JP2007162965A - 加湿装置 - Google Patents

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JP2007162965A JP2005356130A JP2005356130A JP2007162965A JP 2007162965 A JP2007162965 A JP 2007162965A JP 2005356130 A JP2005356130 A JP 2005356130A JP 2005356130 A JP2005356130 A JP 2005356130A JP 2007162965 A JP2007162965 A JP 2007162965A
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Kensuke Ohira
健介 大平
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Abstract

【課題】送風モータの冷却効率を高めて送風モータのオーバーヒートをなくして耐久性を向上させ、さらに、振動音を抑えて使用者に不快感を与えることがない加湿装置を提供することを目的とする。
【解決手段】送風モータを固定するモータ固定部に通気口を設け、この通気口に吸込口から取り込んだ空気を通過させて吹出口より排出させるバイパス通風経路を形成した。さらに、モータ固定部は防振部材とモータ固定部材から構成され、防振部材の送風モータとの取付け面を凹凸形状にして送風モータと防振部材との接触面積を少なくした。
【選択図】図2

Description

本発明は、室内の乾燥を防止するための加湿装置に係わり、特に、送風ファンを駆動する送風モータのオーバーヒートを無くす構造に関するものである。
従来の加湿装置では、室内の空気を吸込口から吸引し加湿手段にて加湿空気として吹出口から室内へ排出するための送風ファンと、この送風ファンを駆動するための送風モータを備えている。そして、加湿運転を行なう場合には、送風モータに通電して送風ファンを回転させるため、送風モータは発熱することになる。
送風モータで発生した熱を排出せずにそのままにしておくと内部に熱がこもってオーバーヒートになり、モータ軸受け温度が上昇しモータ軸受けに塗布されているグリースが乾燥してしまい送風モータが回転できなくなるという不具合が発生する可能性がある。そこで、送風モータで発生した熱を効率的に排出するために、吸込口付近に送風モータを配置し取り込まれた空気により冷却していた。(特許文献1)
また、送風モータを回転させることにより送風モータから振動が発生し、この振動が送風モータを固定している部品に伝達して振動音となることから、送風モータと部品の間に防振ゴムを取り付ける場合がある。したがって、送風モータから発生する振動は防振ゴムにより減衰されるため、加湿装置の振動音を低減することができる。
特開2003−222361号公報
しかしながら、送風モータを吸込口付近に配置した場合には、吸込口から異物を挿入される可能性が高くなるため、この異物により送風モータがロックしたり内部で短絡する等の危険性がある。また、送風モータを通風経路内に配置した場合には、加湿空気に暴露されるため、送風モータの防湿対策が必要となる。したがって、異物挿入防止や防湿対策のため送風モータの外郭を保護する部材が必要となることから、この保護部材により送風モータからの熱発散が妨げられ冷却効率が低下するという問題があった。
さらに、送風モータの振動を減衰させる防振ゴムを送風モータの外郭に直接取り付けた場合には、防振ゴムとの取付け面では送風モータからの熱発散が妨げられ冷却効率が低下するという問題があった。特に、送風モータからの振動を効率よく減衰させるために防振ゴムとの接触面を大きくした場合には、冷却効率がさらに低下することになる。
本発明は上記課題を解決するためのもので、送風モータの冷却効率を高めて送風モータのオーバーヒートをなくして耐久性を向上させ、さらに、振動音を抑えて使用者に不快感を与えることがない加湿装置を提供することを目的とする。
室内の空気を吸込口から加湿手段を経由させ吹出口より排出させる経路で構成された通風経路と、前記通風経路内に設けられた送風ファンと、前記送風ファンを駆動する送風モータと、前記送風モータを固定するモータ固定部とを備え、前記モータ固定部に通気口を設け前記吸込口から取り込んだ空気を前記通気口を通過させて吹出口より排出させるバイパス通風経路を形成し、前記バイパス通風経路を通過する空気により前記送風モータを冷却することを特徴とする加湿装置に係わるものである。
