JP4120284B2 - 園芸用結束機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、園芸用結束機に関するものであり、特に、結束用テープの残滓が発生しないようにした園芸用結束機に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
葡萄或いは胡瓜、メロン、トマト等の蔓性農作物の栽培においてテープを用いてこれらの植物の蔓や枝を支柱や棚に結束する園芸用結束機が知られている。園芸用結束機は、ステープラの機構を利用した手持ち工具であり、ドライバハンドルとクリンチャアームとを開閉操作して結束作業を行う。クリンチャアームの先端部にはテープの先端を掴むためのピッキングプレートが設けられていて、ピッキングプレートはドライバハンドルとクリンチャアームの閉じ操作に連動して後方(クリンチャアームの枢軸方向)へ回動するテープ保持動作と前方初期位置への復帰とを交互に行う。ドライバハンドルにはステープラと同様なドライバ機構とステープルマガジン及びテープマガジンが設けられていて、テープはドライバハンドル内を通って先端部から引出されている。
【0003】
ドライバハンドルとクリンチャアームとを一回閉じるとピッキングプレートのストッパー機構が解除され、ピッキングプレートがバネにより回動してドライバハンドルの先端から引出されているテープに突き刺さり、テープをテープ支えプレートへ押さえつけて保持する。そして、一旦閉じ操作を解除してドライバハンドルとクリンチャアームを開くと、テープの先端がクリンチャアーム側で掴まれているためドライバハンドル側からテープが引出され、ドライバハンドルとクリンチャアームとの間にテープが張られた状態となる。この状態で園芸用結束機を前方へ動かしてドライバハンドルとクリンチャアームとの間に農作物の枝と支柱とを入れれば、テープが枝と支柱に掛け回される。
【0004】
続いて、ドライバハンドルとクリンチャアームを閉じるとテープの先端部が下流部に重なってテープループが形成され、ドライバハンドルとクリンチャアームをさらに閉じるとドライバハンドルのステープルマガジンに装填したステープルによりテープの重なり部分が綴じられるとともに、ドライバハンドルの先端部に取付けたカッター刃が綴じ個所の近傍でテープを押し切る。そして、ドライバハンドルとクリンチャアームを開くとピッキングプレートがカム機構により初期位置に戻り、1サイクルの結束処理が終了する。
【0005】
従来は、ピッキングプレートとテープ支えプレートがテープを挟んでいる位置と綴じ個所との中間をカッター刃にて切断する構成の園芸用結束機が一般的であったが、この構成においてはテープループからテープ先端部分が切断されるため、切断された先端部分が農地に散乱したり、園芸用結束機の機構部に詰まったりするという欠点がある。
【0006】
そこで、本願出願人はテープ支えプレートの位置とカッター刃の回動経路とを前後逆転し、テープループからテープ先端部分が切断されないようにして残滓が生じないようにした園芸用結束機を既に提供している。この園芸用結束機は、テープを重ねて挟んでいるピッキングプレートとテープ支えプレートとの間をカッター刃が通過するようにカッター刃の経路を設定し、カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがカッター刃の経路から退避するようにカム機構を構成していて、テープ切断の直前にテープの先端の保持を解除し、テープの先端部分がカッター刃に押されて逃げるようにしてテープの先端部分が切断されないようにしている。
【0007】
しかし、カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがテープ支えプレートから離れてテープの先端の保持が解除されるので、テープの柔軟度によっては先端部分が自己復元力によりカッター刃の経路へ突出して切断されることがあり、特に厚手のテープやテープの柔軟性が低下する寒冷時には先端部分が切断されることが発生しやすいという問題がある。
【0008】
また、これとは別に、テープを確実に切断するためにはカッター刃の前後でテープを押さえてテープをたるみなく張った状態としておくことが必要であるが、薄手のテープは伸びやすいこともあり、特に高温下ではカッター刃とテープ支えプレートとの間にテープが逃げてしまって切断不良が起こることがある。
【0009】
