JP4128548B2 - ソケット - Google Patents

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この発明は、ランプの口金を差し込んで固定するソケットに関するものである。
従来のねじ込み式ソケットは、例えば、特許文献1、特許文献2に示すように、絶縁材からなり一方開口した有底の筒状ソケット本体の内周に受金を取り付け、前記一方開口からランプ口金をねじ込み可能としたねじ込み式ソケットがある。受金内側には、ランプ口金側面のねじ部に当接する板バネ状の側面接触子が設けられており、その側面接触子は、ソケット本体の底部側から開口側に突出するように取付けられ、先端である開口側の端部がソケット本体の内周側に曲げられて、ランプ口金の挿入時の案内部が形成されている。ランプ口金をねじ込んだ際には、この側面接触子がランプ口金のねじ部に接して導通するとともに、そのねじ部が側面接触子を押圧することにより、その側面接触子が口金を内側へ付勢するようになっている。
また、ソケット本体の底部には中央接触子が設けられている。ランプ口金をねじ込んだ際には、この中央接触子がランプ口金の先端接点に接して導通するとともに、その先端接点が中央接触子を押圧することにより、その中央接触子が板バネのように作用して、その弾性力でもって口金を前記開放側に付勢するようになっている。
この側面接触子及び中央接触子の付勢により、ランプ口金は受金に圧接するので、その圧接により摩擦力を増大させて、口金が受金から緩解されないようになっている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平10−189190号公報 特開2001−126834号公報
しかし、上記のねじ込み式ソケットでは、口金と受金との緩み止め機能が、その口金を押さえる板バネの弾性力に依存しているため、口金の脱着の繰り返し、あるいは時間の経過とともにその板バネの弾性力が弱まると、口金が緩んでしまうことがある。口金が緩むと接触子との導通が不安定になり、また、これを放置すればランプが脱落することがあるので好ましくない。また、例えば、船舶で使用する集魚用のランプや、あるいは、その他輸送機器に用いられる各種ランプなど、揺れや振動を伴う過酷な状況の下でランプを使用する場合には、口金がさらに緩みやすくなるため、揺れや振動に対しても緩みにくい構造のソケットが求められる。
そこで、この発明は、受金に差し込んだランプの口金が緩まないようにすることを課題とする。
上記の課題を解決するために、この発明は、ソケット本体の受金内に板バネを設けて、その板バネが受金内に差し込んだランプの口金に圧接するようにし、そのランプの口金に圧接した板バネが外側に押圧されることにより、受金外周にはその反力が働いて逆に内側に押されて、受金外周とソケット内周との圧接度合いが高まるようにしたのである。このようにすれば、受金外周とソケット内周との圧接度合いが高まって、受金がソケット本体に対してより弾性をもってしっかりと固定されるようになる。受金がソケット本体に対して固定される際のその弾性度合いが高まると、揺れや振動の激しい状況下においても、その受金に差し込んだランプの口金に振動等が伝わりにくくなり、その結果、口金の緩みを防止し得るようになる。
具体的には、絶縁材からなる筒状ソケット本体の内周部に筒状の受金を取り付け、そのソケット本体の底部には絶縁材からなる端子壁を形成し、その端子壁には、ソケット本体の差込口側から前記受金に差し込んだランプ口金の先端接点に対応する中央接触子を設けたソケットにおいて、前記ソケット本体に、前記端子壁側から差込口側に向かって伸びる板バネを固定し、その板バネは、前記受金の内周面よりも内側に突出する圧接部を有して、その圧接部が受金に差し込んだランプ口金に圧接するようにする。その板バネの端子壁側端は、前記ソケット本体に固定されるとともに、その板バネの差込口側端は、前記受金の周面に設けた透孔を介して前記圧接部から受金の外側に伸びてその受金の外周に圧接する押圧部及びソケット本体の内周に圧接する支持部を形成して、その押圧部が受金の外周に及び支持部がソケット本体の内周にそれぞれ圧接することにより、前記板バネの差込口側端がソケット本体1に固定されるようにしたのである。
