JP4123719B2 - テープキャリアおよびこれを用いた半導体装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、精密電子部品であるテープキャリアおよびこれを用いた半導体装置に係わり、特に半田ボール取り付け用パッドを有する半導体素子搭載用配線テープキャリアとそれを用いたBGA型(Ball Grid Array )の半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、半導体素子搭載用配線テープキャリアの構造は、図5(a)に示すように、絶縁材料であるポリイミド樹脂フィルム1の片面に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、この配線回路の一端部に半導体接続用のワイヤボンディングパッド4を形成するとともに、他端部に半田ボール取り付け用パッド3を形成し、その半田ボール取り付け用パッド3の領域の配線回路面上に、電気的接続部位を残して絶縁皮膜2を形成する。そして、従来の半導体素子搭載用配線テープキャリアの構造では、図5(b)(c)に示すように、上記ワイヤボンディングパッド4及び半田ボール取り付け用パッド3にはNi/Auめっきが施される。すなわち、下地層としてNiめっき層7が形成され、その上層としてAuめっき層8が形成される。
【0003】
このテープキャリアが半導体素子搭載用配線テープとして用いられる形態では、テープキャリアのワイヤボンディングパッド4のパッド面に金ワイヤがワイヤボンディングされ、半田ボール取り付け用パッド3のランド面に半田ボールが搭載されて、BGA型半導体装置のパッケージに加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来の半導体素子搭載用配線テープでは、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきが施され、また、半田ボール取り付け用パッド3にもNi/Auめっきが施されていた。
【0005】
一般的に金ワイヤボンディングの際には、パッド面の金めっき上に金ワイヤを超音波加熱接合させる。そのため、剛性の高いフレーム材にはこの方法は適していると考えられるが、テープキャリアはリードフレーム材と比較して軟質材であるため、ボンディング荷重や超音波出力はポリイミド樹脂に吸収され、めっき膜自体には効率よく伝達しない。そのため、テープキャリアに金ワイヤボンディングを行う場合、リードフレーム材に金ワイヤボンディングした場合のワイヤピール強度と比較すると劣ってしまう。
【0006】
したがって、テープキャリアは金ワイヤボンディングを行う材質としては適していない。そこで、良好なワイヤボンディング性とするにはAuめっき厚をある一定以上に厚くしなければならない。
【0007】
一方、半田ボールの接合信頼性を保つためには、半田ボール搭載後のAuの半田に対する重量濃度を一定以下にしなければならない。そのため、使用する半田ボールサイズが小さいものは、Auの半田に対する重量濃度を一定以下に保つため、Auめっき厚を薄くしなければならなくなる。
【0008】
しかるに、従来のテープキャリアは、ワイヤボンディングパッドと半田ボール取り付け用パッドが同時にめっき処理されていたことから、ワイヤボンディングパッドと半田ボール取り付け用パッドの双方にNi/Auめっきが施されており、ワイヤボンディング性と半田ボールの接合信頼性の双方を良好にすることが困難であった。
【0009】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、半田ボール接合強度の信頼性が高く、且つワイヤボンディング性に優れたBGA用テープキャリアおよびこれを用いた半導体装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るテープキャリアは、絶縁フィルムの片面に銅箔を形成し、前記銅箔で配線回路を形成し、前記片面に形成された前記配線回路の一端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半導体接続用のワイヤボンディングパッドを形成するとともに、前記片面に形成された前記配線回路の他端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半田ボール取り付け用パッドを形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアにおいて、前記絶縁フィルムには半導体素子と前記ワイヤボンディングパッドとをワイヤボンディングするための接続用ウィンドウホールが形成され、前記ワイヤボンディングパッドには、下地層としてのNiめっき層と、前記Niめっき層の上層としてのAuめっき層とが形成され、前記半田ボール取り付け用パッドには、前記下地層を形成することなく、Auめっき層が形成され、前記ワイヤボンディングパッドと前記半田ボール取り付け用パッド以外の配線回路領域には、前記下地層を形成することなく、Auめっきが施されていることを特徴とする(請求項1)。
【0011】
