JP4122198B2 - カメラ用露光量制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像素子の撮像面やフィルムの感光面の露光量を制御するために、絞り羽根,シャッタ羽根,フィルタなどをモータで作動させるようにしたカメラ用露光量制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
露光量を制御するためにカメラに設けられる絞り羽根,シャッタ羽根,フィルタなどの露光量制御手段は、最近では、モータで駆動されるのが普通になっている。その場合、露光量制御手段は、二つの地板の間に構成された収容室内に配置されていて、モータは、収容室外においてそれらの地板の一方に取り付けられている。そして、収容室内は、露光量制御手段を配置するだけの薄いスペースに構成することが要求されている。そのため、従来は、露光量制御手段とモータとを連結するために、モータを取り付けている方の地板に長孔を形成している。
【0003】
また、モータを地板に取り付ける場合は、回転子の回転軸が地板に対して垂直となるように取り付けるのが普通であり、かつては、回転子を間にして両側に張り出した二つの部位を各々ビスによって螺止していた。しかしながら、最近では地板を合成樹脂で製作するようになってきたため、地板に、モータを係止するための一つ又は複数のフック部を同時一体成形で形成し、上記のビスの一方を削減するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の収容室を構成している二つの地板には各々被写体光路用の開口部が形成されており、それらを重ねるように配置して、少なくとも一方の開口部が撮影光路を規制するようにしている。そして、それらの開口部の少なくとも一方は、その外側周面にレンズ鏡胴が密着して配置され、レンズによって塞がれた状態に構成される。そのため、上記のように、モータを取り付けている地板に長孔を形成したままでは、そこから収容室内に塵埃が進入し、露光量制御手段のスムースな作動の妨げになったり、上記のレンズの内面に付着したり、また、露光量制御手段がフィルタの場合には、その表面に付着してしまったりする不都合があった。また、収容室内に配置されている露光制御手段と、収容室外にあるモータの回転子とを連結するための構成手段が、収容室外に露出した状態になっていると、生産中や運搬中に、指や他製品などの外部要因によって該構成手段が変形され、所定の機能が得られなくなってしまう虞もある。
【0005】
他方、モータを地板に取り付けるに際しては、ビスを全く用いず、地板に形成した複数のフック部のみで行なえれば、コスト上は非常に有利となる。しかしながら、フック部には可撓性が必要であるため、運搬上,取扱上,使用上等における振動によって、モータの取付状態がずれたり外れたりして、適正な制御が行なえなくなるという問題点がある。そこで、上記のように、従来は、回転子を間にした一方の側をビスで螺止し、他方側をフック部で係止していたが、出来ればビスを全く用いないで済むようにすることが要求されている。また、上記の従来構成において、他方側をフック部で係止する理由は、一方の側をビスで螺止するだけでは、他方側が地板面から浮き上がってしまうからであるが、ビスを一つ使用するのは止むを得ないとしても、そのようにする以上は他方側をフック部によって係止しなくて済むようにすることが要求されている。
【0006】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、二つの地板の間の収容室内に配置されている絞り羽根,シャッタ羽根,フィルタ等の露光量制御手段と、収容室外で地板の一方に取り付けられているモータとを連結するために、モータを取り付けた地板に長孔が形成されているにもかかわらず、サポート手段を設けるだけで、その長孔から収容室内に塵埃が進入するのを防止できると共に、如何なる場合でもモータの取付状態を常に好適に維持することができ、且つ装置ユニットでの運搬や取扱中に、構成部材の変形などによって機能が損なわれないようにした低コストのカメラ用露光量制御装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用露光量制御装置は、両者の間に収容室を構成しており重ねて配置された各々の開口部の少なくとも一方によって撮影光路を規制している第1地板及び第2地