを特徴とする。
本発明では、外周に角部を有する電子部品(例えば四角形の薄型化された半導体チップ)が配線基板上に実装され、電子部品の角部の外側近傍の配線基板上の部分にクラック防御用パターンが配置されている。そして、電子部品及び前記クラック防御用パターン上に絶縁膜が形成され、電子部品が絶縁膜に埋設されて実装されている。
前述したように、このような角部を有する電子部品が絶縁膜(樹脂膜)に埋設された構造を有する電子部品実装では、熱ストレスをかけて信頼性試験を行う際に、電子部品の角部近傍の絶縁膜の部分から外側に向けてクラックが直線状に発生しやすい。
しかしながら、本発明では、電子部品の角部の外側近傍に絶縁膜のクラックの進行を阻止するクラック防御用パターンが設けられているので、絶縁膜のクラックはクラック防御用パターンで阻止され、クラック防御用パターンから外側の領域にはクラックが進行しなくなる。
従って、配線基板に接続された配線パターンが断線したり、ビアホールがオープンになったりするなどの不具合が解消され、電子部品実装構造の歩留りの低下が防止される。
クラック防御用パターンは、電子部品の少なくとも角部の外側近傍に部分的に配置されていればよいが、電子部品の外周に沿った外側近傍に電子部品を取り囲むようにリング状に配置されるようにしてもよい。
本発明の一つの好適な態様では、配線基板は、絶縁膜上に配線パターンが形成された構造を有し、電子部品は、配線基板の絶縁膜上における配線パターンが配置されていない実装領域に、接続パッドが形成された面が上側になった状態(フェイスアップ)で実装され、かつ、クラック防御用パターンは、配線パターンと同一材料により形成されているようにしてもよい。この態様の場合、クラック防御用パターンは、配線基板上に配線パターンが形成される工程で実装領域の外側近傍に同時に形成され、次いで配線基板の実装領域に電子部品が実装される。その後に、電子部品を被覆する絶縁膜が形成される。
また、本発明の一つの好適な態様では、配線基板は、絶縁膜上に配線パターンが形成された構造を有し、電子部品は、該電子部品のバンプが前記配線基板の配線パターンにフリップチップ接続され、かつ、クラック防御用パターンが無機絶縁膜により形成されているようにしてもよい。
この態様の場合、配線パターンが露出する配線基板の実装領域の外側近傍に無機絶縁膜がパターニングされてクラック防御用パターンが形成され、次いで配線基板の実装領域の配線パターンに電子部品のバンプがフリップチップ接続される。その後に、電子部品を被覆する絶縁膜が形成される。
以上説明したように、電子部品を被覆する絶縁膜に該電子部品の角部近傍からクラックが発生するとしても、クラックの進行がクラック防御用パターンで阻止されるようにしたので、電子部品実装構造の歩留り低下が防止される。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図2〜図5は本発明の第1実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図である。図2(a)に示すように、まず、ビルドアップ配線基板を製造するためのベース基板10を用意する。このベース基板10は樹脂などの絶縁性材料から構成されている。ベース基板10にはスルーホール10xが設けられていて、その内面にはスルーホールめっき層11aが形成されている。また、ベース基板10上には第1配線パターン12が形成されており、第1配線パターン12はスルーホールめっき層11aに繋がっている。さらに、スルーホール10xの孔には樹脂体11bが充填されている。
その後、図2(b)に示すように、第1配線パターン12を被覆する第1層間絶縁膜14を形成する。第1層間絶縁膜14の材料としては、エポキシ系、ポリイミド系又はポリフェニレンエーテル系などの樹脂が使用される。そのような材料よりなる樹脂フィルムが第1配線パターン12上にラミネートされた後、80〜140℃で熱処理されて硬化することにより樹脂膜が形成される。あるいは、樹脂膜をスピンコート法又は印刷により形成するようにしてもよい。
次いで、第1配線パターン12上の第1層間絶縁膜14の所定部分をレーザなどで加工することにより第1ビアホール14xを形成する。