そこで、テープ屑の発生や切断不良を防止するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は上記課題を解決することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記目的を達成するために提案するものであり、請求項1記載の発明はステープラのドライバハンドルとクリンチャアームとの間に張架したテープを被結束物の周囲に掛けまわし、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることにより、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接してテープの先端部を下流部に重ねて挟持し、且つテープの重なり部分をステープルにより綴じるとともにドライバハンドルに設けたカッター刃によりテープを切断する園芸用結束機であって、 クリンチャアームに可動ピッキングプレートとテープ支えプレートとからなるテープ把持装置を設け、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりピッキングプレートが移動してテープ支えプレートへ圧接し、ピッキングプレートとテープ支えプレートとによりテープの先端部を把持し、さらにドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりカム機構がピッキングプレートを初期位置へ後退させるとともに、ドライバハンドルに設けたカッター刃がピッキングプレートとテープ支えプレートとの間を通過してテープを切断するように構成し、且つ、前記テープを重ねて挟んでいるピッキングプレートとテープ支えプレートとの間にカッター刃が通過するようにカッター刃の経路を設定し、該カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがカッター刃の経路から退避して、テープ切断の直前にテープ先端の保持を解除し、テープの先端部分がカッター刃に押されて逃げるようにしてテープ先端部分が切断されないように構成されて成る園芸用結束機において、
テープ支えプレートとピッキングプレートの高さに高低差を設けてピッキングプレートを低姿勢とするとともに、ドライバハンドルとクリンチャアームの閉じ操作時に、前記カッター刃がテープ支えプレートの上端位置に下降した後にピッキングプレートがテープ支えプレートから離反するように前記カム機構の動作タイミングを設定したことを特徴とする園芸用結束機を提供するものである。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、ステープラのドライバハンドルとクリンチャアームとの間に張架したテープを被結束物の周囲に掛けまわし、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることにより、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接してテープの先端部を下流部に重ねて挟持し、且つテープの重なり部分をステープルにより綴じるとともにドライバハンドルに設けたカッター刃によりテープを切断する園芸用結束機であって、
クリンチャアームに可動ピッキングプレートとテープ支えプレートとからなるテープ把持装置を設け、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりピッキングプレートが移動してテープ支えプレートへ圧接し、ピッキングプレートとテープ支えプレートとによりテープの先端部を把持し、さらにドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりカム機構がピッキングプレートを初期位置へ後退させるとともに、ドライバハンドルに設けたカッター刃がピッキングプレートとテープ支えプレートとの間を通過してテープを切断するように構成し、且つ、前記テープを重ねて挟んでいるピッキングプレートとテープ支えプレートとの間にカッター刃が通過するようにカッター刃の経路を設定し、該カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがカッター刃の経路から退避して、テープ切断の直前にテープ先端の保持を解除し、テープの先端部分がカッター刃に押されて逃げるようにしてテープ先端部分が切断されないように構成されて成る園芸用結束機において、
ドライバハンドルとクリンチャアームの閉じ操作時に、前記カッター刃がテープ支えプレートの上端位置へ下降した後に、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接するように構成したことを特徴とする園芸用結束機を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の一形態を図に従って詳述する。図1は園芸用結束機機1を示し、ドライバハンドル2とクリンチャアーム3と下ハンドル4をプライヤー形に組合わせ、ドライバハンドル2の後部にテープマガジン5が取付けられており、テープマガジン5に装填した園芸用のテープTは、ドライバハンドル2の上面に装着したテープガイド6の中を通してテープガイド6の先端から引出し、ステープルマガジン7の先端の垂直テープガイド8へ通して下方へ垂下させる。ドライバハンドル2とステープルマガジン7は後部の軸9にて連結されており、通常のステープラと同様にドライバハンドル2に対してステープルマガジン7は僅かな角度範囲で回転が可能になっている。ドライバハンドル2は先端にノッチ刃形状のカッター刃10が取付けられており、カッター刃10のやや後方にはステープルを射出するための板状ドライバ11が取付けられている。
