JPH11103640A - ノッタの結節装置 - Google Patents

ノッタの結節装置

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JPH11103640A
JPH11103640A JP28126597A JP28126597A JPH11103640A JP H11103640 A JPH11103640 A JP H11103640A JP 28126597 A JP28126597 A JP 28126597A JP 28126597 A JP28126597 A JP 28126597A JP H11103640 A JPH11103640 A JP H11103640A
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JP
Japan
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movable claw
rotating
guide protrusion
knotting
claw
Prior art date
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Pending
Application number
JP28126597A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yada
猛 矢田
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11103640A publication Critical patent/JPH11103640A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 集束稈に掛回した結束紐を、ビルの1回転に
より開閉する結節爪が結節するようにしたノッタの結節
装置において、開いている可動爪を閉じる際に、可動爪
に設けた案内突起が、押え板に当接して回転しながら軸
方向に移動しても、押え板に引掛ったりすることなく円
滑に移動できるようにして、結束ミス等が生じないよう
にする。 【解決手段】 結節爪をビル9の回転軸26に設けた回
転爪27と、回転爪27に対して開閉する可動爪28と
で形成し、可動爪28に設けた案内突起29が当接して
可動爪28を開動させるカム体30と、開動した可動爪
28の案内突起29を押圧して可動爪28を閉動させる
押え板31を設けると共に、上記カム体30と押え板3
1とに当接する案内突起29の先端部を球面状に形成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バインダ等に装着
されるノッタの結節装置に係わり、詳しくは集束稈に掛
回した結束紐を、開閉する結節爪で結節するようにした
結節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、バインダやコンバイン等に装着
されて刈取穀稈や排稈等を結束して機外に放出するノッ
タの結節装置は、1回転クラッチの作動に連動してニー
ドルが集束稈に結束紐を掛回すると、回転するビルの結
節爪が開閉して掛回された結束紐を結節(紐結び)する
ように構成されている。
【0003】このように開閉する結節爪は、ビルの回転
軸に設けた回転爪と、回転爪に対して開閉する可動爪と
で形成して、ビルの回転に伴って可動爪に設けた案内突
起をカム体に当接させて可動爪を開き、次いで案内突起
を押え板で押圧して可動爪を閉じて、回転爪と可動爪と
でくわえた結束紐を、結束した集束稈の放出に伴って可
動爪で押えながら節抜きするようになっている。
【0004】ところが、カム体に当接して可動爪を開く
方向に回転した案内突起が、押え板に当接して可動爪を
閉じる際には、回転しながら軸方向、すなわち可動爪の
閉じる方向にも移動するので、案内突起が往々にして押
え板に引掛るような動きとなって、可動爪が確実に閉じ
ないことがある。このため結節された結束紐を節抜きす
る際に、可動爪による結束紐の押えが不完全となって結
束ミスを生ずるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよな
実状に鑑み、従来の問題点を一掃すべく創案されたもの
であって、その意図するところは、開いている可動爪を
閉じる際に、可動爪に設けた案内突起が、押え板に当接
して回転しながら軸方向に移動しても、押え板に引掛っ
たりすることなく円滑に移動するようにして、結節ミス
を生ずることなく結束することができるノッタの結節装
置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明が講じた技術的手段は、集束稈に掛回した結
束紐を、ビルの1回転により開閉する結節爪が結節する
ようにしたノッタの結節装置において、上記結節爪をビ
ルの回転軸に設けた回転爪と、回転爪に対して開閉する
可動爪とで形成し、可動爪に設けた案内突起が当接して
可動爪を開動させるカム体と、開動した可動爪の案内突
起を押圧して可動爪を閉動させる押え板を設けると共
に、上記カム体と押え板とに当接する案内突起の先端部
を球面状に形成したことにより、可動爪を閉じる際に、
可動爪に設けた案内突起が、押え板に当接して回転しな
がら軸方向に移動しても、案内突起が押え板に引掛った
りすることなく円滑に可動爪を閉じて良好な結節ができ
るようにしたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】次ぎに本発明の実施の形態を、添
付した好適な実施例の図面を参照して詳細に説明する。
まず図1、図2において、1はバインダであって、車輪
2を備えた走行機体3の前部に刈取り部4が配設され、
機体の後方には操作ハンドル5が延設されている。6は
デバイダ、7は穀稈引起し装置である。8は上記刈取り
部4の後方一側に装着されて、集束した刈取穀稈を結束
した後、これを機外に放出するノッタであつって、この
ノッタ8は、図3、図4に示すように、ビル9、ホルダ
10、スイーパ11等を備えた結節装置12と、この結
節装置12と対向状に、パッカ13、ニードル14、ド
ア15等を備えた集束装置16を配設して、両者の対向
間に結束室17が形成されている。
【0008】上記ノッタ8への動力は、伝動シャフトか
らパッカ軸18に入力されてパッカ13を往復掻込み作
動させ、またパッカ軸18に設けたパッカ軸ギヤ19が
クラッチギヤ20を回転駆動する。クラッチギヤ20は
ニードルクランク軸21に対して空転状態に支持されて
おり、上記ドア15の動きに連繋する1回転クラッチの
作動時にのみニードルクランク軸21が回転し、同時に
ニードルクランク軸21に連動して結節装置12の結束
軸22が回転し、ビル9、ホルダ10およびスイーパ1
1を作動させるようになっている。
【0009】すなわち、結束室17に送込まれる刈取穀
稈を掻込み作動するパッカ13がドア15に向けて掻込
み集束して圧縮するとともに、集束稈が一定量になった
のをドア15が感知すると、公知の構成からなる1回転
クラッチ機構(図面省略)が作動し、これに連繋して作
動するニードル14が集束稈に結束紐を掛回す。次い
で、結節装置12のビル9、ホルダ10が回転して結節
動作を行い、また、放出作動するスイーパ11が、結節
された結束紐の節抜きを行いながら結束された集稈束の
放出作業を行うようになっている。
【0010】次に結節装置12の構成について説明す
る。この結節装置12は、結束軸22に設けられた円盤
状の回転体23に結節駆動用のギヤ24を形成し、この
ギヤ24に噛合する小ギヤ9aを有するビル9と、同形
状の小ギヤ10aを有するホルダ10とが取付台25に
設けてあって、結束軸22の回転動作時にビル9及びホ
ルダ10が同時に1回転するようになっている。
【0011】上記ビル9は、図5、図6に示すように取
付台25に挿通支持した回転軸26の一端に小ギヤ9a
が設けられ、また回転軸26の他端に結節爪が取付けて
あるが、この結節爪は、回転軸26とともに回転する回
転爪27と、回転爪27に対して開閉自在に枢支された
可動爪28とで形成されている。
【0012】上記可動爪28の基端部には、案内突起2
9が突出形成されており、取付台25側には上記案内突
起29が当接するカム体30が設けてあって、ビル9の
回転に伴ってカム体30の開動カム面30aに沿って押
上げられた案内突起29が可動爪28を開動させる。そ
して開動した可動爪28は、押え板31の付勢により案
内突起29が押圧されてカム体30に形成された凹状の
閉動カム面30bに嵌入し可動爪28を閉動させるよう
になっている。
【0013】また、上記押え板31は、図7に示すよう
に基部側を取付台25に設けた支軸32に回動可能に軸
支し、その自由端部を支柱33に嵌挿した状態で、スプ
リング34によって押圧付勢支持されている。上記押え
板31には、自由端部の切欠した前側に、開動カム面3
0a側から案内突起29を受入れて閉動カム面30b側
に案内する案内面31aと、これに連なって案内突起2
9を押圧付勢する付勢面31bとが形成されている。そ
して上記カム体30と押え板31に順次当接して可動爪
28を開閉させる案内突起29は、その先端部29aが
球面状に形成されていて押え板31に沿って円滑に摺動
するようになっている。
【0014】一方、ホルダ10は、紐取片35とカッタ
36を有する回転軸37を、取付台25に回動可能に軸
支し、回転軸37の軸端に小ギヤ10aを取付けて、こ
のホルダ10の回転に伴ってカッタ36で結束紐を切断
するとともに、紐取片35の基部と取付台25との間で
結束紐を挾持可能に構成されている。
【0015】叙上のような構成によって、図9〜図11
に示すように、掻込み作動するパッカ13により、一定
量の穀稈が集束されたことをドア15が感知して1回転
クラッチが入ると、ニードル14が作動して集束稈に結
束紐Aを掛回し、同時にビル9が回転し始めて閉じた状
態の可動爪28と回転爪27の基端部に結束紐Aを巻始
める(図9〜)。
【0016】次に案内突起29がカム体30の開動カム
面30aに当接して開動した可動爪28が結束紐Aをく
わえようとする状態となり、さらに案内突起29が押え
板31で押圧されて可動爪28が閉動し、結束紐Aをく
わえた状態となったときに回転するホルダ10のカッタ
36が結束紐Aを切断する(図10〜)。そしてス
イーパ11が作動して放出が始まると、閉動した可動爪
28によって押えられている結束紐Aが節抜きされて結
節が完了し、結節された集束稈が機外に放出される(図
11〜)。
【0017】上記一連の結節過程において、カム体30
に当接して可動爪28を開く方向に回転した案内突起2
9が、押え板31に当接して可動爪28を閉じる際に
は、案内突起29が可動爪28とともに回転しながら押
え板31に沿って軸方向、すなわち可動爪28の閉じる
方向にも移動するので、図8のような従来の結節爪で
は、可動爪aに設けた案内突起bが押え板cに引掛るこ
とがあるが、本発明の案内突起29は、その先端部が球
面状に形成されているので、押え板31に沿って円滑に
移動して可動爪28を閉じることができる。このため結
節された結束紐Aを節抜きする際に、可動爪28による
結束紐の押えが確実になって結束ミスを生ずることはな
い。
【0018】
【発明の効果】これを要するに本発明は、集束稈に掛回
した結束紐を、ビルの1回転により開閉する結節爪が結
節するようにしたノッタの結節装置において、上記結節
爪をビルの回転軸に設けた回転爪と、回転爪に対して開
閉する可動爪とで形成し、可動爪に設けた案内突起が当
接して可動爪を開動させるカム体と、開動した可動爪の
案内突起を押圧して可動爪を閉動させる押え板を設ける
と共に、上記カム体と押え板とに当接する案内突起の先
端部を球面状に形成したことから、ビルの1回転により
開閉する結節爪が結束紐を結節する過程で、カム体に当
接して可動爪を開いた案内突起が押え板に当接して可動
爪を閉じる際に、押え板に沿って案内突起がビルの回転
方向及び軸方向に移動しても、球面状に形成した案内突
起の先端部が押え板に引掛ることはなく、スムーズに可
動爪を閉じるので、結節ミスを生ずることはなく、円滑
に結節作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バインダの全体側面図である。
【図2】同上平面図である。
【図3】結節装置の側面図である。
【図4】同上動力伝動経路を示す平面図である。
【図5】ビルの側面図である。
【図6】同上可動爪が開いた状態の側面図である。
【図7】押え板の取付け状態を示す底面図である。
【図8】従来の結節爪を示す側面図である。
【図9】結節行程の説明図である。
【図10】結節行程の説明図である。
【図11】結節行程の説明図である。
【符号の説明】
9 ビル 26 ビルの回転軸 27 回転爪 28 可動爪 29 案内突起 30 カム体 31 押え板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集束稈に掛回した結束紐を、ビルの1回転
    により開閉する結節爪が結節するようにしたノッタの結
    節装置において、上記結節爪をビルの回転軸に設けた回
    転爪と、回転爪に対して開閉する可動爪とで形成し、可
    動爪に設けた案内突起が当接して可動爪を開動させるカ
    ム体と、開動した可動爪の案内突起を押圧して可動爪を
    閉動させる押え板を設けると共に、上記カム体と押え板
    とに当接する案内突起の先端部を球面状に形成したこと
    を特徴とするノッタの結節装置。
JP28126597A 1997-09-29 1997-09-29 ノッタの結節装置 Pending JPH11103640A (ja)

Priority Applications (1)

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JP28126597A JPH11103640A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ノッタの結節装置

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JP28126597A JPH11103640A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ノッタの結節装置

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Publication Number Publication Date
JPH11103640A true JPH11103640A (ja) 1999-04-20

Family

ID=17636672

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28126597A Pending JPH11103640A (ja) 1997-09-29 1997-09-29 ノッタの結節装置

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JP (1) JPH11103640A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6982277B2 (en) 1999-01-29 2006-01-03 The Board Of Trutees Of The University Of Illinois P53 inhibitors and therapeutic use of the same
CN104838810A (zh) * 2015-04-20 2015-08-19 青岛农业大学 基于仿生原理的打结机构

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6982277B2 (en) 1999-01-29 2006-01-03 The Board Of Trutees Of The University Of Illinois P53 inhibitors and therapeutic use of the same
US7008956B2 (en) 1999-01-29 2006-03-07 The Board Of Trustees Of The University Of Illinois p53 inhibitors and therapeutic use of the same
CN104838810A (zh) * 2015-04-20 2015-08-19 青岛农业大学 基于仿生原理的打结机构

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