JP4119870B2 - 携帯電話機 - Google Patents
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Description
一方、従来の携帯電話機には、電話の着信音や電子メール又はショートメッセージ等の着信音などの音を外部出力用スピーカから出力しないように動作させるマナーモードと呼ばれる動作モードが備わっている。着信音などの音を外部出力用スピーカから出力する通常モード(第1モード)からマナーモード(第2モード)へ設定変更すれば、利用者の回りにいる人々にとって騒音となり得る着信音などの音が外部出力用スピーカから出力されなくなる。利用者は、自分の回りに多くの人々が存在する電車内などの場所へ移動する場合には、自分の携帯電話機をマナーモードへ設定変更するための操作を行い、着信音などの音を外部出力用スピーカから出力させないようにする。
しかし、この携帯電話機は、その放送受信中にマナーモードへの設定変更を行うことができない構成となっていた。そのため、利用者は、放送受信中に電車内などの場所へ移動する場合には、その放送の受信を終了する操作を行った後、マナーモードに設定するための操作を行うという作業を強いられるという問題があった。
しかし、この携帯電話機は、その放送受信中にマナーモードを解除して通常モードへ設定変更することができない構成になっていた。そのため、電車内等の場所において放送音をイヤホンで聴いていた利用者が、その場所を離れてその放送音を外部出力用スピーカで聴こうとする場合には、利用者の操作負担が大きいという問題があった。すなわち、この場合、利用者は、その放送の受信を一旦終了するための操作を行ってから、マナーモードを解除して通常モードへ設定変更するための操作を行い、その後、その放送の受信を再開するための操作を行うという作業を強いられるという問題があった。
この携帯電話機においては、第2モードから第1モードへ設定変更がなされたとき、スピーカ出力制御手段により、放送内容の音以外の少なくとも一部の音がスピーカ出力手段の外部出力用スピーカから出力されるようになる。そして、放送受信期間中に第2モードから第1モードへ設定変更がなされた場合には、スピーカ出力手段による放送内容の音(放送音)も出力されるようになる。したがって、放送受信期間中に第2モードから第1モードへ設定変更がなされると、上記少なくとも一部の音とともに放送音も、スピーカ出力手段により出力される。なお、第2モードから第1モードへの設定変更は、利用者の操作に基づくものに限られない。したがって、例えば、利用者がいる場所を検知手段で検知し、その場所がこの設定変更を行うべき予め決められた場所ではない場合には第2モードから第1モードへ設定変更するような、利用者の操作に基づかないものであってもよい。
なお、本明細書において「放送」とは、画像及び音の情報又は音のみの情報などのように音を含む情報を電波で配信するものであり、テレビ放送やラジオ放送が含まれる。
また、本明細書において「放送内容の音以外の少なくとも一部の音」とは、スピーカ出力手段により出力され得る音のうち、放送音を除く全ての音又はその一部の音であり、電話やメール等のの着信音、ゲーム等のアプリケーションプログラムの効果音、ボタン操作等の操作音などが含まれる。
また、本携帯電話機は、実行開始後に設定情報記憶手段に記憶された出力設定情報が書き換えられたとしても、その実行中は、書き換えられた出力設定情報がアプリケーションプログラム実行手段の処理動作に反映されない。したがって、実行開始後に、放送音をスピーカ出力手段により出力させるべく出力設定情報を書き換えたとしても、その実行中は、スピーカ出力手段により放送音が出力されないという不具合が生じる。
本携帯電話機においては、上述したように、放送受信期間中すなわちアプリケーションプログラムの実行中に、第2モードから第1モードへ設定変更がなされると、放送音がスピーカ出力手段により出力される。したがって、アプリケーションプログラムの実行開始後に第2モードから第1モードへ設定変更がなされれば、その実行中であってもスピーカ出力手段により放送音を出力することができる。