板と、前記収容室内において前記撮影光路に進退可能に配置されている露光量制御手段と、固定子には被係止部を有していて前記収容室外に配置されており回転子と一体であって固定子に設けられた長孔から該回転子の径方向に延伸した腕部がその先端に設けた駆動ピンを前記第1地板に設けられた長孔から前記収容室内に挿入し前記露光量制御手段を駆動するモータと、前記収容室外において前記第1地板に設けられており前記被係止部を係止することにより前記第1地板に対し前記回転子の回転軸を垂直にして前記モータを取り付ける少なくとも一つの可撓性を有するフック部と、抑止部を有していて前記第1地板に取り付けられており前記固定子外での前記腕部の作動領域を覆うと共に該抑止部によって前記フック部が前記係止を外す方向へ撓むのを抑止するサポート部材と、を備えているようにする。
【0008】
また、上記の目的を達成するために、本発明のカメラ用露光量制御装置は、両者の間に収容室を構成しており重ねて配置された各々の開口部の少なくとも一方によって撮影光路を規制している第1地板及び第2地板と、前記収容室内において前記撮影光路に進退可能に配置されている露光量制御手段と、前記収容室外に配置されていて固定子には回転子の径方向に張り出して形成された張出部に一つの孔を有しており該回転子と一体であって該固定子に設けられた長孔から該回転子の径方向に延伸した腕部が先端に設けた駆動ピンを前記第1地板に設けられた長孔から前記収容室内に挿入し前記露光量制御手段を駆動するモータと、前記収容室外において前記孔に挿入し前記第1地板に対し前記回転子の回転軸を垂直にして前記モータを螺止するねじと、抑止部を有していて前記第1地板に取り付けられており前記固定子外での前記腕部の作動領域を覆うと共に前記回転子を間にして少なくとも前記螺止位置の反対側で該抑止部によって前記モータが前記第1地板から浮き上がるのを抑止するサポート部材と、を備えているようにする。
そして、それらの場合、前記サポート部材は、複数のフック部を有していて、該フック部を前記第2地板に掛け止めすることによって、前記第1地板の前記収容室外の面に取り付けられているようにしてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、二つの実施例によって説明する。尚、図1は第1実施例の正面図であり、図2は図1の下方から見て要部を断面で示した底面図である。また、図3は第2実施例の正面図であり、図4は図3の下方から見た底面図であり、図5は図3の下方から見て要部を断面で示した底面図である。
【0010】
[第1実施例]
本実施例は、NDフィルタによって露光量を制御するフィルタ装置として構成されたものである。そこで、先ず、本実施例の構成を説明する。主地板1と補助地板2は合成樹脂製であって、平面的な外形形状は略同じである。図1において、主地板1は、略中央部に長方形をした開口部1aを有し、右下方部には円弧状の長孔1bを有している。また、補助地板2は、開口部1aと重なる位置に、撮影光路を規制するための円形をした開口部2aを有している。そして、主地板1と補助地板2とは、図1において主地板1の上方部に形成されている二つのフック部1c,1dの先端を補助地板2の縁に掛け、両者の下方部を、ビス3により、補助地板2側から螺止することによって相互に取り付けられ、両者の間に収容室を構成している。
【0011】
尚、本実施例の場合には、開口部2aが撮影光路を規制するようにしているが、開口部1aを開口部2aより直径の小さな円形とし、撮影光路を規制するようにしてもよいし、開口部2aと同じ直径にして両者によって撮影光路を規制するようにしてもよいことは言うまでもない。また、実際には、主地板1と補助地板2には、カメラに対する取付部が設けられているが、その図示が省略されている。更に、図示していないが、収容室の外側には、各々レンズを取り付けた二つの鏡胴が配置されていて、一方の鏡胴は、開口部2aの周囲の面に密接させられており、他方の鏡胴は、開口部1aの周囲の面に密接させられている。
【0012】
そこで、次に、収容室内の構成を説明する。収容室内には、フィルタ取付部材4が配置されており、そのフィルタ取付部材4には、野球のホームベース状をした凹部4aと、三つの直線状の長孔4b,4c,4dとが形成されている。そして、その凹部4aを覆うようにして、羽子板状をしたNDフィルタ5(×印を付けてある)が、接着剤で取り付けられている。また、フィルタ取付部材4は、長孔4b,4cを、主地板1に設けられたガイドピン1e,1fに嵌合させ、図1において上下方向へ移動可能になっており、その上限位置と下限位置を、ガイドピン1e,1fによって規制されるようになっている。
