JP4117695B2 - ネットワーク育成ゲームシステム及びコンピュータ可読媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、サーバに対してコンピュータネットワークを介してクライアント端末がアクセスすることによって、サーバが提供する仮想空間内にてユーザが仮想生物を育成するネットワーク育成ゲームシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタルペットと称される育成ゲームが流行している。この育成ゲームは、携帯ゲーム機,家庭用ゲームコンピュータ及びパソコン等のコンピュータ上でプログラムを実行することによって、仮想空間をこのコンピュータの画面内に形成するとともにこの仮想空間内に仮想生物を生成し、プログラムによって予め定められた成長ルールに対してユーザによって適宜入力されるパラメータや時間パラメータや乱数を当てはめることによって、この仮想生物を仮想空間内で育成(成長,若しくは意に反した衰弱)させる種類のゲームである。このような育成ゲームが登場した当初は、仮想空間は個々のコンピュータ内のみで閉じていたが、遊技者の意図せぬパラメータを導入してゲームの意外性を高めるため、また、同好者同士で仮想空間を連結してゲームの広がりを持たせるために、同じ育成ゲームを実行しているコンピュータ間での通信を介して各種パラメータ(仮想生物の個性を定義するパラメータや、各種アイテムを定義するパラメータ)を交換可能にすることも、行われている。
【0003】
このような育成ゲームの流行を背景に、インターネット等のコンピュータネットワークを介してコンテンツサービスを提供している業者(以下、「コンテンツサービス提供者」という)がそのサーバ内に共通の仮想空間を定義し、コンテンツサービス受給者たる多数の会員ユーザがこの仮想空間内にて夫々自己の仮想生物を育成させる育成ゲームサービスも、提供され始めれている。このようにネットワークを介して共通の仮想空間内で複数ユーザが夫々自己の仮想生物を育成することができる育成ゲームのシステムを、以下、「ネットワーク育成ゲームシステム」という。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来提供されていたネットワーク育成ゲームシステムによると、個々の仮想生物に対する育成はその仮想生物の所有者たる資格を有する会員(ネットワーク育成ゲームシステムのサービスに入会したユーザ)のみが可能であるものの、他人の所有になる仮想生物に対するアクセス(仮想生物の鑑賞,所有者に対するメッセージ書き込み,等)は資格を問われなかったので、会員と非会員とでアクセスレベルに区別がなかった。そのため、ネットワーク育成ゲームを通じて他人とコミュニケーションを行いたいものの自ら仮想生物を育成するのには躊躇するといった程度の興味レベルの非会員は、敢えてこのサービスに会員として入会しなくても所期の目的を達成できてしまうので、自ら進んでこのサービスに入会することがなかった。このように、従来提供されていたネットワーク育成ゲームシステムによると、仮想生物の育成に躊躇している非会員に対するサービスへの入会を促進する要因に乏しかったので、会員を増加させることによってサービスの規模を拡大するとともに多数の個性ある仮想生物を共通の仮想空間に発生させることによってサービスの魅力を増大させることが、できなかった。
【0005】
本発明の課題は、このような問題に鑑み、サーバが定義する共通の仮想空間内にてサービス会員に仮想生物を育成させるネットワーク育成ゲームシステムにおいて、或るサービス会員が育成している仮想生物に対するアクセスレベルを、他のサービス会員と非会員との間で差を付けることにより、非会員に対してサービスへの加入を促進し、もって、多数の個性ある仮想生物を仮想空間内にて生成させることによってサービス自体の魅力を加速度的に増大させることができるネットワーク育成ゲームシステムの提供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を採用した。
【0007】
即ち、請求項1記載の発明は、サーバが定義する共通の仮想空間を多数の区画に分割し、夫々をクライアント端末を介してこのサーバにアクセスして来るサービス会員に付与し、各サービス会員は自己が付与された区画に仮想生物を育成するゲームサービスを提供するネットワーク育成ゲームシステムにおいて、前記サーバは、前記サービス会員の識別情報を登録する会員情報管理部と、前記区画毎に、その区画が付与されたサービス会員の識別情報と、その区画にて育成される仮想生物の状態を定義し、前記クライアントに送信された際に当該仮想生物の画像を合成させる第1種パラメータと、この仮想生物の育成条件の一部をなす第2種パラメータと、前記クライアントに送信された際にその区画に関するメッセージを表示させるためのメッセージデータとを保持すると共に、所定の周期毎に、その時点で保持している前記第2種パラメータに基づいて、前記育成条件に従って前記第1種パラメータを更新する区画管理部と、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第1種パラメータの要求を受信した場合には、該当する区画の第1種パラメータを要求元のクライアント端末に送信し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータの要求を受信した場合には、該当する区画のメッセージデータを要求元のクライアント端末に送信し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第2種パラメータの変更コマンドを受信すると、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が前記区画管理部に登録されているオペレータによる場合に限って所定のルールに従って当該区画の前記第2種パラメータを変更し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータを受信すると、前記クライアント端末のオペレータの識別情報が前記会員情報管理部に登録されている場合に限って当該メッセージデータを前記区画管理部に登録する制御部とを、備えることを特徴とする。
【0008】
このように構成されると、サービス会員として会員情報管理部にその識別情報が登録されているオペレータがクライアント端末を介してサーバにアクセスした場合、特定の区画についての第1種パラメータ及びメッセージデータをサーバに要求すれば、サーバの制御部は、これらをそのクライアント端末に送信する。クライアント端末は、受信した第1種パラメータに基づいて仮想生物の画像を合成することができるとともに、受信したメッセージデータが示すメッセージの内容を表示することができる。これに加えて、サービス会員として会員情報管理部にその識別情報が登録されているオペレータがクライアント端末を介してサーバにアクセスした場合、特定の区画についてメッセージデータを送信すれば、サーバの制御部は、このメッセージデータを当該区画に関して区画管理部に登録する。従って、サービス会員同士であれば、このメッセージデータをやりとりすることができるので、コミュニケーションをとることができる。これに対して、サービス会員として会員情報管理部にその識別情報が登録されていないオペレータがクライアント端末を介してサーバにアクセスした場合、特定の区画についての第1種パラメータをサーバに要求すれば、サーバの制御部は、要求された第1種パラメータをそのクライアント端末に送信する。しかしながら、クライアント端末がメッセージをサーバに送信しても、サーバの制御部は、このクライアント端末のオペレータの識別情報が会員情報管理部に登録されていないために、そのメッセージを区画管理部に登録しない。従って、非会員が他者に対してメッセージを発して自己を認識させることは不可能であるので、このストレスにより、非会員は、自ずからサービスに加入する様、強く促進される。
【0011】
請求項記載の発明は、請求項1のクライアント端末が、前記サーバから受信した前記第1種パラメータに基づいて前記仮想生物の画像を合成する画像合成部と、前記サーバから受信した前記メッセージデータが示すメッセージを表示するメッセージ表示部と、前記オペレータによる操作に応じて、前記メッセージデータを生成するメッセージ生成部と、前記オペレータによる操作に応じて、前記第1種パラメータ及び前記メッセージデータの要求,前記変更コマンド,及び、前記メッセージ生成部によって生成されたメッセージデータを前記サーバへ送信する送信部とを備えることで、特定したものである。
【0012】
請求項記載の発明は、請求項のサーバの制御部が、個々の区画に関して、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が前記区画管理部に登録されているオペレータのクライアント端末に対して、所有者である旨を通知し、前記クライアント端末の送信部が、前記所有者である旨が通知されている場合に限って、前記変更コマンドを前記サーバへ送信することで、特定したものである。
【0015】
請求項4記載の発明は、ネットワークを介してクライアント端末に接続されるコンピュータに対して、仮想空間を定義させるとともに、当該仮想空間を多数の区画に分割し、夫々をクライアント端末を介してこのサーバにアクセスして来るサービス会員に付与し、各サービス会員は自己が付与された区画に仮想生物を育成させるネットワーク育成ゲームを実行させるプログラムを格納したコンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ、前記サービス会員の識別情報を登録させる手段、前記区画毎に、その区画が付与されたサービス会員の識別情報と、その区画にて育成される仮想生物の状態を定義し、前記クライアントに送信された際に当該仮想生物の画像を合成させる第1種パラメータと、この仮想生物の育成条件の一部をなす第2種パラメータと、前記クライアントに送信された際にその区画に関するメッセージを表示させるためのメッセージデータとを保持させる手段、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第1種パラメータの要求を受信した場合には、該当する区画の第1種パラメータを要求元のクライアント端末に送信させ、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータの要求を受信した場合には、該当する区画のメッセージデータを要求元のクライアント端末に送信させ、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第2種パラメータの変更コマンドを受信すると、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が登録されているオペレータによる場合に限って所定のルールに従って当該区画の前記第2種パラメータを変更し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータを受信すると、前記クライアント端末のオペレータの識別情報が登録されている場合に限ってこのメッセージデータを登録させる手段として機能させるためのプログラムを、格納したコンピュータ可読媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照し、本発明によるネットワーク育成ゲームシステムの実施形態を説明する。本実施形態によるネットワーク育成ゲームシステムは、仮想空間を多数の区画に分割し、夫々を会員に分譲し、各会員は自己が購入した区画に仮想生物としての“木”を育成するというゲームサービスを提供するものである。(全体構成)
