JP4125575B2 - ベルト式無段変速機の制御装置 - Google Patents

ベルト式無段変速機の制御装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト式無段変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に搭載されるベルト式無段変速機の油圧回路図としては、例えば、図2に示す構成のものが知られている。
【0003】
まず構成を説明すると、オイルポンプ22から吐出されプレッシャレギュレータバルブ40により調圧されたライン圧は、変速制御弁100を介してプライマリプーリ10のプライマリプーリシリンダ室10cへ供給されるとともに、セカンダリバルブ90を介してセカンダリプーリ11のセカンダリプーリシリンダ室11cへ供給される。
【0004】
前記変速制御弁100は、ステッピングモータ120の駆動により目標変速比に応じて開口し、変速によってプライマリプーリ10の溝幅が目標変速比になると、プライマリプーリ10の溝幅に応じて閉弁され、変速が終了するよう構成されている。
【0005】
また、前記セカンダリバルブ90は、セカンダリコントロールバルブ80から出力される制御圧に応じてセカンダリ圧を出力する。このセカンダリコントロールバルブ80は、2方リニアソレノイド70から出力される信号圧により制御されている。2方リニアソレノイド70が出力する信号圧は、目標変速比と入力トルク(エンジントルク)とに基づいて設定された目標セカンダリ圧に応じて図外のCVTCUにより制御される。
【0006】
前記2方リニアソレノイド70は、1つの入力ポートとつの出力ポートとを有している。入力ポートは油路51を介してパイロットバルブ50の出力ポートと接続されている。また、出力ポートの一方は油路72を介してセカンダリコントロールバルブ80と接続され、他方はドレンポートとして図外のオイルパンと接続されている。そして、CVTCUからの信号に応じてドレンポートからのリーク量を変化させ、セカンダリコントロールバルブ80に出力する信号圧を調圧している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
通常、エンジン回転数の低いアイドル時には、エンジン負荷の軽減を図るため、ライン圧を最小とする制御が実施され、これに伴いセカンダリ圧も最小とする制御が行われる。このとき、2方リニアソレノイド70においては、信号圧を最小とするためドレンポートを開放する側へ作動してリーク量を最大とする制御が行われる。
【0008】
ところが、アイドル時にはオイルポンプ22による油の吐出流量が少なく、油圧回路の油量収支が厳しいため、アイドル時に2方リニアソレノイド70のリーク量を最大とする制御を行った場合、油量収支をさらに悪化させてしまう虞がある。
【0009】
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、セカンダリプーリに供給するセカンダリ圧を、2方リニアソレノイドの信号圧に応じて出力するセカンダリバルブを備えたベルト式無段変速機の制御装置において、アイドル時の油量収支を改善することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、請求項1に記載のベルト式無段変速機の制御装置では、Vベルトを挟持するプライマリプーリおよびセカンダリプーリと、運転状態に基づく目標変速比となるように変速制御弁を介して前記プライマリプーリのプライマリ圧を制御する変速比制御手段であるステッピングモータと、オイルポンプの吐出圧を元圧とし、該元圧をドレンすることでライン圧を制御するライン圧制御弁と、前記ライン圧を元圧とし、制御圧に比例したセカンダリ圧を前記セカンダリプーリへ出力するセカンダリ弁と、前記ライン圧制御弁からドレンされた油圧を元圧とし、信号圧に比例した前記制御圧を前記セカンダリ弁へ出力するセカンダリ制御弁と、前記ライン圧を一定のパイロット圧に減圧するパイロット弁と、前記パイロット圧を元圧とし、パイロット圧に比例してドレンポートを閉じることでパイロット圧に比例した前記信号圧を前記セカンダリ制御弁へ出力する2方リニアソレノイドと、前記2方リニアソレノイドのドレンポートを開閉する指令する前記信号圧を任意に設定可能なセカンダリ圧制御手段と、エンジンがアイドル状態であるかどうかを判断するアイドル状態判断手段と、前記アイドル状態であると判断されたとき、前記ライン圧を最小とする指令を前記ライン圧制御弁に出力するアイドル時ライン圧制御手段と、を備えたベルト式無段変速機の制御装置において、前記セカンダリ圧制御手段は、前記アイドル状態であると判断されたとき、前記2方リニアソレノイドの前記ドレンポートを閉じる指令を出力することを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、セカンダリ圧制御手段は、アイドル状態であると判断されたとき、2方リニアソレノイドのドレンポートを閉じる指令を出力する。すなわち、2方リニアソレノイドのスプールがドレンポートを閉じる方向へ移動する。よって、従来技術と比較してドレンポートからのリーク量を低減させることができるので、アイドル時の油量収支を改善することができる。
また、2方リニアソレノイドの小型化、応答性の向上等を目的として、2方リニアソレノイドとセカンダリ弁との間にセカンダリ制御弁を設けた構成のベルト式無段変速機において、アイドル時に2方リニアソレノイドのドレンポートを閉じることにより、2方リニアソレノイドのみならず、セカンダリ制御弁のドレンポートからのリーク量も最小とすることができ、アイドル時の油量収支を改善することができる。
【0013】
なお、ドレンポートを閉じることで2方リニアソレノイドから出力される信号圧は最大となり、これに応じてセカンダリ弁にはセカンダリ圧を最大とする指令が出力されるが、ライン圧はアイドル時ライン圧制御手段により最小となるように制御されているため、セカンダリ圧はライン圧を超えた値とはならず、セカンダリプーリへの過剰なクランプ圧の供給は回避される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1はVベルト式無段変速機の概略構成図である。
【0016】
図1において、無段変速機5はロックアップクラッチを備えたトルクコンバータ2、前後進切り換え機構4を介してエンジン1に連結され、一対の可変プーリとして入力軸側のプライマリプーリ10、出力軸13に連結されたセカンダリプーリ11を備えている。これら一対の可変プーリ10,11は、Vベルト12によって連結されている。なお、出力軸13はアイドラギア14およびアイドラシャフトを介してディファレンシャル6に連結されている。
【0017】
無段変速機5の変速比やVベルトの接触摩擦力は、CVTコントロールユニット(CVTCU)20からの指令に応動する油圧コントロールユニット(油圧CU)30によって制御されている。CVTCU20は、エンジン1を制御するエンジンコントロールユニット(ECU)21から入力トルク情報や後述するセンサ等からの出力に基づいて変速比や接触摩擦力を決定し、制御する。
【0018】
無段変速機5のプライマリプーリ10は、入力軸と一体となって回転する固定円錐板10bと、この固定円錐板10bに対向配置されてV字状のプーリ溝を形成するとともに、プライマリプーリシリンダ室10cへ作用する油圧(プライマリ圧)によって軸方向へ変位可能な可動円錐板10aから構成されている。
【0019】
一方、セカンダリプーリ11は、出力軸13と一体となって回転する固定円錐板11bと、この固定円錐板11bに対向配置されてV字状のプーリ溝を形成するとともに、セカンダリプーリシリンダ室11cへ作用する油圧(セカンダリ圧)に応じて軸方向へ変位可能な可動円錐板11aから構成されている。
【0020】
ここで、プライマリプーリシリンダ室10cとセカンダリプーリシリンダ室11cは、等しい受圧面積に設定されている。
【0021】
エンジン1から入力された駆動トルクは、トルクコンバータ2と、前後進切り換え機構4を介して無段変速機5へ入力され、プライマリプーリ10からVベルト12を介してセカンダリプーリ11へ伝達される。このとき、プライマリプーリ10の可動円錐板10aおよびセカンダリプーリ11の可動円錐板11aを軸方向変位させ、Vベルト12との接触半径を変更することにより、プライマリプーリ10とセカンダリプーリ11との変速比を連続的に変更することができる。
