JP4119134B2 - 立軸ポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、異物を含む汚水等の揚水に使用されても、ポンプ軸の下側部分を軸支する水中軸受を確実に潤滑することができるようにした立軸ポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の立軸ポンプの一例を図6を参照して説明する。図6は、立軸ポンプの従来例の要部縦断面図である。図6において、揚水管10の下方にポンプケーシング12と吸込ベルマウス14が順次に連設され、吸込ベルマウス14の下端部に吸込口16が開口される。また、ポンプケーシング12内に案内羽根18,18…により支持されて吐出ボウル20が設けられる。揚水管10の軸心に配設されるポンプ軸22の下側部分が吐出ボウル20を貫通し、吐出ボウル20から下方に突出するポンプ軸22の下端部に羽根車24が配設固定される。吐出ボウル20内にはポンプ軸22を軸支する水中軸受26が配設され、しかも吐出ボウル20の上側部分にポンプ軸22に臨んでラビリンス28が設けられる。このラビリンス28とポンプ軸22の隙間から流体が水中軸受26の一端部に侵入するように連通され、また水中軸受26の他端部がポンプ軸22に添って吐出ボウル20の羽根車24側の下方外部に連通するように形成される。さらに、吐出ボウル20の下側外周縁と羽根車24の上側外周縁が僅かな隙間tで対向し、しかも吐出ボウル20と羽根車24で上方と下方がそれぞれに囲まれた中空部30が形成される。そして、吸込ベルマウス14内で羽根車24より下方の吸込側流路32から、吐出ボウル20の外周とポンプケーシング12の間を経て揚水管10内のポンプ軸22の外周に至るポンプ流路34が形成される。
【0003】
かかる構成の立軸ポンプにおいて、揚水運転が行われると、羽根車24の回転にともないポンプ流路34内の流体に圧力と速度エネルギーが与えられ、この速度エネルギーが案内羽根18,18…により圧力に変換される。この速度エネルギーが変換された圧力により、案内羽根18,18…の出口付近にあるラビリンス28の上端部と、案内羽根24の入口付近との間に圧力差を生ずる。この圧力差により、ポンプ流路34の流体の一部が、ラビリンス28とポンプ軸22の隙間から侵入して水中軸受2を潤滑し、さらに中空部30を経て隙間tからポンプ流路34へと流出する。しかも、ラビリンス28によるフィルター効果で、流体に含まれる異物が排除され、水中軸受26には異物が侵入することはない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記図6に示す従来例にあっては、ラビリンス28により異物を排除する作用が十分になされる間は、何ら不具合は生じない。しかし、流体に大量の異物が含まれると、ラビリンス28に目詰まりを生じ、水中軸受26を十分な量の流体で潤滑できず、過熱損傷を招ずる虞がある。また、ラビリンス28に目詰まりを生ずると、中空部30内は隙間tを介した外方にあるポンプ流路34と同じ圧力となる。そこで、流体に含まれる比較的に比重の軽いビニール紐や毛髪などでポンプ流路34の内側に集まったものが隙間tより中空部30に侵入し、さらに吐出ボウル20と羽根車24の間のポンプ軸22にからみ付く虞がある。
【0005】
本発明は、上述のごとき従来技術の事情に鑑みてなされたもので、異物の含まれない流体で確実に水中軸受を潤滑できるようにした立軸ポンプを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の立軸ポンプは、ポンプ軸の下側部分を吐出ボウルに設けた水中軸受けで軸支し、前記吐出ボウルから下方に突出する前記ポンプ軸に羽根車を配設し、前記吐出ボウルの外周およびその上方の前記ポンプ軸の外周にポンプ流路を形成する立軸ポンプにおいて、前記吐出ボウルの直上位置の前記ポンプ軸に環状回転部材を嵌挿固定し、前記環状回転部材の下側の面と小さな隙間を設けて対向する面を前記吐出ボウルに設け、前記ポンプ流路を前記隙間を介して前記水中軸受の一端部に連通し、前記水中軸受の他端部を前記吐出ボウルの下方外部に連通するようにし、一端を前記吐出ボウルに固定し他端を前記羽根車に近づけた筒状の保護管を、前記吐出ボウルと前記羽根車の間の前記ポンプ軸に嵌挿配設して構成されている。
