JP4118580B2 - 配置情報推薦装置、その方法、プログラム - Google Patents

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  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、URL等の配置情報の管理を支援する装置、方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、インターネット・ユーザの多くは、自分が気に入ったサイトや頻繁にアクセスする特定のウェブ・ページのURL(Uniform Resource Locator)を登録し、次回アクセスを容易にさせる機能を利用している。このような機能は、“ブックマーク”あるいは“お気に入り”等と呼ばれている。以下、“ブックマーク”を例にする。
【0003】
ところで、URLは変化が激しく、すぐに陳腐化するという問題がある。例えば、URLの指すWebページが無くなる/移動する(所謂、リンク切れ)が、その代表である。また、URLの指すWebページの内容が古くなり、役に立たなくなるということもある。
【0004】
そして、自分が登録しているWebページの他にも有益なWebページがあるにも係わらず、それを知らない為に登録されていない、ということもブックマークの陳腐化と言える。
【0005】
このような問題に対して、従来、例えば「ブリンク(http://www.blink.co.jp/)では、協調フィルタリングを用いた以下に述べるサービスを提供している。尚、協調フィルタリングとは、ユーザの嗜好情報を記録し、そのユーザと似たようなし嗜好を持つユーザの嗜好情報をもとに、ユーザの嗜好を推測するという既知手法であり、ユーザ毎の嗜好情報が多い方が、またユーザの数が多い方が、正確な推測が可能となることが知られている。
【0006】
上記「ブリンク」では、まず、各ユーザが自己のブックマークをサーバに登録しておく。サーバは、例えば、定期的に、各登録ブックマークを他人の登録ブックマークと比較して、同じURLを持つブックマークの組を捜し出して、この各組毎に差分(一方に登録されているが、他方には登録されていないURL)を抽出することで、個人のブックマークを新鮮に保つことができるサービスを提供している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ブリンクのサービスでは、十分に多くのユーザ(数万人以上)のブックマークを登録/利用できる場合には有効であるが、ユーザ数が少人数(数十人〜数百人程度)である場合には、適用しても、うまく機能しないという問題があった。これは、実験的/経験的に確認されていることである。
【0008】
更に、他のユーザのブックマークとの差分が、役に立つ内容のURLである確率は、必ずしも高いとは言えないという問題があった。
また、ここで、従来より、インターネットやイントラネット上に配置された有用な情報を、階層化されたカテゴリに分類・整理して提供する(以下、文書ディレクトリと呼ぶ)というサービスが実現されている(例えば、Yahoo!、goo,ODP(Open Directory Project)等)。
【0009】
このような文書ディレクトリ・サービス業者においては、文書ディレクトリに登録すべきURLを、インターネット又はイントラネット上から見つけ出し、これを適切なカテゴリに登録する作業を、人手によって行なっているが、URLの数は現在膨大な量となっており、また増えつづけており、ある業者においては数百人もの人数を掛けて上記登録作業を行っているが、作業負担が大きい状態となっている。
【0010】
また、イントラネット等においても、近年、企業などの組織内において多くのWebサーバが運用されるようになり、インターネットにおけるYahoo!等と同様に、組織内向けの文書ディレクトリを構築したいという要求が増えてきている。このような組織内向けの文書ディレクトリの維持/管理は、通常、少人数で行っている場合が多いので、規模は比較的小さくても、やはり作業負担が大きい。
【0011】
この為、上記文書ディレクトリの維持/管理作業を、部分的にでも自動化できるようにすることで、作業負担を軽減し、以って維持/管理コストを低減することが望まれている。
【0012】
文書ディレクトリの自動構造化の技術としては、従来、クラスタリングによる方法が知られている。これは、内容が似た文書は同じ集合に含まれるように集合を作成する手法である。それぞれの集合の代表的なキーワードをカテゴリ名とする。集合の階層構造の作成は、集合間の類似性によって“集合の集合”を上位階層とする方法や、集合に含まれるキーワードの関係を用いる方法が提案されているが、品質の点で人手に及ばない。商用ディレクトリでは、これらの技術は補助的に使うに留まっている。
【0013】
また、本発明の発明者は、既に、“「文書ディレクトリ管理のための自動収集、自動分類の利用-URL自動推薦システム-」、鵜飼孝典、片山佳則、津田宏;5C-01 人工知能学会全国大会(2001年)”を提案している。
【0014】
この既提案手法では、大まかには、インターネットやイントラネットから、ディレクトリに載せるべき優良なURLを自動的に収集する処理と、この優良なURLが指す文書(ホームページ)を、適当なカテゴリに割り当てる処理とより成る。優良なURLを自動的に収集する処理には、コンテンツベース、リンクベース、ログベースのアプローチがあるが、コンテンツベース/リンクベースは、計算コストが掛かる/優良と判断されるURLが特定の内容を指すURLに偏る、などの問題がある為、ログベースのアプローチを採用する。このアプローチにおいて、検索ログから高い頻度で使われるキーワードを取り出して、このキーワードを用いて検索を行い、このキーワードに関連するURLを選び出す手法を提案している。
【0015】
しかしながら、この手法では、未だ十分な正解率が得られず、より高い正解率が得られるようにすることが望まれている(尚、正解率の正解とは、各URLを適切なカテゴリに登録できたことを言う。逆に言えば、不正解とは、ある1つのカテゴリを例にすると、このカテゴリには不適切なURLが推薦された(例えば“車”のカテゴリに“飛行機”に関するコンテンツのURLが推薦された)場合や、本来このカテゴリに推薦されるべきURLが推薦されなかった場合等である)。
【0016】
本発明の課題は、ブックマークだけでなく文書ディレクトリも用いることで、登録ユーザが比較的少数であっても有効な推薦が受けられ、更に推薦されたURLが役立つ可能性を高めることができ、また文書ディレクトリにおける登録作業を軽減させ以って維持/管理コストを低減できる配置情報推薦装置、その方法、プログラム等を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明による請求項1記載の配置情報推薦装置は、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する配置情報推薦候補抽出手段と、前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第1の推薦手段とを有するように構成する。
【0018】
上記請求項1記載の配置情報推薦装置によれば、各ユーザの個人登録配置情報(例えばブックマーク等)を利用して、各カテゴリ毎に関連性が高いカテゴリから配置情報を推薦するので、前記配置情報格納装置の管理者等(例えばYahoo!等のような大規模な文書ディレクトリや、イントラネット上の小規模な文書ディレクトリの管理者)にとっては、配置情報の管理作業(例えば、URL等の追加等)が軽減される。
【0019】
本発明による請求項2記載の配置情報推薦装置は、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する配置情報推薦候補抽出手段と、前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第2の推薦手段とを有するように構成する。
【0020】
上記請求項2記載の配置情報推薦装置によれば、他のユーザの個人登録配置情報(例えばブックマーク等)だけでなく、配置情報格納装置のデータも利用することにより、たとえユーザ数が少なくても有効な配置情報の推薦が受けられるようになる。
【0021】
また、上記請求項1又は請求項2の配置情報推薦装置において、例えば、前記各配置情報毎に該配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納するアクセス数格納手段を更に有し、配置情報推薦候補抽出手段は、前記アクセス数が第2の閾値以下である配置情報は前記推薦すべき配置情報の候補から除外するようにしてもよい。
【0022】
一般に、アクセス数が多い配置情報(URL等)のコンテンツは、優良(役に立つ)なコンテンツである可能性が高い。これより、アクセス数があまり多くない配置情報を、推薦候補から外すようにすることで、役に立つ可能性が低い配置情報が推薦されないようにできる。
【0023】
また、例えば、更に、前記配置情報推薦候補抽出手段は、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に優先順位を付け、前記推薦手段は、優先順位が高い配置情報から順に前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して推薦するように構成してもよい。
【0024】
このようにすることで、より優良な配置情報が優先的に推薦されるようになる。これは、特に、推薦候補が多くて、推薦する数を制限する場合には非常に有効となる。
【0025】
また、例えば、前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整手段を更に備え、前記配置情報推薦候補抽出手段は、該重みを用いて前記優先順位を決定するようにしてもよい。
【0026】
例えば、配置情報の優先順位の決定方法として、その配置情報が登録されているカテゴリの数を用いる方法がある。これは、例えば、多くのユーザがブックマーク等に登録している配置情報は、優良である可能性が高いという考えに基づくものである。一方で、当該配置情報を登録しているユーザ数がたとえ少なくても、当該配置情報が配置情報格納装置に格納されているカテゴリに登録されているものであるならば、優先的に推薦を受けたいと考えるユーザも存在するかもしれない。この場合、上記重みの設定値を大きくすればよい。このように、上記重みを調整することで、各ユーザは自己にとって都合が良い推薦を受けることができる。尚、重みの調整は、上記配置情報格納装置の管理者等が行うこともできる。
