JP4131649B2 - 待合せ案内システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、待合せて共通の目的地を目指すグループの各メンバーに対して、目的地を考慮に入れた最適な待合せ場所を提供する待合せ案内システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の待合せ案内システムとしては、特開2002-10345号公報に記載されたものが知られている。
【0003】
従来の待合せ案内システムは、現在位置を検出するための位置検出手段と検出された現在位置情報をサーバへ送信する送信手段を有した携帯電話端末と、待合せ対象者所有の携帯電話端末に対応する現在位置情報に基づいて、各待合せ対象者にとって最適な待合せ場所候補を特定する候補特定手段と、この候補特定手段によって特定された待合せ場所候補を当該待合せ対象者所有の各携帯電話端末へ案内通知する通知手段を有するサーバで構成されており、外出先等で待合せ場所を決めなければならないときに、待合せ場所の案内サービスを提供するサーバに対してその案内サービスを要求すると、サーバは待合せ対象者所有の各携帯電話端末から送信されてきた現在位置情報に基づいて、待合せ対象者同士の距離的(または時間的)な関係を考慮し、一同が迷うことなく短時間に待合せ場所まで集合可能な最適な待合せ場所候補を自動決定し、待合せ対象者の各携帯電話端末へ最適な待合せ場所候補をそれぞれ案内通知するようにした案内システムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の待合せ案内システムにおいては、待合せ場所決定の際に待合せた後に向かうべき目的地が全く考慮に入っておらず、起点を出発し他者と合流した後に目的地に到着するまでに無駄な時間を費やすおそれがあった。また、ユーザによっては待合せのために明らかに目的地から離れる方向への経路が案内されるという問題があった。
【0005】
本発明は、従来の問題を解決するもので、待合せをするグループの各メンバーに対して、目的地を考慮に入れた最適な待合せ場所を提供する待合せ案内システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の待合せ案内システムは、情報を入力する情報入力手段と、現在位置を特定する位置特定手段と、情報入力手段と位置特定手段から得られる情報を待合せ案内サーバに送信し、待合せ案内サーバからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えたクライアントと、クライアントから送信されてきた情報と、記憶装置に納められた情報とを用いて、クライアントを所持するメンバーの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定する待合せ場所決定手段と、待合せ場所決定手段により決定された待合せ場所をクライアントに送信し、クライアントからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えた待合せ案内サーバとを含み、待合せ場所決定手段は、複数のクライアントそれぞれの起点から共通の目的地までの経路を、他のメンバーとの合流を優先するコスト計算に基づく手法で算出する待合せ優先経路探索手段を含んで構成されることを特徴とする。これにより、クライアントを有するメンバーは、他のメンバーと合流した地点から目的地までの経路を同じにし、その経路上のコストをすべて一定割合で下げることができるので、目的地から明らかに離れるような経路が案内されることがなくなり、効率よく目的地に到着することができる、すなわち、合流せずに目的地に到着する経路を許すことができる。
【0007】
さらに本発明の待合せ案内システムは、待合せ案内サーバは、外部の情報源からの外部情報を集めて管理する外部情報管理手段を有し、外部情報を待合せ場所決定手段への入力として利用することを特徴とする。この構成により、待合せ場所を決定する際の情報源を増やすことができ、より正確な待合せ場所案内や、様々な付加価値を付けた待合わせ場所案内が可能となる。
【0008】
さらに本発明の待合せ案内システムは、情報入力手段から入力する情報として、出発地、目的地、目的地への到着希望時刻、合流地点での停止時間、グループを特定するID、メンバーを特定するID、メンバー認証用のパスワードのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする。この構成により、グループのメンバー内で、共通の目的地、到着希望時刻を設定するようにして、グループのメンバーが自分の出発時刻を事前に知ることができるので、途中の待ち時間をなくし、希望時刻に目的地へ到着することができる。またグループ内メンバーの認証を行うことも可能となる。
