JP4131085B2 - オーディオ信号処理方法およびオーディオ信号処理装置 - Google Patents

オーディオ信号処理方法およびオーディオ信号処理装置 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、オーディオ信号処理方法並びにオーディオ信号処理装置に関する。特に、本発明は、オーディオデータのデコードを行う音声信号処理装置、音声信号処理方法および光ディスク装置に適用することができる。
【背景技術】
【0002】
DVD(ディジタル・バーサタイル・ディスク)再生装置のディジタルオーディオ端子から出力されるディジタルデータ(IEC61937フォーマット)には、従来のCD(コンパクト・ディスク)などと同じリニアPCM(パルス・コード・変調)の他に、ドルビー社の提案しているAC−3(商標),MPEG,DTS社の提唱しているdts(商標)といった様々なフォーマットの圧縮音声データが存在するため、DVD再生装置に接続される外部デコーダ装置はこれらのデータのフォーマットを判断して的確に処理しなければならない。
【0003】
これらの圧縮音声データは、デコーダ装置側から見れば、単に従来の16ビットPCMデータであり、実際にそのデータがそのまま復調可能なPCMデータであるのか、伸張処理等のデコード処理を要する圧縮音声データであるのかは、その16ビットデータ中に存在するバーストプリアンブル中のシンク信号を検出するまで判別することができない。
DVDの再生信号の場合は、IEC61937フォーマット上にあるチャンネルステータスやPCMフラグを検出することによりある程度の判断をすることが可能であるが、最近米国で発売されているdts方式で記録されているCDなどはDVD再生装置でも通常のCD(Compact Disc)として扱われるために、PCMフラグに頼ってPCMデータの判断をするのは危険である。
【0004】
そこで、従来のデコーダ装置では、入力されたデータのビットパターンと、考え得るシンクパターンを常に比較しておき、もし何らかの圧縮音声データを示すシンク信号が検出された場合にはPCMデータの音声デコードを中止し、もしデコード可能であれば、デコーダ装置を起動するなどして、圧縮音声データの誤デコードによるノイズを防止するようにしていた。
【0005】
従来の文献には、ノイズやクリック音の低減を目的とし、変換則に存在しない値のデータ入力数を検出し、その検出結果が所定値以上となったときは出力音声をミュート状態に制御する音声信号処理装置が開示されている(特許文献1参照)。
【0006】
従来の文献には、音声チャネル切替時のノイズを抑えることを目的とし、複数種類の音声データのうちの1種類(音声チャネル1)が別種類(音声チャネル2)に変更されるとき、音声チャネル1の音声出力をフェードアウトしたあと、音声チャネル2の音声出力にフェードインする切替可能音声チャネルの出力制御システムが開示されている(特許文献2参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平5−316056号公報
【特許文献2】
特開平8−287613号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、上述した従来の圧縮音声データ検出のアルゴリズムには、以下のような不都合があった。
まず第1に、DVD再生装置側でトリックプレイ通常の再生速度の2倍で再生する、所謂2倍速再生、早送り、スキップなどの動作が行われた場合、DVDから出力されるデータストリームの連続性がなくなるために、シンク信号を失って、最悪の場合にはPCMデータと誤認識する可能性がある。
【0009】
第2に、通常のCDとして扱われるdts−CDや、dts−LD(dts方式で音声が記録された光学式ビデオディスク)の早送りなどでは、データストリームに無関係に寸断された状態のディジタルデータがPCMデータとして出力されるために、デコーダ装置側から見ればPCMデータとまったく区別がつかず、このためノイズを出力してしまう。
第3に、新しいフォーマットが出現した場合、そのシンク信号規格が異なった場合はまったく対処できず、このため、ノイズを出力してしまう可能性がある。
【0010】
特開平5−316056号公報記載の音声信号処理装置は、音声信号をサンプリングして得たディジタルデータの複数個を単位として誤り訂正信号を付加して伝送した際に、フラグを検出できない場合や誤り訂正不可能な場合の音声信号の処理に関するものであり、圧縮音声データのデコードのための検出に関しては何等考慮されていない。
【0011】
特開平8−287613号公報記載の切替可能音声チャネルの出力制御システムは、複数チャネルの音声データを再生する際に、音声チャネルの切替時にノイズが発生するのを防止するものであり、圧縮音声データのデコードのための検出に関しては何等考慮されていない。
【0012】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、圧縮音声ディジタルデータが入力された場合のノイズを抑制することができる音声信号処理装置、音声信号処理方法および光ディスク装置を提案しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
かかる課題を解決するため本発明のオーディオ信号処理方法は、供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、圧縮されたオーディオデータであると判別し、上記供給されたデータのデコード処理を行うものである。
【0014】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号を検出する検出手段と、上記検出手段による検出結果により、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記供給されているデータが圧縮されたオーディオデータであると判別する判別手段と、上記判別手段による判別結果に基づいて上記供給されたデータのデコード処理を行うデコード手段とを備えているものである。
【0015】
本発明のオーディオ信号処理方法およびオーディオ信号処理装置によれば、以下の作用をする。
光ディスク装置で何も再生されていないときには、第1の状態としてゼロデータ検出を行い、検出手段におけるストリーム検出部では連続ゼロデータが出力されている。
