JP2006305688A - 打撃工具 - Google Patents

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JP2006305688A
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Takahiro Hirai
貴大 平井
Shinichiro Sato
慎一郎 佐藤
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明は、電気ハンマにおいて、確実に空打ちを防止させるものであり、その目的は操作性および本体寿命の向上である。
【解決手段】
動力源であるモータ1の回転をクランク軸3を介してピストン5の往復運動に変換し、ピストン5と打撃子7の間に形成された空気室9の空気ばねを介して打撃子7を駆動させ中間子10を介して先端工具11に打撃を与え、先端工具11が所定の打撃位置から移動したとき、打撃子11が先端工具11側に移動する打撃工具において、先端工具11が打撃位置から移動したとき、打撃子7が電磁石14の磁力によって拘束されることで達成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、動力源であるモータの回転をクランク軸を介してピストンの往復運動に変換し、ピストンと打撃子の間に形成された空気室の空気ばねを介して打撃子を駆動させ先端工具に打撃を与える電気ハンマ等の打撃工具において、連続打撃運動(以下空打ちと呼ぶ)を防止する空打ち防止機能を電磁力式としたことを特徴とする打撃工具に関するものである。
従来の打撃工具は、中間子が先端工具に近い側の円筒計部よりも打撃子に近い側の円筒形部の方が直径を小さく形成しており、打撃子に近い側の円筒計部の外周にワッシャ、ダンパ、スライドスリーブを配設している。ワッシャ、ダンパ、スライドスリーブは中間子の径が変わる段部に当接している。スライドスリーブはシリンダの外周に設けられ、シリンダとツールホルダに形成されたスリットを通して移動する。
無負荷時は中間子が先端工具側に移動すると、先端工具方向へのばね付勢によりワッシャ、ダンパ、スライドスリーブは中間子に連動する。この時、スライドスリーブが空気室の呼吸口を開放する。さらに中間子がある程度移動するとワッシャ、ダンパ、スライドスリーブはツールホルダに当接する。中間子はさらに先端工具側に移動するため、中間子とスライドスリーブとの係合がなくなる。つまり、中間子と空気室に設けられた呼吸口を開閉するスライドスリーブは完全に一体となって連動しない。
以上のような構造の空打ち防止装置が知られていた。(例えば特許文献1参照)
特開平9−136273号
上記で述べたような従来の構造は、作業終了時において本体を持ち上げると、前記打撃子は中間子と衝突し、先端工具側へ移動する。その際、該中間子はダンパに衝突するが、中間子の衝突時のエネルギをダンパが受けきれない場合において、中間子は反動で打撃子と同時にピストン側へ移動し、中間子がスライドスリーブと係合することで、スライドスリーブが呼吸口を閉鎖してしまう。そのため、空気室は再び密封状態となり、空打ちが発生してしまう恐れがある。また、空打ちが発生すると、打撃子は機体を連続打撃するため、操作性を損なう他に、機体の寿命低下の原因となる。
本発明の目的は、上記した従来の技術の欠点を無くし、確実に空打ちを防止して、操作性および機体の耐久性の向上を図ることである。
上記の目的は、電磁力を用いて打撃子の反発時の動きを拘束することで達成される。
本発明によれば、打撃子が受ける中間子からの反動を電磁力によって拘束することで、作業終了時における呼吸口の閉鎖が行われず、空打ちが発生しないことから、操作性と本体寿命が向上する。また、部品点数も少なくなり、組立性が向上し、安価で確実に空打ちを防止することができるという効果もある。
以下に本発明打撃工具の一の実施形態を図1から図4を用いて説明する。
まず、本実施形態における電気ハンマの動作について説明する。
図1は電気ハンマの縦断面側面図を示す。モータ1の回転力は第1歯車2を通じてクランクシャフト3を回転させ、コンロッド4を介してピストン5を駆動する往復運動に変換される。シリンダ6内のピストン5と打撃子7の間には、呼吸口8を打撃子7で閉鎖することで密閉された空気室9が形成され、ピストン5の往復運動によって空気室9の圧力が変動し、打撃子7が中間子10に打撃運動を行い、打撃力が先端工具11に伝達される。
先端工具11が被削材から離れたとき、つまり無負荷時での状態を図2に示す。先端工具11は被削材に接触していないため、打撃力によって中間子10と共に前進し、打撃子7は打撃の所定位置より前進することで、呼吸口8を開放し、空気室9が密封状態でなくなる。その際、打撃子7が中間子10を衝突したときのエネルギは、スリーブ12を介してダンパ13によって吸収される。
このとき、中間子10の衝突時のエネルギをダンパ13が吸収しきれず、反動で中間子10と打撃子7がピストン側へ移動させないために、打撃子7を先端工具側へ最大移動したときの位置に、電磁石14を設置し、該電磁石14から発生する磁力によって打撃子7を拘束する。これにより、打撃子7は呼吸口8を閉鎖する位置まで移動することができなくなり、空打ちを防止することができる。該電磁石14は、図3に示したように、中間子10の縁部の前に設置したスイッチ15によって給電され、負荷状態のときスイッチ15は、電磁石14に給電を行わず、図4に示したように、作業終了時において打撃子7の打撃力によって中間子10が先端工具側に移動すると、中間子10の縁部を用いてスイッチ15が入り、電磁石14へ給電をはじめる。
以上のように、空打ちを防止することができ、操作性および機体の寿命が向上する。なお、本実施例では、中間子10の縁部と当接可能な位置にスイッチ15を設置したが、図5に示す場所にスイッチ15を設置したり、図6のように変位センサ16を設置した場合でもよい。
なお、上記した構成に加えて所定時間スイッチのON状態を検出する検出手段を設けると共に、所定時間ON状態が維持された場合には、電磁石への給電を停止する構成とすることが望ましい。
本発明打撃工具の一実施形態を示す要部断面正面図。 図1の打撃工具の一動作状態図。 図1の要部拡大図。 図1の要部拡大図。 本発明打撃工具の他の実施形態を示す要部断面拡大図。 本発明打撃工具の他の実施形態を示す要部断面拡大図。
符号の説明
1はモータ、2は第1歯車、3はクランクシャフト、4はコンロッド、5はピストン、6はシリンダ、7は打撃子、8は呼吸口、9は空気室、10は中間子、11は先端工具、12はスリーブ、13はダンパ、14電磁石、15はスイッチ、16は変位センサである。

Claims (2)

  1. 動力源であるモータの回転をクランク軸を介してピストンの往復運動に変換し、ピストンと打撃子の間に形成された空気室の空気ばねを介して打撃子を駆動させ中間子を介して先端工具に打撃を与え、先端工具が所定の打撃位置から移動したとき、前記打撃子が先端工具側に移動する打撃工具において、前記先端工具が打撃位置から移動したとき、前記打撃子が電磁石の磁力によって拘束されることを特徴とする打撃工具。
  2. 前記電磁石への給電を制御するスイッチを設け、前記中間子が前記先端工具側に移動すると、前記中間子が前記スイッチをONにし、前記電磁石が磁力によって前記打撃子を拘束することを特徴とする請求項1記載の打撃工具。
JP2005132345A 2005-04-28 2005-04-28 打撃工具 Withdrawn JP2006305688A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2275232B1 (en) 2009-07-15 2015-09-09 Black & Decker Inc. Motor driven hammer having means for controlling the power of impact
EP2275232B2 (en) 2009-07-15 2018-07-25 Black & Decker Inc. Motor driven hammer having means for controlling the power of impact

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