JP4117043B2 - 自動変速機油組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は自動変速機油組成物に関し、更に詳しくは、スリップロックアップ装置付き自動変速機用潤滑油及び/又はベルト式CVT(無段変速機)自動変速機用潤滑油に好適な自動変速機油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のエンジンで発生した力はロックアップ自動変速機又はスリップロックアップ自動変速機を通り、ギヤーからタイヤと伝達されていた。最近、省燃費の要求および乗り心地の改良の面から新自動変速システムが開発されている。該システムにおいては、力はエンジン,スリップロックアップ装置,ベルト式CVT,ギヤー,タイヤの順か、エンジン,ベルト式CVT,スリップロックアップ装置,ギヤー,タイヤの順に伝達される。しかし、この新自動変速システムには問題点が2つある。第1の問題はスリップロックアップ装置の出力側のトルク変動が発生し、車体が振動する。即ち、シャダー現象が発生する。第2の問題はベルト式CVTの出力側の回転数に変動が発生し、車内に異常音が聞こえる。即ち、スクラッチノイズ現象が発生する。この2つの問題は新車から発生する場合とある走行距離になると発生する場合があるが、いずれの場合も潤滑油で解決するよう求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記観点からなされたもので、スリップロックアップ装置に対してはシャダー防止長寿命の性能を有し、ベルト式CVT装置に対してはスクラッチノイズ防止長寿命の性能を有する自動変速機油組成物を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、特定のCa−スルホネートと亜リン酸エステル類を添加剤として使用することにより本発明の目的を効果的に達成しうることを見出し本発明を完成したものである。
すなわち、本発明は、基油に、(A)全塩基価50〜100mgKOH/gを有するCa−スルホネート、及び(B)亜リン酸エステル類を配合してなる自動変速機油組成物、更に、(C)サルコシン誘導体、(D)カルボン酸とアミンの反応生成物から選ばれる少なくとも一種の摩擦調整剤を配合してなる自動変速機油組成物を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を説明する。
先ず、本発明の自動変速機用潤滑油組成物においては、基油として鉱油及び/又は合成油が用いられる。この鉱油や合成油については、一般に変速機油の基油として用いられているものであればよく、特に制限はないが、100℃における動粘度が1〜20mm2 /s、特に2〜10mm2 /sの範囲にあるものが好適である。基油の動粘度が高すぎると、低温粘度が悪化し、逆に、低すぎると、自動変速機のギヤ軸受、クラッチ等の摺動部において摩耗が増加し好ましくない。また、この基油の低温流動性の指標である流動点については特に制限はないが、−10℃以下であるのが望ましい。
【0006】
このような鉱油,合成油は各種のものがあり、用途などに応じて適宜選定すればよい。鉱油としては、例えばパラフィン系鉱油,ナフテン系鉱油,中間基系鉱油などが挙げられ、具体例としては、溶剤精製または水添精製による軽質ニュートラル油,中質ニュートラル油,重質ニュートラル油,ブライトストックなどを挙げることができる。
【0007】
一方合成油としては、例えば、ポリα−オレフィン,α−オレフィンコポリマー,ポリブテン,アルキルベンゼン,ポリオールエステル,二塩基酸エステル,ポリオキシアルキレングリコール,ポリオキシアルキレングリコールエステル,ポリオキシアルキレングリコールエーテル,ヒンダードエステル,シリコーンオイルなどを挙げることができる。
【0008】
これらの基油は、それぞれ単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができ、鉱油と合成油を組み合わせて使用してもよい。
本発明においては、上記基油に粘度指数向上剤を含有することが好ましい。使用できる粘度指数向上剤としては、エチレン−プロピレン共重合体などのオレフィン(共)重合体,ポリメタクリレート,ポリイソブチレン等が好ましく使用され、低温特性の点から、ポリメタクリレートが特に好ましく使用される。その分子量としては、剪断安定性などの点から数平均分子量で10,000〜1,000,000、更に10,000〜100,000、特に10,000〜70,000の範囲にあることが好ましい。また、上記粘度指数向上剤を配合した基油としては、特に、低温始動性能の点から、粘度指数(VI)が130以上、特に160以上であるものが好ましく使用される。
【0009】
次に、基油に配合される(A)〜(D)成分について説明する。
(A)成分
過塩基性Ca−スルホネートは、各種スルホン酸のカルシウム金属塩であり、通常、各種スルホン酸のカルシウム金属塩を炭酸化する方法により得られる。スルホン酸としては、芳香族石油スルホン酸、アルキルスルホン酸、アリールスルホン酸、アルキルアリールスルホン酸等があり、具体的には、ドデシルベンゼンスルホン酸、ジラウリルセチルベンゼンスルホン酸、パラフィンワックス置換ベンゼンスルホン酸、ポリオレフィン置換ベンゼンスルホン酸、ポリイソブチレン置換ベンゼンスルホン酸、ナフタレンスルホン酸などを挙げることができる。
【0010】
上記過塩基性Ca−スルホネートの全塩基価は50〜100mgKOH/g、好ましくは60〜90mgKOH/gである。全塩基価が高すぎると、ベルト式CVTのスクラッチノイズ防止寿命が短く、全塩基価が低すぎると、ベルト式CVTのスクラッチノイズ防止性能が劣り好ましくない。なお、全塩基価はJIS
K−2501(過塩素酸法)で測定された値である。
過塩基性Ca−スルホネートは、基油に対して、組成物全量基準で、好ましくは0.1〜5重量%、より好ましくは0.3〜3重量%の割合で配合される。
【0011】
(B)成分
亜リン酸エステル類は、下記の一般式(I),(II)で表される亜リン酸エステル,酸性亜リン酸エステルを包含する。
【0012】
【化1】
【0013】
【化2】
【0014】
上記一般式(I),(II)において、R1 〜R3 は炭素数4〜30のアルキル基,アルケニル基,アルキルアリール基及びアリールアルキル基を示し、R1 〜R3 は同一でも異なっていてもよい。
亜リン酸エステルとしては、具体的には、例えばトリエチルホスファイト,トリブチルホスファイト,トリフェニルホスファイト,トリクレジルホスファイト,トリ(ノニルフェニル)ホスファイト,トリ(2−エチルヘキシル)ホスファイト,トリデシルホスファイト,トリラウリルホスファイト,トリイソオクチルホスファイト,ジフェニルイソデシルホスファイト,トリステアリルホスファイト,トリオレイルホスファイトなどを挙げることができる。
【0015】
酸性亜リン酸エステルとしては、具体的には、例えばジブチルハイドロゲンホスファイト,ジラウリルハイドロゲンホスファイト,ジオレイルハイドゲンホスファイト,ジステアリルハイドロゲンホスファイト,ジフェニルハイドロゲンホスファイトなどを挙げることができる。
以上の亜リン酸エステル類の中で、ジラウリルハイドロゲンホスファイト,ジオレイルハイドゲンホスファイト,ジステアリルハイドロゲンホスファイト等の酸性亜リン酸エステルが好適である。
【0016】
亜リン酸エステル類は、基油に対して、組成物全量基準で、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.1〜3重量%の割合で配合される。
本発明は、基油に、上記(A),(B)成分を配合するだけで目的を達成することができるが、更に所望により、下記の(C),(D)から選ばれる摩擦調整剤を配合すると好ましい態様となる。
(C)成分
サルコシン誘導体は、オレイルサルコシン,ステアリルサルコシン等のN−アシル化サルコシンが好適に使用される。
(D)成分
アミンと反応させるカルボン酸としては、脂肪族カルボン酸,脂肪族ジカルボン酸(二塩基酸),芳香族カルボン酸があり、ここで脂肪族カルボン酸については、炭素数8〜30で、飽和,不飽和のいずれであってもよく、また、直鎖,分岐のいずれであってもよい。脂肪族カルボン酸の具体例を示すと、ペラルゴン酸,ラウリン酸,トリデカン酸,ミリスチン酸,パルミチン酸,ステアリン酸,イソステアリン酸,エイコサン酸,ベヘン酸,トリアコンタン酸,カプロレイン酸,ウンデシレン酸,オレイン酸,リノレン酸,エルカ酸,リノール酸などがある。脂肪族ジカルボン酸の具体例を示すと、オクタデシルコハク酸,オクタデセニルコハク酸,アジピン酸,アゼライン酸,セバシン酸などがある。また、芳香族カルボン酸についてはサリチル酸などがある。
【0017】
一方、カルボン酸と反応させるアミンとしては、ジエチレントリアミン,トリエチレンテトラミン,テトラエチレンペンタミン,ペンタエチレンヘキサミン,ヘキサエチレンヘプタミン,ヘプタエチレンオクタミン,ジプロピレントリアミン,テトラプロピレンペンタミン,ヘキサブチレンヘプタミンなどのポリアルキレンポリアミン、モノエタノールアミン,ジエタノールアミンなどのアルカノールアミンを挙げることができる。
【0018】
なかでも、イソステアリン酸とテトラエチレンペンタミン,オレイン酸とジエタノールアミンなどの組み合わせが好適である。
(C),(D)成分はそれぞれ、基油に対して、組成物全量基準で、好ましくは0.01〜5重量%、より好ましくは0.1〜4重量%の割合で配合される。
本発明の自動変速機油組成物には、上記各成分に加え、更に必要に応じて、非鉄金属の腐食防止などの点から銅不活性剤などの金属不活性剤、酸化防止剤、無灰分散剤、消泡剤などを適宜配合することができる。
【0019】
金属不活性剤としては、例えば、ベンゾトリアゾール,チアジアゾール等があり、通常、組成物全量基準で、0.01〜5重量%の割合で使用される。
酸化防止剤としては、例えば、アルキル化ジフェニルアミン,フェニル−α−ナフチルアミン,アルキル化−α−ナフチルアミン等のアミン系酸化防止剤、ジアルキルチオジプロピオネート、ジアルキルジチオカルバミン酸誘導体(金属塩は除く)、ビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)サルファイド、メルカプトベンゾチアゾール、五硫化リンとオレフィンの反応生成物、硫化ジセチル等の硫黄系酸化防止剤を挙げることができ、通常、組成物全量基準で、0.05〜3重量%の割合で使用される。
【0020】
無灰分散剤としては、例えば、ポリアルケニルイミド系,ベンジルアミン系等があり、通常、組成物全量基準で、0.05〜5重量%の割合で使用される。
消泡剤としては、例えば、シリコーン系化合物,エステル系化合物等があり、通常、組成物全量基準で、0.05〜5重量%の割合で使用される。
【0021】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例,比較例における各種性能試験法を下記の要領で行った。
【0022】
(1)スリップロックアップ装置におけるシャダー防止性能及び伝達トルク容量(1−a)シャダー防止性能
試験機として低速すべり試験機(以下LVFAという)を用い、次の実験条件で、μL 及びμH を各々測定し、μL /μH 比を算出した。
実験条件(ならし直後)
・摩擦材: 湿式ペーパ材
・油温: 80℃
・油量: 150cc
・面圧: 10kgf/cm2
μL ・・・相対スリップ速度0.3m/sにおける摩擦係数
μH ・・・相対スリップ速度0.9m/sにおける摩擦係数
評価方法
μL /μH 比をシャダー防止性能指数とし、シャダー防止効果の判断基準とした。μL /μH ≦1であれば実機でシャダーが発生しないことが確認されているので、シャダー防止性能としては、シャダー防止性能指数が1.00以下であるものが優れているものと評価される。
【0023】
(1−b)シャダー防止寿命
試験機としてLVFAを用いて、次の実験条件で連続スリップ耐久試験を行った。
実験条件
・摩擦材: 湿式ペーパ材
・油温: 120℃
・油量: 150cc
・面圧: 10kgf/cm2
・速度 0.9m/s
評価方法
μL /μH 比が1.0を超える時間で評価した。
【0024】
(1−c)伝達トルク容量
試験機としてSAE No2摩擦試験機を用い、次の条件でDynamic試験及びStatic試験を実施した。
・摩擦材: 湿式ペーパ材
・油温: 110℃
・油量: 800cc
・面圧: 8kgf/cm2
〔Danamic試験〕
摩擦材を回転数3000rpm、慣性重量3.0kgf・cm・s2 で無負荷回転し、スチールプレートで摩擦材を挟み込むように圧力を加え、回転を停止させる。
〔Static試験〕
摩擦材をスチールプレートで挟み込むように圧力を加え、回転数0.72rpmで摩擦材を回転させ、その時に発生する回転トルクから摩擦係数を算出する。低速回転で滑り出す最大トルク時の静止摩擦係数μS を測定する。
評価方法
伝達トルク容量の評価はSAE No.2試験での静止摩擦係数μS により行い、μS が0.12以上で高いほど伝達トルク容量が大きいと評価される。
【0025】
(2)ベルト式CVTにおけるスクラッチノイズ防止性能及び伝達トルク容量
(2−a)スクラッチノイズ防止性能
試験機として二平面試験機を用い、次の実験条件で、μL 及びμH を各々測定し、μL /μH 比を算出した。
実験条件
・摩擦材: 鋼−鋼
・油温: 130℃
・油量: 500cc
・面圧: 22kgf/cm2
μL ・・・相対スリップ速度0.05m/sにおける摩擦係数
μH ・・・相対スリップ速度0.20m/sにおける摩擦係数
評価方法
μL /μH 比をスクラッチノイズ防止性能指数とし、スクラッチノイズ防止効果の判断基準とした。μL /μH ≦1であれば実機でスクラッチノイズが発生しないことが確認されているので、スクラッチノイズ防止性能としては、スクラッチノイズ防止性能指数が1.00以下であるものが優れているものと評価される。
【0026】
(2−b)スクラッチノイズ防止寿命
ISOT試験(JIS K−2514に準拠;油温150℃,48hr)により劣化油を製造し、劣化油について、前記の実験条件で二平面試験機を用いてμL 及びμH を測定し、スクラッチノイズ防止性能指数(μL /μH 比)を求め評価した。スクラッチノイズ防止寿命としては、スクラッチノイズ防止性能指数が1.00以下であると優れているものと評価される。
【0027】
(2−c)伝達トルク容量
試験機として二平面試験機を用い、次の条件で、相対スリップ速度0.05m/sの摩擦係数μT を測定する。
・摩擦材: 鋼−鋼
・油温: 100℃
・油量: 500cc
・面圧: 110kgf/cm2
評価方法
伝達トルク容量の評価は摩擦係数μT により行い、μT が0.11以上で高いほど伝達トルク容量が大きいと評価される。
〔実施例1〜6,比較例1〜6〕
第1表に示す割合で、基油に各成分を配合し、実施例及び比較例の自動変速機油組成物を調製した。これら実施例と比較例につき前記の各種性能試験を行った。その結果を第1表に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
*1 パラフィン系鉱油,動粘度5.0mm2 /s(100℃)
*2 数平均分子量50,000
*3 全塩基価80mgKOH/g(JIS K−2501:過塩素酸法)
*4 全塩基価400mgKOH/g(JIS K−2501:過塩素酸法)
*5 ジオレイルハイドロゲンホスファイト
*6 トリクレジルホスフェートアミン塩
*7 オレイルサルコシン
*8 イソステアリン酸とテトラエチレンペンタミンの反応生成物
*9 酸化防止剤,無灰分散剤,金属不活性化剤,消泡剤
第1表より、比較例1〜3の組成物はスクラッチノイズ防止寿命(ISOT試験後のμL /μH 比)で不合格で、比較例4〜6の組成物はシャダー防止寿命(μL /μH 比が1.0を超える時間)で不合格であることが判る。
【0033】
【発明の効果】
本発明の自動変速機油組成物は、スリップロックアップ装置に対してはシャダー防止長寿命の性能を有し、ベルト式CVT装置に対してはスクラッチノイズ防止長寿命の性能を有するもので、特にスリップロックアップ装置付き自動変速機用潤滑油及び/又はベルト式CVT(無段変速機)自動変速機用潤滑油に好適な自動変速機油組成物である。
Claims (6)
- 基油に、(A)全塩基価50〜100mgKOH/gを有するCa−スルホネート、(B)亜リン酸エステル類、摩擦調整剤として(C)サルコシン誘導体及び(D)カルボン酸とアミンの反応生成物を配合してなる自動変速機油組成物。
- シャダー防止長寿命の性能及びスクラッチノイズ防止長寿命の性能を有する請求項1記載の自動変速機油組成物。
- 基油が粘度指数向上剤を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機油組成物。
- 自動変速機油組成物がスリップロックアップ装置付き自動変速機用潤滑油である請求項1〜3のいずれかに記載の自動変速機油組成物。
- 自動変速機油組成物がベルト式CVT自動変速機用潤滑油である請求項1〜3のいずれかに記載の自動変速機油組成物。
- 自動変速機油組成物がスリップロックアップ装置とベルト式CVTを併用する自動変速機用潤滑油である請求項1〜3のいずれかに記載の自動変速機油組成物。
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