JP4121443B2 - テープ縦添え設置装置およびテープ縦添え設置方法 - Google Patents

テープ縦添え設置装置およびテープ縦添え設置方法 Download PDF

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Description

本発明は、テープ縦添え設置装置およびテープ縦添え設置方法に係り、特に、ケーブルコアの外周に、テープを縦添えにて緩みなく設置可能なものに関する。
従来、ケーブルコアに金属テープを縦添えにて成形(設置)する装置において、複数のローラを用いて金属テープをケーブルコアに押し付け、この押し付け後にダイスを用いて上記金属テープをさらに上記ケーブルコア側に押し付ける構成のものが知られている(たとえば特許文献1参照)。
特開昭61−183818号公報
従来の装置では、上記各ローラによって上記金属テープがケーブルコア側に押し付けられるので、ケーブルコアの外径の減少に伴う金属テープの余り部分がテープの合わさり目部分に集められるようになり、金属テープのケーブルコアへの密着性が高められ、さらに、上記ダイスによって、上記密着性の高い状態を次の行程まで確実に維持できる。
ところで、従来の装置では、上記ケーブルコアに上記金属テープを押し付ける場合、上記金属テープの合わせ目部分と他の部分とをほぼ同時に押し付けているので、たとえば、上記金属テープと上記ケーブルコアの間の摩擦係数よりも、上記金属テープ同士の摩擦係数のほうが大きいと、金属テープの余り部分をテープの合わさり目部分に集めることができないおそれがあり、金属テープをゆるみなくしっかりと上記ケーブルコアに設置することができないおそれがあるという問題がある。
なお、金属以外の部材で構成されたテープ(たとえば吸水テープ)を設ける場合、テープ同士の摩擦係数が一層大きくなるので、上記問題は一層顕著になる。
ここでさらに、上記ケーブルコアの外周に溝が設けられている場合について説明する。
図15は、外周に溝が設けられているケーブルコア100の外周に、たとえば、上記従来の装置を用い縦添えにてテープ102を設けた状態を示し、上記ケーブルコア100と上記テープ102との延伸方向に直角な平面による断面図である。
図16は、図15におけるXII部の拡大図である。
図15に示すように、ケーブルコア100のスロット104に、たとえば光ファイバテープ106を設置するための溝108が形成されていると、上記ケーブルコア100の断面は、上記溝108が設けられている箇所で円弧が欠如された状態にあり、従来の装置によってテープを縦添えすると、上記溝108のところでは上記テープ102がたるみ、上記問題はより一層顕著になる。
そして、テープ102が設置された外側にシース110を、たとえばモールドによって設けると、上記溝108の部分で上記テープ102がたるんで上記シース110と上記テープ102とが図16に示すように上記溝108に落ち込み、上記溝108に設けられている光ファイバテープ106等の信号伝達媒体を損傷するおそれがある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置、テープ縦添え設置方法において、テープをゆるみなくしっかりと上記ケーブルコアに設置することが容易であるテープ縦添え設置装置、テープ縦添え設置方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と、上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と、上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段とを有し、上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、上記接触部による付勢力は、上記接触部が上記ケーブルコアの中心に近づくにしたがって小さくなるように構成されていると共に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径位置の近傍に上記接触部が存在しているテープ接触状態よりも上記接触部が上記ケーブルコアの中心側に存在している場合の上記付勢力の第1のバネ定数が、上記テープ接触状態よりも上記接触部が上記ケーブルコアから離れる側に存在している場合の上記付勢力の第2のバネ定数よりも、小さくなっているテープ縦添え設置装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のテープ縦添え設置装置において、上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの延伸方向とほぼ直交する方向に延伸していると共に上記ケーブルコアの延伸方向に所定の幅を具備し上記ケーブルコアの延伸方向においてほぼ同じ位置に存在し上記ケーブルコアの中心軸を中心にして、ほぼ一定の角度づつ回転移動した位置に存在している複数の板バネを備え、上記各板バネの各一端部側に上記接触部が形成されており、上記各板バネの各他端部側は、上記第1のバネ定数の付勢力を主に発生させるために、ゴムまたは合成樹脂で構成された弾性体を用いて上記ケーブルコアの中心軸を回転中心として回転自在な基材に支持されており、上記基材が回転することによって、上記各板バネは、上記各他端部側を前にし上記各一端部側を後にして回転するように構成されているテープ縦添え設置装置である。
請求項3に記載の発明は、延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と、上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と、上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段とを有し、上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径よりも僅かに大きな内径の円柱状の貫通孔を備えた基材の上記貫通孔に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたものを通し、上記ケーブルコアの延伸方向に対して上記貫通孔の延伸方向を僅かに傾かせて、上記貫通孔の内壁の一部を、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの一部に接触させて、上記接触部を形成し、上記基材を上記ケーブルコアの中心軸を中心にして回転させ、上記テープを設ける手段であるテープ縦添え設置装置である。