【0007】
また、ポンプ軸の下側部分を吐出ボウルに設けた水中軸受けで軸支し、前記吐出ボウルから下方に突出する前記ポンプ軸に羽根車を配設し、前記吐出ボウルの外周およびその上方の前記ポンプ軸の外周にポンプ流路を形成する立軸ポンプにおいて、前記吐出ボウルの直上位置の前記ポンプ軸に環状回転部材を嵌挿固定し、前記環状回転部材の下側の面と小さな隙間を設けて対向する面を前記吐出ボウルに設け、前記ポンプ流路を前記隙間を介して前記水中軸受の一端部に連通し、前記水中軸受の他端部を前記吐出ボウルの下方外部に連通するようにし、一端を前記吐出ボウルに固定し他端部を前記羽根車のボスに遊嵌した筒状の保護管を、前記吐出ボウルと前記羽根車の間の前記ポンプ軸に嵌挿配設して構成しても良い。
【0008】
そして、前記羽根車に下方の吸込側流路と前記吐出ボウル側の上方外部を連通する連通孔を穿設して構成しても良い。
【0009】
さらに、前記吐出ボウルの下側外周縁の内周面に小さな隙間で臨むように、前記羽根車の上側外周縁に環状部を設けて構成することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1実施例を図1を参照して説明する。図1は、本発明の立軸ポンプの第1実施例の要部縦断面図である。図1において、図6と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0011】
図1に示す第1実施例において、図6に示す従来例と相違するところは、以下の点にある。まず、ラビリンス28に代えて、以下の構造が設けられる。吐出ボウル20の直上位置のポンプ軸22に、嵌挿させて環状回転部材40が配設固定される。この環状回転部材40は、下側の面が、中心部が下に凸な略円錐状であるとともに、ポンプ流路34に対して略直交してポンプ軸22に向けて下方に傾斜するように形成される。そして、この環状回転部材40の下側の面に、隙間hを設けて対向する略円錐状の上側の面を有する環状固定部材42が吐出ボウル20の上側部分に配設固定される。この環状固定部材42の上側の面は、環状回転部材40の略円錐状に所定の寸法の隙間hで対向する中心部が下に凹なる略円錐状である。さらに、隙間hは、ポンプ軸22に沿って水中軸受26の一端部に連通される。そして、水中軸受26の他端部は、図7の従来例と同様に、ポンプ軸22に沿って羽根車24側の吐出ボウル20の下方外部に連通される。
【0012】
また、吐出ボウル20の下側外周縁の内周面に、小さな隙間gを設けて臨むように、羽根車24の上側外周縁に環状部44が設けられる。この隙間gはポンプ軸22と同軸状の筒状に形成され、吐出ボウル20の下側外周縁の下側の面と羽根車24の上側外周縁の上側の面との間の隙間が連接され、断面略L字状の経路の隙間が形成される。そして、羽根車24には、吐出ボウル20の上方外部の中空部30と下方の吸込側流路32とを連通する連通孔46,46…が穿設される。
【0013】
ここで、揚水運転により羽根車24の回転で吸込側流路32の流体に所定の圧力と速度エネルギーが与えられて案内羽根18,18…の入口付近に至り、案内羽根18,18…により速度エネルギーが圧力に変換されることは、従来例と同様である。そこで、隙間hから水中軸受26を潤滑して中空部30に至る経路を流れる流体の圧力損失が、案内羽根18,18…で変換された圧力差よりも小さくなるように設定され、また連通孔46,46…により中空部30から吸込側流路32に至る経路を流れる流体の圧力損失が、羽根車24の回転により流体に与えられる圧力よりも大きくなるように設定される。この結果、中空部30内の圧力は、羽根車24の出口付近、すなわち案内羽根18,18…の入口付近のポンプ流路34の圧力よりも高く設定される。
【0014】
