JPH09100777A - 往復動圧縮機のシリンダ装置 - Google Patents

往復動圧縮機のシリンダ装置

Info

Publication number
JPH09100777A
JPH09100777A JP8200351A JP20035196A JPH09100777A JP H09100777 A JPH09100777 A JP H09100777A JP 8200351 A JP8200351 A JP 8200351A JP 20035196 A JP20035196 A JP 20035196A JP H09100777 A JPH09100777 A JP H09100777A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piston
piston member
cylinder device
cylinder
reciprocating compressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP8200351A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2947510B2 (ja
Inventor
Ju Hwan Kim
周 煥 金
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Publication of JPH09100777A publication Critical patent/JPH09100777A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2947510B2 publication Critical patent/JP2947510B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/12Casings; Cylinders; Cylinder heads; Fluid connections
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/0005Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00 adaptations of pistons
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B49/00Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00
    • F04B49/12Control, e.g. of pump delivery, or pump pressure of, or safety measures for, machines, pumps, or pumping installations, not otherwise provided for, or of interest apart from, groups F04B1/00 - F04B47/00 by varying the length of stroke of the working members
    • F04B49/121Lost-motion device in the driving mechanism

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
  • Reciprocating Pumps (AREA)
  • Details Of Reciprocating Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピストンと吸入バルブプレートとの間の隙間
容積を最小にして残留冷媒の再膨張に伴う圧縮効率の低
下を防ぐと共に高圧の冷媒による衝撃を緩和して吸入バ
ルブプレートの破損を防止可能とした往復圧縮機のシリ
ンダ装置を提供する。 【解決手段】 シリンダ39と、ピストンピン38を介
してコネクティングロッド31に連結されてシリンダ内
で往復運動するピストン20とを備えた往復動圧縮機の
シリンダ装置において、ピストンは、コネクティングロ
ッドにピストンピンにより連結される第1ピストン部材
21と、第1ピストン部材に軸線方向に所定距離相対的
に摺動可能に連結される第2ピストン部材25と、第1
ピストン部材と第2ピストン部材との間に介在して相互
に離隔する方向に弾性的に付勢する弾性部材45とを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は往復動圧縮機のシリ
ンダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】主に冷媒を圧縮するために使用される従
来の往復動圧縮機は、図7及び図8に示すように、固定
子163と回転子161と回転子シャフト165とを備
える駆動モータ160と、シリンダ139とピストン1
20とシリンダヘッド150とを備えるシリンダ装置2
00とから構成されている。
【0003】シリンダヘッド150には、外部から冷媒
が供給される吸入室151と、シリンダ139から吐出
された冷媒を収容して排出する吐出室152とが形成さ
れている。シリンダヘッド150とシリンダ139との
間には、バルブシート111と吸入バルブプレート10
1が介在している。バルブシート111には吸入孔11
7と吐出孔115が形成されており、シリンダヘッド1
50の吸入室151と吐出室152にそれぞれ連通して
いる。吐出孔115はバルブシート111に設けた吐出
バルブリード113により弾性的に閉鎖されており、ま
た、吸入孔117は吸入バルブプレート101の吸入バ
ルブリード103により弾性的に閉鎖されている。
【0004】圧縮機が作動すると、駆動モータの回転シ
ャフト165が回転し、回転シャフト165の回転運動
はコネクティングロッド131を介して往復運動に変換
されてピストン120に伝えられ、これに従って、ピス
トン120はシリンダ139内で往復運動をする。
【0005】ピストン120が上死点から下死点へ移動
する際にはシリンダ139の内部が負圧になるので、吸
入バルブリード103がシリンダ139の内側方向に曲
がって吸入孔117を開放すると共に、吐出孔115は
吐出バルブリード113により閉鎖される。これによ
り、吸入室151の冷媒がシリンダ139内へ吸入され
る。一方、ピストン120が下死点から上死点に移動す
る際にはシリンダ139内の圧力が上昇するので、吐出
バルブリード113がシリンダ139の外側方向に曲が
って吐出孔115を開放すると共に、吸入孔117は吸
入バルブリード103により閉鎖される。このようなピ
ストンの往復運動により冷媒の吸入、圧縮及び吐出が繰
り返される。
【0006】ピストン120が上死点に至る状態におい
て、ピストン120と吸入バルブプレート101の間の
間隔、即ち、隙間容積が大きいと、圧縮された高圧の冷
媒がシリンダ139内に残留する空間が大きくなるので
圧縮機の効率の低下を招く。即ち、高圧の残留冷媒はピ
ストン120が上死点から下死点に移動する際再膨張す
るので、シリンダ139内の圧力が吸入バルブプレート
101の外側の冷媒圧力と吸入バルブリード103の弾
性力の合力を超過している状態では吸入バルブリード1
03は開放されないので、それだけシリンダ内に流入す
る冷媒の量が少なくなるからである。従って、圧縮機の
性能を向上させるためにはピストン120の先端部と吸
入バルブプレート101の間の隙間容積をできる限り減
少させることが望ましい。
【0007】しかしながら、隙間容積を小さくし過ぎる
と、ピストン120が上死点に向けて移動する際、高圧
の冷媒による衝撃と冷媒内に含まれているオイルなどに
よる衝撃によって吸入バルブプレート101自体または
吸入バルブプレート101の吸入バルブリード103が
破損する恐れがある。このように、隙間容積は圧縮効率
の他に吸入バルブプレート101に与えられる衝撃をも
考慮して定めなければならないので、圧縮効率を向上さ
せるために隙間容積を小さくすることには限界があっ
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ピストンと吸入バルブプレートとの間の隙間容積を
最小にして残留冷媒の再膨張に伴う圧縮効率の低下を防
ぐことによって圧縮効率を高めると共に、高圧冷媒及び
オイルにより吸入バルブプレートに与えられる衝撃を緩
和して吸入バルブプレートまたは吸入バルブリードの破
損を防止できるようにした往復動圧縮機のシリンダ装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に基づく往復動圧縮機のシリンダ装置は、シ
リンダと、ピストンピンを介してコネクティングロッド
に連結されて前記シリンダ内で往復運動するピストンと
を備える往復動圧縮機のシリンダ装置であって前記ピス
トンは、前記コネクティングロッドに前記ピストンピン
で連結される第1ピストン部材と、前記第1ピストン部
材に軸線方向に所定距離相対的に摺動可能に連結される
第2ピストン部材と、前記第1ピストン部材と前記第2
ピストン部材との間に介在して相互に離隔する方向に弾
性的に付勢する弾性部材とを含むことを特徴とする。
【0010】第1ピストン部材と第2ピストン部材は、
相互に摺動可能に嵌め込み結合されることが好ましい。
【0011】また、第1及び第2ピストン部材は、軸に
直交する方向に貫通するピストンピンにより結合され、
第2ピストン部材に設けられたピストンピン孔は軸線方
向に沿って長孔に形成することによって、長孔の長さに
より第2ピストン部材の摺動距離を決定することができ
る。
【0012】さらに、弾性部材は、第1ピストン部材の
端面と第2ピストン部材の対応する面の間に介在するス
プリングワッシャーなどにより容易に構成することがで
き、また、第1ピストン部材と第2ピストン部材との間
の摺動面にオイルグルーブを形成することによって、第
1及び第2ピストン部材間の摩擦を減少させて磨耗を減
らすことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しながら
本発明の実施の形態について詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施形態によるシリンダ
装置を備えた往復動圧縮機の側断面図である。本発明に
よる往復動圧縮機は、図7に関連して述べた従来の圧縮
機と同様に、固定子93と回転子91と回転子シャフト
95を備えた駆動モータ90と、シリンダ39とピスト
ン20とシリンダヘッド89を備えたシリンダ装置10
0とから構成される。
【0015】シリンダヘッド89とシリンダ39との間
には吸入孔17及び吐出孔15を有するバルブシート1
1が介在しており、バルブシート11とシリンダ39と
の間には吸入孔17を開閉するための吸入バルブリード
3を備えた吸入バルブプレート1が配置されている。バ
ルブシート11の外面には吐出孔15を開閉するための
吐出バルブリード13が設置されている。シリンダ39
内に往復運動自在に収容されたピストン20はコネクテ
ィングロッド31を介して回転シャフト95に連結され
ている。
【0016】図2は図1のピストン20の部分的な拡大
斜視図である。ピストン20は入れ子式に嵌まり込む第
1ピストン部材21と第2ピストン部材25とからなっ
ている。円筒状の第1ピストン部材21の内径部は収容
部24として形成される。第2ピストン部材25は、ピ
ストンヘッド部29と第1ピストン部材21の収容部2
4内に摺動可能に嵌め込まれる円筒形状の挿入部27と
を有する。第2ピストン部材25の挿入部27は第1ピ
ストン部材21の収容部24に軸線方向から嵌め込まれ
る。第2ピストン部材25の挿入部27が第1ピストン
部材21の収容部24に嵌め込まれた状態で、第2ピス
トン部材25の挿入部27の内径部にコネクティングロ
ッド31の一端部が挿入される。第1ピストン部材21
と第2ピストン部材25の挿入部27には、軸線に直交
する方向(半径方向)にピストンピン孔23、26がそ
れぞれ設けられており、第2ピストン部材25のピスト
ンピン孔26は軸線方向に沿って長孔状に設けられてい
る。また、コネクティングロッド31の端部には結合孔
33が形成されており、ピストンピン38をピストンピ
ン孔23、26及び結合孔33に貫通させることによ
り、コネクティングロッド31とピストン20との組立
が完了する。ここで、第2ピストン部材25のピストン
ピン孔26は長孔に形成されているので、第2ピストン
部材25は第1ピストン部材21に対して軸線方向に所
定距離だけ遊動でき、これに従って、ピストン20の長
さを変化させることができる。
【0017】第2ピストン部材25の挿入部27にはス
プリングワッシャー45が取り付けられ、このスプリン
グワッシャー45は第1ピストン部材21の端部面とピ
ストンヘッド部29の対応する面との間に介在して、第
1ピストン部材21と第2ピストン部材25を相互に離
隔する方向に弾性的に付勢する。
【0018】第2ピストン部材25がスプリングワッシ
ャー45により第1ピストン部材21に対して最大に離
隔した状態即ちピストンが最大に伸長した状態におい
て、第2ピストン部材25と吸入バルブプレート1との
隙間容積は図8に沿って上述した従来のシリンダ装置よ
り小さくなるように設定される。
【0019】図3は第1ピストン部材21と第2ピスト
ン部材25がスプリングワッシャー45により最大に離
隔した状態を示しており、図4は第1ピストン部材21
と第2ピストン部材25がスプリングワッシャー45の
弾性力に対抗して最大限に接近した状態を示している。
【0020】圧縮機が作動すると、コネクティングロッ
ド31によりピストン20がシリンダ39内で往復運動
する。ピストン20が下死点から上死点に移動すると、
シリンダ39内部の冷媒が圧縮される同時に、吸入バル
ブリード3は吸入孔17を閉鎖し、吐出バルブリード1
3は吐出孔15を開放して圧縮された冷媒が吐出され、
一方、ピストン20が上死点から下死点に移動すると、
シリンダ39内部の圧力が減少して吐出バルブリード1
3は吐出孔15を閉鎖し、吸入バルブリード3は吸入孔
17を開放してシリンダ39内に冷媒が吸入される。
【0021】ピストン20を圧縮方向に移動する際、圧
縮される冷媒の圧力がスプリングワッシャー45の弾性
力より小さい場合には、図3に示すように、スプリング
ワッシャー45によって第1及び第2ピストン部材2
1、25は離隔した状態にあり、ピストン20は最大の
長さを保持する。従って、この際の吸入バルブリード3
と第2ピストン部材25の端部との間の距離、即ち、隙
間容積は最小になる。ここで、隙間容積は従来のシリン
ダ装置のものより小さく設定されており、隙間容積内の
残留冷媒の量が従来の圧縮機のものより少なくなってい
るので、残留冷媒による再膨張が減少し、従って、冷媒
の吸入量が多くなって圧縮機の圧縮効率が増大する。
【0022】圧縮される冷媒の圧力がスプリングワッシ
ャー45の弾性力より大きい場合には、図4に示すよう
に、スプリングワッシャー45は収縮し、第1ピストン
部材21と第2ピストン部材25は相互に接近してピス
トン20の長さは最小になる。従って、冷媒の圧力が過
大な場合には、隙間容積が増加して、冷媒の圧力及び冷
媒内のオイルなどにより吸入バルブプレート1に与えら
れる衝撃が緩和される。さらに、ピストン20が上死点
から下死点に移動し始める時、スプリングワッシャー4
5が復元するので、第2ピストン部材25はスプリング
ワッシャー45が復元しようとしている間は上死点での
隙間容積を保持する。即ち、スプリングワッシャー45
が復元する時間だけ、第2ピストン部材25が上死点に
止まる時間が長くなり、シリンダ39内の圧縮された冷
媒が吐出孔15を通じて吐出される時間は長くなる。従
って、冷媒の吐出量が増加すると共に、圧縮冷媒の再膨
張が減少する。
【0023】このように、シリンダ39内の冷媒の圧力
程度に関係なく吸入バルブプレート1や吸入バルブプレ
ート1の吸入バルブリード3に与えられる衝撃が緩和さ
れると共に、圧縮された冷媒の吐出量が増えて、残留冷
媒の再膨張による圧縮効率の低下が防止できる。
【0024】第2ピストン20の挿入部27の外周面に
はオイルグルーブ28が螺旋状に形成されている。この
オイルグルーブ28は第1ピストン部材21と第2ピス
トン部材25との摺動面にオイルを供給して潤滑する役
割をする。また、このオイルは、スプリングワッシャー
45により離隔された第1ピストン部材21と第2ピス
トン部材25間の離隔空間を通じてピストン20とシリ
ンダ39の内壁面間にも供給されてこれらの摺動面を潤
滑する役割をする。
【0025】図5は本発明に基づくピストンの変形例を
示す分解斜視図である。この変形例では、図1乃至図4
に示すものと異なり、第1ピストン部材51が第2ピス
トン部材55内に摺動可能に挿入される。両ピストン部
材51、55は円筒形状を有し、スプリングワッシャー
65は、第1ピストン部材51の端部面と第2ピストン
部材55のピストンヘッド側内壁面との間に介在し、両
者を相互に離隔する方向に弾性的に付勢する。第1ピス
トン部材51及び第2ピストン部材55にはピストンピ
ン孔53、56がそれぞれ形成されており、第2ピスト
ン部材55のピストンピン孔56は軸線方向に長い長孔
56として形成されている。従って、ピストンピンによ
りコネクティングロッドと結合された状態において、第
1ピストン部材51と第2ピストン部材55は相対的に
摺動できる。第1ピストン部材51の外周面には、オイ
ルグルーブ58が螺旋状に設けられ、第2ピストン部材
55との間で潤滑作用をする。圧縮機作動時のこのピス
トンの動作は、上述のピストン20と同様である。
【0026】図6は本発明に基づくピストンの他の変形
例を示す分解斜視図である。このピストンにおいては、
コネクティングロッドに接続されるピストン孔74を有
する第1ピストン部材71の先端部に軸線方向に貫通孔
72が設けられており、ピストンヘッド部79を備える
第2ピストン部材75には、この貫通孔72に軸線方向
に挿入される挿入部76が設けられている。挿入部76
の自由端部には止め輪グルーブ77が設けられて第1ピ
ストン部材71の内側から止め輪73が挟まれることに
より、第1ピストン部材71と第2ピストン部材75が
相対的に摺動可能に結合される。第1ピストン部材71
の先端部と第2ピストン部材75との間にはスプリング
部材85が介在して両ピストン部材71、75を相互に
離隔する方向に付勢する。圧縮機作動時にこのピストン
は上述のピストン20と同様に動作する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
二つのピストン部材とその間の弾性部材からなるピスト
ンにより、隙間容積を最小化することができるので、シ
リンダ内の残留冷媒の再膨張による圧縮効率の減少を防
ぐことができると共に、冷媒圧の衝撃による吸入バルブ
プレートの破損を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づくシリンダ装置を備えた往復動圧
縮機の側断面図である。
【図2】図1に示すピストンの部分拡大斜視図である。
【図3】本発明に基づくシリンダ装置の第1及び第2ピ
ストン部材が弾性部材によって最大に離間している状態
を示す側断面図である。
【図4】本発明に基づくシリンダ装置の第1及び第2ピ
ストン部材が弾性部材に抗して接近している状態を示す
側断面図である。
【図5】本発明に基づくシリンダ装置のピストンの変形
例を示す分解斜視図である。
【図6】本発明に基づくシリンダ装置のピストンのさら
に他の変形例を示す分解斜視図である。
【図7】従来の圧縮機の側断面図である。
【図8】図7のシリンダ装置の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 吸入バルブプレート 3 吸入バルブリード 11 バルブシート 13 吐出バルブリード 20 ピストン 21 第1ピストン部材 25 第2ピストン部材 26 長孔 38 ピストンピン 39 シリンダ 45 スプリングワッシャー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、ピストンピンを介してコネ
    クティングロッドに連結されて前記シリンダ内で往復運
    動するピストンとを備える往復動圧縮機のシリンダ装置
    において、前記ピストンは、 前記コネクティングロッドに前記ピストンピンで連結さ
    れる第1ピストン部材と、 前記第1ピストン部材に軸線方向に所定距離相対的に摺
    動可能に連結される第2ピストン部材と、 前記第1ピストン部材と前記第2ピストン部材との間に
    介在して相互に離隔する方向に弾性的に付勢する弾性部
    材とを含むことを特徴とする往復動圧縮機のシリンダ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1ピストン部材と前記第2ピスト
    ン部材は、相互に摺動可能に嵌め込み結合されることを
    特徴とする請求項1に記載の往復動圧縮機のシリンダ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2ピストン部材は、軸に
    直交する方向に貫通するピストンピンにより結合され、
    前記第2ピストン部材に設けられたピストンピン孔は軸
    線方向に沿って長孔に形成されていることを特徴とする
    請求項2に記載の往復動圧縮機のシリンダ装置。
  4. 【請求項4】 前記弾性部材は、前記第1ピストン部材
    の端面と前記第2ピストン部材の対応する面の間に介在
    するスプリングワッシャーであることを特徴とする請求
    項3に記載の往復動圧縮機のシリンダ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1ピストン部材と前記第2ピスト
    ン部材との間の摺動面にオイルグルーブが形成されたこ
    とを特徴とする請求項4に記載の往復動圧縮機のシリン
    ダ装置。
JP8200351A 1995-07-31 1996-07-30 往復動圧縮機のシリンダ装置 Expired - Fee Related JP2947510B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019950023547A KR0175879B1 (ko) 1995-07-31 1995-07-31 왕복동형 압축기의 피스톤장치
KR1995-23547 1995-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09100777A true JPH09100777A (ja) 1997-04-15
JP2947510B2 JP2947510B2 (ja) 1999-09-13

Family

ID=19422479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8200351A Expired - Fee Related JP2947510B2 (ja) 1995-07-31 1996-07-30 往復動圧縮機のシリンダ装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5890417A (ja)
JP (1) JP2947510B2 (ja)
KR (1) KR0175879B1 (ja)
AU (1) AU686953B2 (ja)
BR (1) BR9603222A (ja)
CA (1) CA2181850C (ja)
DE (1) DE19630943C2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB0228559D0 (en) * 2002-12-06 2003-01-15 Delphi Tech Inc Hydraulic pump
CN100370137C (zh) * 2003-06-26 2008-02-20 乐金电子(天津)电器有限公司 密闭型压缩机的连接杆固定装置
US7988430B2 (en) * 2006-01-16 2011-08-02 Lg Electronics Inc. Linear compressor
US8499433B2 (en) * 2006-10-05 2013-08-06 The Boeing Company Reconfigurable clamping system
JP5249306B2 (ja) * 2010-11-04 2013-07-31 三菱電機株式会社 燃料供給装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156472A (en) * 1980-05-08 1981-12-03 Takamine Seisakusho:Kk Pump capable of changing discharging quantity by two steps according to pressure change
JPS5968191A (ja) * 1982-10-12 1984-04-18 日本金属株式会社 面状発熱体

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE233993C (ja) *
US1185825A (en) * 1915-09-30 1916-06-06 Rich Tool Company Piston.
US1601846A (en) * 1925-04-29 1926-10-05 Boutell Glenn Stanley Piston construction
US2058261A (en) * 1935-02-20 1936-10-20 James W Roberts Piston
DE748338C (de) * 1940-03-10 1944-11-01 Einrichtung zur UEbertragung von Druckkraeften von festen Koerpern auf Flude oder umgekehrt
US2323074A (en) * 1940-08-29 1943-06-29 Neugebauer Franz Piston head
US2323742A (en) * 1942-03-19 1943-07-06 Philip S Webster Internal combustion engine piston
US2394175A (en) * 1942-09-28 1946-02-05 Louis G Hill Attachment for lathes and the like
US2376214A (en) * 1943-07-15 1945-05-15 Philip S Webster Flexible piston for internalcombustion engines
FR1354880A (fr) * 1962-12-28 1964-03-13 Piston autovariateur de volume
US3187643A (en) * 1963-09-24 1965-06-08 Mirrlees Nat Ltd Pistons for internal combustion engines
US3277797A (en) * 1964-03-26 1966-10-11 Gen Dynamics Corp Pump with temperature responsive seal
US4031868A (en) * 1975-09-10 1977-06-28 Teledyne Industries, Inc. Variable compression ratio piston
US4226169A (en) * 1978-06-05 1980-10-07 The United States Of America As Represented By The United States Department Of Energy Adjustable expandable cryogenic piston and ring
FR2543246B1 (fr) * 1983-03-21 1988-01-08 Elf Aquitaine Piston mobile avec joint auto-serreur
JPS6368777A (ja) * 1986-09-11 1988-03-28 Nippon Denso Co Ltd 斜板形コンプレツサ
US5289758A (en) * 1992-05-05 1994-03-01 Caterpillar Inc. Pin plugs for use in a piston assembly
CA2244019C (en) * 1993-12-10 1999-09-14 Robert T. Topper Viscous material dispenser and method for dispensing

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56156472A (en) * 1980-05-08 1981-12-03 Takamine Seisakusho:Kk Pump capable of changing discharging quantity by two steps according to pressure change
JPS5968191A (ja) * 1982-10-12 1984-04-18 日本金属株式会社 面状発熱体

Also Published As

Publication number Publication date
US5890417A (en) 1999-04-06
BR9603222A (pt) 2006-11-14
JP2947510B2 (ja) 1999-09-13
KR0175879B1 (ko) 1999-10-01
DE19630943C2 (de) 2001-06-21
AU686953B2 (en) 1998-02-12
KR970006901A (ko) 1997-02-21
CA2181850A1 (en) 1997-02-01
AU6080996A (en) 1997-02-06
DE19630943A1 (de) 1997-02-06
CA2181850C (en) 2000-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060038911A (ko) 밀폐형 압축기
KR100446770B1 (ko) 왕복동식 압축기의 가스 흡입장치
EP0919725B1 (en) Compressor
JP2947510B2 (ja) 往復動圧縮機のシリンダ装置
JP4439723B2 (ja) 燃料ポンプ
KR20190031827A (ko) 리니어 압축기
JP3686475B2 (ja) 振動式圧縮機
KR100661360B1 (ko) 용량 가변형 사판식 압축기
JP3082480B2 (ja) ピストン式圧縮機における冷媒ガス吸入構造
KR19990019706A (ko) 압축기의 흡입 밸브 파손 방지 구조
KR100371155B1 (ko) 리니어압축기
KR0143141B1 (ko) 왕복동 압축기의 소음감소장치
JP3281396B2 (ja) 弁組立体
KR100452996B1 (ko) 밀폐형 압축기의 피스톤 연결구조
KR100736064B1 (ko) 밀폐형 왕복식 압축기의 크랭크 샤프트
KR100524714B1 (ko) 압축기용 밸브 조립체
KR20050080269A (ko) 왕복동식 압축기의 오일공급장치
KR100199969B1 (ko) 밸브리이드를 갖는 왕복동식 압축기
JPH02230983A (ja) ピストン摺動式バキユームポンプ
JP3121797B2 (ja) エアコンプレッサ
KR0176758B1 (ko) 압축기의 토출밸브 장치
JPH10318128A (ja) ポンプ
KR100367601B1 (ko) 리니어 압축기 압축기구부의 마찰저감구조
KR200184096Y1 (ko) 밀폐형 압축기의 피스톤구조
JP6052016B2 (ja) 容量可変型斜板式圧縮機

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070702

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees