JP4132479B2 - 太陽電池モジュールの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は太陽電池モジュールおよびその製造方法に関し、特に透明絶縁基板の傷を防止しながら太陽電池モジュールの表面からの反射光による光公害を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、化石エネルギー資源の枯渇の問題や大気中のCO2の増加のような環境問題などから、クリーンな新エネルギーの開発が望まれており、特に太陽光発電が期待されている。太陽光発電に用いられる太陽電池モジュールには、大別して、結晶系モジュールと薄膜系モジュールとがある。
【0003】
結晶系太陽電池モジュールでは、前面カバーガラス上に小面積の単結晶半導体ウェハを用いて形成された太陽電池セルを20〜30枚配置して相互配線している。そして、これらのセルをEVAなどの充填剤で封止し、テドラー(登録商標)などの保護フィルムを用いて保護している。
【0004】
薄膜系太陽電池モジュール(基板一体型モジュール)では、前面カバーガラスを兼ねるガラス基板上に透明電極層、半導体薄膜光電変換層および裏面電極層を順に積層している。これらの層は気相成長とレーザスクライブなどによるパターニングとを利用して複数の太陽電池セルに分割され、かつ電気的に相互接続(集積化)されており、これによって所望の電圧と電流の出力が得られる。そして、薄膜系太陽電池モジュールでも結晶系太陽電池モジュールの場合と同様の充填剤と保護フィルムが用いられる。
【0005】
薄膜系太陽電池モジュールの結晶系太陽電池モジュールに対する特長は、素子間の配線および素子−ガラス基板間の封止樹脂が不要なため、コスト面で有利であるだけでなく、封止樹脂における光吸収によるエネルギー損失および封止樹脂の黄変による特性劣化がないことである。
【0006】
ところで、上記のような構成の太陽電池モジュールを屋根やビルの外壁に配列した場合、太陽と太陽電池モジュールとの角度によっては、太陽光が反射して隣接する家屋の中を照らしたりする等の光公害の問題が一部で指摘されていた。
【0007】
そこで、このような問題を解決するために、ガラス基板の表面に凹凸形状を形成する技術が提案されている(たとえば特開平11−74552号公報)。しかし、この技術では、ガラス基板の加工に伴うコスト増やガラス基板の強度低下など種々の問題が生じる。
【0008】
また、太陽電池モジュールは様々な工程を経て製造されるため、ハンドリング中にガラス基板にしばしば傷が生じる。このようにガラス基板に傷が生じた太陽電池モジュールは外観が悪いため、太陽電池としての性能は十分であるにもかかわらず商品価値が低く、場合によっては出荷できなくなるものもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、透明絶縁基板の加工に伴うコスト増や強度低下など問題、および透明絶縁基板の傷を防止し、かつ表面からの反射光による光公害を防止できる太陽電池モジュール、およびこのような太陽電池モジュールを簡便に製造できる方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の太陽電池モジュールは、第1と第2の主面を有する透明絶縁基板と、前記透明絶縁基板の第1の主面上に順次積層された透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層からなる太陽電池セルと、前記透明絶縁基板の第2の主面における、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層のスクライブ線を含む領域以外に対応する領域上に形成された防眩膜とを備えたことを特徴とする。
【0011】
ここで、太陽電池モジュールに含まれる複数の短冊状の太陽電池セルは、透明電極層のスクライブ線、半導体光電変換層のスクライブ線および裏面電極層のスクライブ線からなる3本1組のスクライブ線により互いに分離される。本発明においては、透明絶縁基板の前記第2主面における、複数の太陽電池セルを互いに分離する3本1組の透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層のスクライブ線(およびその両側の部分)を含む所定の幅の領域以外に対応する領域上に防眩膜が形成される。したがって、本発明においては、防眩膜も短冊状に形成されている。
【0012】