続いて、図2(c)に示すように、第1ビアホール14xを介して第1配線パターン12に接続される第2配線パターン12aを第1層間絶縁膜14上に形成する。第2配線パターンは例えばセミアディティブ法により形成される。詳しく説明すると、第1ビアホール14x内面及び第1層間絶縁膜14上にスパッタ法又は無電解めっきによりシードCu層(不図示)を形成した後、所定パターンの開口部を有するレジスト膜(不図示)を形成する。次いで、シードCu膜をめっき給電層に用いた電解めっきによりレジスト膜の開口部にCu膜パターンを形成する。続いて、レジスト膜を除去した後に、Cu膜パターンをマスクにしてシードCu膜をエッチングすることにより、第2配線パターン12aを得る。
前述したように、半導体チップが層間絶縁膜(樹脂膜)に埋設された構造では、熱ストレスがかかると半導体チップの角部に隣接する層間絶縁膜の部分から外側に向けてクラックが発生しやすい。このため、本実施形態では、たとえ半導体チップの角部に隣接する層間絶縁膜の部分にクラックが発生するとしても、外側にクラックが進行しないようにする。
すなわち、図2(c)の下図(平面図)に示すように、第1層間絶縁膜14上における電子部品が実装される実装領域A(破線で囲まれた領域)の角部の外側近傍に、第2配線パターン12aを形成する工程でそれと同一材料よりなるクラック防御用パターン13を同時に形成する。
これにより、電子部品が実装される配線基板(図2(c)の構造体)が用意され、配線基板上に実装領域Aが画定された状態となる。
続いて、図3(a)に示すように、素子形成面に接続パッド20aが露出し、それ以外の部分がパシベーション膜20bで被覆された半導体チップ20を用意する。この半導体チップ20は、素子形成面側にトランジスタなどの所定素子及び接続パッドを備えた半導体ウェハ(不図示)の背面が研削されて150μm程度(好適には50μm程度)以下の厚みに薄型化された後に、半導体ウェハがダイシングされて個片化されたものである。なお、電子部品の一例として半導体チップ20を挙げたが、コンデンサ部品などの各種電子部品を使用することができる。
そして、半導体チップ20の接続パッド20aが上側になるようにして(フェイスアップ)、半導体チップ20の背面を第1層間絶縁膜14の実装領域A(図2(c))に接着層21により固着して実装する。これにより、図3(a)の下図(平面図)に示すように、半導体チップ20の4つの角部から所定間隔を空けた外側近傍の位置にクラック防御用パターン13がそれぞれ配置された状態となる。クラック防御用パターン13はその側面がクラック進行方向(半導体チップ20の角部から斜め上又は斜め下方向)に対して略垂直になるように配置されることが好ましい。
半導体チップ20とクラック防御用パターン13との間の寸法は、半導体チップ20が実装される際に位置ずれしても半導体チップ20がクラック防御用パターン13に接触しない程度の寸法であればよく、設計上では例えば100μm程度に設定される。
このとき、第2配線パターン12a及びクラック防御用パターン13の膜厚は、半導体チップ20と接着層21との合計の厚みと略同一又はそれ以上になるように設定される。これにより、半導体チップ20の段差は第2配線パターン12a及びクラック防御用パターン13によって概ね解消される。
なお、クラック防御用パターン13の変形例としては、図3(b)に示すように、半導体チップ20の周囲を取り囲むようにリング状に形成するようにしてもよい。
また、クラック防御用パターン13として、後に第2実施形態で説明するようなシリコン酸化膜などの耐クラック性の高い無機絶縁膜を使用してもよい。この場合、第2配線パターン12aを形成する前又は後に、フォトリソグラフィ法、印刷又はリフトオフ法などにより無機絶縁膜が所要の位置にパターニングされる。
次いで、図4(a)に示すように、図3(a)の構造体の上面に第1層間絶縁膜14と同様な樹脂材料よりなる第2層間絶縁膜14aを形成する。このとき、半導体チップ20の上面と、第2配線パターン12a及びクラック防御用パターン13の上面とが略同一の高さになっているため、第2層間絶縁膜14aは半導体チップ20上に局所的に盛り上がって形成されることはなく、全体にわたって平坦化された状態で形成される。
これにより、半導体チップ20は平坦な第2層間絶縁膜14a内に埋設された状態となる。本実施形態では、半導体チップ20の4つの角部の外側近傍にクラック防御用パターン13が配置される。このため、後に熱ストレスをかけて信頼性試験を行う際に、たとえ半導体チップ20の4つの角部に隣接する第2層間層間絶縁膜14aの部分にクラックが発生するとしても、クラック防御用パターンでクラックの進行が阻止されるので、その外側領域にはクラックが進行しない。