【0009】
さらに本発明の待合せ案内システムは、待合せ案内サーバは、同一グループに属するメンバー全員からの情報を受信したことを判断し、同一グループに属するメンバーへ案内経路を自動的に送信する自動経路送信手段を有することを特徴とする。この構成により、同一グループに属するメンバー全員の情報が収集されたときに自動的に案内経路が配信されるので、クライアント側で他のメンバーの情報入力状況を確認する必要がない。
【0010】
さらに本発明の待合わせ案内システムは、待合わせ場所決定手段が、待合せ優先経路探索手段に関するパラメータを操作するパラメータ操作手段をさらに含んで構成されることを特徴とする。これにより、クライアントを有するメンバーは、他のメンバーと合流した地点から目的地までの経路を同じにし、その経路上のコストをすべて一定割合で下げること、および、コスト値を下げる割合は、パラメータ操作手段で操作することができるので、目的地から明らかに離れるような経路が案内されることがなくなり、効率よく目的地に到着することができる、すなわち、合流せずに目的地に到着する経路を許すことができる。
【0011】
さらに本発明の待合せ案内システムは、情報を入力する情報入力手段と、現在位置を特定する位置特定手段と、情報入力手段と位置特定手段から得られる情報を待合せ案内サーバに送信し、待合せ案内サーバからの情報を受け付ける情報送受信手段と、予定外の事態により時間ロスが予想されることを検出する時間ロス検出手段とを備えたクライアントと、クライアントから送信されてきた情報と、記憶装置に納められた情報とを用いて、クライアントを所持するメンバーの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定する待合せ場所決定手段と、待合せ場所決定手段により決定された待合せ場所をクライアントに送信し、クライアントからの情報を受け付ける情報送受信手段と、時間ロス検出手段が時間ロスを検出した場合に同一グループに属するメンバーが目指している待合せ場所もしくは目的地までの最短経路を計算し直す再探索手段とを備えた待合せ案内サーバとを含み、待合せ案内サーバは、メンバーの経路が再探索された経路に更新されたことによる影響を、グループの他のメンバーに自動的に通知する自動影響通知手段をさらに備えたことを特徴とする。この構成により、他のメンバーの動向をリアルタイムで知ることができるようになり、他のメンバーの状況を把握している安心感が得られる。
【0012】
さらに本発明の待合せ案内システムは、クライアントが、自身が持つ情報と待合せ案内サーバから得られた情報を、視覚的に表示する表示手段、もしくは音声により通知する音信号再生手段の少なくとも一方によりメンバーに通知することを特徴とする。この構成により、聴覚的、視覚的にメンバーに情報を提供するようにして、メンバーの状況に応じて複数の手段により情報の提供を受けることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0017】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る待合せ案内システムの全体構成を示すブロック図である。図1において待合せ案内システムは、待合せて共通の目的地にほぼ同時刻に到着することを希望するグループのメンバーにそれぞれ所持されるクライアント1と、待合せ案内サーバ2とで構成されている。クライアント1の情報入力手段11から得られる情報、すなわち出発地、目的地、到着希望時刻などの情報とクライアント1の位置特定手段12から得られる情報、すなわちメンバーの現在地情報とをクライアント1の情報送受信手段13を介して待合せ案内サーバ2に送信し、待合せ案内サーバ2は、クライアント1から送信されてきた情報を情報送受信手段22を介して受け取り、待合せ場所決定手段21でクライアント1から送信されてきた情報と、内部記憶装置27に納められた情報とを用いて、クライアント1を所持するメンバーとの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定し、情報送受信手段22を介して決定された経路情報をクライアント1に送信する。クライアント1は、上記経路情報を情報送受信手段13により受け取り、受け取った経路情報を表示手段15および音信号再生手段16を用いて案内する。
【0018】