本発明の太陽電池モジュールの製造方法は、第1と第2の主面を有する透明絶縁基板と、前記透明絶縁基板の第1の主面上に順次積層された透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層からなる太陽電池セルと、前記透明絶縁基板の第2の主面における、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層のスクライブ線を含む領域以外に対応する領域上に形成された防眩膜とを備えた太陽電池モジュールを製造するにあたり、前記透明絶縁基板の第2の主面において、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層をスクライブするためにレーザー照射する領域以外に対応する領域上に防眩膜を形成する工程と、前記防眩膜を形成した後、前記透明絶縁基板の第1の主面上に形成された透明電極層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより透明電極層をスクライブする工程と、前記透明電極層上に半導体光電変換層を形成した後、半導体光電変換層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより半導体光電変換層をスクライブする工程と、前記半導体光電変換層上に裏面電極層を形成した後、裏面電極層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより裏面電極層をスクライブする工程とを具備したことを特徴とする。
【0013】
このように透明絶縁基板上に防眩膜を形成した後に、防眩膜のない領域で透明絶縁基板を通して透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層にレーザー照射してこれらの層をスクライブするようにすれば、太陽電池モジュールの製造工程中に透明絶縁基板に傷が生じるのを防止できる。
【0014】
本発明において用いられる防眩膜は、有機ポリマー、無機ポリマーまたはこれらの複合材料を含む。この防眩膜は、光を散乱させるのに適した微細な凹凸を含む表面を有する。この防眩膜は、さらに無機粒子または/および有機粒子を含んでいてもよい。
【0015】
本発明においては、防眩膜の凹凸表面上に形成された、平坦な表面を有する汚れ防止膜をさらに備えていてもよい。
【0016】
本発明において、防眩膜として有機ポリマーを用いる場合、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むものを用いることが好ましい。
【0017】
アクリル系樹脂としては、以下の分子構造:
【0018】
【化2】
Figure 0004132479
【0019】
(式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基およびアラルキル基からなる群より選択される一価の炭化水素基、aは0、1、または2を示す。)
で表わされる基を含有する加水分解性シリル基含有アクリル共重合体を含むものが挙げられる。また、フッ素系樹脂としては、水酸基含有フッ素系樹脂が挙げられる。
【0020】
本発明において、防眩膜として無機ポリマーを用いる場合、その原料としてアルキルシリケート(具体的には、エチルシリケート、ブチルシリケートまたはこれらの混合物)を用いることが好ましい。このような原料から生成される無機ポリマーはシリカを含む。
【0021】
上記のように防眩膜に無機粒子を含有させる場合、無機粒子としてはたとえばシリカ粒子が挙げられる。また、防眩膜に有機粒子を含有させる場合、有機粒子としてはたとえばアクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリエチレンワックス、またはこれらの少なくとも2種以上の混合物が挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明についてより詳細に説明する。
【0023】
図1に、本発明に係る薄膜系太陽電池モジュールの一部を断面で示す。図1において、透明絶縁基板1の下面(第1の主面)上には、SnO2等の透明導電酸化膜(TCO)からなる透明電極層2、シリコン等からなる半導体光電変換層3、およびAg等からなる裏面電極層4が順に積層されている。これらは、図1の紙面に直交する方向に延びる透明電極層2のスクライブ線2a、半導体光電変換層3のスクライブ線3a、および裏面電極層4のスクライブ線4aによってそれぞれ複数の細長い短冊状の領域に分割されている。このように順次積層されたそれぞれ短冊状の透明電極2、半導体光電変換層3および裏面電極4により1つの短冊状の太陽電池セル5が形成されている。そして、任意の太陽電池セル5の透明電極2は半導体層のスクライブ線3aを介して隣り合う太陽電池セル5の裏面電極4に接続され、複数の太陽電池セル5が電気的に直列に集積化されている。このように集積化された複数の太陽電池セルの背面は充填樹脂層6によって封止され、さらにその上に積層された耐候性の背面カバーフィルム7によって保護されている。
【0024】
