JP4124655B2 - 運動周波数で制御されるアイドリング状態を有する空気ばね式打撃機構 - Google Patents

運動周波数で制御されるアイドリング状態を有する空気ばね式打撃機構 Download PDF

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Description

本発明は、請求項1の上位概念に記載の形式の、打撃ハンマおよび/またはドリルハンマのための空気ばね式打撃機構に関する。
以前より、駆動ピストンがクランク軸によって往復運動されるような空気ばね式打撃機構は様々な構成で公知である。駆動ピストンには、これと同様に往復運動可能な打撃ピストンが前置されているので、駆動ピストンと打撃ピストンとの間に中空室が形成されており、この中空室は空気ばねを収容するのに役立つ。エアクッションとして機能する空気ばねは、被駆動式の駆動ピストンの運動を打撃ピストンに伝達し、したがってこの打撃ピストンは時間的にずれて駆動ピストンの運動に追従する。さらに打撃ピストンは、工具のシャフトまたは介在された打撃子を打撃し、打撃エネルギを工具に伝える。
このような空気ばね式打撃機構は、実際に電動モータ式の駆動装置を備えたハンマでも、内燃機関駆動式のハンマでも認められる。
特に内燃機関駆動式のハンマは、モータ軸と空気ばね式打撃機構のクランク軸との間に遠心クラッチを備えており、この遠心クラッチは、内燃機関がアイドリング回転数で回転する際に打撃機構駆動装置を連結解除するように働く。これによって一方ではモータの申し分のないアイドリングが保証され、また他方ではモータの簡単な始動が実現されるようになっている。このような遠心クラッチは、技術的に手間のかかるものであり、かつ大きな構造スペースを必要としており、さらにこのような遠心クラッチでは比較的高価で摩耗しやすく重いハンマが形成されることになる。
したがって本発明の課題は、前述の欠点を甘受することなく、遠心クラッチによるトルク伝達およびトルク遮断の利点が維持されるような空気ばね式打撃機構を提供することである。
この課題は、請求項1の特徴部に記載した構成手段を有する空気ばね式打撃機構によって解決される。本発明の有利な実施形態は従属請求項に定義している。
本発明の空気ばね式打撃機構では、アイドリング空気通路が設けられており、このアイドリング空気通路を介して、打撃運転状態で空気ばねを収容する、駆動ピストンと打撃ピストンとの間に設けられた中空室が、補償室と接続可能である。補償室は、たとえばクランク室であってよく、このクランク室内でクランク軸が駆動ピストンを駆動するために回転する。これに対して選択的に、補償室は、空気ばね式打撃機構の周囲であってよく、この場合汚れ、ダストおよび湿気などが補償室およびアイドリング空気通路を介して中空室に浸入できないように保証する、ということが所望される。
さらに本発明によれば、アイドリング空気通路に弁が配置されており、この弁の開閉位置は、駆動ピストンの運動周波数に関連するものとなっている。これによって本発明では、空気ばね式打撃機構の遮断、つまり打撃運転からアイドリング運転への移行が、公知のように機械式に遠心クラッチを介して行われるのではなく、運動周波数で制御される、打撃機構の吸込作用の中断を介して行われる。
本発明の有利な実施形態では、駆動ピストンの運動周波数が所定の値を下回る際に弁が開放されるので、アイドリング空気通路を介して中空室と補償室との間の連通が形成される。これによって生じるアイドリング運転状態では、駆動ピストンが引き続き振動しても、もはや中空室に空気ばねが形成されず、このことによって打撃運転状態で、空気ばねによって駆動される打撃ピストンが前方に駆動されることも後方に吸い込まれることもなくなる。したがって打撃運転の確実な中断が保証されている。
駆動ピストンの運動周波数は、本発明に関する限りでは、別の一連のパラメータと同価値の1つのパラメータを表している。これに駆動ピストンを駆動するクランク軸もしくは斜軸(Taumelwelle)の回転数ならびに駆動機構を負荷する駆動モータの回転数が所属する。駆動モータの回転数もまた、駆動モータが内燃機関である場合、たとえば点火周波数つまり点火サイクルによって特定することができる。電動モータの場合、回転数は消費電流に基づいて求めることができる。駆動モータは常に駆動機構を介して駆動ピストンと接続されているので、これらのエレメントの1つの運動特性から別のエレメントの運動特性を求めることもできる。多くの場合形状接続(formschluessig;形状による束縛)式の、駆動モータから駆動ピストンへのエネルギ伝達によって、個々の運動パラメータの間に一次的な関連性が生じる。