【0013】
次に、クリンチャアーム3側の構成を説明する。図2はテープマガジン5やテープガイド6を省略しており、ドライバハンドル2と下ハンドル4を握ってドライバハンドル2とクリンチャアーム3を軽く閉じた状態を示している。このとき、クリンチャアーム3の先端部に設けたクリンチャ12とステープルマガジン7の先端部下面が接触しており、クリンチャ12とドライバ11とが対向している。また、カッター刃10の先端はテープ支えプレート15の上端よりも下降している。
【0014】
クリンチャアーム3の前部に取付けられている前後回動自在なピッキングプレート13は、図1に示す捩りコイルバネ14によって園芸用結束機1の枢軸側(図において右)へ付勢されており、図2に示すようにその手前に配置されたテープ支えプレート15に対向している。クリンチャアーム3の基部近傍にはストッパー16が固定されており、ストッパー16の下に上下回動自在なクラッチレバー17が取付けられている。ピッキングプレート13とストッパー16との間には前後に長いプッシュプレート18が挿入されていて、図1に示すようにプッシュプレート18は後部のバネ受け孔19とクリンチャアーム3の底面との間に介装した捩りコイルバネ20によって上昇方向へ付勢されている。
【0015】
図2に示すように、プッシュプレート18の前端部はピッキングプレート13の前面凹部に係合しており、ピッキングプレート13に押圧されて後端がストッパー16の前面に圧接している。プッシュプレート18の後部には上方へ隆起する凸部21が形成されており、クリンチャ12とステープルマガジン7が接触した状態において、凸部21はドライバハンドル2に設けたローラ22に接近或いは接触している
図2の状態からドライバハンドル2とクリンチャアーム3をさらに閉じてゆくと、図3に示すようにプッシュプレート18がローラ22に押されて下降し、図4に示すようにプッシュプレート18とストッパー16との係合が外れ、プッシュプレート18はピッキングプレート13に押されて後退する。ピッキングプレート13はテープ支えプレート15へ向かって回動し、ステープルマガジン7の前面の垂直テープガイド8から下方へ垂下しているテープ(図示せず)の先端部に突き刺さり、テープ支えプレート15に当接してテープの先端を保持する。この状態からドライバハンドル2と下ハンドル4の閉じ操作を解除してドライバハンドル2とクリンチャアーム3とを開くと、ドライバハンドル2側からテープが引出されてドライバハンドル2とクリンチャアーム3との間にテープが張られる。そして、園芸用結束機1を前方へ押し出してドライバハンドル2とクリンチャアーム3との間へ支柱と枝などを入れればテープが支柱と枝など掛けまわされる。
【0016】
続いて、ドライバハンドル2とクリンチャアーム3を閉じて再び図4の状態とすると、テープ支えプレート15に掴まれているテープ(図示せず)の先端部分が垂直テープガイド8の出口付近でテープの下流部分に重ねられてテープループが形成される。そして、さらにドライバハンドル2とクリンチャアーム3の間隔を狭めていくと、図5に示すように、ドライバ11がステープルマガジン7内のステープルに当たって射出を開始するとともに、カッター刃10がテープ支えプレート15の前面側でテープに圧接して切断が開始される。
これと同時に、プッシュプレート18の後端の傾斜カム面23がクラッチレバー17に当たり、ドライバハンドル2の下降に連動してプッシュプレート18が前進を開始する。そして、図6に示すようにドライバ11がステープルを射出してテープを綴じ、カッター刃10がテープを切断したときにはピッキングプレート13は前方へ回動してカッター刃10の経路から退避していて、プッシュプレート18の後端はクラッチレバー17の前面に乗り上げる。結束完了後にドライバハンドル2とクリンチャアーム3とを開くと、図7に示すようにローラ22による押圧を解除されたプッシュプレート18は、図1に示した捩りコイルバネ20によりクラッチレバー17とともに上昇し、プッシュプレート18の後端がストッパー16に係合して図2の初期状態に戻る。
【0017】
次に、図8乃至図10にしたがって本発明の要旨を説明する。尚、Sは支柱、Vは蔓である。本発明の園芸用結束機1は、図8に示すようにピッキングプレート13の上面の高さを従来型よりも下げてテープ支えプレート15の上面との距離を長くとることにより、テープ支えプレート15の上面の高さでテープTが切断されるときまでピッキングプレート13がテープTをテープ支えプレート15へ押さえつけていることを可能としている。そして、カッター刃10がテープ支えプレート15の上面と同一高さまで下降したときからピッキングプレート13が回動を開始するようにプッシュプレート18の後端の傾斜カム面23及びクラッチレバー17の寸法を設定して、ピッキングプレート13が前方初期位置への回動を開始するタイミングを従来型よりも遅延させている。つまり、カッター刃10が下降してテープTに接する直前までピッキングプレート13が回動を開始しないように、図4に示すように傾斜カム面23とクラッチレバー17とに隙間をあけ、さらに傾斜カム面23はプッシュプレート移動速度の高速な下部カム面23aと低速な上部カム面23bとの二段変速構造としている。傾斜カム面23とクラッチレバー17とに間隙を設けたことによって、図8に示すようにカッター刃10がテープ支えプレート15の前面上縁位置でテープTに接するまで、図4に示すようにプッシュプレート18の後端は未だクラッチレバー17に接触せず、テープTの先端部はピッキングプレート13とテープ支えプレート15とによって保持されてカッター刃10の経路から外れているので、テープTの先端部が切断されることがない。