請求項4に記載の発明は、延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と、上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と、上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段とを有し、上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径よりも僅かに大きな内径を備えた円柱状の貫通孔を具備した複数の構成部材を、上記各貫通孔が連通するように、しかも、上記各貫通孔の各中心を上記各貫通孔の延伸方向に直角な平面に投影した場合の1つの点を中心とした小さな円の円周をほぼ等分配した位置に上記各中心が存在するように、上記各構成部材をつなげて形成された基材の上記各貫通孔に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたものを通し、上記各貫通孔の内壁の一部を、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外周の一部に接触させて上記接触部を形成し、上記基材を上記ケーブルコアの中心軸を中心にして回転させ、上記テープを設ける手段であるテープ縦添え設置装置である。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のテープ縦添え設置装置において、上記テープ供給手段は、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径とほぼ同じ内径の第1の円柱状の貫通孔を具備していると共に、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの上側になる部分を、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から離反させるために、上記第1の円柱状の貫通孔の内周の一部からこの内周の接線方向に延伸して設けられたスリットを具備している第1のダイスと、上記ケーブルコアの延伸方向で上記テープ設置手段とは反対側に、上記第1のダイスから離隔して設けられ、上記第1の円柱状の貫通孔よりも大きな内径の第2の貫通孔を具備し、この貫通孔の内壁の一部に上記テープが接触するように構成された、第2のダイスとを備え、上記ケーブルコアが上記テープの内側に存在するように、上記ケーブルコアと上記テープとが、上記第2のダイス側から上記第1のダイス側に向かう方向に上記第2の貫通孔と上記第1の貫通孔とを通過して、上記ケーブルコアの外周に上記テープを接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から上記テープを僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、上記テープを上記ケーブルコアのまわりに供給する手段であるテープ縦添え設置装置である。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載のテープ縦添え設置装置において、上記第1のダイスには、上記スリットと、このスリットに対向した上記第1の円柱状の貫通孔の外周部分との間に、上記第2のダイス側に突出した突出部が設けられているテープ縦添え設置装置である。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のテープ縦添え設置装置において、上記テープ設置手段で設けられたテープの外周に線材を巻きつけて設ける線材設置手段を有するテープ縦添え設置装置である。
本発明によれば、ケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置、テープ縦添え設置方法において、テープをゆるみなくしっかりと上記ケーブルコアに設置することが容易であるという効果を奏する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1の概略構成を示す斜視図である。
テープ縦添え設置装置1は、シース(ケーブル外皮)110等が設けられる前の、長く延びたケーブルコア100であって、延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコア100の外周に薄いテープ(たとえば吸水テープ)102を縦添えにて設けるための装置である。
縦添えとは、たとえば所定の幅で長く伸びた薄いテープ102を、ケーブルコア100の外周に密着させて上記ケーブルコア100の外周を覆うように設ける場合、上記ケーブルコア100の延伸方向と上記テープ102の延伸方向とがほぼ一致するように上記テープ102を設けることをいう。したがって、上記テープ102が上記ケーブルコア100の外周を覆うように設けられたことによって上記テープ102の幅方向の各両端部が互いに重なり合い、この重なり合った部分も上記ケーブルコア100の延伸方向にほぼ直線状に延伸する。
また、テープ縦添え設置装置1は、テープ102の幅方向の両端部を互いに離反させた状態で、ケーブルコア100の外周を囲むように上記テープ102を設け、この設けた後に上記テープ102を上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部を互いに重ね合わせるように構成されている。
さらに、テープ縦添え設置装置1は、図示しない基台に対して、ケーブルコア100をこの延伸方向(図1に示す矢印AR1の方向)に送るケーブルコア送り手段(図示せず)を備えている。このケーブルコア送り手段は、たとえば、ケーブルコア100をドラム(図示せず)に巻き取ることによって、長く延びたケーブルコア100をこの延伸方向に移動するように構成されている。
また、テープ縦添え設置装置1は、テープ供給手段3とテープ設置手段5とを備える。
