JP4123824B2 - ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド - Google Patents

ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド Download PDF

Info

Publication number
JP4123824B2
JP4123824B2 JP2002149574A JP2002149574A JP4123824B2 JP 4123824 B2 JP4123824 B2 JP 4123824B2 JP 2002149574 A JP2002149574 A JP 2002149574A JP 2002149574 A JP2002149574 A JP 2002149574A JP 4123824 B2 JP4123824 B2 JP 4123824B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
wafer pod
wafer
pod
air supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002149574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003347397A (ja
Inventor
武禧 住川
国平 与謝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2002149574A priority Critical patent/JP4123824B2/ja
Publication of JP2003347397A publication Critical patent/JP2003347397A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4123824B2 publication Critical patent/JP4123824B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はウエハを収容するためのウエハポッド、および、ウエハポッドの内部を清浄に保つうえで好適なウエハポッドの清浄化システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
VLSI等の半導体チップの製造プロセスにおいては、塵や汚染ガス等の汚染物質が僅かに存在しただけで不良品の原因となる。このため、半導体製造プロセスは通常クリーンルーム内で行なわれる。このクリーンルームは、粒子除去フィルタやケミカル除去フィルタによって空気中の汚染物質を除去することにより、室内空間の高いクリーン度を維持するものである。
【0003】
ところで、半導体製造プロセスでは、露光装置、スピンナー、成膜装置、洗浄装置等の様々な製造装置が用いられるため、それらを収容するクリーンルームの容積も大きくなる。また、近年では、VLSIの高密度化に伴って、半導体製造プロセスにはより高度なクリーン度が要求されるようになっている。このため、クリーンルーム全体を、プロセスの要求を満たすようなクリーン度に維持しようとすると、クリーンルームの築造および維持管理に掛かるコストは膨大となってしまう。そこで、従来より、ウエハをロードポートに設置されたウエハポッドから製造装置へ移載するための空間であるインターフェースを局部的に高いクリーン度に制御することが行われている。インターフェースのクリーン度を高めれば、クリーンルーム全体のクリーン度をさほど高くしなくても、製造装置への移載の際にウエハが汚染されるのを防止できるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クリーン度が比較的低いインターフェースの外部でウエハポッドがけられると、クリーンルーム内に存在する粒子状やガス状の汚染物質がポッド内部へ侵入する。また、ウエハポッドの構成材料であるプラスティック自体からも脱ガスが生じ、そのガスもポッド内部の汚染物質となる。そして、ウエハポッド内は空気がよどんでいるため、ウエハポッド内に存在する汚染物質はそのまま内部に溜まりやすく、除去するのは難しい。したがって、インターフェースをいかに高いクリーン度に保ったとしても、ウエハポッド内に汚染物質が溜まっていると、その中に収納されたウエハは汚染されてしまうことになる。
【0005】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、ウエハを収納するためのウエハポッド内を清浄に保てるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1に記載された発明は、ウエハを収納するためのウエハポッドに、前記ウエハポッドの外周壁から内側に離間して設けられ、上下複数段にかつ横方向に間隔をあけて通気穴が形成された内周壁と、前記外周壁と前記内周壁との間の空間を、第1の空気通路と第2の空気通路とに区画する隔壁と、当該ウエハポッドの外部から前記第1の空気通路の内部へ空気を供給するための給気穴と、前記第2の空気通路の内部から当該ウエハポッドの外部へ空気を排出するための排気穴と、を設け、前記ウエハポッドを載置するための載置台に、前記ウエハポッドが載置されると前記給気穴へ清浄な空気を供給する清浄空気供給手段を設けたことを特徴とする。このようにすれば、ウエハポッドが載置台に載置されるとウエハポッドの給気穴へ清浄な空気が供給されるので、ウエハポッド内を清浄に保つことができる。
【0007】
また、請求項2に記載された発明は、請求項1記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記ウエハポッドが前記載置台に載置されると開弁する弁機構を備え、当該弁機構が開弁すると当該弁機構を通して清浄な空気を前記気穴へ供給することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載された発明は、請求項1または2記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記ウエハポッドから排出された空気を浄化する浄化手段を含み、該浄化手段で浄化された空気を前記気穴へ供給することを特徴とする
【0009】
