JP4133708B2 - 屋根の断熱構造 - Google Patents

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本発明は、断熱部材の野地板の裏面側を覆うように設けられた住宅等の屋根の断熱構造に関するものである。
住宅等の屋根の断熱構造には、図10に示すように、野地板51の裏面側に、野地板51から間隔おいて断熱部材52を野地板51の裏面側を覆うように設け、野地板51と断熱部材52との間に空気層53を形成したものがあるが、この種の従来の屋根の断熱構造は、同図に示すように、屋根流れ方向に間隔をおいて配置した複数の母屋55間毎に、板状の断熱部材52が複数設けられ、隣り合う断熱部材52の端部同士を上下に重合させて、母屋55の下面に釘等の固定具56を打ち付けて固定していた(例えば特許文献1)。
特開平10−280577号公報 特開平05−1448号公報 特開昭53−32920号公報
ところで、野地板51及び母屋55等は、屋根に日が当たると湿気を逃がし、日が暮れると湿気を吸収したりして、湿気を吸ったり吐いたりしているのであるが、従来の屋根の断熱構造では、断熱部材52で、野地板51の裏面側を母屋55下方側から密閉状に塞いだ状態になるため、湿気が母屋55から断熱部材52の裏面側に抜けなくなり、このため、湿気が母屋55や野地板51の裏面等に溜まって、母屋55や野地板51が短期間で腐ってしまうおそれがあった。
本発明は上記問題点に鑑み、屋根裏を断熱部材によって効果的に断熱することができると共に、湿気が野地板の裏面側に溜まることを防止して、湿気で野地板等が腐るのを防止できるようにしたものである。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、桁行き方向に間隔をおいて設けられた複数の垂木2上に野地板3が配置され、野地板3の裏面側に、野地板3から間隔おいて断熱部材11が野地板3の裏面側を覆うように設けられ、野地板3と断熱部材11との間に空気層12が形成された屋根の断熱構造において、
前記断熱部材11は、隣り合う垂木2間毎に分離されていて、桁行き方向に複数設けられ、湿気が垂木2を通して断熱部材11の表面側と裏面側との間を流通するように、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間され
前記隣り合う断熱部材11は通気シート17で互いに連結されて、複数の断熱部材11が通気シート17を介して順次桁行き方向に連結され、各通気シート17は垂木2に添うように配置され、隣り合う断熱部材11は、垂木2を桁行き方向の両側から挟むように垂木2の両側面にそれぞれ接当又は近接されている点にある。
た、本発明の他の技術的手段は、各断熱部材11は、両側の通気シート17が隣り合う垂木2の上部側にそれぞれ引っ掛けられることにより、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、桁行き方向に間隔をおいて設けられた複数の垂木2上に野地板3が配置され、野地板3の裏面側に、野地板3から間隔おいて断熱部材11が野地板3の裏面側を覆うように設けられ、野地板3と断熱部材11との間に空気層12が形成された屋根の断熱構造において、
前記断熱部材11は、隣り合う垂木2間毎に分離されていて、桁行き方向に複数設けられ、湿気が垂木2を通して断熱部材11の表面側と裏面側との間を流通するように、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間され、
前記複数の垂木2は、複数の既設の垂木21上に配置された既設の野地板22上に新たに設けられたものであり、前記野地板は、新たに設けられた複数の垂木上に新たに配置されたものである点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、複数の断熱部材11は、新たに設けた隣り合う垂木間にそれぞれ位置するように、既設の野地板22上に載置されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記断熱部材11は、断熱材14を備えると共に、断熱材14の表裏両面又は片面を覆う一対の射熱シート15を備えている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記断熱材14はエアーキャップにより構成され、射熱シート15はアルミ箔により構成されている点にある
屋根裏を断熱部材によって効果的に断熱することができる。湿気が野地板の裏面側に溜まることを防止して、湿気で野地板等が腐るのを防止できる。
以下、本発明を図示の実施の形態に従って説明する。
図1において、1は棟木、2は屋根流れ方向に配置した垂木で、桁行き方向に間隔をおいて複数設けられている。3は野地板で、棟木1と垂木2とで組み上げた屋根4の骨組上に張り付けられている。野地板3の上面にアスファルトルーフィング等の防水シート5が敷かれ、その上にストレート瓦等の屋根材6が葺かれている。