上記テープ供給手段3は、テープ102を、このテープ102の延伸方向と上記ケーブルコア100の延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープ102の幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコア100の外周に接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、上記ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコア100のまわりに供給するものである。
なお、テープ供給手段3で、上記ケーブルコア100の外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコア100を囲むように、テープ102を設けてもよい。
上記テープ設置手段5は、上記テープ供給手段3によって供給されたテープ102を絞り込むことによって、上記供給されたテープ102を上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコア100の外周を覆うように、上記テープ102を設けるものである。
さらに、テープ縦添え設置装置1には、上記テープ設置手段5で設けられたテープ102の外周に線材112を巻きつけて設けることができる線材設置手段7が設けられている。
なお、上記線材設置手段7の基材(上記線材を巻きつけるために、上記基台に対して回転自在な基材)8を、後述する基材19と共に回転するように構成すれば、テープ縦添え設置装置1の構成を簡素化することができる。
ここで、テープ縦添え設置装置1について具体例を掲げて詳しく説明する。
図2は、図1におけるIIA−IIB矢視を示す図である。
図3は、図1におけるIIIA−IIIB矢視、または、図2におけるIIIA−IIIB矢視を示す図である。ただし、図3においては、ケーブルコア100とテープ102との表示が省略されている。
図4は、図2におけるIVA−IVB矢視を示す図であり、図5は、図1におけるVA−VB矢視、または、図2におけるVA−VB矢視を示す図である。
図6は、図1におけるVIA−VIB矢視、または、図2におけるVIA−VIB矢視を示す図である。
上記テープ供給手段3は、上記基台に対して固定されている第1のダイス9と第2のダイス11とを具備している。
上記第1のダイス9は、剛性を備えた円柱形状の部材で構成されており、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外径とほぼ同じ内径の第1の円柱状の貫通孔9Aを具備している。
また、上記第1のダイス9は、図6に示すように、上記テープ102の幅方向(図4に矢印AR3で示す方向)の両端部の重なり合う部分のうちの上側になる部分102Aを、上記テープ102の両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分102Bから離反させるために、上記第1の円柱状の貫通孔9Aの内周の一部からこの内周の接線方向に延伸して設けられたスリット9Bを具備している。なお、上記下側になる部分102Bは、上記ケーブルコア100の外周に密着する。
また、上記第2のダイス11は、上記第1のダイス9と同様に剛性を備えた円柱形状の部材で構成されていると共に、上記ケーブルコア100の延伸方向で上記テープ設置手段5とは反対側(上流側)で、上記第1のダイス9から離隔して設けられている。
また、上記第2のダイス11は、図4、図5に示すように、第1の円柱状の貫通孔9Aよりも大きな内径の第2の貫通孔11Aを具備し、この貫通孔11Aの内壁の一部11Bにテープ102が接触するように構成されている。
なお、本実施形態では、上記第2の貫通孔11Aは円柱形状に構成されているが、必ずしも円柱形状である必要はない。
そして、上記テープ供給手段3によって、上記ケーブルコア100が上記テープ102の内側に存在するように上記ケーブルコア100と上記テープ102とが、上記第2のダイス11側から上記第1のダイス9側に向かう方向(図1の矢印AR1の方向)に上記第2の貫通孔11Aと上記第1の貫通孔9Aとを通過して移動し(送られ)、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、上記テープ102が上記ケーブルコア100のまわりに供給されるようになっている。
なお、上記各ダイスの貫通孔9A、11Aの形状は、長手方向(図1の矢印AR1の方向)において、一定な形状であってもよいし、長手方向で変化していてもよい。
また、上記第1のダイス9には、上記スリット9Bと、このスリット9Bに対向した上記第1の円柱状の貫通孔9Aの外周部分9Cとの間に、上記第2のダイス11側に突出した突出部9Dが設けられている。
次に、上記テープ設置手段5について説明する。
図7は、図1におけるVIIA−VIIB矢視、または、図2におけるVIIA−VIIB矢視を示す図であり、図8は、図7におけるVIII矢視を示す図である。
なお、図8では、ケーブルコア100とテープ102とは一体的に表示され、テープ102の重なり部分の表示は省略されており、また、1つの板バネ15のみが表示されており、他の2つの板バネの表示は省略されている。
上記テープ設置手段5は、上記テープ供給手段3によって供給されたテープ102と接触する接触部13を、上記供給され円筒状に形成されているテープ102の外周に複数(本実施形態では3つ)配置し、上記各接触部13で上記テープ102を上記ケーブルコア100側(図7に示す矢印AR7の方向)に付勢しつつ、上記テープ102の両端部102A、102Bが互いに重なり合う部分のうちの下側になる部分102Bから上側になる部分102Aに向かう方向であって上記円筒形状の円周方向(図7に示す矢印AR5の方向)に、上記各接触部13を、上記ケーブルコア100の延伸方向の中心軸CL1を中心にして回転移動し、上記テープ102を設けるものである。
なお、上記接触部13は単数でもよい。また、上記接触部13が複数設置された場合には、各接触部13は、上記円筒形状の円周方向で互いが離反するように配置され、また、各接触部13は、上記ケーブルコア100やテープ102の延伸方向でほぼ同じ位置に存在しているが、異なった位置に存在していてもよい。