【0013】
次に、図1において主地板1の表面側(即ち、図2における上面側)に取り付けられている部材の構成を説明する。先ず、モータ6は、特開2000−60088号公報などに記載のムービングマグネット型モータと称されている電流制御式のモータである。しかしながら、上記の公報に記載のものとは、若干異なるところがあるので、一応、その構成を説明しておく。このモータ6の固定子は、カップ状をした上枠6aと下枠6bとを合わせて中空室を構成し、その外側にコイル6cを巻回して上枠6aと下枠6bとを一体にした後、その外側に円筒形のヨーク6dを嵌め合わせている。そして、図示していないが、本実施例の場合には、このような構成の固定子にホール素子が取り付けられている。
【0014】
また、上枠6aと下枠6bとの間に構成された中空室には、永久磁石製の回転子6eが、その回転軸を主地板1に対して垂直となるようにして軸受けされており、回転子6eから径方向に延伸した腕部6fは、下枠6bから外部へ突き出され、その先端に設けられた駆動ピン6gは、上記の円弧状の長孔1bを貫通し、収容室内においてフィルタ取付部材4の長孔4dに嵌合している。そのため、明示されていないが、下枠6bには、回転子6eの回転によって腕部6fが作動し得るようにするために、所定の角度範囲にわたって長孔が形成されている。そして、その長孔は、周知のように、上枠6aと下枠6bとの形状次第によって、上枠6aに形成されることもあるし、上枠6aと下枠6bとの両者によって形成されることもある。尚、周知のことではあるが、上記の腕部6fと駆動ピン6gは、予め回転子6eとは別部材として製作しておき、回転子6eに対して組み付ける場合と、合成樹脂材料による所謂アウトサート加工によって回転子6eと一体的に成形する場合と、プラスチックマグネット材料によって回転子6eと一緒に同時一体成形される場合とがある。
【0015】
次に、主地板1に対するモータ6の取付構成を説明する。図2から分かるように、モータ6の下枠6bには、その下面に二つの位置決め用のピン6h,6iが設けられていて、主地板1に設けられた夫々の孔に嵌合させている。それにより、モータ6は、径方向への移動と回転が行なえないようになっている。また、下枠6bには、窪み状の二つの被係止部6j、6kが設けられていて、主地板1に設けられた夫々のフック部1g、1hによって係止され、図2の上方への移動を阻止されている。従って、この取付構成からも分かるように、フック部1g,1hは可撓性を有していて、図2において、フック部1gの先端は反時計方向へ、フック部1hの先端は時計方向へ変位し得るようになっている。
【0016】
ところで、これまで説明をした構成は、収容室を薄型化しレンズ近傍位置への設置が行ない易くなっている点や、ビスを用いないでモータを取り付けている点で優れたものにはなっている。しかしながら、実際には、このほかにも考慮しておかなければならない点がある。即ち、主地板1には長孔1bが形成されていることから、カメラの外部から進入してきたり、カメラ内の部材から発生した塵埃が、収容室内に進入してしまい、NDフィルタ5の表面に付着したり、収容室につながる鏡胴内でレンズの表面に付着したりして、個々の塵埃は微細であっても長期にわたって蓄積されると問題となってしまうようになる。そして、その塵埃が比較的大きい場合には、後述するフィルタ取付部材4の作動がスムースに行えなくなってしまうこともある。
【0017】
また、上記の構成では、モータ6が比較的スタンダードな構成のムービングマグネット型モータであるということもあり、回転子6eと一体の腕部6fが初期の作動を行なえるようにするために、下枠6bの周面には所定の角度範囲にわたって図示していない長孔が形成されている。そのため、上記のような塵埃が、その窓から中空室内に侵入すると、軸受け部などに付着し、長い間には回転子6eの回転がスムースに行なわれなくなる場合が生じてまう。
【0018】