屋根4の棟部分に、野地板3及び屋根材6等を切り欠いてなる屋根開口部7が設けられ、この屋根開口部7の上方に、棟を挟む一対の屋根面間に跨るように換気棟9が設けられ、屋根開口部7からの排気が換気棟9を通して外部に排出されるようになっている。
図1及び図2において、野地板3の裏面側に、板状の断熱部材11が野地板3から間隔おいて設けられている。前記断熱部材11は、隣り合う垂木2間毎に分離されていて、桁行き方向に複数設けられ、各断熱部材11は野地板3の裏面側を覆っており、野地板3と断熱部材11との間に空気層12が形成されている。空気層12は、各垂木2に沿うように屋根流れ方向に形成され、空気層12の屋根流れ方向の上側は換気棟9に連通し、空気層12の屋根流れ方向の下側は、軒先部分で外部に連通している。
各断熱部材11は、板状の断熱材14を備えると共に、断熱材14の表裏両面を覆う上下一対の射熱シート15を備え、断熱材14はエアーキャップ(多数の空気セルを備えたプラスチック製エアマット)により構成され、射熱シート15はアルミ箔により構成されている。断熱材14と一対の射熱シート15とは縫着又は接着等により互いに重合固着されている。
図3にも示すように、隣り合う断熱部材11同士は、通気シート17により互いに連結されており、複数の断熱部材11は通気シート17を介して順次桁行き方向に連結され、断熱部材11と通気シート17とを互いに連結して断熱通気材18を構成している。各通気シート17の両端部は、隣り合う断熱部材11の対向端部にそれぞれ縫着又は接着等により固着されている。各通気シート17は、空気や水蒸気は通すが水を透過させないシート(透湿防水シート、通気防水シート)であり、通気シート17として、例えば旭・デュポンフラッシュ株式会社製の商品名〔デュポンタイベック1060B〕又は宇部気密ハウジング株式会社製の商品名〔ジョシーツLX〕が使用される。
各通気シート17は垂木2の上面及び両側面の上部に添うように配置され、各断熱部材11は、両側の通気シート17が隣り合う垂木2の上部側にそれぞれ引っ掛けられることにより、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持され、隣り合う断熱部材11は、垂木2を桁行き方向の両側から挟むように垂木2の両側面にそれぞれ接当又は近接されている。従って、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間されており、湿気が垂木2を通して断熱部材11の表面側と裏面側との間を流通するようになっている。
上記実施の形態によれば、断熱部材11を野地板3の裏面側に取付けるには、図3に示すように、複数の断熱部材11を通気シート17を介して順次桁行き方向に連結しておき、この状態で、図2に示すように、各通気シート17を各垂木2の上部に引っ掛けて、各断熱部材11を、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持し、その後、野地板3を垂木2上に張り付ければよく、屋根5を組み立てる際に、複数の断熱部材11を野地板3の裏面側に簡単に取付けることができる。
そして、断熱部材11の取付け後には、野地板3側から天井板側に放射される輻射熱を断熱部材11の上側の射熱シート15で射熱することができ、野地板3側からの輻射熱によって天井板側が加熱されるのを防止することができる。また、天井板側から野地板3側に放射される冷熱を、断熱部材11の下側の射熱シート15で射熱することができ、冷熱が野地板3側に放射されて天井板側が熱くなるのを防ぐことができる。また、断熱部材11の断熱材14によって、野地板3側と天井板側とを効果的に断熱して、野地板3側の熱が天井板側に伝わって高温になるのを防ぐことができるし、また、断熱部材11と野地板3との間に空気層12が形成されており、この空気層12によっても、野地板3側の熱が天井板側に伝わらないように効果的に断熱することができる。また、空気層12は屋根流れ方向に形成され、空気層12の屋根流れ方向の上側は換気棟9に連通し、空気層12の屋根流れ方向の下側は、軒先部分で外部に連通しているため、外気が空気層12を屋根流れ方向にスムーズに流通することができ、空気層12への外気の流通によって、野地板3の裏面側に熱がこもらないように効果的に冷却することができる。
しかも、野地板3及び野地板3下方の垂木2は、屋根4に日が当たると湿気を逃がし、日が暮れると湿気を吸収したりして、湿気を吸ったり吐いたりするが、断熱部材11は、隣り合う垂木2間毎に分離されていて、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間されているため、断熱部材11で野地板3の裏面側を密閉状に塞いだ状態にならなくて済み、図2に示すように、湿気が垂木2内をa方向に通って断熱部材11の表面側と裏面側との間を流通するようになり、従って、上記の如く野地板3及び垂木2が湿気を吸ったり吐いたりするのを、断熱部材11が妨げるようなことがなくなって、湿気が垂木2や野地板3の裏面等に溜まらなくなり、垂木2や野地板3が短期間で腐るのを防止できる。