本発明に係る太陽電池モジュールにおいて、透明電極層2としては、SnO2、ITO、ITO/SnO2の積層体、またはZnO等が用いられる。半導体光電変換層3としては、非晶質シリコンa−Si、水素化非晶質シリコンa−Si:H、水素化非晶質シリコンカーバイドa−SiC:H、非晶質シリコンナイトライド等の他、シリコンと炭素、ゲルマニウム、錫等の他の元素との合金からなる非晶質シリコン系半導体の非晶質または微結晶を、pin型、nip型、ni型、pn型、MIS型、ヘテロ接合型、ホモ接合型、ショットキバリア型あるいはこれら組合せた型等に合成した半導体層が用いられる。この他、半導体光電変換層としては、CdS系、GaAs系、InP系等を用いることもできる。裏面電極層4としては、金属または金属酸化物/金属の複合膜等が用いられる。充填樹脂層6としては、シリコン、エチレン−ビニルアセテート共重合体、ポリビニルブチラール等が用いられる。背面カバーフィルム7としては、フッ素系樹脂フィルム、ポリエチレンテレフタレート、またはアルミニウム等の金属フィルムやSiO2等の薄膜をラミネートした多層構造のフィルム等が用いられる。
【0025】
また、図1に示すように、透明絶縁基板1の上面(第2の主面)には、透明電極層2、半導体光電変換層3および裏面電極層4のスクライブ線2a、3a、4aを含む領域以外に対応する領域上に防眩膜10が形成されている。ここで、防眩膜10を形成しない領域の幅は、3本1組のスクライブ線2a、3a、4aを確実に含むように、これらのスクライブ線の両端(スクライブ線2aの一端とスクライブ線4aの他端)の両側に100μm以上の幅を持たせるように規定する。また、図1の防眩膜10は光を散乱させるのに適した微細な凹凸を含む表面を有する。
【0026】
防眩膜10の材料としては、後に詳細に説明するように、有機ポリマー、無機ポリマー、またはそれらの複合材料を用いることができる。これらの原料に必要に応じて硬化剤を添加したり希釈剤(たとえば有機溶剤)で希釈した塗布液を所定の領域上に塗布した後に硬化することにより防眩膜10を形成することができる。
【0027】
また、防眩膜10表面の微細な凹凸は、エンボスローラーを用いることによって形成することができる。防眩膜10の原料の塗布液は、硬化前にはガラス基板1よりはるかに軟質であるので、凹凸表面の形成加工は太陽電池モジュールの他の部分に何らの損傷を与えることなく容易に実施できる。なお、防眩膜10表面の微細な凹凸構造は、エンボスローラーに限らず、エンボスフィルム転写、サンドブラストなどを利用して形成することもできる。
【0028】
図1に示すように、透明絶縁基板1の第2の主面の一部に防眩膜10が形成されているので、反射光による光公害を防止できる。
【0029】
図1に示す太陽電池モジュールの製造方法を図2(A)〜(C)を参照して説明する。まず、図2(A)に示すように、第1の主面に透明電極層2が形成された透明絶縁基板1の第2の主面において、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層をスクライブするためにレーザー照射する領域以外に対応する領域上に防眩膜の塗布液を塗布し、エンボスローラーなどにより表面に凹凸を形成した後、硬化させて防眩膜10を形成する。通常、透明絶縁基板1は透明電極層2が形成された状態で購入されるが、透明電極層2が形成されていない透明絶縁基板1の上面に防眩膜10を形成した後、透明電極層2を形成してもよい。その後、レーザービームLを基板1の上面側から防眩膜10が形成されていない領域の基板1を通して透明電極層2に照射し、透明電極層2のスクライブ線2aを形成して透明電極層2を分離する。
【0030】
次に、図2(B)に示すように、透明絶縁基板1の第1の主面の透明電極層2上にp層、i層およびn層を含む半導体光電変換層3を製膜する。その後、レーザービームLを基板1の上面側から防眩膜10が形成されていない領域の基板1を通して半導体光電変換層3に照射し、半導体光電変換層3のスクライブ線3aを形成して半導体光電変換層3を分離する。
【0031】
次いで、図2(C)に示すように、透明絶縁基板1の第1の主面の半導体光電変換層3上に裏面電極層4を製膜する。その後、レーザービームLを基板1の上面側から防眩膜10が形成されていない領域の基板1を通して裏面電極層4(および半導体光電変換層3)に照射し、裏面電極層4のスクライブ線4aを形成して裏面電極層4を分離して太陽電池セル5を形成する。
【0032】
さらに、図1に示すように、太陽電池セル5の背面を充填樹脂層6によって封止され、さらに耐候性の背面カバーフィルム7によって保護する。
【0033】
図2(A)〜(C)に示す方法を用いれば、従来のように透明絶縁基板1に凹凸をつける加工を行う必要がないので、コスト増や透明絶縁基板1の強度低下を避けることができる。また、予め透明絶縁基板1の第2の主面に防眩膜10を形成しているので、透明絶縁基板1に傷がつくのを防止でき、太陽電池モジュールの商品価値が低下することもない。
【0034】
防眩膜10の材料は、十分な耐候性を有し、光透過性が良好であり、半導体光電変換層の製膜温度に耐えられる耐熱性を有することが要求される。このような要求を満たす防眩膜10の材料としては、有機ポリマー、無機ポリマー、またはそれらの複合材料を用いることができる。このうち、有機ポリマーは柔軟であってひび割れしにくい点で好ましく、無機ポリマーは耐候性や耐熱性が高いという点で好ましい。
【0035】
本発明において、防眩膜として有機ポリマーを用いる場合、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むものを用いることが好ましい。有機ポリマー中のアクリル系樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物の含有率は、50重量%以上、好ましくは80重量%以上、さらに好ましくは95重量%以上に設定される。
【0036】
アクリル系樹脂としては、アクリル系モノマーを含むビニルモノマーと、加水分解性シリル基含有モノマーとの共重合により得られるものが好ましい。このようなアクリル系樹脂は、主鎖が実質的に炭素−炭素結合からなり、末端または側鎖に少なくとも1個の加水分解性シリル基を含有する。加水分解性シリル基とは、加水分解性基と結合した珪素原子を有する置換基である。なお、上記のアクリル系樹脂は、主鎖または側鎖にウレタン結合またはシロキサン結合を一部含んでもよい。
【0037】
ビニルモノマーは特に限定されない。具体的には、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、トリフロロエチル(メタ)アクリレート、ペンタフロロプロピル(メタ)アクリレート、ポリカルボン酸(マレイン酸、フマル酸、イタコン酸等)と炭素数1〜20の直鎖または分岐のアルコールとのジエステルまたはハーフエステル等の不飽和カルボン酸のエステル;スチレン、a−メチルスチレン、クロロスチレン、スチレンスルホン酸、4−ヒドロキシスチレン、ビニルトルエン等の芳香族炭化水素系ビニル化合物;酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ジアリルフタレート等のビニルエステルやアリル化合物;(メタ)アクリロニトリル等のニトリル基含有ビニル化合物;グリシジル(メタ)アクリレート等のエポキシ基含有ビニル化合物;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ビニルピリジン、アミノエチルビニルエーテル等のアミノ基含有ビニル化合物;(メタ)アクリルアミド、イタコン酸ジアミド、a−エチル(メタ)アクリルアミド、クロトンアミド、マレイン酸ジアミド、フマル酸ジアミド、N−ビニルピロリドン、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N−メチルアクリルアミド、アクリロイルモルホリン等のアミド基含有ビニル化合物;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチルビニルエーテル、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、アロニクス5700(東亜合成(株)製)、Placcel FA-1、Placcel FA-4、Placcel FM-1、Placcel FM-4(以上ダイセル化学(株)製)等の水酸基含有ビニル化合物;(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸およびそれらの塩(アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩等)、無水マレイン酸等の不飽和カルボン酸、酸無水物、またはその塩;ビニルメチルエーテル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、クロロプレン、プロピレン、ブタジエン、イソプレン、マレイミド、N−ビニルイミダゾール、ビニルスルホン酸等のその他のビニル化合物等が挙げられる。
【0038】
加水分解性シリル基含有モノマーとしては、具体的には、以下のようなアルコキシシランビニルモノマーが挙げられる。
【0039】
【化3】
Figure 0004132479
【0040】
加水分解性シリル基含有アクリル系共重合体中のアルコキシシランビニルモノマー単位の含有率は、5〜90重量%、好ましくは20〜80重量%、さらに好ましくは30〜70重量%に設定される。
【0041】