【0022】
無段変速機5の変速比およびVベルト12の接触摩擦力は、油圧CU30によって制御される。
【0023】
図2は、Vベルト式無段変速機の油圧回路図である。
図において、40は油路41から供給されたオイルポンプ22の吐出圧を、ライン圧(プーリクランプ圧)として調圧するプレッシャレギュレータバルブである。油路41には油路42が連通されている。油路42は無段変速機5のプライマリプーリシリンダ室10cおよびセカンダリプーリシリンダ室11cに、ベルト12をクランプするプーリクランプ圧を供給するプーリクランプ圧供給油路である。また、油路42に連通された油路43は、パイロットバルブ50の元圧を供給する。
【0024】
また、プレッシャレギュレータバルブ40からドレンされた油圧は、油路46を介して前後進切り換え機構4(図1参照)を制御するクラッチレギュレータバルブ60に供給される。この油路46は、オリフィス45を有する油路44を介して油路42に連通されている。クラッチレギュレータバルブ60は油路46および油路61の油圧を調圧する。この油路61の油圧はセカンダリコントロールバルブ80および図外のセレクトスイッチングバルブへ供給される。
【0025】
パイロットバルブ50は、油路51を介して2方リニアソレノイド70の一定供給圧を設定する。2方リニアソレノイド70の出力圧(信号圧)はセカンダリコントロールバルブ80に供給され、セカンダリコントロールバルブ80の作動を制御する。
【0026】
セカンダリコントロールバルブ80には、入力ポートとして、2方リニアソレノイド70からの信号圧をオリフィス73により減圧して供給する油路72が接続され、クラッチレギュレータバルブ60により調圧された油路61と連通する油路74が接続されている。さらに、出力ポートとして、セカンダリバルブ90に制御圧を供給する油路81が接続されている。
【0027】
セカンダリバルブ90には、入力ポートとして、セカンダリコントロールバルブ80の出力ポートに接続されオリフィス82を有する油路81と、プレッシャレギュレータバルブ40により調圧された油路42と連通する油路44が接続されている。さらに、出力ポートとして、セカンダリプーリ11のセカンダリプーリシリンダ室11cにセカンダリ圧を供給する油路91が接続されている。
【0028】
変速制御弁100には、入力ポートとして、プレッシャレギュレータバルブ40により調圧された油路42と連通する油路47が接続されている。一方、出力ポートとして、プライマリプーリ10のプライマリプーリシリンダ室10cにプライマリ圧を供給する油路101が接続されている。
【0029】
変速制御弁100は、メカニカルフィードバック機構を構成するサーボリンク110に連結され、サーボリンク110の一旦に連結されたステッピングモータ120によって駆動されるとともに、サーボリンク110の他端に連結されたプライマリプーリ10の可動円錐板10aから溝幅、つまり実変速比のフィードバックを受ける。
【0030】
次に、作用を説明する。
[通常変速制御処理]
CVTCU20による通常の変速制御について、図3のフローチャートを参照しながら説明する。
【0031】
まず、ステップS1では、プライマリプーリ速度センサ26が検出したプライマリプーリ回転速度と、セカンダリプーリ速度センサ27が検出したセカンダリプーリ回転速度の比から、実変速比を算出する。
【0032】
ステップS2では、ECU21からの入力トルク情報から、無段変速機5への入力トルクを演算する。この入力トルク情報は、例えば、エンジン1の燃料噴射量(噴射パルス幅)とエンジン回転数などで構成される。
【0033】
次に、ステップS3では、上記実変速比と入力トルクに基づいて、図4のマップを参照して必要とするセカンダリ圧(必要セカンダリ圧)を演算する。
なお、このマップは、変速比が小さい(Od側)ほど油圧が低く、変速比が大きい(Lo側)ほど油圧が高く設定され、かつ、入力トルクが大きければ油圧を高く、入力トルクが小さければ油圧を低く設定するもので、予め設定したものである。
【0034】