従って、第2層間絶縁膜14aに発生するクラックによって第2配線パターン12aが断線したり、ビアホール14xに充填された導電体が割れてビアホール14xがオープンになったりするなどの不具合が解消される。
クラック防御用パターン13の機能をより確実にするには、クラック防御用パターン13の高さを半導体チップ20の高さよりも高くすることが肝要であるが、クラック防御用パターン13の高さは、第2層間絶縁膜14aの平坦性などを考慮して設定される。
続いて、図4(b)に示すように、半導体チップ20の接続パッド20a及び第2配線パターン12aの上の第2層間絶縁膜14aの所定部分をレーザなどで加工することにより第2ビアホール14yを形成する。
その後、図4(c)に示すように、前述した第2配線パターン12aの形成方法(セミアディティブ法など)と同様な方法により、第2ビアホール14yを介して半導体チップ20の接続パッド20a及び第2配線パターン12aにそれぞれ接続される第3配線パターン12b(上側配線パターン)を第2層間絶縁膜14a上に形成する。このとき、第2層間絶縁膜14aは全体にわたって平坦化されて形成されていることから、第3配線パターン12bを形成する際のフォトリソグラフィにおいてデフォーカスが発生しなくなるので、所要の第3配線パターン12bを精度よく形成することができる。
次いで、図5に示すように、第3配線パターン12bの接続部12x上に開口部16xが設けられたソルダレジスト膜16を図4(c)の構造体の上面に形成する。続いて、バンプ30aを備えた上側半導体チップ30(上側電子部品)を用意し、第3配線パターン12bの接続部12xに上側半導体チップ30のバンプ30aをフリップチップ接続する。なお、第3配線パターン12bの接続部12xにはNi/Auめっきが施されている。
このとき、第3配線パターン12bの接続部12xは、半導体チップ20の上方の領域及び半導体チップ20が存在しない領域上において略同一の高さで配置されているため、上側半導体チップ30のバンプ30aが接続部12xに信頼性よく電気接続される。
なお、ソルダレジスト16の開口部16xにはんだボールを搭載するなどしてバンプを形成し、上側半導体チップ30の接続端子をこのバンプに接合するようにしてもよい。
以上により、本発明の第1実施形態の電子部品実装構造1が完成する。
第1実施形態の電子部品実装構造1では、図5に示すように、第1配線パターン12を備えたベース基板10上に第1層間絶縁膜14が形成され、それに設けられた第1ビアホール14xを介して第1配線パターン12に接続される第2配線パターン12aが第1層間絶縁膜14上に形成されている。第1層間絶縁膜14の実装領域Aには半導体チップ20がその接続パッド20aが上側になった状態(フェイスアップ)で固着されている。そして、第1層間絶縁膜14上における半導体チップ20の4つの角部の外側近傍に、第2配線パターン12aと同一材料で構成された4つのクラック防御用パターン13がそれぞれ形成されている。
また、半導体チップ20、第2配線パターン12a及びクラック防御用パターン13の上には第2層間絶縁膜14aが形成されており、半導体チップ20は第2層間絶縁膜14aの中に埋設された状態で実装されている。半導体チップ20の接続パッド20a及び第2配線パターン12a上の第2層間絶縁膜14aの部分には第2ビアホール14yがそれぞれ設けられている。この第2ビアホール14yを介して半導体チップ20の接続パッド20a及び第2配線パターン12aにそれぞれ接続された第3配線パターン12bが第2層間絶縁膜14a上に形成されている。
また、第3配線パターン12bの接続部12x上に開口部16xが設けられたソルダレジスト膜16が第3配線パターン12b及び第2層間絶縁膜14a上に形成されている。
さらに、上側半導体チップ30のバンプ30aが第3配線パターン12bの接続部12xにフリップチップ接続されている。
本実施形態の電子部品実装構造1では、四角形の半導体チップ20が第2層間絶縁膜(樹脂膜)14aに埋設された構造を有するので、熱ストレス(例えば−55℃〜120℃)をかけて信頼性試験を行う際に、半導体チップ20の4つの角部に隣接する第2層間絶縁膜14aの部分から外側に向けてクラックが発生しやすい。
