JP4131415B2 - 両面研磨装置 - Google Patents

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この発明は、半導体ウェハ、フォトマスク等のワークを研磨する両面研磨装置に関する。
特許文献1に開示される平面研磨装置は、流体を支持媒体とする吊支用シリンダによって上定盤を支持し、ワークに均等な加工荷重を作用させるようにしたもので、流体を支持媒体として上定盤を支持する複数の支持機構を、上定盤を昇降させる昇降機構に取り付けられた定盤吊りと上定盤の間に、前記上定盤の略中心軸線の回りに所要の間隔をおいて介設したものである。
特許文献2に開示される研磨装置は、上定盤を昇降させるシリンダ装置のロッドの先端に上定盤とほぼ同じ大きさの支持円板を有し、この支持円板と上定盤の間を複数に支持ロッドにより支持することによって上定盤のたわみを抑制するようにしたものである。
特許文献3は、回転可能に設けられる下定盤と、この下定盤の上方に上下動可能且つ回転可能に設けられる上定盤と、前記下定盤の中心部に回転可能に設けられたサンギアと、前記下定盤の外周側に回転可能に設けられるインターナルギアと、前記下低倍の上部に設けられると共に、サンギア及びインターナルギアに噛合して両ギアの回転に追従して自転、公転が可能であり、且つワークを保持可能なキャリアとを備えた両面研磨装置において、前記上定盤の上方に駆動源に連結されたアームを設け、このアームの外周端面部又は前記上定盤の外周端面部のいずれか一方に、径方向外方に吐出する駆動ピンを設け、前記アームの外周端面部又は前記上定盤の外周端面部のいずれか他方に、前記駆動ピンが回転方向に所定のクリアランスをもって係合する溝を有する駆動ブラケットを設け、前記駆動ピンと前記駆動ブラケットとにより前記アーム側の駆動力を前記上定盤側に伝達する駆動力伝達機構を構成したことを開示する。また、前記アームと前記上定盤とを吊下げ部材を介して相対的に接離可能に連結したことを開示する。
特開2002−120143号公報 特開2002−154049号公報 特開2002−346918号公報
上述した特許文献に開示されるように、上定盤による荷重をワークに均等にかけること、上定盤のたわみを防止することが両面研磨装置における大きな課題であり、さらに近年では高い研磨精度が要求されることから、上記課題をさらに精度良く改善することが望まれている。
また、上定盤の揺動支点としての吊支位置が、シリンダのロッド端部であるため、上定盤と揺動支点との距離が大きく、ロッドの変動による上定盤の変動が大きくなるという不具合が生じる。
このため、本発明は、上定盤の変動を抑制し且つ上定盤のたわみを抑制して、ワークへの荷重を均等にかけることのできる両面研磨装置を提供することにある。
したがって、この発明は、回転可能な下定盤と、昇降機構によって該下定盤に対して昇降自在であると共に回転可能な上定盤と、前記下定盤と前記上定盤に挟持されると共に複数のワークが装着されるキャリアと、該キャリアを前記下定盤及び上定盤の間で自転及び公転させる自公転機構とを具備する両面研磨装置において、前記上定盤を吊支する上定盤支持プレートが、前記昇降機構の上下動可能な支持ロッドの端部に揺動自在に設けられるジャイロ機構の上部に接続され、該ジャイロ機構の中心位置が、前記上定盤の研磨面と略同一の平面上に位置することにある。
これによって、上定盤の傾斜及びジャイロ機構の中心位置が、上定盤の研磨面と略同一平面上に位置するため、上定盤の吊支位置と支持ロッドに接続されるジャイロ機構の中心位置との距離を最小限とすることができるので、上定盤の変動を最小限にとどめることができるものである。
上述した構成により、この発明によれば、上定盤支持プレートを保持するジャイロ機構の中心位置を前記上定盤の研磨面と略同一平面上に位置させたことから、上定盤の研磨面とジャイロ機構の中心位置との間の距離を最小限にすることができるために、揺動の幅を小さくすることができるので、研磨精度を向上させることができるものである。
以下、この発明の実施例について図面により説明する。
本願発明の実施例に係る両面研磨装置1は、図1及び図2で示すように、複数のワークが装着された図示しない複数のキャリアを挟持して両面研磨を行う上定盤2及び下定盤3、前記キャリアが噛合して自転しながら公転するためのサンギア4及びインターナルギア5を具備する。
前記下定盤3は、下定盤保持プレート6に固定されて保持され、この下定盤プレート6が固定される回転筒軸7を介して回転される。前記回転筒軸7の内部には、該回転筒軸7を貫通する回転軸8が設けられ、この回転軸8の先端には有底円筒状のサンギア部9が固定され、前記回転軸8が回転することによって前記サンギア部9の先端外周縁に形成された前記サンギア4が回転する。また、前記回転筒軸7の外側には、この回転筒軸7にかかる軸方向の荷重を受けつつこの回転自在に保持する円筒保持部10が設けられる。また、この円筒保持部10の外周には、インターナルギア5を駆動するための回転外筒部11が回転自在に配され、この回転外筒部11にはこの回転外筒部11の径方向外周に延出するインターナルギア用周壁部12が形成され、このインターナルギア用周壁部12の上端内周縁に前記インターナルギア5が固定される。