【0018】
図9はテープ切断直後の状態を示し、図5に示すようにプッシュプレート18の下部カム面23aが上部カム面23bに切換わる頂点23cの近傍がクラッチレバー17に接してさらにプッシュプレート18が下降することにより、ピッキングプレート13が回動を開始してテープ支えプレート15から離反する。このとき、カッター刃10は既にテープ支えプレート15の上面以下に下降しているので、テープTの先端部はカッター刃10の背面に接触して折り曲げ状態に維持されている。その後に、プッシュプレート18が上部カム面23bの作用によって最前位置まで押されて、図10に示すようにピッキングプレート13がカッター刃10の経路から完全に退避し、カッター刃10が下死点まで下降する。
【0019】
また、クリンチャ12の高さを従来型よりも低くすることによって、図8に示すようにカッター刃10の先端がテープ支えプレート15の上端の高さへ下降した時点では、未だステープルマガジン7がクリンチャ12へ接触しないように形成している。したがって、図8の時点ではテープガイド8以降のテープTに殆どテンションはかかっていないが、図9に示すように、さらにドライバハンドル2とクリンチャアーム3の間隔を狭めてカッター刃10がテープTを圧したときに、ステープルマガジン7がクリンチャ12の位置まで下降してテープTの重なり部分を押し下げ、クリンチャ12とともに挟む。
【0020】
従来は、ステープルマガジン7がクリンチャ12へ接触してテープを挟んだ後にカッター刃10の先端がテープに接触する構成であるが、この場合は、カッター刃10が下降する際にステープルマガジン7に対してドライバハンドル2が下降してその間隔が狭まるので、ドライバハンドル2に取付けられているテープガイド6からクリンチャ12間のテープに弛みが生じて切断不良となることがある。一方、本発明においては、カッター刃10がテープTに接した後にテープTの重なり部分を押し下げて挟むことにより、垂直テープガイド8とクリンチャ12の間のテープがステープルマガジン7に引っ張られてテンションがかかり、カッター刃10がテープを確実に切断することができる。また、テープ支えプレート15の高さを上げて、テープ支えプレート15の上端とクリンチャ12の上面との距離をより拡大することにより、カッター刃10の実効ストロークが増加することになってテープの伸びに対して効果的である。
【0021】
尚、この発明は上記の実施形態に限定するものではなく、この発明の技術的範囲内において種々の改変が可能であり、この発明がそれらの改変されたものに及ぶことは当然である。
【0022】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の園芸用結束機は、結束操作時にカッター刃がテープ支えプレートの上端位置に下降してテープを切断した後にピッキングプレートがテープ支えプレートから離反するように構成したので、テープが切断されるまでテープの先端部はピッキングプレートによりカッター刃の経路外に保持されており、テープの柔軟性や温度環境に係らずテープの先端部分が切断されることを確実に防止でき、テープの残滓が発生することがない。また、従来型とは逆に、テープ切断の際にカッター刃がテープに接してからクリンチャとステープルマガジンとによってテープの端部を挟むようにしたので、挟み動作時の引っ張り作用によってテープのたるみが解消され、伸びやすい薄手のテープであっても確実に切断することができ、結束性能が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示し、園芸用結束機の側面断面図。
【図2】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図3】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図4】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図5】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図6】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図7】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図8】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図9】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【図10】園芸用結束機の動作工程を示す側面断面図。