また、モータ固定部は、送風モータを挟み込む防振部材と、通気口を有し前記防振部材を外側から固定するモータ固定部材とから構成され、前記防振部材の送風モータとの取付け面を凹凸形状にしたことを特徴とする請求項1記載の加湿装置に係わるものである。
上述の構成にすることにより、バイパス通風経路を通過する空気により送風モータの熱が奪われ、さらに、防振部材との取付け面でも熱が奪われるため、送風モータの冷却効率が向上する。したがって、送風モータのオーバーヒートがなくなり耐久性が向上する。また、防振部材の凹凸形状によりモータ固定部に伝達される送風モータの振動は減少する。したがって、加湿装置の振動音が抑えられ使用者に不快感を与えることがない。
好適と考える本発明の実施形態を、本発明の作用を示して簡単に説明する。
本発明は、送風モータを固定するモータ固定部に通気口を設け、この通気口に吸込口から取り込んだ空気を通過させて吹出口より排出させるバイパス通風経路を形成したものである。さらに、モータ固定部は防振部材とモータ固定部材から構成され、防振部材の送風モータとの取付け面を凹凸形状にしたものである。
つまり、吸込口から取り込まれた空気は、バイパス通風経路を通過する際に送風モータの熱を奪って吹出口から排出される。さらに、防振部材と送風モータとの接触面積が少ないため、防振部材の取付け面でも送風モータの熱が奪われるから送風モータの冷却効率が向上する。したがって、送風モータのオーバーヒートがなくなり耐久性が向上する。
また、防振部材との接触面積が少なくなるため、モータ固定部に伝達される送風モータの振動は減少する。したがって、加湿装置の振動音が抑えられ使用者に不快感を与えることがなくなる。
以下本発明の一実施例を図面により説明する。
図1より、1は加湿装置の本体ケース、2は本体ケース1の上部に位置し加湿装置の運転を制御するための操作部で、この操作部2と隣接する上部に本体ケース1内で加湿された加湿空気を室内に排出するための吹出口3を設けている。また、4は室内の空気を本体ケース1内部に取り入れるための吸込口である。
図2は加湿器の縦断面構成図であり、5は図示しない給水タンクから供給された水を一定水量貯える水槽部、6は水槽部5内に配置され水槽部5の水を吸水して湿潤する加湿手段としての気化フィルターである。さらに、7は送風ファンであり、8は送風ファン7を駆動するための送風モータである。また、9は吸込口4と気化フィルター8の間に配置され、送風ファン7によって吸込口4から取り入れられた空気を加熱する温風用ヒータである。
つまり、室内の空気が、吸込口4、温風用ヒータ9、気化フィルター6、送風ファン7、吹出口3から構成される通風経路10を通過することにより加湿空気として再び室内に排出されることになる。なお、図における白矢印は本体ケース1内に取り入れられた空気の流れを、網掛け矢印は水分を含んだ加湿空気の流れを表している。
図3は送風ファン7と送風モータ8の取付け状況を示した要部拡大図であり、送風モータ8を固定するモータ固定部11のモータ固定部材12は、吸込口4側と吹出口3側を仕切るための仕切板12Aとモータ押え板12Bから構成され、それぞれ通気口13を設けてバイパス通風経路14を構成している。つまり、このバイパス通風経路14により吸込口4から取り入れられた室内の空気の一部は、図中の矢印で示したように気化フィルター6を通過しないで送風ファン7を経由して吹出口から排出されることになる。
また、送風モータ8は、両端を防振部材としての防振ゴム15により挟み込まれて仕切板12Aとモータ押え板12Bにより固定されている。つまり、図4の組立傾斜図に示すように仕切板12Aに送風モータ8を固定するには、防振ゴム15、送風モータ8、防振ゴム15、モータ押え板12Bの順に組み付けることになる。したがって、送風モータ8から発生する振動は防振ゴム15により減衰されるため、仕切版12Aとモータ押え板12Bに伝達する振動は減少することになる。