更に、上記の構成では、モータ6が主地板1から離脱するのを、二つのフック部1g,1hで阻止している。そして、それらのフック部1g,1hは、組立上、可撓性を有していることが必須である。しかも、この種のモータ6の固定子の外径は、実際には10mm程度であり、フック部1g,1hの長さもそれなりに短いから、組立の作業性考えると、比較的柔軟性の大きなものにせざるを得ないということがある。そのため、運搬上、取扱上等において強い振動を受けると、モータの取付状態がずれたり外れたりする虞があし、腕部6fや駆動ピン6gの一部が露出しているので、生産中や輸送中に、それらが押されたり引っ掛けられたりして、変形させられてしまう虞もある。
【0019】
そこで、それらの全ての問題点を解消するために、本実施例の場合には、上記のようにして主地板1にモータ6を取り付けた後、合成樹脂製のサポート部材7を、主地板1に取り付けている。即ち、図1に示されているように、このサポート部材7は、先ず、主地板1に設けられたピン1i,1jに二つの孔を嵌合させて位置決めされ、その上で、主地板1に設けられた可撓性のある二つのフック部1k,1mによって掛け止めされている。
【0020】
そして、サポート部材7をこのように取り付けたことにより、下枠6bから突き出た腕部6fと駆動ピン6gの作動領域は略完全にカバーされ、且つ円弧状の長孔1bや、下枠6bの上記の長孔が覆われた状態になっているため、フィルタ取付部材4の収容室や回転子6eを配置している中空室には、問題となるような塵埃の進入が防がれるし、上記したような外部要因によって腕部6fが変形させられ、所定の機能が得られなくなるようなことがない。また、図2からも分かるように、サポート部材7の抑止部7aは、フック部1hが被係止部6kから外れる方向へ撓むのを抑止しているため、モータ6の取付状態がずれたり外れたりすることがない。尚、サポート部材7を大きくして、他方のフック部1gに対する抑止部を形成するようにすれば一層好適なものとなる。また、本実施例においては、サポート部材7が、主地板1の開口部1aの一部までもカバーする形状をしているが、それは、本発明とは関係がないので、そのような形状にすることは必須ではない。
【0021】
次に、本実施例の作動を説明するが、先ず、本実施例のフィルタ装置が、ビデオカメラに採用された場合の説明をする。図1においては、フィルタ取付部材4が下限位置にあり、NDフィルタ5は、開口部2aを覆っていない。撮影に際して電源がオンになると、モータ6のコイル6cに対し正方向の通電がなされ、回転子6eは反時計方向へ回転させられる。そのため、フィルタ取付部材4は上昇を開始し、NDフィルタ5を開口部2aに進入させ、撮影光量を減じていく。そして、図示していないホール素子(位置検出素子)により、回転子6が所定の光量制御位置に達したことを検出すると、以後は、周知のようにコイル6cに対する電流値や通電方向を制御して、見かけ上はフィルタ取付部材4が停止状態となっているようにする。
【0022】
また、撮影中に被写界の明るさが変化すると、暗くなるように変化した場合には、コイル6cに対して、所定の光量制御位置に達するまで逆方向の通電をし、反対に、明るくなるように変化した場合には所定の光量制御位置に達するまで正方向の通電をする。そして、いずれの場合にも、所定の光量制御位置に達した後は、上記と同じようにしてその状態が維持されるようにする。また、撮影を終了させるときには、その信号によって、コイル6cに対し、連続的に逆方向の通電が行なわれ、回転子6eが図1の状態になったことをホール素子が検出すると、その通電が断たれることになる。尚、本実施例の場合は、コイル6cが一組であるが、周知のように、コイルを二組設けておき、一方のコイルには、回転子6eを一方の方向に回転させる通電だけを行い、他方のコイルには、逆方向に回転させる通電だけを行うようにしてもよい。
【0023】
次に、銀塩カメラやデジタルスチルカメラに採用された場合を説明する。撮影に際して、レリーズボタンが押されると、実際の撮影が行なわれる前に、先ず測光結果に基づいて光量調整が行なわれる。そして、被写界光量を減じないで撮影する場合には、コイル6cに対し逆方向の通電がなされ、回転子6eに時計方向へ回転する力を付与して、図1の状態が確実に保てるようにする。但し、周知のように、固定子に磁性体部材が設けられていて、永久磁石製の回転子6eとの間に働く吸引力によって、図1の状態が保たれるように構成されている場合は、このような逆方向の通電は必要ない。そして、このような状態が確実に保てるようにしておいてから、実質上の撮影が行なわれ、撮影が終了すると、コイル6cに対する逆方向の通電を断つようにする。
【0024】
