JP4133777B2 - 核磁気共鳴プローブ - Google Patents

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Description

本発明は、核磁気共鳴プローブに関し、特に、検出部を低温ヘリウムガスで極低温に冷却することによって、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブに関する。
核磁気共鳴装置は、試料に強力な静磁場を印加して、試料中の核スピンを持った原子核の磁気モーメントに静磁場方向を軸とする歳差運動を惹起させた上で、静磁場方向に直交する向きの高周波磁場を印加して、原子核の磁気モーメントの歳差運動を励起し、その後、原子核の磁気モーメントの歳差運動が励起状態から基底状態に戻る際に放出される核磁気共鳴信号を、試料に固有な高周波磁界として観測する装置である。
核磁気共鳴信号は、通常、きわめて微弱であるため、その検出感度を高めるため、検出部が組み込まれた核磁気共鳴プローブに低温ガスの配管を設け、検出部を極低温に冷却することによって、核磁気共鳴装置の熱雑音を減らし、核磁気共鳴装置を高感度化することが行なわれている(特許文献1〜3)。
従来の核磁気共鳴プローブと、静磁場を発生する超伝導磁石との位置関係を、図1に示す。図中、Aは超伝導磁石である。超伝導磁石Aの内部には、超伝導線により、主コイルBが巻回されている。主コイルBは、通常、液体ヘリウム等を蓄えることができる図示しない断熱容器中に置かれ、極低温に冷却されている。核磁気共鳴プローブCは、このような磁石の外側に配置される鍔状のベース部40と、磁石の内側に挿入される筒状部41とで構成され、筒状部41は、通常、この超伝導磁石Aの中心軸に沿って貫通された筒状の穴Dの内部に向けて、下側の開口部から上方向に向けて挿入される。
次に、従来の核磁気共鳴プローブの構造を図2に示す。図中13は、核磁気共鳴プローブの形に合わせて、磁石の外側に配置される鍔状のベース部40と、磁石の内側に挿入される筒状部41とで構成される真空断熱容器である。真空断熱容器13内において、一端が真空断熱容器13の下端面に固定された支柱5で支えられた冷却器8に、検出コイル2および同調整合回路3で構成される検出部1が熱接触され、固定されている。検出コイル2は、筒状のボビン15の外周に沿って巻回され、検出コイル2の検出中心11は、図示しない超伝導磁石などから印加される外部静磁場の、磁場均一性が最も良い位置にセットされている。
冷却器8には、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を注入/排出するためのトランスファー・ライン7、配管4から成る断熱配管が接続されている。
検出コイル2が巻回された筒状のボビン15の中心軸に沿って、真空断熱容器13の壁と交わる位置をOリング30などで真空シールされた、試料温度可変用のガス配管6が貫通させてある。すなわち、試料温度可変用のガス配管6の外側には、ボビン15が、ガス配管6と同軸状に配置され、ボビン15の外側には、検出コイル2が、ガス配管6およびボビン15と同軸状に配置されている。試料温度可変用のガスは、ガス配管6の内側を、下から上方向に向けて送風される。
測定用試料14が入った試料管12は、試料温度可変用のガス配管6の更に内側へ、上方向から下向きに、試料14の中心が検出コイル2の検出中心11と一致するように、ガス配管6と同軸状に挿入されている。
このような構成において、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を、外部から、トランスファー・ライン7、配管4を経由させて、冷却器8に注入し、検出部1の検出コイル2と同調整合回路3を冷却する。これにより、検出コイル2のQ値を向上させるとともに、検出コイル2と同調整合回路3の熱雑音を低減させ、核磁気共鳴装置の感度を向上させる。また、同時に、試料温度可変用のガス配管6に、下部から温度制御されたガス(VTガス)を注入して、試料14の温度を適切な温度に維持する。
特開平10−307175号公報 特開平10−332801号公報 特開2001−153938号公報