また、上記接触部13による付勢力は、上記接触部13が上記ケーブルコア100の中心CL1に近づくにしたがって小さくなるように構成されている。さらに、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外径位置の近傍に上記接触部13が存在しているテープ接触状態(外力が加わっていないケーブルコア100の半径にテープ102の厚さを加えた距離だけ、上記ケーブルコア100の中心CL1から離れて上記接触部13が存在している状態)よりも上記接触部13が上記ケーブルコア100の中心CL1側に存在している場合の上記付勢力の第1のバネ定数は、上記テープ接触状態よりも上記接触部13が上記ケーブルコア100から離れる側に存在している場合の上記付勢力の第2のバネ定数よりも小さくなっている。
上記テープ設置手段5についてさらに具体的に説明すると、上記テープ設置手段5は、複数の板バネ15を備えている。
上記各板バネ15は、図7に示すように、上記ケーブルコア100の延伸方向とほぼ直交する方向に延伸していると共に上記ケーブルコア100の延伸方向に所定の幅を具備し、上記ケーブルコア100の延伸方向においてほぼ同じ位置に存在し、上記ケーブルコア100の延伸方向の中心軸CL1を中心にして、ほぼ一定の角度づつ回転移動した位置に存在している。
上記各板バネ15の各一端部15A側に上記接触部13が形成されている。したがって、上記各接触部13は、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外径を円周方向でほぼ等分配した位置に存在している。
また、上記各板バネ15の各他端部15B側は、上記第1のバネ定数の付勢力を主に発生させるために、ゴムまたは合成樹脂で構成された弾性体17を用いて、上記ケーブルコア100の延伸方向の中心軸CL1を回転中心として上記基台に対して回転自在な基材19に支持されており、この上記基材19が回転することによって、上記各板バネ15は、上記各他端部15B側を前にし上記各一端部15A側を後にして、図7に示す矢印AR5の方向に回転するように構成されている。
なお、上記基材19には、上記ケーブルコア100と上記テープ102とが通過するための貫通孔19Aが設けられている。
次に、テープ縦添え設置装置1の動作について説明する。
なお、テープ縦添え設置装置1において、図示しない前側のケーブルコア格納装置(ドラム)から、図示しない後側のケーブルコア格納装置(ドラム)で向かって、ケーブルコア100が図1の矢印AR1の方向に連続して流れていると共に、このケーブルコア100にテープ102が縦添えにて連続して設置されているものとする。
まず、テープ102を、図示しないテープ格納手段からテープ縦添え設置装置1の上記テープ供給手段3に供給し、上記テープ102の幅方向の両端部102A、102Bが互いに離反した状態で、上記テープ102を上記ケーブルコア100の外周に設ける。
そして、上記テープ102を上記ケーブルコア100の外周に設けた後に、上記テープ設置手段5によって、上記テープ102を幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部102A、102Bを互いに重ね合わせる。この状態を図9に示す。
続いて、線材設置手段7によって、上記テープ設置手段5で設けられたテープ102の外周に線材112を巻きつける。なお、上記線材設置手段7の基材8にも、上記ケーブルコア100と上記テープ102とが通過するための貫通孔が設けられている。
そして、線材112が巻き付けられた後に、この外側に合成樹脂のシース110を設ける。なお、シース110が設けられた状態を図15に示し、さらに、図15におけるXVI部の拡大図を図10に示す。
テープ縦添え設置装置1によれば、テープ102の幅方向の両端部102A、102Bを互いに離反させた状態で、ケーブルコア100の外周を囲むように上記テープ102を設け、この設けた後に上記テープ102を上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部を互いに重ね合わせるので、テープ102をゆるみなくしっかりと上記ケーブルコア100に設置することができる。
さらに、図15に示されているように、ケーブルコア100のシース104に溝108が設けられている場合においても、上記溝108の部分で、テープ102が上記ケーブルコア100の周方向のテンションを持って(テープ102に引っ張り応力が発生している状態で)設置されているので、テープ102が設置された外側に、合成樹脂のシース110をたとえばモールドによって設けても、上記溝108の部分で上記テープ102がたるんで上記シース110と上記テープ102とが、上記溝108に図16で示すように落ち込むことがなく、したがって、図10に示すようになり、上記溝108に設けられている光ファイバテープ106等の信号伝達媒体を損傷するおそれを回避することができる。
また、テープ縦添え設置装置1によれば、ケーブルコア100をこの延伸方向に送り、テープ102を、このテープ102の延伸方向と上記ケーブルコア100の延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープ102の幅方向の各端部側102A、102Bを互いに離反させた状態で、上記ケーブルコア100の外周に接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、または、上記ケーブルコア100の外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコア100を囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給し、この供給されたテープ102を上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部102A、102Bを互いに重ね合わせて、上記ケーブルコア100の外周を覆うように上記テープ102を設けるので、テープ102をゆるみなくしっかりと上記ケーブルコア100に設置することが容易になると共に、上記ケーブルコア100に上記テープ102を連続して設けることができ、効率良くテープ102を設置することができる。