光ディスク装置から再生されたとき、最初にゼロ以外のデータが検出手段に入力された時点から後の所定期間は、入力データが判断できない第2の状態となり、出力はミュートされたままとなる。
【0016】
この第2の状態の所定期間中に、何らかのシンク信号が検出されたときは、そのシンク信号に応じたデコードプログラムを起動し、第3の状態としてディジタル圧縮音声データのデコードを行う。
また、もしもこの第2の状態の所定期間中に、所定数連続のゼロデータが検出されたときは、所定期間をカウントするカウンターのカウント値をクリアして、さらに、そこから所定期間第2の状態を維持する。
【0017】
また、第2の状態から所定期間に上述した検出が行われなかった時点で初めて判別手段により入力データはディジタルオーディオデータであると判断し、第4の状態として直ちにデコード手段におけるディジタルオーディオデータのデコードを開始する。この際、過去の所定期間分のデータをバッファに蓄えておくことにより、頭切れすることなく、ディジタルオーディオデータの再生を行うことができる。
【0018】
また、第3の状態のデコード手段によるディジタル圧縮音声データのデコード中、または第4の状態のデコード手段によるディジタルオーディオデータのデコード中に、入力データが最大期間連続してゼロデータであったとき、光ディスク装置の動作がストップしたり、ディスクの入れ替えが行われていると判断して、最初の第1の状態で示すゼロデータ検出状態に遷移し、上述した状態の遷移を繰り返す。
【発明の効果】
【0019】
本発明のオーディオ信号処理方法は、供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、圧縮されたオーディオデータであると判別し、上記供給されたデータのデコード処理を行うようにしたので、入力信号を供給する光ディスク再生装置(DVDプレーヤ)側でトリックプレイ(2倍速再生、早送り、スキップ)が行われた場合など、入力されるデータストリームの連続性がなくなった場合でも、入力信号がディジタルオーディオデータ(PCM)であると誤認識することがなくなり、このため、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0020】
また、本発明のオーディオ信号処理方法は、上述において、上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータがされることなく上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記ンク信号に基づいて上記供給されているデータのデコード処理に切り換えてデコード処理を行うようにしたので、新しいフォーマットの入力信号が出現した場合であって、そのシンク信号規格が異なった場合でも、圧縮音声データ上に所定期間を超える連続したゼロデータが存在する限りにおいては、入力信号は圧縮音声のディジタルデータであると判断することにより、入力信号がディジタルオーディオデータ(PCM)であると誤認識することを防止することができ、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0021】
また、本発明のオーディオ信号処理方法は、上述において、上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかったときには、非圧縮のオーディオデータであると判別してデコード処理を行うようにしたので、従来のようにPCMフラグに頼らずにPCM検出を行うことができ、また、通常のCDとして扱われるdts方式で音声等が記録された光ディスクの早送りなどで、ストリームに無関係に寸断された状態のディジタルデータがPCMデータとして出力された場合でも、連続ゼロデータの検出により圧縮音声データであると判断するので、最低限PCMではないと判断することにより、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0022】
また、本発明のオーディオ信号処理方法は、上述において、上記方法は、上記数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかった上記所定期間に上記供給されるオーディオデータを蓄え、上記非圧縮のオーディオデータであると判別されたときには上記蓄えられているオーディオデータをデコード処理した結果に連続して上記供給されたデータをデコード処理した結果を出力するので、出力データが頭切れすることなく、PCM方式の音声データの再生を行うことができるという効果を奏する。
【0023】
また、本発明のオーディオ信号処理方法は、上述において、上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にゼロ以外のデータが検出されたときに、上記デコード処理されたデータの出力をミューティングするので、入力データの判断ができない状態での出力をミュートしてノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0024】
また、本発明のオーディオ信号処理方法は、上述において、上記方法は、上記デコード処理中に供給されたデータが連続してゼロであったときには、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出される供給されているデータの検出動作を再び行うので、光ディスク再生装置で何も再生されていないときの状態を連続して検出して、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0025】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号を検出する検出手段と、上記検出手段による検出結果により、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記供給されているデータが圧縮されたオーディオデータであると判別する判別手段と、上記判別手段による判別結果に基づいて上記供給されたデータのデコード処理を行うデコード手段とを備えているので、入力信号を供給する光ディスク再生装置(DVDプレーヤ)側でトリックプレイ(2倍速再生、早送り、スキップ)が行われた場合など、入力されるデータストリームの連続性がなくなった場合でも、入力信号がディジタルオーディオデータ(PCM)であると誤認識することがなくなり、このため、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