JP5218490B2 - 同軸コネクタプラグ - Google Patents

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本発明は、同軸コネクタプラグに関し、より特定的には、外部導体と中心導体とを備えている同軸コネクタレセプタクルが接続される同軸コネクタプラグに関する。
従来の同軸コネクタプラグとしては、例えば、特許文献1に記載の基板対基板接続用同軸コネクタ(以下、単に同軸コネクタと称す)の同軸コネクタプラグが知られている。図9は、特許文献1に記載の同軸コネクタプラグ500の外観斜視図である。
同軸コネクタプラグ500は、図9に示すように、プラグ外部導体502、プラグ内部導体504及びプラグボディ506を備えている。プラグ外部導体502は、円筒形状をなしており、導電性材料により構成されている。プラグ内部導体504は、プラグ外部導体502内に設けられており、導電性材料により構成されている。プラグボディ506は、プラグ外部導体502内に設けられており、プラグ外部導体502とプラグ内部導体504とを絶縁している。
以上のように構成された同軸コネクタプラグ500には、同軸コネクタレセプタクルが装着される。同軸コネクタレセプタクルは、レセプタクル外周導体及びレセプタクル中心導体を備えている。レセプタクル外周導体は、円筒形状をなしており、プラグ外部導体502内に挿入される。この際、レセプタクル中心導体は、プラグ内部導体504に接続される。
ここで、同軸コネクタレセプタクルが同軸コネクタプラグ500に対して容易に装着されると共に、同軸コネクタレセプタクルが同軸コネクタプラグ500から容易に外れないようにする必要がある。そのため、同軸コネクタプラグ500では、プラグ外部導体502の内周面は、レセプタクル外周導体の外周面に対して適度な大きさの力で圧接する必要がある。
そこで、プラグ外部導体502の内周面の径は、レセプタクル外周導体の外周面の径よりも僅かに小さい。更に、プラグ外部導体502には、スリット510が設けられている。スリット510は、プラグ外部導体502の上端に設けられている切り欠きである。
プラグ外部導体502の内周面の径がレセプタクル外周導体の外周面の径よりも僅かに小さいと、プラグ外部導体502の内周面がレセプタクル外周導体の外周面に強く圧接するようになる。そのため、同軸コネクタレセプタクルが同軸コネクタプラグから容易に外れることが抑制される。
また、プラグ外部導体502にはスリット510が設けられているので、プラグ外部導体502にレセプタクル外周導体が挿入される際に、プラグ外部導体502の入り口の径が広がるようになる。そのため、同軸コネクタレセプタクルが同軸コネクタプラグ500に対して容易に装着される。
しかしながら、前記同軸コネクタプラグ500では、高さを低くすること(以下、低背化)が困難である。より詳細には、同軸コネクタプラグ500では、プラグ外部導体502に3つのスリット510が設けられている。そのため、同軸コネクタプラグ500に同軸コネクタレセプタクルが装着される際には、プラグ外部導体502のスリット510に挟まれた3箇所が板ばねとなって、プラグ外部導体502の外側へと反るように広がる。したがって、同軸コネクタレセプタクルを同軸コネクタプラグ500に対して容易に装着できるように、プラグ外部導体502を適度に反らせるためには、スリット510の深さを深くして、プラグ外部導体502のスリット510に挟まれた3箇所の板ばねの高さ方向の長さを長くする必要がある。その結果、プラグ外部導体502の高さが高くなり、同軸コネクタプラグ500の低背化を図ることが困難となる。
特開2006−66384号公報
そこで、本発明の目的は、同軸コネクタプラグの低背化を図ることである。
本発明の一形態に係る同軸コネクタプラグは、筒状の第1の外部導体及び該第1の外部導体内に設けられている第1の中心導体を備えている同軸コネクタレセプタクルが装着される同軸コネクタプラグであって、上下方向に延在する筒状をなす第2の外部導体であって、前記第1の外部導体が下側から挿入される円筒状の第2の外部導体と、前記第1の中心導体と接続される第2の中心導体と、前記第2の外部導体と前記第2の中心導体とを絶縁し、かつ、該第2の外部導体内に収容されている絶縁体と、前記第2の外部導体に接続され、かつ、該第2の外部導体の上側に設けられている2つの第1の外部電極及び1つの第2の外部電極と、前記第2の中心導体に接続され、かつ、該第2の外部導体の上側に設けられている第3の外部電極と、を備えており、前記第2の外部導体には、該第2の外部導体の上端と下端をつなぐスリットが設けられており、前記第2の外部導体の下端は、前記スリット以外の部分において同一平面上に位置しており、前記第2の外部導体の下端には、前記スリット以外に切り欠きが設けられておらず、前記2つの第1の外部電極は、下側から平面視したときに、前記第2の外部導体を挟んで対向しており、前記第2の外部電極と前記第3の外部電極とは、下側から平面視したときに、前記第2の外部導体を挟んで対向していること、を特徴とする。