また、テープ縦添え設置装置1によれば、上記テープ供給手段3によって供給されたテープ102と接触する接触部13を、上記供給され円筒状に形成されているテープ102の外周に配置し、上記接触部13で上記テープ102を上記ケーブルコア100側に付勢しつつ、上記テープ102の両端部102A、102Bの重なり合う部分のうちの下側になる部分102Bから上側になる部分102Aに向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部13を回転移動し、上記テープ102を設けているので、テープ102のたるみをケーブルコア100の外周方向に順次送って上記テープ102のたるみを取り除くことができ、テープ102をゆるみなくしっかりと上記ケーブルコア100に設置することを一層確実に行うことができる。
また、上記接触部13が、上記テープ102の両端部102A、102Bの重なり合う部分のうちの下側になる部分102Bから上側になる部分102Aに向かう方向に回転するので、テープ102を設置する場合、テープ102が重なり合う部分で上記テープ102がめくれにくくなっている。
さらに、テープ縦添え設置装置1によれば、上記接触部13による付勢力は、上記接触部13が上記ケーブルコア100の中心CL1に近づくにしたがって小さくなるように構成されていると共に、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外径位置の近傍に上記接触部13が存在しているテープ接触状態よりも上記接触部13が上記ケーブルコア100の中心CL1側に存在している場合の上記付勢力の第1のバネ定数が、上記テープ接触状態よりも上記接触部13が上記ケーブルコア100から離れる側に存在している場合の上記付勢力の第2のバネ定数よりも、小さくなっている。
したがって、上記テープ102が上記ケーブルコア100から離れているときには、大きな付勢力で上記テープ102を上記ケーブルコア100に押し付け、上記テープ102が上記ケーブルコア100に接触したときは、小さな付勢力で上記テープ102を上記ケーブルコア100に押し付けることができ、上記テープ102が上記ケーブルコア100に接して上記テープ102が上記ケーブルコア100と上記接触部13とに挟まれた状態においては、上記接触部13の付勢力によって、上記テープ102が傷つきにくくなっている。
また、ケーブルコア100のスロット104に設けられた溝部108を上記テープ102が覆っている箇所においても、必要以上に上記テープ102が上記溝108内に押し込められることを回避することが容易になっており、上記溝部108における上記テープ102の損傷を回避することができる。
また、テープ縦添え設置装置1によれば、上記接触部13を板バネ15の一端部で形成し、この形成した接触部13の付勢力を上記板バネ15とゴム等の弾性体で発生しているので、構成が簡素なもので、テープ102をケーブルコア100にゆるみなく設置することができる。
なお、上記接触部13によって、上記テープ102が上記ケーブルコア100にゆるみなく(たるみなく)密着した後に、上記テープ102の幅方向の各端部102A、102Bが互いに重なり合うことが望ましいが、上記各端部102A、102Bが先に重なった場合においても、上記接触部13がケーブルコア100の外周に設けられたテープ102の外周を、このテープ102の幅方向(上記ケーブルコア100の外周にテープ102が設けられた状態では、上記ケーブルコア100とテープ102との周方向)に、上記テープ102を延伸させつつ上記接触部13でならすので、上記周方向のいずれかの箇所(上記両端部102A、102Bの重なり合う箇所には限られない箇所)において、上記テープ102が互いに重なり合って固定され、周方向のたるみを除去することができ、たるみのない状態で上記テープ102を上記ケーブルコア100に設置することができる。
なお、上記第2のバネ定数の付勢力を主に発生させるのは、上記板バネ15である。また、上記ゴムや合成樹脂で構成された弾性体を削除し上記板バネのみの付勢力によってテープ102を押し付けるようにしてもよい。
また、上記第1の付勢力を発生する弾性体によって、上記板バネの上記接触部(板バネ15の幅方向の直線状の接触部;上記ケーブルコアの延伸方向に延伸している接触部)13は、上記ケーブルコアの延伸方向に対して平行に移動するだけでなく、上記ケーブルコア100の延伸方向に対して僅かに回動し、上記ケーブルコア100の延伸方向に対して交差するようになっている。換言すれば、上記板バネ15の幅方向における上記接触部13の一端から上記ケーブルコア100の中心CL1までの距離と、上記板バネ15の幅方向における上記接触部13の他端から上記ケーブルコア100の中心CL1までの距離とが互いに異なるように、上記板バネ15の上記接触部13が旋回するようになっている。
したがって、テープ供給手段3でケーブルコア100のまわりに供給され、両端部102A、102Bが互いに接していないテープ102の上記各両端部102A、102Bを、テープ102に大きな外力をかけることなく、接触し固定することができる。
ここで、ケーブルコア送り手段による上記ケーブルコア送り速度と、上記各板バネ15の回転速度との関係を説明すると、上記各板バネ15のうちの任意の1つの板バネ15の接触部が、上記ケーブルコア100の回りに設けられたテープ102の外周を一周する間に、上記ケーブルコア100とこの回りに設けられたテープ102の移動量が、上記接触部13の幅よりも少なくなっていることが望ましい。
上記ケーブルコア送り手段による上記ケーブルコア送り速度と上記各板バネ15の回転速度とを上述のような関係に設定することにより、1つの板バネ15の接触部13で押圧しつつ供給されたテープ102の外周を一周分以上にわたって絞り込むことができ、テープ102をたるみの無い状態で確実に設置することができる。
また、テープ縦添え設置装置1によれば、互いが離隔して設置された上記第1のダイス9と上記第2のダイス11とによって、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、または、上記ケーブルコア100の外周から上記テープ102を僅かに離反させて上記ケーブルコア100を囲むように、上記テープ102を上記ケーブルコア100のまわりに供給するので、たとえば、1枚の長い板状材を絞り込み加工して、この絞り込み加工によって得られた面(上記第1のダイス9から上記第2のダイス11まで、形態を徐々に変化させて連続して形成されている面)に沿わせて、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、または、上記ケーブルコア100の外周から上記テープ102を僅かに離反させて上記ケーブルコア100を囲むように、上記テープ102を設けるよりも、正確な位置にテープ102を設けることができる。
すなわち、各ダイス9、11の母材に適当な剛性(上記板状材よりも大きな剛性)を持たせ、これらの各ダイス9、11にエンドミル加工や放電加工等の機械加工を施すことによって各貫通孔9A、11Aやスリット9Bを形成すれば、上記貫通孔等を正確な形状に形成することができ、テープ102をガイドする面を、板状材を絞り込み加工して形成したものよりも正確な形状にすることができ、正確な位置にテープ102を設けることができる。
また、板状材によって連続した上記面(ガイド面)を形成していないので、換言すれば、上記板状材のガイド面の中間部が除かれ、ガイド面が長手方向(ケーブルコア100の延伸方向)の中間部で省略されているので、各ダイス9、11への各貫通孔9A、11Aの形成が容易になっていると共に各ダイス9、11の構成が簡素になっている。
また、テープ縦添え設置装置1によれば、第1のダイス9の上記スリット9Bと、このスリット9Bに対向した上記第1の円柱状の貫通孔9Aの外周部分9Cとの間に、上記第2のダイス11側に突出した突出部9Dが設けられているので、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を接触させて上記ケーブルコア100を囲むように、または、上記ケーブルコア100の外周から上記テープ102を僅かに離反させて上記ケーブルコア100を囲むように、上記テープ102を上記ケーブルコア100のまわりに供給するときに、上記突出部9Dによって上記テープ102の幅方向の両端部が互いに重なることを防止できる。
さらに、テープ縦添え設置装置1によれば、上記テープ設置手段5で設けられたテープ102の外周に線材112を巻きつけて設ける線材設置手段7を有するので、上記テープ設置手段5で設けられたテープ102が、シース110の設置前に緩むことを防止することができる。
[第2の実施形態]
図11は、本発明の第2の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1aにおけるテープ設置手段21の概略構成を示す図であり、図1のVIIA−VIIIB矢視や図2のVIIA−VIIIB矢視に対応する図である。
図12は、図11におけるXII矢視を示す図である。
第2の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1aは、テープ設置手段21の構成が、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1とは異なり、その他の点は、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1とほぼ同様に構成されている。
すなわち、第2の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1aのテープ設置手段21は、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外径よりも僅かに大きな内径の円柱状の貫通孔23Aを備えた基材23の上記貫通孔23Aに、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたものを通し、上記ケーブルコア100の延伸方向に対して上記貫通孔23Aの延伸方向を僅かに傾かせて、上記貫通孔23Aの内壁の一部を、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の一部102Aに接触させて、接触部23Bを形成し、上記基材23を、図示しない基台に対して、上記ケーブルコア100の延伸方向の中心軸CL1を中心にして回転させ、上記テープ102を設けるようになっている。
したがって、テープ縦添え設置装置1aによれば、上記基材23の上記貫通孔23Aの内壁の一部23Bが、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1の接触部13を形成し、この接触部23Bを回転してテープ102を幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部を互いに重ね合わせるので、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1と同様に、テープ102をゆるみなくしっかりと上記ケーブルコア100に設置することが容易になる。
[第3の実施形態]
図13は、本発明の第3の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1bにおけるテープ設置手段31の概略構成を示す図であり、図1のVIIA−VIIIB矢視や図2のVIIA−VIIIB矢視に対応する図である。
図14は、図13におけるXIV矢視を示す図である。
第3の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1bは、テープ設置手段31の構成が、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1と異なり、その他の点は、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1とほぼ同様に構成されている。