本発明によれば、半田ボール取り付け用パッドにはAuめっきのみ施されることになる。図2に示すように、Ni/Auめっきを施した従来の場合、半田ボールの接合信頼性を保つためには、半田ボール搭載後のAuの半田に対する重量濃度を一定以下にしなければならない。そのため、使用する半田ボールサイズが小さいものは、Auの半田に対する重量濃度を一定以下に保つため、Auめっき厚を薄くしなければならなくなる。すなわち、Ni/Auめっきを施した従来のものは、Auめっき厚が厚くなると信頼性試験後の半田ボール接合強度が低下するが、本発明のAuめっきのみの場合は、Auめっき厚が厚くなっても信頼性試験後の半田ボール接合強度が低下しない。そのためAuめっき厚を厚くすることができ、良好なワイヤボンディング性を得ることができる。
【0012】
またワイヤボンディングパッドにNi/Auめっきをし、半田ボール取り付け用パッドには、Auめっき層の代わりにSnめっき層を形成し(請求項2)、または、Auめっき層の代わりに半田めっき層を形成しても(請求項3)、同様に半田ボール接合強度の信頼性が高くかつワイヤボンディング性に優れたテープキャリアが得られる。
【0013】
これらのテープキャリアを用い、そのテープキャリアに半導体素子を搭載し、その半導体素子の電極とワイヤボンディングパッドとを金ワイヤによりワイヤボンディングし、また、半田ボール取り付け用パッドに半田ボールを溶融搭載することにより、半田ボール接合強度の信頼性が高く、且つワイヤボンディング性に優れたBGAパッケージが製造される(請求項4)。
【0014】
<発明の要点>
TABテープの銅箔は薄い材質のものであるため極めて柔らかく、銅箔の上に直接ワイヤボンディングすることは困難であることから、銅箔上のワイヤボンディング部には、より硬い物質である下地ニッケルめっきを施す必要がある。
【0015】
従来、TABテープキャリアは同時にめっき処理されていたことから、TABテープキャリアの半田ボール搭載部(ランド)には、下地ニッケルめっきが施された後、さらに最表層として金めっきが施されていた。この構成による場合、一般にニッケルめっきは酸化皮膜を形成しやすいという性質を有することから、金めっきの半田溶融反応が著しく抑制されてしまい、長期熱エージング後に半田ボール付性が低下してしまう。
【0016】
そこで、上記不利益を回避する観点から、本発明のポイントは、当該ランドに下地ニッケルめっきを形成することなく、直接金めっきを施した点にある。
【0017】
尚、本発明では、金めっきの代わりとして錫めっきがランドに施された形態を含むが、これは予めランドに錫を形成することにより半田ボール付性をさらに向上するというものである。つまり、半田ボール自体が錫と鉛の合金から成ることから、予めランドに同一金属である錫をめっきすることにより、接合性を向上するというものである。俗にいう「むかえ半田」と同じ意味あいのものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施形態に基づいて説明する。
【0019】
<実施形態1>
図1(a)は第1の実施形態に係るテープキャリア(半導体素子搭載用配線テープ)を示したものであり、(b)はそのA部の詳細図、(c)はB部の詳細図である。
【0020】
このテープキャリアは、絶縁材料であるポリイミド樹脂フィルム1の片面に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、この配線回路の一端部に半導体接続用のワイヤボンディングパッド4を形成するとともに、他端部に半田ボール取り付け用パッド3を形成し、半田ボール取り付け用パッド3の領域の配線回路面上にソルダーレジストから成る絶縁皮膜2を形成し、さらに半導体素子とワイヤボンディングを行うための接続用ウインドウホール部5を形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアであって、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきを施し、半田ボール取り付け用パッド3にAuめっきを施した構造のものである。すなわち、図1(b)に示すようにワイヤボンディングパッド4に下地層としてNiめっき層7を形成し、且つその上層としてAuめっき層8を形成し、また、図1(c)に示すように、半田ボール取り付け用パッド3にAuめっき層8を形成している。
【0021】
このテープキャリアは、次のようにして製造される。まず、ポリイミド樹脂フィルム1上に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、ワイヤボンディングパッド4以外の銅箔パターン上に剥離可能なレジストフィルムを貼付け、ワイヤボンディングパッド4にNiめっきを施してNiめっき層7を形成する。その後、レジストフィルムを剥離し、銅箔パターン全体にAuめっきを施してAuめっき層8を形成する。
【0022】
このテープキャリアによれば、半田ボール取り付け用パッド3にはAuめっき層8のみが形成されることになる。図2に示すように、Ni/Auめっきを施したものは、Au濃度を一定以下にしないと所定の半田ボールシェア強度が得られないため、Auめっき厚が厚くなると、信頼性試験後の半田ボール接合強度が低下する。これに対し、Auめっきのみの場合は、Au濃度を一定以下にしなくても所定の半田ボールシェア強度が得られるため、Auめっき厚を厚くしても、信頼性試験後の半田ボール接合強度が低下しない。そのためワイヤボンディングパッド4のAuめっき層8の厚さを厚くすることができ、良好なワイヤボンディング性を得ることができる。