このようにすれば、受金にランプ口金を差し込むと、その口金が板バネの圧接部を外側へ向かって押圧し、その圧接部が外側へ押圧されることに伴い、板バネの差込口側端においては、受金外周に圧接する押圧部が、ソケット本体内周に反力を取って、その受金外周を内側へ向かってより強く押圧するようになる。このため、その板バネによる受金外周とソケット本体内周との圧接度合いを高めて、両者をより弾性をもって支持させることができる。
また、口金に圧接する板バネを介した上記受金とソケット本体との圧接構造を、その板バネの圧接部を挟んで板バネ両端部に設けてもよい。すなわち、上記構成のソケットにおいて、前記板バネの端子壁側端は、その板バネの端子壁側端が前記透孔を介して前記圧接部から受金の外側に伸びてその受金の外周に圧接する押圧部及びソケット本体の内周に圧接する支持部を形成して、その押圧部が受金の外周に及び支持部がソケット本体の内周にそれぞれ圧接することにより、前記板バネの端子壁側端がソケット本体に固定されるようにしたのである。このようにすれば、受金とソケット本体との圧接箇所が増えて、口金の緩み止めの効果がより高まる。
また、上記構成のソケットにおいて、前記圧接部は、受金内に差し込まれたランプ口金に圧接して外側に変形するとともに、その変形に伴い、前記押圧部は、その受金を内側へ向かって押圧して受金を変形させるようにした構成を採用し得る。
このようにすれば、受金に差し込まれたランプ口金は、板バネの弾性力でもって直接その周面を押さえられるとともに、同時に、その板バネによって押圧された受金が変形して、その変形した受金と口金との摩擦力を増大させる。このため、口金が受金に対してより緩みにくくなるのである。
さらに、前記受金外周に圧接する押圧部は、前記ソケット本体内周に圧接する支持部と前記口金に圧接する圧接部とを結ぶ傾斜面に設けられて、その傾斜面からなる押圧部が前記受金の透孔の縁に圧接するようにしてもよい。
このようにすれば、板バネが口金に圧接することによりその板バネが変形しても、その板バネの押圧部を構成する傾斜面が常に受金の透孔の縁に摺動しながら変形するので、板バネは受金に対して常に圧接した状態を維持するので好ましい。
また、他の手段として、前記受金は、ランプ口金をその差込部内にねじ込んで固定するものとし、前記前記中央接触子と端子壁との間にコイルバネを介在させ、前記口金の先端接点で中央接触子を押さえると、そのコイルバネを介して前記中央接触子を口金側に付勢するようにした構成を採用し得る。
このようにすれば、中央接触子は、コイルバネによってその中央接触子を口金の先端接点へ向かって付勢するので、ねじ込みにより噛み合った口金と受金との接触面同士を押圧し得る。通常、中央接触子に板バネを採用して、その板バネの弾性力でもって口金を付勢する場合には、その板バネのへたりにより付勢力が弱まり口金が緩むことがあるが、コイルバネによってその中央接触子を付勢すれば、板バネよりも強い弾性力でもって付勢でき、また、その弾性力がへたりにくい。このとき、その中央接触子には板バネを採用してもよいし、弾性力を有しない接触子であってもよい。
さらに、上記構成の板バネを備えたソケットにおいて、前記受金をねじ込み式とし、前記コイルバネを介して前記中央接触子を口金側に付勢するようにすれば、差込部に差し込まれた口金は、板バネの弾性力でもって直接その周面を押さえられるとともに、同時に、その板バネに押された受金が変形して、その変形した受金と口金との摩擦力が増大する。このため、口金が緩みにくくなるのである。
この発明は、以上のようにしたので、ソケットの受金に差し込んだランプの口金が緩まない。
一実施形態のソケットを図1乃至図4に示す。この実施形態のソケットは、図1に示すように、絶縁材である磁器製の筒状ソケット本体1の内周部に、ランプ口金をねじ込んで差し込み可能とした筒状の受金2を取り付けたものである。そのソケット本体1の底部には絶縁材からなる端子壁3が形成されている。
前記受金2は、その端子壁3裏面に設けた一の極の端子台6にビス15を介して接続されており、受金2に差し込まれたランプ口金の周面接点が、その受金2を介して端子台6に導通するようになっている。
また、前記端子壁3には、ランプ口金の先端接点に対応する中央接触子8が設けられている。中央接触子8は、図1に示すように、その根元部8aが、ビス16により前記端子壁3に固定されており、前記口金の先端接点に接する先端部8bに向かうにつれて、前記端子壁3から離れてやや差込口4側に立ち上がるように設けられている。このため、その中央接触子8自体が板バネのように作用して弾性を有しており、これに接触するランプ口金を差込口4側へ付勢するようになっている。また、前記根元部8aは、前記端子壁3裏面に設けた他の極の端子台7に前記ビス16を介して接続されており、受金2に差し込まれたランプ口金の先端接点が、その中央接触子8の先端部8bに接触して、端子台7に導通するようになっている。
また、前記中央接触子8と端子壁3との間には、コイルバネ20を介在させており、前記口金の先端接点で中央接触子8を押さえると、そのコイルバネ20を介して前記中央接触子8を口金側に付勢するようになっている。このコイルバネ20は、端子壁3側の底部から差込口4側の先端部へと向かうにつれてその巻き径が細くなる形状を成しており、その底部は、コイルバネ20中央の中空部が端子壁3に形成された突部17に嵌められて、外れにくいようになっている。
前記受金2は、ランプ口金をねじ込んで固定できるように、その内周面にねじ溝2aがらせん状に形成されて、ランプ口金の外周面に形成されたねじ部に対応するようになっており、その受金2の周面には、その周面の対向する部分に対の透孔9,9が形成されている。なお、受金2は、図2及び図3に示すように、端子壁3を貫通して前記端子台7に接続するビス17及び当て金17aによって端子壁3に固定されているとともに、同じく、その端子壁3を貫通する別のビス15及び当て金15aによっても、端子壁3に固定されている。
そのソケット本体1には、図1に示すように、前記透孔9の位置、すなわち、前記受金2の周面の対向する位置に、端子壁3側から差込口4側に向かって伸びる対の板バネ10がそれぞれ固定される。その板バネ10は、端子壁側端10aと差込口側端10bとがソケット本体1内周に接するようになっており、その端子壁側端10aと差込口側端10bとを結ぶ中程には、前記透孔9を介して、前記受金2の内周面よりも内側に突出する圧接部13を有して、その圧接部13が受金2に差し込んだランプ口金に圧接するようになっている。
すなわち、その板バネ10は、その中程の前記圧接部13が受金2内に位置しており、その圧接部13から端子壁側端10aへ向かうにつれて、前記透孔9を介して、受金2の外側に伸びていく。そして、板バネ10は、その受金2の透孔9の縁でもって受金2の外周を圧接する押圧部12bを形成し、さらにその先、端子壁3側には、ソケット本体1の内周に圧接する支持部11bを形成する。この押圧部12bは、図4に示すように、前記支持部11bと前記圧接部13とを結ぶ傾斜面に設けられている。
また、板バネ10の差込口側端10bも、前記端子壁側端10aと同じく、前記圧接部13からその差込口側端10aへ向かうにつれて、前記透孔9を介して、受金2の外側に伸びていく。そして、板バネ10は、その受金2の透孔9の縁でもって受金2の外周を圧接する押圧部12aを形成し、さらにその先、差込口4側には、ソケット本体1の内周に圧接する支持部11aを形成する。この押圧部12aも、前記押圧部12bと同様、図4に示すように、前記支持部11aと前記圧接部13とを結ぶ傾斜面に設けられている。
このソケットの受金2に、差込口4側からランプ口金を差し込むと、前記圧接部13は、図4に矢印Aで示すように、そのランプ口金に圧接して外側に変形するとともに、その変形に伴い、前記押圧部12a,12bは、矢印Bに示すように、その受金2を内側へ向かって押圧して受金2を変形させる。つまり、受金2は、図2に示す対向する透孔9,9の部分で両側から内側に向かって押圧されて、楕円形にひずむように変形する。この変形により、受金2に差し込まれたランプ口金は、その受金2との圧接度合いを増して緩みにくい状態となる。
なお、このとき、板バネ10の圧接部13が外側に押圧された際に、例えば、図4に鎖線で示すように、板バネ10が変形したり動いたりするが、その変形の前後において、押圧部12a,12bを構成する傾斜面が常に受金2に圧接した状態を維持するので好ましい。また、板バネ10の押圧により受金2が変形することを許容している場合には、その受金2の透孔9の縁の位置は、ソケット本体1内を径方向内側に向かって移動してソケット本体1内周からの距離が変化することとなるが、このように、板バネ10が傾斜面でもって前記受金2の透孔9の縁を内側に向かって押圧するようにすれば、その透孔9の縁の位置が変化する前後において、その透孔9の縁には常に傾斜面が圧接し得るので、その受金2への押圧力が弱まらない。このため、口金の差込み後は、常に、その口金と受金2との摩擦力が充分に確保され、口金が緩みにくい。
また、このソケットの受金2に口金を差し込むと、その口金の先端接点が前記中央接触子8を端子壁3側に向かって押さえることとなる。このとき、その押された中央接触子8は、コイルバネ20を介して口金側、すなわち差込口4側に付勢されるようになっているので、口金も差込口4側へと付勢されて、そのねじ部は、受金2のねじ溝2aに圧接されてとしっかりと噛み合うようになる。さらに、そのコイルバネ20による口金の付勢に伴い、口金の周面のねじ部は、前記板バネ10の圧接部13にも圧接してその圧接度合いを高め、その板バネ10を同付勢方向(差込口4側へと向かう方向)へと付勢し前記押圧部12bを透孔9の縁にしっかりと押しつけて固定し得る。
この実施形態では、前記板バネ10、及び透孔9は、受金2の周面にそれぞれ2箇所、対向するように設けたが、この実施形態には限定されず、それぞれ1箇所のみとしてもよいし、3箇所以上としてもよい。ただし、複数設ける場合は、その受金2の周回りに等分方位に設けるのが望ましい。
また、他の形態として、図5(b)に示すように、支持部11a,11bと押圧部12a,12bとの位置関係を内外逆転させた構成も採用し得る。すなわち、板バネ10は、その中程の前記圧接部13が受金2内に位置しており、その圧接部13から端子壁側端10aへ向かうにつれて、前記透孔9を介して、受金2の外側に伸びていく。そして、板バネ10は、ソケット本体1の内周に圧接する支持部11bを形成し、さらにその先、端子壁3側に、受金2の外周を圧接する押圧部12bを形成したものである。また、板バネ10の差込口側端10bにおいて、支持部11a、押圧部12aの態様も同様である。この構成において、ランプ口金によって圧接部13が押圧された際の作用は、図4に示すように、押圧部12a,12bが受金2の外周を押圧して変形させる点で同様である。