クライアント1における情報入力手段11は、カーナビゲーションシステムにおける入力キーやタッチパネルやマイク、携帯電話端末のキーなどがこれに対応する。メンバーは、出発前に情報入力手段11により「出発地」、「目的地」、目的地への「到着希望時刻」、「合流地点(待合せ場所)での停止時間」と、メンバーの「メンバーID」、グループを特定するための「グループID」、グループのメンバーの認証を行うための「パスワード」を入力し、待合せ案内サーバ2へ送信する。
【0019】
また位置特定手段12は、現在位置を検出するための手段であり、GPS受信機などがこれに対応する。クライアント1の位置特定手段12がGPS受信機で構成された場合について説明すると、GPSアンテナを介して複数のGPS衛星からの電波を位置特定手段12としてのGPS受信機で受信し、各GPS衛星からの電波を受信するまでの時間差に基づいて自車の現在位置を計測する。また情報送受信手段13は、インターネットに接続可能な携帯電話端末などがこれに対応し、情報入力手段11と位置特定手段12により得られた現在位置を、インターネットや無線通信網などの通信網を介して待合せ案内サーバ2に送るとともに、待合せ案内サーバ2からの応答を受信する。
【0020】
また時間ロス検出手段14は、予定外の事態により発生した時間のロスを検出するための手段である。メンバーが案内経路を外れた場合や渋滞に巻き込まれてしまった場合など、予定に対して一定時間以上の遅れが発生したことを検出し、待合せ案内サーバ2へ時間のロスが発生したことを通知する情報を送信する。また表示手段15は、自車の位置情報や、待合せ案内サーバ2から配信された地図情報、経路情報などを視覚的に案内するもので、LCD・・・・・・・などがこれに対応する。また音信号再生手段16は、自車の位置情報や、待合せ案内サーバ2から配信された地図情報、経路情報などを聴覚的に案内するもので、スピーカーなどがこれに対応する。
【0021】
待合せ案内サーバ2における待合せ場所決定手段21は、待合せ優先経路探索手段211とパラメータ操作手段212とにより構成される。待合せ優先経路探索手段211は、あらかじめクライアント1から受け取っていた情報を元に、グループのメンバーが各々の出発地(もしくは現在地)から目的地まで向かう過程で効率よく他のメンバーと合流できるような待合せ場所と目的地までの経路を決定する。しかし、待合せ場所へ向かうために目的地から明らかに離れていくメンバーには、合流せずに直接目的地へ向かうことを許す。パラメータ操作手段212は、待合せの促進度を決定するパラメータを操作するためのものである。
【0022】
また情報送受信手段22は、クライアント1から送信されてくる情報を受信し、待合せ案内サーバ2からクライアント1へ情報を送信する。また外部情報管理手段23は、待合せ案内サーバ2の外部にある情報を収集し管理する。VICS情報を収集し管理することなどがこれに対応する。また再探索手段24は、クライアント1を所持するメンバーが、待合せ場所決定手段21により決定された案内経路から逸脱した場合や、予期せぬ渋滞に巻き込まれてしまった場合などに、再度現在目指している待合せ場所もしくは目的地へ最も早く到着できる経路を再探索する。
【0023】
また自動経路送信手段25は、同一グループのメンバー全員が情報入力手段11により入力した情報を情報送受信手段13により待合せ案内サーバ2へ情報を送信したことを確認し、待合せ場所決定手段21が決定した経路を自動的にグループのメンバー全員に送信する。自動影響通知手段26は、メンバーが再探索手段24で再探索された経路を受信し、経路が変わったことによる他のメンバーへの影響(これについては後述する)を自動的に通知する。
【0024】
また内部記憶装置27は、地図データベース(地図DB)271、ユーザ情報データベース(ユーザ情報DB)272、グループ情報データベース(グループ情報DB)273を内部に保有し管理する。地図DB271は、クライアント1の表示手段15に表示させる地図情報や、待合せ場所決定手段21、再探索手段24に使われるネットワーク情報を含んでいる。ユーザ情報DB272は、事前に待合せ案内サービス利用に登録しているメンバーのメンバーIDとパスワードを保持、管理している。グループ情報DB273は、クライアント1の情報入力手段11により入力され情報送受信手段13により送信されてきた情報と、待合せ案内サーバ2の待合せ場所決定手段21により決定された全メンバーの経路を保持するデータベースである。
【0025】
