JP4124299B2 - サスペンションユニットの分解組立装置 - Google Patents

サスペンションユニットの分解組立装置

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダンパーとコイルスプリングを備えた自動2輪車のサスペンションユニットを分解又は組立てるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような装置は公知であり、一例として実公平5−40938号がある。この装置は、基台上に支持された油圧ジャッキにサスペンションユニットの一端を支持させて全体を押し上げるとともに、他端側のコイルスプリングにガイドシャフト上へ移動可能に支持されたフックを係合させてからこれを押し下げることにより、コイルスプリングを圧縮して、コイルスプリングの端部をダンパーから分離させ、これによりサスペンションユニットを分解し、また逆手順で組立可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来例装置では、コイルスプリングを側方からフックで係合する構造のため、油圧ジャッキによるサスペンションユニットの押し上げ量と、フックの押し下げ量を十分に大きくしなければ分解できず、それだけ操作に多くの手間を要することになる。しかも、コイルスプリングに向ってフックを進退させる必要があるからフック部分の機構が複雑になるとともに、機種の相違によりコイルスプリングの径が大小に変化すれば、フック部分の機構全体を交換しない限り適用できない場合が生じるので汎用性にも問題が生じる。そこで本願発明は、容易迅速に操作でき、かつ構造が簡単で汎用性に富むサスペンションユニットの分解組立装置の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願のサスペンションユニットの分解組立装置に係る第1の発明は、ダンパーとコイルスプリングを備え、ダンパーはシリンダとこれに対して伸縮自在なピストンロッドを備え、このピストンロッドはシリンダ側へ一端を固定されたコイルスプリングの他端を支持するスプリングシートを貫通し、このスプリングシートはピストンロッドの長さ方向へ移動自在でかつピストンロッドの先端に設けられたジョイントで抜け止めされるように構成されたサスペンションユニットを分解組立するための装置であって、相互の距離を可変とする第1及び第2の圧縮部間で前記コイルスプリングを圧縮するように構成したサスペンションユニットの分解組立装置において、前記第1の圧縮部は前記サスペンションユニットの一端部に当接して前記コイルスプリングを圧縮しうるとともに、前記第2の圧縮部は、コイルスプリングの他端側へ当接することにより前記第1の圧縮部と協働して前記コイルスプリングを圧縮し、
かつ前記第2の圧縮部は、ガイドシャフトへスライド自在に案内されるスライドホルダと位置決め部材を備え、
前記ガイドシャフトは互いに平行して少なくとも2本設けられ、
スライドホルダは中央開口部とその周囲に設けられたガイドシャフト通し穴を備え、このガイドシャフト通し穴は前記ガイドシャフトに対応する数が設けられてガイドシャフトが貫通することにより、スライドホルダがガイドシャフトにスライド自在に案内され、
前記位置決め部材は前記スライドホルダと別体に前記少なくとも2本のうちの一部のガイドシャフトに設けられ、前記コイルスプリングの圧縮時にスライドホルダの荷重を受けるとともに、ガイドシャフト上へ保持されて前記第1の圧縮部との距離を調節可能にスライドホルダを位置決めし、
このスライドホルダに設けられた中央開口部に交換ホルダを着脱自在かつ前記位置決め部材側へ抜け止めされて嵌合するように設け、
この交換ホルダの中央下端に形成されたリング状凹部に前記コイルスプリングの他端側へ当接するリング状受け金具を着脱自在かつ前記位置決め部材側へ抜け止めされて嵌合するように設け、
これら交換ホルダ及びリング状受け金具の各中央部に前記スライドホルダの中央開口部と連通する開口部を設け、この開口部に前記ジョイントを貫通させるとともに、リング状受け金具を前記スプリングシートへ当接させるとともに、
前記位置決め部材が設けられていないガイドシャフトに対応する前記ガイドシャフト通し穴に落下防止用リングを設けたことを特徴とする。
【0006】
【発明の効果】
第1の発明によれば、第1の圧縮部がサスペンションユニットの一端部に当接し、第2の圧縮部がコイルスプリングの他端側へ当接するので、第1及び第2の圧縮部間の距離を縮めれば、コイルスプリングは容易迅速に圧縮される。しかも、第2の圧縮部は単にコイルスプリングの他端側へ当接するだけであるので、構造を簡単にでき、かつ機種変化に伴うコイルスプリング径の変化があっても比較的簡単に対応できるので汎用性にも富むものとなる。
【0007】
また、第2の圧縮部がスライドホルダと位置決め部材を備えるので、スライドホルダを平行する少なくも2本のガイドシャフトへスライド自在に案内させてコイルスプリングの一端側へ当接させ、かつガイドシャフト上へ保持されている位置決め部材により、スライドホルダの位置を第1の圧縮部との距離が適切となるように位置決めすると、第2の圧縮部を適正位置にすることができ、その後第1の圧縮部を第2の圧縮部に向けて距離を縮めるだけでよいので、第2の圧縮部に対する操作が簡単になる。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は本実施例に係るサスペンションユニットの分解組立装置の使用状態(コイルスプリング圧縮前)を示す図、図2はサスペンションユニットの分解組立装置の全体正面図、図3は第2の圧縮部の平面図、図4は基台の底面図、図5は第2の圧縮部における使用状態を示す図、図6はサスペンションユニットの分解組立装置の使用状態(コイルスプリング圧縮時)を示す図である。
【0009】
まず、図2〜図5に基づいてサスペンションユニットの分解組立装置の構造を説明する。図2に明らかなように、サスペンションユニットの分解組立装置は基台1、第1の圧縮部2、ガイドシャフト3、上部枠4及び第2の圧縮部5を備えている。
【0010】
基台1は図4に示すように、金属等適宜材料製の略正方形をなす部材であり、その周囲は下方へ折り返されたフランジ6をなし、かつ底面側に十字状のリブ7が形成されている。また。3つのコーナー部にはそれぞれ取付穴8が設けられ、ここにガイドシャフト3のネジが形成されている下端部が挿入され、裏からナット9で固定されている。
【0011】
ガイドシャフト3は、丸棒状等適宜断面形状をなし、互いに平行して計3本設けられ、下端を基台1に固定され、上端はネジ部をなして上部枠4へナット11で固定されている。上部枠4は各ガイドシャフト3の上端部を一定間隔に保持するための部材であり、中央部は大きく開放されている。
【0012】
また、対角線上に位置する一対のガイドシャフト3の略上半部側はネジ部12をなし、残りの一本のガイドシャフト3にはこのようなネジ部は形成されていない。なお、ネジ部12が形成されているガイドシャフト3のうち少なくとも一方のネジ部12の下端部には落下防止ナット13が取付けられている。
【0013】
第1の圧縮部2は油圧ジャッキとして構成され、基台1の中央部に支持されるシリンダ14、これに対して進退自在なジャッキ用ロッド15、その先端へ着脱自在に取付けられる受け部16を備える。受け部16は図の上方側が開放された略円筒状をなしている。
【0014】
この第1の圧縮部2は、シリンダ14の脇に設けられているジャッキレバー18を操作することにより、ジャッキ用ロッド15をシリンダ14に対して進退させ、これにより受け部16を上下移動させることができる。
【0015】
第2の圧縮部5は、スライドホルダ20と位置決め部材21で構成される。位置決め部材21はガイドシャフト3のネジ部12へ締結されるナット状に形成された部材であり、その締結位置を調節することにより、スライドホルダ20の上方移動を任意位置にて位置決めするようになっている。
【0016】
スライドホルダ20は、図3にも明らかなように、金属等適宜材料製の略正方形をなす部材であり、その周囲は補強のために下方へ折り返されたフランジ22をなし、かつ中央部には大きな円形の中央開口部23が形成され、さらに3つのコーナー部にはそれぞれ通し穴24(図2)が設けられ、ここにガイドシャフト3が貫通している。
【0017】
各通し穴24はガイドシャフト3を遊嵌する程度の大きさに形成され、その結果、スライドホルダ20はガイドシャフト3に対してスライド自在に案内されて支持されている。なお、図3の5−5線に沿う断面である図5に示すように、ネジ部12が形成されていないガイドシャフト3が通る通し穴24のみには樹脂製の落下防止用リング25が嵌合されている。
【0018】
再び、図2及び図3において、中央開口部23にはリング状をなす交換ホルダ26が嵌合され、その下端部外周に形成されたフランジ27がスライドホルダ20の中央開口部23周囲へ下から重なることにより上方へ抜け出さないようになっている。また、内周面下端側にも大径のリング状凹部28による段部29が形成されている。
【0019】
このリング状凹部28には、リング状をなすリング状受け金具30が嵌合され、段部29により上方移動を阻止されている。但し、下方へは抜くことができるため、交換ホルダ26に対して着脱自在になっている。
【0020】
次に、図1及び図6によりサスペンションユニットを説明する。このサスペンションユニットは、ダンパー31とコイルスプリング32を備え、ダンパー31は第1ジョイント33へ取付けられたシリンダ34と、これに対して伸縮自在なピストンロッド35を備える。第1ジョイント33は図1及び図6の状態において側方から見たとき略円形をなしている(図7参照)。
【0021】
ピストンロッド35の先端部はネジ部をなし、ここに略コ字状をした第2ジョイント36がそのナット部で締結さ、このナット部とともにダブルナットを構成するロックナット37で緩み止めされている。第1ジョイント33には第1スプリングシート38が設けられ、第2ジョイント36側には第2スプリングシート40が設けられている。なお、第2ジョイント36は第1ジョイント33と同様の円形部を有する構造であってもよい。
【0022】
第2スプリングシート40は中央にロックナット37より大きい中央穴41が設けられ、これによりピストンロッド35の上を軸方向へ移動自在であるが、コイルスプリング32の上端に押されて第2ジョイント36に当接して抜け止めされている。この状態では中央穴41にロックナット37が入り込んでいる。
【0023】
第2スプリングシート40の外周部は第2ジョイント36よりも大きく外方へ延出し、リング状受け金具30へ下方から当接するようになっている。逆に言えば、リング状受け金具30は内径の異なるものが予め複数用意され、第2スプリングシート40と重なるサイズのものが適宜選択される。
【0024】
コイルスプリング32は、プログレッシブ特性が得られるよう、上下の巻径が小さくかつ不等ピッチの巻を間隔なす公知のものであり、第1スプリングシート38及び第2スプリングシート40の間へ圧縮して介装されている。なお、図中の符号39は第1ジョイント33に設けられた取付穴である。
【0025】
次に、本実施例の作用を説明する。まず分解するには、図1に示すように、第1ジョイント33を受け具16内へ収容する。このとき受け具16が略円筒状をなすため、特に受け具16へ固定しなくても確実に支持できる。また、第1ジョイント33は略円形の外周部分すなわち円形部を有し、この部分が受け具16の底部へ略点接触状に当接するので、ダンパー31が多少傾いても問題なく支持可能である。
【0026】
一方、第2ジョイント部36側は、交換ホルダ26の穴から上方へ第2ジョイント部36を突出させるとともに、リング状受け金具30を第2スプリングシート40と重なるようにスライドホルダ20の位置を調節し、位置決め部材21でその上方移動限界を位置決めする。なお、交換ホルダ26及びリング状受け金具30は第2スプリングシート40の大きさに適合するものを予め選択しておく。
【0027】