本発明によれば、同軸コネクタプラグの低背化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグの外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの外部導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの中心導体部の外観斜視図である。 同軸コネクタプラグの絶縁体の外観斜視図である。 中心導体部と絶縁体とが組み立てられたときの外観斜視図である。 図6(a)は、同軸コネクタレセプタクルを水平方向から平面視した図である。図6(b)は、同軸コネクタレセプタクルを上側から平面視した図である。図6(c)は、同軸コネクタレセプタクルのA−Aにおける断面構造図である。 図7(a)は、同軸コネクタプラグを水平方向から平面視した図である。図7(b)は、同軸コネクタプラグを上側から平面視した図である。図7(c)は、同軸コネクタプラグのA−Aにおける断面構造図である。 図8(a)は、同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルを水平方向から平面視した図である。図8(b)は、同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルを上側から平面視した図である。図8(c)は、同軸コネクタプラグ及び同軸コネクタレセプタクルのA−Aにおける断面構造図である。 特許文献1に記載の同軸コネクタプラグの外観斜視図である。
以下に、本発明の実施形態に係る同軸コネクタプラグについて説明する。
(同軸コネクタプラグの構成)
まず、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグについて図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグ10の外観斜視図である。図2は、同軸コネクタプラグ10の外部導体部12の外観斜視図である。図3は、同軸コネクタプラグ10の中心導体部14の外観斜視図である。図4は、同軸コネクタプラグ10の絶縁体16の外観斜視図である。図5は、中心導体部14と絶縁体16とが組み立てられたときの外観斜視図である。
ここで、同軸コネクタプラグ10には、後述する同軸コネクタレセプタクルが下側から装着される。すなわち、同軸コネクタプラグ10の使用時には、同軸コネクタプラグ10は、図1(b)に示すように、開口が下方を向いた状態で用いられる。そこで、図1(a)の上方向を下側と定義し、図1(a)の下方向を上側と定義する。
同軸コネクタプラグ10は、フレキシブルプリント基板のような回路基板上に実装され、図1に示すように、外部導体部12、中心導体部14及び絶縁体16により構成されている。
外部導体部12は、導電性及び弾性を有する1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、外部導体部12には、銀メッキ又は金メッキが施されている。外部導体部12は、図1及び図2に示すように、外部導体12a及び外部電極12b〜12dを含んでいる。外部導体12aは、図1及び図2に示すように、上下方向に延在する円筒形状をなしている。外部導体12aは、図2に示すように、位置決め爪22a〜22c及び係合爪24a〜24dを有している。
位置決め爪22a〜22cは、外部導体12aの側面が外部導体12aの中心方向に折り返されることにより構成されている。位置決め爪22a〜22cは、後述する絶縁体16の外部導体部12に対する位置決めをする役割を果たす。係合爪24a〜24dは、外部導体12aの下端が外部導体12aの中心方向に突出することにより構成されている。係合爪24a〜24dは、後述する同軸コネクタレセプタクルに係合して、同軸コネクタプラグ10と同軸コネクタレセプタクルとを固定する役割を果たす。
また、外部導体12aには、スリットSが設けられている。スリットSは、外部導体12aの上端と下端との間を直線的につなぐように設けられている。これにより、外部導体12aは、下側から平面視したときに、円環状につながっておらず、C字型をなしている。ただし、外部導体12aの下端は、図1及び図2に示すように、スリットS以外の部分において、同一平面上に位置している。すなわち、外部導体12aの下端には、スリットS以外の切り欠きが設けられていない。
外部電極12b〜12dは、外部導体12aに接続され、かつ、外部導体12aの上側に設けられている。外部電極12b,12cは、下側から平面視したときに、外部導体12aの中心を挟んで対向している。外部電極12dは、外部電極12b,12cが並ぶ方向に直交し、かつ、外部導体12aの中心を通過する直線に沿って、外部電極12dの外側に向かって水平方向に延在している。
中心導体部14は、1枚の金属板(例えば、りん青銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、中心導体部14には、銀メッキ又は金メッキが施されている。中心導体部14は、図1及び図3に示すように、中心導体14a及び外部電極14bを備えている。
中心導体14aは、図1に示すように、外部導体12aの中心において上下方向に延在するように設けられている。そして、中心導体14aは、図3に示すように、上下方向に延在している円筒形状のソケット26を有している。ソケット26には、上下方向に延在するスリットS1〜S3が設けられている。これにより、ソケット26は、水平方向に僅かに広がることが可能である。
外部電極14bは、図3に示すように、中心導体14aに接続され、かつ、外部導体12aの上側に設けられている。外部電極14bは、図1に示すように、下側から平面視したときに、外部導体12aの中心を挟んで外部電極12dと対向しており、外部導体12aの外側に向かって水平方向に延在している。
絶縁体16は、樹脂等の絶縁性材料により作製され、図1及び図4に示すように、底面を有する円筒形状をなしている。絶縁体16は、外部導体12a内に設けられ、より詳細には、外部導体12aと中心導体14aとの間に設けられて、外部導体12aと中心導体14aとを絶縁する役割を果たす。また、絶縁体16の外周面には、3つの凹部17(図4では1つだけ図示されている)が設けられている。
以上のように構成された中心導体部14は、図5に示すように、絶縁体16に取り付けられる。本実施形態では、絶縁体16は、中心導体部14と共にインサートモールド成型により作製されている。ソケット26は、円筒形状の絶縁体16の中心において上下方向に延在している。また、外部電極14bは、絶縁体16の底面より絶縁体16の外部へと引き出されている。そして、図5に示す中心導体部14及び絶縁体16からなる組み立て体は、外部導体部12に取り付けられる。この際、位置決め爪22a〜22cが、絶縁体16の3つの凹部17に係合する。これにより、図1に示すように、外部導体12aの中心において、中心導体14aが上下方向に延在するようになる。
(同軸コネクタレセプタクル)
次に、本発明の一実施形態に係る同軸コネクタプラグ10に装着される同軸コネクタレセプタクルについて図面を参照しながら説明する。図6(a)は、同軸コネクタレセプタクル100を水平方向から平面視した図である。図6(b)は、同軸コネクタレセプタクル100を上側から平面視した図である。図6(c)は、同軸コネクタレセプタクル100のA−Aにおける断面構造図である。
ここで、同軸コネクタレセプタクル100は、同軸コネクタプラグ10に対して下側から装着される。すなわち、同軸コネクタレセプタクル100の使用時には、同軸コネクタレセプタクル100は、図6に示すように、開口が上方を向いた状態で用いられる。そこで、図6の上方向を上側と定義し、図6の下方向を下側と定義する。
同軸コネクタレセプタクル100は、プリント基板のような回路基板上に実装され、図6に示すように、外部導体部102、中心導体部104及び絶縁体106を備えている。
外部導体部102は、導電性を有する1枚の金属板(例えば、黄銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、外部導体部102には、銀メッキ又は金メッキが施されている。外部導体部102は、図6に示すように、外部導体102a及び外部電極102b〜102dを含んでいる。外部導体102aは、図6に示すように、上下方向に延在する円筒形状をなしている。外部導体102aの外周面の径は、外部導体12aの内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。外部導体102aの外周面には、溝103が設けられている。外部電極102b〜102dは、外部導体102aに接続され、かつ、外部導体102aの下側に設けられている。
中心導体部104は、導電性を有する1枚の金属板(例えば、黄銅)に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより作製されている。更に、中心導体部104には、銀メッキ又は金メッキが施されている。中心導体部104は、図6に示すように、中心導体104a及び外部電極104bを備えている。
中心導体104aは、図6に示すように、外部導体102aの中心において上下方向に延在するように設けられている。中心導体104aの外周面の径は、ソケット26の内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。外部電極104bは、図6に示すように、中心導体104aに接続され、かつ、外部導体102aの下側に設けられている。外部電極104bは、図6(b)に示すように、上側から平面視したときに、外部電極102bと外部導体102aの中心を挟んで対向しており、外部導体102aの外側に向かって水平方向に延在している。
絶縁体106は、樹脂等の絶縁性材料により作製され、図6に示すように、板状をなしている。絶縁体106は、外部導体102aと中心導体104aとの間に設けられて、外部導体102aと中心導体104aとを絶縁する役割を果たす。
(同軸コネクタレセプタクルの同軸コネクタプラグへの取り付け)
以下に、同軸コネクタレセプタクル100の同軸コネクタプラグ10への取り付けについて図面を参照しながら説明する。図7(a)は、同軸コネクタプラグ10を水平方向から平面視した図である。図7(b)は、同軸コネクタプラグ10を上側から平面視した図である。図7(c)は、同軸コネクタプラグ10のA−Aにおける断面構造図である。図8(a)は、同軸コネクタプラグ10及び同軸コネクタレセプタクル100を水平方向から平面視した図である。図8(b)は、同軸コネクタプラグ10及び同軸コネクタレセプタクル100を上側から平面視した図である。図8(c)は、同軸コネクタプラグ10及び同軸コネクタレセプタクル100のA−Aにおける断面構造図である。
図7に示すように、同軸コネクタプラグ10は、外部導体12aの開口が下側を向いた状態で用いられる。そして、図8に示すように、同軸コネクタレセプタクル100は、同軸コネクタプラグ10に対して下側から装着される。具体的には、外部導体102aは、外部導体12aに対して下側から挿入される。外部導体102aの外周面の径は、外部導体12aの内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。そのため、外部導体102aの外周面は、外部導体12aの内周面に圧接し、外部導体12aは、外部導体102aにより水平方向に押し広げられる。すなわち、外部導体12aは、スリットS全体の幅が大きくなるように広がる。ただし、スリットSは、外部導体12aの上端と下端とをつなぐように設けられているので、外部導体12aは、水平方向に反るように広がるのではない。そして、外部導体12aの係合爪24a〜24dは、外部導体102aの溝103に係合する。これにより、外部導体12aは、外部導体102aを保持する。
更に、中心導体14aは、中心導体104aと接続される。具体的には、中心導体104aは、図8に示すように、円筒形状のソケット26内に挿入される。中心導体104aの外周面の径は、ソケット26の内周面の径よりも僅かに大きく設計されている。そのため、中心導体104aの外周面は、ソケット26の内周面に圧接し、ソケット26は、中心導体104aにより水平方向に反るように押し広げられる。これにより、ソケット26は、中心導体104aを保持する。
(効果)
以上のように構成された同軸コネクタプラグ10によれば、低背化を図ることができる。より詳細には、特許文献1に記載の同軸コネクタプラグ500では、図9に示すように、プラグ外部導体502に3つのスリット510が設けられている。そのため、同軸コネクタプラグ500に同軸コネクタレセプタクルが装着される際には、プラグ外部導体502のスリット510に挟まれた3箇所が板ばねとなって、プラグ外部導体502の外側へと反るように広がる。したがって、同軸コネクタレセプタクルが同軸コネクタプラグ500に対して容易に装着されるように、プラグ外部導体502が適度に反らせるためには、スリット510の深さを深くする必要がある。その結果、プラグ外部導体502の高さが高くなり、同軸コネクタプラグ500の低背化を図ることが困難となる。
一方、同軸コネクタプラグ10では、外部導体12aにスリットSが設けられている。そのため、外部導体102aは、外部導体12aに対して下側から挿入され、外部導体102aの外周面は、外部導体12aの内周面に圧接し、外部導体12aは、外部導体102aにより水平方向に押し広げられる。すなわち、外部導体12aは、スリットS全体の幅が大きくなるように広がる。ただし、スリットSは、外部導体12aの上端と下端とをつなぐように設けられているので、外部導体12aは、水平方向に反るように広がるのではない。よって、外部導体12a全体が板ばねとして機能する。その結果、同軸コネクタプラグ10の外部導体12aは、同軸コネクタプラグ500のプラグ外部導体502よりも、撓みやすい。すなわち、外部導体12aでは、プラグ外部導体502に比べて、大型化させることなく適度な弾性を得ることが容易である。以上より、同軸コネクタプラグ10では、低背化を図ることができる。
ここで、外部導体12aの下端に、スリットS以外の切り欠きが設けられていると、外部導体12aに外部導体102aが挿入されると、同軸コネクタプラグ500のプラグ外部導体502のように、外部導体102aが水平方向に反るように広がる。よって、このような切り欠きは、同軸コネクタプラグ10の低背化の妨げとなる。したがって、同軸コネクタプラグ10の外部導体12aの下端には、スリットS以外の切り欠きが設けられていない。
また、同軸コネクタプラグ10では、外部電極12b,12cは外部導体12aを挟んで対向し、外部電極12d,14bは外部導体12aを挟んで対向している。よって、同軸コネクタプラグ10がフレキシブルプリント基板上に実装される際のリフロー工程において、外部電極12bが溶融したはんだの表面張力により引っ張られる力と外部電極12cが溶融したはんだの表面張力により引っ張られる力とが互いに打ち消しあうようになる。同様に、外部電極12dが溶融したはんだの表面張力により引っ張られる力と外部電極14bが溶融したはんだの表面張力により引っ張られる力とが互いに打ち消しあうようになる。よって、同軸コネクタプラグ10がはんだ実装される際のリフロー工程において、同軸コネクタプラグ10がフレキシブルプリント基板上においてずれることが抑制される。
以上のように、本発明は、同軸コネクタプラグに有用であり、特に、低背化を図ることができる点において優れている。
S スリット
10 同軸コネクタプラグ
12 外部導体部
12a 外部導体
12b〜12d,14b 外部電極
14 中心導体部
14a 中心導体
16 絶縁体

Claims (2)

  1. 筒状の第1の外部導体及び該第1の外部導体内に設けられている第1の中心導体を備えている同軸コネクタレセプタクルが装着される同軸コネクタプラグであって、
    上下方向に延在する筒状をなす第2の外部導体であって、前記第1の外部導体が下側から挿入される円筒状の第2の外部導体と、
    前記第1の中心導体と接続される第2の中心導体と、
    前記第2の外部導体と前記第2の中心導体とを絶縁し、かつ、該第2の外部導体内に収容されている絶縁体と、
    前記第2の外部導体に接続され、かつ、該第2の外部導体の上側に設けられている2つの第1の外部電極及び1つの第2の外部電極と、
    前記第2の中心導体に接続され、かつ、該第2の外部導体の上側に設けられている第3の外部電極と、
    を備えており、
    前記第2の外部導体には、該第2の外部導体の上端と下端をつなぐスリットが設けられており、
    前記第2の外部導体の下端は、前記スリット以外の部分において同一平面上に位置しており、
    前記第2の外部導体の下端には、前記スリット以外に切り欠きが設けられておらず、
    前記2つの第1の外部電極は、下側から平面視したときに、前記第2の外部導体を挟んで対向しており、
    前記第2の外部電極と前記第3の外部電極とは、下側から平面視したときに、前記第2の外部導体を挟んで対向していること、
    を特徴とする同軸コネクタプラグ。
  2. 前記第2の外部導体の下端には、該第2の外部導体の中心方向に突出する係合爪が設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の同軸コネクタプラグ。
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