これと同じことが別の駆動コンセプトにも当てはまる。駆動ピストンがたとえばリニアモータを介して駆動される場合、専門家は、様々な運転パラメータに基づいて、駆動ピストンの運動周波数を求める別の可能性を提供することができる。
したがって駆動ピストンの運動周波数を検出するためのセンサ装置は、駆動モータに直接的に割り当てられていない運動パラメータも検出できるように形成することができる。これに基づいてセンサ装置は、たとえば駆動ピストンの運動周波数を、駆動ピストンを駆動するクランク軸の回転数の検出によって、特定することができる。
したがって弁は、有利な実施形態では、クランク軸の回転数を検出する回転数センサの信号に応じて開閉可能である。
クランク軸に配置された可動のフライウェイトは、ある意味で、回転数センサとしてみなすこともでき、このフライウェイトを介して弁が操作可能であり、この場合弁は、フライウェイトの位置に応じて開閉可能である。
本発明の別の実施形態では、回転数センサが、クランク軸回転数を電気式または電子式に検出するのに役立つ。回転数センサの信号は、適当な形式で、弁つまり電磁弁に送られる。
本発明の特に有利な実施形態では、追加的なアイドリング装置が設けられており、この追加的なアイドリング装置によって、駆動ピストンの運動周波数もしくはクランク軸の回転数とは無関係に、中空室が補償室と連通可能であり、それも打撃ピストンが、打撃ピストンによって負荷される工具を打撃ハンマおよび/またはドリルハンマのケーシングから挿出案内することによって、アイドリング位置として働く前位の軸方向位置を占める場合に連通可能である。これによって空気ばね式打撃機構は、前述の運動周波数もしくは回転数に応じたアイドリング運転とは無関係にアイドリング状態を占めることができる。このような空気ばね式打撃機構では、アイドリングを達成する2つの構成が生じる。1つ目の構成によれば、駆動ピストンの運動周波数もしくはクランク軸の回転数が所定の値を下回る際に、アイドリングが自動的に行われる。2つ目の構成によれば、作業員が、工具を加工しようとする対象物(岩盤)から離間し、したがって工具がハンマのケーシングから挿出できる場合に、空気ばね式打撃機構は、(駆動ピストンの運動周波数もしくはクランク軸の回転数とは)無関係にアイドリング位置を占めることができる。
本発明の空気ばね式打撃機構は、種々異なる構造原理で実現することができ、つまりたとえば駆動ピストンが打撃ピストンの中空領域内で運動するいわゆる中空打撃体型打撃機構で、または駆動ピストンが中空領域を備えており、この中空領域に打撃ピストンが軸方向運動可能に収容されている中空ピストン型打撃機構で、または打撃ピストンおよび駆動ピストンが実質的に同じ直径を有していて、かつ共に打撃機構管に案内されている管型打撃機構で実現可能である。
本発明のさらなる利点および特徴については以下の説明から理解することができる。
次に図面につき本発明の実施例を詳しく説明する。
図1には、打撃運転状態の本発明による空気ばね式打撃機構を断面図で示した。
駆動機構としてのクランク軸1は、連接棒2を介して駆動ピストン3を軸方向で往復駆動する。駆動ピストン3は、打撃ピストン4内で案内されており、この打撃ピストン4もまた管状の打撃機構ケーシング5内で軸方向往復運動可能である。
このような空気ばね式打撃機構は、中空打撃体型打撃機構とも呼ばれ、公知のものである。
打撃運転状態では、駆動ピストン3は打撃ピストン4内で往復運動し、これによって駆動ピストン3と打撃ピストン4との間に形成された中空室6に空気ばねが形成される。駆動ピストン3の前進運動(図1では左向き)の際に、空気は中空室6内で圧縮される。空気ばねとしての圧縮空気のエネルギは、打撃ピストン4に送られ、かつ駆動ピストンと同様にこの打撃ピストン4を、概略的に示した破つり工具のシャフト7に向かって前進駆動する。シャフト7の代わりに、図示していないが公知の打撃子(Doepper)を打撃ピストン4によって負荷することもできる。
打撃の行われたあとで、駆動ピストン3は、クランク軸1の回転運動によって後退し、かつシャフト7によって跳ね返された打撃ピストン4をさらに後方に吸い込み、それも駆動ピストン3が最終的に再び前進運動状態に移行し、空気ばねにおける圧力形成によって打撃サイクルが新たに開始されるまで吸い込む。