また、請求項4に記載された発明は、請求項3記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記空気の水分量を低減させる除湿手段を更に含み、前記浄化手段で浄化され、該除湿手段で水分量が低減された空気を前記気穴へ供給することを特徴とする。このようにすれば、清浄空気供給手段が除湿手段を備えることで、ウエハポッド内を清浄に保てると共に、低い湿度に維持することもできる。
【0010】
また、請求項5に記載された発明は、請求項1〜4の何れか1項記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、
前記載置台はクリーンルーム内に各製造装置に対応して設けられたロードポートであり、前記ロードポートとこれに対応する製造装置との間でウエハを移載するための空間であるインターフェースを閉空間として、該閉空間内の空気を浄化する浄化手段を設け、前記清浄空気供給手段は、前記閉空間内から取り入れた空気を前記ウエハポッドへ供給することを特徴とする。
【0011】
また、請求項6に記載された発明は、ウエハを収納するためのウエハポッドであって、ウエハを収納するウエハ収納空間と、前記ウエハポッドの外周壁から内側に離間して設けられ、上下複数段にかつ横方向に間隔をあけて通気穴が形成された内周壁と、 前記外周壁と前記内周壁との間の空間を、第1の空気通路と第2の空気通路とに区画する隔壁と、当該ウエハポッドの外部から前記第1の空気通路の内部へ空気を供給するための給気穴と、前記第2の空気通路の内部から当該ウエハポッドの外部へ空気を排出するための排気穴と、を備えることを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1実施形態を表す平面図であり、また、図2は、図1の直線II-IIに沿った断面図である。なお、図1および図2に示す矢印は空気の流れを示している。
【0013】
図1および図2において、製造装置10は、クリーンルーム内に設置された半導体製造用の装置(例えば、スピンナー、露光装置、洗浄装置等)である。製造装置10の前方にはロードポート12が設けられている。ロードポート12の上には、ウエハポッド14が載置されている。ウエハポッド14にはウエハ15が収納されている。製造装置10とロードポート12との間のインターフェース16はチャンバー状の閉空間とされており、ウエハ15はインターフェース16を通して不図示の移載装置によりウエハポッド14と製造装置10との間を移載される。
【0014】
また、図2に示されるように、ロードポート12には、環境制御ユニット20が設けられている。環境制御ユニット20は、ファン22、温度制御モジュール24、水分除去モジュール26、ケミカル除去フィルタ28、および、粒子除去フィルタ30を備えており、以下に述べるように、吸気口32から吸入した空気の温度制御・除湿・浄化を行なって、排気口34から排出する。
【0015】
温度制御モジュール24は、例えば電気式や冷温水式等の公知の温度制御装置により構成されており、吸気口32からファン22により吸入された空気の温度を設定温度範囲内に制御する。
【0016】
水分除去モジュール26は、例えば、シリカゲルやゼオライト等の水分吸着性の材料、空気を結露させて除湿する機械式の除湿機、あるいは、水分を吸着・脱着できる素材を用いた回転ローター式の除湿機等より構成されており、温度制御モジュール24で温度制御された空気の除湿を行なう。
【0017】
ケミカル除去フィルタ28は、酸性ガス、アルカリガス、有機ガスといったガス状汚染化学物質を分解除去するためのフィルタにより構成されており、水分除去モジュール26で除湿された空気からこれらの汚染化学物質を除去する。なお、除去すべき物質の種類によっては、必要に応じて複数種類のフィルタが組み合されて用いられる。
【0018】
粒子除去フィルタ30は、例えばHEPAフィルタ等により構成されており、ケミカル除去フィルタ28で汚染化学物質が除去された空気から塵等の微粒子を除去する。粒子除去フィルタ30で微粒子が除去された空気は排気口34から排出される。
【0019】
環境制御ユニット20の吸気口32および排気口34は、夫々、配管36および38により、ロードポート12の上面に開口する吸入ポート40および給気ポート42に接続されている。
【0020】
ウエハポッド14は、その底部に給気穴44および排気穴46を備えている。そして、ウエハポッド14がロードポート12上の所定位置に載置されると、ロードポート12の吸入ポート40および給気ポート42に設けられた接続機構(不図示)により、給気穴44と給気ポート42、および、排気穴46と吸入ポート40が夫々接続される。吸入ポート40および給気ポート42には、夫々、機械式あるいは電磁式のバルブ機構が設けられており、これらのバルブは、ウエハポッド14の排気穴46および給気穴44が接続されると開弁するように構成されている。このような構成は、例えば、ウエハポッド14の載置に応じて機械的にバルブを開弁させる機構により実現できるし、あるいは、ウエハポッド14が載置されたことをセンサで検出し、その検出信号に基づいて電磁式バルブを開弁することによっても実現できる。また、ウエハポッド14の給気穴44および排気穴46にも、夫々、ロードポート12の給気ポート42および吸入ポート40に接続されると開弁するバルブ機構が設けられている。
【0021】
したがって、ウエハポッド14がロードポート12上の所定位置に載置された状態では、ウエハポッド14の給気穴44には給気ポート42から空気が供給され、排気穴46から排気された空気は吸入ポート40へ供給される。また、ウエハポッド14がロードポート12上から外された状態では、ウエハポッド14内に給気穴44や排気穴46から外部の空気が侵入することが防止されると共に、ロードポート12の給気ポート42から清浄な空気が無駄に流出することが防止される。
【0022】
ウエハポッド14は、その外周壁48に沿って外周壁48から内側に離間して設けられた内周壁50を備えている。内周壁50には多数の通気穴51が形成されている。また、内周壁50の内側の空間はウエハ15を収容するためのウエハ収納空間54を構成している。また、外周壁48と内周壁50との間の空間は、隔壁56(図1参照)により区画されており、各区画は夫々空気流路58および60を構成している。上記した給気穴44および排気穴46は、夫々、空気流路58および60に連通している。
【0023】