図1は、本実施形態によるネットワーク育成ゲームシステムの概略構成を示す。本例のネットワーク育成ゲームシステムは、インターネット1を介して相互に接続される一台のサーバシステム2と多数台のクライアント端末3とから、構成される。このサーバシステム2は、インターネットによるコンテンツサービス提供者が管理運営するコンピュータであり、サーバプログラムを実行することによってインターネットサーバ(その一部が、後述する「インターポットサーバ」)を展開するコンピュータである。また、クライアント端末3は、通信機能を備える任意のOS上で実行されるウェッブブラウザ321及びJavaプラグインがインストールされたコンピュータである。これらサーバシステム2及びクライアント端末3を接続するインターネット1は、HTTPプロトコル,TCP/IPプロトコル等によってサポートされるコンピュータネットワークである。以下、サーバシステム2及びクライアント端末3について、夫々、そのハードウェア構成及びソフトウェア構成を、夫々説明する。
【0021】
先ず、サーバシステム2は、バス(データバス及びシステムバス)Bによって相互に接続されたCPU21,RAM22,ハードディスク23,及びモデム24を、有している。これらのうち、モデム24は、CPU21によって生成された通信情報を、インターネット1が構築された電話回線に流すのに適した信号形態(パルス信号やトーン信号)に変調したり、その逆に復調するための装置である。従って、インターネット1が構築されている物理回線の形態如何に依っては、このモデム24は、DSUやルータ等に置き換えられる。
【0022】
また、コンピュータ可読媒体としてのハードディスク23は、CPU21によって読み出されて実行される各種プログラムを格納している。このハードディスク23に格納されているプログラムには、後述するサーバプログラム231が含まれている。また、このハードディスク23には、クライアント端末3からの要求によって配信されるJavaアプレットのクラスファイル232が、格納されている。さらに、このハードディスク23には、図示は省略されているが、後述するインターポットサーバによって生成されて管理される各種のデータ(現在インターポット時刻,会員情報,天候設定パラメータ,ゾーンマップ,区画情報2224,木条件リスト2223)が、物理的に格納されている。さらに、このハードディスク23には、所定のURLが付与された多数のhtml文書が、格納されている。
【0023】
CPU21は、ハードディスク23に格納されている各種プログラムを実行することによって各種の機能を生じる。このCPU21は、ハードディスク23に格納されている各種プログラムを実行する際には、プログラムファイルを順次RAM22上にページングする。サーバプログラム23が所定時間にわたってRAM22にページングされると、インターポットサーバを構成する複数のインターポットサーブレット220,一つの世界サーバ221,並びに、多数の地域サーバ222が、夫々同時にRAM22上に生成されてCPU21によってその機能が実現されるのと、等価になる。これら各インターポットサーブレット220,世界サーバ221,並びに、各地域サーバ222が、仮想世界(以下、「インターポット世界」と称する)における様々な事象を生成し(実際には、このインターポット世界を定義する各種パラメータを管理し)、この仮想世界を用いたネットワーク育成ゲームのサービス(以下、「インターポットサービス」と称する)を、各クライアント端末3に対して提供する。
【0024】
世界サーバ221は、インターポット世界及びインターポットサービスの共通事項を管理するサーバである。そのために、この世界サーバ221は、時刻管理部2211及び会員情報管理部2212を含んでいる。
【0025】
この時刻管理部2211は、インターポット世界の時間(以下、「インターポット時間」)の流れを管理するモジュールである。このインターポット時間の1年間は現実世界の4週間に相当し、1シーズン(3カ月)は現実世界の1週間に相当し、1週間は14時間に相当し、1日は現実世界の2時間に相当する。時刻管理部2211は、現実世界における30分毎に、上述したインターポット時間のルールに従って、パラメータ“現在インターポット時刻”を更新する。
【0026】
また、会員情報管理部2212は、インターポットサービスに入会しているユーザ(以下、「インターポット会員」という)毎に、そのID,パスワード,電子メールアドレス及びニックネームをインターポット会員の識別情報として管理するモジュールである。このインターポットサービスは、コンテンツサービス提供者によるコンテンツサービスの一環として、このコンテンツサービスの会員(以下、「コンテンツサービス会員」という)に対して提供される。従って、この会員情報管理部2212によって管理されるID,パスワード及び電子メールアドレスとしては、このコンテンツサービスに関してインターポット会員に付与されていたものが、そのまま用いられる。一方、ニックネームは、コンテンツサービス会員のうちのインターポット会員に対してのみ付与される識別情報であり、インターポットサービス内部でのみ通用するものである。
【0027】
地域サーバ222は、インターポット世界を構成する各地域を、夫々、個別に定義し且つ管理するサーバである。そのために、各地域サーバ222は、一つのゾーンマップ保持部2221,一つの天候管理部2222,複数の木条件リスト2223,及び、複数の区画情報2224を、夫々含んでいる。
【0028】
ゾーンマップ保持部2221は、この地域サーバ222によって管理される地域の地形を定義するゾーンマップを保持する。図2は、このゾーンマップによって定義された或る地域の地形を具現化したものである。この図2に示されるように、一つの地域は、720×540ピクセルの大きさをもっており、各ピクセルには、夫々、水,平地,山,砂漠,又は岩場の地形属性を示すパラメータが与えられている。図2に現れた濃淡は、その地形属性の分布を示している。この地域は、更に、18×18ピクセルの大きさを持つ区画(横方向に40区画,縦方向に30区画,計1200区画)に分割されている。そして、各区画が、夫々、インターポット会員に分譲(入会時に付与)され、各インターポット会員は、自己の所有になる区画に対しては、あらゆる種類のアクセス(但し、看板の2頁目以降への書き込みを除く)を行うことができるのである。なお、ゾーンマップ内において、各区画は、そのヘッド位置(論理的に左上端に位置するピクセル)の座標によって特定される。
【0029】
天候管理部2222は、この地域サーバ222によって管理される地域独自に設定された天候ファイルに従って、地域内の天候を示す各天候設定パラメータを、現在インターポット時刻の更新と同時に変更する。この天候ファイルには、各月毎に12分割した時間帯の環境定義が、1年分スケジューリングされている。この環境定義には、気温,降水確率(0〜100%の範囲で指定),及び、降水量(その時間帯における月間降水量合計値)が含まれている。天候管理部2222は、変更時においては、その時点が含まれる時間帯についての環境定義に基づいて所定の演算を実行することによって、各天候設定パラメータを算出する。これら各種パラメータには、温度,天気(晴れ,曇り,雨,若しくは雪),降水量,及び風力が含まれている。なお、これら各種パラメータは、地域全体に共通に決定されても良いし、ゾーンマップによって定義されている地形属性の分布を考慮に入れて、各区画毎に決定されても良い。
【0030】
木条件リスト2223は、各区域においてインターポット会員によって育成される仮想生物としての“木”の成長を定義する情報(いわば、電子的な遺伝子情報)であり、各区域にて育成可能な木の種類毎に用意されている。図3は、各木の基本構造を示す概念図である。この図3に示されるように、木は、種から幹が生成され(幹の生成と同時に種は消滅する)、以後、幹から子部品(枝又は花)が生成され、各子部品から更に子部品が生成されるというツリー構造で、構成されている。一品種の木を構成する各部品の種類(部品名)毎に、その部品自身が成長又は衰弱する条件を規定する「成長方針」,及び、その部品から子部品が生成される条件を規定する「成長ルール」を図4に示すようなテーブル形式で定義したものが、木条件リスト2223である。なお、「成長方針」及び「成長ルール」を式化すると、下記式(1),(2)に夫々示すようになる。
【0031】
Figure 0004117695
ここで、「位置」とは、区画上空間内においてその部品が生え出している点の三次元座標を示し、「方向」とは、その部品の親部品からの生え出し方向及び角度を示し、「長さ」とは、その部品の全長を示し、「太さ」とは、その部品の最大径部における外径を示す。各部品には、基本的な画像が夫々用意されており、クライアント端末3内では、各部品の基本画像を太さ,長さ,及び色の各パラメータに従って変化させるとともに、位置及び方向のパラメータによって相互に結合することによって、木全体の画像を合成することができるのである。なお、「水」,「日当り」及び「肥料」は、その木の所有者が「世話」を行うによって任意に調整されるとともに環境変化によっても変化するパラメータである。
【0032】
区画管理部としての区画情報2224は、この地域サーバ22によって管理されている各区画のうちインターポット会員に分譲されたものについて夫々作成されて、その区画についての情報(各種パラメータ,看板に描画された画像データ,等)を一括管理する。各区画情報2224によって管理される情報の詳細を、下記表1に一覧する。
【0033】
【表1】
・ゾーン名
・x座標
・y座標
・所有者のニックネーム
・区画を購入した時刻(インターポット時刻)
・現在の天候
・・温度
・・天気
・・降水量
・・風向き
・・風力
・木情報
・・植えられた時刻(インターポット時刻)
・・最終更新時刻(インターポット時刻)
・・最終アクセス時刻(インターポット時刻)
・・木状態
・・総収穫量
・・死神レベル
・水
・日当り
・肥料
・看板管理情報
・持ち物
ここで、「ゾーン名」とは、この区画情報2224によって管理される区画に名付けられた名称である。また、「x座標」及び「y座標」は、夫々、当該区画区画の位置をゾーンマップ上で特定するための座標値である。また、「所有者のニックネーム」は、当該区画を所有するインターポット会員について、世界サーバ221の会員情報管理部2212にて管理されているものである。また、「区画を所有した時刻」とは、当該区画を所有しているインターポット会員がこの区画を購入した時刻である。また、「現在の天候」は、天候管理部2222によって当該区画について現に設定されている天候設定パラメータである。
【0034】
また、「木情報」は、この区画に植えられた種又は木に関する情報である。この「木情報」中の「木状態」を表形式で表現すると、図5に示す通りとなる。即ち、この「木状態」は、第1種パラメータ(第1種データ)として、当該区画に植えられている種又は木の品種名を規定するとともに、その種又は木の現時点における形状を特定するために、現時点での種又は木を構成する全ての部品(種の場合には種一つのみ)について、その部品に付与されたid,その部品の部品名,並びに、その部品の位置,方向,長さ,太さ及び色を規定している。また、「木情報」中の「総収穫量」は、この木に成っている各実(これも部品の一つである)から収穫された種の総数を示す。また、「死神レベル」は、上述した成長方針と同様に定義された条件に従って増減する(一般的には、「水」,「日当り」,又は「肥料」が過多又は過小である場合には増加する傾向がある)値であり、これが4になると木が枯れたことを意味する。
【0035】
また、「水」,「日当り」,「肥料」は、上述した通り、仮想生物としての木の育成条件(成長方針,成長ルール)の一部をなす第2種パラメータ(第2種データ)としての情報である。
【0036】
また、「看板管理情報」は、当該区画に用意された看板に描かれた画像(落書きによるビットマップデータ)のイメージデータ(メッセージデータ,第3種データ)である。なお、このイメージデータは、初期状態においては表紙一枚分のみであるが、当該区画の所有者以外のインターポット会員が看板に書き込みを行うことによって、表紙の次の2頁目以降にイメージデータが追加される。
【0037】
また、「持ち物」は、当該所有者によって任意に使用されるアイテムの種類及び数を規定するパラメータである。このアイテムには、上述した「水」,「日当り」「肥料」を増減させるために使用される道具や、当該区画上に飾られる置物が、含まれている。
【0038】
各インターポットサーブレット220は、各クライアント端末3がインターポットサーバのURLを送信して来た時に、そのURLを送信してきたクライアント端末2毎に夫々起動する。個々のインターポットサーブレット220は、そのクライアント端末3との間で直接データの授受を行い、制御部として、クライアント端末3が何れかの区画情報2224を要求してきた時には対応する区画情報2224をクライアント端末3に送信し、クライアント端末3が育成コマンドを送信して来た時にはコマンドの対象となった区画情報2224中の「水」,「日当り」,「肥料」の値を変更し、クライアント端末3が看板起動コマンドを送信して来た時にはコマンドの対象となった区画情報2224の看板管理情報中のイメージデータをクライアント端末3に送信し、クライアント端末3が落書き描画モードにおいてイメージデータを作成して送信して来た時にはそのクライアント端末3のオペレータのニックネームが会員情報管理部2212に登録されている場合に限ってそのイメージデータを看板管理情報に書き込む。
【0039】
次に、各クライアント端末は、互いにバスBによって接続されたCPU31,RAM32,入力装置33,ディスプレイ34,CD−ROMドライブ35,モデム36及びハードディスク37から、構成されている。
【0040】
ハードディスク37には、CPU31によって実行されるオペレーションシステム323,ウェッブブラウザ321,及びJavaプラグインが、予めインストールされている。
【0041】
CPU31は、このクライアント端末3全体の制御を行うプロセッサであり、画像合成部,メッセージ表示部,メッセージ生成部,送信部として機能する。また、RAM32は、CPU31の作業領域として用いられるメモリであり、CPU31がハードディスク37から読み出したオペレーションシステムプログラム323,ウェッブブラウザ321,Javaプラグイン等が展開される。このCPU31は、ウェッブブラウザ321を実行することによって、サーバシステム2に格納されているハイパーテキストデータ(html)及びJavaアプレットのクラスファイル232をRAM32上にダウンロードして、このハイパーテキストデータの内容をディスプレイ34上に表示するとともに、Javaアプレットを実行する。なお、CPU31は、サーバシステム2からJavaアプレットのクラスファイルをダウンロードする代わりに、Javaアプレットと同機能を有するアプリケーションをCD−ROMドライブ35にロードされたCD−ROMからハードディスクに予めインストールしておき、ここから読み出しても良い。
【0042】
モデム36は、サーバシステム2のモデム24と同機能を有する通信機器である。従って、インターネット1が構築されている物理回線の形態如何に依り、DSUやルータが代用される。
【0043】
入力装置33は、CPU31にコード情報を入力するキーボード及びCPU31にカーソル移動信号及びクリック信号を入力するマウスである。CPU31は、オペレーションシステム323による制御に従って、ディスプレイ34上に表示されているカーソルをマウスによって入力されたカーソル移動信号に基づいて移動させ、クリック信号が入力された時にそのカーソルに重なって表示されている情報(ボタン,URL,等)に対応したコマンドを実行する。
(処理の流れ)
次に、以上のように構成されるネットワーク育成ゲームシステムにおいて、ネットワーク育成ゲームの進行のためにサーバシステム2のCPU21及びクライアント端末3のCPU31が夫々実行する処理の流れを、図6乃至図15のフローチャートに基づいて説明する。
【0044】
図6は、各地域サーバ222が夫々常時実行している処理である。この図6の処理を開始して最初のS701では、各地域サーバ222は、世界サーバ221の時刻管理部2211から、現在インターポット時刻を取得する。
【0045】
次のS702では、各地域サーバ222は、S701にて取得した現在インターポット時刻が、これまでにS701を実行した時に取得された現在インターポット時刻に比較して、更新されているか否かをチェックする。そして、現在インターポット時刻が更新されていない場合には、各地域サーバ222は、処理をS701に戻す。これに対して、現在インターポット時刻が更新されている場合には、各地域サーバ222は、処理をS703に進める。
【0046】
S703では、各地域サーバ222は、夫々の天候管理部222による天候設定パラメータを、上述したように更新する。
【0047】
次のS704では、各地域サーバ222は、各区画の区画情報2224を、更新する。具体的には、各区画情報2224の「天候」を、S703にて更新された天候設定パラメータに基づいて変更する。また、「水」の値を、「天候」中の降水量パラメータに応じて調整する。即ち、降水量が高い場合には若干「水」の値を増加し、降水量が低い場合には若干「水」の値を減少する。また、「日当り」の値を、現在インターポット時刻に合わせて調整する。なお、後述するようにクライアント端末3から育成コマンドが実行されている場合には、その育成コマンドが有効である間は、これら「水」や「日当たり」の値は変更されない。
【0048】
次のS705では、各地域サーバ222は、各区画の木を成長(又は衰弱)させるための処理を実行する。図7は、このS705にて実行される各区画の木の成長処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS401では、地域サーバ222は、最初の区画情報2224を特定する。
【0049】
次に、地域サーバ222は、各区画情報2224毎にその木状態を更新するために、S402乃至S418のループ処理を実行する。このループ処理に入って最初のS02では、地域サーバ222は、特定した区画情報2224から、木状態,水,日当り,及び肥料の各値を読み出す。
【0050】
次のS403では、地域サーバ222は、S402にて読み出した木状態中の品種名に対応する木条件リスト2223を、読み出す。
【0051】
次のS404では、地域サーバ222は、S402にて読み出した木状態中の最初のidを特定する。
【0052】
次に、地域サーバ222は、各id毎にその部品の成長(パラメータの更新)を行うために、S405乃至S413のサブループ処理を実行する。このサブループに入って最初のS405では、地域サーバ222は、特定したidが木状態中において示す部品名に対応する成長ルールを、S403にて読み出した木条件リスト2223から読み出す。そして、特定したidが木状態中において示す位置,方向,長さ,太さ,色の各パラメータと、S402にて読み出した水,日当り,肥料の各パラメータとを、読み出した成長ルールに代入する。
【0053】
次のS406では、地域サーバ222は、S405での成長ルールの適用の結果、子部品を生成することが決定されたか否かをチェックする。そして、未だ子部品を生成する条件が満たされていなかった場合には、処理をS410に進める。これに対して、子部品を生成することが決定された場合には、S407において、この子部品用のエントリを木状態中に追加して、新規なidをこの新エントリに付与する。また、S405にて成長ルールに従って決定された子部品の部品名,位置,方向,長さ,太さ,色を、夫々、この新エントリに書き込む。
【0054】
次のS408では、地域サーバ222は、現に特定しているidが示す部品(即ち、親部品)の部品名が種であるか否かをチェックする。そして、親部品の部品名が種である場合には、S409において、この親部品(種)のエントリを木状態から削除した後に、処理をS414に進める。これに対して、親部品の部品名が種ではない場合には、地域サーバ222は、処理をS410に進める。
【0055】
S410では、地域サーバ222は、現に特定しているidが木状態中において示す部品名に対応する成長方針を、S403にて読み出した木条件リスト2223から読み出す。そして、特定したidが木状態中において示す位置,方向,長さ,太さ,色の各パラメータと、S402にて読み出した水,日当り,肥料の各パラメータとを、読み出した成長方針に代入する。
【0056】
次のS411では、地域サーバ222は、S410での成長方針の適用の結果得られた新たな太さ及び長さのパラメータを、木状態中の対応するエントリに上書きする。
【0057】
次のS412では、地域サーバ222は、木状態中に次のid(S407にて新規エントリに付与されたidを除く)があるか否かをチェックする。そして、次のidがある場合には、地域サーバ222は、S413において、次のidを特定した後に、このidに対する部品の成長を実行するために処理をS415に戻す。これに対して、以上のS405乃至S413のサブループ処理の実行を繰り返した結果、次のidが無くなった場合には、地域サーバ222は、処理をS412からS414に進める。
【0058】
S414では、地域サーバ222は、現に特定している区画情報2224の「死神レベル」を、所定のルールに従って算出する。
【0059】
次のS415では、地域サーバ222は、S414にて算出された「死神レベル」が4以上であるか否かをチェックするそして、「死神レベル」が4未満であれば処理をそのままS417に進めるが、「死神レベル」が4以上であると、S416において、現に特定している区画情報2224中の木状態を全て消去した後に、処理をS417に進める。
【0060】
S417では、地域サーバ222は、次の区画情報2224があるか否かをチェックする。そして、次の区画情報2224がある場合には、S418において次の区画情報2224を特定した後に、特定した次の区画情報2224に対する成長処理を実行するために、処理をS402に戻す。これに対して、次の区画情報2224がなくなった場合には、地域サーバ222は、このサブルーチンを終了して、処理を図6のメインルーチンに戻す。処理が戻されたメインルーチンにおいて、各地域サーバ222は、S705の完了後、処理をS701に戻す。このように、各地域サーバ222は、S701乃至S705のループ処理を、起動中常時繰り返している。
【0061】
一方、クライアント端末3においてブラウザ321が起動すると、図8のフローチャートに示される処理を実行する。この図8に示すように、ブラウザ321は、起動後最初のS001において、入力装置33からのデータ入力を待つ。そして、何らかの入力があると、S002において、入力された内容に応じたメッセージを、オペレーションシステムプログラム323の通信機能を用いてサーバシステム2へ送信する。次のS003では、ブラウザ321は、S002にて送信したメッセージに対応して受信したhtmlをディスプレイ34上に表示する。次のS004では、ブラウザ321は、受信したhtml内にJavaアプレットのクラスファイル指定があるか否かをチェックする。そして、Javaアプレットのクラスファイル指定がある場合には、S005において、対応するクラスファイルを受信してJavaアプレットを起動した後に、処理をS001に戻す。これに対して、クラスファイル指定がない場合には、ブラウザ321は、次のS006において、受信したhtml内にCD−ROMの読み出し命令が含まれているか否かをチェックする。そして、CD−ROMの読み出し命令が含まれる場合には、S007において、CD−ROM内のアプリケーションを読み出して起動した後に、処理をS001に戻す。これに対して、読み出し命令が含まれていない場合には、処理をそのままS001に戻す。
【0062】
S002にて送信されたメッセージがインターポットサーバのURLである場合には、このURLを受信したサーバシステム2のCPU21は、図9及び図10にその処理内容が示されるインターポットサーブレット220を起動する。このインターポットサーブレット220は、インターポットサーバのURLを送信してきたクライアント端末3毎に作成されるので、以下、クライアント端末3とは、このURLを送信してきたクライアント端末3のみを指すものとする。
【0063】
インターポットサーブレット220は、S101において、図16にその画像が示されるインターポットホームページのhtmlを、クライアント端末3に送信する。このホームページには、「ゲスト観光」,「メンバーになる」,「オーナー入り口」,「Inter Potとは」の各ボタンが含まれている。これら「ゲスト観光」,「メンバーになる」,「オーナー入り口」,「Inter Potとは」の各ボタンがクリックされると(S001)、クライアント端末3は、夫々、ゲスト観光メッセージ,入会手続メッセージ,会員入り口メッセージ,案内要求メッセージをインターポットサーブレット220へ送信する(S002)。
【0064】
次のS102では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3からのメッセージを待ち、メッセージを受信すると、S103において、そのメッセージの内容を解析する。そして、入会手続メッセージであった場合には処理をS104へ進め、会員入り口メッセージであった場合には処理をS105へ進め、ゲスト観光メッセージであった場合には処理をS111へ進める。また、案内要求メッセージであった場合には、その他のメッセージであるとして処理をS126に進め、対応する処理を実行した後にインターポットサーブレット220を終了する。
【0065】
S104では、インターポットサーブレット220は、入会手続処理を実行する。図11及び図12は、このS104にて実行される入会手続処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS201では、インターポットサーブレット220は、入会案内画面htmlをクライアント端末3へ送信する。この入会案内画面htmlに基づいて表示(S003)される入会案内画面には、このサーバシステム2を運営するコンテンツサービス提供者によるコンテンツサービスに関してコンテンツサービス会員に付与されたID及びパスワードを入力させる欄が含まれている。クライアント端末3のオペレータがこれら欄に夫々自己のID及びパスワードを入力すると(S001)、これらがインターポットサーブレット220に通知される(S002)。
【0066】
インターポットサーブレット220は、S202において、図示せぬコンテンツサービスの管理サーバに対して、クライアント端末3から通知されたID及びパスワードの組み合わせが登録されているか否かの照会を依頼する。
【0067】
次のS203では、インターポットサーブレット220は、照会の結果に基づいて、これらID及びパスワードの組み合わせが登録されているか否かをチェックする。そして、この組み合わせが登録されていなかった場合には、インターポットサーブレット220は、S204において、コンテンツサービスへの入会手続きを実行した後に、処理をS202に戻す。なお、このコンテンツサービスへの入会手続きにおいてクライアント端末3のオペレータが入会を拒否した場合には、インターポットサーブレット220はそのまま終了する。
【0068】
これに対して、ID及びパスワードの組み合わせが登録されていた場合には、インターポットサーブレット220は、S205において、ニックネーム及び電子メールアドレスの入力チェックを実行する。具体的には、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3に対して、ニックネーム及び電子メールアドレスの入力画面のhtmlを送信する。この入力画面には、オペレータがニックネーム及び電子メールアドレスを書き込める欄が含まれている。クライアント端末3のオペレータがこれら欄に任意のニックネーム及び電子メールアドレスを書き込むと(S001)、これらがインターポットサーブレット220に通知される(S002)。そして、インターポットサーブレット220は、通知されてきたニックネームが既存のインターポット会員のものとして会員情報管理部2212に登録されているか否かを、チェックするのである。
【0069】
次のS206では、インターポットサーブレット220は、S205でのチェックの結果クライアント端末3から通知されたニックネームが既存のインターポット会員のものとして登録されていた場合には、処理をS205に戻し、再入力を行わしめる。これに対して、クライアント端末3から通知されたニックネームが既存のインターネット会員のものとして登録されていなかった場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS207に進める。
【0070】
S207では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3から通知されたニックネーム及び電子メールアドレスをそのオペレータのIDに対応させて会員情報管理部2212に登録することを、世界サーバ221に対して依頼する。
【0071】
次のS208では、インターポットサーブレット220は、何れかの地域サーバ222のゾーンマップ保持部2221に格納されているゾーンマップを読み出し、このゾーンマップを含む区画選択画面(図2参照)の画面データ(html)を、クライアント端末3へ送信する。クライアント端末3では、この画面データを受信すると、区画選択画面をディスプレイ34上に表示する(S003)。クライアント端末3のオペレータは、この区画選択画面に含まれるゾーンマップ内の任意の区画にカーソルを合わせて、クリックを行う(S001)。すると、この時のカーソルの位置を示すメッセージが、インターポットサーブレット220に送信される(S002)。
【0072】
インターポットサーブレット220は、S209において、クライアント端末3からこのクリックに伴うメッセージが通知されるのを待つ。そして、メッセージが通知されると、インターポットサーブレット220は、次のS210において、カーソルの位置を示す情報に基づいて、クライアント端末3のオペレータが選択した区画の座標値を解析する。
【0073】
次のS211では、インターポットサーブレット220は、S210にて解析した座標値(x座標及びy座標)を含む区画情報2224が同じ地域サーバ222内に格納されているか否かをチェックする。そして、当該座標値を含む区画情報2224が当該地域サーバ222内に格納されている場合には、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3のオペレータが選択した区画は既に他のインターポット会員に分譲されているものと判断し、S212において警告メッセージをクライアント端末3に送信した後に、処理をS209に戻す。これに対して、当該座標値を含む区画情報2224が当該地域サーバ222内に格納されていない場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS213に進める。
【0074】
S213では、インターポットサーブレット220は、当該地域サーバ222内に区画情報2224を新規作成する。このとき、区画情報2224の「x座標」及び「y座標」にはS210にて解析されたx座標値及びy座標値が夫々設定され、「所有者のニックネーム」にはS205にて通知されたニックネームが設定され、「区画を購入した時刻」には時刻管理部2211が管理している現在インターポット時刻が設定され、「天候」には天候管理部2222が管理している天候設定パラメータが設定され、「木情報」及び「看板管理情報」は空白のままとされ、「水」には「天候」中の降水量パラメータに応じた値が設定され、「日当り」には現在インターポット時刻に対応した値が設定され、「肥料」には無しと設定される。また、「持ち物」には無しと設定される。
【0075】
次のS214では、インターポットサーブレット220は、種選択画面データ(html)をクライアント端末3へ送信する。この種選択画面データを受信したクライアント端末3は、図17に示される種選択画面を表示する(S003)。この種選択画面は、各品種の木の見本画像を夫々含んでおり(図17の例では品種“Aka Geek”及び品種“くしだんご”の見本画像のみが示される)、オペレータが何れかの品種を選択できるようになっている。
【0076】
次のS215では、インターポットサーブレット220は、オペレータが何れかの品種の種を選択した旨のメッセージがクライアント端末3から通知されて来るのを待つ。そして、このメッセージが通知されると、インターポットサーブレット220は、次のS216において、S213にて作成した区画情報2224の木情報に、通知された品種名を書き込むとともに、id=1として、部品名=種を書き込む。
【0077】
次のS217では、インターポットサーブレット220は、課金処理を実行する。即ち、インターポット会員となったクライアント端末3のオペレータに対して所定の金額を課金することを、図示せぬコンテンツサービスの管理サーバに依頼する。
【0078】
次のS218では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3に対して、入力手続完了画面データ(html)を送信する。この入力手続完了画面データを受信したクライアント端末3は、入力手続完了画面をディスプレイ34上に表示する。この入力手続完了画面には、「このまま進む」及び「終了」の各ボタンが含まれている。これら「このまま進む」,「終了」の各ボタンがクリックされると(S001)、クライアント端末3は、夫々、「このまま進む」メッセージ,「終了」メッセージをインターポットサーブレット220へ送信する(S002)。
【0079】
S219では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3から何れかのメッセージが送信されて来るのを待つ。そして、「このまま進む」メッセージが通知された場合には、図9のメインルーチンにおけるS108に処理を進め、「終了」メッセージが通知された場合には、この入会手続処理サブルーチンを終了して、処理を図9のメインルーチンに戻す。処理が戻された図9のメインルーチンでは、S104の完了後、インターポットサーブレット220が終了する。
【0080】
一方、「会員入口」メッセージが通知された時に実行されるS105では、インターポットサーブレット220は、会員入口画面データ(html)をクライアント端末3へ送信する。この会員入口画面データに基づいて表示(S003)される会員入口画面には、このサーバシステム2を運営するコンテンツサービス提供者によるコンテンツサービスに関してコンテンツサービス会員に付与されたID及びパスワードを入力させる欄が含まれている。クライアント端末3のオペレータがこれら欄に夫々自己のID及びパスワードを入力すると(S001)、これらがインターポットサーブレット220に通知される(S002)。そして、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3から通知されたID及びパスワードの組み合わせが世界サーバ221の会員情報管理部2212に登録されているか否かをチェックする。
【0081】
次のS106では、インターポットサーブレット220は、当該ID及びパスワードの組み合わせが会員情報管理部2212に登録されていない場合には、処理をS127に進める。この場合、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3へ警告メッセージを送信した後に、処理をS102に戻す。これに対して、当該ID及びパスワードの組み合わせが会員情報管理部2212に登録されている場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS107に進める。
【0082】
S107では、インターポットサーブレット220は、会員情報管理部2212において当該ID及びパスワードの組み合わせに関連付けられて記憶されているニックネームを含む区画情報2224が当該地域サー222内に格納されているか否かをチェックする。そして、そのような区画情報2224が格納されていない場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS113に進める。これに対して、そのような区画情報2224が格納されていた場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS108に進める。
【0083】
S108では、インターポットサーブレット220は、Javaアプレットのクラスファイル232又はCD−ROM内のアプリケーションの起動命令(CD−ROMが当該インターポット会員に対して発行されている場合)を、クライアント端末3に対して送信する。これにより、クライアント端末3のブラウザ321は、上述したように、Javaアプレット322又はハードディスク37内のアプリケーションを起動する(S005,S007)。
【0084】
次のS109では、インターポットサーブレット220は、当該インターポット会員のニックネームを含む区画情報2224及び時刻管理部2211が管理する現在インターポット時刻を、クライアント端末3へ送信する。
【0085】
次のS110では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3のオペレータがS109にて送信した区画情報2224に対応する区画の所有者である旨を、送信する。S110を完了すると、インターポットサーブレット220は、処理をS117に進める。
【0086】
一方、「ゲスト観光」メッセージが通知された時に実行されるS111では、インターポットサーブレット220は、ゲスト入口画面データ(html)をクライアント端末3へ送信する。このゲスト入口画面データに基づいて表示(S003)されるゲスト入口画面には、このサーバシステム2を運営するコンテンツサービス提供者によるコンテンツサービスに関してコンテンツサービス会員に付与されたID及びパスワードを入力させる欄が含まれている。クライアント端末3のオペレータがこれら欄に夫々自己のID及びパスワードを入力すると(S001)、これらがインターポットサーブレット220に通知される(S002)。そして、インターポットサーブレット220は、図示せぬコンテンツサービスの管理サーバに対して、クライアント端末3から通知されたID及びパスワードの組み合わせが登録されているか否かの照会を依頼する。
【0087】
次のS112では、インターポットサーブレット220は、照会の結果に基づいて、これらID及びパスワードの組み合わせが登録されているか否かをチェックする。そして、登録されていない場合には、処理をS127に進める。この場合、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3へ警告メッセージを送信した後に、処理をS102に戻す。これに対して、ID及びパスワードの組み合わせが登録されていた場合には、インターポットサーブレット220は、処理をS113に進める。
【0088】
S113では、インターポットサーブレット220は、Javaアプレットのクラスファイル232又はハードディスク37内のアプリケーションの起動命令(CD−ROMが当該非会員に対して発行されている場合)を、クライアント端末3に対して送信する。これにより、クライアント端末3のブラウザ321は、上述したように、Javaアプレット322又はハードディスク37内のアプリケーションを起動する(S005,S007)。
【0089】
次のS114では、インターポットサーブレット220は、何れかの地域サーバ222のゾーンマップ保持部2221に格納されているゾーンマップを読み出し、このゾーンマップを含む区画選択画面(図2参照)の画面データを、クライアント端末3へ送信する。
【0090】
その後、インターポットサーブレット220は、S115において、クライアント端末3が座標データを送信して来るのを待つ。そして、クライアント端末3が座標データを送信して来ると、インターポットサーブレット220は、次のS116において、受信した座標データ(x座標値及びy座標値)を含む区画情報2224及び時刻管理部2211が管理する現在インターポット時刻を、クライアント端末3へ送信する。S116を完了すると、インターポットサーブレット220は、処理をS117に進める。
【0091】
S117では、インターポットサーブレット220は、クライアント端末3から何らかのコマンドが送信されて来るのを待つ。そして、何れかのコマンドを受信すると、インターポットサーブレット220は、S118において、そのコマンドを解析する。
【0092】
一方、クライアント端末3内で起動されたJavaアプレット322又はアプリケーション(以下、Javaアプレット322に代表させて説明を行う)は、図14に示す処理を実行する。この処理がスタートして最初のS501では、Javaアプレット322は、インターポットサーブレット220からのデータ受信を待つ。そして、区画選択画面データを受信した場合(S114参照)、Javaアプレット322は、S502において、受信した区画選択画面データに基づいて、区画選択画面(図2参照)を表示する。次のS503では、Javaアプレット322は、オペレータによって区画選択画面に含まれるゾーンマップ中の何れかのピクセルがクリックされるのを待つ。そして、ゾーンマップ中の何れかの区画がクリックされると、Javaアプレット322は、S504において、クリックされた区画の座標値を解析し、S505において、解析された座標値を座標データとしてインターポットサーブレット220へ送信する(S115参照)。S505の完了後、Javaアプレット322は、処理をS501に戻す。
【0093】
これに対して、区画情報2224及び現在インターポット時刻を受信したとS501にて判定した場合(S109又はS116参照)、Javaアプレット322は、S506において、受信した区画情報2224及び現在インターポット時刻に基づいて、メインパネルを表示する(画像合成部)。
【0094】
図18は、このメインパネル4を構成する各領域41〜45のフレーム構造を示し、図19は、メインパネル4の表示例を示す。図18に示すように、メインパネル4の左半分は、表示対象区画(送信されて来た区画情報2224が定義する区画)の情景を三次元的に表示するビュー領域41である。図19に示すように、このビュー領域41内において、表示対象区画410は、あたかも空中に浮いているように描画されている。この表示対象区画410の中央には、この区画410においてこの区画410の所有者によって育成されている木411が、表示されている。また、表示対象区画410上には、その他に、様々な置物412及び看板413が、表示されている。さらに、また、表示対象区画410の四辺には、夫々、隣の区画に移動する際にクリックされる三角柱状の移動アイコン414が表示されている。なお、このビュー領域41内に表示される各オブジェクトは、ポリゴン処理によって描画されてる。
【0095】
また、図18に示すように、メインパネル4の右半分は、上から順に、ステータス領域42,コマンド領域43,インフォメーション領域44,及びマップ領域45に、区分されている。ステータス情報42の左半分には季節クロック421が表示され、右半分にはコンディションメータ422が表示されている。この季節クロック421は、表示対象区画410にて育成されている木411の品種毎に異なる発芽時期,開花時期,結実時期等を、一年周期で示している。また、コンディションメータ422は、送信されて来た区画情報2224に含まれる「日当り」,「水」,「肥料」の値を夫々アナログ的に表示する領域である。また、コマンド領域43には、オペレータが入力可能なコマンドに対応したアイコンが、表示されている。図19の表示例においてコマンド領域43の下段に表示されているアイコンは、インターポット会員が自分の所有する区画を観察する場合にのみ表示されるアイコンであり、左側から順に、「ボックス」アイコン431,「スナップショット」アイコン432,及び「収穫」アイコン433である。従って、これら「ボックス」アイコン431,「スナップショット」アイコン432,及び「収穫」アイコン433は、S506では未だ表示されない。また、インフォメーション領域44には、表示対象区画の所有者のニックネーム,表示対象区画の住所(座標値),その区画を所有者が購入してからの経過年月日(インターポット時間),表示対象区画に育成されている木の樹齢(種を植えてからの経過時間),当該木から収穫された実の総量が、表示される。また、マップ領域45には、表示対象領域を中心として、ゾーンマップの一部が表示される。
【0096】
次のS507では、Javaアプレット322は、インターポットサーブレット220から所有者である旨(S110参照)が通知されているか否かをチェックする。そして、所有者である旨が通知されていない場合(S116にて非会員:ゲストに対して区画情報2224が送信されて来た場合)には、Javaアプレット322は、処理をそのままS509に進める。これに対して、所有者である旨が通知されている場合(S109にてインターポット会員に対して区画が送信されて来た場合)には、Javaアプレット322は、S508において、メインパネル4のコマンド領域43に、「ボックス」アイコン431,「収穫」アイコン433及び「スナップショット」アイコン432を追加表示した後に、処理をS509に進める。
【0097】
S509では、Javaアプレット322は、所定時間が経過したか否かをチェックする。即ち、初めてこのS509の処理が実行されてからの経過時間,又は以前に実行されたこのS509の処理において所定時間が経過したと判定されてからの経過時間が、所定時間を越えているか否かを、チェックする。そして、所定時間が未だ経過していないと判定した場合には、Javaアプレット322は、S510において、何れかのアイコンがクリックされたか否かをチェックする。そして、何れのアイコンもクリックされていないと判定した場合には、Javaアプレット322は、処理をS509に戻す。
【0098】
これらS509及びS510のループ処理を繰り返した結果、所定時間が経過したと判定した場合には、Javaアプレット322は、S524において、区画情報取得コマンドをインターポットサーブレット220へ送信し、S513において、インターポットサーブレット220が区画情報2224を送信して来るのを待つ。
【0099】
区画情報取得コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図10のS117からS118へ進め、このS118において区画情報取得コマンドであると判定し、処理をS125へ進める。このS125では、インターポットサーブレット220は、最新に送信したのと同じ区画についての区画情報2224及び現在インターポット時刻を、Javaアプレット322へ送信する。次のS120では、インターポットサーブレット220は、送信した区画情報2224にクライアント端末3のオペレータのニックネームが含まれているか否かをチェックする。そして、ニックネームが含まれていなかった場合には、処理をそのままS117に戻し、ニックネームが含まれていた場合には、S121において所有者である旨をJavaアプレット322へ送信した後に処理をS117に戻す。
【0100】
インターポットサーブレット220から送信された区画情報2224及び現在インターポット時刻を受信したJavaアプレット322は、処理を図14のS513からS514へ進め、受信した区画情報2224及び現在インターポット時刻に基づいて、メインパネル4(但し、「ボックス」アイコン431,「スナップショット」アイコン432,及び「収穫」アイコン433を除く)を表示する。次のS515では、Javaアプレット322は、インターポットサーブレット220から所有者である旨(S121参照)が通知されているか否かをチェックする。そして、所有者である旨が通知されていない場合には、Javaアプレット322は、処理をそのままS509に戻す。これに対して、所有者である旨が通知されている場合には、Javaアプレット322は、S516において、メインパネル4のコマンド領域43に、「ボックス」アイコン431,「収穫」アイコン433及び「スナップショット」アイコン432を追加表示した後に、処理をS509に戻す。
【0101】
これに対して、S510にて何れかのアイコンがクリックされたと判定した場合には、Javaアプレット322は、次のS511において、どのアイコンがクリックされたのかを解析する。そして、何れかの移動アイコン414がクリックされたと判定した場合、Javaアプレット322は、S512において、クリックされた移動アイコン414に対応した方向パラメータを含む区画移動コマンドをインターポットサーブレット220へ送信し、S513において、インターポットサーブレット220が区画情報2224を送信して来るのを待つ。
【0102】
区画移動コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図10のS117からS118へ進め、このS118において区画移動コマンドであると判定し、処理をS119へ進める。このS119では、インターポットサーブレット220は、最新に送信した区画情報2224が示す区画に対して区画移動コマンド中の方向パラメータが示す方向に隣接した区画についての区画情報2224及び現在インターポット時刻を、インターポットサーブレット220へ送信する。次のS120では、インターポットサーブレット220は、送信した区画情報2224にクライアント端末3のオペレータのニックネームが含まれているか否かをチェックする。そして、ニックネームが含まれていなかった場合には、処理をそのままS117に戻し、ニックネームが含まれていた場合には、S121において所有者である旨をJavaアプレット322へ送信した後に処理をS117に戻す。
【0103】
インターポットサーブレット220から送信された区画情報2224及び現在インターポット時刻を受信したJavaアプレット322は、処理を図14のS513からS514へ進め、受信した区画情報2224及び現在インターポット時刻に基づいて、メインパネル4(但し、「ボックス」アイコン431,「スナップショット」アイコン432,及び「収穫」アイコン433を除く)を表示する。次のS515では、Javaアプレット322は、インターポットサーブレット220から所有者である旨(S121参照)が通知されているか否かをチェックする。そして、所有者である旨が通知されていない場合には、Javaアプレット322は、処理をそのままS509に戻す。これに対して、所有者である旨が通知されている場合には、Javaアプレット322は、S516において、メインパネル4のコマンド領域43に、「ボックス」アイコン431,「収穫」アイコン433及び「スナップショット」アイコン432を追加表示した後に、処理をS509に戻す。
【0104】
話変わって、Javaアプレット322は、図14のS511にて看板413がクリックされたと判定した時は、S523において、看板処理を実行する。図15は、このS523にて実行される看板処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS600では、Javaアプレット322は、看板起動コマンド(メッセージデータの要求)をインターポットサーブレット220へ送信する。
【0105】
この看板起動コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図10のS117からS118へ進め、このS118において看板起動コマンドであると判定し、S122の看板管理処理を実行する。図13は、このS122にて実行される看板管理処理サブルーチンを示すフローチャートである。このサブルーチンに入って最初のS301では、インターポットサーブレット220は、最新にクライアント端末3に送信したのと同じ区画についての区画情報2224の看板管理情報から、表紙のイメージデータ(メッセージデータ)を抽出し、この表紙のイメージデータをJavaアプレット322へ送信する。なお、初期状態においては、この表紙のイメージデータは、図20に示されるように、サービス提供者によって描かれた説明文のイメージデータである。S301の完了後、インターポットサーブレット220は、インターポットサーブレット220が何れかのコマンドを送信して来るのをS302において待ち、何れかのコマンドを受信すると、S303においてそのコマンドの種類を解析する。
【0106】
表紙のイメージデータを受信したJavaアプレット322は、処理を図15のS601に進める。このS601では、Javaアプレット322は、メインパネル4のビュー領域41内に、図20に示すような看板枠4130を表示するとともに、その枠内に、インターポットサーブレット220から受信したイメージデータを表示する(メッセージ表示部に相当)。この看板処理に入った直後にS601が実行される時には、表紙のイメージデータが看板枠4130内に表示されるが、それ以後においてこのS601が実行される場合には、2頁以降のイメージデータが表示される場合もある。なお、看板枠4130には、図20に示されるように多数のアイコン(「書き込み」アイコン4131,「前頁」アイコン4132,「後頁」アイコン4133,「戻る」アイコン4144,等)も、表示される。
【0107】
次のS602では、Javaアプレット322は、これらのアイコンのうちの何れかがクリックされるの待つ。そして、何れかのアイコンがクリックされると、S603において、どのアイコンがクリックされたかを解析する。そして、「書き込み」アイコン4131がクリックされたと判定した場合には、Javaアプレット322は、処理をS603からS604に進め、メインパネル4のビュー領域41を図21に示す落書き描画モードに変更する。この落書き描画モードでは、クライアント端末3のオペレータは、マウスを用いて看板枠4130内に自由に線を描画することができるので、任意の文字を用いてメッセージを描くことができる。オペレータがこのようにしてビュー領域41に表示された看板枠4130内に描画を行うと、Javaアプレット322は、S605において、そのイメージデータを一旦RAM32内に保存する(メッセージ生成部に相当)。そして、次のS606において、Javaアプレット322は、「キャンセル」ボタン4145がクリックされたか否かをチェックし、「キャンセル」ボタン4145がクリックされた場合には処理をそのままS601に戻し、「キャンセル」ボタン4145がクリックされていない場合には処理をS607に進める。このS607では、Javaアプレット322は、「保存」ボタン4146がクリックされたか否かをチェックし、「保存」ボタン4146が未だクリックされていない場合には処理をS605に戻し、「保存」ボタン4146がクリックされた場合には、処理をS608に進める。このS608では、Javaアプレット322は、最終的にRAM32内に残されたイメージデータを添付して、書き込みコマンドをインターポットサーブレット220へ送信する(送信部に相当)。S608の完了後、Javaアプレット322は、処理をS601に戻す。
【0108】
この書き込みコマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図13のS302からS303へ進め、このS303において書き込みコマンドであると判定して、処理をS304へ進める。このS304では、インターポットサーブレット220は、最新にクライアント端末4へ送信した区画情報2224がそのクライアント端末4のオペレータのニックネームを含んでいたか否かをチェックする。そして、ニックネームが含まれていたと判断した場合には、インターポットサーブレット220は、その区画情報2224が定義する区画の所有者自身による書き込みであると判断し、S305において、受信した書き込みコマンドに添付されたイメージデータを、当該区画情報2224の看板管理情報における表紙のイメージデータに上書きする。従って、以後、表紙のイメージデータ(メッセージデータ)として送信されるイメージデータは、この所有者によって描かれたイメージデータに置き換わる。S305の完了後、インターポットサーブレット220は、処理をS302に戻す。
【0109】
これに対して、最新にクライアント端末4へ送信した区画情報2224がそのクライアント端末4のオペレータのニックネームを含んでいなかったと判断した場合には、インターポットサーブレット220は、その区画情報2224が定義する区画の所有者以外の者(インターポット会員又は非会員)による書き込みであると判断し、S306において、クライアント端末4のオペレータのIDが世界サーバ221の会員情報管理部2212に登録されているか否かをチェックする。そして、オペレータのIDが登録されている場合には、インターポットサーブレット220は、インターポット会員による書き込みであると判断し、S307において、受信した書き込みコマンドに添付されたイメージデータ(メッセージデータ)を、当該区画情報2224の看板管理情報における2頁目以降に追加登録する。これに対して、オペレータのIDが登録されていない場合には、非会員(ゲスト)による書き込みであると判断し、S308において、警告メッセージを送信する。何れの場合においても、インターポットサーブレット220は、その後、処理をS302に戻す。
【0110】
一方、Javaアプレット322は、「後頁」アイコン4133がクリックされたと図15のS603にて判定した場合には、S609において、パラメータ「後」を含む改頁コマンドをインターポットサーブレット220へ送信する(メッセージデータの要求)。また、Javaアプレット322は、「前頁」アイコン4132がクリックされたと図15のS603にて判定した場合には、S610において、パラメータ「前」を含む改頁コマンドをインターポットサーブレット220へ送信する(メッセージデータの要求)。S609又はS610を完了すると、Javaアプレット322は、処理をS601に戻す。
【0111】
何れかの改頁コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図13のS302からS303へ進め、このS303において改頁コマンドであると判定して、処理をS309に進める。このS309では、インターポットサーブレット220は、最新に送信した看板管理情報におけるイメージデータの次の頁として登録されているイメージデータ(パラメータ=後である場合)又は前の頁として登録されているイメージデータ(パラメータ=前である場合)を、Javaアプレット322へ送信する。このS309の完了後、インターポットサーブレット220は、処理をS302に戻す。
【0112】
一方、Javaアプレット322は、その他のアイコン(「戻る」アイコン4144を除く)がクリックされたと図15のS603にて判定した場合には、S611において、対応する処理を実行した後に処理をS601に戻す。
【0113】
一方、Javaアプレット322は、「戻る」アイコン4144がクリックされたと図15のS603にて判定した場合には、S612において、閉じるコマンドをインターポットサーブレット220へ送信して、ビュー領域41の表示内容を元に戻してから、この看板処理サブルーチンを終了し、図14のメインルーチンに処理を戻す。処理が戻されたメインルーチンにおいて、Javaアプレット322は、S523の完了後、処理をS509に戻す。
【0114】
閉じるコマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図13の302からS303へ進め、このS303において閉じるコマンドであると判定し、この看板管理処理を終了して、図10のメインルーチンに処理を戻す。処理が戻されたメインルーチンにおいて、インターポットサーブレット220は、S122の完了後、処理をS117に戻す。
【0115】
話変わって、Javaアプレット322は、「ボックス」アイコン431がクリックされたと図14のS511にて判定した場合には、S517において、図22に示すアイテム表示ウインドウを表示し、そのアイテム表示ウインドウ内に、各種アイテムのアイコンを表示する。これらのアイテムには、各種の世話アイテム(パラメータ「水」の値を上げるアイテム,同じく下げるアイテム,パラメータ「日当り」の値を上げるアイテム,同じく下げるアイテム,パラメータ「肥料」の値を上げるアイテム,同じく下げるアイテム)が含まれている。Javaアプレット322は、S518において、何れかのアイテムがクリックされるのを待ち、何れかのアイテムがクリックされると、S519において、クリックされたアイテムが世話アイテムであるか否かをチェックする。そして、世話アイテム以外のアイテムがクリックされた場合には、Javaアプレット322は、S522において対応する処理を実行した後に、処理をS509に戻す。これに対して、世話アイテムがクリックされた場合には、Javaアプレット322は、S520において、そのアイテムに対応するアニメーションをメインパネル4のビュー領域41上で表示した後に、S521において、クリックされたアイテムに対応する世話コマンド(水アップコマンド,水ダウンコマンド,日当りアップコマンド,日当たりダウンコマンド,肥料アップコマンド,肥料ダウンコマンド)をインターポットサーブレット220に送信する。その後、Javaアプレット322は、この世話コマンドに応じて木の状態がどのように変わったかを確認するために、処理をS524に進める。
【0116】
何れかの世話コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理を図10のS117からS118に進め、このS118において、世話コマンドを受信したと判定して、処理をS123に進める。このS123では、インターポットサーブレット220は、最新に送信した区画情報2224中の「水」,「日当り」,「肥料」の値を、受信したコマンドの種類に応じて変更する。このS123を完了すると、インターポットサーブレット220は、処理をS117に戻す。
【0117】
話変わって、Javaアプレット322は、その他のアイコン(ブラウザ321上に表示されている図示せぬ「閉じる」ボタンを除く)がクリックされたと図14のS511にて判定した場合には、S522において、クリックされたアイコンに対応する処理を実行する。この処理には、何れかのコマンドをインターポットサーブレット220へ送信する処理も含まれている。このS522を完了すると、Javaアプレット322は、処理をS509に戻す。
【0118】
S522によって送信された何れかのコマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理をS117からS118に進め、更にS124に進める。このS124において、インターポットサーブレット220は、受信したコマンドに対応する処理を実行する。このS124を完了すると、インターポットサーブレット220は、処理をS117に戻す。
【0119】
話変わって、Javaアプレット322は、「閉じる」ボタンがクリックされたと図14のS511にて判定した場合には、S525において、終了コマンドをインターポットサーブレット220へ送信する。このS525を完了すると、Javaアプレット322は全処理を終了して、RAM32上から削除される。
【0120】
終了コマンドを受信したインターポットサーブレット220は、処理をS117からS118へ進め、S118において終了コマンドを受信したと判定して、全処理を終了して、RAM22から削除される。
(実施形態による作用)
以上のように構成された本実施形態のネットワーク育成ゲームシステムによると、或る区画に関して、その区画の所有者は、この区画への種まきや木の育成,この区画への置物の設置,看板(表紙)へのメッセージの書き込み,等、あらゆる形態のアクセスを全面的に行うことができる。また、その区画の所有者以外のインターポット会員(即ち、その区画以外の区画の所有者)は、その区画への種まきや木の育成,並びに、置物の設置はできないが、その区画へ訪問して看板(2頁目以降)にメッセージの書き込みを行うことはできる。従って、この看板を介して、その区画の所有者とコミュニケーションを行うことが可能である。これに対して、非会員(ゲスト)は、その区画を訪問して鑑賞をすることしか、アクセス形態が許されていない。従って、ゲストは、インターポットがどのようなネットワーク育成ゲームシステムであってその世界においてインターポット会員がどのようなコミュニケーションを行っているかを知ることができても、自己の存在をインターポット会員に認識せしめることは不可能である。従って、このストレスが、このようなゲストをインターポットに入会させる契機として強く作用するので、インターポット会員数が加速度的に増加し、購入者がつく区画が増加することによって多様な形態の木がインターポット世界全体に生育することになる。このように、本実施形態によると、多数の会員が参加した多様な仮想空間が実現できるようになる。
【0121】
【発明の効果】
以上のように構成された本発明によると、サーバが定義する共通の仮想空間内にてサービス会員に仮想生物を育成させるネットワーク育成ゲームシステムにおいて、或るサービス会員が育成している仮想生物に対するアクセスレベルを、他のサービス会員と非会員との間で差を付けることにより、非会員に対してサービスへの加入を促進し、もって、多数の個性ある仮想生物を仮想空間内にて生成させることによって、サービス自体の魅力を加速度的に増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態であるネットワーク育成ゲームシステムの概略構成図
【図2】 図1に示すゾーンマップ保持部に保持されているゾーンマップ
【図3】 育成される木の構成を示すツリー図
【図4】 図1に示す木条件リストのデータ構成を示す表
【図5】 図1に示す区画情報に格納されている木状態のデータ構成を示す表
【図6】 図1に示す各地域サーバによる処理内容を示すフローチャート
【図7】 図6のS705にて実行される各区画の木の成長処理サブルーチンを示すフローチャート
【図8】 図1に示すブラウザによる処理内容を示すフローチャート
【図9】 図1に示す各インターポットサーブレットによる処理内容を示すフローチャート
【図10】 図1に示す各インターポットサーブレットによる処理内容を示すフローチャート
【図11】 図9のS104にて実行される入会手続処理サブルーチンを示すフローチャート
【図12】 図9のS104にて実行される入会手続処理サブルーチンを示すフローチャート
【図13】 図10のS122にて実行される看板管理処理サブルーチンを示すフローチャート
【図14】 図1に示すJavaアプレット又はハードディスク内のアプリケーションによる処理内容を示すフローチャート
【図15】 図14のS523にて実行される看板処理サブルーチンを示すフローチャート
【図16】 S101にて送信されるhtlmに基づくホームページの画面
【図17】 S214にて送信される種選択画面データに基づく種選択画面
【図18】 メインパネルのフレーム構造を示す図
【図19】 メインパネルの表示例
【図20】 看板の表紙の画面
【図21】 落書き描画モードにおける看板の画面
【図22】 アイテム表示ウインドウの表示例
【符号の説明】
1 インターネット
2 サーバシステム
21 CPU
22 RAM
23 ハードディスク
31 CPU
32 RAM
33 入力装置
220 インターポットサーブレット
221 世界サーバ
222 地域サーバ
231 サーバプログラム
232 Javaアプレットのクラスファイル
321 ブラウザ
322 Javaアプレット
2211 時刻管理部
2212 会員情報管理部
2221 ゾーンマップ保持部
2222 天候管理部
2223 木条件リスト
2224 区画情報

Claims (4)

  1. サーバが定義する共通の仮想空間を多数の区画に分割し、夫々をクライアント端末を介してこのサーバにアクセスして来るサービス会員に付与し、各サービス会員は自己が付与された区画に仮想生物を育成するゲームサービスを提供するネットワーク育成ゲームシステムにおいて、
    前記サーバは、
    前記サービス会員の識別情報を登録する会員情報管理部と、
    記区画毎に、その区画が付与されたサービス会員の識別情報と、その区画にて育成される仮想生物の状態を定義し、前記クライアントに送信された際に当該仮想生物の画像を合成させる第1種パラメータと、この仮想生物の育成条件の一部をなす第2種パラメータと、前記クライアントに送信された際にその区画に関するメッセージを表示させるためのメッセージデータとを保持すると共に、所定の周期毎に、その時点で保持している前記第2種パラメータに基づいて、前記育成条件に従って前記第1種パラメータを更新する区画管理部と、
    前記クライアント端末から特定の区画についての前記第1種パラメータの要求を受信した場合には、該当する区画の第1種パラメータを要求元のクライアント端末に送信し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータの要求を受信した場合には、該当する区画のメッセージデータを要求元のクライアント端末に送信し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第2種パラメータの変更コマンドを受信すると、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が前記区画管理部に登録されているオペレータによる場合に限って所定のルールに従って当該区画の前記第2種パラメータを変更し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータを受信すると、前記クライアント端末のオペレータの識別情報が前記会員情報管理部に登録されている場合に限って当該メッセージデータを前記区画管理部に登録する制御部と
    を備えることを特徴とするネットワーク育成ゲームシステム。
  2. 前記クライアント端末は、前記サーバから受信した前記第1種パラメータに基づいて前記仮想生物の画像を合成する画像合成部と、前記サーバから受信した前記メッセージデータが示すメッセージを表示するメッセージ表示部と、前記オペレータによる操作に応じて、前記メッセージデータを生成するメッセージ生成部と、前記オペレータによる操作に応じて、前記第1種パラメータ及び前記メッセージデータの要求,前記変更コマンド,及び、前記メッセージ生成部によって生成されたメッセージデータを前記サーバへ送信する送信部とを備えることを特徴とする請求項1記載のネットワーク育成ゲームシステム。
  3. 前記サーバの制御部は、個々の区画に関して、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が前記区画管理部に登録されているオペレータのクライアント端末に対して、所有者である旨を通知し、前記クライアント端末の送信部は、前記所有者である旨が通知されている場合に限って、前記変更コマンドを前記サーバへ送信することを特徴とする請求項記載のネットワーク育成ゲームシステム。
  4. ネットワークを介してクライアント端末に接続されるコンピュータに対して、仮想空間を定義させるとともに、当該仮想空間を多数の区画に分割し、夫々をクライアント端末を介してこのサーバにアクセスして来るサービス会員に付与し、各サービス会員は自己が付与された区画に仮想生物を育成させるネットワーク育成ゲームを実行させるプログラムを格納したコンピュータ可読媒体であって、
    前記コンピュータ
    前記サービス会員の識別情報を登録させる手段
    前記区画毎に、その区画が付与されたサービス会員の識別情報と、その区画にて育成される仮想生物の状態を定義し、前記クライアントに送信された際に当該仮想生物の画像を合成させる第1種パラメータと、この仮想生物の育成条件の一部をなす第2種パラメータと、前記クライアントに送信された際にその区画に関するメッセージを表示させるためのメッセージデータとを保持させる手段
    前記クライアント端末から特定の区画についての前記第1種パラメータの要求を受信した場合には、該当する区画の第1種パラメータを要求元のクライアント端末に送信させ、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータの要求を受信した場合には、該当する区画のメッセージデータを要求元のクライアント端末に送信させ、前記クライアント端末から特定の区画についての前記第2種パラメータの変更コマンドを受信すると、その区画が付与されたサービス会員であるとしてその識別情報が登録されているオペレータによる場合に限って所定のルールに従って当該区画の前記第2種パラメータを変更し、前記クライアント端末から特定の区画についての前記メッセージデータを受信すると、前記クライアント端末のオペレータの識別情報が登録されている場合に限ってこのメッセージデータを登録させる手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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