以上のように構成された待合せ案内システムの動作について図2乃至図5を参照しながら説明する。図2はクライアント1の動作を説明するフローチャートであり、図3は待合せ案内サーバ2の動作を説明するフローチャートである。ここで、待合せ案内サービスを利用するメンバーは、事前に待合せ案内サーバ2にユーザ登録を行う必要がある。以下、グループ内の全てのメンバーが事前にユーザ登録を済ませ、個人を特定するための「メンバーID」、個人認証用「パスワード」を得ているものとする。登録されたユーザ情報は、ユーザ情報DB272で管理される。
【0026】
まず、クライアント1が、通信網を介して待合せ案内サーバ2へアクセスすると(図2ステップA1)、待合せ案内サーバ2からログイン画面が送信されてくるので(図3ステップB1)、クライアント1はそれを受信して表示手段15に表示する。そして、メンバーはユーザ登録時に事前に設定しておいたメンバーIDとパスワードを入力する(図2ステップA2)。待合せ案内サーバ2では、アクセスしたメンバーが既に登録されたメンバーであるかどうかを判断し(図3ステップB2)、登録済みであればログインを許可する。
【0027】
ログインが許可されると、待合せ案内サーバ2は、メンバーがこれまでに登録されたグループのいずれかに所属するかどうかを判断する(図3ステップB3)。メンバーがどのグループにも属さない場合には、新規グループ登録画面をクライアント1に送信し(図3ステップB4)、表示手段15に表示する(図2ステップA3)。メンバーが既に登録されているグループに属する場合には、メンバー情報登録画面をクライアント1に送信し(図3ステップB5)、表示手段15に表示する(図2ステップA3)。新規グループ登録時には、グループを特定する「グループID」、自分の「出発地」、グループ内で共通の「目的地」、目的地への「到着希望時刻」、「合流地点(待合せ場所)での停止時間」、グループ内の「構成メンバーのメンバーID」を入力し(図2ステップA4)、待合せ案内サーバ2へ送信する(図2ステップA6)。一方、メンバー情報登録の際には、既に所属が指定されているグループを選択し、自分の「出発地」を入力し(図2ステップA5)、待合せ案内サーバ2へ送信する(図2ステップA6)。送信された情報は、グループ情報DB273で管理される(図3ステップB6)。
【0028】
次に、待合せ案内サーバ2は、グループ内の全メンバーが待合せ案内サーバ2に情報を送信したかを確認する(図3ステップB7)。グループ内の全メンバーの情報が集まっていない場合には、すべての情報が集まるまで待機する。
【0029】
グループの全メンバーの情報が集まったら、情報送受信手段22が外部情報を受信し(図3ステップB8)、外部情報管理手段23が当該外部情報を管理する。そして外部情報を加味した上で、待合せ場所決定手段21により、メンバーが目的地を考慮に入れつつ他のメンバーと合流できる経路を探索し決定する(図3ステップB9)。
【0030】
図4は、待合せ場所決定手段21の動作を説明するフローチャートである。待合せ場所決定手段21は、グループ共通の「目的地」、グループ全員の「メンバーID」と「出発地」(もしくは「現在地」)、目的地への「到着希望時刻」、「合流地点(待合せ場所)での停止時間」を入力とする(図4ステップC1)。待合せ場所決定手段21内の待合せ優先経路探索手段211は、最初にメンバー全員の出発点から目的地までの経路をそれぞれ独立に探索する(図4ステップC2)。次に、任意の2メンバーにより形成される組の中で、最も早い時刻に合流する組を探し、最も早い時刻に合流する組を構成するメンバーの「メンバーID」、「合流時刻」、「合流地点」、「合流地点から目的地までの最短経路」を得る(図4ステップC3)。そして、最も早い時刻に合流する組が合流する地点を当該組のメンバーの待合せ場所として確定し、その地点から目的地までの経路上のリンクに与えられたコスト値を一定の割合で小さくし、当該2メンバーの経路を確定する(図4ステップC5)。ここで、パラメータ操作手段212により、コスト値を下げる割合を増やすと、他のメンバーとの合流をさらに促進することができる。以上の処理を終了後、当該2メンバーを除いたグループのメンバーについて、コスト値が変更された経路に対して再度経路探索を行う(図4ステップC6)。その結果、いずれの組も合流しない場合、又は全てのメンバーの経路が確定している場合、又は経路未確定メンバーが1人である場合には(図4ステップC4)、目的地への到着希望時刻、合流地点での停止時間を考慮に入れた上で時間を逆算して求めた「各メンバーの出発時刻」と、「目的地」、「各出発地」、他のメンバーとの「各合流地点」・「各合流時刻」・「合流地点(待合せ場所)での停止時間」・「合流メンバー」のリスト、「メンバー全員の経路」、「到着予定時刻」を決定する(図4ステップC7)。
【0031】