中空室6は、アイドリング開口8と打撃機構ケーシング5の内面に形成されたリング溝9と通路10とを介して、補償室として役立つクランク室11に接続されるようになっている。クランク室11は、実質的にクランク軸1が連接棒2および駆動ピストン3と共に運動可能であるスペースの範囲を規定する。
アイドリング開口8とリング溝9と通路10とは、アイドリング空気通路を形成する。
通路10の、クランク室側の端部には弁12が配置されており、この弁12はフライウェイト13と連結されている。弁12は、フライウェイト13と共に、ストッパ14に支持されたばね15の作用に抗して、ガイド16内をクランク軸1に関して半径方向で運動可能である。
図1には、空気ばね式打撃機構の打撃運転状態を示した。この打撃運転状態では、クランク軸1は、図示していない内燃機関の運転回転数か、もしくは内燃機関とクランク軸1との間に伝動装置が配置されている場合、運転回転数に対応する回転数で駆動される。フライウェイト13に作用し、場合によっては弁12にも作用する遠心力に基づいて、弁12は、フライウェイト13と共に、ばね15の作用に抗して、ガイド16内で半径方向外向きに図1に示した位置で保持される。通路10は弁12によって閉鎖されている。
図2には、図1と同様の空気ばね式打撃機構を示しているが、ここではアイドリング運転状態で示している。
アイドリング運転とは、図示していない内燃機関が運転回転数でなく、比較的低い回転数、特にアイドリング回転数で回転する状態である。
クランク軸1の回転数の減少によって、ばね15は、フライウェイト13を弁12と共にガイド16内で半径方向内向きに押し込むのに十分に強くなる。これによって弁12は、開放位置つまり開口17が通路10と整合されてこの通路10を開放する位置に達する。
これによってアイドリング開口8とリング溝9と通路10とを介して中空室6とクランク室11との間の連通が生じる。その結果として、中空室6に空気力が形成されず、したがってもはや空気ばねが形成されることはない。駆動ピストン3が打撃ピストン4内で依然として往復運動するにもかかわらず、打撃ピストン4はアイドリング位置に留まる。なぜならば空圧変化が生じないことに基づいて、空気力がもはや打撃ピストン4に作用しないからである。したがって空気ばね式打撃機構は確実にアイドリング状態を占める。
モータ回転数が高まり、ひいてはクランク軸の回転数が高まると初めて、ばね15の作用は克服されるので、フライウェイト13は弁12と共に半径方向外向きにスライドし、開口17を閉鎖する。これによって中空室6はクランク室11から分離され、再び空気ばねが中空室6に形成される。
フライウェイト13は、厳密にいえば回転数センサとしても働く。というのも半径方向位置の変化によって回転数変化が検出されるからである。半径方向位置の変化も信号として評価することができ、この信号に応じて、フライウェイト13と一体的に結合された弁12が開閉される。
クランク軸11の回転数は、記載の実施例では基準を成しており、この基準に基づいて駆動ピストン3の運動周波数が特定される。クランク軸回転数の代わりに、図示していない駆動モータの回転数もまた、フライウェイト13によって検出することができる。
クランク軸1の代わりに、駆動ピストン3を、別の駆動機構たとえば斜軸によって振動往復運動させることができる。
さらに補足的に述べると、アイドリング開口8と貫通孔18と通路19とによって、追加的なアイドリング装置が形成される。アイドリング開口8と貫通孔18と通路19とを介して、リング溝9と通路10とを介しての前述の接続とは無関係に、中空室6とクランク室11との間の別の連通を形成することができる。追加的なアイドリング装置の機能形式は、あとで図3に基づいて説明する。
図3および図4には、本発明の空気ばね式打撃機構の別の構造原理を示した。ここではクランク軸回転数に応じた弁12およびフライウェイト13の機能形式は、図1および図2の空気ばね式打撃機構と同等のものである。したがって単に主な違いについてしか説明しない。
図3には、中空打撃体型打撃機構とも呼ばれる本発明の空気ばね式打撃機構を概略的に断面図で示した。ここでは連接棒2によって中空に形成された駆動ピストン20が往復運動する。
駆動ピストン20の中空体の内側には、中実な打撃ピストン21が同様に往復運動可能に設けられている。
駆動ピストン20の円筒形の側壁には、複数のアイドリング開口22が設けられており、これらのアイドリング開口22を介して、駆動ピストン20と打撃ピストン21との間に形成された中空室23が、貫通孔24と通路10とに接続可能である。
通路10は、補償室として役立つクランク室11に通じており、弁12がフライウェイト13と共に前述の形式で介在されている。
複数のアイドリング開口22は、互いに軸方向でみて並んで配置されているので、駆動ピストン20のそれぞれの軸方向位置で、中空室23と貫通孔24との間の接続が常に確保されている。
追加的に貫通孔25が設けられており、この貫通孔25は、別の通路26に通じており、この通路26もまたクランク室11に連通されている。追加的に駆動ピストン20に設けられたアイドリング開口27は、貫通孔25を通過移動可能である。
このようにして追加的なアイドリング装置が実現されており、この追加的なアイドリング装置によって、前述の、クランク軸回転数に応じたアイドリング装置とは無関係に、打撃ピストン21が図3に示していない軸方向最前位に達すると、中空室23はクランク室11と連通させることができる。アイドリング位置とも呼ばれるこの軸方向位置は、使用者がたがね(はつり工具)を加工しようとする対象物(岩石など)から離間させると得られ、その結果シャフト7は僅かにハンマのケーシングから挿出移動する。打撃ピストン21の後縁28が貫通孔25を通過して、中空室23と貫通孔25との間の接続が解放される。この場合中空室23はクランク室11と連通されるので、中空室23に空気ばねが形成されることはない。このアイドリング装置は、運動周波数に応じたアイドリング運転もしくはクランク軸1の回転数とは無関係に、アイドリング状態が得られるようにし、したがって補足的なものとして作用する。
図4には、管型打撃機構とも呼ばれる、本発明の空気ばね式打撃機構の別の実施例を示した。
クランク軸1と連接棒2とによって駆動される駆動ピストン30は、打撃機構管31とも呼ばれるケーシング部分内で軸方向往復運動可能である。
前記打撃機構管31には、駆動ピストン30とほぼ同じ直径を有する中実な打撃ピストン32が同様に軸方向可動に配置されている。
駆動ピストン30と打撃ピストン32との間には、中空室33が形成されており、この中空室33は、打撃ピストン32を駆動するための空気ばねを収容するのに役立つ。貫通孔34と通路10とを介して、中空室33はクランク室11と連通させることができ、通路10の端部に、弁12がフライウェイト13と共に前述の形式で配置されている。
ここでも中空室33とクランク室11との間の連通は、クランク軸1の回転数に応じて制御することができる。
さらに追加的なアイドリング装置として貫通孔35が設けられており、この貫通孔35は、別の通路36に通じており、ひいてはクランク室11に通じている。
既に図3に関して説明したように、この追加的なアイドリング装置の作用によれば、たがねが加工しようとする対象物から離間し、これに応じてシャフト7がケーシングから挿出移動したあとで、打撃ピストン32が図4に示していない最前位に達する場合に、打撃機構はアイドリング状態を占めることができる。この場合打撃ピストン32の後縁37が、貫通孔35を通過し、中空室33と通路36との間の接続が解放される。
追加的なアイドリング装置を設けた結果として、打撃機構は、モータ回転数もしくはクランク軸回転数とは無関係にアイドリング状態を占めることができる。
工具を加工しようとする対象物に新たにセットして、これ応じてシャフト7がケーシングの内側に移動したあとで、打撃ピストン32は、図4に示した位置に押し込まれ、これによって中空室33と通路36もしくはクランク室11との間の接続が閉鎖される。クランク軸1が運転回転数を占め、これに応じて弁12における開口17が閉鎖されている限りにおいては、打撃運転を再び行うことができる。
図5には、図3の空気ばね式打撃機構と同じ原理に応じて作動する空気ばね式打撃機構を示した。機構的な作用に関する新たな説明は省略する。
弁12およびフライウェイト13の代わりに、ここでは回転数センサ40がクランク軸1の傍に配置されている。回転数センサ40は、クランク軸1の回転数を検出するのに役立つ。この回転数センサ40は、様々な公知の原理に基づいて、たとえば磁気的、光学的または誘導的に作動する。
回転数センサ40は、図示していない制御装置に信号を伝達し、この制御装置は、中空室23とクランク室11とを接続する通路42に配置された電磁弁41を、求められた回転数値に応じて操作する。クランク軸1の回転数が所定の値を上回っている限りにおいては、弁41は閉鎖されており、中空室23とクランク室11との間の接続が中断されている。弁41は、2つの位置の間で電磁式に旋回可能な弁体を備えた2ポート2位置方向制御弁である。