また、測光結果に基づき、被写界光量を減じて撮影する場合には、コイル6cに対して正方向へ通電し、回転子6eに反時計方向へ回転する力を付与する。そのため、フィルタ取付部材4は、上昇して上限位置で停止させられ、NDフィルタ5が開口部2aを完全に覆った状態になる。その後、実際の撮影が行なわれることになるが、上記のように、固定子に磁性体部材が設けられていて、回転子6eとの間に働く吸引力によって、回転子6eに反時計方向へ回転する力が付与されているように構成されていれば、その撮影中、コイル6cに対する正方向の通電を断つことが可能になる。そして、撮影が終了すると、コイル6cに対して逆方向の通電をし、図1の状態に復帰したとき、その逆方向の通電を断つようにする。このような作動説明からも分かるように、銀塩カメラやデジタルスチルカメラに採用する場合には、必ずしも上記のホール素子は必要でない。
【0025】
尚、本実施例においては、フィルタ取付部材4が、直線的に往復作動するように構成されているが、NDフィルタを撮影光路に進退させる装置の構成としては、NDフィルタを取り付けている部材をモータによって往復回転させるようにしたものも知られている。本発明は、そのような構成の露光量制御装置にも適用される。
【0026】
また、銀塩カメラやデジタルスチルカメラの場合には、本実施例を絞り装置に変形させて採用することが可能である。即ち、絞り装置の中には、絞り部材に小口径の開口部を形成しておき、その小口径の開口部を、撮影光路用の開口部(2a)に進退させるタイプのものが知られているが、本実施例をそのようなタイプの絞り装置にする場合は、本実施例におけるフィルタ取付部材4とNDフィルタ5とを、そのような絞り部材にするだけでよいことになる。更に、本実施例におけるフィルタ取付部材4とNDフィルタ5を、1枚の遮光性を有する板部材(シャッタ羽根)に構成すれば、シャッタ装置として採用することも可能になる。そして、そのように変形して構成した絞り装置やシャッタ装置も本発明に含まれ、且つ、それらの場合における絞り部材や遮光性の板部材(シャッタ羽根)を、往復回転させるように構成したものも本発明に含まれる。
【0027】
[第2実施例]
次に、図3〜図5を用いて第2実施例を説明するが、本実施例は、シャッタ装置として構成されたものである。シャッタ装置も、露光時間を制御するために設けられている限りにおいては、露光量制御装置である。そこで、先ず、その構成を説明することにするが、本実施例の構成は、全体としては、第1実施例の構成と類似したところが多い。そのため、上記の第1実施例の説明から容易に理解することができると思われることについては簡単に説明する。
【0028】
本実施例の主地板11と補助地板12は、合成樹脂製であって、略同じ外形形状をしている。図3に示すように、主地板11は、略中央部に正方形をした開口部11aを有し、下方部には円弧状の長孔11b,11cを有しており、補助地板12は、撮影光路を規制する開口部12aを有している。また、補助地板12は、図3における上方部が主地板11のフック部11dに掛け止めされ、図3における下方部は、主地板11と共に、後述するサポート部材17に設けられた可撓性を有する二つのフック部17a,17bに掛け止めされている。そして、主地板11と補助地板12の間には、収容室を構成している。
【0029】
尚、本実施例の場合にも、カメラに対する取付部の図示が省略されている。また、本実施例のシャッタ装置は、通常、ビトウィーンズ・ザ・レンズシャッタとして構成されるので、カメラに組み込まれたときには、収容室の外側には、開口部11a,12aを塞ぐようにして図示していない鏡胴が配置されるようになっている。
【0030】
そこで、収容室内の構成を説明する。収容室内には、相対的に作動する2枚のシャッタ羽根13,14が、それらの一部を重ねて配置されている。そして、主地板11側に配置されているシャッタ羽根13は、直線状の長孔13a,13b,13cを有していて、それらのうち長孔13a,13bを、主地板11に設けられたガイドピン11e,11fに嵌合させている。また、もう一方のシャッタ羽根14は、直線状の長孔14a,14b,14cを有していて、それらのうち長孔14a,14bを、主地板11に設けられたガイドピン11g,11hに嵌合させている。
【0031】