0026】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記デコード手段は、上記検出手段による検出結果により、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータがされることなく上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記ンク信号に基づいて上記供給されているデータのデコード処理に切り換え、上記供給されているデータにデコード処理を行うので、新しいフォーマットの入力信号が出現した場合であって、そのシンク信号規格が異なった場合でも、ディジタル圧縮音声データ上に所定期間を超える連続したゼロデータが存在する限りにおいては、入力信号は圧縮音声のディジタルデータであると判断することにより、入力信号がディジタルオーディオデータ(PCM)であると誤認識することを防止することができるという効果を奏する。
【0027】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記判別手段は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかったときには、非圧縮のオーディオデータであると判別してデコード処理を行うので、従来のようにPCMフラグに頼らずにPCM検出を行うことができ、また、通常のCDとして扱われるdts方式で音声等が記録された光ディスクの早送りなどで、ストリームに無関係に寸断された状態のディジタルデータがPCMデータとして出力された場合でも、連続ゼロデータの検出により圧縮音声データであると判断するので、最低限PCMではないと判断することにより、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0028】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記デコード手段は、上記数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかった上記所定期間に上記供給されるオーディオデータを蓄えるメモリを備え、上記装置は上記非圧縮のオーディオデータであると判別されたときには上記メモリに蓄えられているオーディオデータを上記デコード手段によってデコード処理した出力データに連続して上記供給されたデータをデコード処理したデータを出力するので、過去の所定期間のサンプル分のデータをメモリに蓄えておくことにより、出力データが頭切れすることなく、PCM方式の音声データの再生を行うことができるという効果を奏する。
【0029】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記装置は、更に上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にゼロ以外のデータが検出されている上記所定期間、上記デコード処理されたデータの出力をミューティングするミューティング手段を備えているので、入力データの判断ができない状態での出力をミュートしてノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0030】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記ミューティング手段は、上記デコード手段によるデコード動作の開始によってミューティング動作が解除されるので、入力データの判断に基づいてデコードを開始した状態での滑らかな音声出力を開始するができノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【0031】
また、本発明のオーディオ信号処理装置は、上述において、上記装置は、上記デコード手段によるデコード処理中に供給されたデータが連続してゼロデータであったときには、上記検出手段による上記供給されているデータの検出動作を再び行うので、光ディスク再生装置で何も再生されていないときの状態を連続して検出して、ノイズの発生を防止することができるという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0032】
発明を実施するための最良の形態 以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態の音声信号処理装置について詳述する。
図1は、本発明の実施の形態に係る光ディスク再生装置における音声信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【0033】
図1に示す、本発明の実施の形態の音声信号処理装置は、ディジタルオーディオデータをデコードし、音声信号を出力するものであって、圧縮された音声ディジタルデータが入力された場合のノイズを抑制するために、圧縮された音声データの特徴である数サンプル連続したゼロデータを検出し、PCM方式のディジタル信号、即ち圧縮されていないディジタルオーディオ信号以外の信号又はデータが入力された場合は音声デコードを停止し、圧縮データのデコードをして音声出力をミュートするものである。
【0034】
ディスク状の記録媒体としてのDVDから光学ピックアップにより読み取られた信号は、光ディスク再生装置において光電変換されて信号増幅され、A/D変換器によりアナログ信号をディジタル信号に変換し、信号処理回路に供給される。信号処理回路では、DVDから読み出された信号の復調、誤り訂正処理、8/16変調処理に対する復調処理を行い、オーディオストリームを出力する。このオーディオストリームは、図1に示すデコード装置としての音声信号処理装置に供給される。このオーディオストリームは、AC−3,MPEGまたはdtsフォーマットの圧縮された音声データおよび圧縮されていない音声データ、即ちPCMディジタルオーディオデータである。
【0035】
PCMディジタルデータはサンプリング周波数48kHzまたは96kHzの無圧縮のディジタル音声データである。AC−3はSR・D(ドルビーステレオディジタル:登録商標)で用いられている圧縮方式である。MPEG(ムービング・ピクチャー・エキスパーツ・グループ)は、マルチチャンネルを扱えるようにMPEG2拡張ビットストリーム付きまでが定義されている。圧縮方式であるdts(ディジタルシアターシステムズ:商標)はディジタルマルチトラックに対応する圧縮方式である。
【0036】