【0027】
また、例えば、前記第1の推薦手段又は前記第2の推薦手段は、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して推薦する配置情報の数を、各カテゴリ毎に第3の閾値までとするようにしてもよい。
【0028】
また、本発明は、上記装置としての形態に限らず、方法、またはこれら装置、方法をコンピュータにおいて実現させるプログラムとして構成することもできる。
【0029】
例えば、請求項7記載の配置情報推薦方法は、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出し、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する。
【0030】
また、請求項8記載のプログラムは、コンピュータに、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出して、関連性が高いカテゴリ同士で互いに配置情報を推薦し合えるようにする機能を実現させる。
【0031】
また、請求項9記載のプログラムは、コンピュータに、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して作成された各カテゴリの組とその類似度とに基づいて、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別する機能と、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能とを実現させる。
【0032】
また、請求項10記載のプログラムは、コンピュータに、ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から取得された前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報に基づいて抽出された配置情報の推薦候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能を実現させる。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施の形態による配置情報推薦装置の基本構成ブロック図である。図示の配置情報推薦装置は、配置情報格納部1、個人登録配置情報格納部2、カテゴリ比較部3、配置情報推薦候補抽出部4、第1の推薦部5、第2の推薦部6、アクセス回数記録部7、及び重み調整部8を有する。
【0034】
配置情報格納部1は、ネットワーク9上の配置情報を各カテゴリに分類して格納する(例えば、Yahoo!等である)。
ネットワーク9上の配置情報とは、ネットワーク9上の何処にそのコンテンツが存在するかを示すアドレス情報(例えばURL等)である。
【0035】
個人登録配置情報格納部2は、複数のユーザの各個人登録配置情報を格納する。
個人登録配置情報とは、複数ユーザ各々が上記ネットワーク上の配置情報の一部を独自の(または文書ディレクトリに準じた)カテゴリに分類して登録しているものである(例えば“ブックマーク”、“お気に入り”等;あるいは、例えば“My Yahoo!”のような文書ディレクトリのパーソナライズ版)。
カテゴリ比較部3は、上記配置情報格納部1、個人登録配置情報格納部2から、上記各カテゴリとこのカテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に、各カテゴリの組毎に類似度を算出する。
【0036】
類似度の算出方法は、様々であってよく、詳しくは後述するが、例えば、各カテゴリの組毎に、その2つのカテゴリ同士で共通する配置情報を求め、この共通の配置情報の数を類似度とする。あるいは、2つのカテゴリ各々に含まれる各配置情報が指す実際のコンテンツを取得して、このコンテンツを単語分解し、共通単語の数、または予め設定されるキーワードと一致する単語数を、類似度とする。または、上記アクセス回数記録部7に記録されているアクセス回数を用いて類似度を算出してもよい。詳しくは、後述する。
【0037】
配置情報推薦候補抽出部4は、上記カテゴリ比較部3による処理結果を受けて、まず、上記類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別する。そして、選別した各カテゴリの組毎に、互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する。
【0038】
この配置情報の推薦候補の抽出方法も、様々な方法があるが、例えば、各カテゴリの組毎に、その2つのカテゴリ同士で配置情報の差分を求め、この差分の配置情報を推薦候補とする。更に、上記アクセス回数記録部7に記録されているアクセス回数を用いて、アクセス数が少ない配置情報は、推薦候補とはしないようにしてもよい。その他、様々な抽出方法があり、詳しくは後述する。
【0039】
第1の推薦部5は、上記選別された各カテゴリの組毎に、上記配置情報推薦候補抽出部4により抽出された配置情報の推薦候補に基づいて、上記配置情報格納部1に対して配置情報を推薦する。
【0040】
また、第2の推薦部6は、上記選別された各カテゴリの組毎に、配置情報推薦候補抽出部4により抽出された配置情報の推薦候補に基づいて、個人登録配置情報格納部2に配置情報を推薦する。
【0041】
アクセス数格納部7は、上記各配置情報毎に、その配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納/更新する。このアクセス数は、上記の通り、カテゴリ比較部3や配置情報推薦候補抽出部4の処理で用いられる場合がある。
【0042】
重み調整部8は、配置情報格納部1に格納されているカテゴリに対する重みを、ユーザまたはディレクトリ管理者などに設定させ、設定値を保持する。この重みを調整することで、例えばあるユーザに対して、配置情報推薦候補抽出部4が、他のユーザのブックマーク等に登録されていたURL1と、配置情報格納部1に登録されていたURL2とを推薦候補とした場合、例えばURL2のほうが優先的に推薦されるようにできる。詳しくは、後述する。
【0043】
尚、以下の説明では、上記ネットワーク上の配置情報の一例として、URLを用いるが、これに限るわけではない。また、以下の説明では、上記個人登録配置情報の一例としてブックマークを例にするが、これに限るわけではない。
【0044】
図2は、本例によるURL推薦システムの基本構成を示すシステム構成図である。
また、本例によるURL推薦システムは、例えば図3に示すように、図2に示す基本構成において更にアクセス回数記録装置を加えた構成としてもよい。
【0045】
また、本例によるURL推薦システムは、例えば図4に示すように、図2に示す基本構成において更に重み調整装置を加えた構成としてもよい。
なお、図2〜図4に示す各構成中、ユーザ端末20を除く全ての装置の実装形態は、様々であってもよい。例えば、全て1つのサーバ(コンピュータ)に実装されてもよいし、各々独立したコンピュータ装置として相互に専用線等により接続された形態であってもよいし、その他どのような形態であってもよい。
【0046】
まず、図2に示す基本構成について説明する。
図2において、文書ディレクトリ格納装置11は、既存の構成である。また、各ユーザ端末20は、各ユーザが使用する情報処理装置(パーソナルコンピュータ等)である。
【0047】
当該URL推薦システムは、インターネット環境におけるシステムであってもよいし、社内システム等のイントラネット環境におけるシステムであってもよい。
【0048】
インターネット環境におけるシステムである場合には、文書ディレクトリ格納装置11は、例えばYahoo!等のような大規模な文書ディレクトリを用意して検索サービス等を提供するサイトにおける上記文書ディレクトリのデータベース装置であり、上記のように大人数のディレクトリ管理者が、文書ディレクトリの階層構造の管理(追加/削除等)、各カテゴリに登録するURLの管理(追加/削除/移動等)を行っている。また、ネットワーク30は公衆回線網/インターネット等である。
【0049】
イントラネット環境におけるシステムである場合には、文書ディレクトリ格納装置11は、例えば社内における小規模な文書ディレクトリ管理を行う装置であり、上記のように比較的少人数で文書ディレクトリの階層構造の管理(追加/削除等)、各カテゴリに登録するURLの管理(追加/削除/移動等)を行っている。また、ネットワーク30は社内LAN等である
ブックマーク格納装置12は、例えば上記「ブリンク」等のように、登録を希望したユーザ(以下、登録ユーザと呼ぶ)のユーザ端末20におけるブックマーク情報を登録させて何らかのサービスを提供するサイトにおける当該ブックマーク情報を格納するデータベース装置である。
【0050】
このような構成において、本例によるURL推薦システムでは、カテゴリ比較装置13、URL推薦候補抽出装置14、URL推薦装置(ディレクトリへのURL推薦装置15、ブックマークへのURL推薦装置16)を設けている。
【0051】
カテゴリ比較装置13は、文書ディレクトリ格納装置11で管理している文書ディレクトリの各カテゴリと、ブックマーク格納装置12で管理している各登録ユーザのブックマークの各カテゴリに関する情報を取得して、これら全てのカテゴリについて総当りでカテゴリの組を作成し、各カテゴリの組毎に類似度を算出する。
【0052】
URL推薦候補抽出装置14は、カテゴリ比較装置13による処理結果を用いて、まず、全てのカテゴリの組の中で、互いの関連性が高いと思われるカテゴリの組を選別する。つまり、上記類似度が所定の閾値以上であるカテゴリの組を選別する。次に、選別したカテゴリの組について、各カテゴリの組毎に、互いに推薦すべきURLの候補を抽出する。
【0053】
ディレクトリへのURL推薦装置15/ブックマークへのURL推薦装置16は、URL推薦候補抽出装置14の処理結果を受けて、各々、文書ディレクトリ格納装置11/ブックマーク格納装置12に格納されている各カテゴリに、URL推薦候補抽出装置14により抽出されたURL推薦候補に基づいて、各カテゴリに追加すべきURLを推薦する。その際、URL推薦候補抽出装置14により抽出された全てのURL推薦候補を推薦してもよいし、その一部を推薦するようにしてもよい。更に、詳しくは後述するように、URL推薦候補抽出装置14が、上記URL推薦候補に優先順位を付けることで、より優良なURL(“優良URL”とは、有効な/役立つ可能性が高いコンテンツを指すURL)が優先的に推薦されるように構成してもよい。