次に、図3において主地板11の表面側(即ち、図4,図5における上面側)に取り付けられている部材の構成を説明する。先ず、モータ16はムービングマグネット型モータであるが、その構成は、第1実施例におけるモータ6の構成と若干異なっている。先ず、固定子は、上枠16aと下枠16bとによって中空室を構成し、それらの外側にコイル16cを巻回した後、その外側に円筒形のヨーク16dを嵌め合わせている。そして、下枠16bには三つの張出部16b−1,16b−2,16b−3が形成されている。また、本実施例の固定子には、第1実施例の作動説明で述べた周知の棒状をした磁性体部材(鉄ピンとも称される)15が埋め込まれている。尚、本実施例の固定子には、ホール素子は設けられていない。
【0032】
また、上記の中空室には、2極に着磁された永久磁石製の回転子16eが軸受けされているが、図3においては磁極の境界線を一点鎖線で示している。この回転子16eは径方向に対称的に延伸した二つの腕部16f,16gを有しており、それらの腕部16f,16gは、下枠16bに設けられた図示していない夫々の窓から外部へ突き出されていて、それらの先端に設けられている駆動ピン16h,16iは、上記の円弧状の長孔11b,11cを貫通し、収容室内においてシャッタ羽根13,14の長孔13c,14cに嵌合している。尚、下枠16bに設けられている上記の二つの長孔は、第1実施例で説明した長孔と同様に、所定角度範囲にわたって形成されており、上枠16aと下枠16bとの形状次第では、上枠16aに形成されることもあるし、上枠16aと下枠16bとの両者によって形成されることもある。また、二つの腕部16f,16gと駆動ピン16h,16iは、第1実施例における腕部6fと駆動ピン6gの場合と同様に、三つの方法のいずれかによって製作されている。
【0033】
次に、主地板11に対するモータ16の取付構成を説明する。本実施例の場合は、下枠16bの下面に設けた二つの位置決め用のピン16j,16k(図5参照)を主地板11に設けられた夫々の孔に嵌合させておき、下枠16bの張出部16b−3をビス18によって主地板11に螺止している。このようにすると、第1実施例のように主地板に複数のフック部を設ける必要がなく、ビスも1個だけで済むことになる。
【0034】
ところが、これだけの取付構成では、この種のモータが極めて小型であって、張出部16b−3も実際には薄いことから、製作直後は問題がなかったとしても、いずれは、図3における張出部16b−1側が主地板11から浮き上がってしまう虞がある。また、第1実施例の場合と同様に、塵埃が長孔11b,11cから収容室内に進入して、やがてレンズの表面に付着してしまうことがある。更に、塵埃が、モータ16の下枠16bに設けられた図示していない二つの長孔から中空室内に侵入し、回転子16eがスムースに回転しなくなることがある。また、腕部16f,16gや駆動ピン16h,16iの一部が露出しているので、変形などをさせられてしまう虞もある。
【0035】
そこで、それらの問題点を解消するために、本実施例の場合には、合成樹脂製のサポート部材17を設けている。そして、そのサポート部材17は、略中央部に形成された円形の孔にヨーク16dをくぐらせた状態にしておき、左右両端に設けられた可撓性を有するフック部17a,17bを、補助地板12に掛けている。従って、この取付構成は、サポート部材17を主地板11に取り付けることと、補助地板12を主地板11に取り付けることとを、同時に可能としたものである。
【0036】
そして、このようにしてサポート部材17を取り付けたことにより、下枠16bから突き出て露出していた腕部16f,16gの作動領域は略完全にカバーされ、且つ円弧状の二つの長孔11b,11cや下枠16bに形成されている上記の二つの長孔が覆われた状態になっている。そのため、シャッタ羽根13,14を配置している収容室や、回転子16eを配置している中空室には、問題となるような塵埃は進入しないし、腕部16f,16gなどが変形させられる虞もない。また、図3及び図4から分かるように、サポート部材17の周囲に形成されている外壁17cの一部が3箇所で切除されていて、その切断面が、下枠16bの張出部16b−1,16b−2,16b−3に接するようになっているので、張出部16b−1,16b−2に接する切断面が抑止部となって、下枠16b(即ち、モータ16)が、ビス18による取付部を支点にして主地板11から浮き上がるようなことはない。
【0037】