【0023】
<実施形態2>
図3(a)は第2の実施形態に係るテープキャリアを示したものであり、(b)はそのA部の詳細図、(c)はB部の詳細図である。
【0024】
このテープキャリアは、絶縁材料であるポリイミド樹脂フィルム1の片面に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、この配線回路の一端部に半導体接続用のワイヤボンディングパッド4を形成するとともに、他端部に半田ボール取り付け用パッド3を形成し、半田ボール取り付け用パッド3の領域の配線回路面上にソルダーレジストから成る絶縁皮膜2を形成し、さらに半導体素子とワイヤボンディングを行うための接続用ウインドウホール部5を形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアであって、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきを施し、半田ボール取り付け用パッド3にSnめっきを施した構造のものである。すなわち、図3(b)に示すようにワイヤボンディングパッド4に下地層としてNiめっき層7を形成し、且つその上層としてAuめっき層8を形成し、また、図3(c)に示すように、半田ボール取り付け用パッド3にSnめっき層9を形成している。
【0025】
このテープキャリアは、次のようにして製造される。まず、ポリイミド樹脂フィルム1上に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、ワイヤボンディングパッド4以外の銅箔パターン上に剥離可能なレジストフィルムを貼付け、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきを施して、下地層のNiめっき層7と上層のAuめっき層8を形成する。その後、レジストフィルムを剥離し、ワイヤボンディングパッド4に剥離可能なレジストフィルムを貼付け、Snめっきを施してSnめっき層9を形成する。
【0026】
このテープキャリアによれば、半田ボール取り付け用パッド3にはSnめっき層9のみが形成されることになり、良好な半田ボール接合強度を得ることができる。また、ワイヤボンディングパッド4のAuめっき層8の厚さを厚くすることができるため、良好なワイヤボンディング性を得ることができる。
【0027】
<実施形態3>
図4(a)は第3の実施形態に係るテープキャリアを示したものであり、(b)はそのA部の詳細図、(c)はB部の詳細図である。
【0028】
このテープキャリアは、絶縁材料であるポリイミド樹脂フィルム1の片面に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、この配線回路の一端部に半導体接続用のワイヤボンディングパッド4を形成するとともに、他端部に半田ボール取り付け用パッド3を形成し、半田ボール取り付け用パッド3の領域の配線回路面上にソルダーレジストから成る絶縁皮膜2を形成し、さらに半導体素子とワイヤボンディングを行うための接続用ウインドウホール部5を形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアであって、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきを施し、半田ボール取り付け用パッド3に半田めっきを施した構造のものである。すなわち、図4(b)に示すようにワイヤボンディングパッド4に下地層としてNiめっき層7を形成し、且つその上層としてAuめっき層8を形成し、また、図4(c)に示すように、半田ボール取り付け用パッド3に半田めっき層10を形成している。
【0029】
このテープキャリアは、次のようにして製造される。まず、ポリイミド樹脂フィルム1上に銅箔6で配線回路(銅箔パターン)を形成し、ワイヤボンディングパッド4以外の銅箔パターン上に剥離可能なレジストフィルムを貼付け、ワイヤボンディングパッド4にNi/Auめっきを施し、下地層のNiめっき層7と上層のAuめっき層8を形成する。その後、レジストフィルムを剥離し、ワイヤボンディングパッド4に剥離可能なレジストフィルムを貼付け、半田めっきを施して半田めっき層10を形成する。
【0030】
このテープキャリアによれば、半田ボール取り付け用パッド3には半田めっき層10のみが形成されることになり、良好な半田ボール接合強度を得ることができる。また、ワイヤボンディングパッド4のAuめっき層8の厚さを厚くすることができるため、良好なワイヤボンディング性を得ることができる。
【0031】
上記図1〜図4の実施形態によれば、半田ボール接合強度の信頼性が高く、且つワイヤボンディング性に優れたBGA用フレックス基板が提供される。
【0032】
上記実施形態の半導体素子搭載用配線テープを用いて半導体装置を構成する場合は、上記図1、図3又は図4のテープキャリアに半導体素子(チップ)を搭載し、そのテープキャリアのウインドウホール部5を通してワイヤボンディングパッド4と半導体素子の電極とを金ワイヤによりワイヤボンディングし、また、半田ボール取り付け用パッド3に半田ボールを溶融搭載する。そしてワイヤボンディング部を樹脂で封止する。かくして、半田ボール接合強度の信頼性が高く、且つワイヤボンディング性に優れたBGAパッケージが製造される。
【0033】
【発明の効果】