【0054】
次に、図3を参照して説明する。
図3に示すURL推薦システムは、上述してあるように、図2に示す基本構成において更にアクセス回数記録装置45を加えた構成となっている。カテゴリ比較装置、URL推薦候補抽出装置は、後述するように様々な処理例が存在し、何れの処理例を採用してもよいが、その中にアクセス回数(利用回数)を用いる処理例が存在する。図3は、このような処理例に対応する構成を示すものである。
【0055】
アクセス回数記録装置45は、文書ディレクトリ格納装置11、ブックマーク格納装置12から、随時、各々で格納/管理している各カテゴリに登録されている各URLのアクセス回数を取得して、これを格納(更新)する。
【0056】
ここで、文書ディレクトリ格納装置11で格納/管理している各カテゴリに登録されている各URLのアクセス回数とは、そのURLが指すホームページへのアクセス数であり、通常、数千〜数百万回程度のオーダーとなっている。
【0057】
一方、ブックマーク格納装置12で格納/管理している各カテゴリに登録されている各URLのアクセス回数とは、各ユーザがそのURLが指すホームページを利用した回数であり、通常、数回〜数百回程度のオーダーとなっている。
【0058】
このように、ある1つのURLに対しても、それぞれ違ったアクセス数が格納されることになり、また時間が経過すれば各アクセス数は変化するので、随時、最新のアクセス数を取得して、更新する必要がある。
【0059】
カテゴリ比較装置41、URL推薦候補抽出装置42は、各々、アクセス回数記録装置45から、各カテゴリ毎の各URLのアクセス回数データを取得して、このアクセス回数を用いた処理を行う。詳しい処理例は、後に説明するが、特にURL推薦候補抽出装置42においては、アクセス数が比較的小さいURLは推薦候補とはしないようにすることで、より優良なURLのみを推薦候補とすることが可能となる。
【0060】
尚、図3は、カテゴリ比較装置41、URL推薦候補抽出装置42の両方が、必ず、アクセス回数を利用した処理を行うということを意味しているのではない。両方とも行ってもよいが、何れか一方のみが行うようにしてもよい。
【0061】
次に、図4を参照して説明する。
図4に示すURL推薦システムは、上述してあるように、図2に示す基本構成において更に重み調整装置56を加えた構成となっている。尚、図4には、アクセス回数記録装置55が示してあるが、これはあっても無くてもよい。すなわち、アクセス回数記録装置55は、重み調整装置56の機能に直接関係するわけではなく、単にカテゴリ比較装置51またはURL推薦候補抽出装置52が、アクセス回数を利用した処理を行う場合に対応した構成を示しているだけである。
【0062】
重み調整装置56は、ディレクトリ管理者またはユーザにディレクトリの重みを設定させて、これを記録する。ユーザは、自己のユーザ端末20から、ネットワーク30を介して、重み調整装置56にアクセスして、所望の重みを設定する。
【0063】
このディレクトリの重みは、詳しくは後述するが、URL推薦候補抽出装置52が、抽出したURL推薦候補に優先順位を与える場合の重み付けに用いられ、重みが大きいほど、文書ディレクトリからのURLが優先的に推薦されるようになる。つまり、例えば、あるユーザのブックマークに対して推薦するURLとして、他の複数のユーザのブックマークに存在するURL1と、文書ディレクトリに存在するURL2とがあった場合、ディレクトリの重みが大きいと、URL2のほうが優先的に当該ユーザのブックマークに追加されることになる。例えば、ユーザが、「他のユーザのブックマークからの推薦よりも、文書ディレクトリからの推薦のほうが信頼性が高い(役に立つURLが多い)」等と考えた場合には、ディレクトリの重みを大きくすればよい。このように、ユーザは、重みを設定することで、自己に都合が良い推薦を受けることが可能となる。
【0064】
以下、カテゴリ比較装置、URL推薦候補抽出装置、ブックマークへのURL推薦装置、ディレクトリへのURL推薦装置について、各々、詳細に説明していく。尚、上述してあるように、例えば、図3において、カテゴリ比較装置41、URL推薦候補抽出装置42は、必ずしもアクセス回数を用いた処理を行うとは限らない。図4においても同様である。よって、例えば、カテゴリ比較装置は、図2〜図4において、各々、カテゴリ比較装置13、41、51と区別しているが、以下の説明ではこれらを区別することなく、代表してカテゴリ比較装置51と記すものとする。他の装置についても同様に、代表して、URL推薦候補抽出装置52、ディレクトリへのURL推薦装置53、ブックマークへのURL推薦装置54と記すものとする。
【0065】
以下、まず、カテゴリ比較装置51における処理例について説明する。
図5、図9〜図11は、カテゴリ比較装置51により実行される処理例(その1〜その4)を説明する為のフローチャート図である。
【0066】
まず、図5を参照して、カテゴリ比較装置51により実行される処理例(その1)について説明する。
図5に示す処理は、各登録ユーザのブックマークのカテゴリ、文書ディレクトリのカテゴリの全ての組み合わせについて総当りで実行する。
【0067】
まず、ブックマークまたは文書ディレクトリの任意のカテゴリを1つ選び(ステップS11)、このカテゴリ内に存在する全てのURL(URL(A)と表現する)を得る(ステップS12)。次に、ブックマークまたは文書ディレクトリの任意のカテゴリ(但し、ステップS11で選択したものは除く)を1つ選び(ステップS13)、このカテゴリ内に存在する全てのURL(URL(B)と表現する)を得る(ステップS14)。
【0068】
そして、URL(A)とURL(B)を比較し、両方に存在する(共通する)URLの数を求め、これをこのカテゴリの組の類似度として記憶しておくステップS15)。
【0069】
上述した処理を、一例を用いて説明する。尚、以下の説明では、説明を簡単にする為に、単純な例を用いている。
まず、例えば、文書ディレクトリの構造が、図6のようなラティス構造になっているものとする。図6において、A〜Hは、各カテゴリを表すものとする。また、特に図示しないが、各ブックマークのカテゴリも、何らかの階層構造を有しているものとする。
【0070】
但し、本例による処理では、構造がどの様になっていても関係なく、更にカテゴリ名が似ている/似ていない等ということも関係なく、各カテゴリに登録されているURLの共通/差分等を以って処理を行う。
【0071】
各カテゴリ内に登録されているURLは、カテゴリ名とURLの対で表現する。
例えば、上記文書ディレクトリにおけるカテゴリに関しては、図7(a)に示すように表現する。図示の例では、例えばカテゴリCには、URL1、URL2、URL3が含まれている。
【0072】
また、各登録ユーザのブックマークにおけるカテゴリに関しては、図7(b)に示すように表現する。ここでは、例えばユーザaのブックマークにおける各カテゴリは、a1、a2、・・・、ユーザbはb1、b2、・・・等と表現するものとする。図示の例では、例えばユーザaのブックマークにおけるカテゴリa1には、URL1、URL3、URL10が含まれている。
【0073】
上記ステップS11〜S15の処理では、これら各カテゴリを総当りで比較していき、例えば図7(c)に示すテーブル60を作成する。テーブル60には、カテゴリ名61とカテゴリ名62で示すカテゴリの組に対応付けて、類似度63が格納される。
【0074】
この例では、例えばカテゴリCとカテゴリa1の組み合わせに関しては、両者に共通するURLは、URL1とURL3であるので、類似度は‘2’となる。上記各カテゴリの組毎に類似度を求める処理について、具体的な手法の一例を図8に示す。
【0075】
カテゴリ比較装置51は、文書ディレクトリ格納装置11、ブックマーク格納装置12から取得した各カテゴリに関するデータに基づいて、まず、図8に示すテーブル70を作成する。
【0076】
これは、まず、文書ディレクトリ格納装置11、ブックマーク格納装置12から取得した各カテゴリに関するデータに基づいて、テーブル70の図上横方向に、これらカテゴリに含まれる全URL(URL1,URL2,URL3、・・・URLn)を並べる。つまり、URL1〜URLnは、各々、テーブル70に示すカテゴリのどれかには含まれていたものである(少なくとも1つ以上のカテゴリに含まれていたものである)。また、テーブル70の図上縦方向には、上記取得した全カテゴリ(a1、a2、・・・E、F、・・・)を並べる。これは、文書ディレクトリのカテゴリとブックマークのカテゴリとを特に区別することなく並べる。
【0077】
また、テーブル70では、各カテゴリ毎に、各URLがそのカテゴリに含まれているか否かを、1ビット(フラグ)で示す。含まれている場合にはフラグ=1、含まれていない場合にはフラグ=0とする(尚、初期状態では全てフラグ=0としている)。これより、次に、上記取得した各カテゴリに関するデータを参照して、各カテゴリ毎に、そのカテゴリに含まれているURLに対してはフラグをセットする(1にする)。図7に示す例では、カテゴリa1にはURL1,URL3、URL10が含まれているので、図8に示す通りフラグをセットする。これを、全てのカテゴリについて行う。
【0078】
そして、全てのカテゴリについて総当りのカテゴリの組を作り、全てのカテゴリの組について、各々、上記フラグ・データを比較して、両方ともフラグ=1であるURLの数をカウントする。
【0079】
尚、URLnのnの値は、数千〜数十万のオーダーになるかもしれないが、本手法によれば1ビットで表わされるデータ群を比較するだけなので、たとえ数十万のオーダーであっても、処理時間はそれほど掛からないで済む。
【0080】
次に、図9を参照して、カテゴリ比較装置51により処理例(その2)について説明する。
図9に示す処理は、各登録ユーザのブックマークのカテゴリ、文書ディレクトリのカテゴリの全ての組み合わせについて総当りで実行する。
【0081】
図9において、ステップS21、S22、S23、S24の処理は、図5のステップS11、S12、S13、S14の処理と同じであるので、説明は省略する。
【0082】