待合せ場所決定手段21による処理が終了後、目的地への到着希望時刻から逆算された各メンバーの「出発時刻」、グループ内共通の「目的地」、各メンバーの「出発地」、目的地への「到着予定時刻」、決定された経路上にある地図情報である「地図情報」(図3ステップB10)、「各メンバーの目的地への経路」、「他のメンバーの目的地への経路」と、合流するメンバーの「メンバーID」・「合流地点」・「合流地点(待合せ場所)での停止時間」・「合流時刻」のリストを得ることができる(図3ステップB11)。得られた情報は、グループ情報DB273に追加された後(図3ステップB12)、自動経路送信手段25により自動的にクライアント1へ送信される(図3ステップB13)。
【0032】
クライアント1は、待合せ案内サーバ2から経路配信を受ける(図2ステップA7)。待合せ案内サーバ2から、目的地への到着希望時刻から逆算された「出発時刻」、グループ内共通の「目的地」、自分の「出発地」、目的地への「到着予定時刻」、経路上にある地図を検索して得られた「地図情報」、自分の「目的地までの経路」、他のメンバーの「目的地への経路」と、合流するメンバーの「メンバーID」・「合流地点」・合流に要する「合流時間」・「合流時刻」・「合流地点(待合せ場所)での停止時間」のリストを受信(図2ステップA8)し、これらの情報を元に、表示手段15の地図上に、自分の目的地までの経路と他のメンバーの目的地までの経路、そして他のメンバーとの待合せ場所などを表示し(図2ステップA9)、案内を開始する。このとき、表示手段15の表示のみによる案内に限らず、音信号再生手段16による音声のみの案内を行ってもよいし、表示手段15と音信号再生手段16の両方による案内を行ってもよい。
【0033】
図5に待合せ場所決定手段21により決定された全メンバーの経路の例を示す。ここで、地点A〜Dはそれぞれグループの構成メンバーa〜dの出発地である。また、地点ア、イは、それぞれメンバーaとメンバーb、メンバーa、bとメンバーcの合流地点を表している。GOAL地点は、グループの目的地である。このグループは、12:00に目的地へ到着することを希望している。また合流地点(待合せ場所)での停止時間を5分としている。図5のように表されるグループでは、メンバーaとメンバーbは出発地A、Bを、それぞれ10:15、10:00に出発し、地点アで11:00に合流する。地点アでは合流のために5分間停止する。その後、11:05にメンバーa、bは共に次の地点イへ向けて出発する。また、メンバーcは、出発地Cを10:30に出発し、11:30に地点イでメンバーa、bと合流する。地点イでは合流のために5分間停止し、11:35にメンバーa、b、cは共に目的地へ向けて出発する。一方、メンバーdは、目的地に到着するまでに他のメンバーと合流するのではなく、12:00に直接目的地に到着できるような経路が案内されている。
【0034】
以上のように第1の実施形態においては、目的地も考慮に入れて待合せ場所を決定するため、他のメンバーが効率よく合流しながら目的地まで向かうことが可能となる。また、事前に目的地への希望到着時間を定めておくことで、各メンバーがいつ各出発地を出発すべきかを知ることができる。これにより、待合せ場所と目的地における待ち時間をなくすことが可能となる。
【0035】
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施形態に係る待合せ案内システムとして、案内中にメンバーが案内経路を逸脱した場合や、予定外の渋滞に巻き込まれてしまった場合について説明する。なお、上述した第1の実施形態において、名称が同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略する。以下、第2の実施形態の特徴部分を中心に図6及び図7を用いて説明する。
【0036】
図6は、本発明の第2の実施形態におけるクライアント1の動作を説明するフローチャートであり、図7は本発明の第2の実施形態における待合せ案内サーバ2の動作を説明するフローチャートである。時間ロス検出手段14は、案内中にメンバーが案内経路を逸脱した場合や、予定外の渋滞に巻き込まれてしまった場合など、予定に対して一定時間以上の遅れが発生したことを検出する(図6ステップD1)。時間ロスの発生が検出されると、クライアント1は、待合せ案内サーバ2へ「メンバーID」、検出した「現在位置」、「現在向かっている地点」(合流地点、もしくは目的地)の送信を行う(図6ステップD2)。待合せ案内サーバ2ではこれらの情報を受信し(図7ステップE1)、メンバーIDを用いてグループ情報DB273から既に配信済みの情報一覧を取得する(図7ステップE2)。そして、取得した情報に基づき、再探索手段24が、メンバーが現在向かっている地点までより早く到着することができる経路を再探索する(図7ステップE3)。