次に、本実施例の作動を説明する。本実施例のシャッタ装置は、ノーマルオープン方式としたデジタルスチルカメラ用シャッタ装置としても、ノーマルクローズ方式としたデジタルスチルカメラ用シャッタ装置としても、銀塩カメラ用シャッタ装置としても、ビデオカメラの1コマ撮影用シャッタ装置としても採用することができるものである。しかしながら、それらの全ての場合について作動説明をする必要がないので、デジタルスチルカメラに採用され、ノーマルオープン方式として作動させる場合について説明する。
【0038】
図3は、カメラの電源がオフになっている状態である。そのため、モータ16のコイル16cは非通電状態である。しかしながら、それでも、回転子16eは、この回転位置を維持できるようになっている。即ち、図3の状態においては、固定子に取り付けられている磁性体部材15が、回転子16eの2極の境界線に近いところでN極の周面に対向している。そのため、回転子16eには、N極と磁性体部材15との間に作用する吸引力によって時計方向へ回転する力が付与されている。図3は、その回転を、駆動ピン16h,16iが長孔11b,11cの端面に接触して阻止されている状態を示したものである。従って、回転子16eは、この回転位置を好適に維持されている。
【0039】
この図3の状態において、カメラの電源スイッチをオンにすると、モニターの使用が可能になって被写界の観察をすることができるようになる。そのとき、モータ16のコイル16cは、原則として非通電状態のままである。次に、撮影に際して、レリーズボタンを押すと、フィルタ装置か絞り装置がカメラに内蔵されている場合は、実際の撮影が行なわれる前に、測光結果に基づいて先ずそれらの装置が作動させられ、そのあとに、固体撮像素子に対する電気信号によって撮影が開始する。
【0040】
その後、露光量制御回路から露光量制御時間の終了信号が出力されると、モータ16のコイル16cに対して正方向の通電が行なわれ、回転子16eは反時計方向へ回転する。そのため、図3において、シャッタ羽根13は下降しシャッタ羽根14は上昇して開口部12aを閉鎖し撮影が終了するが、シャッタ羽根13,14は、開口部12aを閉鎖した直後に、モータ16の駆動ピン16h,16iが長孔11b,11cの端部に当接することによって停止させられる。そして、この閉鎖状態において、撮像情報が記憶装置に転送されるが、その間、モータ16のコイル16cに対して正方向の通電を続けている。しかしながら、本実施例の場合には、その通電を断っても閉鎖状態が確実に維持されるようになっている。即ち、その閉鎖状態においては、固定子に取り付けられている磁性体部材15が、回転子16eの2極の境界線に近いところでS極の周面に対向していることになる。そのため、回転子16eには、S極と磁性体部材15との間に作用する吸引力によって反時計方向へ回転する力が付与されているからである。
【0041】
このように、閉鎖状態において撮像情報が記憶装置に転送されると、今度は、モータ16のコイル16cに対して逆方向の通電が行なわれ、回転子16eは時計方向へ回転する。そのため、図3において、シャッタ羽根13は上昇しシャッタ羽根14は下降して開口部12aを開いていく。そして、シャッタ羽根13,14の開き作動は、開口部12aを全開にした直後に、モータ16の駆動ピン16h,16iが長孔11b,11cの端部に当接することによって停止させられる。その後、コイル16cに対する逆方向の通電が断たれ、次の撮影にそなえることになる。
【0042】
このような本実施例のシャッタ装置は、第1実施例のようにモータ16にホール素子を設ければ、複数の絞り値を設定できる絞り装置として機能させることもできるし、シャッタ羽根を開き作動の途中から閉じ得るようにしたシャッタ装置として機能させることも可能である。そのため、本発明には、そのようにした絞り装置やシャッタ装置も含まれる。
【0043】
尚、上記の各実施例は、いずれも、駆動手段としてムービングマグネット型モータを採用しているが、本発明は、その種のモータには限定されず、ステップモータを採用してもよい。そして、ステップモータを採用した場合には、上記の各実施例の説明において、場合によっては必要であるとされていたホール素子などの位置検出素子が、必ずしも必要でなくなる。また、上記の各実施例においては、駆動ピンが回転子と一体的に構成されているが、回転子に連動して往復作動をさせられる部材(開閉レバーなどと称されている)と一体的に構成しても差し支えない。