以上説明してきた通り、本発明によれば、半導体素子搭載用配線テープキャリアのワイヤボンディングパッドにはNi/Auめっきを施し、半田ボール取り付け用パッドには、Auめっき、Snめっき、半田めっきのいずれか1つを施す構成としたので、半田ボール接合強度の信頼性が高く、且つワイヤボンディング性に優れたBGA用テープキャリアおよびこれを用いたBGA型パッケージを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るテープキャリアを示す図である。
【図2】信頼性試験後のAuめっき厚と半田ボール接合性の関係を示す図である。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るテープキャリアを示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係るテープキャリアを示す図である。
【図5】従来の半導体素子搭載用配線テープを示す図である。
【符号の説明】
1 ポリイミド樹脂フィルム
2 絶縁皮膜
3 半田ボール取り付け用パッド
4 ワイヤボンディングパッド
5 ウインドウ部
6 銅箔(銅箔パターン)
7 Niめっき層
8 Auめっき層
9 Snめっき層
10 半田めっき層
Claims (4)
- 絶縁フィルムの片面に銅箔を形成し、前記銅箔で配線回路を形成し、前記片面に形成された前記配線回路の一端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半導体接続用のワイヤボンディングパッドを形成するとともに、前記片面に形成された前記配線回路の他端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半田ボール取り付け用パッドを形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアにおいて、
前記絶縁フィルムには半導体素子と前記ワイヤボンディングパッドとをワイヤボンディングするための接続用ウィンドウホールが形成され、
前記ワイヤボンディングパッドには、下地層としてのNiめっき層と、前記Niめっき層の上層としてのAuめっき層とが形成され、
前記半田ボール取り付け用パッドには、前記下地層を形成することなく、Auめっき層が形成され、
前記ワイヤボンディングパッドと前記半田ボール取り付け用パッド以外の配線回路領域には、前記下地層を形成することなく、Auめっきが施されていることを特徴とするテープキャリア。 - 絶縁フィルムの片面に銅箔を形成し、前記銅箔で配線回路を形成し、前記片面に形成された前記配線回路の一端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半導体接続用のワイヤボンディングパッドを形成するとともに、前記片面に形成された前記配線回路の他端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半田ボール取り付け用パッドを形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアにおいて、
前記絶縁フィルムには半導体素子と前記ワイヤボンディングパッドとをワイヤボンディングするための接続用ウィンドウホールが形成され、
前記ワイヤボンディングパッドには、下地層としてのNiめっき層と、前記Niめっき層の上層としてのAuめっき層とが形成され、
前記半田ボール取り付け用パッドには、前記下地層を形成することなく、Snめっき層が形成され、
前記ワイヤボンディングパッドと前記半田ボール取り付け用パッド以外の配線回路領域には、前記下地層を形成することなく、Snめっきが施されていることを特徴とするテープキャリア。 - 絶縁フィルムの片面に銅箔を形成し、前記銅箔で配線回路を形成し、前記片面に形成された前記配線回路の一端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半導体接続用のワイヤボンディングパッドを形成するとともに、前記片面に形成された前記配線回路の他端部であって、前記配線回路の前記絶縁フィルムとは反対側の面に半田ボール取り付け用パッドを形成した半導体素子搭載用配線テープキャリアにおいて、
前記絶縁フィルムには半導体素子と前記ワイヤボンディングパッドとをワイヤボンディングするための接続用ウィンドウホールが形成され、
前記ワイヤボンディングパッドには、下地層としてのNiめっき層と、前記Niめっき層の上層としてのAuめっき層とが形成され、
前記半田ボール取り付け用パッドには、前記下地層を形成することなく、半田めっき層が形成され、
前記ワイヤボンディングパッドと前記半田ボール取り付け用パッド以外の配線回路領域には、前記下地層を形成することなく、半田めっきが施されていることを特徴とするテープキャリア。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のテープキャリアを用い、そのテープキャリアに半導体素子を搭載し、その半導体素子の電極とワイヤボンディングパッドとを金ワイヤによりワイヤボンディングし、また、半田ボール取り付け用パッドに半田ボールを溶融搭載したことを特徴とする半導体装置。
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