上記の構成によれば、ファン22によりウエハポッド14の排気口46から環境制御ユニット32へ吸入された空気は、温度制御モジュール24により温度が制御され、水分除去モジュール26により除湿され、ケミカル除去フィルタ28によりガス状汚染化学物質が除去され、さらに、粒子除去フィルタ30により微粒子が除去された後、ウエハポッド14の給気穴44へ供給される。給気穴44へ供給された空気は、空気流路58から内周壁50の通気穴51を通って各ウエハ収納空間54に流入し、さらに、通気穴51から空気流路60を経て排気穴46から排出され、再び、環境制御ユニット20へ吸入される。かかる空気の流れにより、ウエハポッド14内の汚染物質(粒子状およびガス状物質)は速やかにウエハポッド14の外部へ排出され、これにより、ウエハポッド14内を高いクリーン度に保つことができる。
【0024】
また、上記のように、環境制御ユニット32が温度制御モジュール24および水分除去モジュール26を備えていることで、ウエハポッド14内の空気の温度を一定範囲内に維持し、かつ、乾燥した状態を保つことができる。このため、ウエハ15が晒されるウエハポッド14内において、半導体製造プロセスで要求される温度条件を満足できると共に、空気中の水分によるウエハ15表面への酸化膜の生成等の不具合を抑えることができる。
【0025】
また、ウエハポッド14に清浄空気を供給するための手段をロードポート12側に設けることで、ウエハポッド14自体にそのような手段を設けることが不要となる。このため、ウエハポッド14の重量化やコスト増を招くことなく、ウエハポッド14内を清浄化することができる。
【0026】
なお、上記第1実施形態では、環境制御ユニット20により浄化等した空気をウエハポッド14に供給する構成としたが、これに限らず、例えば、図に破線で示すように、温度制御されたクリーンなドライエアーを給気ポート42へ直接供給するようにしてもよい。
【0027】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図3は、本発明の第2実施形態を表す平面図であり、また、図4は、図3の直線IV-IVに沿った断面図である。なお、図3および図4において、上記図1および図2と同様の構成部分には同一の符号を付して説明を省略する。図3および図4に示す如く、本実施形態では、環境制御ユニット20がインターフェース16の内部に設置されている。環境制御ユニット20の吸気口32および排気口34は共にインターフェース16内に開口している。したがって、インターフェース16内の空気は環境制御ユニット20内に吸入され、温度制御・除湿・浄化が行なわれて、再び、インターフェース16に排出される。したがって、インターフェース16内は高いクリーン度に保たれると共に除湿され、かつ、温度が一定範囲内に制御される。
【0028】
一方、ロードポート12には、フィルタユニット70が設置されている。フィルタタユニット70は、ファン72および粒子除去フィルタ74を備えている。粒子除去ユニット70の吸気口76は、配管78を介してインターフェース16の内部に連通している。一方、排気口80は配管82を介して、ロードポート12の給気ポート42に接続されている。また、ロードポート12の吸入ポート40は、配管84を介してインターフェース16内に連通している。
【0029】
上記の構成によれば、インターフェース16内の空気は、フィルタユニット70のファン72により吸入され、ファン70の運転に伴って発生した微粒子が粒子除去フィルタ74で除去された後、給気ポート42からウエハポッド14の給気穴44へ供給される。給気穴44へ供給された空気は、上記第1実施形態と同様にして、ウエハポッド14内を流通した後、排気穴46から排出され、吸入ポート40および配管84を経てインターフェース16へ還流される。このように、本実施形態では、高いクリーン度に保たれると共に除湿され、かつ、温度制御されたインターフェース16内の空気が、フィルタユニット70を通してウエハポッド14に供給され、その内部を流通する。したがって、本実施形態でも、ウエハポッド14内を高いクリーン度に保つことができると共に、低湿度に維持でき、また、温度を一定範囲内に制御することができる。
【0030】
なお、上記第2実施形態では、インターフェース16に環境制御ユニット20を設置してクリーンな環境とし、インターフェース16の空気をフィルタユニット70からウエハポッド14に供給するものとした。しかしながら、これに限らず、温度制御されたクリーンなドライエアをフィルタユニット70からウエハポッド14に供給する構成としてもよい。また、上記第2実施形態では、ウエハポッド14から排出された空気をインターフェース16へ還流させるものとしたが、これに限らず、インターフェース16の外側のクリーンルーム空間へ排出する構成としてもよい。
【0031】
ところで、上記第1および第2実施形態では、クリーンルーム内で用いられるウエハポッド14内を清浄に保つことで、ウエハ15の汚染等を防止することとした。しかしながら、本発明はこれに限らず、ウエハポッド14にウエハ15を収容してストッカー(倉庫)に保管する場合にも適用が可能である。すなわち、ストッカー内にウエハポッド14を載置するための載置台を設け、この載置台に、上記実施形態のロードポート12と同様に、ウエハポッド14が載置された際にウエハポッド14へ温度制御された清浄なドライエアを供給するための給気ポートを備えるのである。このようにすれば、ストッカー全体のクリーン度や温湿度の制御を必要とすることなく、ウエハポッド14内の清浄化・除湿・温度制御を行なうことができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、ウエハ収納するためのウエハポッド内を清浄に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を表す平面図である。
【図2】図1の直線II−IIに沿った断面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を表す平面図である。
【図4】図3の直線IV−IVに沿った断面図である。
【符号の説明】
10 製造装置
12 ロードポート
14 ウエハポッド
15 ウエハ
16 インターフェース
20 環境制御ユニット
22 ファン
24 温度制御モジュール
26 水分除去モジュール
28 ケミカル除去フィルタ
30 粒子除去フィルタ
32 吸気口
34 排気口
36,38 配管
40 吸入ポート
42 給気ポート
44 給気穴
46 排気穴
58,60 空気流路
70 フィルタユニット