クランク軸1の回転数が所定の値を下回ると、制御装置が弁41を開放し、その結果通路42を介して中空室23とクランク室11との間の連通が形成される。
図5に示した電子式の実施例は、図1から図4にかけて提供した機械式の実施例と比べて有利であり、要するにデッドスペースつまり中空室6,23,33と弁12,41との間に存在するスペースが、これらの間隔が小さなことに基づいて比較的小さくなっている。これによって打撃運転に際してより良好な吸い戻しが得られる。
本発明の全ての実施例では、駆動ピストンと打撃ピストンとの間の中空室は、補償室として役立つクランク室と接続することができる。これに対して選択的に、打撃ハンマおよび/またはドリルハンマにおける、ある程度のダストの回避ひいては清潔さを保証するような別の中空室も、補償室として役立つ。原則として中空室を打撃ハンマおよび/またはドリルハンマの周囲と接続することもできる。この場合もちろん汚れが中空室に浸入することのないようにエアフィルタを設ける必要がある。
記載の機械式または電磁式に作用する両方の弁12,41とは別に、公知の構成たとえば圧電式の弁を用いることもできる。
記載の説明では、クランク軸1の回転数が内燃機関の回転数と一致することが前提となっている。もちろんモータとクランク軸1との間に回転数変更のための伝動装置を設けたような実施例も考えられる。この場合有利には、弁の開閉のための限界値として用いられる予め設定可能なクランク軸1の回転数値は、内燃機関のアイドリング回転数に対して適合される。
センサ装置によってクランク軸回転数を求める代わりに、駆動ピストンの運動周波数を、たとえば近接センサを介して、または連接棒2の運動を介して直接的に検出することもできる。さらに駆動モータの回転数、駆動モータの点火周波数、または電動モータの場合には電気的な駆動周波数もしくは消費電流に基づいて駆動ピストンの運動周波数を求める多くの実施例が存在する。
中空打撃体型打撃機構として形成された、本発明の空気ばね式打撃機構を打撃運転状態で概略的に示す断面図である。
図1の空気ばね式打撃機構をアイドリング運転状態で示す断面図である。
中空打撃体型打撃機構として形成された、本発明の空気ばね式打撃機構を示す断面図である。
管型打撃機構として形成された、本発明の空気ばね式打撃機構を示す断面図である。
中空打撃体型打撃機構として形成された、電子制御可能な弁を備えた、本発明の空気ばね式打撃機構を示す断面図である。
符号の説明
1 クランク軸、 2 連接棒、 3 駆動ピストン、 4 打撃ピストン、 5 打撃機構ケーシング、 6 中空室、 7 シャフト、 8 アイドリング開口、 9 リング溝、 10 通路、 11 クランク室、 12 弁、 13 フライウェイト、 14 ストッパ、 15 ばね、 16 ガイド、 17 開口、 18 貫通孔、 19 通路、 20 駆動ピストン、 21 打撃ピストン、 22 アイドリング開口、 23 中空室、 24 貫通孔、 25 貫通孔、 26 通路、 27 アイドリング開口、 28 後縁、 30 駆動ピストン、 31 打撃機構管、 32 打撃ピストン、 33 中空室、 34 貫通孔、 35 貫通孔、 36通路、 37 後縁、 40 回転数センサ、 41 電磁弁、 42 通路

Claims (15)

  1. 打撃ハンマおよび/またはドリルハンマのための空気ばね式打撃機構であって、
    駆動機構(1)によって往復運動可能な駆動ピストン(3;20;30)が設けられており、
    駆動ピストン(3;20;30)に対して共軸的に配置された往復運動可能な打撃ピストン(4;21;32)が設けられており、
    空気ばね式打撃機構の打撃運転状態で空気ばねを収容するための中空室(6;23;33)が設けられており、該中空室(6;23;33)が、駆動ピストン(3;20;30)と打撃ピストン(4;21;32)との間に形成されている形式のものにおいて、
    アイドリング通気通路(8,9,10;22,24;34)が設けられており、該アイドリング空気通路(8,9,10;22,24;34)を介して中空室(6;23;33)が、補償室(11)と接続可能であり、
    弁(12;41)が設けられており、該弁(12;41)が、アイドリング通路(8,9,10;22,24;34;42)に配置されており、該弁(12;41)の開閉位置が、駆動ピストン(3;20;30)の運動周波数に関連していることを特徴とする、運動周波数で制御されるアイドリング状態を有する空気ばね式打撃機構。
  2. 駆動ピストン(3;20;30)の運動周波数が所定の値を下回る際に、弁(12;41)が開放可能であり、アイドリング空気通路(8,9,10;22,24;34)を介して中空室(6;23;33)と補償室(11)との間の連通が形成され、空気ばね式打撃機構がアイドリング運転状態を占めるようになっている、請求項1記載の空気ばね式打撃機構。
  3. 駆動ピストン(3;20;30)の運動周波数が、センサ装置(13;40)によって検出可能である、請求項1または2記載の空気ばね式打撃機構。
  4. 駆動ピストン(3;20;30)の運動周波数が、センサ装置(13;40)によって、駆動ピストンに直接的に割り当てられていないパラメータに基づいて検出可能であり、すなわち、
    駆動機構に所属しかつ駆動ピストン(3;20;30)を駆動する斜軸またはクランク軸(1)の回転数、または
    駆動機構を負荷する駆動モータの回転数、または
    駆動モータとして働く内燃機関の点火周波数、または
    駆動モータとして働く電動モータの消費電流に基づいて検出可能である、請求項1から3までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  5. 弁(12,41)が、クランク軸の回転数を検出する、センサ装置に所属の回転数センサ(13;40)の信号に応じて開閉可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  6. 弁(12)が、クランク軸(1)に配置された可動のフライウェイト(13)を介して操作可能である、請求項1から5までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  7. 弁(12)が、フライウェイト(13)の位置に応じて開閉可能である、請求項6記載の空気ばね式打撃機構。
  8. 補償室が、クランク軸(1)に対応配置されたクランク室(11)または空気ばね式打撃機構の周囲である、請求項1から7までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  9. 追加的なアイドリング装置(25,26;35,36)が設けられており、該追加的なアイドリング装置(25,26;35,36)によって、駆動ピストン(3;20;30)の運動周波数とは無関係に、中空室(23;33)が、補償室(11)かまたは別の補償室と連通可能であり、それも打撃ピストン(4;21;32)によって負荷される工具が打撃ハンマおよび/またはドリルハンマのケーシングから挿出移動することによって、該打撃ピストン(4;21;32)が、アイドリング位置として働く前位の軸方向位置を占める場合に、連通可能であり、運動周波数に応じたアイドリング運転とは無関係に、アイドリング状態が生じるようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  10. 追加的なアイドリング装置が、駆動ピストン(3;20;30)または打撃ピストン(4;21;32)の側壁を貫通する少なくとも1つのアイドリング開口(25;35)を備えている、請求項9記載の空気ばね式打撃機構。
  11. 打撃ピストン(4)が、少なくとも1つの中空領域を備えており、該中空領域に、駆動ピストン(3)が、軸方向可動に収容されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  12. 駆動ピストン(20)が、少なくとも1つの中空領域を備えており、該中空領域に、打撃ピストン(21)が、軸方向可動に収容されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  13. 打撃機構管(31)が設けられており、該打撃機構管(31)内で、打撃ピストン(32)および駆動ピストン(30)が、軸方向可動に案内されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  14. 駆動ピストン(3;20;30)を駆動するクランク軸(1)が、内燃機関によって駆動可能である、請求項1から13までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
  15. 駆動ピストン(3;20;30)の所定の運動周波数が、実質的に内燃機関のアイドリング回転数に相当する、請求項1から14までのいずれか1項記載の空気ばね式打撃機構。
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