続いて、ジャッキレバー18を操作してジャッキ用ロッド15を上方へ伸ばし、サスペンションユニット全体を上方へ押し上げる。すると、図6に示すように、ダンパー31は圧縮されないので第2ジョイント36はスライドホルダ20から上方へ突出するが、上端をスライドホルダ20側に固定されたコイルスプリング32は圧縮され、その上端は第2スプリングシート40と共に第2ジョイント36から離れる。
【0028】
そこで、ロックナット37を弛め、その後、第2ジョイント36をピストンロッド35の軸線回りに回すことによりピストンロッド35から取りし、再び、ジャッキレバー18を操作してサスペンションユニット全体を下方へ下げてから、分解組立装置より外せば、ダンパー31とコイルスプリング32を分離できる。なお、組立は逆手順で行うことができる。
【0029】
このように、コイルスプリング32の長さ方向両端部側から第1及び第2の圧縮部2及び5で押すことにより圧縮するようにしたので、コイルスプリング32を容易迅速に圧縮してサスペンションユニットの分解又は組立ができる。そのうえ、スライドホルダ20と位置決め部材21でコイルスプリング32の一端部を固定できるので、このための構造を簡単にできる。
【0030】
さらに、機種変化に伴うコイルスプリング32の径が変化しても、第2スプリングシート40に合うようにリング状受け金具30のみを選択して変更するだけであるから比較的簡単に対応できる。しかも、サスペンションユニットの長さが変化しても、位置決め部材21や落下防止ナット13の各締結位置を調節することにより、簡単に対応できる。
【0031】
したがって、コイルスプリング32の径やサスペンションユニットの長さの変化に対して自在に対応できるから、極めて汎用性にも富むものとなる。しかも、比較的構造が簡単でかつ安価に製造できる交換ホルダ26、リング状受け金具30及び受け部16をそれぞれ着脱自在に構成したので、サスペンションユニットの形状や寸法が変化してもこれらを最適なものに交換することにより対応できるので、この点でも汎用性が高くなる。
【0032】
また、ガイドシャフト3上でスライドホルダ20を移動する場合、その通し穴24にガイドシャフト3が貫通しているだけなので、ガイドシャフト3に案内させて迅速に所定位置へ移動させることができる。しかも、第2の圧縮部5としてスライドホルダ20と位置決め部材21を別部材としたので、この点でも操作が容易かつ迅速になる。
【0033】
そのうえ、落下防止ナット13により下限位置で落下を防止され、かつこの下限位置は落下防止ナット13の締結位置で任意に決定できる。したがって、サスペンションユニットの長さが変化しても、位置決め部材21や落下防止ナット13の各締結位置を調節することにより、簡単に対応できる。
【0034】
しかも、図5に示すように、ネジ部12が形成されないガイドシャフト3を通す通し穴24に落下防止リング25を設けたので、スライドホルダ20が落下しようとして傾くと、落下防止リング25の開口縁部がガイドシャフト3へ当接し、これによって落下を阻止できる。そのうえ、落下防止リング25を樹脂製にすることによりガイドシャフト3に傷を付けないようにすることができる。
【0035】
図7は、受け具の別実施例であり、この受け具50は第1ジョイント33を収容する部分がVブロック51で構成され、第1ジョイント33の周囲を周壁52で囲むようになっている。なお本実施例において受け具16以外の部分は前実施例と共通であり、共通部分には共通符号を用いて示してある。
【0036】
このようにすると、第1ジョイント33の円形部をこのVブロック51上へ乗せるだけで第1ジョイント33の位置決めができ、この位置決めが必要なときボルト等によって受け具50へ第1ジョイント33を固定するような手間も不要になる。
【0037】
なお、本願発明は上記実施例に限定されず、種々に変形可能であり、例えば、使用できるサスペンションユニットは公知の種々な構造のものが可能であり、上記実施例のような第2スプリングシート40を備えないものに対しても適用できる。この場合、コイルスプリング32の一端部へスライドホルダ20の一部を直接当接させればよい。
