JP4123188B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱コイル及び制御基板の異常過熱を防止する冷却ファンを設けた誘導加熱調理器に関し、特に吸気口と前記冷却ファンの間に設けた除湿部に、関するものである。
従来、この種の誘導加熱調理器は冷却手段である冷却ファンと吸気口は実質的な直結状態にあり、冷却ファンにより吸気口から吸引した冷却風はそのまま加熱コイル及び制御基板基板に送っていた(例えば、特許文献1参照)。
図5は前記公報に記載された従来の誘導加熱調理器の構造を詳述する。図5に示すように、101は外郭を構成する本体で、本体101の上部には調理容器を載置するトッププレート102を備え、トッププレート102の下部には誘導加熱を行う誘導加熱コイルあるいは輻射加熱を行う電気ヒータやハロゲンヒータからなる加熱手段103が配置されている。本体101内部には加熱手段の制御を行う発振用トランジスタやその他の電子部品が載置された制御基板104を設け、制御基板104や加熱手段103の異常過熱を防止する冷却ファン105を設けている。トッププレート102の後方には吸気口106を設け、吸気口106を冷却ファン105に連接するための吸気経路107を設けている。吸気経路107は吸気口106と冷却ファン105の間で適当な大きさの空間を確保している。
上記構成の動作を説明する。冷却ファン105は加熱手段103動作開始と同時に駆動を開始し、加熱手段103の動作によって温度が上昇する制御基板104や加熱手段103の一部に送風を行う。送風を行う冷却風は、トッププレート102後方の吸気口106より本体内に入り、吸気口106より吸気経路107に至る。冷却風は吸気経路107では適当な大きさの空間が有するため一旦風速は落ちるが、冷却ファン105で風速が加速され、制御基板104や加熱手段103に達し異常過熱を防止する。
特許第3279953号公報
しかしながら、前記従来の構成では、加熱手段により加熱を行うことでトッププレート上に載置した調理容器から水分や油分が放出される。これらの水分や油分もしくは大気中の水分をトッププレート102後方の吸気口106より本体内に吸気し制御基板104や加熱手段103の一部に送風を行うものであった。このため制御基板104や加熱手段103に水分や油分の結露・付着が発生し、誘導加熱調理器は特に高電圧を印加しているためトラッキングが起き機器の破損などが生じる課題があった。また制御基板104や加熱手段103以外の内部の部品に結露・付着することで腐食・劣化・変色・品位低下等が生じる課題を有していた。
本発明は前記従来の問題点を解決するもので、制御基板や加熱手段などでのトラッキング発生による機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止する誘導加熱機調理器を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の誘導加熱機器は、吸気口を有する外郭ケースと、被加熱部を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを駆動する制御基板と、前記加熱コイル及び前記制御基板を冷却する冷却ファンとを備え、前記吸気口と前記加熱コイルもしくは前記制御基板の間に湿度を低減する除湿部を設け前記除湿部近傍にはヒータを設け、前記ヒータの加熱時は前記冷却ファンを通常時と逆回転させ前記除湿部の吸湿もしくは結露した水分を蒸発させ前記吸気口より外部に排出する構成としたものである。
これにより、本体内に吸気した冷却風の水分や油分を除湿部により所定量除去されるため、冷却風による各部位への水分や油分の結露・付着を防止することができる。
また除湿部に吸湿もしくは結露した水分をヒータで蒸発させ、さらに冷却ファンを逆回転することで不要な水分を本体外部へ確実に排出することが可能となる。
本発明の誘導加熱調理器は、冷却風の水分や油分が所定量除去させ、制御基板や加熱手段などでのトラッキング発生による機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止できる。
また除湿部に吸湿もしくは結露した水分をヒータで蒸発させ、さらに冷却ファンを逆回転することで不要な水分を本体外部へ確実に排出することが可能となる。
第1の発明は、吸気口を有する外郭ケースと、被加熱部を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを駆動する制御基板と、前記加熱コイル及び前記制御基板を冷却する冷却ファンとを備え、前記吸気口と前記加熱コイルもしくは前記制御基板の間に湿度を低減する除湿部を設け、前記除湿部近傍にはヒータを設け、前記ヒータの加熱時は前記冷却ファンを通常時と逆回転させ前記除湿部の吸湿もしくは結露した水分を蒸発させ前記吸気口より外部に排出する構成とすることで、冷却風の水分や油分を除湿部により所定量除去されるため、冷却風による各部位への水分や油分の結露・付着を防止することができ、制御基板や加熱手段などでのトラッキング発生による機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止できる。
また除湿部に吸湿もしくは結露した水分をヒータで蒸発させ、さらに冷却ファンを逆回転することで不要な水分を本体外部へ確実に排出することが可能となる。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施形態における誘導加熱機調理器の断面図、図2は誘導加熱機調理器の要部詳細断面図である。