ところで、従来の低温冷却型核磁気共鳴プローブには、1つの問題点があった。それは、図3に示すように、検出コイル2の中心11が、支柱5の冷却による収縮により、位置11’に下がってしまうことであった。そのため、静磁場の最も均一性の高い部分から検出コイル2の位置が外れ、静磁場の均一性が低下して、スペクトルの分解能が劣化してしまうという問題が発生していた。このような位置ずれは、真空断熱容器13内部が熱平衡状態になるまで、十分に時間が経過するのを待って補正する必要があるので、調整作業に時間がかかり、再現性も悪かった。
本発明の目的は、上述した点に鑑み、検出部を冷却した結果生じる、支柱の収縮に伴う検出部の位置ずれを、できる限り小さく抑えることができる核磁気共鳴プローブを提供することにある。
この目的を達成するため、本発明にかかる核磁気共鳴プローブは、
磁石内に挿入される筒状部を有する真空断熱容器と、この容器内に配置される検出コイルと同調整合回路で構成された検出部とを備え、該検出部を冷却手段で冷却することにより、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブにおいて、
前記筒状部の上端端面または側面に断熱部材を介して前記検出部を取り付けるようにしたことを特徴としている。
また、前記検出部は、中心軸に沿って試料温度可変用のガス配管を備え、そのガス配管の外側には、ボビンがガス配管と同軸状に配置され、そのボビンの外側には、検出コイルがガス配管およびボビンと同軸状に配置されていることを特徴としている。
また、前記検出部は、前記断熱部材の表面に施された薄いメッキを介して、アースされていることを特徴としている。
また、前記検出部は、前記断熱部材と前記真空断熱容器との間に挟まれた薄い金属箔を介して、アースされていることを特徴としている。
また、前記検出部は、低温ヘリウムガスで冷却されることを特徴としている。
また、前記冷却手段は、冷媒を流すための配管を備え、その配管の少なくとも一部には、弾性部、または可動部が設けられていることを特徴としている。
また、前記検出部は、真空断熱容器に固着された支柱によって支えられており、その支柱の少なくとも一部には、熱収縮時の支柱に加わる張力や歪力を吸収する弾性部、または可動部が設けられていることを特徴としている。
また、前記検出部は、真空断熱容器に固着された支柱によって支えられており、その支柱は、前記検出部とは断熱部材を介して断熱されるとともに、室温付近に温度制御されたガスが流れるガス配管と熱接触されてほぼ室温に保たれることにより熱収縮を回避する構造になっていることを特徴としている。
また、磁石内に挿入される筒状部を有する真空断熱容器と、この容器内に配置される検出コイルと同調整合回路で構成された検出部とを備え、該検出部を冷却手段で冷却することにより、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブにおいて、
前記冷却手段は、真空断熱容器の下端面に固着された支柱を備え、その支柱は、室温付近に温度制御されたガスが流れるガス配管と熱接触され、熱収縮を回避する構造になっていることを特徴としている。
磁石内に挿入される筒状部を有する真空断熱容器と、この容器内に配置される検出コイルと同調整合回路で構成された検出部とを備え、該検出部を冷却手段で冷却することにより、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブにおいて、前記筒状部の上端端面または側面に断熱部材を介して前記検出部を取り付けるようにするので、検出部を冷却した結果生じる、支柱の収縮に伴う検出部の位置ずれを、できる限り小さく抑えることが可能になる。その結果、核磁気共鳴測定の分解能調整作業が簡略化でき、再現性も向上する。

以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。図4は、本発明にかかる核磁気共鳴プローブの一実施例を表わしたものである。
図中13は、核磁気共鳴プローブの形に合わせて、磁石の外側に配置される鍔状のベース部40と、磁石の内側に挿入される筒状部41とで構成される真空断熱容器である。真空断熱容器13内では、真空断熱容器13の下端面に固着された支柱17で支えられた冷却器8に、検出コイル2および同調整合回路3で構成される検出部1が熱接触され、固定されている。この例では、支柱17は、中空円筒の形状を持ち、台座19により、真空断熱容器13内に立てられている。尚、支柱17の形状は、必ずしも中空円筒型である必要はない。また、上記例では、検出部1は、冷却器8を介して支柱17により支えられているが、これは、冷却器8を介することなく、検出部1が、直接、支柱17によって支えられていても良い。
一方、検出部1は、断熱部材20を間に挟んで、固定部品21で真空断熱容器13の筒状部41の上端端面にも固定されている。断熱部材20の表面は、熱伝導が十分小さく維持できるように、ごく薄いメッキ処理が施されている。これにより、真空断熱容器13を予め接地電位に設定しておけば、十分に断熱された状態で、検出部1をアースに落とせ、検出部1は電気的に安定する。尚、メッキの代わりに、ごく薄い金属箔を挟んでも良い。また、検出部1は、断熱部材を間に挟んで、真空断熱容器13の筒状部41の側面に固定されていても良いし、断熱部材20の形状自体には、さまざまな変形が可能である。例えば、筒状部41の上端端面から釣り下げる形にしても良い。
また、検出部1に実装される検出コイル2は、筒状のボビン15の外周に沿って巻回され、検出コイル2の検出中心11は、図示しない超伝導磁石などから印加される外部静磁場の、磁場均一性が最も良い位置にセットされている。
冷却器8には、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を注入/排出するためのトランスファー・ライン7、配管4から成る断熱配管が接続されている。
検出コイル2が巻回された筒状のボビン15の中心軸に沿って、真空断熱容器13の壁と交わる位置をOリング30などで真空シールされた、試料温度可変用のガス配管6が貫通させてある。すなわち、試料温度可変用のガス配管6の外側には、ボビン15が、ガス配管6と同軸状に配置され、ボビン15の外側には、検出コイル2が、ガス配管6およびボビン15と同軸状に配置されている。試料温度可変用のガスは、ガス配管6の内側を、下から上方向に向けて送風される。
測定用試料14が入った試料管12は、試料温度可変用のガス配管6の更に内側へ、上方向から下向きに、試料14の中心が検出コイル2の検出中心11と一致するように、ガス配管6と同軸状に挿入されている。
検出コイル2は、同調整合回路3を経由して、ケーブル9により、真空断熱容器13の外側に設けられたコネクター10で図示しない分光器と接続される。また、支柱17と配管4の途中には、弾性を持たせた伸縮部(可動部)16および18が、それぞれ設けられている。
このような構成において、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を、外部から、トランスファー・ライン7、配管4を経由させて、冷却器8に注入し、検出部1の検出コイル2と同調整合回路3を冷却する。これにより、検出コイル2のQ値を向上させるとともに、検出コイル2と同調整合回路3の熱雑音を低減させ、核磁気共鳴装置の感度を向上させる。また、同時に、試料温度可変用のガス配管6に、下部から温度制御されたガス(VTガス)を注入して、試料14の温度を適切な温度に維持する。
検出部1は、断熱部材20を挟んで、検出部1が設置される位置により近い側の断熱真空容器13の端面、すなわち、筒状部41の上端端面側(あるいは、筒状部41の側面側でも良い)に固定されている。断熱部材20や検出部1の長さは、図1で示した従来の支柱5の長さに比べて十分に短いので、断熱部材20や検出部1が冷却によって熱収縮しても、検出コイル2の検出中心11の位置の変移は極めて小さい。その結果、冷却器8が検出部1を極低温まで冷却しても、検出コイル2の検出中心11が、静磁場の最も均一性の高い部分から、外れてしまうことはない。
また、支柱17と配管4に加わる熱収縮による張力や歪力は、途中に設けた弾性を有する伸縮部16および18が伸び縮みすることによって緩和されるので、支柱17と配管4に強い張力や歪力がかかることもない。その結果、検出部1に実装された検出コイル2は、断熱真空容器13内で、最適な位置を保つことができる。尚、伸縮部(可動部)16および18は、ベローズなどに置き換えても良い。
図5は、本発明にかかる核磁気共鳴プローブの別の実施例を表わしたものである。図中13は、核磁気共鳴プローブの形に合わせて、磁石の外側に配置される鍔状のベース部40と、磁石の内側に挿入される筒状部41とで構成される真空断熱容器である。真空断熱容器13内に設けられた、真空断熱容器13の下端面に固着された台座19の上には、支柱24が立てられている。この支柱24に取り付けられた断熱材料23にピン22を立てて、ピン22を冷却器8の凹部に差し込む構造とする。冷却器8から上の部分が上下に動いても支障がないように、冷却器8と断熱材料23の間には、幅が変化できる隙間(可動部)25が設けられている。また、検出コイル2および同調整合回路3で構成される検出部1は、冷却器8に熱接触され、固定されている。
一方、検出部1は、断熱部材20を間に挟んで、固定部品21で真空断熱容器13の筒状部41の上端端面にも固定されている。断熱部材20の表面は、熱伝導が十分小さく維持できるように、ごく薄いメッキ処理が施されている。これにより、真空断熱容器13を予め接地電位に設定しておけば、十分に断熱された状態で、検出部1をアースに落とせ、検出部1は電気的に安定する。尚、メッキの代わりに、ごく薄い金属箔を挟んでも良い。また、検出部1は、断熱部材を間に挟んで、真空断熱容器13の筒状部41の側面に固定されていても良いし、断熱部材20の形状自体には、さまざまな変形が可能である。例えば、筒状部41の上端端面から釣り下げる形にしても良い。
また、検出部1に実装される検出コイル2は、筒状のボビン15の外周に沿って巻回され、検出コイル2の検出中心11は、図示しない超伝導磁石などから印加される外部静磁場の、磁場均一性が最も良い位置にセットされている。
冷却器8には、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を注入/排出するためのトランスファー・ライン7、配管4から成る断熱配管が接続されている。
検出コイル2が巻回された筒状のボビン15の中心軸に沿って、真空断熱容器13の壁と交わる位置をOリング30などで真空シールされた、試料温度可変用のガス配管6が貫通させてある。すなわち、試料温度可変用のガス配管6の外側には、ボビン15が、ガス配管6と同軸状に配置され、ボビン15の外側には、検出コイル2が、ガス配管6およびボビン15と同軸状に配置されている。試料温度可変用のガスは、ガス配管6の内側を、下から上方向に向けて送風される。
測定用試料14が入った試料管12は、試料温度可変用のガス配管6の更に内側へ、上方向から下向きに、試料14の中心が検出コイル2の検出中心11と一致するように、ガス配管6と同軸状に挿入されている。
検出コイル2は、同調整合回路3を経由して、ケーブル9により、真空断熱容器13の外側に設けられたコネクター10で図示しない分光器と接続される。また、配管4の途中には、弾性を持たせた伸縮部(可動部)16が設けられている。
このような構成において、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を、外部から、トランスファー・ライン7、配管4を経由させて、冷却器8に注入し、検出部1の検出コイル2と同調整合回路3を冷却する。これにより、検出コイル2のQ値を向上させるとともに、検出コイル2と同調整合回路3の熱雑音を低減させ、核磁気共鳴装置の感度を向上させる。また、同時に、試料温度可変用のガス配管6に、下部から温度制御されたガス(VTガス)を注入して、試料14の温度を適切な温度に維持する。
検出部1は、断熱部材20を挟んで、検出部1が設置される位置により近い側の断熱真空容器13の端面、すなわち、筒状部41の上端端面側(あるいは、筒状部41の側面側でも良い)に固定されている。断熱部材20や検出部1の長さは、図1で示した従来の支柱5の長さに比べて十分に短いので、断熱部材20や検出部1が冷却によって熱収縮しても、検出コイル2の検出中心11の位置の変移は極めて小さい。その結果、冷却器8が検出部1を極低温まで冷却しても、検出コイル2の検出中心11が、静磁場の最も均一性の高い部分から、外れてしまうことはない。
また、配管4に加わる熱収縮による張力や歪力は、途中に設けた弾性を有する伸縮部(可動部)16によって緩和されるので、配管4に強い張力や歪力がかかることもない。その結果、検出部1に実装された検出コイル2は、断熱真空容器13内で、最適な位置を保つことができる。また、冷却に伴って起きる支柱24などの熱収縮は、断熱材料23と冷却器8との間に隙間(可動部)25を設け、断熱材料23に立てたピン22に、冷却器8の凹部を摺動させることにより、吸収させることができる。