しかしながら、本実施形態では、半導体チップ20の4つの角部の外側近傍にクラック防御用パターン13が設けられているので、半導体チップ20の近傍の第2層間絶縁膜14aの部分にたとえクラックが発生するとしても、クラックはクラック防御用パターン13で阻止され、そこから外側の第2層間絶縁膜14aにクラックが進行しなくなる。
従って、第2層間絶縁膜14aのクラックの発生に起因して第2配線パターン12aが断線したり、第2ビアホール14yがオープンになったりするなどの不具合が解消され、電子部品実装構造1の歩留りの低下が防止される。
半導体チップ20を取り囲むようにしてクラック防御用パターン13を形成する場合、半導体チップ20の角部近傍以外の第2層間絶縁膜14aの部分からクラックが進行するときにおいてもクラックの進行が阻止されるので、クラックに起因する歩留り低下をより確実に防止できるようになる。
なお、前述した製造方法において、第2配線パターン12a(クラック防御用パターン13を含む)を形成する工程から第3配線パターン12bを形成する工程をn回(nは1以上の整数)繰り返すことにより、複数の半導体チップ20が同様な構成で層間絶縁膜にそれぞれ埋設された形態としてもよい。
また、多層化された複数の層間絶縁膜のうち任意の層間絶縁膜に半導体チップが埋設されて実装された形態としてもよい。さらには、ベース基板10の裏側にも同様な構成で半導体チップが実装された形態としてもよい。
このような場合も、各層間絶縁膜はそれぞれ平坦化されて形成されるので、半導体チップ20を内蔵した層間絶縁膜と配線パターンとを何ら問題なく積層化して形成することができると共に、層間絶縁膜のクラックの発生に起因する歩留りの低下が防止される。
(第2の実施の形態)
図6〜図9は本発明の第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図である。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、半導体チップをフェイスダウンで実装すること、及びクラック防御用パターンを無機絶縁膜により形成することである。第1実施形態と同様な工程及び同一要素についてはその詳しい説明を省略する。
第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法は、図6(a)に示すように、まず、第1実施形態と同様な構成のベース基板10を用意し、ベース基板10上に第1層間絶縁膜14を形成した後に、第1配線パターン12上の第1層間絶縁膜14の部分に第1ビアホール14xを形成する。その後に、第1実施形態と同様な方法により、第1ビアホール14xを介して第1配線パターン12に接続される第2配線パターン12aを第1層間絶縁膜14上に形成する。
第2実施形態では、第2配線パターン12aの形成工程でクラック防御用パターンを形成しないので、第2配線パターン12aの膜厚は、後に実装される半導体チップの厚みを考慮する必要はない。また、第2実施形態では第2配線パターン12aを含む領域に半導体チップが実装される実装領域Aが画定される。
次いで、図6(b)に示すように、第1層間絶縁膜14又は第2配線パターン12a上における半導体チップが実装される実装領域A(破線で囲まれた領域)の角部の外側近傍に、無機絶縁膜よりなるクラック防御用パターン13aを形成する。なお、図6(b)の下図(平面図)では、第2配線パターン12aが省略されて描かれている。この工程では、フォトリソグラフィ法、印刷又はリフトオフ法などにより、シリコン酸化膜又はシリコン窒化膜などの無機絶縁膜が図6(a)の構造体上にパターニングされてクラック防御用パターン13aが得られる。無機絶縁膜は、有機絶縁膜(樹脂膜)と違って耐クラック性が高いので、クラック防御用パターン13aとして機能させることができる。
次いで、図7(a)に示すように、所要部に開口部が設けられた樹脂フィルムを用意し、この樹脂フィルムを図6(b)の構造体の上面に貼着し、熱処理して硬化させることにより、実装領域Aとクラック防御用パターン13aとを含む領域を露出させる開口部24xを備えた第1絶縁膜24を形成する。
続いて、図7(b)に示すように、バンプ40aを備え、厚みが150μm程度以下に薄型化された半導体チップ40(電子部品)を用意し、半導体チップ40のバンプ40aを実装領域Aに露出する第2配線パターン12aにフリップチップ接続する。
これにより、図7(b)の下図(平面図)に示すように、半導体チップ40の4つの角部の外側近傍に無機絶縁膜よりなるクラック防御用パターン13aがそれぞれ配置された状態となる。なお、第1実施形態で説明したように、クラック防御用パターン13aが半導体チップ40を取り囲むようにリング状に形成されるようにしてもよい。
第2実施形態では、第1絶縁膜24及びクラック防御用パターン13aが、半導体チップ40のバンプ40aを含む厚みと略同一になるような膜厚で形成されるので、第1実施形態と同様に、半導体チップ40の段差は概ね解消される。
次いで、図8(a)に示すように、半導体チップ40の下側の隙間、半導体チップ40の側面側の隙間にアンダーフィル樹脂材を流し込むことにより充填樹脂体26を形成する。これによって、半導体チップ40の周辺領域は平坦化された状態となる。さらに、半導体チップ40を被覆する第2絶縁膜28を全面に形成する。
以上により、第1絶縁膜24、第2絶縁膜28、充填樹脂体26及びクラック防御用パターン13aにより構成される第2層間絶縁膜14aが全体にわたって平坦化された状態で形成され、半導体チップ40が第2層間絶縁膜14aに埋設された状態となる。
続いて、図8(b)に示すように、第2配線パターン12a上の第2層間絶縁膜14aの所定部分に第2ビアホール14yを形成する。さらに、図8(c)に示すように、第1実施形態と同様な方法により、第2ビアホール14yを介して第2配線パターン12aに接続される第3配線パターン12b(上側配線パターン)を第2層間絶縁膜14a上に形成する。
次いで、図9に示すように、第1実施形態と同様に、第3配線パターン12bの接続部12x上に開口部16xが設けられたソルダレジスト膜16を図8(c)の構造体の上面に形成する。さらに、上側半導体チップ30(上側電子部品)のバンプ30aを第3配線パターン12bの接続部12xにフリップチップ接続する。
以上により、第2実施形態の電子部品実装構造1aが完成する。
第2実施形態の電子部品実装構造1aでは、第1配線パターン12を備えたベース基板10上に第1層間絶縁膜14が形成され、それに設けられた第1ビアホール14xを介して第1配線パターン12に接続された第2配線パターン12aが第1層間絶縁膜14上に形成されている。そして、半導体チップ40のバンプ40aが第2配線パターン12aにフリップチップ接続されており、半導体チップ40の角部の外側近傍には無機絶縁膜よりなるクラック防御用パターン13aが配置されている。
また、半導体チップ40及びクラック防御用パターン13aを含む領域に開口部24xを備えた樹脂フィルム24が第1層間絶縁膜14及び第2配線パターン12a上に形成されている。さらに、半導体チップ40の下側の隙間、半導体チップ40の側面側の隙間には充填樹脂体26が充填され、さらに半導体チップ40を被覆する第2樹脂膜28が形成されている。
このようにして第1及び第2樹脂膜24,28、充填樹脂体26及びクラック防御用パターン13aにより第2層間絶縁膜14aが構成され、半導体チップ40が第2層間絶縁膜14aに埋設されて実装されている。
また、第2配線パターン12a上の第2層間絶縁膜14aの部分には第2ビアホール14yが形成されており、第2ビアホール14yを介して第2配線パターン12aに接続された第3配線パターン12bが第2層間絶縁膜14a上に形成されている。
さらに、第3配線パターン12bの接続部12x上に開口部16xが設けられたソルダレジスト膜16が形成され、上側半導体チップ30のバンプ30aが第3配線パターン12bの接続部12xにフリップチップ接続されている。
第2実施形態では、半導体チップ40が第2層間絶縁膜14aに埋設されてフリップチップ実装された実装構造に、無機絶縁膜よりなるクラック防御用パターン13aを設ける形態を例示した。第2実施形態においては、半導体チップ40が埋設される第2層間絶縁膜14aにクラックが発生しても、その内部に配置された無機絶縁膜よりなるクラック防御用パターン13aによってクラックの進行が阻止されるので、第1実施形態と同様に、電子部品実装構造1aの歩留りの低下が防止される。
第2実施形態においても、第1実施形態と同様な変形や変更を適用することができる。