図4は他の実施形態を示し、隣り合う断熱部材11同士を連結した通気シート17は、垂木2の下面及び両側面の下部に添うように配置されて、釘等の固定具19で垂木11に固着され、各断熱部材11は、両側の通気シート17が隣り合う垂木2の下部側にそれぞれ固着されることにより、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持され、隣り合う断熱部材11は、垂木2を桁行き方向の両側から挟むように垂木2の両側面にそれぞれ接当又は近接されている。従って、前記実施の形態の場合と同様に、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間されており、湿気が垂木2を通して断熱部材11の表面側と裏面側との間を流通するようになっている。その他の点は前記実施の形態の場合と同様の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に、屋根裏を断熱部材11によって効果的に断熱することができると共に、湿気が垂木2や野地板3の裏面側に溜まることを防止して、湿気で垂木2や野地板3等が腐るのを防止することができる。
図5は他の実施形態を示し、隣り合う断熱部材11同士を連結する通気シート17を省略し、各断熱部材11の端部を隣り合う垂木2の下面の端部に重合させて釘等の固定具19で各断熱部材11の両端部を、隣り合う断熱部材11に固定し、隣り合う断熱部材11は、垂木2に対応する位置で互いに離間されている。その他の点は前記前記実施の形態の場合と同様の構成であり、前記実施の形態の場合と同様に、屋根裏を断熱部材11によって効果的に断熱することができると共に、湿気が垂木2や野地板3の裏面側に溜まることを防止して、湿気で垂木2や野地板3等が腐るのを防止することができる。
図6及び図7は他の実施の形態を示し、複数の既設の垂木21上に既設の野地板22が張り付けられている。この既設の野地板22上に、複数の新たな垂木2が設けられている。前記新たに設けられた複数の垂木2は、複数の既設の垂木21の上方にそれぞれ対応するように配置されている。複数の新たな垂木2上に新たな野地板3が張り付けられている。新たな野地板3の上面にアスファルトルーフィング等の防水シート5が敷かれ、その上にストレート瓦等の屋根材6が葺かれている。
屋根4の棟部分に、新たな野地板3及び屋根材6等を切り欠いてなる屋根開口部7が設けられ、この屋根開口部7の上方に、棟を挟む一対の屋根面間に跨るように換気棟9が設けられ、屋根開口部7からの排気が換気棟9を通して外部に排出されるようになっている。
新たな野地板3の裏面側に、前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様に、断熱部材11が野地板3から間隔おいて垂木2間毎に桁行き方向に複数設けられられている。各断熱部材11は、前記図1〜図3の実施の形態の場合と同様に、断熱材14と一対の射熱シート15とを備え、隣り合う断熱部材11同士は、通気シート17により互いに連結されている。また、前記実施の形態の場合と同様に、各断熱部材11は、両側の通気シート17が隣り合う垂木2の上部側にそれぞれ引っ掛けられることにより、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持されている。
上記実施の形態によれば、断熱部材11を新たな野地板3の裏面側に取付けるには、各通気シート17を新たな垂木2の上部に引っ掛けて、各断熱部材11を、隣り合う垂木2の上下方向の中途部間に保持し、その後、新たな野地板3を新たな垂木2上に張り付ければよく、既設の垂木21及び野地板22上に新たな屋根5を組み立てる際に、複数の断熱部材11を新たな野地板3の裏面側に簡単に取付けることができる。
そして、断熱部材11の取付け後には、前記図1〜図4の実施の形態の場合と同様に、野地板3側からの輻射熱によって天井板側が加熱されるのを防止することができるし、冷熱が野地板3側に放射されて天井板側が熱くなるのを防ぐことができる。また、断熱部材11の断熱材14及び空気層12によって、野地板3側の熱が天井板側に伝わらないように効果的に断熱することができる。また、空気層12への外気の流通によって、野地板3の裏面側に熱がこもらないように効果的に冷却することができる。しかも、断熱部材11で野地板3の裏面側を密閉状に塞いだ状態にならなくて済み、湿気が垂木2や野地板3の裏面等に溜まるようなことがなくなり、垂木2や野地板3が短期間で腐るのを防止できる。
図8及び図9は他の実施の形態を示し、隣り合う断熱部材11同士を連結する通気シート17が省略され、複数の断熱部材11は、新たに設けた隣り合う垂木2間にそれぞれ位置するように、既設の野地板22上に載置されている。その他の点は前記図6及び図7の実施の形態の場合と同様の構成である。
上記実施の形態によれば、前記図7及び図9の実施の形態の場合と同様に、屋根裏を断熱部材11によって効果的に断熱することができると共に、湿気が垂木2や野地板3の裏面側に溜まることを防止して、湿気で垂木2や野地板3等が腐るのを防止することができる。しかも、この場合、断熱部材11の取付けは、複数の断熱部材11を、隣り合う垂木2間に位置するように既設の野地板22上に並べて置けばよく、断熱部材11の取付けを非常に簡単になすことができる。
なお、前記実施の形態では、通気シート17は、空気や水蒸気は通すが水を透過させない透湿防水シート又は通気防水シート等により構成されているが、通気シート17は、空気や水蒸気を通すシートにより構成されていればよく、水を透過させない防水型のものでなくてもよい。
また、前記実施の形態では、断熱部材11は、板状の断熱材14を備えると共に、断熱材14の表裏両面を覆う上下一対の射熱シート15を備えているが、これに代え、断熱部材11を、エアーキャップ等の板状の断熱材14のみで構成し、一対の射熱シート15を省略するようにしてもよい。また、断熱部材11を、板状の断熱材14と上下一対の射熱シート15の内の一方の射熱シート15とで構成し、一方の射熱シート15を省略するようにしてもよい。断熱部材11の断熱材14はエアーキャップに限定されず、他の構成のものであってもよいことは勿論である。また、断熱部材11を、射熱シート15のみで構成するようにしてもよい。
住宅等の屋根の断熱に利用される。
本発明の一実施の形態を示す屋根部分の概略断面図である。 同図1のA−A線断面図である。 同通気シートにより連結された断熱通気材の断面図である。 他の実施形態を示す断面図である。 他の実施形態を示す断面図である。 他の実施形態を示す屋根部分の概略断面図である。 同図6のB−B線断面図である。 他の実施形態を示す屋根部分の概略断面図である。 同図8のC−C線断面図である。 従来例を示す屋根部分の断面図である。
符号の説明
2 垂木
3 野地板
11 断熱部材
12 空気層
14 断熱材
15 射熱シート
17 通気シート
18 断熱通気材
21 既設の垂木
22 既設の野地板

Claims (6)

  1. 桁行き方向に間隔をおいて設けられた複数の垂木(2)上に野地板(3)が配置され、野地板(3)の裏面側に、野地板(3)から間隔おいて断熱部材(11)が野地板(3)の裏面側を覆うように設けられ、野地板(3)と断熱部材(11)との間に空気層(12)が形成された屋根の断熱構造において、
    前記断熱部材(11)は、隣り合う垂木(2)間毎に分離されていて、桁行き方向に複数設けられ、湿気が垂木(2)を通して断熱部材(11)の表面側と裏面側との間を流通するように、隣り合う断熱部材(11)は、垂木(2)に対応する位置で互いに離間され、
    前記隣り合う断熱部材(11)は通気シート(17)で互いに連結されて、複数の断熱部材(11)が通気シート(17)を介して順次桁行き方向に連結され、各通気シート(17)は垂木(2)に添うように配置され、隣り合う断熱部材(11)は、垂木(2)を桁行き方向の両側から挟むように垂木(2)の両側面にそれぞれ接当又は近接されていることを特徴とする屋根の断熱構造。
  2. 各断熱部材(11)は、両側の通気シート(17)が隣り合う垂木(2)の上部側にそれぞれ引っ掛けられることにより、隣り合う垂木(2)の上下方向の中途部間に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の屋根の断熱構造。
  3. 桁行き方向に間隔をおいて設けられた複数の垂木(2)上に野地板(3)が配置され、野地板(3)の裏面側に、野地板(3)から間隔おいて断熱部材(11)が野地板(3)の裏面側を覆うように設けられ、野地板(3)と断熱部材(11)との間に空気層(12)が形成された屋根の断熱構造において、
    前記断熱部材(11)は、隣り合う垂木(2)間毎に分離されていて、桁行き方向に複数設けられ、湿気が垂木(2)を通して断熱部材(11)の表面側と裏面側との間を流通するように、隣り合う断熱部材(11)は、垂木(2)に対応する位置で互いに離間され、
    前記複数の垂木(2)は、複数の既設の垂木(21)上に配置された既設の野地板(22)上に新たに設けられたものであり、前記野地板()は、新たに設けられた複数の垂木()上に新たに配置されたものであることを特徴とする屋根の断熱構造。
  4. 複数の断熱部材(11)は、新たに設けた隣り合う垂木()間にそれぞれ位置するように、既設の野地板(22)上に載置されていることを特徴とする請求項3に記載の屋根の断熱構造。
  5. 前記断熱部材(11)は、断熱材(14)を備えると共に、断熱材(14)の表裏両面又は片面を覆う一対の射熱シート(15)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の屋根の断熱構造。
  6. 前記断熱材(14)はエアーキャップにより構成され、射熱シート(15)はアルミ箔により構成されていることを特徴とする請求項5に記載の屋根の断熱構造。
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