図6は、本発明にかかる核磁気共鳴プローブの別の実施例を表わしたものである。図中13は、核磁気共鳴プローブの形に合わせて、磁石の外側に配置される鍔状のベース部40と、磁石の内側に挿入される筒状部41とで構成される真空断熱容器である。真空断熱容器13内では、断熱材料27を挟んで、真空断熱容器13の下端面に固着された支柱24で支えられた冷却器8に、検出コイル2および同調整合回路3で構成される検出部1が熱接触され、固定されている。この例では、支柱24は、ほぼ室温に近い温度制御ガス(VTガス)が流れるガス配管6と熱接触されており、ほぼ室温に近い温度を保つことができる構成になっている。この支柱24は、台座28により、真空断熱容器13内に立てられている。尚、上記例では、検出部1は、冷却器8を介して支柱24により支えられているが、これは、冷却器8を介することなく、検出部1が、直接、支柱24によって支えられていても良い。
一方、検出部1は、断熱部材20を間に挟んで、固定部品21で真空断熱容器13の筒状部41の上端端面にも固定されている。断熱部材20の表面は、熱伝導が十分小さく維持できるように、ごく薄いメッキ処理が施されている。これにより、真空断熱容器13を予め接地電位に設定しておけば、十分に断熱された状態で、検出部1をアースに落とせ、検出部1は電気的に安定する。尚、メッキの代わりに、ごく薄い金属箔を挟んでも良い。また、検出部1は、断熱部材を間に挟んで、真空断熱容器13の筒状部41の側面に固定されていても良いし、断熱部材20の形状自体には、さまざまな変形が可能である。例えば、筒状部41の上端端面から釣り下げる形にしても良い。
また、検出部1に実装される検出コイル2は、筒状のボビン15の外周に沿って巻回され、検出コイル2の検出中心11は、図示しない超伝導磁石などから印加される外部静磁場の、磁場均一性が最も良い位置にセットされている。
冷却器8には、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を注入/排出するためのトランスファー・ライン7、配管4から成る断熱配管が接続されている。
検出コイル2が巻回された筒状のボビン15の中心軸に沿って、真空断熱容器13の壁と交わる位置をOリング30などで真空シールされた、試料温度可変用のガス配管6が貫通させてある。すなわち、試料温度可変用のガス配管6の外側には、ボビン15が、ガス配管6と同軸状に配置され、ボビン15の外側には、検出コイル2が、ガス配管6およびボビン15と同軸状に配置されている。試料温度可変用のガスは、ガス配管6の内側を、下から上方向に向けて送風される。
測定用試料14が入った試料管12は、試料温度可変用のガス配管6の更に内側へ、上方向から下向きに、試料14の中心が検出コイル2の検出中心11と一致するように、ガス配管6と同軸状に挿入されている。
検出コイル2は、同調整合回路3を経由して、ケーブル9により、真空断熱容器13の外側に設けられたコネクター10で図示しない分光器と接続される。また、配管4の途中には、弾性を持たせた伸縮部(可動部)16が設けられている。
このような構成において、例えば低温ヘリウムガスなどの低温冷媒を、外部から、トランスファー・ライン7、配管4を経由させて、冷却器8に注入し、検出部1の検出コイル2と同調整合回路3を冷却する。これにより、検出コイル2のQ値を向上させるとともに、検出コイル2と同調整合回路3の熱雑音を低減させ、核磁気共鳴装置の感度を向上させる。また、同時に、試料温度可変用のガス配管6に、下部から温度制御されたガス(VTガス)を注入して、試料14の温度を適切な温度に維持する。
検出部1は、断熱部材20を挟んで、検出部1が設置される位置により近い側の断熱真空容器13の端面、すなわち、筒状部41の上端端面側(あるいは、筒状部41の側面側でも良い)に固定されている。断熱部材20や検出部1の長さは、図1で示した従来の支柱5の長さに比べて十分に短いので、断熱部材20や検出部1が冷却によって熱収縮しても、検出コイル2の検出中心11の位置の変移は極めて小さい。その結果、冷却器8が検出部1を極低温まで冷却しても、検出コイル2の検出中心11が、静磁場の最も均一性の高い部分から、外れてしまうことはない。
また、支柱24は、冷却器8とは断熱材料27を介して断熱されており、室温付近に温度制御されたガスが流れるガス配管6とは熱接触部位26で熱接触されているため、ほぼ室温に保たれ、極低温に冷やされたときのような熱収縮は起こらない。一方、配管4に加わる熱収縮による張力は、途中に設けた弾性を有する伸縮部16が伸び縮みすることによって緩和されるので、配管4に強い歪力がかかることもない。その結果、検出部1に実装された検出コイル2は、断熱真空容器13内で、最適な位置を保つことができる。