すなわち、上記テープ設置手段31は、ケーブルコア100の外周にテープ102を密着させたときの上記テープ102の外径よりも僅かに大きな内径を備えた円柱状の貫通孔33Aを具備した複数の構成部材33を、上記各貫通孔33Aが連通するように、しかも、上記各貫通孔33Aの各中心CL5を上記各貫通孔33Aの延伸方向に直角な平面に投影した場合の1つの点P1を中心とした小さな円CL7の円周をほぼ等分配した位置に上記各中心CL5が存在するように、上記各構成部材33をつなげて形成された基材35の上記各貫通孔33Aに、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたものを通し、上記各貫通孔33Aの内壁の一部を、上記ケーブルコア100の外周に上記テープ102を密着させたときの上記テープ102の外周の一部に接触させて上記接触部を形成し、上記基材35を上記ケーブルコアの延伸方向の中心軸を中心にして、上記基台に対して回転させ、上記テープ102を設けるようになっている。
テープ縦添え設置装置1bによれば、上記各構成部材33の上記各貫通孔33Aの内壁の各一部が、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1の接触部13を形成し、この接触部を回転してテープ102を幅方向に延伸させて上記ケーブルコア100に密着させると共に、上記テープ102の幅方向の両端部102A、102Bを互いに重ね合わせるので、上記第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置1と同様に、テープ102をゆるみなくしっかりと上記ケーブルコア100に設置することが容易になる。
本発明の第1の実施形態に係るテープ縦添え設置装置の概略構成を示す斜視図である。 図1におけるIIA−IIB矢視を示す図である。 図1におけるIIIA−IIIB矢視、または、図2におけるIIIA−IIIB矢視を示す図である。 図2におけるIVA−IVB矢視を示す図である。 図1におけるVA−VB矢視、または、図2におけるVA−VB矢視を示す図である。 図1におけるVIA−VIB矢視、または、図2におけるVIA−VIB矢視を示す図である。 図1におけるVIIA−VIIB矢視、または、図2におけるVIIA−VIIB矢視を示す図である。 図7におけるVIII矢視を示す図である。 テープをケーブルコアの外周に設けた後に、テープ設置手段によって、上記テープを幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせた状態を示す図である。 テープ縦添え設置装置によってテープを巻き付けさらに線材を巻き付けた後に、この外側に合成樹脂のシースを設けた状態であって、図15におけるXVI部の拡大図を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係るテープ縦添え設置装置におけるテープ設置手段の概略構成を示す図であり、図1のVIIA−VIIB矢視や図2のVIIA−VIIB矢視に対応する図である。 図11におけるXII矢視を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係るテープ縦添え設置装置におけるテープ設置手段の概略構成を示す図であり、図1のVIIA−VIIB矢視や図2のVIIA−VIIB矢視に対応する図である。 図13におけるXIV矢視を示す図である。 外周に溝が設けられているケーブルコアの外周に、たとえば、上記従来の装置を用い縦添えにてテープを設けた状態を示し、上記ケーブルコアと上記テープとの延伸方向に直角な平面による断面図である。 図15におけるXII部の拡大図である。
符号の説明
1、1a、1b テープ縦添え設置装置
3 テープ供給手段
5 テープ設置手段
7 線材設置手段
9 第1のダイス
11 第2のダイス
13 接触部
15 板バネ
17 弾性体
100 ケーブルコア
102 テープ

Claims (7)

  1. 延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、
    上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と;
    上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と;
    上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段と;
    を有し、上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、
    上記接触部による付勢力は、上記接触部が上記ケーブルコアの中心に近づくにしたがって小さくなるように構成されていると共に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径位置の近傍に上記接触部が存在しているテープ接触状態よりも上記接触部が上記ケーブルコアの中心側に存在している場合の上記付勢力の第1のバネ定数が、上記テープ接触状態よりも上記接触部が上記ケーブルコアから離れる側に存在している場合の上記付勢力の第2のバネ定数よりも、小さくなっていることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  2. 請求項1に記載のテープ縦添え設置装置において、
    上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの延伸方向とほぼ直交する方向に延伸していると共に上記ケーブルコアの延伸方向に所定の幅を具備し上記ケーブルコアの延伸方向においてほぼ同じ位置に存在し上記ケーブルコアの中心軸を中心にして、ほぼ一定の角度づつ回転移動した位置に存在している複数の板バネを備え、
    上記各板バネの各一端部側に上記接触部が形成されており、
    上記各板バネの各他端部側は、上記第1のバネ定数の付勢力を主に発生させるために、ゴムまたは合成樹脂で構成された弾性体を用いて上記ケーブルコアの中心軸を回転中心として回転自在な基材に支持されており、
    上記基材が回転することによって、上記各板バネは、上記各他端部側を前にし上記各一端部側を後にして回転するように構成されていることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  3. 延伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、