図1において、例えばDVDから再生されたAC−3フォーマットの圧縮音声データはAC−3のRF回路1に供給されて高周波増幅され、BPF(バンドパスフィルタ)波形整形回路4で波形整形され、RFデモジュレータ5および高速SRAM6で高周波復調されて、スイッチ(SW)7に供給される。MPEGまたはdtsフォーマットの圧縮音声データおよびPCMディジタルオーディオデータは光信号入力回路OP1(2−1)、OP2(2−2)・・・を介して、スイッチ(SW)7に供給される。スイッチ(SW)7を介して、RFデモジュレータ5、各光信号入力回路から供給された信号は、記録出力回路(REC OUT)3に供給され、例えば光ディスク記録再生装置の光ディスクに記録される。
【0037】
このようにして、DVDから再生されたディジタルオーディオ信号は、スイッチ(SW)7で選択されてディジタルインターフェースレシーバー8でオーディオサンプルとして復調される。この復調された信号がデコーダ9に供給される。このデコーダ9は、DSP(ディジタルシグナルプロセッサー)で構成され、後述するストリームの検出を行った後にAC−3,MPEGまたはdtsフォーマットの圧縮音声データを伸張処理し、デコードすると共にPCMディジタルデータのデコードをする。エンコードにおける音声圧縮はマスキング効果による冗長部分の削除であるので、圧縮音声データのデコード処理は圧縮されたデータを元に戻す処理である。
【0038】
デコーダ9によりデコードされた2チャンネルの音声信号はマルチチャンネルデコーダ10および高速SRAM11によりL(左),R(右),C(中央),SW(副低音),SL(副左)及びSR(副右)の6チャンネルのディジタル音声信号に変換される。L,R,C,SW,SL及びSRの6チャンネルの音声信号は、それぞれジッター除去回路12−1,12−2,12−3によりジッターを除去され、D/A変換回路13−1,13−2,13−3により水晶発振回路(OSC)14からのクロックを用いてL,R,C,SW,SL,SRの6チャンネルのアナログ音声信号に変換される。
【0039】
L,R,C,SW,SL,SRの6チャンネルのアナログ音声信号は、それぞれ電流D/A変換回路15−1,15−2,15−3,15−4,15−5,15−6および基準信号16により8ビットシリアル信号に対応するように出力電流の大きさを変換され、I(電流)/V(電圧)変換およびLPF(ローパスフィルター)16−1,16−2,16−3,16−4,16−5,16−6により電流から電圧に変換され、音声領域の信号が取り出され、アンプ17−1,17−2,17−3,17−4,17−5,17−6により増幅され、リレーからなるミューティングスイッチ18−1,18−2,18−3,18−4,18−5,18−6およびリレードライブ回路20によりデコーダ9におけるデータのデコーディング中は出力が停止され、リレーからなる出力切替回路21を介して出力される。上述した各回路の動作は、コントローラ22により制御されている。
【0040】
図2A及び図2Bは、本実施の形態の音声データと圧縮音声データを示す図である。
ここで、図2Aで示す音声PCMデータ23は、基本的に自然界に存在する音をサンプルした結果であるため、ある期間連続してゼロであることの可能性が極めて低いものである。もし仮に、連続ゼロデータが存在したとしても、その場合は音声無しのミュート状態である場合以外は、そのパターンが一定期間にわたって繰り返される確率はほぼゼロに近い。
【0041】
図2Bで示す圧縮音声データ25、28は基本的にバーストプリアンブル24,27と共にバースト状に存在し、その間にある一定期間のゼロデータ26を必ず伴うことが特徴として挙げられる。DVDのディジタルオーディオ規格であるIEC61937フォーマットでは、シンク信号そのものに4サンプルのゼロデータが存在するので必ず4サンプル以上の連続ゼロデータ26がある周期で出現することになる。
【0042】
本実施の形態では、デコーダ9における圧縮音声データの判断基準として、従来のシンク信号だけではなく、上述したIEC61937フォーマットに基づく圧縮音声データの特徴である連続ゼロを検出することにより、圧縮音声データのストリームの検出を行うようにしている。
【0043】
図3は、本実施の形態のデコーダ9の状態遷移図である。
図3において、光ディスク再生装置で何も再生されていないときには、状態1(30)で示すように基本的にはゼロデータ検出状態でありデコーダ9のストリーム検出部では連続ゼロデータが出力されている。
【0044】
この状態1(30)から光ディスク再生装置でDVDが再生されたとき、最初に指示符号31で示すようにゼロ以外のデータがデコーダ9に入力された時点から後の1024サンプル期間は、状態2(32)で示すように入力データが判断できないUNKNOWN(不明)状態となり、出力はミューティングスイッチ19によりミュートされたままとなる。
【0045】
この状態2(32)で示すUNKNOWN状態の1024サンプル期間中に、指示符号33で示すように何らかのシンク信号が検出されたときは、検出されたシンク信号に対応するデコードプログラムを起動し、状態3(34)で示すようにAC−3,MPEG,dts等に基づいて圧縮された音声データのデコード処理を行うとともに、デコード処理が開始されるとミューティングスイッチ19のミュートを解除して、デコーダ9から出力される出力データに基づく音声信号を出力する。ミューティングスイッチ19の解除動作もしくはミューティング動作は前述したコントローラ22によって制御される。
【0046】
もしもこの状態2(32)で示すUNKNOWN状態の1024サンプル期間中に、指示符号36で示すように3サンプル連続のゼロデータが検出されたときは、指示符号37で示すように1024サンプルをカウントするカウンターのカウント値をクリアして、さらに、そこから1024サンプルUNKNOWN状態を維持する。
【0047】
指示符号38で示すように状態2(32)で示すUNKNOWN状態から1024サンプルの期間に上述したシンク信号の検出が行われなかった時点で初めて入力データはPCMデータであると判断し、状態4(39)で示すように直ちにPCMデータのデコードを開始する。この際、過去の1024サンプル分のデータをデコーダ9内のバッファメモリに蓄えておくことにより、頭切れすることなく、PCM方式の音声データの再生を行うことができる。ミューティングスイッチ19のミューティング状態が解除されてデコーダ9から出力されるデータに基づく音声信号が出力される。
【0048】
状態3(34)で示すAC−3,MPEG,dtsのいずれかの方式で圧縮された音声データのデコード中、または状態4(39)で示すPCMデータのデコード中に、指示符号35または指示符号41で示すように入力データが長期間、例えば1秒間連続してゼロデータであったとき、光ディスク再生装置の動作がストップしたり、ディスクの入れ替えが行われていると判断して、最初の状態1(30)で示すゼロデータ検出状態に遷移し、上述した状態の遷移を繰り返す。このとき、ミューティングスイッチ19はミューティング状態に切り換えられる。
【0049】
図4〜図8は本実施の形態のデコーダ9のストリーム検出の動作を示すフローチャートである。このフローチャートは、デコーダ9のストリーム検出部の詳細な動作を示すものである。
図4において、例えばスイッチ(SW)7を介してデコーダ9にDVDから再生された信号が供給され、割り込み動作が開始されると、ステップS1でサンプルデータの取り込みを行い、ステップS2で64サンプルカウントを行う。ステップS3で例えば前述したIEC61937フォーマットに基づいて圧縮音声のデータストリームであるか否かの判断を行う。ステップS3で供給されたディジタルデータ、即ちデータストリームが圧縮音声のデータストリームであるときは、ステップS4へ進み、フォーマットストリームであるか否かの判断を行う。ステップS4でフォーマットストリームでないときは非フォーマットストリームブロックS5へ進み、フォーマットストリームであるときはフォーマットストリームブロックS6へ進んでリターンする。
【0050】
ステップS3で圧縮音声データのデータストリームでないときは、ステップS7へ進み、データ取り込み可であるか否かを判断し、データ取り込み可能であれば、ステップS8へ進みXPCM(データストリームのチャンネルステータスがPCMデータでない)フラグが立っているか否かを判断する。ステップS8でチャンネルステータスがPCMデータでないときはステップS9へ進み、ForcePCM(PCMデータである可能性が強い)フラグが立っているか否かを判断し、PCMデータである可能性が強くないときは、ステップS10へ進み、PCM検出フラグが立っているか否かを判断する。ステップS10でPCM検出フラグが立っていないと検出されたときは、ステップS11へ進み、補助的なMaybePCM(たぶんPCM)フラグが立っているか否かを判断する。ステップS11でたぶんPCMフラグが立っていると検出されたときはステップS12へ進み、PCMブロックでPCMデータの後段の処理への転送のための処理を行う。
【0051】
なお、ステップS9でPCMデータである可能性が強いとき、およびステップS10でPCM検出フラグが立っていることが検出されたときも、ステップS12へ進み、PCMブロックでPCMデータの転送のための処理を行う。ステップS11でたぶんPCMデータでないときはステップS13へ進み、ストリーム確認ブロックの処理を行う。なお、ステップS7でデータ取り込み可能でないとき、およびステップS8でチャンネルステータスがPCMデータであるときも、ステップS13へ進み、図6に示すストリーム確認ブロックの処理を行ってリターンする。
【0052】
図5は、図4におけるステップS6のフォーマットストリームブロックのサブルーチンを示す。図5のフォーマットストリームブロックは、入力信号がAC−3,dts,MPEGのいずれかの方式によって圧縮された音声データであり、デコーダ9においてこのAC−3,dts,MPEGのデコード中である場合の処理である。
【0053】
図5において、フォーマットストリームブロックがスタートすると、S20においてストリームブロックカウント==0(連続して0がカウントされたか)か否かを判断し、連続して0をカウントしたときは、ステップS21へ進み、前回サンプリング時のバーストプリアンブルのPc=−1とする。ステップS22で初期化ブロックにおいて、各フラグの値を以下の値に初期化し、ストリーム検出=0、フォーマットストリーム=0、メッセージ=UNKNOWN、バーストシンク検出=0、転送要=0、MaybePCM=0,MaybeDTS=0,PCMカウント=PCMMAX,PCMゼロ=PCMZEROMAXとする。このとき、図3に示す状態2(32)のUNKNOWN状態となる。そして図6に示す、ストリーム確認ブロックへ進む。ステップS20は図3に示す状態1(30)のゼロデータ検出状態に相当するものである。
【0054】
ステップS20において、ストリームブロックカウント値が連続して0をカウントしないときは、ステップS23へ進み、ストリームカウント−−(デクリメント)する。ステップS24で転送要か否かを判断し、転送要であれば、ステップS25へ進み、仮の値としてTemp={Pd(バーストプリアンブルのフレーム長さを示す)−サンプルカウント}とし、さらにステップS26へ進み、Temp>0か否かを判断する。ステップS26でTemp>0であれば、ステップS27で転送カウント=サンプルカウントとし、ステップS28でPd=Tempとして、ステップS31へ進み、転送データブロックの処理を行う。ステップS26でTemp>0でなければ、ステップS29で転送カウント=Pd、ステップS30で転送要=0(クリア)として、ステップS31へ進み、転送データブロックの処理を行う。ステップS31は、図3に示す状態3(34)の圧縮音声データデコード処理中、または状態4(39)のPCMデータのデコード処理の状態である。
【0055】
ステップS32でサンプルカウント=(転送カウント−サンプルカウント)として、ステップS33へ進み、サンプルカウント>0か否かを判断する。ステップS33でサンプルカウント>0であれば後述するステップS37へ進み、サンプルカウント>0でなければリターンする。
【0056】
ステップS24で転送要でなければ、ステップS34へ進み、バーストシンク検出されたか否かを判断する。ステップS34〜S47は、図3に示すシンク検出40またはシンク検出33を示す。ステップS34でバーストシンクが検出されれば、ステップS35へ進み、バーストシンク検出=0(クリア)とする。ステップS34でバーストシンクが検出されなければ、ステップS36へ進み、サンプルカウント==0(連続して0がカウントされた)か否かを判断し、サンプルカウント==0即ち、連続して0がカウントされたのであればリターンする。ステップS36でサンプルカウント==0即ち、連続して0がカウントされなければ、ステップS37で1サンプルリードを行い、ステップS38でサンプルカウント−−(デクリメント)し、ステップS39でサンプル==IEC信号(IEC61937フォーマット)か否かを判断する。ステップS39でサンプル==IEC信号であれば、ステップS40へ進み、サンプルカウント==0(連続0)であるか否かを判断し、サンプルカウント==0(連続0)であれば、ステップS41へ進み、バーストシンク検出=1としてリターンし、サンプルカウント==0でないとき、およびステップS35でバーストシンク検出=0(クリア)としたときは、ステップS42へ進む。
【0057】
ステップS42で1サンプルリードを行い、ステップS43でサンプルカウント−−(デクリメント)とし、ステップS44で前回Pc=Pcか否かを判断し、前回Pc=Pcであれば、ステップS45へ進み、Pd==0か否かを判断し、前回Pc=Pcでないときは、ステップS53へ進み、前回Pc=Pcとして、ステップS22の処理化ブロックへ進む。ステップS45でPd==0であるときも、ステップS22の処理化ブロックへ進む。ステップS20〜S53の処理が図3の指示符号31で示すゼロ以外のデータ入力に相当するものである。
【0058】
ステップS45でフレーム長さを示すPd==0(連続して0)でないときは、ステップS46で各フラグの値を、ストリーム検出=1、PCM検出=0、MaybePCM=0として、ステップS47へ進む。ステップS47で、バーストプリアンブルのシンクパターンを示すPc=1、4、5、6、8、9、11、12、13であるか否かの判断をし、Pc=1、4、5、6、8、9、11、12、13であれば、ステップS48へ進み、メッセージ=AC−3,dts,MPEGとし、ステップS49で転送要=1とし、ステップS50でAC−3,dts,MPEGの転送のためにストリームカウント=MAXとして、ステップS20へ戻る。このとき、図3に示す状態3(34)の圧縮音声データデコード中である。ステップS47でPc=1、4、5、6、8、9、11、12、13でなければ、ステップS51へ進み、メッセージ=UNKNOWNとし、ステップS52でストリームカウント=0.5sec/64として、ステップS20へ戻る。このとき、図3に示す状態2(32)のUNKNOWN状態となる。
【0059】
図6は、図4におけるステップS13のストリーム確認ブロックのサブルーチンを示す。図6のストリーム確認ブロックは、入力信号がPCMデータでPCMデータのデコード中またはUNKNOWN状態である場合の処理である。
図6において、ストリーム確認ブロックがスタートすると、ステップS60において、サンプルカウント==0(連続0)であるか否かの判断を行い、サンプルカウント==0であれば、リターンし、サンプルカウント==0でなければステップS61へ進み、バーストシンクが検出されたか否かを判断する。ステップS61でバーストシンクが検出されれば、ステップS62へ進み、バーストシンクが検出=0(クリア)として、ステップS63で1サンプルリードし、ステップS64でサンプルカウント−−(デクリメント)として、ステップS65で前回Pc==Pcか否かを判断する。ステップS65で前回Pc==Pcであれば、ステップS66へ進み、フォーマットストリーム=1として、(f)を介して、上述した図5のフォーマットストリームブロックのステップS45へ進む。ステップS65で前回Pc==Pcでなければ、ステップS67へ進み、前回Pc−Pcとして、ステップS60へ戻る。
【0060】
ステップS61でバーストシンクが検出されなければ、ステップS68へ進み、1サンプルリードし、ステップS69でサンプルカウント−−(デクリメント)として、ステップS70でMaybeDTSか否かを判断する。ステップS70でMaybedtsであるときは、ステップS71でDTSサンプルカウント++(インクリメント)した後に、また、ステップS70でMaybe dtsでないときは直接、ステップS72へ進み、サンプル=IEC信号(IEC61937フォーマット)か否かを判断する。ステップS72でサンプル=IEC信号であるときは、ステップS73でPCMカウント=PCMMAXとして、ステップS74でサンプルカウント==0であるか否かを判断し、サンプルカウント==0であるときは、ステップS75でバーストシンク検出=1としてリターンし、ステップS74でサンプルカウント==0でないときは、上述したステップS62へ進む。
【0061】
ステップS72でサンプル=IEC信号でないときは、ステップS76へ進み、サンプル==DTSシンクであるか否かを判断する。ステップS76でサンプル==DTSシンクであるときは、ステップS77でPCMカウント=PCMMAXとして、ステップS78でMaybeDTSか否かを判断する。ステップS78でMaybeDTSであるときは、ステップS79へ進み、dtsサンプルカウント==512,1024,2048,4096であるか否かを判断する。これは、データのデコード中にdtsと同じ周期でヘッダーが現れるか否かを判断している。
【0062】
ステップS79でDTSサンプルカウント==512,1024,2048,4096であるときは、ステップS80で前回Pc=−1とし、ステップS81でメッセージ=DTSとして、ステップS82で各フラグの値を、ストリーム検出=1、PCM検出=0、MaybePCM=0、フォーマットストリーム=0、オフセット=64−サンプルカウント、TDSCOUNTMAX=64,32,16,8、DTSカウント=DTSCOUNTMAXとして、ステップS83で転送のためにDTSシンクをデコーダ9のバッファメモリにコピーする。これは、図3に示す状態3(34)の圧縮音声データデコード中を示す。ステップS84でサンプルカウント==0(連続0)であるか否かを判断して、サンプルカウント==0であればリターンして、サンプルカウント==0でないときは、(g)を介して、後述する図7の非フォーマットストリームブロックのステップS92へ進む。
【0063】
ステップS79でDTSサンプルカウント==512,1024,2048,4096でないときは、ステップS85でDTSサンプルカウント=0として、ステップS60へ戻る。
ステップS78でMaybeDTSでないときは、ステップS86へ進み、DTSサンプルカウント=0、MaybeDTS=1として、ステップS60へ戻る。
ステップS76でサンプル==DTSシンクでないときは、ステップS87で後述するPCMチェックブロックへ進み、PCM検出処理を行い、ステップS60へ戻る。
【0064】