当該処理例(その2)では、ステップS21、S22、S23、S24の処理により得た、各カテゴリに含まれるURL群(処理例(その1)と同様、URL(A)、URL(B)で表現する)について、ステップS25の処理を実行することで求めた共通単語の数を、類似度とする。
【0083】
ステップS25の処理は、まず、URL(A)の各URLが指すホームページ等のコンテンツを取得し、各コンテンツを、例えば既存の形態素解析・構文解析ソフトウェア(例えば「Breakfast」;富士通研究所等)を用いて、単語レベル(但し、助詞、助動詞は除く)に分解する。URL(B)についても、同様に、各コンテンツを単語に分解する(同じ単語が複数ある場合は、1つにまとめておく)。
【0084】
次に、URL(A)に関して得た上記単語群と、URL(B)に関して得た上記単語群とを比較して、両者に共通する単語を抽出し、この共通単語の数を記録する。当該処理例(その2)では、この共通単語の数を、類似度とする。
【0085】
次に、図10を参照して、カテゴリ比較装置51により処理例(その3)について説明する。
図10に示す処理は、各登録ユーザのブックマークのカテゴリ、文書ディレクトリのカテゴリの全ての組み合わせについて総当りで実行する。
【0086】
図10に示す処理例(その3)では、まず、ブックマークまたは文書ディレクトリの任意のカテゴリを1つ選び(ステップS31)、このカテゴリ内に存在する全てのURL(URL(A)と表現する)を得る(ステップS32)。次に、ブックマークまたは文書ディレクトリの任意のカテゴリ(但し、ステップS31で選択したものは除く)を1つ選び(ステップS33)、このカテゴリ内に関して予め登録されているキーワード(キーワード(B)と表現する)を得る(ステップS34)。
【0087】
すなわち、本処理では、予め各登録ユーザに、自己のブックマークの各カテゴリ毎に、そのカテゴリに関係する任意のキーワードを登録させておく。また、文書ディレクトリの各カテゴリに関しても、ディレクトリ管理者等にキーワードを登録させておく(キーワードは1又は複数)。上記ステップS34の処理では、このキーワードを取り出す。
【0088】
また、ステップS32で得たURL(A)に関しては、上記ステップS25と同様、そのコンテンツを単語に分解する(同じ単語が複数ある場合は1つにまとめる)。そして、これら単語の中で、上記キーワードと一致する単語の数をカウントし、この単語数を記録する。当該処理例(その3)では、このように、キーワードと一致する単語の数を、類似度とする。
【0089】
次に、図11を参照して、カテゴリ比較装置51により処理例(その4)について説明する。
図11に示す処理は、各登録ユーザのブックマークのカテゴリ、文書ディレクトリのカテゴリの全ての組み合わせについて総当りで実行する。
【0090】
図11において、ステップS41、S42、S43、S44の処理は、図5のステップS11、S12、S13、S14の処理と同じであるので、説明は省略する。
【0091】
当該処理例(その4)では、ステップS41、S42、S43、S44の処理により得た、各カテゴリに含まれるURL群(URL(A)、URL(B))について、ステップS45の処理を実行することで求めた「ベクトルの内積/距離」を、類似度とする。
【0092】
ステップS45の処理は、URL(A)の各URLの利用回数、URL(B)の各URLの利用回数を取得して、それぞれをベクトルとして内積/距離を計算し、この計算結果を類似度として記録しておくものである。
【0093】
例えば、URL(A)は文書ディレクトリ、URL(B)はブックマークのカテゴリに含まれるURLであるものとする。また、ここでは、URLをu1、u2、・・・等と記すものとし、URL(A)=(u1,u2,u3)、URL(B)=(u1,u2,u4)であったものとする。そして、URL(A)の各URLの利用回数を(du1,du2,du3)とし、URL(B)の各URLの利用回数を(uu1,uu2,uu4)とすると、それぞれをベクトルとして内積/距離を計算すると、
【0094】
【数1】
Figure 0004118580
【0095】
となる。
尚、du1,du2,du3、すなわち、文書ディレクトリの場合の利用回数とは、各URLへのアクセス回数を意味しており、通常、数千〜数十万のオーダーであるので、ユーザの利用回数とは桁が違うが、上記のようにベクトルとして内積/距離を計算するので(つまり2つのベクトル同士の成す角度のcosθを求める)、何ら問題はない。
【0096】
次に、URL推薦候補抽出装置52における処理例について説明する。
図12、図14、図15、図17は、各々、URL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その1〜その4)を説明する為のフローチャート図である。
【0097】
まず、図12を参照して、URL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その1)について説明する。
URL推薦候補抽出装置52は、まず、予め設定/登録されている“類似度の閾値r”を取得する(ステップS51)。この“類似度の閾値r”は、カテゴリ比較装置51が何を類似度としているかによって、それに応じた値が用いられる。例えば、カテゴリ比較装置51が、上記処理例(その1)のように、両方のカテゴリに共通するURLの数を類似度としている場合には、これに応じた値の閾値rが設定されている。
【0098】
次に、カテゴリ比較装置51からデータを得る(ステップS52)。すなわち、上記図5、図9〜図11の何れかの処理結果として蓄積されている、各カテゴリの組の類似度のデータを得る。
【0099】
そして、全てのカテゴリの組について、類似度と閾値rとを比較して、「類似度>閾値」である(ステップS54、YES)カテゴリの組を選別して蓄積しておく。その際、このカテゴリの組におけるURLの差分を抽出して、推薦すべきURLの候補として記録しておく(ステップS55)。
【0100】
上記処理を、図13(a)〜(d)に示す具体例を参照して説明する。
図13(a)の図上左側には、文書ディレクトリの各カテゴリに含まれるURLを示す。尚、同図右側には、各URLの利用回数(アクセス数)を示すが、これは図12の処理では関係なく、図14の処理で用いるので、ここでは説明しない。
【0101】
図13(b)の図上左側には、任意のユーザaのブックマークの各カテゴリに含まれるURLを示す。尚、同図右側には、各URLの利用回数を示すが、上記と同様、ここでは説明しない。
【0102】
図13(c)は、上記図13(a),(b)に示す例において、カテゴリ比較装置51により実行された処理(ここでは、処理(その1)を例にする)の結果をテーブル形式で示す図である。このテーブル80は、上記テーブル60と同様、カテゴリ81、カテゴリ82、類似度83の各データ項目より成り、図示の通り、各カテゴリの組毎に、共通するURLの数が、類似度83に格納されている。
【0103】
そして、上記ステップS52の処理により、カテゴリ比較装置51から図13(c)に示すテーブルが読み出される。そして、各カテゴリの組毎に、ステップS53〜S55の処理により、類似度を閾値r(ここではr=1とする)と比較し、類似度>閾値rである各カテゴリの組を求め、更に求めたカテゴリの組毎に、URLの差分を抽出した結果を、図13(d)に示すテーブル90に蓄積していく。
【0104】
図13(d)に示すテーブル90は、各カテゴリの組を示すカテゴリ名91、92と、このカテゴリの組における差分のURL93より成る。
この例では、類似度>閾値r(r=1)であるカテゴリの組は、カテゴリCとa1の組、カテゴリHとa3の組であるので、これらが図13(d)に示すテーブル90に格納される。また、カテゴリCとa1の組における差分のURLはURL9、カテゴリHとa3の組における差分のURLはURL8とURL10となるので、各々、テーブル90の差分のURL93に格納される。これらが、各カテゴリの組毎に、互いに推薦すべきURLの候補となる。なお、図では、差分のURL93を混在して示しているが、実際には、ブックマークのカテゴリに存在していた差分のURLと、文書ディレクトリのカテゴリに存在していた差分のURLとに区別して格納したほうがよい。
【0105】
図12に示すURL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その1)では、類似度>閾値rの判定により、互いに関連性が高いと推測されるカテゴリの組を抽出しているが、差分のURLを推薦候補するだけでなく、より優良なURLを推薦できるようにすることが要望される。
【0106】
以下に説明するURL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その2)〜(その4)は、優良なURLを推薦できる可能性を、より高めることができる手法を提案するものである。
【0107】
以下、図14を参照して、URL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その2)について説明する。
図14に示す処理の中で、ステップS61、ステップS63〜S66の処理は、図12に示すステップS51〜S55の処理と同様であるので、説明は省略する。
【0108】
本処理では、ステップS62の処理において、予め設定/登録されている“利用回数の閾値s,t”を得る。ここで、2つの閾値を用いるのは、例えばあるURLのホームページに関する利用回数は、通常、ユーザ側と文書ディレクトリ側とでは桁が違うからである。つまり、ユーザが上記URLを利用する回数という意味での利用回数は、数回〜数百回程度のオーダーであるのに対して、上記URLのホームページに対するアクセス数という意味での利用回数は、数千〜数百万というオーダーであり、桁が違うので、閾値も別々に設定する。ここでは、ユーザの利用回数に対する閾値を閾値sとする(当然、文書ディレクトリ側に関しては、閾値tとなる)。
【0109】
そして、ステップS66の処理により抽出した差分のURLのうち、閾値s又はtを越えるURLのみを、推薦するURLの候補として残すようにする(ステップS67)ことが、本処理の特徴である。
【0110】
上記図14に示す処理について、再び、図13を参照して説明する。
上記の通り、図13(a),(b)の図上右側には、各URLの利用回数が示してある。また、閾値s=3、閾値t=3,000とする。また、ステップS66の処理の段階では、図13(d)に示すURLが得られていると見なせる。
【0111】
この例において、ステップS67の処理を実行すると、まず、カテゴリCとa1の組に関して、URL9は文書ディレクトリ側にあるURLであるので、その利用回数は7,000であり、これを閾値tと比較すると、利用回数>閾値tとなるので、URL9はブックマークに推薦するURLの候補として残る。
【0112】
一方、カテゴリHとa3の組に関しては、まず、URL8は、文書ディレクトリ側にあるURLであるので、その利用回数は2,000であり、これを閾値tと比較すると、利用回数は閾値tを越えないので、URL8はブックマークに推薦するURLの候補から除外される。また、URL10は、ユーザ側(ブックマークに登録されている)URLであるので、その利用回数は2であり、これを閾値sと比較すると、利用回数は閾値sを越えないので、URL10はブックマークに推薦するURLの候補から除外される。このように、この簡単な例では、カテゴリHとa3の組に関しては、推薦候補となるURLが無くなってしまうが、実際には差分のURLはもっと多くなると考えられるので(特に文書ディレクトリ側からユーザ側に推薦すべきURLの数は非常に多くなると考えられる)、むしろ推薦するURLの数を絞ることに役立つ。しかも、単に数を減らすだけでなく、優良なURLは残るようにすることが可能となる。
【0113】
以下、図15を参照して、URL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その3)について説明する。
図15に示す処理の中で、ステップS71〜S76の処理は、図12に示すステップS51〜S55の処理と同様であるので(ステップS75、S76の処理は、ステップS55の処理を単に2つに分けて示しているだけである)、説明は省略する。
【0114】
そして、各カテゴリの組毎に、ステップS76の処理により抽出した差分のURLの各々について、全てのカテゴリの中でこの差分のURLを含むカテゴリが幾つあるのかをカウントして、このカウント値を記憶しておく(ステップS77)。
【0115】
ステップS72〜S77の処理を繰り返し実行していき、全てのカテゴリの組について処理を実行したら(ステップS78,YES)、ステップS75〜S77の処理により蓄積してあるデータ、すなわち類似度>閾値の条件を満たすカテゴリの組と、その差分のURL及びカウント値のデータを用いて、ステップS79の処理を実行する。
【0116】
ステップS79の処理は、上記各カテゴリの組毎に、差分のURLを、そのカウント値が大きい順にソートする処理である。これにより、後に説明するブックマークへのURL推薦装置54または文書ディレクトリへのURL推薦装置53の処理において、推薦するURLの数を制限する場合において、カウント値が大きいURLほど優先的に推薦されることになる。ここで、カウント値がより大きいURLとは、上記の通り、より多くのカテゴリで利用されているURLであるので、より優良なURLである可能性が高いことになる。
【0117】
ここで、上記ステップS77の処理の具体的な手法について、図16を参照して説明する。まず、前提として、当該処理例(その3)及び後述する処理例(その4)では、カテゴリ比較装置51から、例えば図8で説明したテーブル70も取得している。
【0118】
図16には、このように取得したテーブルを示す。尚、図示のテーブル100は、本説明を分かり易くする為に図8のテーブル70のデータの内容を変えて示しているだけである。
【0119】
まず、上記ステップS74の処理で類似度>閾値rを満たすカテゴリの組として、カテゴリa1とCの組が得られた場合、ステップS76の処理で得られる差分のURLは、図16に示す例ではURL2とURL4となる。上記ステップS77の処理は、このURL2、URL4各々について、全てのカテゴリの中でこれらURLが存在するカテゴリが各々幾つ存在するかを求める(図上、点線の囲みで示すイメージ)。この数が多いほうが、より多くのユーザに利用されていることになるので、優良なURLである可能性が高いと推測できる。これより、後の処理において、URL4が優先的にカテゴリa1に追加されることになる。
【0120】
次に、以下、図17を参照して、URL推薦候補抽出装置52により実行される処理例(その4)について説明する。
この処理例(その4)は、基本的な処理の流れは上記処理例(その3)と略同様であるが、単純にカウント値を求めるのではなく、重み付けを行う点で異なる。
【0121】
すなわち、図17に示す処理では、まず、類似度の閾値rを取得すると共に、文書ディレクトリの重みgを取得する(ステップS81)。その後、ステップS82〜S86の処理は、上記ステップS72〜S76の処理と同じである。
【0122】
本処理では、ステップS77の処理に代えて、ステップS87〜S89の処理を実行する。まず、ステップS77の処理では、他の全てのカテゴリの中で各差分のURLを含むカテゴリが幾つあるのかをカウントしていたが、本処理ではこれをブックマークのカテゴリと文書ディレクトリのカテゴリとで分けて行う。
【0123】
すなわち、ステップS86の処理により得られた各差分のURL毎に、他の全てのブックマークのカテゴリの中で、この差分のURLを含むカテゴリが幾つあるのかをカウントし、このカウント値(c1)を記録する(ステップS87)。
【0124】
また、ステップS86の処理により得られた各差分のURL毎に、他の全ての文書ディレクトリのカテゴリの中で、この差分のURLを含むカテゴリが幾つあるのかをカウントし、このカウント値(c2)を記録する(ステップS88)。
【0125】
そして、カウント値(c2)に対して重み付けを行ったうえで、トータルのカウント値を求める。すなわち、「c1+(c2×g)」を算出し、これを記憶する(ステップS89)。
【0126】
文書ディレクトリの重みgは、例えば予め設定されている任意の整数であり、各ユーザが設定してもよいし、文書ディレクトリ側の管理者などが設定してもよい。文書ディレクトリの重みgをユーザが設定することによって、他のユーザからの推薦を受けるようにするか、文書ディレクトリからの推薦を優先的に受けるようにするかを、加減することができるようになる。例えばあるカテゴリの組についてステップS86で得られた差分のURLがURL1とURL2であったとし、URL1についてはc1=2、c2=1であり、URL2についてはc1=5、c2=0であったとする。この例では、上記処理例(その3)の場合、カウント値がそれぞれ3、5であり、URL2の優先度が高くなるが(ステップS79でソートされると、より上位になる)、本処理において例えばあるユーザが文書ディレクトリの重みg=10に設定していた場合には、「c1+(c2×g)」はそれぞれ12、5となり、URL1のほうが優先度が高くなる。つまり、文書ディレクトリのカテゴリに含まれているURL(この例ではURL1)のほうを、優先的に推薦することができる。換言すれば、この場合、上記ユーザは、他のユーザのブックマークよりも文書ディレクトリのほうを信頼する、と考えている。
【0127】
また、文書ディレクトリ側の管理者等が、文書ディレクトリの重みgを設定するようにした場合、例えば重みgの設定値を大きくすると、上記の通り文書ディレクトリ側から推薦されるURLが優先されるので、積極的に、文書ディレクトリに登録したURLを各ユーザに知ってもらいたい(ブックマークに登録させたい)等と思う場合には、重みgの設定値を大きくすればよい。
【0128】
また、ユーザが設定する場合でも、文書ディレクトリ側の管理者等が設定する場合でも、重みgの設定値を非常に大きくすれば、文書ディレクトリのパーソナライズ版を容易に提供できる(または提供を受けることができる)。文書ディレクトリのパーソナライズ版とは、例えば「My Yahoo!」等が知られている。
【0129】
つまり、本発明は、例えば「My Yahoo!」等の文書ディレクトリのパーソナライズ版の内容を自動更新することにも利用できる。
尚、この場合、各ユーザのブックマークのカテゴリだけでなく、例えば各ユーザの「My Yahoo!」等のカテゴリも用いて、上述したカテゴリ比較、URL推薦等の処理を行うようにしてもよい。
【0130】
上記ステップS82〜S89の処理を、各カテゴリの組に関して繰り返し実行していき、全てのカテゴリの組について処理を実行し終えたら(ステップS90,YES)、ステップS85〜S89の処理により蓄積してあるデータ、すなわち類似度>閾値の条件を満たすカテゴリの組と、その差分のURLとその「c1+(c2×g)」のデータを用いて、ステップS91の処理を実行する。
【0131】
ステップS91の処理は、上記各カテゴリの組毎に、差分のURLを、その「c1+(c2×g)」の値が大きい順にソートする処理である。
次に、以下、ブックマークへのURL推薦装置54、ディレクトリへのURL推薦装置53における処理例について説明する。
【0132】
ブックマークへのURL推薦装置54、ディレクトリへのURL推薦装置53は、各々、URL推薦候補抽出装置52により抽出されたURL推薦候補に基づいて、各ブックマークまたは文書ディレクトリの各カテゴリに新たに追加すべきURLを推薦する装置である。
【0133】
ブックマークへのURL推薦装置54、ディレクトリへのURL推薦装置53は、例えば、各々、URL推薦候補抽出装置52により抽出されたURL推薦候補を、そのまま、各ブックマークまたは文書ディレクトリの各カテゴリへ推薦してもよい(特に、URL推薦候補抽出装置52が上記処理例(その1)、(その2)を実行するものである場合)。
【0134】
一方、特に、文書ディレクトリのカテゴリにあるURLを、ブックマーク側に推薦する場合、その数が非常に多数になる場合もあり、これをそのまま推薦すると、かえってユーザに余計な負担を掛けることに成りかねない。また、ブックマークのカテゴリにあるURLを、文書ディレクトリ側に推薦する場合や、ブックマーク同士で推薦し合う場合にも、推薦するURLが無駄に数が多い(あまり優良ではないURLも含まれる)場合が考えられる。
【0135】
このような状況を考慮して、ブックマークへのURL推薦装置54、ディレクトリへのURL推薦装置53は、各々、図18、図19に示す処理を実行することにより、推薦するURLの数を制限するようにしてもよい。図18、図19に示す処理は、URL推薦候補抽出装置52が上記処理例(その1)〜(その4)の何れを実行する場合でも有効であるが、特にURL推薦候補抽出装置52が上記処理例(その3)または(その4)を実行する場合には、図18、図19のステップS102又はS112において、上記ステップS79又はS91の処理によりソートされた推薦候補のURLを、上位から順番に推薦していくことで、より優良と思われるURLを優先的に推薦することができる。また、これは、URL推薦候補抽出装置52の上記処理例(その2)の変形例にも適用できる。この変形例は、上記ステップS67の処理後、更に、抽出した推薦候補のURLを、利用回数が多い順にソートする処理を加えるものである。
【0136】
以下、図18、図19を参照して、ブックマークへのURL推薦装置54、ディレクトリへのURL推薦装置53各々の処理例について説明する。
図18は、ディレクトリへのURL推薦装置53により実行される処理を説明する為のフローチャート図である。
【0137】
同図において、まず、予め設定/登録されている「ディレクトリに登録するURLの最大数(Max)」を取得する(ステップS101)。次に、URL推薦候補抽出装置52により抽出された推薦候補のURL群の中から、文書ディレクトリ格納装置11側にURLを1つ推薦する毎に(ステップS102)、推薦したURLの数(c)を更新(+1インクリメント)する(ステップS103)。そして、更新後の“推薦したURLの数(c)”が最大数(Max)を越えるまで(ステップS104、NO)、ステップS102、S103の処理を繰り返し実行する。
【0138】
文書ディレクトリ格納装置11側では、例えば、ディレクトリ管理者等が、上記推薦されたURLが、本当にそのカテゴリに登録するのに相応しいか否かを判断するなどしてから、各カテゴリに、推薦されたURLの全部又は一部を登録する。尚、これに限らず、ディレクトリへのURL推薦装置53が、上記URLを、推薦するのではなく、文書ディレクトリ格納装置11の各カテゴリに自動的に登録するようにしてもよい。
【0139】
図19は、ブックマークへのURL推薦装置54により実行される処理を説明する為のフローチャート図である。
同図において、まず、予め設定/登録されている「ブックマークに登録するURLの最大数(Max)」を取得する(ステップS111)。次に、URL推薦候補抽出装置52により抽出された推薦候補のURL群の中から、ブックマーク格納装置12側にURLを1つ推薦する毎に(ステップS112)、推薦したURLの数(c)を更新(+1インクリメント)する(ステップS113)。そして、更新後の“推薦したURLの数(c)”が最大数(Max)を越えるまで(ステップS114、NO)、ステップS112、S113の処理を繰り返し実行する。
【0140】
ブックマークへのURL推薦装置54またはディレクトリへのURL推薦装置53により推薦を受けたユーザ又はディレクトリ管理者は、推薦されたURLを本当に登録すべきかを判断したうえで、各カテゴリに登録する。あるいは、これに限らず、ブックマークへのURL推薦装置54またはディレクトリへのURL推薦装置53が、各々が推薦するURLを自動的に各カテゴリに登録する構成としてもよい。
【0141】
以上説明したように、本例のURL推薦システムによれば、文書ディレクトリ側、ユーザ側双方にとって、それぞれ、以下に記す効果が得られる。
・文書ディレクトリ側にとっての効果
(1)ディレクトリ管理者にとって、新たに登録すべきURLを探し、探し出した各URLを登録すべき適切なカテゴリを判断するという作業が、軽減される。(2)ディレクトリの重みgを大きくすることで、ディレクトリのパーソナライズ版の提供を容易に行うことができる。
・各ユーザ側にとっての効果
(1)有効なURLの推薦が受けられ、ブックマークが陳腐化しない。特に、ユーザが少人数の場合でも、十分に機能する。
(2)カテゴリの階層構造やカテゴリ名(フォルダ名等)は関係なく、処理を行うので、ブックマークのようにユーザ独自の階層構造、カテゴリ名であっても何ら問題なく、有効なURLの推薦が受けられる。
(3)ディレクトリの重みgを大きくすることで、ディレクトリのパーソナライズ版の自動更新に利用できる。
(4)ディレクトリの重みgの設定の仕方によって、自由に、自己に都合が良い推薦が受けられる可能性を高めることができる。
【0142】
図20は、上記各種処理を実行する情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
同図に示す情報処理装置(コンピュータ)110は、CPU111、メモリ112、入力装置113、出力装置114、外部記憶装置115、媒体駆動装置116、ネットワーク接続装置117等を有し、これらがバス118に接続された構成となっている。同図に示す構成は一例であり、これに限るものではない。
【0143】
CPU111は、当該情報処理装置110全体を制御する中央処理装置である。
メモリ112は、プログラム実行、データ更新等の際に、外部記憶装置115(あるいは可搬記録媒体119)に記憶されているプログラムあるいはデータを一時的に格納するRAM等のメモリである。CPU111は、メモリ112に読み出したプログラム/データを用いて、上述してある各種処理を実行する。
【0144】
入力装置113は、例えばキーボード、マウス、タッチパネル等である。
出力装置114は、例えばディスプレイ、プリンタ等である。
尚、入力装置113、出力装置114は、無くてもよい。
【0145】
外部記憶装置115は、例えばハードディスク装置等であり、上記各種機能を実現させる為のプログラム/データ等(例えば図5、図6、図9〜図12、図14、図15、図17〜図19に示す各処理をコンピュータに実行させるプログラム/データ等)が格納されている。
【0146】
媒体駆動装置116は、可搬記録媒体119に記憶されているプログラム/データ等を読み出す(または書込む)。可搬記録媒体119は、例えば、FD(フレキシブルディスク)、CD−ROM、その他、DVD、光磁気ディスク等である。
【0147】
ネットワーク接続装置117は、ネットワーク(インターネット等)に接続して、外部の情報処理装置とプログラム/データ等の送受信を可能にする構成である。
【0148】
図21は、上記プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。
図示のように、上記本発明の機能を実現するプログラム/データが記憶されている可搬記録媒体119を情報処理装置110の本体に挿入する等して、当該プログラム/データを読み出してメモリ112に格納し実行するものであってもよいし、また、上記プログラム/データは、ネットワーク接続装置117により接続しているネットワーク130(インターネット等)を介して、外部のプログラム/データ提供者側のサーバ120に記憶されているプログラム/データ121をダウンロードするものであってもよい。
【0149】
また、本発明は、装置/方法に限らず、上記プログラム/データを格納した記録媒体(可搬記録媒体119等)自体として構成することもできるし、これらプログラム自体として構成することもできる。
【0150】
(付記1) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する配置情報推薦候補抽出手段と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第1の推薦手段と、
を有することを特徴とする配置情報推薦装置。
【0151】
(付記2) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する配置情報推薦候補抽出手段と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第2の推薦手段と、
を有することを特徴とする配置情報推薦装置。
【0152】
(付記3) 前記配置情報推薦候補抽出手段は、前記選別した各カテゴリの組毎に、相互に比較して差分となる配置情報を抽出し、該差分の配置情報を前記推薦すべき配置情報の候補とすることを特徴とする付記1または2に記載の配置情報推薦装置。
【0153】
(付記4) 前記各配置情報毎に該配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納するアクセス数格納手段を更に有し、
配置情報推薦候補抽出手段は、前記アクセス数が第2の閾値以下である配置情報は前記推薦すべき配置情報の候補から除外することを特徴とする付記1〜3の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0154】
(付記5) 前記配置情報推薦候補抽出手段は、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に優先順位を付け、
前記推薦手段は、優先順位が高い配置情報から順に前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して推薦することを特徴とする付記1〜4の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0155】
(付記6) 前記配置情報推薦候補抽出手段は、前記各推薦すべき配置情報の候補が含まれているカテゴリの数に基づいて前記優先順位を決定することを特徴とする付記5の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0156】
(付記7) 前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整手段を更に備え、
前記配置情報推薦候補抽出手段は、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする付記5または6記載の配置情報推薦装置。
【0157】
(付記8) 前記第1の推薦手段又は前記第2の推薦手段は、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して推薦する配置情報の数を、各カテゴリ毎に第3の閾値までとすることを特徴とする付記1〜7の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0158】
(付記9) 前記カテゴリ比較手段は、各カテゴリの組毎に、共通する配置情報の数を前記類似度とすることを特徴とする付記1〜8の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0159】
(付記10) 前記カテゴリ比較手段は、各カテゴリの組毎に、各々に含まれる配置情報が指すコンテンツを取得して該コンテンツを単語に分解し、共通する単語の数を求め、該共通単語の数を前記類似度とすることを特徴とする付記1〜8の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0160】
(付記11) 前記カテゴリ比較手段は、各カテゴリの組毎に、一方のカテゴリに対して予め登録されているキーワードを取得すると共に、他方のカテゴリに含まれる配置情報が指すコンテンツを取得して該コンテンツを単語に分解し、前記キーワードと一致する単語の数を求め、該求めた単語の数を前記類似度とすることを特徴とする付記1〜8の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0161】
(付記12) 前記各配置情報毎に該配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納するアクセス数格納手段を更に有し、
前記カテゴリ比較手段は、各カテゴリの組毎に、各々に含まれる配置情報に関するアクセス数を前記アクセス数格納手段から取得し、該取得したアクセス数をベクトルとして内積/距離を算出し、該算出した内積/距離を前記類似度とすることを特徴とする付記1〜3、5〜8の何れかに記載の配置情報推薦装置。
【0162】
(付記13) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する配置情報推薦候補抽出手段と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する推薦手段と、
を有することを特徴とする配置情報推薦装置。
【0163】
(付記14) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出する手段を有し、
関連性が高いカテゴリ同士で互いに配置情報を推薦し合えるようにすることを特徴とするカテゴリ比較装置。
【0164】
(付記15) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して作成された各カテゴリの組とその類似度とに基づいて、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する手段を有することを特徴とする配置情報推薦候補抽出装置。
【0165】
(付記16) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から取得された前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報に基づいて抽出された配置情報の推薦候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する手段を有することを特徴とする推薦装置。
【0166】
(付記17) ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出し、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦することを特徴とする配置情報推薦方法。
【0167】
(付記18) 前記各配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納する装置からアクセス数を取得し、
該アクセス数が第2の閾値以下である配置情報は前記推薦すべき配置情報の候補から除外することを特徴とする付記17記載の配置情報推薦方法。
【0168】
(付記19) 前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に優先順位を付け、該優先順位が高い推薦候補から順に前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に配置情報を推薦することを特徴とする付記17または18記載の配置情報推薦方法。
【0169】
(付記20) 前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ、
該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする付記19記載の配置情報推薦方法。
【0170】
(付記21) 前記推薦する配置情報の数を制限することを特徴とする付記17〜20の何れかに記載の配置情報推薦方法。
(付記22) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出する機能と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能と、
を実現させる為のプログラム。
【0171】
(付記23) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出する機能と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能と、
を実現させる為のプログラム。
【0172】
(付記24) 前記各配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納する装置からアクセス数を取得する機能と、
該アクセス数が第2の閾値以下である配置情報は前記推薦すべき配置情報の候補から除外する機能と、
を更に有することを特徴とする付記22または23記載のプログラム。
【0173】
(付記25) 前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に優先順位を付ける機能と、
該優先順位が高い推薦候補から順に前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して配置情報を推薦する機能と、
を更に有することを特徴とする付記22〜24の何れかに記載のプログラム。
【0174】
(付記26) 前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させる機能と、
該重みを用いて前記優先順位を決定する機能と、
を更に有することを特徴とする付記22〜25の何れかに記載のプログラム。
【0175】
(付記27) 前記推薦する配置情報の数を制限する機能を更に有することを特徴とする付記22〜26の何れかに記載のプログラム。
(付記28) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出して、関連性が高いカテゴリ同士で互いに配置情報を推薦し合えるようにする機能を実現させる為のプログラム。
【0176】
(付記29) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して作成された各カテゴリの組とその類似度とに基づいて、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別する機能と、
該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能と、
を実現させる為のプログラム。
【0177】
(付記30) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から取得された前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報に基づいて抽出された配置情報の推薦候補に基づいて、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能と実現させる為のプログラム。
【0178】
(付記31) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出する機能と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能と、
を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
【0179】
(付記32) コンピュータに、
ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置とから、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出する機能と、
該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出する機能と、
前記選別された各カテゴリの組毎に、該抽出された推薦すべき配置情報の候補に基づいて、前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する機能と、
を実現させるプログラムを記録した前記コンピュータ読取り可能な記録媒体。
【0180】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明の配置情報推薦装置、その方法、プログラム等によれば、ブックマークだけでなく文書ディレクトリも用いることで、登録ユーザが比較的少数であっても有効な推薦が受けられ、更に推薦されたURLが役立つ可能性を高めることができ、また文書ディレクトリにおける登録作業を軽減させ以って維持/管理コストを低減できる。また、ユーザが重み調整可能とすることで、ユーザが望む形でのURLの推薦が行なわれ易くなる。また、文書ディレクトリのパーソナライズ版が自動的に更新されるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】配置情報推薦装置の基本構成ブロック図である。
【図2】本例によるURL推薦システムの基本構成を示すシステム構成図である。
【図3】図2に示す基本構成において更にアクセス回数記録装置を加えた構成を示す図である
【図4】図2に示す基本構成において更に重み調整装置を加えた構成を示す図である。
【図5】カテゴリ比較装置により実行される処理例(その1)を説明する為のフローチャート図である。
【図6】文書ディレクトリの階層構造の一例を示す図である。
【図7】(a)〜(c)は、各カテゴリの組とその類似度を算出する処理の具体例を説明する為の図である。
【図8】各カテゴリの組とその類似度を算出する処理の具体的手法の一例を説明する為の図である。
【図9】カテゴリ比較装置により実行される処理例(その2)を説明する為のフローチャート図である。
【図10】カテゴリ比較装置により実行される処理例(その3)を説明する為のフローチャート図である。