しかも、本携帯電話機においては、この設定変更が行われると、設定情報記憶手段に記憶された出力設定情報の内容が放送内容の音をスピーカ出力手段により出力させるためのものに書き換えられる。これにより、実行中のアプリケーションプログラムを終了した後に再度アプリケーションプログラムを実行したとき、その実行中においても、放送音がスピーカ出力手段により出力される。したがって、再開したアプリケーションプログラムの実行中も放送音をスピーカ出力手段により出力する場合、その再開前に出力設定情報を書き換えるための作業を行う必要がない。
この携帯電話機においては、スピーカ出力手段による放送音の出力が停止しているときでも、その放送音がイヤホン出力手段により出力される。
しかも、請求項1の発明によれば、アプリケーションプログラム実行手段の処理負荷が大幅に軽減される結果、充電池で駆動する携帯電話機にとって有益な消費電力の低減効果等が得られるという優れた効果が奏される。加えて、アプリケーションプログラム実行中にスピーカ出力手段による放送音を出力させるべく出力設定情報を書き換えても、その出力がされないという不具合を解消できるという優れた効果も奏される。更に、再開したアプリケーションプログラムの実行中も放送音をスピーカ出力手段により出力させる場合、その再開前に出力設定情報の書き換えを行う必要がないので、その設定変更が利用者の操作に基づいて行われるものであったとしても、利用者の操作負担を軽減することができるという優れた効果も奏される。
また、請求項2の発明によれば、上述した請求項1及び2のいずれかの発明によって奏される効果に加え、利用者はスピーカ出力手段による放送音の出力が停止しているときでもイヤホン出力手段により放送音を聴くことができるという優れた効果も奏される。
図2は、本実施形態に係る携帯電話機が利用可能な移動体通信システムの全体構成を説明するための説明図である。
この移動体通信システムにおいて、利用者であるユーザーが使用する携帯電話機20は、電話回線としての携帯電話通信網10に接続可能である。この携帯電話機20は、携帯電話通信網10を介して、他のユーザーの携帯電話機11と電話することができる。
この携帯電話機20は、クラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機である。この携帯電話機20は、システムバス200、CPU201、RAM202やROM203等からなる内部制御装置、入力装置204、出力装置205、携帯電話通信網用通信装置206及びチューナー装置207を備えている。
CPU201やRAM202等の構成要素は、システムバス200を介して、互いに各種データや後述のプログラムの命令等のやり取りを行っている。上記入力装置204は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)21、通話開始キー22、終話キー23、スクロールキー24、多機能キー25、マイク26などから構成されている。上記出力装置205は、液晶ディスプレイ(LCD)27、通話用スピーカ28、外部出力用スピーカ29、イヤホン30等から構成されている。上記携帯電話通信網用通信装置206は、携帯電話通信網10を介して他の携帯電話機11と電話をしたり、携帯電話通信網10を介してメールやショートメッセージ等の通信を行ったりするためのものである。上記チューナー装置207は、ラジオ放送局から送信される電波放送を選局して受信するためのものである。
この携帯電話機20は、電話手段としての電話通信部211、情報受信手段としてのデータ通信部212、操作手段としての操作部213、スピーカ出力制御手段、イヤホン出力制御手段、スピーカ放送音出力停止手段、スピーカ放送音出力手段、アプリケーションプログラム実行手段及び設定情報保存手段としての主制御部215、スピーカ出力手段及びイヤホン出力手段としての出力部216、放送受信手段としてのチューナー部217、設定情報記憶手段としての記憶部218等を備えている。
ユーザーは、携帯電話機20でラジオ放送を聴く場合、まず、操作部213に対して所定の操作を行い、ラジオプレイヤー用のアプリケーションプログラムを起動させる(S11)。これにより、LCD27には、ラジオ放送局を選局したり、音量を調節したりするためのプレイヤー画面が表示される。ここで、本実施形態において、主制御部215は、アプリケーションプログラムの起動時に、記憶部218の設定情報メモリ領域に記憶されたマナーモード設定情報中の放送音設定情報を読み出す(S12)。そして、読み出した放送音設定情報が、放送内容の音のスピーカ出力手段による出力を停止させる内容(出力無し情報)であるときには(S13)、当該アプリケーションプログラムの実行中、チューナー部217で受信したラジオ放送の放送音を外部出力用スピーカ29から出力しないように処理動作を行う(S14)。具体的には、主制御部215は、出力部216のラジオ放送用音量調節部へ消音命令を送信する。これが出力部216のラジオ放送用音量調節部に受信されると、その消音命令に従ってラジオ放送用音量調節部の音量がOFFになる。なお、ラジオ放送用音量調節部の音量がOFFになっても、チューナー部217で受信したラジオ放送の放送音はイヤホン30から出力されるので、ユーザーは、イヤホン30を耳に装着することで、その放送音を聴くことができる。その後、主制御部215は、LCD27にプレイヤー画面を表示させるための処理を行う(S15)。一方、読み出した放送音設定情報が、放送内容の音をスピーカ出力手段により出力させる内容(出力有り情報)であるときには(S13)、主制御部215は、出力部216に対して命令を出力することなく、LCD27にプレイヤー画面を表示させるための処理を行う(S15)。本実施形態において、出力部216のラジオ放送用音量調節部は、主制御部215から消音命令を受信しないときには所定の音量に予め設定される。よって、当該アプリケーションプログラムの実行中、チューナー部217で受信したラジオ放送の放送音を外部出力用スピーカ29から出力するように処理動作が行われる。
次に、ユーザーが操作部213に対して所定の操作を行って通常モードからマナーモードへ設定変更されたときの動作例(本動作例を「参考例1」という。)について説明する。本参考例1では、マナーモードへの設定変更時に、ラジオ放送が受信されているときには外部出力用スピーカ29からの放送音の出力を強制的に停止させる制御を行う。
ユーザーが通常モードからマナーモードへ設定変更するための所定の操作を操作部213に対して行うと(S1)、その操作内容が操作部213から主制御部215に送られる。これにより、主制御部215は、判断手段として機能し、現在ラジオ放送を受信しているか否かを判断する(S2)。具体的には、現在ラジオプレイヤー用のアプリケーションプログラムが実行されているか否かにより、これを判断する。この判断においてラジオ放送を受信していると判断された場合、主制御部215は、出力部216のラジオ放送用音量調節部へ消音命令を送信する。これにより、出力部216のラジオ放送用音量調節部の音量はOFFになり(S3)、外部出力用スピーカ29からの放送音の出力が強制的に停止される。なお、外部出力用スピーカ29からの放送音の出力が停止しても、その放送音はイヤホン30から出力されるので、ユーザーは、イヤホン30を耳に装着することで、その放送音を聴くことができる。そして、主制御部215は、記憶部218の設定情報メモリ領域に記憶されたマナーモード設定情報の放送音設定情報を出力無し情報に書き換える(S4)。その後、主制御部215は、記憶部218からマナーモード設定情報を読み出し(S5)、その設定情報の内容に従って、電話の着信音、メールやショートメッセージの着信音等の外部出力用スピーカ29からの出力を停止させる処理を実行する(S6)。具体的には、主制御部215は、読み出したマナーモード設定情報の内容に従って、出力部216の一般音量調節部へ消音命令を送信する。これにより、出力部216の一般音量調節部の音量はOFFになり、外部出力用スピーカ29からの各種着信音の出力が強制的に停止される。
一方、上記S2の判断においてラジオ放送を受信していないと判断された場合、主制御部215は、記憶部218からマナーモード設定情報を読み出し(S5)、その設定情報の内容に従って、電話の着信音、メールやショートメッセージの着信音等の外部出力用スピーカ29からの出力を停止させる処理を実行する(S6)。
しかも、本参考例1においては、ラジオプレイヤー用のアプリケーションプログラムの実行中に放送音の外部出力用スピーカ29からの出力を停止させるか否かについての主制御部215の処理動作は、その実行開始時に読み込んだ記憶部218の放送音設定情報によって決まる。よって、主制御部215は、アプリケーションプログラムの実行中に記憶部218の放送音設定情報を定期的に確認する処理動作が不要となる。したがって、主制御部215の処理負荷が大幅に軽減され、アプリケーションプログラム実行中の消費電力を低減することができる。
更に、本参考例1においては、ラジオ放送の受信期間中にマナーモードへ設定変更されると、記憶部218の放送音設定情報が出力無し情報となる。これにより、実行中のアプリケーションプログラムを終了した後に再度アプリケーションプログラムを実行したとき、その実行中においても、ユーザーは何ら操作を行わなくても、放送音の外部出力用スピーカ29による出力が停止される。この点について説明すると、ユーザーがアプリケーションプログラム実行中にマナーモードへ設定変更しただけでは、記憶部218の放送音設定情報は出力有り情報のままである。そのため、このアプリケーションプログラムを再開したときには、その起動時に出力有り情報の放送音設定情報が主制御部215に読み込まれるため、この再開したアプリケーションプログラム実行中は外部出力用スピーカ29から放送音が出力されてしまう。よって、再開したときにも、放送音の外部出力用スピーカ29からの出力を停止させておきたいユーザーは、その再開前に記憶部218の放送音設定情報を出力有り情報から出力無し情報へ設定変更するための操作を行う必要がある。本参考例1によれば、アプリケーションプログラム実行中にマナーモードへ設定変更されると、その時点で記憶部218の放送音設定情報が出力無し情報となるので、再度アプリケーションプログラムを実行したときも、ユーザーは何ら操作を行わなくても、放送音の外部出力用スピーカ29による出力が停止される。
次に、ユーザーが操作部213に対して所定の操作を行ってマナーモードから通常モードへ設定変更されたときの動作例(本動作例を「動作例2」という。)について説明する。本動作例2では、通常モードへの設定変更時すなわちマナーモード解除時に、ラジオ放送が受信されているときにはその放送音を外部出力用スピーカ29から強制的に出力させる制御を行う。
上記参考例1で説明したように、ユーザーがアプリケーションプログラム実行中にマナーモード設定を行うと記憶部218の放送音設定情報が出力無し情報に書き換えられる。このとき、このアプリケーションプログラムを終了した後、これを再開した場合には、上述したように、主制御部215は、アプリケーションプログラムの起動時にその放送音設定情報を読み込んで、出力部216のラジオ放送用音量調節部に対して消音命令を出力する。よって、再開したアプリケーションプログラム実行中は、放送音が外部出力用スピーカ29から出力されず、ユーザーはイヤホン30を用いてその放送音を聴くことになる。ここで、このようにマナーモードに設定されている状態でラジオ放送を受信しているときに、ユーザーがマナーモードを解除するための所定の操作を操作部213に対して行ったとする(S21)。これにより、その操作内容は操作部213から主制御部215に送られる。これにより、主制御部215は、判断手段として機能し、上記参考例1の場合と同様に、現在ラジオ放送を受信しているか否かを判断する(S22)。
一方、上記S22の判断においてラジオ放送を受信していないと判断された場合、主制御部215は、電話の着信音、メールやショートメッセージの着信音等を外部出力用スピーカ29から出力させる処理を実行する(S25)。
しかも、本動作例2においても、上記参考例1の場合と同様に、ラジオプレイヤー用のアプリケーションプログラムの実行中に放送音の外部出力用スピーカ29からの出力を停止させるか否かについての主制御部215の処理動作は、その実行開始時に読み込んだ記憶部218の放送音設定情報によって決まるので、アプリケーションプログラム実行中の消費電力を低減することができる。
更に、本動作例2においては、ラジオ放送の受信期間中にマナーモードが解除されると、記憶部218の放送音設定情報が出力有り情報となる。これにより、実行中のアプリケーションプログラムを終了した後に再度アプリケーションプログラムを実行したとき、その実行中においても、ユーザーは何ら操作を行わなくても、放送音が外部出力用スピーカ29から出力される。この点について説明すると、ユーザーがアプリケーションプログラム実行中にマナーモードを解除しただけでは、記憶部218の放送音設定情報は出力無し情報のままである。そのため、このアプリケーションプログラムを再開したときには、その起動時に出力無し情報の放送音設定情報が主制御部215に読み込まれるため、この再開したアプリケーションプログラム実行中は外部出力用スピーカ29から放送音が出力されない。よって、再開したときにも、放送音を外部出力用スピーカ29から出力させたいユーザーは、その再開前に記憶部218の放送音設定情報を出力無し情報から出力有り情報へ設定変更するための操作を行う必要がある。本動作例2によれば、アプリケーションプログラム実行中にマナーモードが解除されると、その時点で記憶部218の放送音設定情報が出力有り情報となるので、再度アプリケーションプログラムを実行したときも、ユーザーは何ら操作を行わなくても、放送音が外部出力用スピーカ29から出力される。
また、本実施形態では、いわゆる電話機プラットフォーム上で直接動作するラジオプレイヤー用のアプリケーションプログラムを例に挙げて説明したが、プラットフォームに依存しないオブジェクト指向プログラミングによって開発されたラジオプレイヤー用アプリケーションプログラムであっても同様である。このようなアプリケーションプログラムとしては、JAVA(登録商標)、C、C++等のプログラム言語で記述されたアプリケーションプログラムなどが挙げられる。また、これらのアプリケーションプログラムの実行環境は、JAVA(登録商標)のVMやBREW(登録商標)等のミドルウェアによって構築される。
11 発信元の携帯電話機
20 携帯電話機
29 外部出力用スピーカ
30 イヤホン
211 電話通信部
212 データ通信部
213 操作部
215 主制御部
216 出力部
217 チューナー部
218 記憶部
Claims (2)
- 電話回線を通じて他の電話機と電話するための電話手段と、
電波放送を受信する放送受信手段と、
外部出力用スピーカを用いて音を出力するスピーカ出力手段と、
該放送内容の音以外の少なくとも一部の音につき、該少なくとも一部の音を該スピーカ出力手段により出力する第1モード及び該少なくとも一部の音の該スピーカ出力手段による出力を停止する第2モードのいずれかのモードに設定するモード設定手段と、
該モード設定手段により設定されたモードに従って、該スピーカ出力手段により該少なくとも一部の音を出力し又は該少なくとも一部の音の該スピーカ出力手段による出力を停止させるスピーカ出力制御手段とを備え、
該放送受信手段で受信した放送内容の音を該スピーカ出力手段により出力可能な携帯電話機において、
上記放送受信手段で電波放送を受信している期間中に、上記モード設定手段が上記第2モードから上記第1モードへ設定変更したとき、上記スピーカ出力手段による出力が停止されていた上記放送内容の音の該スピーカ出力手段による出力を開始するスピーカ放送音出力手段と、
上記放送受信手段で受信した放送内容の音をアプリケーションプログラムの実行中に上記スピーカ出力手段によって出力するか否かを決定するための出力設定情報を記憶する設定情報記憶手段と、
上記放送受信手段で受信した放送内容の音を上記スピーカ出力手段により出力するためのアプリケーションプログラムの実行開始時に、該設定情報記憶手段に記憶された出力設定情報を読み出し、該アプリケーションプログラムを実行している間は、読み出した出力設定情報の内容に従って、該放送内容の音を該スピーカ出力手段により出力する処理動作を継続し、又は、該放送内容の音の該スピーカ出力手段による出力を停止する処理動作を継続するアプリケーションプログラム実行手段と、
該放送受信手段で電波放送を受信している期間中に、上記モード設定手段が上記第2モードから上記第1モードへ設定変更したとき、該設定情報記憶手段に記憶された出力設定情報を、該放送内容の音を該スピーカ出力手段により出力させる内容に書き換える設定情報書換手段とを有することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1の携帯電話機において、
上記放送受信手段で受信した放送内容の音をイヤホンを用いて出力するイヤホン出力手段と、
上記スピーカ出力手段による該放送内容の音の出力が停止しているときでも、該イヤホン出力手段による該放送内容の音の出力は停止させずに継続するイヤホン出力制御手段とを有することを特徴とする携帯電話機。
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