アルコキシシランビニルモノマーとビニルモノマーとの共重合体の製造方法は、たとえば特開昭54−36395、特開昭57−36109、特開昭58−157810等に開示されている。アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系ラジカル開始剤を用いた溶液重合が最も好ましい。また必要に応じて、連鎖移動剤を用い、分子量を調節してもよい。連鎖移動剤としては、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルメチルジエトキシシラン、(H3CO)3Si−S−S−Si(OCH3、(CH3O)3Si−S−Si(OCH33等が挙げられる。特に、分子中に加水分解性シリル基を有する連鎖移動剤、たとえばγ−メルカプトプロピルトリメトキシシランを用いれば、末端に加水分解性シリル基が導入された加水分解性シリル基含有アクリル系共重合体を得ることができる。
【0042】
重合溶剤は炭化水素類(トルエン、キシレン、n−ヘキサン、シクロヘキサン等)、酢酸エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、アルコール類(メタノール、エタノール、イソプロパノール、n−ブタノール等)、エーテル類(エチルセロソルブ、ブチルセロソルブ、セロソルブアセテート等)、ケトン類(メチルエチルケトン、アセト酢酸エチル、アセチルアセトン、ジアセトンアルコール、メチルイソブチルケトン、アセトン等)のような非反応性の溶剤であれば特に限定されない。
【0043】
市販の加水分解性シリル基含有アクリル系共重合体としては、鐘淵化学工業株式会社製ゼムラック(登録商標)が挙げられる。ゼムラックは、上述した
(R13-a(R2aSi−
(式中、R1、R2、およびaの定義は上記の通りである。)
という分子構造を含んでいる。
【0044】
一方、フッ素系樹脂としては、水酸基含有フッ素系共重合体を用いることが好ましい。水酸基含有フッ素系共重合体としては、水酸基価が5〜300mgKOH/g、さらに10〜250mgKOH/gのものが特に好ましい。水酸基含有フッ素系共重合体は、(1)フッ素含有ビニルモノマー、(2)水酸基含有ビニルモノマー、および(3)その他のモノマーを共重合することにより合成できる。
【0045】
(1)のフッ素含有ビニルモノマーとしては、クロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレン等のフルオロオレフィン;CH2=CHCOOCH2CF3、CH2=C(CH3)COOCH2CF3、CH2=CHCOOCH(CF2、CH3=C(CH3)COOCH(CF32、CH2=CHCOOCH2CF2CF2CF、CH2=CHCOOCF3、CH2=C(CH3)COOCH2CF2CF2CF3、CH2=C(CH3)COOCF3等を含む(メタ)アクリル酸フルオロアルキル等が挙げられる。
【0046】
(2)の水酸基含有ビニルモノマーとしては、ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキシプロピルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビニルエーテル、ヒドロキシヘキシルビニルエーテル等のヒドロキシアルキルビニルエーテル;2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレート、N−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリルアミド、アロニクス5700(東亜合成(株)製)、Placcel FA-1、同 FA-4、同FM-1、同FM-4(以上ダイセル化学(株)製)等が挙げられる。
【0047】
(3)のその他のモノマーとしては、エチルビニルエーテル、プロピルビニルエーテル、ブチルビニルエーテル等のアルキルビニルエーテル;シクロヘキシルビニルエーテル;マレイン酸、フマール酸、アクリル酸、メタクリル酸、カルボキシルアルキルビニルエーテル等のカルボキシル基含有モノマー;エチレン、プロピレン、塩化ビニル、塩化ビニリデン、酢酸ビニル;メタクリル酸メチル、アクリル酸メチル等の不飽和カルボン酸エステル;ビニルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロイルオキシプロピルトリメトキシシラン等の加水分解性シリル基含有モノマー等が挙げられる。
【0048】
市販の水酸基含有フッ素系樹脂としては、旭硝子コートアンドレジン株式会社製のルミフロン、ボンフロン、株式会社トウベ製ニューガメット、大日本塗料株式会社製Vフロン(いずれも登録商標)が挙げられる。
【0049】
上記のうちルミフロンは、以下に示す基本物性を有する。
【0050】
【表1】
Figure 0004132479
【0051】