【0037】
ここで、「現在向かっている地点」について、図5を用いて説明する。メンバーa、bがそれぞれ地点A、Bから地点アまでの経路上にいる時には、両者の当面の目的地は合流地点アとなる。そこで、このような場合には、メンバーa、bの現在向かっている地点は、合流地点アであるとする。一方、メンバーa、b、cが地点イから目的地(GOAL地点)までの経路上にいる場合には、三者の現在向かっている地点は、目的地(GOAL地点)であるとする。
【0038】
自動影響通知手段26は、メンバーが現在向かっている地点が合流地点であるのか、目的地(GOAL地点)であるのかを判別し(図7ステップE4)、合流地点である場合には、次に合流するメンバーに合流地点到着予定時刻、再探索された経路、メンバーIDを送信する(図7ステップE5)。一方、目的地(GOAL地点)に向かっている場合には、これまでに合流したメンバー以外の全メンバーに目的地への到着予定時刻、再探索された経路、メンバーIDを送信する(図7ステップE6)。その後、更新された情報をグループ情報DB273に反映させる(図7ステップE7)。
【0039】
クライアント1では、待合せ案内サーバ2から新たに探索された経路の配信を受けると、その経路を表示手段15に表示させ(図6ステップD3)、案内を開始する。上述した第1の実施形態と同様に、表示手段15による表示に限らず、音信号再生手段16による音声のみの案内でもよいし、表示手段15と音信号再生手段16の両方による案内でもよい。
【0040】
以上のように本発明の第2の実施形態においては、案内中に案内経路から外れてしまった場合や、予想外の渋滞により合流時刻、目的地到着時刻に遅れが生じる可能性がある場合に、合流地点を頻繁に変えることによる他のメンバーに混乱を与える可能性を考え、敢えて合流地点の変更を許さないようにし、しかし、現在向かっている地点まで最も早く到着できるような経路を再探索し、時間のロスを最小限に抑える。また、合流予定のメンバーが合流地点になかなか現れないことによる精神的不安を解消するために、合流予定メンバーに予期せぬ事態が発生したときに、自動的に待合せ案内サーバから当該メンバーの動向がリアルタイムで通知される。これにより、メンバーは安心感を得ることができる。
【0041】
【発明の効果】
以上のように本発明の待合せ案内システムは、情報を入力する情報入力手段と、現在位置を特定する位置特定手段と、前記情報入力手段と前記位置特定手段から得られる情報を待合せ案内サーバに送信し、前記待合せ案内サーバからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えたクライアントと、前記クライアントから送信されてきた情報と、記憶装置に納められた情報とを用いて、前記クライアントを所持するメンバーの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定する待合せ場所決定手段と、前記待合せ場所決定手段により決定された待合せ場所を前記クライアントに送信し、前記クライアントからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えた待合せ案内サーバとを含むことを特徴とする。この構成により、グループの各メンバーが目的地までのそれぞれの経路の途中で、他のメンバーと合流しながら希望時刻に効率よく目的地に到着することができるような経路を、待合せ案内サーバからクライアントに配信することができる。これにより、従来に比べてより早く目的地に到着することができる経路を案内することができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る待合せ案内システムの全体構成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施形態におけるクライアントの動作説明のためのフローチャート
【図3】本発明の第1の実施形態における待合せ案内サーバの動作説明のためのフローチャート
【図4】本発明の第1の実施形態における待合せ場所決定手段の動作説明のためのフローチャート
【図5】本発明の第1の実施形態における待合せ場所決定手段により得られたグループの全メンバーの経路の例を示す図
【図6】本発明の第2の実施形態におけるクライアントの動作説明のためのフローチャート
【図7】本発明の第2の実施形態における待合せ案内サーバの動作説明のためのフローチャート