【符号の説明】
1 園芸用結束機
2 ドライバハンドル
3 クリンチャアーム
4 下ハンドル
7 ステープルマガジン
10 カッター刃
11 ドライバ
12 クリンチャ
13 ピッキングプレート
15 テープ支えプレート
16 ストッパー
17 クラッチレバー
18 プッシュプレート
21 凸部
22 ローラ
23 傾斜カム面
23a 下部カム面
23b 上部カム面
23c 頂点
T テープ
Claims (2)
- ステープラのドライバハンドルとクリンチャアームとの間に張架したテープを被結束物の周囲に掛けまわし、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることにより、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接してテープの先端部を下流部に重ねて挟持し、且つテープの重なり部分をステープルにより綴じるとともにドライバハンドルに設けたカッター刃によりテープを切断する園芸用結束機であって、
クリンチャアームに可動ピッキングプレートとテープ支えプレートとからなるテープ把持装置を設け、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりピッキングプレートが移動してテープ支えプレートへ圧接し、ピッキングプレートとテープ支えプレートとによりテープの先端部を把持し、さらにドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりカム機構がピッキングプレートを初期位置へ後退させるとともに、ドライバハンドルに設けたカッター刃がピッキングプレートとテープ支えプレートとの間を通過してテープを切断するように構成し、且つ、前記テープを重ねて挟んでいるピッキングプレートとテープ支えプレートとの間にカッター刃が通過するようにカッター刃の経路を設定し、該カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがカッター刃の経路から退避して、テープ切断の直前にテープ先端の保持を解除し、テープの先端部分がカッター刃に押されて逃げるようにしてテープ先端部分が切断されないように構成されて成る園芸用結束機において、
テープ支えプレートとピッキングプレートの高さに高低差を設けてピッキングプレートを低姿勢とするとともに、ドライバハンドルとクリンチャアームの閉じ操作時に、前記カッター刃がテープ支えプレートの上端位置に下降した後にピッキングプレートがテープ支えプレートから離反するように前記カム機構の動作タイミングを設定したことを特徴とする園芸用結束機。 - ステープラのドライバハンドルとクリンチャアームとの間に張架したテープを被結束物の周囲に掛けまわし、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることにより、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接してテープの先端部を下流部に重ねて挟持し、且つテープの重なり部分をステープルにより綴じるとともにドライバハンドルに設けたカッター刃によりテープを切断する園芸用結束機であって、
クリンチャアームに可動ピッキングプレートとテープ支えプレートとからなるテープ把持装置を設け、ドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりピッキングプレートが移動してテープ支えプレートへ圧接し、ピッキングプレートとテープ支えプレートとによりテープの先端部を把持し、さらにドライバハンドルとクリンチャアームとを閉じることによりカム機構がピッキングプレートを初期位置へ後退させるとともに、ドライバハンドルに設けたカッター刃がピッキングプレートとテープ支えプレートとの間を通過してテープを切断するように構成し、且つ、前記テープを重ねて挟んでいるピッキングプレートとテープ支えプレートとの間にカッター刃が通過するようにカッター刃の経路を設定し、該カッター刃がテープに接近したときにピッキングプレートがカッター刃の経路から退避して、テープ切断の直前にテープ先端の保持を解除し、テープの先端部分がカッター刃に押されて逃げるようにしてテープ先端部分が切断されないように構成されて成る園芸用結束機において、
ドライバハンドルとクリンチャアームの閉じ操作時に、前記カッター刃がテープ支えプレートの上端位置へ下降した後に、ドライバハンドル側のステープルマガジンとクリンチャアームのクリンチャとが接するように構成したことを特徴とする園芸用結束機。
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