【0044】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、収容室内に配置されている絞り羽根,シャッタ羽根,フィルタ等の露光量制御手段を、収容室外で地板に取り付けられているモータが駆動するようにした露光量制御装置において、サポート手段を設けることによって、露光量制御手段とモータとを連結するために設けられている孔から塵埃が収容室などに進入するのを防止することができると共に、地板に対するモータの取り付けが低コストで確実に行なえるし、腕部などの変形によって回転子と露光量制御手段との間の伝達機能が損なわれてしまうようなこともないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の正面図である。
【図2】図1の下方から見て要部を断面で示した底面図である。
【図3】第2実施例の正面図である。
【図4】図3の下方から見た底面図である。
【図5】図3の下方から見て要部を断面で示した底面図である。
【符号の説明】
1,11 主地板
1a,2a,11a,12a 開口部
1b,4b,4c,4d,11b,11c,13a,13b,13c,
14a,14b,14c 長孔
1c,1d,1g,1h,1k,1m,11d,17a,17b フック部
1e,1f,11e,11f,11g,11h ガイドピン
1i,1j,6h,6i,16j,16k ピン
2,12 補助地板
3,18 ビス
4 フィルタ取付部材
4a 凹部
5 NDフィルタ
6,16 モータ
6a,16a 上枠
6b,16b 下枠
6c,16c コイル
6d,16d ヨーク
6e,16e 回転子
6f,16f,16g 腕部
6g,16h,16i 駆動ピン
6j,6k 被係止部
7,17 サポート部材
7a 抑止部
13,14 シャッタ羽根
15 磁性体部材
16b−1,16b−2,16b−3 張出部
17c 外壁

Claims (3)

  1. 両者の間に収容室を構成しており重ねて配置された各々の開口部の少なくとも一方によって撮影光路を規制している第1地板及び第2地板と、前記収容室内において前記撮影光路に進退可能に配置されている露光量制御手段と、固定子には被係止部を有していて前記収容室外に配置されており回転子と一体であって固定子に設けられた長孔から該回転子の径方向に延伸した腕部がその先端に設けた駆動ピンを前記第1地板に設けられた長孔から前記収容室内に挿入し前記露光量制御手段を駆動するモータと、前記収容室外において前記第1地板に設けられており前記被係止部を係止することにより前記第1地板に対し前記回転子の回転軸を垂直にして前記モータを取り付ける少なくとも一つの可撓性を有するフック部と、抑止部を有していて前記第1地板に取り付けられており前記固定子外での前記腕部の作動領域を覆うと共に該抑止部によって前記フック部が前記係止を外す方向へ撓むのを抑止するサポート部材と、を備えていることを特徴とするカメラ用露光量制御装置。
  2. 両者の間に収容室を構成しており重ねて配置された各々の開口部の少なくとも一方によって撮影光路を規制している第1地板及び第2地板と、前記収容室内において前記撮影光路に進退可能に配置されている露光量制御手段と、前記収容室外に配置されていて固定子には回転子の径方向に張り出して形成された張出部に一つの孔を有しており該回転子と一体であって該固定子に設けられた長孔から該回転子の径方向に延伸した腕部が先端に設けた駆動ピンを前記第1地板に設けられた長孔から前記収容室内に挿入し前記露光量制御手段を駆動するモータと、前記収容室外において前記孔に挿入し前記第1地板に対し前記回転子の回転軸を垂直にして前記モータを螺止するねじと、抑止部を有していて前記第1地板に取り付けられており前記固定子外での前記腕部の作動領域を覆うと共に前記回転子を間にして少なくとも前記螺止位置の反対側で該抑止部によって前記モータが前記第1地板から浮き上がるのを抑止するサポート部材と、を備えていることを特徴とするカメラ用露光量制御装置。
  3. 前記サポート部材は、複数のフック部を有していて、該フック部を前記第2地板に掛け止めすることによって、前記第1地板の前記収容室外の面に取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のカメラ用露光量制御装置。
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