ステップS4では、上記実変速比と入力トルクに基づいて、図5のマップを参照して必要とするプライマリ圧(必要プライマリ圧)を演算する。
なお、このマップは、変速比が小さいほど油圧が低く、大きいほど油圧が高く設定され、かつ、入力トルクが大きければ油圧を高く、小さければ油圧を低く設定するもので、上記必要セカンダリ圧に対して、変速比の小側では相対的に高く、変速比の大側では相対的に低くなるように設定されたものである。ただし、入力トルクによっては、必要プライマリ圧と必要セカンダリ圧の大小関係が逆になる場合もある。
【0035】
次に、ステップS5では、プライマリ圧の目標値であるプライマリ圧操作量を下式により演算する。
プライマリ圧操作量=必要プライマリ圧+オフセット量
ここで、オフセット量は、変速制御弁100の特性に応じて設定される値(油圧の加算値)であり、圧力損失の特性は、完全に油圧に比例するわけではないので、これを補償する値である。
【0036】
ステップS6では、プライマリ圧操作量と上記ステップS3で求めた必要セカンダリ圧との大小関係を比較判定する。プライマリ圧操作量の方が大きい場合にはステップS7へ進み、必要セカンダリ圧がプライマリ圧操作量以上である場合にはステップS8へ進む。
【0037】
ステップS7では、ライン圧PLの目標値であるライン圧操作量をプライマリ圧操作量として本制御を終了する。
【0038】
ステップS8では、ライン圧操作量を必要セカンダリ圧として本制御を終了する。
【0039】
このように、プライマリ圧操作量と必要セカンダリ圧のいずれか大きい方をライン圧操作量(目標油圧)として求めた後、プレッシャレギュレータバルブ40のソレノイドを駆動するための制御量(デューティ信号など)へ変換してプレッシャレギュレータバルブ40を駆動する。
【0040】
[アイドル時ライン圧最小制御処理]
図6は、CVTCU20におけるアイドル時ライン圧最小制御処理の流れを示すフローチャートである。
【0041】
ステップS21では、車速センサ33とアイドルスイッチ32から、車速とアイドル信号を読み込む。
【0042】
ステップS22では、アイドル状態であるかどうかを、読み込んだ車速とアイドル信号から判断する。車速が0、かつ、アイドルスイッチがONである場合にはアイドル状態であると判断してステップS23へ進む。それ以外はアイドル状態ではないと判断して本制御を終了する。
【0043】
ステップS23では、ライン圧Pを最小とする指令をプレッシャレギュレータバルブ40へ出力する。
【0044】
ステップS24では、セカンダリ圧を最大とする指令を2方リニアソレノイド70へ出力して本制御を終了する。
[アイドル時ライン圧最小制御処理作用]
図7は、アイドル時ライン圧最小制御処理作用を示すタイムチャートである。
【0045】
瞬時t1では、運転者がアクセルペダルから足を離したため、アイドルスイッチ32がONされる。
【0046】
瞬時t2では、車両が停止して車速が0となったため、ライン圧Pを最小とする指令がCVTCU20からプレッシャレギュレータバルブ40に出力される。同時に、セカンダリ圧を最大とする指令がCVTCU20から2方リニアソレノイド70に出力される。
【0047】
このとき、2方リニアソレノイド70では、セカンダリ圧を最大とするためにドレンポートを閉じてセカンダリコントロールバルブ80に出力する信号圧を最大とする制御が行われる。一方、セカンダリコントロールバルブ80でも、ドレンポートを閉じてセカンダリバルブ90に出力する制御圧を最大とする制御が行われる。
【0048】
瞬時t3では、運転者がアクセルペダルに足を乗せたため、アイドルスイッチ32がOFFされ、通常の目標変速比に基づくライン圧P制御に切り換えられる。
【0049】
次に、効果を説明する。
本実施の形態のVベルト式無段変速機では、アイドル時にライン圧Pを最小とする制御を行う際、2方リニアソレノイド70にセカンダリ圧を最大とする指令を出力することとしたため、2方リニアソレノイド70とセカンダリコントロールバルブ80のリーク量が最小となり、従来技術と比較してアイドル時の油量収支を改善することができる。
【0050】