図1は半導体チップが埋設された層間絶縁膜にクラックが発生した様子を示す平面図である。 図2(a)〜(c)は本発明の第1実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図及び平面図(その1)である。 図3(a)及び(b)は本発明の第1実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図及び平面図(その2)である。 図4(a)〜(c)は本発明の第1実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図(その3)である。 図5は本発明の第1実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図(その4)である。 図6(a)及び(b)は本発明の第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図及び平面図(その1)である。 図7(a)及び(b)は本発明の第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図及び平面図(その2)である。 図8(a)〜(c)は本発明の第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す断面図(その3)である。 図9は本発明の第2実施形態の電子部品実装構造の製造方法を示す部分断面図(その4)である。
符号の説明
1,1a…電子部品実装構造、10…ベース基板、11a…スルーホールめっき層、11b…樹脂体、12…第1配線パターン、12a…第2配線パターン、12b…第3配線パターン、12x…接続部、13,13a…クラック防御用パターン、14…第1層間絶縁膜、14a…第2層間絶縁膜、14x…第1ビアホール、14y…第2ビアホール、16…ソルダレジスト膜、16x…開口部、20,40…半導体チップ(電子部品)、20a…接続パッド、20b…パシベーション膜、21…接着層、24…第1絶縁膜、24x…開口部、26…充填樹脂体、28…第2絶縁膜、30…上側半導体チップ(上側電子部品)、30a,40a…バンプ、A…実装領域。

Claims (18)

  1. 配線基板と、
    前記配線基板の上に実装され、外周に角部を有する電子部品と、
    前記配線基板上における前記電子部品の外周のうちの少なくとも前記角部の外側近傍に形成されたクラック防御用パターンと、
    前記電子部品及び前記クラック防御用パターンを被覆する絶縁膜とを有することを特徴とする電子部品実装構造。
  2. 前記電子部品の形状は四角形であり、前記クラック防御用パターンは前記電子部品の4つの角部の外側近傍に相互に分離された状態でそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装構造。
  3. 前記クラック防御用パターンは、前記電子部品の外周に沿った外側近傍に、前記電子部品を取り囲んで形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子部品実装構造。
  4. 前記配線基板は、絶縁膜上に配線パターンが形成された構造を有し、前記電子部品は、前記配線基板の前記絶縁膜上における前記配線パターンが配置されていない実装領域に、接続パッドが形成された面が上側になった状態で実装されており、かつ、前記クラック防御用パターンは、前記配線パターンと同一材料により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子部品実装構造。
  5. 前記電子部品の接続パッド及び配線パターン上の絶縁膜の部分にそれぞれ形成されたビアホールと、
    前記電子部品を被覆する絶縁膜上に形成され、前記ビアホールを介して前記電子部品の接続パッド及び前記配線パターンにそれぞれ接続された上側配線パターンとをさらに有することを特徴とする請求項4に記載の電子部品実装構造。
  6. 前記配線基板は、絶縁膜上に配線パターンが形成された構造を有し、前記電子部品は、該電子部品のバンプが前記配線基板の配線パターンにフリップチップ接続されており、かつ、前記クラック防御用パターンが無機絶縁膜により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子部品実装構造。
  7. 前記配線パターン上の前記絶縁膜の部分に形成されたビアホールと、