なお、この実施形態では、板バネ10の前記押圧部12a,12b及び支持部11a,11bは、板バネ10の圧接部13を挟んでその板バネ10の両側、すなわち端子壁側端10a及び差込口側端10bにそれぞれ設けるようにしたが、この実施形態には限定されず、図5(a)に示すように、板バネの差込口側端10bにのみ設けるようにしてもよい。このとき、板バネ10の端子壁側端10aは、図5に示すように、端子壁3から立ち上がるようにソケット本体1に固定してもよいし、その受金2に固定してもよい。また、いずれの態様においても、コイルバネ20の効果を付加するかどうかも自由である。
また、ランプ口金を差し込んだ際の受金2の変形を望まない場合には、板バネ10の弾性を若干弱めてもよい。板バネ10の圧接部13がランプ口金に圧接する際のその弾性を弱めれば、ソケット本体1内周に反力を取る前記受金2外周への押圧が弱くなるので、その受金2の変形は少なくなり、あるいは変形しなくなるが、なお、板バネ10による前記受金2とソケット本体1との圧接構造、及び板バネ10によるランプ口金とソケット本体1との圧接構造による効果は維持し得る。
なお、ソケット本体の態様は自由であり、この実施形態の磁器によるいわゆるモーガルソケット以外の態様であってもよい。
一実施形態の断面図 図1の平面図 図1の底面図 図1の要部拡大図 他の実施形態の要部拡大図
符号の説明
1 ソケット本体
2 受金
3 端子壁
4 差込口
6,7 端子台
8 中央接触子
9 透孔
10 板バネ
10a,10b 側端
11a,11b 支持部
12a,12b 押圧部
13 圧接部
15,16,17 ビス
20 コイルバネ

Claims (2)

  1. 絶縁材からなる筒状ソケット本体1の内周部に筒状の受金2を取り付け、そのソケット本体1の底部には絶縁材からなる端子壁3を形成し、その端子壁3には、ソケット本体1の差込口4側から前記受金2に差し込んだランプ口金の先端接点に対応する中央接触子8を設けたソケットにおいて、
    前記受金2の周面にその受金2を内外に貫通する透孔9を設け、前記ソケット本体1に、前記端子壁3側から差込口4側に向かって伸びる板バネ10を固定し、その板バネ10は、前記受金2の内周面よりも内側に突出する圧接部13を有して、その圧接部13が前記受金2に差し込んだランプ口金に圧接するようになっており、
    前記板バネ10の前記差込口4側の差込口側端10bは、前記透孔9を介して前記圧接部13から前記受金2の外側に伸びてその受金2の前記透孔9周囲に圧接する押圧部12b及び前記ソケット本体1の内周に圧接する支持部11bを有しており前記ランプ口金を前記受金2に差し込んだ際に前記圧接部13が外側に変形することにより前記押圧部12bが前記受金2の前記透孔9周囲を外側から内側に向かって押圧することを特徴とするソケット。
  2. 絶縁材からなる筒状ソケット本体1の内周部に筒状の受金2を取り付け、そのソケット本体1の底部には絶縁材からなる端子壁3を形成し、その端子壁3には、ソケット本体1の差込口4側から前記受金2に差し込んだランプ口金の先端接点に対応する中央接触子8を設けたソケットにおいて、
    前記受金2の周面にその受金2を内外に貫通する透孔9を設け、前記ソケット本体1に、前記端子壁3側から差込口4側に向かって伸びる板バネ10を固定し、その板バネ10は、前記受金2の内周面よりも内側に突出する圧接部13を有して、その圧接部13が前記受金2に差し込んだランプ口金に圧接するようになっており、
    前記板バネ10の前記端子壁3側の端子壁側端10a及び前記差込口4側の差込口側端10bは、それぞれ前記透孔9を介して前記圧接部13から受金2の外側に伸びてその受金2の前記透孔9周囲に圧接する対の押圧部12a,12b及び前記ソケット本体1の内周に圧接する対の支持部11a,11bを有しており前記ランプ口金を前記受金2に差し込んだ際に前記圧接部13が外側に変形することにより前記押圧部12a,12bが前記受金2の前記透孔9周囲を外側から内側に向かって押圧することを特徴とすソケット。
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