図7は、図4におけるステップS5の非フォーマットストリームブロックのサブルーチンを示す。図7の非フォーマットストリームブロックは、入力信号がDVD規格の信号でない場合の処理である。
図7において、非フォーマットストリームブロックがスタートすると、ステップS90において、DTSカウント−−(デクリメント)とし、ステップS91でサンプルカウント=64とし、ステップ92でサンプルカウントデータをデータ取り込みのためにバッファにコピーする。
【0065】
ステップS93でDTSカウント==0(連続して0)であるか否かを判断し、DTSカウント==0であるときは、ステップS94でバッファのDTSシンクをチェックして、DTSシンクが規定された位置に存在するかどうかをチェックして、ステップS95でシンク検出されたときはステップS96でDTSカウント=TDSCOUNTMAXとして、ストリーム検出して、リターンする。ステップS95でシンク検出されないときは上述した図6に示したストリーム確認ブロックへ進む。ステップS93でDTSカウント==0でないときはリターンする。
【0066】
図8は、図6に示したストリーム確認ブロックのステップS87のPCMチェックブロックのサブルーチンを示す。図8はUNKNOWN状態である場合の処理である。
図8においてPCMチェックブロックがスタートすると、ステップS100において、1サンプル==0(連続した0)であるか否かを判断し、1サンプル==0であればステップS101へ進み、PCMゼロ−−(デクリメント)とし、ステップS102でPCMゼロ<=(PCMZEROMAX−3)であるか否かを判断する。ステップS102でPCMゼロ<=(PCMZEROMAX−3)であれば、ステップS103でPCMカウント=PCMMAXとして、ステップS104へ進み、また、ステップS102でPCMゼロ<=(PCMZEROMAX−3)でなければ、直接にステップS104へ進む。ここで、ステップS102が図3の指示符号36に示す3サンプル連続ゼロ検出に相当するものであり、ステップS103が図3の37に示すカウンタークリアに相当する。ステップS104でPCMゼロ==0(連続0)であるか否かを判断し、PCMゼロ==0であればステップS105へ進み、メッセージ=PCMゼロとし、ステップS106でPCMゼロ=PCMZEROMAXとする。ステップS107でPCM検出=0、MaybePCM=0とし、ステップS108でPCMカウント=PCMMAX、前回Pc=−1として、PCMチェックブロックを終了する。ステップS104でPCMゼロ==0でなければ直接PCMチェックブロックを終了する。
【0067】
ステップS100で1サンプル==0(連続0)でなければステップS109へ進み、PCMカウント−−(デクリメント)とし、ステップS110でPCMゼロ=PCMZEROMAXとする。ステップS111でPCMカウント==0であるか否かを判断し、PCMカウント==0であればステップS112へ進み、メッセージ=PCMとし、ステップS113でPCM検出=1として、上述したステップS108へ進む。ここで、ステップS115およびステップS116が図3の指示符号38に示すカウンター>1024(PCM検出)に相当する。ステップS109及びS111が図3の指示符号35または指示符号41に示す1秒間連続ゼロデータ検出に相当する。
【0068】
ステップS111でPCMカウント==0でなければステップS114へ進み、PCM検出であるか否かを判断する。ステップS114でPCM検出されれば、直接PCMチェックブロックを終了し、PCM検出されなければ、ステップS115へ進み、PCMカウント>(PCMMAX−1024)であるか否かを判断する。ステップS115でPCMカウント>(PCMMAX−1024)であれば、ステップS117へ進み、メッセージ=UNKNOWNとして、PCMチェックブロックを終了し、ステップS115でPCMカウント>(PCMMAX−1024)でなければ、ステップS116へ進み、MaybePCM=1とした後にステップS117へ進む。
【0069】
本実施の形態の音声信号処理装置は、入力されるディジタルオーディオデータをデコードして音声信号を出力する音声信号処理装置において、少なくとも所定期間連続した数のゼロデータを検出したとき、入力信号は圧縮音声のディジタルデータストリームであると判断するデコーダ9を備え、デコーダ9によりディジタルデータストリームをデコードして音声信号を出力するようにしたので、入力信号を供給する光ディスク再生装置側でトリックプレイ(所謂2倍速再生、早送り、スキップ)が行われた場合など、入力されるデータストリームの連続性がなくなった場合でも、入力信号がディジタルオーディオデータ(PCM)であると誤認識することがなくなり、このため、ノイズの発生を防止することができる。
なお、上述した本実施の形態においては、光ディスクは、前述のDVD以外に記録可能な光ディスクであっても良い。
【0070】
【産業上の利用の可能性】
ディスク(DVD)から光学ピックアップにより読み取られた音声信号を出力する光ディスク装置などからデコーダ装置に供給されるオーディオデータのノイズを抑制するためのデコード処理に利用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の音声信号処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態の音声データと圧縮音声データとを示す図である。
【図3】 本発明の実施の形態のデコーダの状態遷移図である。
【図4】 本発明の実施の形態のストリーム検出の動作(割り込み動作)を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の実施の形態のストリーム検出の動作(フォーマットストリームブロック)を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態のストリーム検出の動作(ストリーム確認ブロック)を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の実施の形態のストリーム検出の動作(非フォーマットストリームブロック)を示すフローチャートである。
【図8】 本発明の実施の形態のストリーム検出の動作(PCMチェックブロック)を示すフローチャートである。
【符号の説明】