かかる構成において、揚水運転において、案内羽根18,18…の出口付近のポンプ流路34の圧力と吸込側流路32の圧力差により、流体の一部が隙間hから侵入して水中軸受26を潤滑して中空部30に流れ、さらに連通孔46,46…を通過して吸込側流路32へ流出される。そして、流体に含まれる異物が隙間hに侵入しようとしても、ポンプ軸22に至る経路の間に、回転する環状回転部材40に接触して外方のポンプ流路34側に放出する力が作用される。この結果、水中軸受26を潤滑する流体には異物が含まれず、しかも隙間hが目詰まりするようなことがない。
【0015】
また、中空部30の圧力が、羽根車24の出口付近のポンプ流路34の流体の圧力よりも高く設定されるので、隙間gを経て中空部30からポンプ流路34へ流体が流出することはあっても、異物が隙間gを介して中空部30に侵入することがない。仮に、流体が隙間gを介して中空部30に侵入するとしても、隙間gを含む経路は断面略L字状であって、侵入しようとする異物が隙間gを形成する環状部46に接触してポンプ流路34側へと排出され、中空部30内に侵入し得ない。しかも、隙間h、gを介して極めて粒径の小さい砂などが中空部30内に侵入したとしても、連通孔46,46…から吸込側流路32に容易かつ迅速に排出される。
【0016】
なお、隙間hは、ポンプ流路34に対して略直交して配設されるので、揚水運転が停止されて羽根車24の回転が停止された状態で、揚水管10内を流体が逆流するようなことがあっても、流れ方向に略直交する隙間hに異物が侵入することがない。同様に、隙間gを含む略L字状の経路の隙間も、その開口端はポンプ流路34に略直交しており、流体の逆流で異物が侵入することがない。
【0017】
したがって、本発明の立軸ポンプの第1実施例では、異物の含まれない十分な量の流体で確実に水中軸受26が潤滑される。しかも、流体を取り込む隙間hが目詰まりするようなこともない。そして、中空部30に隙間gを介してポンプ流路34から流体が侵入しないので、ビニール紐や毛髪が中空部30内に侵入するようなことがなく、ポンプ軸22にからみつくようなこともない。さらに、中空部30に隙間hなどから侵入する可能性のある極めて粒径の小さい砂などは、連通孔46,46…を経て排出され、中空部30に滞溜することがない。
【0018】
次に、本発明の第2実施例を図2ないし図4を参照して説明する。図2は、本発明の立軸ポンプの第2実施例の要部縦断面図である。図3は、図2のポンプ作用部材の拡大部分図である。図4は、図3のポンプ作用部材のA矢視図である。図2ないし図4において、図1と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0019】
図2に示す第2実施例において、図1に示す第1実施例と相違するところは以下の点にある。まず、筒状の保護管50が、その一端を吐出ボウル20の下側の面に固定され、他端を羽根車24のボス52の外周に遊嵌されて、吐出ボウル20と羽根車24の間のポンプ軸22に嵌挿配設される。しかも、羽根車24の上側外周縁の上側の面に、吐出ボウル20の下側外周縁の下側の面に近接させて、環状体にポンプ軸22に対して略放射状に複数の孔が穿設されたポンプ作用部材56が配設固定される。これらの孔は、周方向に長い長孔54,54…に穿設されている。なお、第2実施例では、羽根車24に第1実施例のごとき連通孔46,46…は穿設されていない。
【0020】
かかる構成からなる第2実施例の立軸ポンプにあっては、揚水運転において、羽根車24の回転にともない、ポンプ作用部材56の長孔54,54…の周方向の一方の端部の略放射状の内周面により、長孔54,54…内にある流体が押圧されて遠心力が作用し、ポンプ流路34側に排出される。そこで、中空部30内の圧力が羽根車24の出口付近のポンプ流路34の圧力よりも低くなる。このポンプ作用部材56による圧力差および案内羽根18,18…による圧力差によって、流体が隙間hを介して侵入して水中軸受26を潤滑し、さらに筒状の保護管50と羽根車24のボス52の間を経て中空部30へと流れる。しかも、揚水運転の停止時に、中空部30にビニール紐や毛髪などの異物が侵入しても、筒状の保護管50によりポンプ軸22にからむようなことがない。そして、羽根車24の回転によるポンプ作用部材56のポンプ作用により、異物が長孔54,54…を介してポンプ流路34側へと容易に排出される。
【0021】
なお、ポンプ作用部材56は環状体に略放射状に複数の孔が穿設され、それらの孔が周方向に長い長孔54,54…とされたものに限られず、流体に遠心力を作用させて中空部30からポンプ流路34側へ移動させることができれば良く、ポンプ軸22に対して略放射状の面を有するものであればいかなる構造であっても良い。そこで、第2実施例の環状体に孔を穿設した図3と図4に示す構造のポンプ作用部材56に限らず、図3と図4に示すものとは異なる構造であって、流体に遠心力を作用させるように、羽根車24の上側の面にポンプ軸22に対して略放射状に板状体を配設したものであっても良い。
【0022】
さらに、本発明の第3実施例を図5を参照して説明する。図5は、本発明の立軸ポンプの第3実施例の要部縦断面図である。図5において、図1および図2と同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0023】
図5に示す第3実施例において、図2に示す第2実施例と相違するところは、以下のところにある。まず、羽根車24にはボス52が設けられておらず、上側の面が、中心部が高く外縁部が低い、緩い傾斜の円錐状とされる。そして、外縁部にはポンプ作用部材56が設けられていない。また、一端が吐出ボウル20に固定される筒状の保護管50の他端は、羽根車24の上側の面に近接して配設される。
【0024】
かかる構成からなる第3実施例では、案内羽根18,18…による圧力差で流体が隙間hから侵入して水中軸受26を潤滑し保護管50の下端より中空部30に流出する。そして、この中空部30に流入した砂などは、羽根車24の上側の円錐状の面に沿ってポンプ流路34側に排出される。また、中空部30に流入したビニール紐や毛髪などが保護管50によりポンプ軸22にからむようなこともない。
【0025】
なお、上記実施例では環状回転部材40の下側の円錐状の面に対向して、吐出ボウル20に環状固定部材42が配設固定されるが、この環状固定部材42の上側の円錐状の面を、吐出ボウル20自体に形成して、隙間hを形成させるようにしても良い。さらに、隙間hは、ポンプ軸22に向かって下方に傾斜するものに限られず、経路に適宜な隙間が屈折するような部分が設けられても良い。
【0026】
また、第2および第3実施例で、保護管50はその一端が吐出ボウル20に配設固定されるが、これに限られず、保護管50を吐出ボウル20と一体に形成しても良いことは勿論である。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の立軸ポンプは構成されているので、以下のごとき格別な効果を奏する。
【0028】
請求項1ないし3記載のいずれの立軸ポンプにあって、吐出ボウルの上方の隙間から侵入しようとする異物は、環状回転部材に接触して外方に排出されるので、隙間を経て水中軸受を潤滑する流体には異物は含まれない。しかも、回転する環状回転部材によって、隙間が目詰まりを生ずることがない。したがって、水中軸受を異物の含まれない十分な量の流体で確実に潤滑することができる。さらに、吐出ボウルと羽根車の間のポンプ軸に、吐出ボウルに一端が固定された保護管が遊嵌されるので、吐出ボウルと羽根車の間にビニール紐や毛髪が侵入しても、ポンプ軸にからみつくようなことがない。
【0029】
請求項4記載の立軸ポンプにあっては、隙間が、ポンプ流路の流路方向と略直交して設けられるので、ポンプ流路を流体が逆流する場合であっても、異物が隙間に侵入しにくい。
【0030】
請求項5記載の立軸ポンプにあっては、羽根車に穿設した連通孔により、吐出ボウルと羽根車の間の流体が吸込側流路側に排出され、水中軸受を潤滑する流体が円滑に流れる。しかも、吐出ボウルと羽根車の間に侵入した異物が、連通孔を介して吸込側流路側に容易に排出される。
【0031】
請求項6記載の立軸ポンプにあっては、吐出ボウルの下側外周縁の内周面に小さな隙間で臨んで、羽根車の上側外周縁の上側の面に環状部が設けられ、吐出ボウルと羽根車の間の隙間から異物は侵入しにくい。
【0032】
請求項7記載の立軸ポンプにあっては、羽根車の上側の面が中心部が高い円錐状に形成されるので、吐出ボウルと羽根車の間に侵入した異物が円錐状の面に沿って外周縁側に移動され、さらにポンプ流路側に迅速に排出される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の立軸ポンプの第1実施例の要部縦断面図である。
【図2】 本発明の立軸ポンプの第2実施例の要部縦断面図である。
【図3】 図2のポンプ作用部材の拡大部分図である。
【図4】 図3のポンプ作用部材のA矢視図である。
【図5】 本発明の立軸ポンプの第3実施例の要部縦断面図である。
【図6】 立軸ポンプの従来例の要部縦断面図である。
【符号の説明】
10 揚水管
12 ポンプケーシング
14 吸込ベルマウス
18 案内羽根
20 吐出ボウル
22 ポンプ軸
24 羽根車
26 水中軸受
30 中空部
32 吸込側流路
34 ポンプ流路
40 環状回転部材
42 環状固定部材
44 環状部
46 連通孔
50 保護管
52 ボス
54 長孔
56 ポンプ作用部材
h、g、t 隙間

Claims (7)

  1. ポンプ軸の下側部分を吐出ボウルに設けた水中軸受けで軸支し、前記吐出ボウルから下方に突出する前記ポンプ軸に羽根車を配設し、前記吐出ボウルの外周およびその上方の前記ポンプ軸の外周にポンプ流路を形成する立軸ポンプにおいて、前記吐出ボウルの直上位置の前記ポンプ軸に環状回転部材を嵌挿固定し、前記環状回転部材の下側の面と小さな隙間を設けて対向する面を前記吐出ボウルに設け、前記ポンプ流路を前記隙間を介して前記水中軸受の一端部に連通し、前記水中軸受の他端部を前記吐出ボウルの下方外部に連通するようにし、一端を前記吐出ボウルに固定し他端を前記羽根車に近づけた筒状の保護管を、前記吐出ボウルと前記羽根車の間の前記ポンプ軸に嵌挿配設して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  2. ポンプ軸の下側部分を吐出ボウルに設けた水中軸受けで軸支し、前記吐出ボウルから下方に突出する前記ポンプ軸に羽根車を配設し、前記吐出ボウルの外周およびその上方の前記ポンプ軸の外周にポンプ流路を形成する立軸ポンプにおいて、前記吐出ボウルの直上位置の前記ポンプ軸に環状回転部材を嵌挿固定し、前記環状回転部材の下側の面と小さな隙間を設けて対向する面を前記吐出ボウルに設け、前記ポンプ流路を前記隙間を介して前記水中軸受の一端部に連通し、前記水中軸受の他端部を前記吐出ボウルの下方外部に連通するようにし、一端を前記吐出ボウルに固定し他端部を前記羽根車のボスに遊嵌した筒状の保護管を、前記吐出ボウルと前記羽根車の間の前記ポンプ軸に嵌挿配設して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  3. 請求項1または2記載の立軸ポンプにおいて、前記環状回転部材の下側の面と隙間を設けて対向する面を上側の面に形成した環状固定部材を前記吐出ボウルに配設固定して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  4. 請求項1ないし3記載のいずれかの立軸ポンプにおいて、前記隙間が前記ポンプ流路の流路方向に対して略直交するように構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  5. 請求項1ないし4記載のいずれかの立軸ポンプにおいて、前記羽根車に下方の吸込側流路と前記吐出ボウル側の上方外部を連通する連通孔を穿設して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  6. 請求項5記載の立軸ポンプにおいて、前記吐出ボウルの下側外周縁の内周面に小さな隙間で臨むように、前記羽根車の上側外周縁に環状部を設けて構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
  7. 請求項1記載の立軸ポンプにおいて、前記羽根車の上側の面を中心部が高く外縁部が低い略円錐状に形成して構成したことを特徴とする立軸ポンプ。
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