【符号の説明】
1 クライアント
2 待合せ案内サーバ
11 情報入力手段
12 位置特定手段
13 情報送受信手段
14 時間ロス検出手段
15 表示手段
16 音信号再生手段
2 待合せ案内サーバ
21 待合せ場所決定手段
22 情報送受信手段
23 外部情報管理手段
24 再探索手段
25 自動経路送信手段
26 自動影響通知手段
27 内部記憶装置
211 待合せ優先経路探索手段
212 パラメータ操作手段
271 地図DB
272 ユーザ情報DB
273 グループ情報DB
Claims (7)
- 情報を入力する情報入力手段と、現在位置を特定する位置特定手段と、前記情報入力手段と前記位置特定手段から得られる情報を待合せ案内サーバに送信し、前記待合せ案内サーバからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えたクライアントと、
前記クライアントから送信されてきた情報と、記憶装置に納められた情報とを用いて、前記クライアントを所持するメンバーの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定する待合せ場所決定手段と、前記待合せ場所決定手段により決定された待合せ場所を前記クライアントに送信し、前記クライアントからの情報を受け付ける情報送受信手段とを備えた待合せ案内サーバとを含み、
前記待合せ場所決定手段は、複数の前記クライアントそれぞれの起点から共通の目的地までの経路を、他のメンバーとの合流を優先するコスト計算に基づく手法で算出する待合せ優先経路探索手段を含んで構成されることを特徴とする待合せ案内システム。 - 前記待合せ案内サーバは、外部の情報源からの外部情報を集めて管理する外部情報管理手段を有し、前記外部情報を前記待合せ場所決定手段への入力として利用することを特徴とする請求項1記載の待合せ案内システム。
- 前記情報入力手段から入力する情報として、出発地、目的地、目的地への到着希望時刻、合流地点での停止時間、グループを特定するID、メンバーを特定するID、メンバー認証用のパスワードのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1記載の待合せ案内システム。
- 前記待合せ案内サーバは、同一グループに属するメンバー全員からの情報を受信したことを判断し、前記同一グループに属するメンバーへ案内経路を自動的に送信する自動経路送信手段を有することを特徴とする請求項1記載の待合せ案内システム。
- 前記待合わせ場所決定手段は、前記待合せ優先経路探索手段に関するパラメータを操作するパラメータ操作手段をさらに含んで構成されることを特徴とする請求項1記載の待合わせ案内システム。
- 情報を入力する情報入力手段と、現在位置を特定する位置特定手段と、前記情報入力手段と前記位置特定手段から得られる情報を待合せ案内サーバに送信し、前記待合せ案内サーバからの情報を受け付ける情報送受信手段と、予定外の事態により時間ロスが予想されることを検出する時間ロス検出手段とを備えたクライアントと、
前記クライアントから送信されてきた情報と、記憶装置に納められた情報とを用いて、前記クライアントを所持するメンバーの最適な待合せ場所と目的地までの経路を決定する待合せ場所決定手段と、前記待合せ場所決定手段により決定された待合せ場所を前記クライアントに送信し、前記クライアントからの情報を受け付ける情報送受信手段と、前記時間ロス検出手段が時間ロスを検出した場合に同一グループに属するメンバーが目指している待合せ場所もしくは目的地までの最短経路を計算し直す再探索手段とを備えた待合せ案内サーバとを含み、
前記待合せ案内サーバは、前記メンバーの経路が再探索された経路に更新されたことによる影響を、グループの他のメンバーに自動的に通知する自動影響通知手段をさらに備えたことを特徴とする待合せ案内システム。 - 前記クライアントは、自身が持つ情報と前記待合せ案内サーバから得られた情報を、視覚的に表示する表示手段、もしくは音声により通知する音信号再生手段のうち少なくとも一方によりメンバーに通知することを特徴とする請求項1または請求項6記載の待合せ案内システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002205919A JP4131649B2 (ja) | 2002-07-15 | 2002-07-15 | 待合せ案内システム |
Applications Claiming Priority (1)
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