符号の説明1・・・・・・AC−3 RF回路2−1,2−2,・・・・・・・・・光信号入力回路(OPT1),(OPT2)・・・、3・・・・・・記録出力回路(REC OUT)、4・・・・・・BPF波形整形回路、5・・・・・・RFデモジュレータ、6・・・・・・高速SRAM、7・・・・・・スイッチ(SW)、8・・・・・・ディジタルインターフェースレシーバー、9・・・・・・デコーダ、10・・・・・・マルチチャンネルデコーダ、11・・・・・・高速SRAM、12・・・・・・ジッター除去回路(12−1〜3)、13・・・・・・D/A変換回路(13−1〜3)、14・・・・・・水晶発振回路(OSC)、15・・・・・・電流D/A変換回路(15−1〜6)、16・・・・・・8ビットDAC6チャンネルシリアル基準信号発生回路、17・・・・・・電流/電圧変換回路およびLPF(17−1〜6)、18・・・・・・アンプ(18−1〜6)、19・・・・・・ミューティングスイッチ(19−1〜6)、20・・・・・・リレードライブ回路、21・・・・・・出力切替回路、22・・・・・・マイクロコントローラー、23・・・・・・音声データ、24・・・・・・バーストプリアンブル、25・・・・・・圧縮音声データ、26・・・・・・ゼロデータ、27・・・・・・バーストプリアンブル、28・・・・・・圧縮音声データ、30・・・・・・状態1(ゼロデータ検出状態)、31・・・・・・ゼロ以外のデータ入力、32・・・・・・状態2(UNKNOWN状態)、33・・・・・・シンク検出、34・・・・・・状態3(圧縮音声データデコード中)、35・・・・・・1秒間連続ゼロデータ検出、36・・・・・・3サンプル連続ゼロ検出、37・・・・・・カウンタークリア、38・・・・・・カウンター>1024(PCM検出)、39・・・・・・状態4(PCMデコード中)、40・・・・・・シンク検出、41・・・・・・1秒間連続ゼロデータ検出、

Claims (13)

  1. 供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、
    上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、圧縮されたオーディオデータであると判別し、
    上記供給されたデータのデコード処理を行うオーディオ信号処理方法。
  2. 上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記シンク信号に基づいて上記供給されているデータのデコード処理に切り換えてデコード処理を行う請求の範囲第1項記載のオーディオ信号処理方法。
  3. 上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかったときには、非圧縮のオーディオデータであると判別してデコード処理を行う請求の範囲第1項記載のオーディオ信号処理方法。
  4. 上記方法は、上記数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかった上記所定期間に上記供給されるオーディオデータを蓄え、上記非圧縮のオーディオデータであると判別されたときには上記蓄えられているオーディオデータをデコード処理した結果に連続して上記供給されたデータをデコード処理した結果を出力する請求の範囲第3項記載のオーディオ信号処理方法。
  5. 上記方法は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にゼロ以外のデータが検出されたときに、上記デコード処理されたデータの出力をミューティングする請求の範囲第1項記載のオーディオ信号処理方法。
  6. 上記方法は、上記デコード処理中に供給されたデータが連続してゼロであったときには、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出される上記供給されているデータの検出動作を再び行う請求の範囲第1項記載のオーディオ信号処理方法。
  7. 供給されるデータに所定期間が経過するまでの間に、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号を検出する検出手段と、
    上記検出手段による検出結果により、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記供給されているデータが圧縮されたオーディオデータであると判別する判別手段と、
    上記判別手段による判別結果に基づいて上記供給されたデータのデコード処理を行うデコード手段とを備えているオーディオ信号処理装置。
  8. 上記デコード手段は、上記検出手段による検出結果により、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にシンク信号が検出されたときには、上記シンク信号に基づいて上記供給されているデータのデコード処理に切り換え、上記供給されているデータにデコード処理を行う請求の範囲第7項記載のオーディオ信号処理装置。
  9. 上記判別手段は、上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかったときには、非圧縮のオーディオデータであると判別してデコード処理を行う請求の範囲第7項記載のオーディオ信号処理装置。
  10. 上記デコード手段は、上記数サンプル連続のゼロデータ及びシンク信号のいずれも検出されなかった上記所定期間に上記供給されるオーディオデータを蓄えるメモリを備え、上記装置は上記非圧縮のオーディオデータであると判別されたときには上記メモリに蓄えられているオーディオデータを上記デコード手段によってデコード処理した出力データに連続して上記供給されたデータをデコード処理したデータを出力する請求の範囲第9項記載のオーディオ信号処理装置。
  11. 上記装置は、更に上記所定期間、数サンプル連続のゼロデータが検出されることなく、上記所定期間が経過する前にゼロ以外のデータが検出されている上記所定期間、上記デコード処理されたデータの出力をミューティングするミューティング手段を備えている請求の範囲第7項記載のオーディオ信号処理装置。
  12. 上記ミューティング手段は、上記デコード手段によるデコード動作の開始によってミューティング動作が解除される請求の範囲第11項記載のオーディオ信号処理装置。
  13. 上記装置は、上記デコード手段による上記デコード処理中に供給されたデータが連続してゼロデータであったときには、上記検出手段による上記供給されているデータの検出動作を再び行う請求の範囲第7項記載のオーディオ信号処理装置。
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