尚、この例では、検出部1を真空断熱容器13の上端端面に固定しなくても、検出部1を真空断熱容器13の上端端面に固定した場合と、同じ効果が得られることは、言うまでもない。
検出部を低温ヘリウムガスで極低温に冷却することによって、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブに、広く利用できる。
従来の核磁気共鳴装置を示す図である。 従来の核磁気共鳴プローブを示す図である。 従来の核磁気共鳴プローブを示す図である。 本発明にかかる核磁気共鳴プローブの一実施例を示す図である。 本発明にかかる核磁気共鳴プローブの別の実施例を示す図である。 本発明にかかる核磁気共鳴プローブの別の実施例を示す図である。
符号の説明
A:超伝導磁石、B:主コイル、C:核磁気共鳴プローブ、D:穴、1:検出部、2:検出コイル、3:同調整合回路、4:配管、5:支柱、6:ガス配管、7:トランスファー・ライン、8:冷却器、9:ケーブル、10:コネクター、11:検出中心、11’:検出中心、12:試料管、13:真空断熱容器、14:試料、15:ボビン、16:伸縮部(可動部)、17:支柱、18:伸縮部(可動部)、19:台座、20:断熱部材、21:固定部品、22:ピン、23:断熱材料、24:支柱、25:隙間(可動部)、26:熱接触部位、27:断熱材料、28:台座、30:Oリング、40:ベース部、41:筒状部

Claims (9)

  1. 磁石内に挿入される筒状部を有する真空断熱容器と、この容器内に配置される検出コイルと同調整合回路で構成された検出部とを備え、該検出部を冷却手段で冷却することにより、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブにおいて、
    前記筒状部の上端端面または側面に断熱部材を介して前記検出部を取り付けるようにしたことを特徴とする核磁気共鳴プローブ。
  2. 前記検出部は、中心軸に沿って試料温度可変用のガス配管を備え、そのガス配管の外側には、ボビンがガス配管と同軸状に配置され、そのボビンの外側には、検出コイルがガス配管およびボビンと同軸状に配置されていることを特徴とする請求項1記載の核磁気共鳴プローブ。
  3. 前記検出部は、前記断熱部材の表面に施された薄いメッキを介して、アースされていることを特徴とする請求項1記載の核磁気共鳴プローブ。
  4. 前記検出部は、前記断熱部材と前記真空断熱容器との間に挟まれた薄い金属箔を介して、アースされていることを特徴とする請求項1記載の核磁気共鳴プローブ。
  5. 前記検出部は、低温ヘリウムガスで冷却されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載の核磁気共鳴プローブ。
  6. 前記冷却手段は、冷媒を流すための配管を備え、その配管の少なくとも一部には、弾性部、または可動部が設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の核磁気共鳴プローブ。
  7. 前記検出部は、真空断熱容器に固着された支柱によって支えられており、その支柱の少なくとも一部には、熱収縮時の支柱に加わる張力や歪力を吸収する弾性部、または可動部が設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の核磁気共鳴プローブ。
  8. 前記検出部は、真空断熱容器に固着された支柱によって支えられており、その支柱は、前記検出部とは断熱部材を介して断熱されるとともに、室温付近に温度制御されたガスが流れるガス配管と熱接触されてほぼ室温に保たれることにより熱収縮を回避する構造になっていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の核磁気共鳴プローブ。
  9. 磁石内に挿入される筒状部を有する真空断熱容器と、この容器内に配置される検出コイルと同調整合回路で構成された検出部とを備え、該検出部を冷却手段で冷却することにより、核磁気共鳴信号の検出感度を高めるようにした核磁気共鳴プローブにおいて、
    前記冷却手段は、真空断熱容器の下端面に固着された支柱を備え、その支柱は、室温付近に温度制御されたガスが流れるガス配管と熱接触され、熱収縮を回避する構造になっていることを特徴とする請求項1記載の核磁気共鳴プローブ。
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