図1〜2において、1は外郭を構成する本体で、本体1の上部には調理容器を載置するトッププレート2を備え、トッププレート2の下部には誘導加熱を行う誘導加熱コイルあるいは輻射加熱を行う電気ヒータやハロゲンヒータからなる加熱手段3が配置されている。4は本体1前面に設けられた操作部で加熱手段3への入力を調整や状態を表示する機能をそなえている。6は操作部4等からの情報により加熱手段3への入力を制御する制御基板であり、制御基板6上には発振用トランジスタやその他の電子部品が載置されている。誘導加熱調理器の特性上、多くの部位で制御基板6や誘導加熱用の加熱手段3及びそれらを電気的に接続しているハーネス類には商用電灯線より高い電圧が印加されている。制御基板6上の発振用トランジスタやその他の電子部品及び加熱手段3の異常過熱を防止する冷却ファン7を設けている。冷却ファン7の駆動制御も制御基板6で行われている。トッププレート2後方には吸気口8を設け吸気経路10により制御基板6及び加熱手段3と接続している。吸気経路10中には冷却ファン7及び除湿部9を有し、除湿部9は吸気口8と冷却ファン7の間に配置する。除湿部9はシリカゲルなどの水分を吸収するものや、一般的に吸湿や吸油するといわれている多孔質状もしくは繊維状で構成されている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作、作用を説明する。加熱手段3へ高電圧が印加され動作が開始すると同時に、冷却ファン7が動作し冷却風が発生する。冷却風は、トッププレート2後方の吸気口8より本体内に入り吸気経路10を経て除湿部9に至る。除湿部9で冷却風の水分はシリカゲルなどに吸収されさらに多孔質状もしくは繊維状の物質により油分が除去される。除湿部9で水分及び油分が除去された冷却風は冷却ファン7を通過することで加速され制御基板6や加熱手段3などの高温部に至り、強制空冷を行う。
以上のように本実施の形態においては、除湿部9を吸気口8と冷却ファン7の間に配置することにより、本体内に送られる冷却風は水分や油分を除湿部9により所定量除去されるため、各部位への水分や油分の結露・付着を防止することができ、これにより制御基板6や加熱手段3など高圧部でのトラッキングによる機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止できる。
また、除湿部9は吸気口8の直下以外に配置することで、万一吸気口より液体や食品が浸入しても除湿部9に直接触れることなく、除湿部9の耐久性や吸湿能力が低下することを防止している。
また、除湿部9は吸気経路10中もしくは制御基板6や加熱手段3近傍であれば特に位置の制約はなく吸湿能力は同じであり、目的に対して同様の効果が得られる。
参考の形態
図3は本発明の第参考の形態の誘導加熱調理器である。
図3において、除湿部9はコンプレッサーやペルチェ素子などを利用して常温より低い温度にたもたれた冷却部5により冷却されている。除湿部9の一部もしくは別体で構成された受け皿12を除湿部9の下部に設けたものである。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
除湿部9は冷却部5により本体1外部の温度より3℃以上低い温度に保つことで、除湿部9を通過する冷却風の水分を除湿部9に結露させ、冷却風の水分を除去している。さらに除湿部9に結露した水分を受け皿12に受けることで、除去した水分が本体内で移動しないようにしている。
以上のように、本参考の形態においては、除湿部を常温より低い温度に保つことで、より確実に冷却風の水分を除湿部に結露させ所定除湿することができ、制御基板や加熱手段などでのトラッキング発生による機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止できる。
また、本参考の形態の除湿部9を格子状もしくは表面が凹凸状に構成し表面積を増すことで、より確実に冷却風の水分を除湿部9で除去させることができる。
(実施の形態
図4は本発明の第の実施形態の誘導加熱調理器である。
図4において、冷却ファン7は加熱手段3が動作時は運転しているが加熱手段3が停止後所定時間後に停止する。除湿部9近傍にはヒータ11を設け、ヒータ11は冷却ファン7が停止した後に所定時間後に加熱をはじめる。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
ヒータ11は冷却ファン7が停止した後に所定時間後に加熱を行い、除湿部9に吸湿もしくは結露した水分を蒸発させる。
以上のように、本実施の形態の形態においては、除湿部9近傍にはヒータ11を設け、ヒータ11は冷却ファン7が停止した後に所定時間後に加熱をはじめることで、除湿部9に吸湿もしくは結露した不要な水分をヒータ11で蒸発させすばやく本体外部へ排出することが可能となる。
また、本実施の形態の冷却ファン7をヒータ11が加熱時に通常時と逆回転させることで、不要な水分はヒータ11で水蒸気となりすばやく吸気口より本体外部へ排出することが可能となる。
また、第参考の形態のような誘導加熱調理器であれば、除湿部9に結露した水分を受ける受け皿近傍にヒータ11を設けると、本実施形態の目的と同様の効果が得られる。
以上のように、本発明にかかわる誘導加熱調理器は、冷却風の水分や油分が一定量除去させ、制御基板や加熱手段などでのトラッキング発生による機器の破損や、各部位の腐食・劣化・変色・品位低下を防止できる構成誘導加熱調理器の用途として有用である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の要部断面図 本発明の参考の形態における誘導加熱調理器の要部断面図 本発明の実施の形態における誘導加熱調理器の要部断面図 従来の誘導加熱調理器の断面図
符号の説明
1 本体(外郭ケース)
2 トッププレート
3 加熱手段(加熱コイル)
4 操作部
5 冷却部
6 制御基板
7 冷却ファン
8 吸気口
9 除湿部
10 吸気経路
11 ヒータ

Claims (1)

  1. 吸気口を有する外郭ケースと、被加熱部を誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルを駆動する制御基板と、前記加熱コイル及び前記制御基板を冷却する冷却ファンとを備え、前記吸気口と前記加熱コイルもしくは前記制御基板の間に湿度を低減する除湿部を設け、前記除湿部近傍にはヒータを設け、前記ヒータの加熱時は前記冷却ファン通常時と逆回転させ前記除湿部の吸湿もしくは結露した水分を蒸発させ前記吸気口より外部に排出する誘導加熱調理器。
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