【図11】カテゴリ比較装置により実行される処理例(その4)を説明する為のフローチャート図である。
【図12】URL推薦候補抽出装置により実行される処理例(その1)を説明する為のフローチャート図である。
【図13】(a)〜(d)は、類似度の高いカテゴリの組を選別して、このカテゴリの組におけるURLの差分を抽出する処理の具体例を示す図である。
【図14】URL推薦候補抽出装置により実行される処理例(その2)を説明する為のフローチャート図である。
【図15】URL推薦候補抽出装置により実行される処理例(その3)を説明する為のフローチャート図である。
【図16】差分のURLを含むカテゴリが幾つあるかを求める処理を具体的に説明する為の図である。
【図17】URL推薦候補抽出装置により実行される処理例(その4)を説明する為のフローチャート図である。
【図18】ディレクトリへのURL推薦装置により実行される処理を説明する為のフローチャート図である。
【図19】ブックマークへのURL推薦装置により実行される処理を説明する為のフローチャート図である。
【図20】情報処理装置(コンピュータ)のハードウェア構成の一例を示す図である。
【図21】プログラムを記録した記録媒体又はプログラムのダウンロードの一例を示す図である。
【符号の説明】
1 配置情報格納部
2 個人登録配置情報格納部
3 カテゴリ比較部
4 配置情報推薦候補抽出部
5 第1の推薦部
6 第2の推薦部
7 アクセス回数記録部
8 重み調整部
11 文書ディレクトリ格納装置
12 ブックマーク格納装置
13 カテゴリ比較装置
14 URL推薦候補抽出装置
15 ディレクトリへのURL推薦装置
16 ブックマークへのURL推薦装置
20 ユーザ端末
30 ネットワーク
41 カテゴリ比較装置
42 URL推薦候補抽出装置
43 ディレクトリへのURL推薦装置
44 ブックマークへのURL推薦装置
45 アクセス回数記録装置
51 カテゴリ比較装置
52 URL推薦候補抽出装置
53 ディレクトリへのURL推薦装置
54 ブックマークへのURL推薦装置
55 アクセス回数記録装置
56 重み調整装置
60 テーブル
61 カテゴリ名
62 カテゴリ名
63 類似度
70 テーブル
80 テーブル
81 カテゴリ名
82 カテゴリ名
83 類似度
90 テーブル
91 カテゴリ名
92 カテゴリ名
93 差分のURL
100 テーブル
110 情報処理装置(コンピュータ)
111 CPU
112 メモリ
113 入力装置
114 出力装置
115 外部記憶装置
116 媒体駆動装置
117 ネットワーク接続装置
118 バス
119 可搬記録媒体
120 サーバ
121 プログラム/データ
130 ネットワーク

Claims (8)

  1. ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、
    複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置 の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、
    該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候 補抽出手段と、
    前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第1の推薦手段と、
    前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整手段と、
    を有し、
    前記配置情報推薦候補手段は、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする配置情報推薦装置。
  2. ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、
    複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置 の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較手段と、
    該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候補抽出手段と、
    前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第2の推薦手段と、
    前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整手段と、
    を有し、
    前記配置情報推薦候補手段は、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする配置情報推薦装置。
  3. 前記各配置情報毎に該配置情報が指すコンテンツに対する全アクセス数または各ユーザ毎のアクセス数を格納するアクセス数格納手段を更に有し、配置情報推薦候補抽出手段は、前記アクセス数が第2の閾値以下である配置情報は前記推薦すべき配置情報の候補から除外することを特徴とする請求項1又は2記載の配置情報推薦装置。
  4. 前記第1の推薦手段又は前記第2の推薦手段は、前記配置情報格納装置または前記個人登録配置情報格納装置に対して推薦する配置情報の数を、各カテゴリ毎に第3の閾値までとすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の配置情報推薦装置。
  5. ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、
    複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、コンピュータが実行する配置情報推薦方法において、
    カテゴリ比較部が、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較ステップと
    配置情報推薦候補抽出部が、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候補抽出ステップと、
    第1の推薦部が、前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第1の推薦ステップと、
    重み調整部が、前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整ステップと、
    を有し、
    前記配置情報推薦候補ステップは、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする配置情報推薦方法。
  6. ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、
    複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置 の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、コンピュータが実行する配置情報推薦方法において、
    カテゴリ比較部が、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較ステップと、
    配置情報推薦候補抽出部が、該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候補抽出ステップと、
    第2の推薦部が、前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記個人登録情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第2の推薦ステップと、
    重み調整部が、前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整ステップと、
    を有し、
    前記配置情報推薦候補ステップは、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とする配置情報推薦方法。
  7. コンピュータに、
    ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較ステップと
    該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候補抽出ステップと、
    前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第1の推薦ステップと、
    前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整ステップと、
    を実現させ、
    前記配置情報推薦候補ステップは、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とするプログラム。
  8. コンピュータに、
    ネットワーク上の配置情報を各カテゴリに格納する配置情報格納装置と、複数のユーザの各個人登録配置情報を各カテゴリに格納する個人登録配置情報格納装置の各々から、前記各カテゴリと該カテゴリに含まれる配置情報とを取得して、各カテゴリの組を作成すると共に各カテゴリの組毎に類似度を算出するカテゴリ比較ステップと、
    該類似度が第1の閾値以上であるカテゴリの組を選別し、該選別した各カテゴリの組毎に互いに推薦すべき配置情報の候補を抽出し、前記抽出した推薦すべき配置情報の候補に対して配置情報が登録されているカテゴリの数を用いて優先順位をつける配置情報推薦候補抽出ステップと、
    前記選別された各カテゴリの組毎に、該配置情報推薦候補抽出手段により抽出され、優先順位がつけられた配置情報について、優先順位が高い配置情報から順に前記個人登録配置情報格納装置に対して各カテゴリに登録すべき配置情報を推薦する第2の推薦ステップと、
    前記配置情報格納装置に格納されているカテゴリに対する重みを設定させ格納する重み調整ステップと、
    を実現させ、
    前記配置情報推薦候補ステップは、該重みを用いて前記優先順位を決定することを特徴とするプログラム。
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