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、本発明の具体的な構成は本実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
【0051】
例えば、本実施の形態では、車速センサ33とアイドルスイッチ32の出力信号からアイドル状態を判断する例を示したが、操作量センサ24やスロットル開度センサ等からアイドル状態を判断する構成としても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】Vベルト式無段変速機の概略構成図である。
【図2】Vベルト式無段変速機の油圧回路図である。
【図3】CVTコントロールユニットのプーリ圧制御部で行われる油圧制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】変速比と入力トルクに応じた必要セカンダリ圧のマップである。
【図5】変速比と入力トルクに応じた必要プライマリ圧のマップである。
【図6】アイドル時ライン圧最小制御処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】アイドル時ライン圧最小制御処理作用を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 エンジン
2 トルクコンバータ
4 前後進切り換え機構
5 無段変速機
6 ディファレンシャル
10 プライマリプーリ
10a 可動円錐板
10b 固定円錐板
10c プライマリプーリシリンダ室
11 セカンダリプーリ
11a 可動円錐板
11b 固定円錐板
11c セカンダリプーリシリンダ室
12 ベルト
13 出力軸
14 アイドラギア
22 オイルポンプ
24 操作量センサ
26 プライマリプーリ速度センサ
27 セカンダリプーリ速度センサ
32 アイドルスイッチ
33 車速センサ
40 プレッシャレギュレータバルブ
41 油路
42 油路
43 油路
44 油路
45 オリフィス
46 油路
47 油路
50 パイロットバルブ
51 油路
60 クラッチレギュレータバルブ
61 油路
70 2方リニアソレノイド
72 油路
73 オリフィス
74 油路
80 セカンダリコントロールバルブ
81 油路
82 オリフィス
90 セカンダリバルブ
91 油路
100 変速制御弁
101 油路
110 サーボリンク
120 ステッピングモータ

Claims (1)

  1. Vベルトを挟持するプライマリプーリおよびセカンダリプーリと、
    運転状態に基づく目標変速比となるように変速制御弁を介して前記プライマリプーリのプライマリ圧を制御する変速比制御手段であるステッピングモータと、
    オイルポンプの吐出圧を元圧とし、該元圧をドレンすることでライン圧を制御するライン圧制御弁と、
    前記ライン圧を元圧とし、制御圧に比例したセカンダリ圧を前記セカンダリプーリへ出力するセカンダリ弁と、
    前記ライン圧制御弁からドレンされた油圧を元圧とし、信号圧に比例した前記制御圧を前記セカンダリ弁へ出力するセカンダリ制御弁と、
    前記ライン圧を一定のパイロット圧に減圧するパイロット弁と、
    前記パイロット圧を元圧とし、パイロット圧に比例してドレンポートを閉じることでパイロット圧に比例した前記信号圧を前記セカンダリ制御弁へ出力する2方リニアソレノイドと、
    前記2方リニアソレノイドのドレンポートを開閉する指令する前記信号圧を任意に設定可能なセカンダリ圧制御手段と、
    エンジンがアイドル状態であるかどうかを判断するアイドル状態判断手段と、
    前記アイドル状態であると判断されたとき、前記ライン圧を最小とする指令を前記ライン圧制御弁に出力するアイドル時ライン圧制御手段と、
    を備えたベルト式無段変速機の制御装置において、
    前記セカンダリ圧制御手段は、前記アイドル状態であると判断されたとき、前記2方リニアソレノイドの前記ドレンポートを閉じる指令を出力することを特徴とするベルト式無段変速機の制御装置。
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