    上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と;
    上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と;
    上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段と;
    を有し、
    上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、
    上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径よりも僅かに大きな内径の円柱状の貫通孔を備えた基材の上記貫通孔に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたものを通し、上記ケーブルコアの延伸方向に対して上記貫通孔の延伸方向を僅かに傾かせて、上記貫通孔の内壁の一部を、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの一部に接触させて、上記接触部を形成し、上記基材を上記ケーブルコアの中心軸を中心にして回転させ、上記テープを設ける手段であることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  4. 伸方向に垂直な平面による断面の形状が円形状であるケーブルコアの外周に、所定の幅を具備し長く延びたテープを縦添えにて設けるためのテープ縦添え設置装置において、
    上記ケーブルコアをこの延伸方向に送るケーブルコア送り手段と;
    上記テープを、このテープの延伸方向と上記ケーブルコアの延伸方向とを互いにほぼ一致させ上記テープの幅方向の各端部側を互いに離反させた状態で、上記ケーブルコアの外周に接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から極僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、ケーブルコア送り手段によって送られている上記ケーブルコアのまわりに供給するテープ供給手段と;
    上記供給されたテープを上記幅方向に延伸させて上記ケーブルコアに密着させると共に、上記テープの幅方向の両端部を互いに重ね合わせて、上記ケーブルコアの外周を覆うように上記テープを設けるテープ設置手段と;
    を有し、
    上記テープ設置手段は、上記テープ供給手段によって供給されたテープと接触する接触部を、上記供給され円筒状に形成されているテープの外周に配置し、上記接触部で上記テープを上記ケーブルコア側に付勢しつつ、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から上側になる部分に向かう方向であって上記円筒形状の円周方向に、上記接触部を回転移動し、上記テープを設ける手段であり、
    上記テープ設置手段は、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径よりも僅かに大きな内径を備えた円柱状の貫通孔を具備した複数の構成部材を、上記各貫通孔が連通するように、しかも、上記各貫通孔の各中心を上記各貫通孔の延伸方向に直角な平面に投影した場合の1つの点を中心とした小さな円の円周をほぼ等分配した位置に上記各中心が存在するように、上記各構成部材をつなげて形成された基材の上記各貫通孔に、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたものを通し、上記各貫通孔の内壁の一部を、上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外周の一部に接触させて上記接触部を形成し、上記基材を上記ケーブルコアの中心軸を中心にして回転させ、上記テープを設ける手段であることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のテープ縦添え設置装置において、
    上記テープ供給手段は、
    上記ケーブルコアの外周に上記テープを密着させたときの上記テープの外径とほぼ同じ内径の第1の円柱状の貫通孔を具備していると共に、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの上側になる部分を、上記テープの両端部の重なり合う部分のうちの下側になる部分から離反させるために、上記第1の円柱状の貫通孔の内周の一部からこの内周の接線方向に延伸して設けられたスリットを具備している第1のダイスと、上記ケーブルコアの延伸方向で上記テープ設置手段とは反対側に、上記第1のダイスから離隔して設けられ、上記第1の円柱状の貫通孔よりも大きな内径の第2の貫通孔を具備し、この貫通孔の内壁の一部に上記テープが接触するように構成された、第2のダイスとを備え、
    上記ケーブルコアが上記テープの内側に存在するように、上記ケーブルコアと上記テープとが、上記第2のダイス側から上記第1のダイス側に向かう方向に上記第2の貫通孔と上記第1の貫通孔とを通過して、上記ケーブルコアの外周に上記テープを接触させて上記ケーブルコアを囲むように、または、上記ケーブルコアの外周から上記テープを僅かに離反させて上記ケーブルコアを囲むように、上記テープを上記ケーブルコアのまわりに供給する手段であることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  6. 請求項5に記載のテープ縦添え設置装置において、
    上記第1のダイスには、上記スリットと、このスリットに対向した上記第1の円柱状の貫通孔の外周部分との間に、上記第2のダイス側に突出した突出部が設けられていることを特徴とするテープ縦添え設置装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のテープ縦添え設置装置において、
    上記テープ設置手段で設けられたテープの外周に線材を巻きつけて設ける線材設置手段を有することを特徴とするテープ縦添え設置装置。
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