また、前記回転外筒部11は、ギア機構13を介してモータ14によって回転され、前記回転筒部7は、ベルト等の連結機構16を介してモータ17によって回転される。また、前記回転軸8はギア機構18を介して前記回転筒部7と連結されて回転する。
前記上定盤2は、昇降機構19によって上下方向に移動可能である。この昇降機構19は、前記上定盤2を大きいスケールで上下移動可能させる第1のリフト機構20と、小さいスケールで上下移動させる第2のリフト機構21と、前記上定盤2を支持する支持ロッド30を具備し、さらに前記支持ロッド30を回転させるモータ22とギア機構23を具備する。
前記上定盤2は、図2及び図3に示すように、回転可能な前記支持ロッド30が嵌着される円筒保持部31の先端に設けられたジャイロ機構40を介してこのジャイロ機構40の上部に固定される上定盤支持プレート50に固定される。この上定盤支持プレート50と前記上定盤2の固定箇所Sは、前記上定盤2の径方向断面における重心位置Oよりも径方向外側に所定値dだけ離れた場所が設定される。これにより、上定盤2には、この上定盤2の内周縁部が下方に下がる方向に荷重がかかるが、この荷重は上定盤2の内周縁部が圧縮される方向にかかるため、外周縁部が下がる方向に荷重がかかる場合に比べて上定盤2の変形を抑制できる。
また、前記上定盤支持プレート50には、前記支持ロッド30が貫通する貫通孔52に周縁に形成された円筒部53から径方向に沿って延出する補強リブ51が複数形成される。これによって、前記上定盤プレート50が上定盤2の荷重によって変形することを防止できるので、上定盤2のたわみをさらに防止することができると共に、上定盤2によってキャリアのワークにかかる荷重を均一化することができるものである。
前記ジャイロ機構40は、前記円筒保持部31に固定される第1の軸ロッド41と、この第1の軸ロッド41の周方向に回転可能な第1のリング42と、この第1のリング42に固定される図示しない第2の軸ロッドと、この図示しない第2の軸ロッドの周方向に回転可能な第2のリング43と、この第2のリング43に固定される第3の軸ロッド44と、この第3の軸ロッド44の周方向に回転可能な第3のリング45とによって構成され、前記上定盤支持プレート50は、第3のリング45の上端に固定される。また、第3のリング45の下端にはカバープレート46が配される。また、この実施例では、前記第1のロッド41、第2のロッド及び第3のロッド44は、それぞれ60度の位相をもって配置される。また、それぞれの軸ロッドには、対向して配された図示しない対の軸ロッドが存在する。これによって、前記上定盤保持プレート50及び上定盤2は、前記支持ロッド30に対してあらゆる三次元方向において変動することができるので、支持ロッド30等の微妙なズレ等を吸収し、上定盤2の下定盤3に対する平行度を保つことができるものである。また、前記第1の軸ロッド41、第2の軸ロッド及び第3の軸ロッド44の中心軸(ジャイロ機構の中心位置)は、前記上定盤2の研磨面と略同一平面に位置するものである。
以上の構成により、下定盤3上に、複数のワークが装着されたキャリアを前記サンギア4及びインターナルギア5に噛合させて配置し、上定盤2を下定盤3上に降下させてキャリアを挟持し、上定盤2、下定盤3、サンギア4及びインターナルギア5を所定の方向に回転させることによって前記ワークの両面研磨を行うことができるものである。また、この作業において、上定盤2のたわみが極限まで抑制されていることから、上定盤2の平行度が保てると共に、上定盤2の荷重を均一にキャリアのワークにかけることができるので、ワークの研磨精度を高くすることができるものである。
本願発明に実施例に係る両面研磨装置の概略構成図である。 本願発明の実施例に係る両面研磨装置の上定盤及び下定盤付近の拡大構成図である。 本願発明の実施例に係る両面研磨装置の上定盤の拡大構成図である。
符号の説明
1 両面研磨装置
2 上定盤
3 下定盤
4 サンギア
5 インターナルギア
6 下定盤プレート
7 回転筒軸
8 回転軸
9 サンギア部
10 円筒保持部
11 回転外筒部
12 インターナルギア周壁部
13 ギア機構
14 モータ
16 連結機構
17 モータ
18 ギア機構
19 昇降機構
20 第1のリフト機構
21 第2のリフト機構
22 モータ
23 ギア機構
30 支持ロッド
40 ジャイロ機構
50 上定盤保持プレート
51 補強リブ

Claims (1)

  1. 回転可能な下定盤と、昇降機構によって該下定盤に対して昇降自在であると共に回転可能な上定盤と、前記下定盤と前記上定盤に挟持されると共に複数のワークが装着されるキャリアと、該キャリアを前記下定盤及び上定盤の間で自転及び公転させる自公転機構とを具備する両面研磨装置において、
    前記上定盤を吊支する上定盤支持プレートが、前記昇降機構の上下動可能な支持ロッドの端部に揺動自在に設けられるジャイロ機構の上部に接続され、該ジャイロ機構の中心位置が、前記上定盤の研磨面と略同一の平面上に位置することを特徴とする両面研磨装置。
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