【0038】
また、第2スプリングシート40を備えている場合であっても、これが中央穴41ではなく外周部から中心部へ切り込まれた溝を有する形式の場合は、第2ジョイント36を外すことなく、コイルスプリング32を圧縮した段階で直ちに第2スプリングシート40を抜き取ることができる。
【0039】
さらに、交換ホルダ26とリング状受け金具30のいずれか一方又は双方を省略することも可能である。そのうえ、位置決め部材21をスライドホルダ20と別体にせず一体化させておくこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例装置の使用状態(コイルスプリング圧縮前)を示す図
【図2】サスペンションユニットの分解組立装置の全体正面図
【図3】第2の圧縮部の平面図
【図4】基台の底面図
【図5】第2の圧縮部における使用状態を示す図
【図6】実施例装置の使用状態(コイルスプリング圧縮時)を示す図
【図7】受け具の別実施例を示す図
【符号の説明】
1:基台、2:第1の圧縮部、3:ガイドシャフト、5:第2の圧縮部、12:ネジ部、16:受け具、20:スライドホルダ、21:位置決め部材、26:交換ホルダ、30:リング状受け金具、31:ダンパー、32:コイルスプリング、33:第1ジョイント、34:シリンダ、35:ピストンロッド、36:第2ジョイント、37:ロックナット、40:第2スプリングシート、50:受け具

Claims (1)

  1. ダンパーとコイルスプリングを備え、ダンパーはシリンダとこれに対して伸縮自在なピストンロッドを備え、このピストンロッドはシリンダ側へ一端を固定されたコイルスプリングの他端を支持するスプリングシートを貫通し、このスプリングシートはピストンロッドの長さ方向へ移動自在でかつピストンロッドの先端に設けられたジョイントで抜け止めされるように構成されたサスペンションユニットを分解組立するための装置であって、相互の距離を可変とする第1及び第2の圧縮部間で前記コイルスプリングを圧縮するように構成したサスペンションユニットの分解組立装置において、前記第1の圧縮部は前記サスペンションユニットの一端部に当接して前記コイルスプリングを圧縮しうるとともに、前記第2の圧縮部は、コイルスプリングの他端側へ当接することにより前記第1の圧縮部と協働して前記コイルスプリングを圧縮し、
    かつ前記第2の圧縮部は、ガイドシャフトへスライド自在に案内されるスライドホルダと位置決め部材を備え、
    前記ガイドシャフトは互いに平行して少なくとも2本設けられ、
    スライドホルダは中央開口部とその周囲に設けられたガイドシャフト通し穴を備え、このガイドシャフト通し穴は前記ガイドシャフトに対応する数が設けられてガイドシャフトが貫通することにより、スライドホルダがガイドシャフトにスライド自在に案内され、
    前記位置決め部材は前記スライドホルダと別体に前記少なくとも2本のうちの一部のガイドシャフトに設けられ、前記コイルスプリングの圧縮時にスライドホルダの荷重を受けるとともに、ガイドシャフト上へ保持されて前記第1の圧縮部との距離を調節可能にスライドホルダを位置決めし、
    このスライドホルダに設けられた中央開口部に交換ホルダを着脱自在かつ前記位置決め部材側へ抜け止めされて嵌合するように設け、
    この交換ホルダの中央下端に形成されたリング状凹部に前記コイルスプリングの他端側へ当接するリング状受け金具を着脱自在かつ前記位置決め部材側へ抜け止めされて嵌合するように設け、
    これら交換ホルダ及びリング状受け金具の各中央部に前記スライドホルダの中央開口部と連通する開口部を設け、この開口部に前記ジョイントを貫通させるとともに、リング状受け金具を前記スプリングシートへ当接させるとともに、
    前記位置決め部材が設けられていないガイドシャフトに対応する前記ガイドシャフト通し穴に落下防止用リングを設けたことを特徴とするサスペンションユニットの分解組立装置。
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