本発明において、防眩膜として無機ポリマーを用いる場合、その原料としてアルキルシリケートを用いることができる。アルキルシリケートとしては、たとえばエチルシリケート、ブチルシリケート、またはこれらの混合物が挙げられる。このような原料から生成される無機ポリマーはシリカを含有する。こうした無機ポリマーを生成させる際には、原料に触媒好ましくはHCl等の酸触媒を添加した後に塗布することにより、硬化速度をコントロールしてもよい。
【0052】
市販の無機ポリマーの原料としては、たとえば(有)テー・エス・ビー製の無機ワニス、TSB4200、TSB4300、TSB4400が挙げられる。TSB4200はエチルシリケート、TSB4400はブチルシリケートを主成分とするものであり、TSB4300はエチルシリケートとブチルシリケートとの混合物である。これらの原料からは耐候性かつ耐熱性の無機ポリマーが得られる。
【0053】
さらに、防眩膜として複合材料を用いてもよい。複合材料としては、無機ポリマー分子構造中に有機分子を付加したもの、無機ポリマーと有機ポリマーとの混合物、無機ポリマー中に有機ポリマーを分散したものなどが挙げられる。
【0054】
市販の複合材料としては、日本油脂株式会社製のセラミック系塗料、ベルクリーン(登録商標)が挙げられる。ベルクリーンはアルキルシリケートに高耐久性の有機ポリマーを混合したものである。
【0055】
防眩膜10の平均厚さは、0.1〜500μm、好ましくは0.5〜100μm、さらに好ましくは1〜30μmに設定される。防眩膜10の平均厚さが0.1μmより薄い場合には光散乱に適した凹凸を形成することが困難になる。防眩膜10の平均厚さが500μmより厚い場合には防眩膜10の透光性が低下して太陽電池セル5に達する光が減少するおそれがある。
【0056】
本発明においては、複数層の光乱反射層を積層してもよい。たとえば、屈折率の異なる材料からなる複数層の光乱反射層を組合せることにより光乱反射効果を向上することができる。上層の防眩膜として無機ポリマーを用いれば、表面硬度や耐摩耗性を向上させることができる。上層の防眩膜として有機ポリマーを用いれば、表面のクラックやひずみを吸収することができる。また、上層の防眩膜として、汚染防止のために撥水性の高いフッ素系樹脂や、水分散性のよい無機ポリマーを用いてもよい。
【0057】
本発明においては、有機ポリマーまたは無機ポリマーからなる防眩膜10中に無機粒子または/および有機粒子を分散させてもよい。
【0058】
無機粒子としては、シリカからなるものが用いられる。具体的には、たとえば、φ4μmのシリカからなるデグサジャパン製TS100、φ2μmのシリカからなるデグサジャパン製デグサOK−607、φ0.07〜0.1μmのシリカゾルからなる日産化学工業株式会社製EG−ST−ZL等が用いられる。
【0059】
有機粒子としては、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ポリエチレンワックス、またはこれらの少なくとも2種以上の混合物を主成分とするものが用いられる。具体的には、たとえば、φ8μmのPMMA(ポリメチルメタクリレート)からなる積水化成製MBX−8、平均φ15μm、最大φ30μmのPE(ポリエチレン)からなる楠本化成製SE480−10T等が用いられる。
【0060】
無機粒子または/および有機粒子の粒径は、0.05〜200μm、より好ましくは0.5〜100μm、特に好ましくは1〜10μmである。
【0061】
有機または無機のポリマーと無機または有機の粒子との混合重量比は、無機または有機粒子の粒径に応じて調整することが好ましい。粒子の粒径が1μm未満の場合は50〜2000、特には100〜1500が好ましい。粒子の粒径が1μm以上、たとえば1〜10μmである場合は、0.1〜98、さらに1〜50、特に1〜10が好ましい。粒径が小さいと光乱反射効果が十分に発揮されず、逆に粒径が大きいとポリマーに対する粒子の分散性が低下するため好ましくない。
【0062】
さらに、防眩膜10の凹凸表面上に平滑な表面を有する汚れ防止膜を形成してもよい。すなわち、防眩膜10が微細な凹凸構造の表面を有する場合には汚れが付着しやすいが、その凹凸表面を汚れ防止膜で平坦化することによって、太陽電池モジュールの表面の汚れを軽減することができる。
【0063】
このような汚れ防止膜の材料としては、防眩膜10として例示した材料を用いることができる。光乱反射効果の観点からは、汚れ防止膜と防眩膜10は互いに異なる材料で形成されていることが好ましい。ただし、汚れ防止膜と防眩膜10が同じ材料で形成されていても、一旦形成された防眩膜10の凹凸表面は汚れ防止膜12との間に明瞭な界面を形成するので、その凹凸界面によって光乱反射効果は維持される。
【0064】
汚れ防止膜としてフッ素系樹脂を用いた場合、その表面は良好な撥水性を有するので、雨水などによる塵の付着が減少する。汚れ防止膜としてアルキルシリケートから形成されるシリカを含む無機ポリマーを用いた場合、太陽電池セルの表面の耐薬品性が向上するとともに、親水性が良好になるため汚れがついたとしても均一化されて目立ちにくくなる。
【0065】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、透明絶縁基板の加工に伴うコスト増や強度低下など問題、および透明絶縁基板の傷を防止し、かつ表面からの反射光による光公害を防止できる太陽電池モジュール、およびこのような太陽電池モジュールを簡便に製造できる方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る太陽電池モジュールの概略構成を示す断面図。
【図2】本発明に係る太陽電池モジュールの製造方法の一例を示す断面図。
【符号の説明】
1…透明絶縁基板
2…透明電極層
3…半導体光電変換層
4…裏面電極層
5…太陽電池セル
6…充填樹脂層
7…背面カバーフィルム
10…防眩膜

Claims (9)

  1. 第1と第2の主面を有する透明絶縁基板と、前記透明絶縁基板の第1の主面上に順次積層された透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層からなる太陽電池セルと、前記透明絶縁基板の第2の主面における、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層のスクライブ線を含む領域以外に対応する領域上に形成された防眩膜とを備えた太陽電池モジュールを製造するにあたり、
    前記透明絶縁基板の第2の主面において、透明電極層、半導体光電変換層および裏面電極層をスクライブするためにレーザー照射する領域以外に対応する領域上に防眩膜を形成する工程と、
    前記防眩膜を形成した後、前記透明絶縁基板の第1の主面上に形成された透明電極層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより透明電極層をスクライブする工程と、
    前記透明電極層上に半導体光電変換層を形成した後、半導体光電変換層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより半導体光電変換層をスクライブする工程と、
    前記半導体光電変換層上に裏面電極層を形成した後、裏面電極層に透明絶縁基板を通してレーザー照射することにより裏面電極層をスクライブする工程と
    を具備したことを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
  2. 前記防眩膜は、有機ポリマー、無機ポリマーまたはこれらの複合材料を含むことを特徴とする請求項1記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  3. 前記防眩膜は、光を散乱させるのに適した微細な凹凸を含む表面を有することを特徴とする請求項1または2記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  4. 前記防眩膜は、さらに無機粒子または/および有機粒子を含むことを特徴とする請求項1ないし3いずれか記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  5. 前記防眩膜の前記凹凸表面上に形成された、平坦な表面を有する汚れ防止膜をさらに備えたことを特徴とする請求項3または4記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  6. 前記有機ポリマーは、アクリル系樹脂、フッ素系樹脂、またはこれらの混合物を含むことを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  7. 前記アクリル系樹脂は、以下の分子構造:
    Figure 0004132479
    (式中、R1は炭素数1〜10のアルキル基、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基、アリール基およびアラルキル基からなる群より選択される一価の炭化水素基、aは0、1、または2を示す。)
    で表わされる基を含有する加水分解性シリル基含有アクリル系共重合体を含み、
    前記フッ素系樹脂は水酸基含有フッ素系樹脂であることを特徴とする請求項6記載の太陽電池モジュールの製造方法。
  8. 前記無機ポリマーの原料が、アルキルシリケートであることを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュールの製造方法
  9. 前記無機ポリマーはシリカを含むことを特徴とする請求項2記載の太陽電池モジュールの製造方法
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