    前記電子部品を被覆する絶縁膜上に形成され、前記ビアホールを介して前記配線パターンに接続された上側配線パターンとをさらに有することを特徴とする請求項6に記載の電子部品実装構造。
  8. 前記上側配線パターンに上側電子部品のバンプがフリップチップ接続されていることを特徴とする請求項5又は7に記載の電子部品実装構造。
  9. 前記電子部品は、厚みが150μm以下の半導体チップであることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の電子部品実装構造。
  10. 外周に角部を有する電子部品に対応する実装領域を備えた配線基板を用意する工程と、
    前記配線基板の前記実装領域における前記電子部品の角部が配置される部分の外側近傍にクラック防御用パターンを形成する工程と、
    前記配線基板の前記実装領域に前記電子部品を実装する工程と、
    前記電子部品及び前記クラック防御用パターンを被覆する絶縁膜を形成する工程とを有することを特徴とする電子部品実装構造の製造方法。
  11. 前記電子部品の形状は四角形であり、かつ、
    前記クラック防御用パターンを形成する工程において、前記実装領域における前記電子部品の4つの角部が配置される部分の外側近傍に、相互に分離された前記クラック防御用パターンをそれぞれ形成することを特徴とする請求項10に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  12. 前記クラック防御用パターンを形成する工程において、前記クラック防御用パターンを、前記電子部品の外周に沿った外側近傍に、前記電子部品を取り囲んで形成することを特徴とする請求項10に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  13. 前記クラック防御用パターンを形成する工程は、前記配線基板の絶縁膜上の前記実装領域を除く部分に配線パターンを形成することを含み、前記クラック防御用パターンが配線パターンと同一材料で同時に形成され、
    前記電子部品を実装する工程において、前記電子部品の接続パッドを上側にした状態で前記電子部品を前記配線基板の絶縁膜上に実装することを特徴とする請求項10に記載の電子部品実装構造の製造方法
  14. 前記絶縁膜を形成する工程の後に、
    前記電子部品の接続パッド及び前記配線パターン上の前記絶縁膜の部分にビアホールをそれぞれ形成する工程と、
    前記ビアホールを介して前記電子部品の接続パッド及び前記配線パターンにそれぞれ接続される上側配線パターンを前記絶縁膜上に形成する工程とをさらに有することを特徴とする請求項13に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  15. 前記配線基板の前記実装領域には配線パターンが配置されており、かつ、前記クラック防御用パターンを形成する工程は、
    前記配線基板上に無機絶縁膜をパターニングすることにより前記クラック防御用パターンを得る工程であり、
    前記電子部品を実装する工程において、該電子部品のバンプを前記配線パターンにフリップチップ接続することを特徴とする請求項10に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  16. 前記絶縁膜を形成する工程の後に、
    前記配線パターン上の前記絶縁膜の部分にビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールを介して前記配線パターンに接続される上側配線パターンを前記絶縁膜上に形成する工程とをさらに有することを特徴とする請求項15に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  17. 前記上側配線パターンを形成する工程の後に、前記上側配線パターンに上側電子部品のバンプをフリップチップ接続する工程をさらに有することを特徴とする請求項14又は16に記載の電子部品実装構造の製造方法。
  18. 前記電子部品は、厚みが150μm以下の半導体チップであることを特徴とする請求項10乃至17のいずれか一項に記載の電子部品実装構造の製造方法。
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