さらに、図5は防振ゴム15の上面図(a)と上面図(a)におけるA−A断面図(b)である。図より防振ゴム15の送風モータ8との取付け面は、凹部15Aと、中心から放射状に形成された凸部15Bから構成された凹凸形状になっている。そして、送風モータ8と防振ゴム15の接触面積を少なくするため、送風モータ8と接触するのは凸部15Bのみである。尚、本実施例では中心から放射状に凸部15Bを形成した形状としているが、本実施例に限定されるものではない。
次に、以上の構成における動作を説明する。加湿装置を運転する場合、先ず図示していない給水タンクに水を入れ、これを本体ケース1内に挿入し指定位置に設置する。これにより水槽部5には給水タンクから一定量の水が流れ出し一定水位の水が貯えられる。その結果、水槽部5に設置されている気化フィルター6は毛細管現象により水槽部5の水を吸い上げ湿潤する。
この状態で操作部2の運転スイッチを入れ、湿度設定スイッチで目標とする湿度を選択すると、送風モータ8が駆動して送風ファン7が回転することにより室内の空気は吸込口4から本体ケース1内の通風経路10に取り入れら、気化フィルター6を通過する際に加湿空気となり吹出口3から排出される。そして、設定湿度と図示しない湿度センサが検出した検出湿度の差に応じて、送風モータ8の回転数や温風用ヒータ9を制御して自動的に加湿運転が行なわれるようしている。
一方、送風ファン7が回転することにより吹出口3側は負圧となり吸込口4側は正圧となるが、この圧力差により吸込口4から取り入れられた室内の空気の一部はバイパス通風経路14を勢いよく吹出口3側に流れることになる。したがって、このバイパス通風経路14を流れる空気が送風モータ8で発生した熱を奪うために送風モータ8が冷却されるのである。
また、送風モータ8を挟み込んでいる防振ゴム15の接触面を凸部15Bのみとしているため、防振ゴム15の凹部15Aでもバイパス通風経路14を流れる空気が送風モータ8で発生した熱を奪うために送風モータ8が冷却されるのである。つまり、バイパス通風経路14を通過する空気により送風モータ8が効率的に冷却されるのである。したがって、送風モータ8のオーバーヒートがなくなるため、送風モータ8の耐久性が向上するのである。
さらに、送風モータ8と防振ゴム15の接触面を凸部15Bのみとしているため、仕切板12Aとモータ押え板12Bに伝達される送風モータ8の振動は減少することになる。したがって、加湿装置の振動音が抑えられ使用者に不快感を与えることがなくなるのである。
本発明の実施例の傾斜図である。 本発明の実施例の縦断面構成図である。 本発明の実施例の要部拡大断面図である。 本発明の実施例の組み付け傾斜図である。 本発明の防振部材の上面図(a)と上面図(a)におけるA−A断面図(b)である。
符号の説明
3 吹出口
4 吸込口
6 気化フィルター(加湿手段)
7 送風ファン
8 送風モータ
10 通風経路
11 モータ固定部
12 モータ固定部材
13 通気口
14 バイパス通風経路
15 防振ゴム(防振部材)

Claims (2)

  1. 室内の空気を吸込口から加湿手段を経由させ吹出口より排出させる経路で構成された通風経路と、前記通風経路内に設けられた送風ファンと、前記送風ファンを駆動する送風モータと、前記送風モータを固定するモータ固定部とを備え、前記モータ固定部に通気口を設け前記吸込口から取り込んだ空気を前記通気口を通過させて吹出口より排出させるバイパス通風経路を形成し、前記バイパス通風経路を通過する空気により前記送風モータを冷却することを特徴とする加湿装置。
  2. モータ固定部は、送風モータを挟み込む防振部材と、通気口を有し前記防振部材を外側から固定するモータ固定部材とから構成され、前記防振部材の送風モータとの取付け面を凹凸形状にしたことを特徴とする請求項1記載の加湿装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101749851B (zh) * 2008-12-18 2012-10-10 珠海格力电器股份有限公司 空调电机安装固定装置
JP2012225618A (ja) * 2011-04-22 2012-11-15 Dainichi Co Ltd 加湿器
KR101560169B1 (ko) * 2009-02-27 2015-10-14 코웨이 주식회사 공기 청정기
JP2016017653A (ja) * 2014-07-04 2016-02-01 ダイキン工業株式会社 加湿装置

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