Claims (6)

  1. ウエハを収納するためのウエハポッドに、前記ウエハポッドの外周壁から内側に離間して設けられ、上下複数段にかつ横方向に間隔をあけて通気穴が形成された内周壁と、前記外周壁と前記内周壁との間の空間を、第1の空気通路と第2の空気通路とに区画する隔壁と、当該ウエハポッドの外部から前記第1の空気通路の内部へ空気を供給するための給気穴と、前記第2の空気通路の内部から当該ウエハポッドの外部へ空気を排出するための排気穴と、を設け、
    前記ウエハポッドを載置するための載置台に、前記ウエハポッドが載置されると前記給気穴へ清浄な空気を供給する清浄空気供給手段を設けたことを特徴とするウエハポッドの清浄化システム。
  2. 請求項1記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記ウエハポッドが前記載置台に載置されると開弁する弁機構を備え、当該弁機構が開弁すると当該弁機構を通して清浄な空気を前記気穴へ供給することを特徴とするウエハポッドの清浄化システム。
  3. 請求項1または2記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記ウエハポッドから排出された空気を浄化する浄化手段を含み、該浄化手段で浄化された空気を前記気穴へ供給することを特徴とするシステム。
  4. 請求項3記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、前記清浄空気供給手段は、前記空気の水分量を低減させる除湿手段を更に含み、前記浄化手段で浄化され、該除湿手段で水分量が低減された空気を前記気穴へ供給することを特徴とするシステム。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載のウエハポッドの清浄化システムにおいて、
    前記載置台はクリーンルーム内に各製造装置に対応して設けられたロードポートであり、前記ロードポートとこれに対応する製造装置との間でウエハを移載するための空間であるインターフェースを閉空間として、該閉空間内の空気を浄化する浄化手段を設け、前記清浄空気供給手段は、前記閉空間内から取り入れた空気を前記ウエハポッドへ供給することを特徴とするシステム。
  6. ウエハを収納するためのウエハポッドであって、
    ウエハを収納するウエハ収納空間と、
    前記ウエハポッドの外周壁から内側に離間して設けられ、上下複数段にかつ横方向に間隔をあけて通気穴が形成された内周壁と、
    前記外周壁と前記内周壁との間の空間を、第1の空気通路と第2の空気通路とに区画する隔壁と、
    当該ウエハポッドの外部から前記第1の空気通路の内部へ空気を供給するための給気穴と、
    前記第2の空気通路の内部から当該ウエハポッドの外部へ空気を排出するための排気穴と、
    を備えることを特徴とするウエハポッド。
JP2002149574A 2002-05-23 2002-05-23 ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド Expired - Fee Related JP4123824B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149574A JP4123824B2 (ja) 2002-05-23 2002-05-23 ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002149574A JP4123824B2 (ja) 2002-05-23 2002-05-23 ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003347397A JP2003347397A (ja) 2003-12-05
JP4123824B2 true JP4123824B2 (ja) 2008-07-23

Family

ID=29767699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002149574A Expired - Fee Related JP4123824B2 (ja) 2002-05-23 2002-05-23 ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4123824B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227619A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Kondo Kogyo Kk 半導体ウエハ収納容器内へのドライエアまたは窒素ガス充填装置並びに該装置を用いたウエハ静電除去装置
JP4853178B2 (ja) * 2006-08-24 2012-01-11 大日本印刷株式会社 収納ケースの洗浄方法
KR100989887B1 (ko) 2010-05-24 2010-10-26 지이에스(주) 웨이퍼 잔존가스 제거장치
KR102162366B1 (ko) 2014-01-21 2020-10-06 우범제 퓸 제거 장치
TWI780030B (zh) 2015-10-05 2022-10-11 德商布魯克斯Ccs有限公司 形成用於一半導體基板並具有低溼度值的一乾淨的環境的方法及系統
JP6679906B2 (ja) * 2015-12-11 2020-04-15 Tdk株式会社 Efem
JP6679413B2 (ja) * 2016-05-23 2020-04-15 大陽日酸株式会社 気相成長装置用部品の洗浄装置
JP6855774B2 (ja) 2016-12-13 2021-04-07 Tdk株式会社 ウエハ搬送容器内雰囲気計測装置、ウエハ搬送容器、ウエハ搬送容器内清浄化装置及びウエハ搬送容器内清浄化方法
JP7234527B2 (ja) 2018-07-30 2023-03-08 Tdk株式会社 センサー内蔵フィルタ構造体及びウエハ収容容器
KR102208017B1 (ko) * 2019-08-14 2021-01-27 로체 시스템즈(주) 기판 반송 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003347397A (ja) 2003-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5772738A (en) Multifunctional air filter and air-circulating clean unit with the same incorporated therein
JP4304534B2 (ja) 気体浄化装置
US7065898B2 (en) Module for transferring a substrate
KR100458647B1 (ko) 기판처리시스템
JP4123824B2 (ja) ウエハポッドの清浄化システム、ウエハポッド
JP2008075945A (ja) 局所清浄化装置
JPH02126912A (ja) 空気清浄装置及びこれを用いたクリーンルーム
JP2006216803A (ja) 処理装置
TW200540922A (en) Air-purifying equipment in a semiconductor wafer container
JP3415404B2 (ja) 処理システム
JP5408909B2 (ja) クリーンルーム
JP3803130B2 (ja) ポリッシング装置及びポリッシング方法
KR20120094731A (ko) 공기청정기
JP4664459B2 (ja) クリーンルームシステム
JP3694046B2 (ja) クリーンルームシステム
JP3845560B2 (ja) 空気調和装置及び半導体装置の製造方法
JP3697275B2 (ja) 局所クリーン化におけるインターフェイスボックス及びそのクリーンルーム
JP2001244322A (ja) ウェハストッカー及びストック方法
JP2002170874A (ja) 基板搬送容器
JP2007029928A (ja) 空気清浄機
JP2003207183A (ja) クリーンルームの環境制御システム
JP4557533B2 (ja) 電子製品製造設備
JP3673792B2 (ja) ポリッシング装置
JP2580893B2 (ja) クリーンルームのファンフイルタユニット
CN219244092U (zh) 一种元器件干燥装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040927

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050421

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050421

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080415

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees